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2005.06.11

大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。

◆フジ子・ヘミングが上手い、と思う方。他のピアニストの演奏も聴いてみましょう。

 このピアニストを最初に取り上げたのは、てっきりフジテレビのバカかいずれにせよ、民放だとおもっていたのだが、そうではなくて、NHKだと知って唖然とした。

 結論から述べるが、この人物はプロの演奏家として、十分な音楽性も、テクニックも持っていない。特異な経歴と風変わりの容貌は、テレビ屋にとっては、格好の数字を稼げるキャラクターであろうが、何が「魂のピアニスト」だ。

日本人は浪花節が好きだから、「心で歌う」というと珍重され、「テクニック」というと「冷たさ」を連想するようだ。

芸術は、確かに精神活動だが、表現するに必要なテクニック、しかも、素人とは次元の違うテクニックを持っているようでなければ、プロフェッショナルとはいえない。

ジュリアード音楽院で数々の名ヴァイオリニストを育てた鬼教師、イワン・ガラミアン教授の"Cry now. Play later."(今泣いて、後で弾け)とは、そういう意味である。

◆あんなトロいのは、「ラ・カンパネラ」ではない。

 他人がどんな音楽のどんな演奏を好もうが、私がとやかく言うべきでないことぐらいは、私とて承知しているが、このオバサンばかりは我慢がならん。

 リストのピアノ曲などというものは、テクニックを「見せる」ためにある。音楽的な価値という点では、ショパンや、シューマンや、ましてやモーツァルトやバッハと比べるのも失礼な作曲家なのだ。

 ラ・カンパネラはもともと、ヴァイオリンの奇才、パガニーニのヴァイオリンコンチェルトの主題をそのまま使って書いたピアノ曲だ。それに、リストがさまざまな修飾を施して、ピアノ独奏用の曲にした。

とにかく難しいテクニックのてんこ盛りである。それを如何に、スピード感を維持して弾ききるか、というのがピアニストのうでの見せ所なのだ。

 ところが、フジ子・ヘミングのテンポ設定は遅すぎる。早く弾けるのに独自の解釈で遅く弾いているのではない。本来のテンポでは弾けないから、遅く弾いているのだ。彼女がチェコのオーケストラ(天下のチェコ・フィルではない、2流どころ)とチャイコフスキーのコンチェルトを合わせるのを聴いて、良く分かった。

 絶対的なテクニックが不足しているのである。

 プロのピアニストたるもの、「カンパネラ」に限らず、楽譜に指定された、本来のテンポで弾けないのなら、その曲を客の前で弾いて、或いは録音をして、カネを取るべきではない。

 そういう人物が、マスコミに乗せられて、自分が上手くなったつもりでいる。他のピアニストで「カンパネラ」を聴いたことがない人はそれでだませるだろう。

 しかし、他の音楽家や長く音楽を聴いている聴衆はあきれている。私は、演奏家をこれほど酷評するのは初めてだ。それほど、許せないほど、ヘタクソなのである。

◆【追加】コメントを書き込む前に。

このエントリー(記事)をアップしてから5年が経ちますが、当ブログで最もアクセスが多い記事なのです。
コメントを書いて下さるのは、原則的に有難いのですが、あまにも幼稚で、ただ罵詈雑言が羅列してある
ようなものは、レスをするのもアホ臭いので、IPアドレスがわかりますから永久にコメント書き込み不可に
させていただきます。
そして、フジ子・ヘミングさんのピアノがヘタクソだといわれて、反論なさるのは結構ですが、その前に、
比較的最近(2010年2月)書いた、自分と他人の区別が付かない人々。
という文章をご一読頂きたいと思います。これは、

自分が良い演奏だと思うのなら、「それが分からないJIROはバカだ」と思っていればいいではないか。
という趣旨です。ご参考までに。

◆【追加】本物のラ・カンパネラを聴いてご覧なさい。

ときどき、テレビで思い出したように「フジ子・ヘミング」を放送すると、このエントリーへのアクセスが増える。
今日(2007年07月01日(日))も何かやったらしいですね。
折角だから、本物の「ラ・カンパネラ」をお聴かせしましょう。

la Campanella

これが、本来のテンポと、ダイナミックス(音の強さ)なのです。
お分かりになったでしょうか。

◆Enpitu経由で届いたメール。
こういうことを書いても仕方がない、という見本です。
「だから、所詮、フジ子・ヘミングファンは・・・・」という私の偏見を強めるだけです。
2010年10月03日(日)に届いたメールです。

名前:愚者に気付く凡人 ( a@ezweb.ne.jp )
件名:あんた弾けんの?
あれ以上のピアノをあんたが弾けるってんなら公開してみろよ。
聞いて批評するだけならこんな文を公にする意味ねーだろ。
良いか悪いかってんならともかく、ヘタクソと言ったからにはもちろん弾く側なんだろうな?
日本語わかって載せてるんだろうから、公開してみろよ。
聴いて判断してやるよ。本当にヘタクソだったかどうか。
他の名演奏者を並べて誤魔化すなよ。
ヘタクソといえるのはあんたが挙げた演奏者自身だろ?
お前は言う資格ねーだろ!
まず日本語から学べ! ドアホ!!
IPアドレス 122.133.4.32
ホスト名 FL1-122-133-4-32.aom.mesh.ad.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 光
都道府県 青森県

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クラシック音楽」カテゴリの記事

コメント

うーん…音楽評論は素晴らしいのに文章力のなさ、というか子供っぽさが目についてしまいました。批判的なコメントにも対して「この人は~だ」と音楽とは関係のない分析まがいの突っ掛かりをやめて冷静に対応した方がいいのではないかな、と感じましたね。
では。

投稿: ヨハン | 2012.03.07 18:11

はじめまして。私はRRと申します。クラシック音楽は、幼少時から聞いていたのですが、本格的にかじり始めて一年というところの初心者です。1年くらい前に、何がきっかけだったかは、はっきりと覚えていないのですが(おそらくのだめの影響でしょうか)ふと、リストやショパンやラフマニノフを聞きたくなって、TSUTAYAに借りに行きました。その時は、フジコヘミングも悲運なピアニストという程度の知識しかなく、新聞の下のほうのCD広告をみたときも不運な人だ、でも肝心の演奏どうなんだろうか、程度のものでした。CDを探している途中、フジコヘミングの「奇蹟のカンパネラ」のCDをみつけ、借りようとしたのですがハンガリー狂詩曲第2番が入っていないという理由で借りるのを見送ったのです。本当に見送ってよかったです。もし、借りていたら、下手すると、私もフジコヘミング教徒になっていたかもしれません。前置きが長くなって済みません。ここからが本題なのですが、私もフジコヘミングの演奏は、音があまりきれいではなく、好きではありませんし、良い演奏だとも思いません。よくフジコヘミングはテクニックがないといわれていますが、テクニック云々の事は、JIROさんや他の方が述べられている通りだと思います。そもそもフジコヘミングのは表現力もないでしょう。ドビュッシーの前奏曲第8番「亜麻色の髪の乙女」を聴いた時に、ミケランジェリやギーゼキングを愛聴していると、彼女の演奏は論外としか思えなくなります。あまり技術のいらない曲でも良い演奏ではありませんでした。ドビュッシーの独特の感じがまったく出ていず、音が濁って強弱が不自然で不愉快でした。JIROさんがお怒りになるのも正しいです。しかし、私のフジコヘミング現象に対する怒りの矛先は、本人と言うより、むしろとても偏った見方をしているフジコヘミングファン(教徒)です。彼女の演奏を聴いて感動しているのは、演奏ではなく、メディアからの情報(過去の人生など)でしょう。または、ピアノそのものの音色がいいからなのか、曲自体が親しみやすいからかのどちらかでしょう。フジコヘミング演奏と銘打っていおいて、MIDIの演奏をyoutubeに投稿すると、感動した。素晴らしい。等のコメントが寄せられる可能性は高いです。そして他のピアニストを聞いてもいないのに、機械やらただ速いだけやらテクニックを誇示しているだけやら情緒がないやら言ってきます。youtube等の動画に何か、批判のコメントをすると、決まって「あなたはフジコヘミングより上手いのですか」とか「フジコのように弾けるのか」とか「自信過剰かただの嫉妬だ」とかめちゃくちゃな事を言ってきます。そして、私たちクラシックファンを頭かたいとか、機械のような演奏しか聴かないとか完璧な演奏しか聴かないとか左脳で聞いて、理屈っぽい批評を述べてくるとかとても偏見に満ちた目で見られています。また、じゃあコルトーも聞かないのか、という反論もありそうですが、一緒にするのも愚かしい事でしょう。月とすっぽんです。私もリストのため息にコメントしたのですが、やはり上のような返事だらけでした。そこで、ボレットの演奏を薦めたのですが....フジコの演奏のコメント欄はこのようなことだらけです。本当に腹が立ちます。私も好きな演奏家を批判されえているところをみると、少なくとも心の中では反論しますが、こんなことは言いません。残念ながら、私も愛聴している辻井伸行氏の演奏にも、このような書き込みがあります。盲目だからこそ素晴らしいとか、ふざけるな!と言いたくなります。リスト愛の夢の動画は、そんなコメントのせいで良い演奏がだいなしでした。ひとつ面白い事があります。機械じゃないから完璧じゃなくていもいいと言って辻井氏を絶賛しているのに、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番冒頭でオケとずれた時は、指揮者が相当叩かれています。機械じゃないからいいんじゃないのかよ。って思いますよね。好きなピアニストゆえにもっと正当に評価されてほしいです。のだめや辻井氏など、私も含めこれまで興味のなかった人にクラシックを広めた功績は大きいと思いますが、フジコはそのような事をしていません。他のピアニストは機械だと思わせて(本人もそのような発言をしている)視野が広がらないからです。先述のため息では、ボレットかバレットかしらんが...という書き込みもあります。クラシック音楽を長年聴かれているJIROさんに演奏を進めるのはも傲慢だと思いますが、私は、カンパネラならボレットやジャッド、ハンガリー狂詩曲ならオグドンそしてマツーエフ(カデンツァがジャズ調、必聴です。http://www.youtube.com/watch?v=JCfDSiQBsqA) 感動する音楽と言えばワルター&コロンビアの田園です。クラシックの記事を毎日楽しみにしております。かなりの長文駄文失礼しました。

投稿: RR | 2011.12.11 19:41

MOMOさま、はじめまして。

ご丁寧なコメントをありがとうござます。

しかし、勘違いをしておられるようです。

>クソ。。。は。。。
>ほかに適当な言葉はなかったのでしょうか?><。
>演奏自体を客観的に評価し下手だと評価するに限ります。

>それ以上、いくら認められないにしてもご自分の品位を落としてまで汚い言葉をつかうのは
>JIROさんにとって大変もったいないと私は感じましたので。。。。。

私にはもともと品位などございません。
他の記事をお読み頂くとおわかりになりますが、

小泉政権、ブッシュ政権批判を盛んにおこなっていたときなど、
連日、

「ざけんじゃねえよ。この野郎、いい加減張り倒すぞ」

という田夫野人のごとき野卑な言葉を使っても何とも思わないのが私でございます。
品位を落としているのではありません。
元来、私は下品な人間なのでございます。

ご期待に添えず申し訳ありません。

投稿: JIRO | 2011.12.05 20:40

こんばんわ。
はじめましてMOMOと申します。
日記といいますか、この記事を拝見させていただきました。

JIROさんのおっしゃることはごもっともです。
とてもまじめに、そして各評価、批評を見ますと、
大変各曲や奏者の要点をつかまれておられると感じました。
そのための労力は相当なものと察します。好きだからこそなせる業ですかねw
大変好感をもって拝見さしていただきました。
99.999%ほど私もJIROさんのおっしゃられることには同感です。
ただ以下の点については大変残念に思いましたのでコメントさせていただきました。

記事中の記載で
・何と言われようと、私はこの人は、問題外で、客からカネをとって演奏を聴かせるレベルの達していない、「ピアノを弾く人」
ごもっともです。私も同感です。

・あなたがヘミング女史を評価するのは自由です。
これもごもっともです。

・ヘタクソを好む自由は誰にでもあります。これからもフジ子・ヘミング女史の演奏をお楽しみになったらいいでしょう。
。。。ここです
ここが残念すぎて、、、JIROさんが音楽を愛し、芸術に感動し、繊細な違いをとらえられる感性をお持ち
と私が感じた方だからこそ。
いくら、プロ風味の演奏者系タレントという新ジャンル(笑)で活動をされているフジ子氏やその崇拝者の
方々を忌み嫌い、認められないものと感じようとも
クソ。。。は。。。
ほかに適当な言葉はなかったのでしょうか?><。
演奏自体を客観的に評価し下手だと評価するに限ります。

それ以上、いくら認められないにしてもご自分の品位を落としてまで汚い言葉をつかうのは
JIROさんにとって大変もったいないと私は感じましたので。。。。。

すいません好感を持てた方のことでしたので
おせっかいと感じつつもコメントさせていただきました。
JIROさんの気持ちは私もとってもとっても同感できるものですが
ちょっと小言みたいになってしまいました。

失礼致しました。


追伸
アンドレ・ワッツのラ・カンパネラはやっぱり好きです。
一時期、ちょっぴりアリス・沙良・オットに浮気していましたが(笑)

投稿: MOMO | 2011.12.05 00:55

峰フジ子大好きさん、はじめまして。JIROです。

折角、ご丁寧なコメントを頂戴しておきながら、レスが11日後になりましたご無礼をお詫びします。

>まず,この記事を5年以上もの長い間公開し,ていねいにコメントをつけているJIRO様に感服申し上げます.
>本ブログへのアクセスがこのように盛況であるのは,フジコ・ヘミングの演奏に不満を感じた人が意見をぶつける場所があんまり無いからです.


過分なおことば、恐縮です。

>テンポの設定に言及されているJIRO様に対し,そればかりが音楽の評価ではない,という輩もいらっしゃる.
>しかし,私はJIRO様と同じかそれ以上に,テンポの設定というのは大事だと思っています.
>フジコのみならず,多くのピアニストに当てはまる問題ではないかと考えています.

おっしゃるとおりです。

>世の中のピアニスト(の演奏)は2種類に分けられます.

>A: テクニックはあるが,自己表現上の観点からゆっくりしたテンポに落として弾いている.
>B: イン・テンポで弾くことが出来ないから,仕方なく何とか心地よく聴こえるように弾いている.

そのとおりですね。

グールドもチェリビダッケも全くその通りですね。 

私の個人的な趣味では、グールドのモーツァルトはちょっと・・・いくら何でも・・・が多すぎるのですが、「解釈」であることは確かです。
チェリビダッケはベートーヴェンに限らず、あまりにもテンポを 落としすぎではないか、との演奏が多く、実は、好みではございませんが、
完全に独自の「解釈」に基づいていることは、明らかで、この点も峰フジ子大好きさんに賛成です。

>私は中村紘子女史の英雄ポロネーズが嫌いです.弾けるところは異常に速く弾いて,
>イン・テンポで弾けないところ(オクターブで弾く2度目の主題部)になるともったいぶって
>テンポがぐっと落ちる.女史のテンポ設定は非常に自己都合的で不自然であります.
>本当に弾ける人は,アシュケナージのようにインテンポで刻んでゆきます.聴いていて小気味よく,さすがだと思います.

中村紘子さんは、毎コンに15歳で優勝し、1960年、NHK交響楽団が世界一周旅行を行った際は、ソリストとして、
ずっと同行した方ですね。 峰フジ子大好きさんがどの年代の方か分かりかねますが、多分お若い(1960年生まれの私から見れば)方
名のだろうと思います。あの人も、以前は、指定のテンポのまま、全曲弾けたのです。最近、全く聴いていないのでわかりませんが、
ご指摘のとおりだとすると、本来引退するべきですね。 

但し、一時期大袈裟なことをいうと、日本で、特に地方講演で「客が入る」ピアニストは、中村紘子さんしかいなかったのです。
今でも、田舎では「ピアニスト=中村紘子」の人が案外多いので、中村さんは或いは本当は、もう、引退なさりたいのに、
「辞められない事情」があるのかもしれません(全く、私の想像の域を出ませんが)。

しかし、近年は、ちょっと・・・不味いですね。おっしゃるとおり音高生の方が技術的には上手いでしょう。
数年前N響とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾いたら、あの冒頭の2番目の低いおとをいきなり間違えたときには、
聴いているこちらの心臓が止まるかと思いました。

>ポリーニやアルゲリッチの演奏会は20000円払ってでも聴きに行きましたが,フジ子氏の演奏に
>10000円も払うのはナンセンスの極みだと思います.Valentina Lisitsa女史はフジコ氏よりも遥かに素晴らしい演奏をweb上で無料で聴かせてくれます.

そのとおりなのですけれども、アダム・スミスではありませんが、価格は需給関係で決まってしまう。
つまり、10,000円を払っても、あのヘタクソを聴きたい、という人が地球上に存在する限り、値崩れしないでしょう。


>JIRO様も比較対象として超一流のピアニストのみを挙げられておりますから,かなり厳しい眼識をお持ちと思います.
>JIRO様が挙げられた超一流以下に列するピアニストの多くは,難曲をきちんと弾けないのにレパートリーとして加え,
>もったいぶったテンポ設定で弾いていると云う例が多かれ少なかれあることをよくご存知でしょう.
>私はもったいつけたテンポでないと弾けない曲は,そもそもプログラムに入れなければ良いと思います.

いますねえ(笑)。これも誠に同感です。作曲者が指定する(ベートーヴェンのシンフォニーの如く、作曲者のテンポ設定自体が
明らかに間違えている、という場合は除き)テンポで弾けない曲を、おカネ取って聴かせてはいけませんね。

と、いうか、そもそも、そういう「苦手曲」がいくつもあるような人は、プロになるべきではありません。


>フジコだって立派な演奏だ,感動できる,と云う(ストライクゾーンの広い)人は,
>ぜひ「小さなホールで小さなリサイタルをしている無名のピアノの先生の演奏会」
>を聴きにゆかれることを推奨したいです.きっと500円とか1000円の入場料で同じかそれ以上に感動できますよ.

フジ子で初めて音楽やピアノに触れた人は、勧めても、他のピアニストを聴こうとしないのです。
もう私は諦めています(笑)。

無名のピアノの先生どころではなく、

東京音楽大学付属音楽教室(辻井伸行君もここの出身者ですが)
http://www.tokyo-ondai.ac.jp/archive/kyousitu/

は、中学3年生までですが、
夏の発表会を毎年7月にトッパンホールで行います。

これは、無料で一般人にも開放されていますが、中学3年生が、ラ・カンパネラどころではなく、
「リゴレット・パラフレーズ」などをサラッと弾くのです。

これが今年のプログラムですが、今年ははっきり言って普段よりも少しレベルが低かったのです。(これでも)↓
http://www.tokyo-ongakudaigaku.jp/archive/kyousitu/pdf/2011717program.pdf

10代の子供ですが、ヘミング女史の100倍ぐらい上手いです。

フジ子・ファンに、是非聴かせてあげたいのですけれどもね(笑)。

投稿: JIRO | 2011.11.24 01:09

まず,この記事を5年以上もの長い間公開し,ていねいにコメントをつけているJIRO様に感服申し上げます.
本ブログへのアクセスがこのように盛況であるのは,フジコ・ヘミングの演奏に不満を感じた人が意見をぶつける場所があんまり無いからです.

テンポの設定に言及されているJIRO様に対し,そればかりが音楽の評価ではない,という輩もいらっしゃる.しかし,私はJIRO様と同じかそれ以上に,テンポの設定というのは大事だと思っています.フジコのみならず,多くのピアニストに当てはまる問題ではないかと考えています.


世の中のピアニスト(の演奏)は2種類に分けられます.

A: テクニックはあるが,自己表現上の観点からゆっくりしたテンポに落として弾いている.
B: イン・テンポで弾くことが出来ないから,仕方なく何とか心地よく聴こえるように弾いている.

グレングールドはAに相当すると思います.例えば,you tubeにもupされているトルコ行進曲,スクリャービンのソナタ3番などは解釈として奥深いと思います.テクニック上の問題で遅くしていると云う様な不自然さは微塵も無く,こだわり・主張が一貫しています.

指揮者では,チェリビダッケ=ミュンヘンフィルがそうでした.異常に遅いベト7などは,作曲者への挑戦かとも思えますが,これも一貫性のある主張が感じられる演奏となっています.

Bについては,例えば,ショパンのエチュードをインテンポですらすらと弾ける人はごく一握りですから,多くのピアニストは多かれ少なかれ妥協策を講じています.ポリーニの歴史的名盤がありますが,現在ではエチュードをきちんと弾ける人はかなり多く居ます.web上で絶賛されているLisitsaもきちんと弾けています.

私は中村紘子女史の英雄ポロネーズが嫌いです.弾けるところは異常に速く弾いて,イン・テンポで弾けないところ(オクターブで弾く2度目の主題部)になるともったいぶってテンポがぐっと落ちる.女史のテンポ設定は非常に自己都合的で不自然であります.本当に弾ける人は,アシュケナージのようにインテンポで刻んでゆきます.聴いていて小気味よく,さすがだと思います.
因みに,フジ子女史も英雄ポロネーズをレパートリとして公開していますが,オクターブで弾く2度目の主題部はぶつ切れです.私も中学生の頃に練習しましたが,ちょうどこんな感じになります.はっきり言って,最近の音大受験生はもう少しまともに弾けます.

ポリーニやアルゲリッチの演奏会は20000円払ってでも聴きに行きましたが,フジ子氏の演奏に10000円も払うのはナンセンスの極みだと思います.Valentina Lisitsa女史はフジコ氏よりも遥かに素晴らしい演奏をweb上で無料で聴かせてくれます.

JIRO様も比較対象として超一流のピアニストのみを挙げられておりますから,かなり厳しい眼識をお持ちと思います.JIRO様が挙げられた超一流以下に列するピアニストの多くは,難曲をきちんと弾けないのにレパートリーとして加え,もったいぶったテンポ設定で弾いていると云う例が多かれ少なかれあることをよくご存知でしょう.
私はもったいつけたテンポでないと弾けない曲は,そもそもプログラムに入れなければ良いと思います.

中村紘子女史は大曲になると苦しい妥協的テンポ設定がありますが,中級程度の曲は悪くありません.これに対して,フジコ氏の演奏は難曲のみならず,中級程度の曲に至るまで,イン・テンポでまともに弾けないことをカバーするための不自然な解釈が目立ちます.技量の無いアマチュアがどうやって難所をごまかすか,参考として聴くには良いお手本ですが,you tubeで十分です.コンサートホールにお金を払って行くなら,もっと心から感服できる人の演奏を聴きに行きます.

フジコだって立派な演奏だ,感動できる,と云う(ストライクゾーンの広い)人は,ぜひ「小さなホールで小さなリサイタルをしている無名のピアノの先生の演奏会」を聴きにゆかれることを推奨したいです.きっと500円とか1000円の入場料で同じかそれ以上に感動できますよ.

投稿: 峰フジ子大好き | 2011.11.13 23:57

とらちゃん様、いつも嬉しいコメントをありがとうございます。

ここ数日、バタバタして、レスが遅れて失礼しました。

アシュケナージさんが、特に気に入られたご様子ですが、それは大変ご尤も、というか、

僭越な物言いですが、とらちゃん様の「耳」の確かさを端的に証明しています。

私は、音楽はずっとオーケストラばかりを聴いていて(若い頃は、です。)、ピアノという楽器には

あまり、関心が無かったのですが、アシュケナージ氏が弾く、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 K.488

を聴いて、あまりの音の美しさに「ピアノとは、これほど美しい音が出る楽器なのか」と遅ればせながら思いました。

ですから、とらちゃん様が夢中になるお気持ちは、大変よく分かります。

アルゲリッチのDVDはお薦めです。

2001年、別府アルゲリッチ音楽祭で弾いたチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」は、すごい熱演、名演で、

あたかも、鍵盤が火を噴くのではないか、と言うぐらいです。音だけよりも、見た方が絶対に面白いと確信してお薦めします。

投稿: JIRO | 2011.09.23 01:18

こんばんはじろうさん(*⌒▽⌒*)アルゲリッチさんのDVD情報ありがとうございました(*^_^*)アシュケナージさんのラフマニノフピアノ協奏曲第二番と四番のCDが届きました(*^_^*)やはり、とてもすばらしいです!アシュケナージさんはすごく繊細な印象をうけました。私個人としては、アルゲリッチさんのラフマニノフピアノ協奏曲第三番が好きですが、でもアシュケナージさんのCDも本当によかったです。アルゲリッチさんのコンサートなんて、なかなか行けそうにないのでDVDを買って見てみますo(^o^)oじろうさん、私のような者に本当にご親切に色々と教えて下さりありがとうございました。なんかもったいないくらいです。貴重なお時間を本当にありがとうございます。

投稿: とらちゃん | 2011.09.18 18:56

とらちゃんさま、

こんばんは。いつもコメントをありがとうございます。

一度、フジ子・ヘミングさんを気に入った方々(最初の聴いたピアニストがヘミングさん、というケースが多いのですが)は、

「他のピアニストを一度お聴きになって見ては?」

とお薦めしても、なかなか聴いて下さらないのですが、

とらちゃんは、聴いて下さるので、お薦めし甲斐があります。

アルゲリッチもアシュケナージ氏も凄いテクニックと音楽性を持った、

押しも押されもしない名ピアニストですので、それがおわかりになるのですから、

とらちゃんは、優れた演奏を優れている、と認識できる、素晴らしい「耳」をお持ちです。

アルゲリッチは毎年日本に来て、別府アルゲリッチ音楽祭というイベントがあるほどですが、

かつて、芸大のオーケストラの伴奏で弾いた「伝説的名演」が今年の11月、NHKから

DVDになって発売されるそうです。今、Amazonで予約を受け付けていますが、

DVDですから、アルゲリッチの演奏する様子をみることが出来て面白いだろうと思います。

別府アルゲリッチ音楽祭 アルゲリッチ ピアノ協奏曲コンサート [DVD]

http://amzn.to/pknxwF

です。

投稿: JIRO | 2011.09.18 00:55

じろうさんお久しぶりです(*^_^*)偶然に久々にここに来てみてコメントをしてくださっててすごく嬉しかったです。色々と教えて下さりありがとうございました。今でもフジ子さんピアノは好きですが、マルタアルゲリッチさんは本当にすばらしいです(o^_^o)今でもじろうさんに感謝しまくりです。一人でも多くのすばらしい人を知ることができるなんて、本当に幸せです。はじめは正直じろうさんのコメント戸惑いましたが、じろうさんのおすすめのピアニストさんを聞き私は少し変わりました。本当にありがとうございました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を聞きたくて、アシュケナージさんでしたっけ?(T^T)のCDを注文したのです。迷ったのですが。マルタさんは第三番しかなかったのです。アシュケナージさんはすごいですか?実は昨日注文して、早く聞きたいです。じろうさん本当に色々とありがとうございました。人生いくつになっても勉強ですね(o^_^o)素直になると、また自分の枠がひろがるのですね。じろうさんに本当に学びました(o^_^o)じろうさん、季節の変わり目、体に気をつけてくださいね。また、たくさん教えて下さいね(*⌒▽⌒*)本当にありがとうございました。

投稿: とらちゃん | 2011.09.17 23:48

SSさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

というのは社交辞令でして、正直いって、この記事へのコメントは食傷気味です。

面倒臭いから閉鎖してしまうことも可能ですが、敢えていまでも公開しており、

コメントにレスを付けていることだけでも、褒めて頂きたいぐらいです。

さて、

SSさんは、大きな勘違いをしておられます。

>フジコ.ヘミングが下手だのスローだの意味の無い議論だと思います。

私は、議論を挑んでいるのではない。

「私は、フジ子・ヘミングは下手だと思う」という感想・ないし意見を書いているのであり、

他人様(ひとさま)に、「下手なフジ子・ヘミングを聴くな」とも「好きになるな」とも書いておりません。

コメントが何十件も寄せられるたびに、このようにレスを書くので、「議論」のように見えるのかも知れません。

何と言われようと、私はこの人は、問題外で、客からカネをとって演奏を聴かせるレベルの達していない、「ピアノを弾く人」

だと思っていて、それは何をおっしゃっても変わりません。

あなたがヘミング女史を評価するのは自由です。

ヘタクソを好む自由は誰にでもあります。これからもフジ子・ヘミング女史の演奏をお楽しみになったらいいでしょう。

投稿: JIRO | 2011.09.17 21:47

フジコ.ヘミングが下手だのスローだの意味の無い議論だと思います。クラシック手習いの基本は作曲者のスコアに忠実に演奏出来ているかどうかなど、所謂、コンクールレベルか教育の一環としての理解にしか過ぎません。ブルックナーを始めとする作曲家ですら当時はかなりの酷評する輩もかなりいた様ですが、音楽も芸術である以上はリスナーがその演奏をどう評価し感動したかの一点につきます。それを忘れての議論など全くの価値を認められません。芸術はモノマネでは無く表現の自由を基本とした個性が昇華したものだと確信してます。私は個性的で独創的なフジコ.ヘミングの演奏は従来のクラシック演奏の概念を超えた芸術だと考えます。正直、クラシックを幼年期から演奏レベルで教育を受けた方は理解できないかもしれません。それは、洗脳にも等しい教育レベルだからです。私は幼年期からピアノ、セロ、フルートを習っておりますが、幸せな事に洗脳されておりませんのでコメントさせて頂きました。

投稿: SS | 2011.09.17 19:31

とらちゃん、はじめまして。 JIROです。折角コメントを頂戴しながら、ご無礼いたしました。

フジ子ヘミングファンに関するご洞察、おっしゃる通りでしょう。
ピアノなど、どうでもいいのでしょう。 リストだろうが、なんだろうが、本当は関係がない。

上手い下手とは別にこの世界、運の良い人が売れる。努力が必ずしも報われない。
芸術家の世界に限ったことではありませんが、世の中は理不尽ですよね。


お薦めのヴァイオリニストは、元・ベルリン・フィル第一コンサートマスターの安永徹さんです。
現在は、日本に帰って来ておられます。

最初に奥様のピアニスト、市野あゆみさんと録音なさった、今はちょっとCDが品切れのようですが、
「デュオ・コンサート」、冒頭のコレルリのソナタから、素晴らしいです。

ここで、↓お聴き頂けます。
「安永さんベルリン・フィルと別れ コンサートマスター25年」←、せ、先週終わってたの?/安永さんがコンマスになった頃の対談。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2009/02/post-4029.html


アルゲリッチさんは紛れもなく天才ですね。毎年、別府でアルゲリッチ音楽祭を開いて下さってます。

ユンディ・リーさんは、生で聴いたことがありませんが、1985年にブーニンが1位を獲って以来、15年ぶりのショパンコンクール1位の人ですね。

コンクール直後は、まだ、ちょっとテクニック誇示の感がありましたが、今は落ちついているようです。

投稿: JIRO | 2011.08.10 05:12

こんばんは!じろうさん(*^_^*)相変わらずフジコさんのファンの私ですが。一流と言われるピアニストさんたちの演奏を聴いた中で私の耳から離れなかったのと、衝撃的な映像だったのは、マルタ アルゲリッチさんでした(T^T)何度も何度も聞いてしまいました。あまりにもすばらしいので、CDを注文してしまいました。田舎なのでお店に行ってもないんですね(>_<)届くのが楽しみです。ラフマニノフの曲を一度もっと聞いてみたかったので、ラフマニノフのにしました。(*⌒▽⌒*)じろうさんのおかげで、すばらしいピアニストさんをまた知ることができました。本当にありがとうございましたm(_ _)m暑い日が続きますがお体には気をつけてくださいね(o^_^o)

投稿: とらちゃん | 2011.07.26 23:33

こんばんは!じろうさん(*^_^*)マルタ アルゲ リッチさんの曲とピアノの技術見させて頂きました( ´∀`)友人と見ていたのですが、友人が「顔があなたに少し似ているよ」と言われて、それだけでもフアンになってしまいました(^o^)それだけではなく、すばらしい技術だというのは、ピアノを習った事がない私にだってわかりましたよ。ただ私はクラッシック通ではないのか、フジコさんが下手だとは思えなかったのです。だめですかね(>_<)と言うのは、フジコさんは個性が強いのと、フジコさんのピアノを聞くとなんともやさしい気持ちになるのです。私の頭の中はたくさんの風景が浮かびあがり、小さい頃みた海に浮かぶ太陽の光だとか、頭に浮かぶのです。一方、マルタさんはこんな私を高級な場所に連れ出してくれるのです。それは、私の家とは別世界です!私にとってどちらとも幸せな気分にさせてくれるので、私はフジコさんのピアノを嫌いとも思えず、下手とも思えなかったです。若い時のフジコさん、老いてフジコさんの曲をきいてみましたけど。これが、私の正直な気持ちでした。私はフジコさんのピアノは好きでした。じろうさんはあきれるでしょう。でも私はじろうさんのおかげて、ピアノについて、少しでも調べる事ができて、今まで知らなかったマルタさんも知る事ができて、大変うれしく思えました。こんなきっかけがなければ、知りたい!!という意識わかなかったと思います。すごく感謝いたします。じろうさんのコメントを見ていると、偏った考え方する人にも思えず、自己主張をきちんとしつつ激しさの中にやさしさ、繊細さを見させていただけました。もちろんすべてではないでしょうが、だから、じろうさんの否定もできず、調べてみようという、気持ちになれました。私の中ではじろうさんは激しさの中に繊細さが見え隠れするショパンのようでした(*⌒▽⌒*)ありがとうございました。

投稿: とらちゃん | 2011.07.24 23:52

valentina lisitsaはお聴きになりましたか。
Paganini-Liszt La Campanella HQ
http://www.youtube.com/watch?v=MD6xMyuZls0


フジコヘミングは、亀田兄弟とイメージがかぶります。
本人の実力とは別のところで、マスコミがもちあげたところが。

良い意味でも悪い意味でも、フジコのようなピアニストは他にいない、唯一無二の存在ですね。

コンサートにいって金返せ!と言いたくなる人がいる一方、ファンもいる。

歌の上手さと売上げの比例しない、芸能人のようです。

投稿: torisugari | 2011.07.24 10:04

こんにちは!じろうさん(*^_^*)じろうさんのおすすめの方はまだ聞いてないのですが、Yundi Liさんのラ カンパネラを聞きました!素晴らしかったです。じろうさんはもしかしたら嫌いかもしれませんが(>_<)でもすごく楽しんで弾かれていてなんとも素敵でした。中国の方らしいですが、中国も変わってきたのですね。フジコさんのコンサートには先月初めて行かせて頂いたのですが、結構ご年輩の方、車いすの方もいらして、杖をついたお年寄りの方は涙していました。その涙の意味は私はわかりませんが、フジコさんのピアノがその方の心に感動を与えたのは事実だと思います。私は演歌だと美空ひばりさんの大ファンです。じろうさんはお嫌いですか?戦後、ひばりさんの歌を聴き励まされ、焼け野原からがんばってこられたお年寄りがたくさんおられたみたいです。確か、カラヤンさんと同じ今年で亡くなられて22年くらいでしょうか。ひばりさんなの歌声、そして病気でも最期の最期まで歌い続けたひばりさんは素晴らしいと思います。そして多くの人に勇気と感動を与えられた事は本当に素晴らしい事です。じろうさんからしたら、フジコさんはゆるせない、ただのおばさんなのかもしれません。でもなにかしら、人に感動とか勇気とか与える事ができたのなら、それが下手なピアニストでも私は批判する対象にはなりません。私も凡人ですが何かしら、誰かに感動とか勇気を与える事ができたら、この世に生まれてきた甲斐があったと思えます。それがどんな仕事をしていてもです。じろうさんはたくさんの事を知っていて、すごく頭のいい方なんだと思います。学びたい意識も高い方だと思います。これからもたくさんの事を多くの方にお伝えください。じろうさんのおすすめのピアニストの方も必ずききますね。じろうさんお仕事がんばってください。暑いので体には気をつけてくださいね。ありがとうございました。失礼します。

投稿: とらちゃん | 2011.07.23 17:03

なるほど!じろうさんがちゃんとピアニストの名前書いてくださっていたのですね!絶対聞いてみます!バイリニストのおすすめなんかも書いていてくれるとうれしいです!絶対聞いてみたいです!!

投稿: とらちゃん | 2011.07.22 20:08

こんにちは。上手か下手かは、私にはわかりません。他のピアニストさんの演奏も聴いた事がありますが、私はあまり詳しくないからだと思います。でも悲しい事にフジコさんのピアノリサイタルはほぼ完売だという事。CDがうれてしまうこと、本が売れてしまうこと。事実なんですよね。たぶんフジコさんのフアンの方は、フジコさんのピアノ上手下手、どこかのお偉いさん方が認めているうんぬんより、彼女を愛してしまっているんでしょう。ピアノの音色、彼女の人柄に。うらやましい限りです。私も技術職ですが、この世界、上手なものが売れる成功するとは限らず、私より下手だけど売れている人はたくさんいます。自分が技術があり、うまくできたと思っても、クライアントが満足しなければ、ただの自己満足になってしまう。フジコさんが3流でも、下手でもフジコさんのピアノを聞きたい人が大勢いる事実は、結果、フジコさんのピアノがみんなに愛されている。それがすべてなのだと思います。上手で技術がすばらしくても、愛されていないなら、それも結果なのでしょう。人の心は本当に複雑ですね。だからおもしろいのでしょうね。たくさんの情報ありがとうございました。大変勉強になりました。もっとたくさんのピアニストさんの演奏が聞きたくなりました!もっと聞いてみますね!じろうさん(*^_^*)

投稿: とらちゃん | 2011.07.22 19:58

追記

あまり文章に長けていない者ですので、原稿は残していました。
――――――
考えてしまうことの1つとして、
作曲家がいた頃のその地域のニーズ?などと、
今のこの日本のニーズ?が違うだろうということがありますね。
素晴らしい音楽は普遍的なもの、といってもその範囲はあると思うんです。

出来るだけ作品のその本質を届けること、それが大事だが、ある程度、現代の日本のニーズ?にも応えていくこともないがしろにはできない。そのあたりのバランスをうまくクリアしてこそ立派なプレイヤーなのだろうと思います。

時代や環境で仕方がないのかもしれませんが、ほんとはもっとクラシックの本質に興味をもつ人が増えるといいのですが。

このような機会を持てたことは何かの縁かもしれません。感謝しています。

投稿: rekem | 2011.07.13 07:56

違うところに、申し訳ありませんでした。
ひょんなことからヘミング女史を検索してこちらがヒットしてびっくり。
読んでみて、うわ…何か文面がちょっと…と思いました。
しかし、JIROさんの本文(メインの批評)を読んで、納得しました。
私はヘミング女史の演奏を聴いていません。ですが、想像はできます。

演奏家は作品(曲)を聴衆に伝える役目というかアクターのようなものです。
その作品には、もちろん音符があってその他にキーワードも含まれています。
そのキーワードたちを手がかりに作品を今に呼び起こすわけですが、キーワードだけでその作品のすべてが分かるわけではありません。
では、キーワードとして書かれてないものは全て自由にしていいのかというと、否。
日本の昔の音楽の一部などに師から受け継ぐ伝承音楽がありますが、そのように、クラシック音楽にも、書かれなくても受け継がれるセオリーがあったりします。
それを何かからどこかから誰かから学んで、より、作品を聴衆に伝えることができます。

作品を伝える中で大事な要素、それはテンポです。
これは私の考えですが、作品の解釈や演奏に、traceという言葉が近く思っています。
もちろん本当のそのままの再現であれば、楽器からホールから何まで変えなければいけませんし、それで聴衆に訴えて効果も期待できにくいと考えます。
しかし、テンポを始め、いくつかのセオリーはtrace、つまり、こうではなかったろうかと作品の内外にあるキーワードをもとにたどる行為は必要だと思います。そして、それが良い演奏へつながる道だと思います。
テンポについては、実際にある作曲家の方がおっしゃってました。一番大切なのは、テンポ感だ、と。
また、これはアマチュアなのでちょっとあれですが、ある作曲した人にその人の曲をどう弾いてほしいか聞くと、まあ自由に弾いていいけど、だいたいのテンポは守ってほしい、と言っていたのも思い出されました。
一番大事かは知りませんが、その曲の持っているテンション、躍動感であったり流れであったり、生物的に考えれば血圧や脈拍、pulse、を、見えるor見えないキーワードをもとに考えることが重要なはずです。
恐らく、「フジ子ヘミング風ラ・カンパネラ」という演奏だろうなと想像しています。
出来れば選曲を考え直せばよかったのではないですかね?
ふさわしいテンポで弾ける選曲をするほうが曲に対して良い態度といえると思います。

投稿: rekem | 2011.07.13 07:18

及川さん、いつもコメントをありがとうございます。

>コメントに対していつも丁寧にレスを書いて頂くのでまたお手数をおかけするのかと恐縮なのですが

いえいえ。とんでもないことでございます。

>フジ子・ヘミングのチケットが8000円とか12000円ですって?
>まさにドロボーと言っていい値段ですね。どうしたらそんな値段が付くのでしょうね。

これが大衆社会なんでしょうねえ。
演歌歌手のホテルのディナーショーに4万も5万も払うオバサンがいるのですからね。

あまりにも当たり前ですけど、真面目に言えば、需要と供給の関係ですよね。
日本で、ベルリン・フィルとウィーン・フィルが突出して高いのは、「高くしても買う人がいるから」
ですね。私ロンドン駐在の時、非常に良く分かったのですが、あちらでも、確かにこの2つのオケは
他より多少高いですけど、

ロンドンですと、私のいた頃ならベルリン・フィルで高くても1万円するかしないか、でしたし、
本番の2週間ぐらい前でも余裕を持って買えました。それぞれ自分の国のオケにプライドがあるんで、
ベルリンとウィーン、確かに上手いけど、日本ほど「神格化」されていないです。

小山さんと上原さん、3,000円はまた、良心的ですね。
私と同い年で、20歳の頃、桐朋在学中にロン・ティボーピアノで優勝した、

清水和音(しみず・かずね)というピアニストは、若い頃の対談など読むと、若気の至りとは言え、
恐ろしく生意気なのですが、大人になったら(笑)、良いとこがありまして、自分のリサイタルで、若い人が
聴き易いように、500円の席を必ず設けていました。

>ストが多かったのですが、私、彼女のこのときの演奏によって、何でリストってあんなに沢山の音符を書いてやたらに難しくしたのか、
>初めて少し分かったような気になりました。ちゃんと弾けば、リストが狙った音楽的な効果が出る。ちゃんと弾かないと、
>その効果は出ない、ということかと私なりに思ったのです。

確かにそうですね。リストってのは本当にちゃんと弾くのは至難の業でしょうが、ちゃんと正確に弾かれるとすごい効果がある。
私は、今週の火曜日に東京音楽大学のピアノ演奏科コースの学生さんのコンサートを聴いたのですが、
まさにおっしゃるようなことを感じました。

>それなりに音楽を聴いてきていれば、演奏の善し悪しなんて・・・少なくとも余りにもダメだとか、
>超絶的に素晴しいというレベルのものは・・・分かりますよね。

その通りだと思いますが、ヘミングから聴き始めてしまった人って、他のピアニストの演奏を聴こうとしないのですよ。
だから、いつまで経っても、下手なのを有り難がって聴いてるんですね。

しかし、稀ですが、素直な方もおられます。

以前、ここのコメント欄ではなくてメールを知らない若い人から貰ったのですが、
例によって、「自分は、ヘミングさんの演奏は素晴らしいと思う」と書いてありました。

そこで私は、
「あなた、他のピアニストを今まで聞いたことがないでしょう?悪いことを言わないから、騙されたと思って、
リヒテル、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、ポリーニ、アシュケナージ、アルゲリッチ というピアニストの
だれでも何でも良いから聴いてご覧なさい」

と薦めました。 薦めはしましたが、どうせ聴かないだろうな、と思っていたら暫くして同じ人から、またメールが来て、
「言われたのを買って聴いてみました。おっしゃるとおり、もっとずっと上手い人がいるのですね」とのことで(笑)。

この人などはひじょうに例外的に素直でした。
こうしてみると、「ファン」というのは、ヘミング女史に限らず、演奏家というか、
あらゆるパフォーマーや芸術家にとって有難い存在でしょうが、

何をやっても「ファンは盲目」で褒めてくれてしまいますから、
ファンの言葉だけを聴いていると、段々堕落する危険がある、両刃の剣でしょうね。

私は、おこがましいというか、やや滑稽なのですが、

昔のドイツの、有名な音楽評論家で、ハンス・シュトゥッケンシュミットという人に憧れ(?)ます。
非常に公平かつ合理的な演奏評で信頼されていた人ですが、公平性を保つ為、演奏家とは誰とも
個人的には、親しくならないように自らを律したそうです。

朝比奈さんが初めてベルリン・フィルを振ったとき(ベートーヴェンの交響曲4番です)に、
本番前、シュトゥッケンシュミットに会ったので、朝比奈さんが、「まあ、コーヒーでも」といったら、
シュトゥッケンシュミットは、「折角だが、これは演奏が終わった後で頂戴する」といったそうです。

その孤高さに憧れます。

話がすっかり逸れてしまいました。
ご容赦のほど。

投稿: JIRO | 2011.07.10 04:41

JIROさん。「題なし」の及川です。
コメントに対していつも丁寧にレスを書いて頂くのでまたお手数をおかけするのかと恐縮なのですが、多くの方が見ておられるので、その方々のご参考に。

フジ子・ヘミングのチケットが8000円とか12000円ですって?
まさにドロボーと言っていい値段ですね。どうしたらそんな値段が付くのでしょうね。

私は奈良に住んでいて、奈良という土地(土地代、場所代)のためもあるのかも知れませんが、私が話題にした小山実稚恵さんのチケット、そして上原彩子さん(JIROさんを除く読者の中にはゴルファーだと勘違いする人もおられるかと懸念しますが、ここで話題にしているのだからピアニストです。2002年のチャイコフスキー国際コンクールの優勝者)のチケット、何れも奈良市内で行われたコンサートに行きましたが、3000円でしたよ。3000円。
どちらも聴応えがありました。

小山実稚恵さん、会場もピアノもオンボロで大変失礼な迎え方でしたが(この辺りが奈良!)、嫌な顔もせず(当たり前か・・・)全く手を抜かずに弾いてくれました。
リストが多かったのですが、私、彼女のこのときの演奏によって、何でリストってあんなに沢山の音符を書いてやたらに難しくしたのか、初めて少し分かったような気になりました。ちゃんと弾けば、リストが狙った音楽的な効果が出る。ちゃんと弾かないと、その効果は出ない、ということかと私なりに思ったのです。

もちろん、フジ子・ヘミングの演奏などで、そんなこと、気付くはずもない。考えさせてくれるわけもない。
それなりに音楽を聴いてきていれば、演奏の善し悪しなんて・・・少なくとも余りにもダメだとか、超絶的に素晴しいというレベルのものは・・・分かりますよね。

投稿: 及川 | 2011.07.09 19:08

及川さん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

おっしゃる通り、NHKが最初にとりあげたのですが、音楽番組ではなくて、

ドキュメンタリー番組の制作班が取りあげたのですね。

ですから、ヘミング女史のピアノ演奏の音楽的評価云々ではなく、

数奇な半生を経験した人、という視点で取りあげたらしいのですが、

思いもかけず、勘違いする人が続出して、「奇跡のラ・カンパネラ」になってしまったのですね。

それをみた、民放各局は、とにかく数字(視聴率)が欲しいですから、

「今まで知られていなかったけれども、波瀾万丈(?)の半生をすごした『天才』ピアニスト」というアングルで

誇大に喧伝したのでしょうね。クラシックをそれまで全然聴いたことの無い人は、ピアニストのプライベートな部分と

演奏の評価とは、何も関係がない、ということが分からず、なんだかしりませんが、何度もテレビで取りあげられるたびに、

新たに「感動」するひとが、次々と生まれるわけです。そういう人は、「演奏評」というものがあることすらしりませんから、

プロならば、下手ならば、下手と書かれても仕方が無い、ということすら、分からないし、私は、ヘミング女史の人物というか、

人格については、書いていないのですが、演奏が下手だ、とかくことは、何も知らずに「感動し」ている人には、偶像を

冒涜されたような気がするのでしょう。

反対意見や、罵詈雑言も載せていますが、全てではありません。単なる、罵詈雑言だけで手の施しようがないには、

そもそも、ここに表示致しません(笑)。

このブログ・エントリーを書いたのは6年前で、ほとんどありとあらゆるコメントが来ますので、もう、慣れました。

今、コンサート検索でしらべたのですが、相変わらず、ヘミング人気は衰えないようで、毎回必ずプログラムに

「カンパネラ」が含まれ、なんとチケットが12,000円~8,000円もするのです。

最近は、多分、下手くそさに磨きがかかったでしょうから、一度聴いて見ようかと思ったのですが、いくら何でも、

このチケットに対して、価格が高すぎます。

小山実稚恵さんは、おっしゃる通りですね。演奏を聴いただけでも十分に分かりますが、

ショパン、チャイコフスキーの二大コンクールで上位入賞(しかも、留学経験無しで)した、唯一の日本人ですからね。

生で聴くと、すごいパワーで、同時にピアニッシモも限りなく繊細です。

素晴らしいと思います。

投稿: JIRO | 2011.07.07 21:49

JIROさん、「題なし」の及川です。

「フジ子・ヘミングは下手」というこの記事、気になっていたので読み始めたらスゴイことになっているので驚きました。
私も、テレビで聴いただけですが、彼女は下手だと思っていて、なのに、あれほどのブームになったのが不思議でならなかったのです。嫁さんもたまたまテレビで耳にする機会があり、即座に下手と断定しましたし、嫁さんの知人・友人の中にフジ子・ヘミングを「スゴイ、スゴイ」と言っている人がいて、二人して、「NHKで採り上げた影響は大きいねえ」と呆れたものです。ちなみに、嫁さんは高校まで、ピアノの勉強を本格的にやっていました。

読み始めたらやめられなくなって、一通り目を通させて頂きました。
で、恐らくどなたも触れておられないと思い、1点だけ紹介させて頂きます。

あれは、菅野美穂が主演してフジ子・ヘミングの半生を再現ドラマが制作されて放送されたときに知ったことだったと思いますが、彼女は、日本でコンクールに入賞したあとヨーロッパで何度か演奏機会があり、たまたま或る演奏がバーンスタインの目にとまり(いや、彼女が自分から「聴いて欲しい」と押しかけたのだったかも・・・)、共演しようということになった。
しかし、その演奏会を目前にして、彼女は急病に罹り、結局その共演話は実現しなかった、というのです。

プロの演奏家として大成するには、「運」も必要ということでしょう。そして、その「運」に見放されたその時点で、彼女は「終った」のです。いや、終ったはずだった。それを、どういうことが契機だったのか分かりませんが、NHKが採り上げて・・・あとは皆さんご存じの通りです。

まあ、そんなエピソードを知って改めて彼女の演奏を思い出すと、テンポを相当気ままに動かす演奏は、強いて云うと、「昔」の演奏スタイルだと言えなくもない。「カンパネラ」も・・・私は、これも強いて云うと・・・あんなスタイルもあり得るかも知れないし、一番「まし」かも知れない。しかし、他の曲はどれも全くダメです。

で、駄目なものは駄目と明確に書いておられるJIROさんの記事に、これほど膨大なコメントが付き、「よくぞ書いた」という賛同意見はともかく、反対意見や、単なる罵詈雑言の類まで含まれていることに驚きました。これをまた残したままにされていることに敬意を覚えるのみです。
私など、こんなことになっていまうことを恐れて(こんなにアクセスが来ることはないでしょうが)、コメントは一切受けないという設定にしていて、大家であろうが有名であろうが構わずに、ダメと思った演奏等については自由きままに「ダメ」と書いているだけですので・・・。

ちなみにこの一群のコメント、最初は上から読んでいました。拝見するのを途中で止めることも考慮して。結局一番下に行ってから上に進む形で全てに目を通させて頂いたわけですが。
で、上から読み進めているとき、JIROさんが挙げておられる演奏、上から読んでいて種明かしがされていない時点で「あ、これは小山実稚恵さんの演奏だ」と分かりました。テレビで聴き、実演にも1回接しましたが、これは素晴しい演奏でした。

投稿: 及川 | 2011.07.07 18:34

>あなたに、フジ子を語る資格はありません。のかた。

仮名ぐらい書いて下さいよ。レスを書く身にもなって下さい。

>私はベルリンで生まれ育った日本人ですが。
>ベルリンでは、私の友人や団員は好む方が多いです。

今は兵庫県にご在住なんですね。IPアドレスを検索させて頂きました。

________________________________
検索結果(IPひろば)

IPアドレス 121.118.20.219
ホスト名 i121-118-20-219.s10.a028.ap.plala.or.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 光
都道府県 兵庫県
_________________________________

IPドメインサーチ

>あなたが検索されたアドレス[ 121.118.20.219 ]のJPNICからの応答は以下の通りです。

a. [IPネットワークアドレス] 121.118.0.0/17
b. [ネットワーク名] PLALA
f. [組織名] 株式会社NTTぷらら
g. [Organization] NTT Plala Inc.
m. [管理者連絡窓口] JP00064035
n. [技術連絡担当者] JP00064035
p. [ネームサーバ] ns-tk062.ocn.ad.jp
p. [ネームサーバ] dns-cz1.plala.or.jp
p. [ネームサーバ] dns-cz2.plala.or.jp

_____________________________________


弊ブログのコメント欄に何百回書いたか、わかりませんが、

ここは、掲示版ではなく、私のブログのコメント欄ですから、

最初に書き込むときは挨拶と自己紹介をするのが常識で、

そんなことも分からない人は、フジ子なんとか以前の問題として、人のブログにコメントを書き込む資格はありません。

資格と書きましたがフジ子ヘミングについて語るのに「資格」が必要だとは、生まれて初めてしりました。

>ベルリンでは、私の友人や団員は好む方が多いです。

そうですか。それでは、フジコ・ヘミング女史が、ベルリン・フィルのソリストに呼ばれる日も近いことでしょう。
(今まで呼ばれないのが不思議です)。

楽しみですね。

投稿: JIRO | 2011.07.03 00:47

あなたに、フジ子を語る資格はありません。
私はベルリンで生まれ育った日本人ですが。
ベルリンでは、私の友人や団員は好む方が多いです。
あなたは、フジ子のピアノ聞いたことないですね。
悲しい人です。
わかる人にしかわかってもらえなくて大丈夫です。
皆さん、ここにコメント書くのは やめましょう。
フジ子を愛する人は。

投稿: | 2011.07.02 20:01

名無しの方。

>難しいことは分かりませんが、
>聞いてて気持ち悪いです。

おっしゃる通りだとおもいます。

投稿: JIRO | 2011.06.19 01:17

フジオさま、コメントをありがとうございます。

>テレビの影響はあれ、これだけの浸透ぶりは、フジコには何か共感されるものがあるのでは、と思っています。

当然、そうでしょう。だからこれほどコメントが書かれるのでしょうね。
しかし、私は、フジコ・ヘミングの演奏に関して社会学的考察を加える気はさらさらなく、言いたいことは、タイトルのとおり。

「フジコ・ヘミングはヘタクソだ」ということだけです。

投稿: JIRO | 2011.06.19 01:12

はじめまして。
当方音楽なんて高尚なものはよく分かりませんが、
フジ子ヘミングの演奏ってなんか下手だな
とおもって検索かけたらトップでここにたどり着きました。
やっぱり下手ですよね、この人。

難しいことは分かりませんが、
聞いてて気持ち悪いです。

投稿: | 2011.06.19 00:39

尾を引いてるのは・・・

 初めてコメントさせていただきます。
 先日、レンタルCDで目にした「奇蹟のラ・カンパネラ」を借りただけで、他の録音・コンサートの演奏は知りません。クラシックファンですが、あまり聞き比べなどはしておりません。

 という前提ですが、このサイトでの遣り取りをざっと読み、コメントする誘惑に駆られてしまいました。すみません・・・

 なんといいますか、ラ・カンパネラに限れば、これはフジコ編(変)曲「リストの大練習曲による私的大幻想曲」とでも言えば良いのでしょうか。確かに速くは弾けそうにありませんし、解釈の域は越えていると思われます。
 ただ、編(変)曲と捉えれば、それはそれで、切なさというか、何か私の感性に訴えるものを感じます(この方の履歴の影響を割り引いても)。また、ショパンの「エオリアン・ハープ」は、たどたどしさは感じつつ、速い遅いとは無関係に、上声部の歌などに迫るものを覚えます。

 単なるミーハーを除き、フジコファンが無意識にフジコを測っている物差しは「(プロフッショナル)ピアニストであるかどうか」では無いのだと思います。
 フジコしか知らない人に、別の(というか本来の)物差しの存在を示唆しようというのが、この記事の趣旨なんだろうと思いますが、何か「フジコを測る物差しなんか無いのだ、フジコなんかペテン師だ」と解釈されていることが、このコメントの数になっているのでは?
 
 CDを聴いた後、ネットでの評価を探るうち、ここに来てしまいました。5年以上も続いてるのですか。
 テレビの影響はあれ、これだけの浸透ぶりは、フジコには何か共感されるものがあるのでは、と思っています。

投稿: フジオ | 2011.06.05 01:19

ヘミング・ファンの皆様へ。

私はヘミング女史は(何百回書いたか分かりませんが、)どうしても、ヘタクソにしか聞こえずもう一度生を聴こうとは思えないのです。

ヘタクソだ、とはかいてますが、他の人に「ヘミング女史を聞くな」とは一回も記しておりません。

ヘタクソな演奏を好む自由、それ以前に彼女の演奏を上手いと思う自由は完璧に存在します。

同時にヘタクソだ、と思い、記すのも私の自由です。

「大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです」にいくらコメントを書いても、こちらの言うことは変わらないのですから、

彼女が好きな方々は「フジ子・ヘミングの素晴らしさが分からないバカが何処かにいるが、大きなお世話で、彼女は天才だ」とブログ記事をお書きになっては如何でしょう?

レスはしますけど、他人の書いたことにケチをつけるのは簡単ですが、自分でゼロから文章を組み立ててご覧になっては如何でせうか?

投稿: JIRO | 2011.05.12 01:02

確かにおっしゃるとおりヨーロッパでは通じないかもしれません

私はコンサートに行くまでCDで聴いていましたが

CDとコンサートの音色が違いました

意外とCDで聴くより音色の変化を感じませんでした

けど高音にかけての音色は今まで聴いた事がない美しさはあるなと思いました

私は全部で3回コンサートに行きましたが

タマーシュヴシャーリーさんとゆうハンガリーのピアニストとバレリーナとの共演があったのですが

私はそれまでフジコさんのファンでしたがヴシャーリーさんの多彩な音色と音量にビックリしました

そして今までにないぐらい感動しましたが

隣に座っていた長年フジコさんのファンで毎回フジコさんの公演に行っているおばあさんはヴシャーリーさんの演奏を電子ピアノみたいと批評していました
結局人それぞれなんですね

そこそこ大きいホールだとやっぱり音量がないと聴衆に何か感じさせる事が難しいのではないかなと思いました

多分サロンコンサート程度の部屋の大きさだとこの人の本来の音色の良さが聴けるのかなと根拠はないですがそう思いました


本来のリストはシフラやカンパネラで言えばヴァイオリンのロジェーロかもしれませんが

投稿: ポポルスク | 2011.05.11 02:20

フジ子・ヘミングで検索してこちらに辿り着きました。
以前、私の姉(音大卒で現在ピアノ講師)が苦笑しながら「私はあの人は認めない」と言っており、理由を聞いたら「技術がダメ」との事でした。
今日ふとそれを思い出し、具体的に何が問題なのか知りたくて検索をかけたら、上位にこちらのサイトがあったので訪問しました。
クラシックに疎い私にも非常に解りやすい説明で、読んですっきりしました。ありがとうございます。
コメントも全て拝見しましたが、フジ子ファンのガラの悪さに少々驚きました。面白かったですけれども。
「批判が的外れ」で批難するなら解りますが、批判したことそのものに文句を付けるのは幼稚ですし、
あと批難の方向のズレっぷりが、例えて言うなら
「子供の新しい担任教師が武田鉄也だったんだけど、最低限教員免許持ってる奴じゃなきゃ先生やっちゃ駄目だろ」という記事に
「学校は勉強だけ教えるところ!?それじゃロボット人間になっちゃうよ!きっと貴方は学歴だけで人を判断するような人なんでしょうね!」
と噛み付いてるような感じというか。
次に、フジ子さんは間違いなく商品価値はあると思います。
ただ、ファンが彼女の演奏技術の足りなさを理解した上で支持しているのなら、部外者も微笑ましく見守れますが、
マスコミによって、クオリティの高い演奏であるとファンは信じこまされ、さらに演奏家がそれに乗っかっているのであれば、タチの悪い話だと思いますね。

私はフジ子・ヘミングの演奏で聴いた事があるのは
「月の光」と「ラ・カンパネラ」のみですが(YouTubeにて)
前者は好きです。ロマンチックな空気が全く無く、疲れ切った感じがして。
「人生を諦めた人の部屋にも、幸せな人と同じ月の光が降り注ぐ」光景が頭に浮かびました。
後者は、聴いたら気持ちが不安定になりました。理由は解りませんが、違和感があります。
技術的な部分を聴き取れる耳があれば、もっとクラシック全般を楽しめるのだろうと思うと、少し残念です。

投稿: 温泉 | 2011.05.05 03:30

domさま、はじめまして。JIROです。

大変ご丁寧なコメント、ありがとうございます。

話題の本質ではありませんが、この記事を公開してから、そろそろ6年になりますが、

一体、何件(同じ方の重複も含めて)のコメントが、ここに表示されているか、数えました。

domさまで、77件目、でございます(私のレスは除きます)。

或る演奏をご紹介し、あまりの素晴らしさに感激して77件ならば、一層嬉しいのですが、

「ヘタクソです」と書いて、これほど長い間、多くの方から反響があるとは、当初

想像だにしませんでした。

テレビが何度も大々的に取りあげた影響もありましょうが、

これほど、人々が「気になる」とい点においては、フジ子・ヘミング女史は

音楽史上、得意なポジションに位置する人物ですね。

>貴方のようにこういった啓蒙的なコンテンツを一般に公開し続けるような努力は、
>それこそ見事に大変な労力と愛が必要かと思います。

過分なお言葉(笑)恐縮ですが、私の意識としては、

「啓蒙し続ける」ということではなく(音楽記事を書き続けてはいますが・・・)、

ヘミング女史に関しては2005年6月に一回書いた記事を今でも新たに発見してコメントを

下さる方がおられるので、それにレスを差し上げているだけでございまして、

私にとっても、

>私にとって音楽は命を捧げられるほどのものでもなく、
>それ程までに真剣に考えられる対象でもございません。

という点において、大差ありません。そこは勘違いなさいませんように。

正直いって、ヘミングさんは、もう、どうでも良いのでございます。

彼女がヘタクソだ、という私の評価は、多分今後も変わらないでしょうが、

ヘタクソな演奏を聴いて楽しむ自由は、万人に保障されるべきです。

だから、ヘミング女史を「聞くな」と書いたことはありません。

ただ、世の中には、もっと上手いピアニストがいくらでもいるのに、この人ばかりを聞くのは

勿体ないな、というお節介な気持は、あります。

今後も、ピアノのみならず色々な音楽をご紹介したいと思いますが、

私自身、何も専門的な知識も技術もありません。

自分が良い、と思った演奏を単にご紹介するだけですので、

また気が向いたらお立ち寄り下さい。

投稿: JIRO | 2011.04.26 23:34

失礼いたします。
フジコヘミング女史の演奏を最近聞いて思うところあり、
ちょろっと検索して直接記事に入ってきたような半端者ですが、
興味深く拝読させていただきました。

当方、専門は半導体と精密機器で、そっちはそれなりに自負はあるのですが、
音楽に関しましては楽譜も読めない無知でございます。
貴殿並びに音楽界が粛々と育んできた文化に対して深い造詣もございませんが、
子供のように無邪気に音楽が好きというだけの、
「恐ろしい観客」の内の一人だと思っていただいて大丈夫かと思います。

私はほんの先ほど女史のラ・カンパネラを聞き(有給休暇万歳!)、非常に複雑な気持ちになりました。
「これは自分の知っているソレではない。他の人と全然違う。どう評価していいかわからん・・・」
と。私のように適当に音楽を聴くものとしては、そもそも好い悪いがよくわからんので、
このような突発的な「意味不明演奏」が出てくると、とりあえず自分の純粋な感想と、あとは専門家の顔色を伺うという2つの手法で調整しようとします。

専門家として知り合いの数名と、貴殿のブログを参考にし、概ね意見が一致しておりましたので、
「あぁヘタッペなのね」と取り急ぎ断定しました。
一方自分の純粋な感想としては、「なんか変わってっからオモシレー」という感じでしたので、
いまだ持ってチョイチョイ聞いたりしています。

別業界とはいえ、私も専門家の端くれであり、
音楽界を誰よりも愛し続けている貴殿や音楽家の知人の気持ちは何となくわかります。
しかし残念ながら、私にとって音楽は命を捧げられるほどのものでもなく、
それ程までに真剣に考えられる対象でもございません。
貴殿が半導体素子に対して恐らくそうであるようにw
ですので、皆様が何と言おうと恐らく、
10回に1回はあの「へたっぺ」を聞いてムフフ、これはこれで・・・と思うこともあるかと思います。
音楽家の知人は「そんなダサいことやめてこれ聴けあれ聞け」と勧めてくれますが、
どれも素晴らしい一方、「へたっぺ」もそれなりに味わっちゃう自分も否定できません。

非常に哀しいことだと思いますが、商業的にそれが成立しうる限り、
私のような物知らぬ浅はかな聴衆たちがこのような残念な消費をすることはままあると思います。
そんな中、
貴方のようにこういった啓蒙的なコンテンツを一般に公開し続けるような努力は、
それこそ見事に大変な労力と愛が必要かと思います。
私もこれから貴方のブログをよく読み、少しでもその深みの片りんに触れれるよう、
(趣味レベルですが・・・)努力しようと思いました。

どうか、これからも私のような無知蒙昧に対して諦めず、
丁寧に、音楽への道を啓いて下さること、即ちこのブログが継続できることを祈っております。
応援しております。
これからもがんばってください。

投稿: dom | 2011.04.25 10:57

くりさん、コメントをありがとうございます。

>一応、NHKの特集も見て、CDも3つ持っていて、聴いてます。
>残念ながら、演奏会には出かけたことはありません。
>なので、CDを聴いたのみです。

私は、一度生で聴きましたが、今まで色々なコンサートやリサイタルを聴いて、
本気で「カネ返せ!」と思ったのは、この人だけですね。

>演奏の内容については、みんないろいろ感想を持たれるのでしょうが
>前提として、その人となりに触れたことがあるのか、否か
>ということが、ひとつは感想に大きく影響してるのだと思います。

>例えば、まったく知らない、はじめて聴いたピアニストの演奏と
>親しい友人や身内の方が弾いた演奏、どちらがより心に訴えるものがあるのか?
>ということです。一般人たる私ならば、当然後者の演奏に心動かされます。

おっしゃることの意味は分かります。
しかしながら。
このブログのレスでも散々書いた事ですが、
プロの演奏は、演奏そのもの以外の要素を考慮に入れて評価されるべきでは無い。
それは、余りにも当たり前のことなのですが、
「ドキュメンタリー・奇跡のピアニスト」云々を見て、「ヘミング・ファン」になった人には、
分かっていないので、レスをつける時にしばしば困ります。

>けれども、とても残念なことは、音楽的には(ラ・カンパネラに限っても)
>ほかにも多くの良い演奏があるのに、なかなか注目されないことですね。。

はい。ですから、このブログ本文の最後に小山実稚恵さん(1982年、チャイコフスキー国際コンクール第3位、
1985年、ショパン国際ピアノコンクール第4位と、日本人として、初めて世界2大コンクールの両方に、
留学経験なしに入賞した方です)の演奏を収録しましたが、「狂信的ヘミング・ファン」は、
そもそも、フジ子・ヘミング以外の演奏を冷静に聴いてみようという姿勢がないので、
全く話になりません。

昨年、
【音楽・映像】本当の音楽家の演奏。クラウディオ・アラウが85歳で弾いた「皇帝」。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2010/10/85-d569.html

という記事を書きまして、YouTubeから映像を載せました。アラウ(1903年2月6日 - 1991年6月9日)は、
この演奏は1988年、つまり、クラウディオ・アラウが85歳の時の演奏です(因みにフジ子・ヘミングさんは、
ウィキペディアによるち、1932年12月5日生まれだそうですから、現在78歳で、映像のアラウより若いです)。

クラウディオ・アラウの演奏は立派な演奏です。「年の割には」ではなく、演奏自体が素晴らしい。
タッチもしっかりしているし、ミスタッチも無い。アラウは年齢など、何の言い訳にもならない、
という当たり前のことを実践しています。

つまり、アラウの演奏からは、

「何歳だろうが、お客さんからおカネを取って演奏する以上、下手な演奏をすることは許されない。
その曲をキチンと弾けないなら、引退する。」
という気迫を感じます。

オーケストラからも尊敬されているのが、映像をみると、大変よく分かります。
これが、「プロの音楽家」の正しい姿だと思います。

投稿: JIRO | 2011.03.21 21:07

初めましてコメントさせていただきます。
エントリーを拝見すると、JIRO様には、またか・・と思われるかもしれませんが。

一応、NHKの特集も見て、CDも3つ持っていて、聴いてます。
残念ながら、演奏会には出かけたことはありません。
なので、CDを聴いたのみです。

私も、身近にフジ子・ヘミングさんの演奏のファンの方もいるので
なかなか苦労しました。(正直に申し上げると、好みの演奏ではないので・・・。)
それは、まったくのクラシック初心者の方だけではなくて、ピアノそこそこ弾ける方もなのですが。

演奏の内容については、みんないろいろ感想を持たれるのでしょうが
前提として、その人となりに触れたことがあるのか、否か
ということが、ひとつは感想に大きく影響してるのだと思います。

例えば、まったく知らない、はじめて聴いたピアニストの演奏と
親しい友人や身内の方が弾いた演奏、どちらがより心に訴えるものがあるのか?
ということです。
一般人たる私ならば、当然後者の演奏に心動かされます。

フジ子・ヘミングさんの場合は、テレビやその他メディアなどを通じで
強烈な自己開示がされてましたし、それは一部の人にとっては
とても心を打つものだったのではないでしょうか。

けれども、とても残念なことは、音楽的には(ラ・カンパネラに限っても)
ほかにも多くの良い演奏があるのに、なかなか注目されないことですね。。

フジ子・ヘミングさんも、「フジ子・ヘミングの奇蹟」のCDでは
88年の録音も収録されてますし、フジ子さんの演奏でクラシックが
好きになられた方は、もっといろいろな演奏、曲を聴いてもらえるとな~なんて思っています。

JIRO様のエントリーには共感するものがあったので、コメントさせていただきました。
長文駄文失礼いたしました。

投稿: くり | 2011.03.20 19:36

山本様、はじめまして。JIROです。

このエントリー(ブログ記事)に対するコメントは、延べ70名以上の方から頂戴しました。

フジ子・ヘミングさんの演奏が好きだという方の殆どは、感情剥き出しで、

私に罵詈雑言を浴びせます。

フジ子・ヘミングさんの演奏を好む方で山本さんが、一番丁寧なご意見(の書き方)です。

まず、その点に御礼を申しあげます。

>ただ、不二子さんのピアノなどは、上手い下手で解決するものではないと思います。

最初に、話の本質から逸れますが、「ふじこ・へみんぐ」さんは、日本語で表記する場合、

「フジ子・ヘミング」に統一しているようです。固有名詞ですから、「不二子」や「フジコ」は

正しくありません。

さて。本題ですが。

フジ子・ヘミング女史の演奏を聴いて、山本さんがお書きになった通りに、感じるのは

勿論ご自由ですが、私は、依然として、全く賛成しかねます。

>フジコさんのピアノは、絵画でいえば、セザンヌや、ゴッホのような感覚の演奏ではないかと思うんです。

フジ子・ヘミングさんのピアノ演奏を、こともあろうに、セザンヌやゴッホになぞらえるのは、

セザンヌやゴッホに失礼ではないか、と思うほどです。

それは、

>でも、セザンヌやゴッホのように、アカデミックな高度の技術がなくても、ダビンチの絵に匹敵する絵は描けるんです。

セザンヌやゴッホに高度な技術がなかったと言えるでしょうか。

フジ子・ヘミングさんは、テンポを落とさなければ、「ラ・カンパネラ」を「弾けない」のですから、

問題外だと信じます。

>ぼくはフジコさんのピアノにそれを感じます。

繰り返しになりますが、山本さんがそのようにお感じになる自由があることは、

間違いありませんが、如何におっしゃられようと、私がその意見に同意することは

多分、一生、ないであろうとおもいます。

これは、趣味・嗜好の相違ですので、やむを得ないと思います。

ご丁寧なコメント、ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2011.03.07 20:26

JIROさま

はじめまして、山本と申します。
豊富な知識と、鋭い洞察力、とてもわかりやすい文章で、JIROさんのブログ楽しんで読ませて頂いてます。

沢山のクラシックの演奏を聴かれているそうで、さすがの説得力のある批評だと思います。

ただ、不二子さんのピアノなどは、上手い下手で解決するものではないと思います。

JIROさんがアップされている、「本物の、ラ・カンパネラ」とフジコさんのと聴き比べたところ、僕はフジコさんの演奏の方が、「好き」でした。確かに、スピードも速く、とても上手なんですが、冷たいというか。優等生すぎるというか。

フジコさんのピアノは、絵画でいえば、セザンヌや、ゴッホのような感覚の演奏ではないかと思うんです。
当時は多くの人が下手だと言っていた彼らの絵ですが、現在はご承知の通りの評価です。

技術を競う事もとても大事だとは思うんです。
作曲者の指示を完璧に近い形で表現できる高度な技術が出来た上での、自分なりの解釈の出来た演奏は確かにすばらしいです。

でも、セザンヌやゴッホのように、アカデミックな高度の技術がなくても、ダビンチの絵に匹敵する絵は描けるんです。
ぼくはフジコさんのピアノにそれを感じます。

JIROさんからしたら、僕の意見は話にならないかもしれませんが、コメントさせて頂きました。

下手で長い文章失礼致しました。

技術的な事も含めて、その人なりの解釈で表現されている

投稿: 山本 慎一郎 | 2011.03.07 02:32

rerunさん、はじめまして。コメントをありがとうございます。

>先程、NHKの動画サイトで、たまたまフジコ・ヘミングさんの例のドキュメンタリーを観ました。

そうなのです。最初NHKだったんですよね。しかし、音楽番組の専門家ではなく、ドキュメンタリー番組制作の
スタッフが作った番組なので、何だか「数奇な運命」と「音楽的才能」の区別が付かないヘンテコなことに
なってしまったようです。

>ここではまず「ラ・カンパネラ」について言及されている方が多いようですが、
>私は番組冒頭の「月光」を聴いた時、すでに疑問符が頭の中をよぎりました。
>なんて感情表現の乏しい淡々とした弾き方なんだろう…と。

おっしゃるとおりで、論ずるのもアホ臭いぐらいのレベルなのですが、あの番組や、
便乗した民放の番組を見て、それまでクラシックとか、ピアノを聞いた事が無い人が、
あっさり「洗脳さ」れてしまうようなのです。

>アルゲリッチ、ホロヴィッツ、アシュケナージなどを好んで聴いています。

なるほど、本当に優れた演奏をよく御存知なのですね。

>少なくとも私は、彼女の演奏で「魂をゆさぶられる」ことはありませんでした。

私もです。「感動的にヘタクソだ」と思います。

>「リストを弾くために生まれてきたピアニスト」という肩書きにも、どうも違和感があります。

リストが怒り狂うと思うのです。

>このブログはたいへん勉強になりますし、聴き比べの楽しみになりますので、
>今後も参考にさせていただきたいと思います。

過分なお言葉、恐縮です。

>JIROさん、遅まきながら書き込みさせていただき、お手を煩わせてしまったなら、
>お詫びしておきます。

とんでもないことでございます。この記事には毎日アクセスがあり、たまに、
全然見当違いのコメントも書き込まれますが、多くは、やはりこの演奏には
否定的でいらっしゃるので、安心しております。

お気が向きましたら、是非、また、遊びにいらしてください。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2011.02.16 02:53

はじめまして。
しばらくコメントがアップされてないようなので、
いまごろ書き込みさせていただいていいものかどうか迷いましたが。

先程、NHKの動画サイトで、たまたまフジコ・ヘミングさんの例のドキュメンタリーを観ました。
それで彼女についてもう少し詳しく知りたいと思い、検索でここへ辿り着き、
過去ログを拝見させていただきました。

ここではまず「ラ・カンパネラ」について言及されている方が多いようですが、
私は番組冒頭の「月光」を聴いた時、すでに疑問符が頭の中をよぎりました。
なんて感情表現の乏しい淡々とした弾き方なんだろう…と。
イマジネーションの膨らまないつまらない「月光」を始めて聴きました。
勿論「ラ・カンパネラ」についてもJIROさんはじめ、他の否定派?の皆さんのご意見とまったく同感です。

私自身、ピアノはツェルニーを上がった程度ですので、
技術面についてあれこれ評価できる立場ではありません。
クラシック音楽にもさほど精通しているわけではありませんし。
ですがピアノ曲が大好きで、アルゲリッチ、ホロヴィッツ、アシュケナージなどを好んで聴いています。

少なくとも私は、彼女の演奏で「魂をゆさぶられる」ことはありませんでした。
「リストを弾くために生まれてきたピアニスト」という肩書きにも、どうも違和感があります。
比して、別の曲ですが、アルゲリッチのリストの旋律には嘆息したほどでしたが。
私ごときがしたり顔で言うのもなんですが、叙情的なインパクトを与えてくれるのが、
ピアノ曲の醍醐味ではないかと。
そして、聴き手にそいういう感銘を与えられる演奏をするのが本物のプロのテクニックだと再認識しました。

このブログはたいへん勉強になりますし、聴き比べの楽しみになりますので、
今後も参考にさせていただきたいと思います。

JIROさん、遅まきながら書き込みさせていただき、お手を煩わせてしまったなら、
お詫びしておきます。

投稿: rerun | 2011.02.12 22:45

まことさん、こんばんは。

>氏名も顔も公表していないJIROさんが、不特定多数が閲覧するブログで個人を批判し続けることは卑怯だと思います。

と言って、私を批判する貴方は何処かに氏名と顔を公表していらっしゃるのでしょうね?

アドレスを教えて頂けますか?

投稿: JIRO | 2011.01.24 19:05

はじめまして
35歳男です。

賛否両論ありますが

批判されるのは、実力もない演奏家を商業目的で担ぎ上げたマスコミのほうではないかと思います。

氏名も顔も公表していないJIROさんが、不特定多数が閲覧するブログで個人を批判し続けることは卑怯だと思います。


見ていて不愉快になりコメントしました。

投稿: まこと | 2011.01.24 17:14

みみこさん、たびたび恐縮です。

フジ子・ヘミングに関しては、議論するのもばからしいぐらい明らかなのですが、
一番最初にNHKが番組でとりあげ、その後、民放各局も、よくクラシックの事など知らないけれど、

とにかく、この人を取りあげると、かなり視聴率が良いので、「お涙頂戴風」というか浪花節仕立ての
ストーリーを流し、最後にラ・カンパネッラを聴かせると、聴いた方も単純に洗脳され、それまで、
クラシック音楽を聴いたことの無い人まで、「奇跡のラ・カンパネラ」とか言われると、ころりと騙されるのです。

本当のプロのピアニストは、話題にするのもばからしいし、一応同業者ですから、嫉んでいると思われる。
それも、癪だから、相手にしない。

アマチュアで、鑑賞歴の長い人もわざわざ話題にするのも馬鹿馬鹿しい。
下手クソなことなど、わざわざ書く事もない。書くと、このブログのコメント欄をご覧になるとわかるように、

何も分かっていない人達から頓珍漢な抗議が来て面倒臭い。

そのようにあたかも寓話の「裸の王様」のように皆、同じ事を思っているの口に出したり、文章にしない。
それを見ていて、私はいい加減、うんざりして5年前に大上段から、「フジコ・ヘミングは下手クソだ」と書いたものですから、

書いてから5年半以上経ちますが、今だ1年365日だれかが「フジ子・ヘミング」で検索してこのページにアクセスします。

素人は下手で当たり前。

プロはカネを取って、その対価に相応しい演奏をする義務があるのですから、
ヘタクソなら、ヘタクソと言われても仕方がない。

立ったそれだけの事が分からない人が大変多いのです。

あまりにも、幼稚なのは私が承認しないため、ここに表示されませんが、
ヘミング女史がヘタクソだ、と書いただけで、

「お前なんか死ね」

のような、メールも随分来るのですよ。
世の中に如何に本当にすぐれた物の価値が分からないバカが多いか、
ということです。

投稿: JIRO | 2011.01.16 21:49

JIROさん

お返事ありがとうございます。
そして、私の自己矛盾をすっきり整理してくださってありがとうございます。JIROさんはとても頭のいい方ですね。

昨日の私のコメントを読み返してみると、「フジコさんの演奏を聴いて感動する人に対しても、批判する人に対しても、私はなんとも思いません。」はうそでした。

正直言うと、フジコさんを絶賛する人には、え、へたじゃん、何で泣けるの???と思いつつ、でもあなたが感動してハッピーならそれでいっか。と思います。

こう書くとものすごく偉そうなので、できれば「何事においても judgmental にならない」心境に至りたい、との目標を書いてみました。

イギリスにいらしたJIROさんならご存知かもしれませんが、BBC の Hustle という詐欺師集団のドラマで、詐欺師たちがナポレオンがジョセフィーヌに贈ったというダイアモンドの首飾りをまんまとイミテーションとすりかえるだけれど、詐欺にあったほうはイミテショーンだということに全く気づかないまま首飾りを眺めてご満悦、なぜなら彼はそこに宝石ではなく、ナポレオンとジョセフィーヌのストーリーを見ているから、というエピソードがあるのですが、にわかクラシックファン、というかフジコ・ヘミングファンの人たちは彼女の演奏ではなくその背後の物語に感動しているのでしょうね。

フジコさんの演奏が本当に人を感動させることができるのであれば(たとえそれが聴衆が自己暗示にかかっているからだとしても)それはそれで悪くないことなのかもしれません。ただそれをプロフェッショナル・ピアニストの肩書きでされることが問題なだけで。フジコマジックにかかってない人は、発表会みたいな演奏でお金取られても…って思っちゃいますからね。

まとまりのない乱文でお目汚ししました。
他のエントリもとても面白そうですね。またお邪魔させていただきます。

投稿: みみこ | 2011.01.14 01:40

みみこさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

書いておられる中で相反する二つの勘定が葛藤しておられるのがわかります。

おっしゃることは、ご尤もなんです。

「誰が何を好もうが自由だ」と理性は語り、「しかし、マスコミの心理誘導に乗っかって、ヘミング女史に感動するのは、

アホではないか?」という感情が、みみこさんの中で、衝突しているようです。

>彼女の演奏会のチケットやCDが売れることには何の異存もありません。が、一億総白痴の如く彼女のピアノを賞賛する風潮には首を傾げざるを得ません。

需要があるから売れるのであって、市場原理として割り切る限り、文句の付けようが無い。

しかし、音楽好きとしては、あんな下手クソを皆が、テレビを一回見ただけで「上手い」と信じ、あたかも信者のようになってしまう。

滑稽ですよね。

投稿: JIRO | 2011.01.13 19:33

JIROさん、今晩は。

子どもの頃ピアノとバイオリンを10年ほど習っていた凡庸な音楽好きです。特別な音楽教育は受けておりません。絶対音感もありません。私がピアノを弾くと飼猫が非常に迷惑そうな顔をします。聞くに堪えない騒音を出しているのでしょう。

音楽の難しいことはわかりませんが、私のような素人は自分の好きな音楽を好きなように楽しめばよいと思っています。人の好みはそれぞれで、同じ演奏家に対する評価が完全に分かれることもあるでしょう。それで良いと思います。むしろ、そうであるべきだと思います。妹はミッシャ・マイスキーに涙しますが私はあのおじさんは意味のない色気があって苦手です。

ですから、フジコさんの演奏を聴いて感動する人に対しても、批判する人に対しても、私はなんとも思いません。ただ、その感動がメディアによって作り上げられたものであるのなら、これほど音楽を馬鹿にした話はありません。

私は子どもの頃、バイオリンと違って決まった鍵盤を押せば決まった音の出るピアノはつまらない楽器だと思っていました。そんな考えを完全に覆したのは内田光子さんのピアノでした。ピアノは物語を紡ぎ出せるのだと知った瞬間でした。

以前に何度か、小沢征爾さんとご一緒させていただいたことがあり、そのときに「音楽は数学なんだよ」とおっしゃっていたことが思い出されます。基礎が磐石であって初めて表現ができる、という意味であったかと思います。「ふるさと」の音程が取れない歌手が抑揚をつけてアリアを歌っても聞くに堪えないということです。

フジコさん個人に対しては、いろいろご苦労もあったのでしょうし、ご高齢でもありますし、人気があることに何の異論もありませんが、10代の私がフジコさんの演奏でピアノのすばらしさに気づくことはなかったでしょうし、小沢征爾さんおっしゃるところの数学がお得意とも思えません。私には、べたべたと愚鈍で気持ちの悪い演奏に聞こえます。

彼女の演奏会のチケットやCDが売れることには何の異存もありません。が、一億総白痴の如く彼女のピアノを賞賛する風潮には首を傾げざるを得ません。

投稿: みみこ | 2011.01.12 23:34

ASTAROTさん、はじめまして。ようこそおいでくださいました。

レスが遅くなりまして、申し訳ありません。

大変ご丁寧なコメントをありがとうございます。全く同感です。

>アラウも、ホロヴィッツも、リヒテルも、バックハウスも、ルービンシュタインも、最晩年まで演奏し続けたのは、
>肉体は老いても最高級の演奏が出来るからにほかなりません。(アラウの皇帝に関する記事、全面的に賛同致します。)

恐れ入ります。「皇帝」の記事に載せた、アラウの演奏は85歳当時ですが、驚異的な技術的・音楽的水準を保っております。

ヘミング女史は78歳(ウィキペディアによると、1932年12月5日~ ですので、奇しくも本日が誕生日なのですね)ですから、

アラウが「皇帝」を演奏したときよりも7歳も若いのに、もっとヨボヨボの音がします。

「商品」価値のある演奏が出来なくなった時点で引退すべきなのですが、耳の無い人々には商品価値があるらしいので、

自分の演奏水準が客観的に把握出来なくなっています。困った事です。

>先日、私が尊敬する山畑馨氏(1978年までN響の首席ファゴット奏者を務められました)に会う機会があり、
>「先生、N響時代の印象に残っている話を何でもいいので聞かせてもらえませんか?」と私が尋ねると、
>ストラヴィンスキーとサヴァリッシュの指揮がいかに素晴らしかったかを熱く語っていただきました。

山畑馨先生ですか。これは懐かしいお名前です。貴重なお話をありがとうございます。

>ディースカウの伴奏もする程の力がありながら指揮も一流。

そうですね。ディースカウの伴奏は度々弾いておられましたし、N響メンバーと室内楽を演ったり、

モーツァルトのコンチェルトの弾き振りも何度も生で見て、聴いた経験があります。

こういうレベルの先生が日本のオーケストラに毎年来て下さっていたことは、本当に有難いことです。


>世の中にはこんな天才がいるのですからフジコの演奏だけを聴いてクラシックを語るのではなくとにかく
>色々と手を伸ばして世界を拡げていってもらいたいですね。それが簡単に出来る時代ですし。
>私もナクソスミュージックライブラリーの会員です。あれは本当にいいですね。

そうなんです。色々聴けば、上手い下手も分かるようになるのですが、フジコ・ヘミングの「信者」は他のピアニストを聴いたことが無く、
また、聴こうともしないので、音楽好きというよりも「ヘミング教」という新興宗教の信者のようなもので、うっかりけなすと憤然と怒り出すので、

創価学会みたいな物で、危なくて仕方がありません(笑)。

また、ぜひお立ち寄りください。

失礼致します。

投稿: JIRO | 2010.12.05 04:54

通りすがりの共感者さん、ご丁寧なご感想をありがとうございます。レスが遅くなりまして、申し訳ありません。

ご指摘のとおり、ヘミング女史の演奏は、全然問題外で、特にラ・カンパネラは、通りすがりの共感者がお書きのとおり、

「鐘」の音色を想像出来ません。余りにもタッチが重く、不明瞭で、おまけにテンポ設定が遅すぎますね。

>この人の弾く曲は全てにおいて重々しいですし、ライブ録音の演奏もミスが目立ちます。

同感です。以前、コメントを下さった方によると、ヨーロッパの何処かで彼女がショパンのコンチェルトを弾いた時に、

暗譜しておらず、百歩譲ってそれはよいとしても、途中で何処を弾いているか分からなくなる(「落ちる」と言いますね)事故があり、

指揮者が譜面で「ここだよ」と教えて、漸く再び弾き始めるということがあったそうで、こうなると、個性もへったくれもなく、

ただでさえヘタクソなのに、十分に練習していないことが明らかです。

>この人の言葉に、「人は機械じゃないんだから完璧に弾くことなんてできる分けない」

そうですね。「間違えたっていいじゃない?人間なんだから」というような発言ですが、おカネを取って客に演奏を聴かせるプロが、

最初から「間違ってもいい」と公言してはばからず、それに対して、文句も言わないどころか、マスコミの「洗脳」にすっかり騙されて、

国内ではチケットが7,000円とか9,000円とか高額ですのに、飛ぶように売れてしまうのは、通りすがりの共感者さんのように他の演奏者の演奏を

聴いたことが無い為だろうと思います。

たまに、テレビでこの人が取りあげられるたびに、5年前に書いたこの記事に猛然と抗議してくる人がいますが、

それは、それまで、ピアノなど聴いたことがなかったのに、テレビ番組で全て分かったような錯覚に陥るのでしょう。

全く困った事です。

ユンディ・リーは、ショパンの1位でそのまま活躍出来ていて、素晴らしいですね。

(意外にショパンの1位で消えてしまう人が多いですから)。

乱文・長文、失礼申し上げました。

投稿: JIRO | 2010.12.05 04:31

初めてコメントさせていただきます。
今回ピアノ録音のためのリボンマイクを探していたところ、偶然ここに辿り着きました。

私も以前フジコ・ヘミングの演奏を聴いて「話にならん。」と思っていたらその後のフィーバーぶりに驚愕したのを思い出しました。
7人のピアニストの比較の記事で久々にフジコの演奏を見ましたが、あれは相当マシな方だと思います。私が見聞きした限りにおいてはもっともっと演奏が破綻している事が多いと思います。勿論ラ・カンパネラ以外についてもです。故にライブ収録ではないCDを聴いた時に「金があればこんなものも作れるのか。どんだけ繋ぎまくったんだよ。」とミスが無い演奏を聴いて思ったものです。ですがやはりテクニック不足は隠せていませんでした。
アルゲリッチやポリーニのような超天才は勿論の事、プロのピアニストは誰であれ「弾ける」から人前でお金を貰って演奏するのであり、フジコはその域に達しているとはとても思えません。少なくとも私はそう認識しています。アラウも、ホロヴィッツも、リヒテルも、バックハウスも、ルービンシュタインも、最晩年まで演奏し続けたのは、肉体は老いても最高級の演奏が出来るからにほかなりません。(アラウの皇帝に関する記事、全面的に賛同致します。)
皆さん言われていますが、商業的に儲かるので素人を騙すことで成り立っているのですよね。あのドキュメンタリーがなければこんな演奏がもてはやされる事などあり得ません。フジコもまた利用されている訳でしょう。(因みに、海外オケとの協演の際「ピアニスト(フジコ)の批判を一切してはならない」という誓約書を書かさせられるのだそうですね。)
それとこれもフジコの影響でしょうか、恥ずかしながら私も地方で細々と演奏活動をしていますが、たまに小学校や中学校の音楽鑑賞会の演奏依頼があり、ラ・カンパネラは必ずといってよい程リクエストがあります。体育館の酷いピアノだったりすることが多いですが、やはり演奏は一期一会ですから相手が小学生であろうと私は一切気を抜かずにやっているつもりです。そこからひょっとするとクラシックファンが生まれるかもしれない訳ですからね。

もう一つだけ。サヴァリッシュの記事にコメントするか迷いましたが敢えてこちらに書きます。先日、私が尊敬する山畑馨氏(1978年までN響の首席ファゴット奏者を務められました)に会う機会があり、「先生、N響時代の印象に残っている話を何でもいいので聞かせてもらえませんか?」と私が尋ねると、ストラヴィンスキーとサヴァリッシュの指揮がいかに素晴らしかったかを熱く語っていただきました。特にサヴァリッシュはピアニストでもあります。練習の時には団員にピアノを弾きながらイメージを伝えていたのがとても印象的で、そのピアノがオーケストラスコアを如何に自分のものにしているのかが分かるというのです。
ディースカウの伴奏もする程の力がありながら指揮も一流。世の中にはこんな天才がいるのですからフジコの演奏だけを聴いてクラシックを語るのではなくとにかく色々と手を伸ばして世界を拡げていってもらいたいですね。それが簡単に出来る時代ですし。私もナクソスミュージックライブラリーの会員です。あれは本当にいいですね。
まとまりの無い長文失礼しました。時事ネタも面白いのでこれから毎日見に来ます。それでは。

投稿: ASTAROT | 2010.11.28 15:30

こんにちは。私はピアノは独学なのですが、親の影響で数々のピアニストのクラシック音楽を聴いてきました。
ことに、ラ・カンパネラに関しては、「独学でこんなの弾けたらかっこいいだろうなぁ・・・」という思いで暗譜し、カンパネラに聞こえる程度になりました。当然人に聴かせるレベルではありませんし、ミスも多いのですが、驚いたことにフジコ・ヘミングのカンパネラの演奏をCDで聴いたのですが、ミスの少なさは当然劣りますが私のテンポと同じぐらいで弾いているのです。
私は、譜面もピアノを嗜んでいる人から見れば最低限も読めないため、弾こうと思った曲は徹底的に聴くのですが、なかでもカンパネラについては20名ほどのピアニストを聴き比べ、大練習曲だけでなく、超絶技巧バージョンのカンパネラや、編曲されたカンパネラ等、表現の違いや深みを独学なりに解釈しました。
この曲の意味する「鐘」とは、教会に鳴り響くようなでかい鐘ではなく、小さくコロコロと鳴る鐘をイメージしているとききました。しかし、聞き比べたピアニストの中でもダントツでテンポが遅いのはヘミングのカンパネラでした。遅いのももちろんなのですが、重いのです。どう聴いてもこの曲の表現する「鐘」には聞こえません。
解釈によって弾き方が違うのは分かりますが、これはそうではない気がしますね。この人の弾く曲は全てにおいて重々しいですし、ライブ録音の演奏もミスが目立ちます。

この人ときどきTVにも出てきますが、私の受ける印象は、
・「耳が聞こえないのに難曲が弾ける」というマスゴミからのイメージに対する同情によってうまいと勘違いされている。
・この人の言葉に、「人は機械じゃないんだから完璧に弾くことなんてできる分けない」ってな感じなのがあったと思いますが、これはただの言い訳でしょう。さも自分の弾き方は完璧さを求めず自分の解釈で味のある弾き方をしているように言っているようです。
・単純に態度が偉そう

てな感じでしょうか。あくまで主観ですが。
きっとコンサートの値段が高いのもマスゴミが騒ぎ立てるだけで見にくるクラシックを聴いたこともないような人たちがたくさん釣れるからでしょう、日本では。決して評価されているからではないと思います。その証拠に、辻井伸行さんがメディアで取り上げられてから、ヘミングという名前は聞かなくなりました。辻井さんの場合も「盲目なのに素晴らしい演奏をする」というようなイメージだけでコンサートに行く人もいるだろうと思います。しかし、彼の演奏の方が遥に音楽的でテクニックもある印象を受けました。また、TVでの話を聞いていても、聞く人に楽しんでもらいたい、弾くことが楽しいという、エンターテイナーとして素晴らしい心も持っていると感じました。ヘミングはエンターテイナーではありません。名声を利用し金を巻き上げているという感じです。

長々と書いてしまい申し訳ありません。結局はピアニストはエンターテイナーですから、「音で楽ませ」ないと務まらないと思いますね。

しかし批判的な意見が多いですね。「批判するなら弾けるんだろうな!?」とか、典型的なゆとりコメで思わず吹きましたw

ちなみに、私の一番好きなカンパネラはYundi Liの演奏です。

投稿: 通りすがりの共感者 | 2010.11.28 01:59

ホイリゲさん、こんにちは。ようこそおいで下さいました。

>日本では何であんなに下手なピアニストを持ち上げて話題にするのだろうとかねがね思っていたのですが
>偶然このブログを見て同じ感じを持っていられる方も居るのだと嬉しくなりました

恐れいります。

日本でも普通の耳のある人、以前から音楽を聴いていた人は、まるで問題外だとおもっているのですが、
この記事に寄せられた、膨大なコメント(一番下が最も古いコメントとなります)に、しばしば見られるように、
今までピアノなど聴いたことが無い人が、TV番組の「ヘミング女史偶像化作戦」に見事に引っかかってしまうようです。

>だいぶ前ですがオーストリーの田舎で毎年開かれるGamingショパンフェステバルに彼女は招待されて
>オープニングにショパンのコンチェルトを弾きましたが楽譜を見て弾きその上途中で落ちてしまい
>指揮者に楽譜を指され、また弾き始めたそうで後から弾いていた音楽家に
>ひどいピアニストだと言われ恥ずかしい思いをしました、

そ、そんなことがあったのですか?無茶苦茶ですね。問題外ですね。
そのような「プロの」ピアニスト、見たことも聴いたこともありません。

日本で、その事実が明らかになったのはこれが初めてだと思います。
ホイリゲさんのおかげ様です。

貴重は情報(笑)をありがとうございます。

>何年か後に同じ日本人でショパンコンクールにたしか5位になられた女性が弾きそれはとてもうまかったと言われました、


日本の若い人は、今や皆、上手です。ちょっと聴き比べれば分かることなのですが、狂信的なヘミング教信者は、
それすらしないので、話にならないのです。

>ヨーロッパにはほんとに上手いピアニストがたくさんいます、本当の実力で評価していただきたいものです。

ホントですよね。いくらでも上手い人がいるのに「心で」弾いているとかいうのは、勘弁して貰いたいものです。
大変、参考になるコメントをありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.10.30 05:47

フジ子、へミングについてよくぞ本当の事を書いてくれました、日本では何であんなに下手なピアニストを持ち上げて話題にするのだろうとかねがね思っていたのですが偶然このブログを見て同じ感じを持っていられる方も居るのだと嬉しくなりました、
だいぶ前ですがオーストリーの田舎で毎年開かれるGamingショパンフェステバルに彼女は招待されてオープニングにショパンのコンチェルトを弾きましたが楽譜を見て弾きその上途中で落ちてしまい指揮者に楽譜を指され、また弾き始めたそうで後から弾いていた音楽家に
ひどいピアニストだと言われ恥ずかしい思いをしました、何年か後に同じ日本人でショパンコンクールにたしか5位になられた女性が弾きそれはとてもうまかったと言われました、ヨーロッパにはほんとに上手いピアニストがたくさんいます、本当の実力で評価していただきたいものです。

投稿: ホイリゲ | 2010.10.29 18:34

tora様、はじめまして。

ようこそおいで下さいました。

>コラム読ませて頂きました。

有難うございます。

>以前からクラシックが好きで、娘がピアノを習っているいる事もあり、ピアノソナタ、ピアノ協奏曲を良く聞きます。
>娘が頑張っている事もあり、女性ピアニストを最近は好んで聞いております。アルゲリッチ、Orga Kern、内田光子、ヴァレンティーナ・リシッツァ等をCD,I tune, Youtubeで楽しんでおります。

なるほど。さすが、というと僭越ですが、一流のピアニスト、演奏をよく御存知でいらっしゃることが分かります。

>最近、フジコヘミングのテンペストをYoutubeで聴きましたが、びっくりしました。古典派とは思えない弾き方でした。

そうですよね。本来、「問題外。演奏評に値しない」というレベルなのですが、

>日本で人気があると聞いておりましたが、マスコミが作った人気なのですね。音楽にその人の生い立ち、過去は関係ありません。

完全に同意致します。「このピアニストはミスタッチだらけだが、今まで苦労してきたから、それも許される」という評価は音楽の演奏に

関してあり得ません。そんなことも分からない人達が、このブログに寄せられた膨大な過去のコメントをお読みになるとわかりますが、

大勢いるのです。この人の数奇な半生だとか、特異な容貌に目を付けた、日本のテレビ局は、この人を実に上手く偶像化することに

成功しました。今まで、ピアノのみならず、クラシックを聴いた事が無い人達は、ヘミング女史のドキュメンタリー番組

(最初はNHKだったのですが、とにかく視聴率を稼げるので民放各局が、なんども取りあげるのです)を一度見ただけで、

他のピアニストを全然聴いたことが無い人まで、「フジ子・ヘミングの『ラ・カンパネラ』は素晴らしい」などと、すっかり

洗脳されてしまっているのです。大衆とは愚かなものです。

投稿: JIRO | 2010.10.29 00:01

アメリカ在中の中年親父です。

コラム読ませて頂きました。
以前からクラシックが好きで、娘がピアノを習っているいる事もあり、ピアノソナタ、ピアノ協奏曲を良く聞きます。

娘が頑張っている事もあり、女性ピアニストを最近は好んで聞いております。アルゲリッチ、Orga Kern、内田光子、ヴァレンティーナ・リシッツァ等をCD,I tune, Youtubeで楽しんでおります。

最近、フジコヘミングのテンペストをYoutubeで聴きましたが、びっくりしました。古典派とは思えない弾き方でした。

日本で人気があると聞いておりましたが、マスコミが作った人気なのですね。音楽にその人の生い立ち、過去は関係ありません。その人の歴史が音楽に自然に反映し共感を呼ぶのは良いのですが、音楽抜きにしてその人の生い立ちだけで人気が出るのはプロの世界なので、どうかと思います。

投稿: tora | 2010.10.27 05:09

MBさん、コメントをありがとうございます。

この記事はご覧の通り、5年前からずっと公開しているのですが、

先週の金曜日(10月1日)に、TBSの「金スマ」という番組が取りあげ、

それからこの一週間は、「大阪地検特捜部による証拠捏造」も、「尖閣諸島で領海侵犯した中国漁船」も

「日本人2人を含む3人がノーベル化学賞受賞」も吹っ飛んでしまいまして、

アクセス解析を見ますと、毎日・毎日「フジ子・ヘミング」で検索し、アクセスする人が全体の7割を占めています。

TBSの番組では、余程、ヘミング女史の神格化に成功したらしく、

にわかヘミング・ファンが、色々書き込むので参っています。

前述のとおり、この記事は5年前から存在するので、以前から、フジ子ヘミングを好きな人ならば、

とっくに見つけて、文句を言ってくる筈ですが、

先週金曜日、放送終了後に初めて書き込んだ人々は、それまで、フジ子・ヘミングを知らなかった筈で、

たった一回のテレビ番組を見て、「彼女の数奇な半生」の再現ドラマと、

ピアノ演奏に関しては何も分からないのに、「奇跡の」とか、「魂の」という、釣り文句にいとも簡単に

洗脳され、色々と訳の分からないことを書いています。

以前から、クラシックを聴いていた人は、フジ子・ヘミング女史の演奏をちらりと聴けば、

「問題外」で、敢えて何も書く必要がない、と判断するか、或いは、一言書きたいけれども、

熱狂した大衆が、ワーッと「攻めて」来ることが目に見えているので、面倒臭いから、何も書かない訳です。

その「裸の王様」状態を、大上段から「ヘタクソです」と書いたブログは、他に無いのです。

下手だ、と書いているブログは、いくつもあるのですが、弊ブログのように、記事タイトルに、

「フジコ・ヘミングはヘタクソ」という文字を含めたのは私ぐらいなので、検索すると、すぐに引っかかります。

物凄い数のコメントが寄せられていますが、よくご覧になるとお分かりの通り、良識ある意見の方が遙かに多いのですが、

「フジ子教」に洗脳された「信者」には、何を言っても無駄なのです。

MBさんがおっしゃる通りで、プロなんですから(しかも、フジ子・ヘミングのチケットは結構高いのです(笑))、

おカネを取って下手な演奏をお客に聴かせることは許されない。

たった、それだけのことが、分からない人にはいつまで経っても分からない。

こういう人達はオーケストラも、他の楽器のリサイタルは愚か、他の人のピアノリサイタルも聴こうとしないので、

比較する、ということが出来ません。

また、世の中にはプロの音楽評論家がいて、「演奏会評」が存在し、フジ子・ヘミングとは比べものにならないほど

上手い人でも、その日の演奏がひどければ、ボロクソに書かれる、という厳しい現実も知りません。

フジ子・ヘミングさんも自分の演奏を冷静に判断出来なくなっている時点で、音楽家として失格です。

なんでも、「フジ子語録」に、

>間違えてもいいじゃない。人間なんだから。

といいう大変正しい、しかし、お客が言うならば兎も角、演奏者側が

「それを言ったら、おしまいよ」を平然と口にしているそうです。

>Ballade No.1 Op 23 G minor

いいですね。表記も正しいです。

こういうのをせめてアシュケナージとか、ポリーニとか、アルゲリッチとかで

聴いて欲しいものです。

私の父は、他界してから随分経ちます(十三回忌も終わりました)が、生前、

さほどしょっちゅうではありませんが、音楽を聴くのが好きでした。

ときどき、ふと、気が向くと、レコードを買ってくるのですが、いまから思うと、

なかなかツボを押さえた名演奏家ばかりを集めていまして、それなりに「耳」があったようです。

父は生前、しばしば、「俺は大衆が嫌いだ」と申しておりました。

何故かと問うと、

「本当に優れたもの(人・作品・演奏等々)の価値が分からないからだ」

と言います。若い頃、私は、「ふーん」という程度に聞き流しておりましたが、

最近、父の言いたいことが痛いほど分かります。

こちらこそ長文、乱文となり、ご無礼申し上げました。

今後とも弊ブログにお付き合い頂けましたら、幸甚です。

気候不順の折、ご自愛下さい。

それでは、失礼を致します。

投稿: JIRO | 2010.10.10 23:07

はじめまして。
MBといいます。
子供の頃、10年間ほどピアノを習っており、習うのをやめた後はもっぱら聞く方で
ライトなファンとしてクラシックを楽しんでおります。

フジコさんについては名前を聞いたことがあるくらいであり、また、普段テレビを観ない
こともあってどんな方かはほとんど知りませんでした。
(尖閣諸島のデモの記事のから興味を持ち、こちらの記事、コメント欄を読んでました)


さて、件のヘミングさんについてですが、記事とコメント欄を興味深く(ニヤニヤしながらです
ごめんなさい)読んでまして、これはもう全面的にJIROさんの意見に大賛成です。
コメント欄のリンクを参考にyoutubeでのヘミングさんの演奏と小山さんの演奏を
聴き比べましたが、小山さんのを聴いた後にヘミングさんのを聴いていたら、これは
もう本当に聴くに耐えないレベルで1分もたずに聴くのをやめました。それで充分です。
JIROさんの仰る通り、テンポもタッチもプロとはとてもとても思えない。
(技術的に追いついてなくて)ミスがあるのなんて問題外ですよ、プロとして。


昔、友人が地方の音大でピアノを専攻していたので、その修了考査(?)というものに
お邪魔させていただき、数名の学生のピアノを聴きました。
そこで印象的だったのは、二名の学生がショパンのBallade No.1 Op 23 G minor(表記
正しいでしょうか?)を弾いていたことです。
(あの曲、好きなんです。全体的に大好きなんですが、だいたい7分40秒~8分くらいから
始まる30秒間くらいの部分の跳ねるような踊るようなところが特に好きです)

もちろんこの二人はプロでお金をとって演奏しているわけではないのでかまわないのですが、
明らかに一方の演奏レベルが低かったのです。技術的に。
上記のヘミング氏、小山氏ほどの開きはありませんが、それほど耳がよくないと思われる
私でも明らかにわかるほどでした。


その後、同曲について、名もないような演奏者のCDや、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン
など、歴史に残る大巨人の演奏も含めていろいろ聴きました。
同じ曲なのに演者によってここまで大きく異なるのか、ということを改めて感じました。

また別の友人と音楽談義(ってほどでもないですが)をしていたときにこのような話が
話題に上ったのですが、弾き手によって解釈が違い、表現が異なる、それもクラシックの
大きな魅力の一つだということで意見は概ね一致しました。
ただし、それは大前提として、演者独自の解釈などを加える前に、技術的(本稿の
ラ・カンパネラだとテンポにスポットが当たっているのでしょうか)な問題は
当然クリアする必要がある、ということが言えると思います。ましてプロなら。


これは私見というか個人的な趣味嗜好の問題なのですが、圧倒的な技術というものには
素直に賛辞を贈りたいのです。
どんなジャンルのものでも、高い技術力はそれだけで称賛に値すると私は思います。
反対に、稚拙な技術というものはあまり好きではありません。

それが、私の好きなクラシック音楽の世界でフジコヘミングなる技術的に高いものを
持たない人間が持て囃され、高い金を聴衆から取り、堂々と正論を述べているJIROさんの
ブログに罵詈雑言を送りつけるような人間を生み出しているなどというのは由々しき事態ですね。

プロのピアニストならば、設定されたテンポで弾けないなんて最低限のことをクリアできない曲を
お金をとって演奏してはいけませんよ。
聴衆はどうでもいい。技術的にレベルが低い演奏で心が震えるのは自由です。
演者が恥と思わなきゃ。
技術的な裏付けもなく何がプロだ。

というわけで、テレビあんまり観ないため、これまでフジコヘミングの演奏を聴く機会が
なくてよかったなあ、ということを強く思いました(笑)。
今後もすすんで聴くことはないんでしょうね。


(私が好きなショパンのバラード、戦場のピアニストで演奏されたんですね。知りませんでした。
この映画観てないのですが、約9分間全部流したのでしょうか・・・今度観てみます)


それでは乱文・長文失礼いたしました。

投稿: MB | 2010.10.10 13:30

IPアドレス 125.4.180.108
ホスト名 zaq7d04b46c.zaq.ne.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 CATV
都道府県 兵庫県

のあんた。

人のブログのコメント欄に書き込むときには、挨拶と自己紹介するぐらいの

常識がないのかね?

いくらコメント欄で名前が(任意)となっていても、HN書かなければ、

あんたとしか、言いようがないだろ。アホ。

>何をマスコミと同じ事をしているんですか?

どこが同じなのでしょうか?ヘタクソといっているマスコミがありますか?

>そんなくだらない題材をのせる暇があるのなら聞きに行くのをやめて

何度も聴きに行っているかのように決めつけるな。それほどバカじゃ無い。

>自分の聞きたいものを聞き自分のテクニックを磨いてください。

聴きたいものを聴いてるよ。最新記事が見えないの?クラウディオ・アラウでしょ?

コメント書き込む前にジャンル分けしてあるのだから、他の「クラシック」や「音楽」カテゴリーの記事を

よく読め。頭悪いな。

自分のテクニックを磨く? どこに私がピアノを弾くとかいてあるの?

>長々と同じ論評を何年も載せてウンチクたれていること自体滑稽なのにまだお気づきないようですね。

5年前に載せた記事に今頃になって、テレビを見てコメントを書き込むお前さんみたいなバカがいるから、

レスを書いてるんだよ。ボケ。

話にならんな。今までにもボケは大勢いたけど、あんたほどの超弩級の頓珍漢は珍しいですよ。

滑稽で気の毒なのは、お前さんだ。

投稿: JIRO | 2010.10.06 21:28

何をマスコミと同じ事をしているんですか?
気の毒な方ですね・・・。
そんなくだらない題材をのせる暇があるのなら聞きに行くのをやめて
自分の聞きたいものを聞き自分のテクニックを磨いてください。

芸術家とは作品の瞬間瞬間を評価・批評し 自分自身を高める努力をするもの。

長々と同じ論評を何年も載せてウンチクたれていること自体滑稽なのにまだお気づきないようですね。

投稿: | 2010.10.06 10:36

ベタベタさん、メールをありがとうございました。

そちらに返信させて頂いておりませんが、こちらでレスを書かせて頂きます。前後しまして失礼をします。

大変ご謙遜ですが、ベタベタさんがお感じになったことは「正しい」と思います。

演奏解釈上の好みとは別に、まず、プロの演奏家は、自分が表現したいことを可能にするだけのテクニックをもっていなければなりません。

多くの方が私の主張を勘違いして「技術的に正確だけな演奏がそんなに素晴らしいのか?」と

コメントなさいますが、私はそのようなことは書いておりません。

つまり、テクニックは演奏家にとって「十分条件」ではありませんが「必要条件」であります。

フジ子・ヘミングさんはその「必要条件」を現在満たしていない、というのです。

それを「ヘタクソ」と表現したんであり、フジ子・ヘミングさんの人格やら、人間性にはなんら言及していないのですが、

多くの方は、その点についても勘違いしたまま興奮してコメントを書くので、大変困っています。

最初にヘミング女史をドキュメンタリーとして取りあげたのは、NHKですが「音楽番組」としてではなく、あくまでも

「ドキュメンタリー」でした。

「金スマ」の番宣には、次のように書かれています。

>●リストとショパンを弾く為に生まれてきた奇跡のピアニスト「フジ子・ヘミング」が特別出演。
>60歳を越えるまで無名だった彼女は耳が聞こえないピアニスト。
>謎に包まれた私生活・・・謎に包まれた彼女の人生を今夜告白。

演奏家の評価は、その演奏家のプライバシー(生い立ち、半生、などなど)とは無関係に為されるべきです。

本当の音楽家ならば、演奏以外の事を勘案して、演奏が「素晴らしい」と言われたら、むしろ怒る筈です。

ここで引き合いに出すのは悪いのですが、クライバーンで優勝した辻井伸行君は、演奏だけを聴いても優れたピアニストですが、

マスコミは「全盲の」ピアニストが、クライバーンで優勝した、という書き方をし、その後もずっと「全盲の」と言います。

辻井君は温厚な人柄ですから、表だって怒りを露わにすることはありませんが、度々テレビに出演してインタビューに答えている彼の

言葉を注意深く聞くと、「『全盲の』はいい加減にして、演奏だけを評価して欲しい」という意味のことを、やんわりと訴えています。

それは、尤もな主張で、音楽家ならば、「全盲だから」上手いと言われて喜ぶ訳がない。

それと同様、フジ子さんは本来、数奇な半生を「お涙頂戴」ストーリーにされたら、

「それは関係無く、自分のピアノ演奏だけを評価して欲しい」ということになるはずです。

演奏だけを客観的に聞くとこれはラ・カンパネラの演奏としては、「解釈」の範疇を超え、

テンポ設定も、音色も、技術も問題がある。弾けない音符を飛ばして弾くなら、弾いてはいけない。

それがプロであるべきだ、ということです。

嫌悪感を覚えられたベタベタさんの直感は正しいと思います。

ゲーテが言っています。

「感覚は欺かない。判断が欺くのだ。」

投稿: JIRO | 2010.10.03 19:43

名無しのかた。

>いろいろと肯定否定意見多々あって素晴らしいですね。

で、書いて下さった方、コメント欄で確かに名前(任意)となっておりますがこのようにレスを
書く際に、困りますので何でも結構ですから仮名(「ABC」でも「イロハ」でも良いのです)をお書き頂きたく存じます。

さて、時間を割いて丁寧なコメントを書いて下さっていますが、
はっきり申し上げてお答えのしようがありません。何故なら、

>ヘタクソだから一流じゃないって意見は、
>技術の観点だけで見た場合で意見になるでしょうし。
>でも、一流かそうでないかって、なにか大切なことなんですかね?

とおっしゃいますが、
>ヘタクソだから一流じゃない
という文節が一体何処に書いてあるのでしょうか?

私は、
>プロのピアニストたるもの、「カンパネラ」に限らず、楽譜に指定された、本来のテンポで
>弾けないのなら、その曲を客の前で弾いて、或いは録音をして、カネを取るべきではない。

と書きました。一流うんぬんどころではない。そもそもプロの演奏家のレベルに達していない
と主張しております。

書いていないことに対して、返事のしようがありません。
悪しからず。

投稿: JIRO | 2010.10.03 19:15

いろいろと肯定否定意見多々あって素晴らしいですね。
私はフジ子ヘミングさんのピアノは大好きですよ。

ヘタクソだから一流じゃないって意見は、
技術の観点だけで見た場合で意見になるでしょうし。
でも、一流かそうでないかって、なにか大切なことなんですかね?

少なくとも、技術的な評価をするならば、
評価する本人も一流の域に達していないならば技術的な評価なんてことは出来ないことだと思いますから、みなさんはさぞ素晴らしい技術をお持ちなのでしょう。笑

音楽だけに限らず、絵画や詩や写真などアートと呼ばれる分野の成功者は別に技術が一流だからじゃないですよ、
その人の人生や感情が伝わり、それにどれだけの方が共感するかできまるのではないですか?

マスコミに翻弄されている分もあると思いますけど、
それも1つの伝達方法だと思います。

個人的にはマスコミが煽ることで簡単に素晴らしいと思いこむのはおかしいといった意見には反対です。
そのマスコミにすら取り上げられない程度の技術や人生で、
特別だれも感動すら出来ないで、私の方が技術が上だなんて叫んでいる人は、先生でもやっていればいいじゃないかな?
本当につまらない人達だと思います。

有名な楽団とやったから素晴らしい?
違う。
技術が一流だから素晴らしい?
違う。
マスコミが騒ぐから素晴らしい?
違う。

過程はどうあれ、
今、感動させることができるなら、
技量はどうあれ素晴らしいアーティストだと思います。

投稿: | 2010.10.03 16:21

メールをさせていただいておりますが改めまして。

中学1年ぐらいまでお稽古でピアノをソナタぐらいまで経験しました。最後はいやいやでした(笑)たまに誘われればコンサートに行く程度で、ピアノをはじめ、演奏のうまい下手を論じる耳はありません。

フジコヘミングが話題になり、一度だけCDを聴く機会があったのですが、最初の感想は「どこがいいんだろう…」 感動はありませんでした。世間では騒がれているようだけど、私の感性が鈍いってことなのね。音楽・絵画など芸術に疎く、ある意味コンプレックスを持っていたので、人が感動するものに自分は感動ができないんだ・・・・ そんなことを思っていました。

そして先日のテレビ放映を見て、感動するどころか、こんな言い方をすると顰蹙を買ってしまいますが、嫌悪感を抱いてしまったのです。

演奏はうまい、下手ではなく心ゆさぶられる何かがあればいい 私はそう思ってきたのですが、技術が伴わなければ、感動も生まれないってこちらで知りました。初めて見たご本人の演奏はCDとは別の、マイナスの感情を画面を通して受けていました。

一方、スタジオでは涙を流す聴衆。その人やこの音楽を冷ややか~に見ていて「どこが、魂をゆすぶるの? 何で泣いてるわけ? 心ゆすぶられた?」って隣人にも問いかけてましたがその答えは「ぜんぜん・・・・」 「だよね~」という会話をかわしながら。

そこで、世間の評価はどうなんだろうと思い、こちらにたどりついた次第で、なぜかとてもホッとさせていただきました。私、冷血人間ってわけじゃなかったみたい(笑)

これはある意味、プラセボ効果だと思いました。「この薬、とっても効く薬なんですよ」そう言われて偽薬を飲むと効いてしまう・・・・ 偽薬は効く人もいるけれど、効かない人もいるということなのかな。彼女の境遇。魂をゆさぶる、奇跡の・・・・ そうした枕言葉が、偽薬の効能をより一層、高めているのだと…

正直言って音楽や絵画って高尚なものに思えてよくわかりません。自分にコンプレックスがあるせいか、その世界を語っている方たちが、高みにいらっしゃるように思えて・・・・  

でも、まず最初は人の意見、解釈にたよらず、自分で何を感じることができるかを大切にと思い、まっさらな状態で受け入れてみようと思っています。そこで、今の自分には何を受け留められらるのか。

もし事前情報があったとしても、それを鵜呑みにしないで、本当にそうなんだろうかと疑って、自分なりの解釈をしてみようと思いました。それから、人がどう解釈しているのか、どう受け止めているのかを拝見して、それをもとにまた興味や機会があれば、もう一度見る。そんなふうに付き合ってきました。

まずは、自分が感じたことを大切にしいていいんですよね・・・・

こちらで勇気づけていただけたように思います。長々失礼致しました。ありがとうございました。

投稿: ペタペタ | 2010.10.03 10:22

ガスパッチョさん、こんばんは。

日本語、読めますよね?

>下手がうまいかではなく、良いか悪いかは聴く人の判断でそれをあなたが決めるモノでもありません。

私は「ヘタクソだ」と書いています。「良いか悪いか」は書いていません。

決める物ではなくても、自分の所感を述べる自由はあるはずです。それすらいけないのですか?

>ヘタクソという言葉を使うということは、あなたは非常に優れたピアニストなのかわかりませんが、芸術家としては愚か者でしょうね。

芸術家でもピアニストでもありませんが、長年、優れたピアニストの演奏を聴いていれば、

フジコ・ヘミングの演奏の評価など書くのも馬鹿臭いほどです。

愚かなのは、あんたですよ。

>正確にひくことだけが上手いのであれば機械の自動演奏をお聞きになったらイイでしょうね。

「正確にひくことだけが上手い」と、私が何時、何処に書いたのでしょうか?

仮定を元に罵倒されても困りますなあ。

さようなら。

投稿: JIRO | 2010.10.02 22:46

tamaさん、こんばんは。

10月1日(金)TBS「金スマ」がフジ子・ヘミングを取りあげ、テレビで放送された後は
毎度のことですが、ものすごい数のアクセスがあります。(笑)

「魂のピアニスト」と類の浪花節に日本の大衆は弱いですね。アッという間に、他のピアニストを
聴いたことが無い人まで、「フジ子・ヘミングは、『魂のピアニストだ!』と抗議してくるから、噴飯物です。


>クラシック音楽は、楽譜に書かれた作曲家の意図をいかに正確に再現するかにかかっていると思っています。
>だから、テンポは正確に弾かなければならず、楽譜に書かれた表情記号にも従わなければならない。
>ただ、演奏する個人の捕らえ方で差は出てくる。そのように考えているのですが、
>どうやら昨今は、そんな事を抜きにしても音楽が成り立つ時代なのかも知れません。
>ポピュラー音楽は別にして、テンポもハーモニーも崩れた音楽に感動するなんて、凄い時代ですよね。
>「感動した」なんて言葉も安易に出てくる。時代はどんどん鈍化している。

全く同感です。最初に優れた演奏を聴かず、最初が「フジ子・ヘミング」だった、という人々は、本当に運の悪い、
気の毒で、かつ、悪いけれども滑稽な人々です。

時代はどんどん易きにながれます。テレビでポップス・シンガー(?)(自分自身のことを「アーティスト」などと呼ぶ連中)は、
素人が聴いても音程が狂っているのに、あれは、レコーディング・ディレクターも耳がないのでしょうね。
音程を補正しないまま、商品として、出回り、それを皆が喜んで聴いている。
何時の時代も大衆というのは、その程度なのでしょう。

>JIRO氏の仰る通り、フジ子氏の演奏や「のだめ」を契機に他の演奏を聴くのが一番ですよね。

はい。なかなか、他を聴こうとしないのです(笑)。 他の方へのレスにも書きましたが、

それでも、時々素直な方がいて、リヒテルやアルゲリッチを聴いて、

>フジ子・ヘミングさんより上手い人って、いるんですね

という、率直な(笑)感想を頂くことが有ります。但し、極めて例外的なのは残念です。
他の演奏家と聴き比べないで、「フジ子・ヘミングは素晴らしい」と、どうして判断できるのか、

私にも不思議で仕方がありません。

>5年ほど前のブログに書き込ませてしまうのは、フジ子氏の魔力なのでしょうかね?

「裸の王様」の寓話そのもので、私と同じ事を考えている人は世の中に大勢いるけれど、
書くと、面倒なことになるので、5年前まで誰も書かなかったのです。


私と同意見を表明しているブログは他にもありますが、このように大上段から、

「フジコ・ヘミングはヘタクソです。」と題した文章は、他に無いので、検索で真っ先に引っかかります。
おかげで面倒臭いことになりますが、まあ、一つぐらいは本当のことを堂々と書いたブログがあるべきでしょう。

よろしければ、弊ブログにまた、お立ち寄り下さい。

失礼致しました。

投稿: JIRO | 2010.10.02 22:40

ます、フジコヘミングを聞いている方に失礼ですね。
下手がうまいかではなく、良いか悪いかは聴く人の判断でそれをあなたが決めるモノでもありません。
ヘタクソという言葉を使うということは、あなたは非常に優れたピアニストなのかわかりませんが、芸術家としては愚か者でしょうね。
正確にひくことだけが上手いのであれば機械の自動演奏をお聞きになったらイイでしょうね。
自分の評価をもつのは構いませんが、
ねじ曲がった方が多いと感じます。残念です。

投稿: ガスパッチョ | 2010.10.02 08:14

 はじめまして。tamaと申します。仕事は編集者です。

 たまたまこの記事を拝見して、コメントも含めて、あまりにも面白いので、最後まで読んでしまいました。フジ子氏を初めて紹介したNHKの番組を見た時、きっと昔は弾けていたけど、「歴史に翻弄された悲劇のピアニスト」なのか?ぐらいに見ていたのですが、「魂のピアニスト」なんてキャッチフレーズで出てきた頃から、「こりゃなんじゃ?」と首を傾げていました。私は40年程、クラシック音楽を聴き続けているのですが、何でこんなに彼女の演奏が持て囃されるのか疑問でした。JIRO氏の「彼女のは演歌」という言葉で納得(笑)。聴衆は彼女を音楽家とは認識していない。

 クラシック音楽は、楽譜に書かれた作曲家の意図をいかに正確に再現するかにかかっていると思っています。だから、テンポは正確に弾かなければならず、楽譜に書かれた表情記号にも従わなければならない。ただ、演奏する個人の捕らえ方で差は出てくる。そのように考えているのですが、どうやら昨今は、そんな事を抜きにしても音楽が成り立つ時代なのかも知れません。ポピュラー音楽は別にして、テンポもハーモニーも崩れた音楽に感動するなんて、凄い時代ですよね。「感動した」なんて言葉も安易に出てくる。時代はどんどん鈍化している。
 
 昔、来日したある「老演奏家」の演奏会を、「腐っても鯛」だからと聴きに行ったことがありましたが、確かにレコードで聴いたよりは、テクニックは落ちていましたが、しっかり「音楽」が聴けました。きっと、もう十年若ければ素晴らしい演奏だったろうなと思いながらも、音色に酔いしれて帰ってきたのです。でも、フジ子氏の演奏は、「一昔前の日本の演奏家」として見ると、何となく納得は出来るものの、今の時代にデビューしてきたのが異様に感じられます。

 JIRO氏の仰る通り、フジ子氏の演奏や「のだめ」を契機に他の演奏を聴くのが一番ですよね。本当に凄い演奏は、ただ「凄い」としかいいようがない。彼女の演奏は初めてピアノを聴いた人にしか通用しない演奏です。それに付随する物語に惹かれて、演奏も有り難がってしまう。日本でしか成り立たない演奏ともいえるかも知れません。彼女以外の演奏を聴いて、それでも「上手い」という人にはまだ出会っていないのですが、彼女だけの演奏で完結してしまうのは、アイドルを見て満足するのと同程度で、音楽ファンではなくて「フジ子ファン」なのでしょう。だから、あの音楽に「感動した」というのは余計に不気味ですね。

 初書き込みで、長々と失礼しました。また時々、寄らせてもらいますが、5年ほど前のブログに書き込ませてしまうのは、フジ子氏の魔力なのでしょうかね?

 

投稿: tama | 2010.10.02 03:38

KOKOUSAさん、はじめまして。JIROです。

ようこそおいで下さいました。

>一昨年、地元で開催されましたフジコ氏のコンサートに行きました。
>チケットも高かったのですが、大変楽しみにしておりました。
>しかし、最初の1曲で、実は「この人、こんなに下手だったの?」とびっくりしてしまいました。

KOKOUSAさんの鑑賞歴が分かりますね。
一曲聴いて、下手さにびっくりなさったのは、これまでにより優れた演奏を
聴いておられた証拠です(尤も、ヘミング女史よりヘタクソな「プロ」は想像がつきませんが)。

>専門家のように詳しい説明はできないのですが、とにかく 下手 と思ったのです。

指揮者の故・岩城宏之さんは、大変著書が多い音楽家でしたが、何度も、
「お客さんは、プロではないのだから、分析的に感想を語る必要は全く無いのであって、
『今日のソリストは何となく普通とちがう』とか、『今夜の演奏は新鮮な感じがした』という
感じ方で良いのだ」と書いています。

KOKOUSAさんが「とにかく、下手と思った」のはそれで十分正しいのです。

>さらに、プロとしては信じられない言葉が本人よりありました。
>「老眼鏡を忘れてしまいました」と。

ソリストは、暗譜する(ぐらい練習している)のが当たり前なのですが、
老眼鏡ということは、暗譜ではなかったのですね?

新曲ならばともかく、あの人は同じ曲ばかり弾いているのに、
いまだに暗譜出来ていないとは恐れ入りますね(笑)。

>共演したオーケストラの方々が気の毒で(こんな下手なピアノとのコンチェルト)、

大抵、聴いた事のないオーケストラですよね。日本のオケは呼びません。

>その下手な音楽を陶酔して聞きいっている人が周りにとても多くて(汗)

何も分かっていないんですよ。

>すっごく不思議な、気持ち悪い、そして「金かえせー」コンサートでした、私にとっては。

そうですね。ブログ本文で書いた通り、おカネをとってひと様に聴かせるレベルに
なっていません。あの人は。

西本智実さんは、好みですけど、ロシアからキャリアを積んで、
チャイコフスキーのオペラ「エウゲニ・オネーギン」をロシアの歌手、ロシアのオーケストラで
サンクト・ペテルブルグ歌劇場でロシア人の聴衆の前で演奏したわけで、これは、
並のことではないですから、まあ、KOKOUSAの好みには合わないのでしょうが、

ヘミングさんよりは、まともなことをしてます。マーラーは難しいですから、
もう少し年期が必要でしょうね。

のだめは、私は漫画もドラマも映画も知らないんで、何とも言えません。
ただ、絵を見ると二ノ宮さんという人が、昔から音楽やオーケストラが好きであったのではない、
ということがよく分かります。

クラシックの裾野を拡げたといえば、1972年から10数年、故・山本直純さんが
毎週日曜日に「オーケストラがやってきた」という番組の企画司会を続けたのです。

今、ああいう人がいてくれたらな、と思います。

どううか、これからもコンサートを楽しんでください。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.07.24 04:21

Erikoさん、ようこそ、弊ブログへおいでくださいました。

>初めてマスコミに取り上げられたとき、ヘミング氏が上手でないことはいとも簡単に分かるのに
>皆さんがうまいとか奇跡だとか言うので驚いたことを覚えています。

最初に彼女を取りあげたのはNHKですが、ドキュメンタリー番組の制作チームだったそうですね。
特に音楽的に秀でている、とかではなくて、数奇な運命を辿った日本人、という視点だったのですが、
レコード屋が「これは売れる!」というので、大衆にアピールする最も安易な方法、即ち「奇跡」とか「天才」とか
をキャッチフレーズに加えたのでしょうね。

>ヘミング氏とその他のピアニストを聴き比べて違いが分からないほど音の分析が出来ないのか、

それまでに全く他の演奏を聴いた事が無くて、最初にヘタクソを聴いてしまうと、ひよこの刷り込み、つまり、
最初に見たものを親と思う、というあの習性に何となく通じるものがありますね。最初に「奇跡の」と言われて聴いた
フジ子・ヘミングこそ、「本当の」ピアニストなのだ、というとんでもない勘違いをしてしまうようです。

>まぁ、しかし、JIROさんのブログを拝読して、どうやら盲人でなくてもきちんと音が聞こえて、
>また聞いた音の内容も理解できる人は沢山いるらしいことを知って安心しました。

そうですね。コメントを読み返してみると、「『ヘタクソ』という評価に賛成」という方の方が多いです。

>皆さん、不思議なもの(素人みたいな演奏のプロピアニスト)を不思議な観点から放送して
>不思議な評価をすることで一盲人をあんまり驚かせないでくださいよ。後生ですからお願いします。

音楽の理論的なことなど知らなくていいので、虚心坦懐に聴いて頂きたいのですが、
最近の風潮として、「本当はクラシックなんて、全然つまらないけど、少し知っていた方がカッコイイ」と
いう聴き方をする若い人がいるようです。それでも本当に好きになるひとがでれば良いのですが、
不運にしてそれだけの感受性を持たない人は、「フジ子・ヘミング」と「のだめカンタービレ」より先に
進めないのですね。

駄文ばかりを連ねておりますが、また、遊びにいらしてください。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.07.24 03:25

はじめまして、KOKOUSAと申します。
子供のころ すこ~しピアノをかじり、最近ブームだった「のだめ」に乗っかった40歳代のミーハークラファンです。
フジコヘミングについては もやもやした気持ちがあり、こちらにたどり着きました。

一昨年、地元で開催されましたフジコ氏のコンサートに行きました。

チケットも高かったのですが、大変楽しみにしておりました。
しかし、最初の1曲で、実は「この人、こんなに下手だったの?」とびっくりしてしまいました。
専門家のように詳しい説明はできないのですが、とにかく 下手 と思ったのです。
さらに、プロとしては信じられない言葉が本人よりありました。
「老眼鏡を忘れてしまいました」と。
2曲目の前にスタッフに持ってこさせましたが、普通は許されないでしょ?プロなら。
共演したオーケストラの方々が気の毒で(こんな下手なピアノとのコンチェルト)、
その下手な音楽を陶酔して聞きいっている人が周りにとても多くて(汗)
すっごく不思議な、気持ち悪い、そして「金かえせー」コンサートでした、私にとっては。

フジコからはずれますが、昨年、西本智美氏のマーラーを聴きにいきましたが、
これも 私にとっては『気持ち悪いコンサート』となってしまいました。
ずいぶん予習(1か月前から演奏曲目を聴きくらべていた)して聴いたのですが、
私とマーラーの相性が悪いのか、西本氏との相性が悪いのか?
私の地元ではめずらしいスタンディングオベイションでしたが、
私には 大変苦痛な時間となってしまいました。

ブルノ・フィルのスメタナ、ドヴォルザークは「素晴らしいっ!」と思ったのですけど。

でも、これからも ミーハーパワーで(笑)色々なCD、コンサートを聴きたいと思います。

ちなみに、「のだめ」は今でも大変好きですが、『クラシックラブコメ』として好きですし、
これがきっかけで 世間でクラシックの垣根が少し低くなったような気がするので、
一時的ではあるけれども、クラシックの裾野を広げたきっかけになったのかな、と思います。
長々と駄文失礼いたしました。

投稿: KOKOUSA | 2010.07.22 08:14

JIROさんのおっしゃるとおりです。初めてマスコミに取り上げられたとき、ヘミング氏が上手でないことはいとも簡単に分かるのに皆さんがうまいとか奇跡だとか言うので驚いたことを覚えています。そのとき内心視力使用者は視力なしで生きていけないだけでなく(^_-)-☆、ヘミング氏とその他のピアニストを聴き比べて違いが分からないほど音の分析が出来ないのか、自分は盲人であるからこそ音楽を楽しめるのかとこちらについても驚きを感じたものでした。

まぁ、しかし、JIROさんのブログを拝読して、どうやら盲人でなくてもきちんと音が聞こえて、また聞いた音の内容も理解できる人は沢山いるらしいことを知って安心しました。

皆さん、不思議なもの(素人みたいな演奏のプロピアニスト)を不思議な干天から放送して不思議な評価をすることで一盲人をあんまり驚かせないでくださいよ。後生ですからお願いします。

投稿: Eriko | 2010.07.21 07:04

Tomyさん、はじめまして。ようこそ。

>フジコもこのHPにある本物も知りませんでしたが、
>目を閉じて聞けば、音の流れからして一目(?)瞭然じゃないですか?

そのとおりなんです。その一言で終わりなんです。

>このページの音源の方が流麗で身を任せられる。
>フジコって人の方の音は、一体何が良いのか全然分からないのだが・・・。

同感です。本文で書いた通り、ヘミング女史の演奏は、本来、「プロ」として
おカネ(結構高いんですよ)を取ってひとさまに聴かせるレベルではないのですが、
最初、これを聴いてしまったひとは、マスコミが「奇跡のラ・カンパネラ」などと、持ち上げるので、
「きっと、これが『素晴らしい』演奏なのだろう」 と思い込んでしまうらしいのです。

このエントリー記事は、弊ブログで最もアクセス数と、書いてから5年以上経つのに、
今でも頻繁にコメントが寄せられ、コメント数も最も多いのです。

ページの一番下が最も古いコメントで、上に行くほど新しいコメントなのですが、
「フジ子・ヘミングさんの演奏が良い」という方の意見が書かれています。

私がそのコメントを要約すると私の主観が混入してしまうので、ご面倒でしょうが、
今までに寄せられたコメントをご覧頂けると、「ヘミング・ファン」の主張がどのようなものか、
(同意できるか否かは別ですが)分かります。結構面白いですよ。

投稿: JIRO | 2010.07.21 02:10

メタルを聞いて、ギターを弾いている者です。

フジコもこのHPにある本物も知りませんでしたが、目を閉じて聞けば、音の流れからして一目(?)瞭然じゃないですか?

このページの音源の方が流麗で身を任せられる。
フジコって人の方の音は、一体何が良いのか全然分からないのだが・・・。

逆にフジコの良さを解説して欲しい。純粋に音楽上の視点から。

投稿: Tomy | 2010.07.21 00:46

赤い魚さん、はじめまして。 コメントをありがとうございます。

>皆さんの様々な反応も含め大変面白かったです。(私は彼女の演奏を聴きたいと思う事は二度とありませんが、
>彼女の演奏(+おそらくこれまでの生い立ちとのパッケージで)に魅了され心を癒される人も多くいることは事実なので、
>そこはそういったファンの方々の為に喜びたいと思います。
>お金を払ってがっかりした人にとっては、別の素晴らしい演奏を発見するキッカケになったとして、これまた、喜びたいと思います。)

大変、心の広い方ですね。皮肉でも何でもなく、そういう考え方もあるか、と目の覚める思いでございます。

>JIROさんの音楽の記事では、(ラ・カンパネラの記事もしかり)色々な演奏家の演奏が
>比べられるのがとても楽しく参考になります。お薦めのCDも聴いてみたいと思います
>(ヨーヨーマのジャズ、マーラーの交響曲5番など)。これからもどうぞよろしくお願い致します。

お褒めに預かり恐縮です。大したことは書けませんが、
お楽しみ頂ければ大変嬉しく思います。

今後とも弊ブログを御愛読頂ければ幸甚です。

投稿: JIRO | 2010.07.11 17:39

はじめまして。赤い魚ともうします。

クラシック好きの父の影響で物心ついた頃からクラシック音楽は私にとって身近な存在でした。ただ知識はなく、様々な演奏を聞いて楽しんでいるだけの立場です。現在はNYCに住んでいて、最近ほぼ20年ぶりにヴァイオリンのレッスンを再開ました。一流の演奏を聴いて、奮起しようと思い『ジェームス・エーネス』を検索したところ、こちらのブログに辿り着きました。

前置きが長くなりましたが、ブログを拝見しているうちにたまたまこの記事の見出しに気づき、かつて『奇跡の〜』の文字に『魂を揺さぶられる』覚悟で聴いたヘミング氏のCDに肩すかしをくらい、不可解な気分に包まれた事を思い出して、過去のコメントから読み返してしまいました。皆さんの様々な反応も含め大変面白かったです。(私は彼女の演奏を聴きたいと思う事は二度とありませんが、彼女の演奏(+おそらくこれまでの生い立ちとのパッケージで)に魅了され心を癒される人も多くいることは事実なので、そこはそういったファンの方々の為に喜びたいと思います。お金を払ってがっかりした人にとっては、別の素晴らしい演奏を発見するキッカケになったとして、これまた、喜びたいと思います。)

JIROさんの音楽の記事では、(ラ・カンパネラの記事もしかり)色々な演奏家の演奏が比べられるのがとても楽しく参考になります。お薦めのCDも聴いてみたいと思います(ヨーヨーマのジャズ、マーラーの交響曲5番など)。これからもどうぞよろしくお願い致します。

投稿: 赤い魚 | 2010.07.09 14:12

トトさん、はじめまして。ようこそおいで下さいました。

>昨年の「ラ・カンパネラ大特集」のおかげでフジコ・ヘミングのCDを買わずに済みました。大変感謝しております。

ご丁寧に恐れ入ります。「特集」を組んだ甲斐があります。

>正直、他の人と演奏とは「全くレベルの低い別物」の内容に衝撃を受けました。
>結果として、小山実稚恵さんのCDを購入し、心癒される日々を送っています。

おっしゃるとおり、他の人達と、ヘミング女史の演奏は次元が異なり、
もうそんなことは口にするまでもない、と多くの方はお書きになりませんが、
私だけ、大上段から大人げなく「ヘタクソです」と書いたものですから(笑)、

他のピアニストと比べてもまだ、ヘミング女史のヘタクソさ加減が分からない程度の
耳の持ち主の皆さんから、記事を書いて5年以上も経つのですが、いまだにご覧の通り、
「抗議」のコメントがときおり、書き込まれます(笑)。

>「テクニックがあればいいのか」「感情がこもってる」「人の心をうつ」というのがフジコ支持者の常套句ですが、

そうですね。ものすごく古典的な「ヘタクソの言い訳」なんですけれどもね。
「テクニックではない。心だ」(笑)。浪花節が好きなのですね。

>NHKも荷担した刷り込みによる思い込みの効果はすさまじいと感じます。洗脳を解くのは容易な事ではありません。
>自分の信じている教祖様を否定されると感情的な攻撃に走るのはまさに「フジコ教」。

これもトトさんが核心を突いておられるとおり、新興宗教と同じですね。「フジ子教」や
「のだめカンタービレ教」信者には、小山さんの「ラ・カンパネラ」を聴かせても、

C・クライバーの「ベートーヴェン 交響曲第7番」を聴かせても無駄なのですね。

>評論家こそもっと真実を伝えれば良いのに、腰が弾けていますよね。あのホロヴィッツを「ひび割れた骨董品」と酷評した
>吉田秀和氏あたりをもってすれば、難しくないと思うのですが。

はい。本当はそのとおりなのですが、プロの音楽家や評論家の立場からは、
わざわざ筆を執るまでも無いほど、ホンの数秒聴けば明らかな「問題外」なので、
書いて下さいませんね。(笑) 書くこと自体コケンに関わるのでしょう。

こちらこそ、いつも、駄文・乱文を晒してお恥ずかしい限りですが、

また、遊びにいらしてください。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.06.25 20:17

JIROさん、こんばんは。
トトといいます。

昨年の「ラ・カンパネラ大特集」のおかげでフジコ・ヘミングのCDを買わずに済みました。大変感謝しております。
正直、他の人と演奏とは「全くレベルの低い別物」の内容に衝撃を受けました。
結果として、小山実稚恵さんのCDを購入し、心癒される日々を送っています。

フジコ・ヘミングが完全に健康で、美人でスタイルも良ければおそらくこれほど騒がれることもなかったでしょう。
あの健康状態と境遇がNHKで取り上げられたことで、日本人の「判官贔屓」の感情を呼び覚ましたと思います。

また、音楽ではテクニックより感情表現こそ重要で優先すべきという何か誤った考えがが巷に満ちているように感じます。
一定以上のレベルのテクニックその演奏家の感情表現を支えていると私は思っています。

「テクニックがあればいいのか」「感情がこもってる」「人の心をうつ」というのがフジコ支持者の常套句ですが、
NHKも荷担した刷り込みによる思い込みの効果はすさまじいと感じます。洗脳を解くのは容易な事ではありません。
自分の信じている教祖様を否定されると感情的な攻撃に走るのはまさに「フジコ教」。

評論家こそもっと真実を伝えれば良いのに、腰が弾けていますよね。あのホロヴィッツを「ひび割れた骨董品」と酷評した
吉田秀和氏あたりをもってすれば、難しくないと思うのですが。

乱文乱筆でとりとめのない文章になってしまいました。
これからもよろしくお願い致します。

投稿: トト | 2010.06.24 23:20

もんさん、

このコメント欄で何十回書いたか分からないけど、ネット上でお互い仮名とは言え、

貴方と私は、「初対面」でしょう?

初対面の私のブログのコメント欄に貴方は書き込みをするというのに、

挨拶もなければ、自己紹介も無い。

あんたは男?女?ガキ?大人?

音楽鑑賞歴は?他のピアニストの演奏を聴いたことは?

何も書かずに、

>早ければうまいもんではない

>フジコヘミングは音が雑だけど、それなりの感情など入ってる

>下手なんて言ってるけど、下手だったらHungarian Rhapsody No.2なんて弾けやしない

>うまい、下手とかの評価は難しいその中で個性があるものがより目立つ

>まぁ、こう言ってもフジコヘミングはあまり好きではないけどね

なんですか?この言葉遣いは。

初対面の相手には丁寧語を使うのが日本人の常識です。

失礼だな。

>フジコヘミングは音が雑だけど、それなりの感情など入ってる

それなら、アマチュアにもいるよ。いくらでも、演歌歌手じゃないんだよ。

>下手なんて言ってるけど、下手だったらHungarian Rhapsody No.2なんて弾けやしない

だから、弾けて無いでしょ?辻井君と聴き比べた?

>うまい、下手とかの評価は難しいその中で個性があるものがより目立つ

フジ子・ヘミングの演奏が上手いか下手か判断するのが難しい、ということは、
もっと上手いピアニストを聴いたことが無いからですよ。

>まぁ、こう言ってもフジコヘミングはあまり好きではないけどね

じゃあ、ほっとけ。

>とにかく偉そうに批判するのはよくない、それだけ。

貴方、自分が「偉そうに」JIROを「批判し」ている事実に気が付かないですか?

矛盾してますね(笑)

あ、それから、フジ子・ヘミング女史がヘタクソだと主張しているのはわたしだけではないですよ。

このブログには20人以上の方がコメントを寄せてくださっています。

多くの方は実際に演奏を聴いて、二度と彼女のリサイタルには行かない、とか、所詮キワモノ、という意見です。

プロの演奏家はお客さんからおカネを取り、お客さんの人生の中の「時間」を預かっているのです。

下手だと思われたらボロクソに言われても仕方がない。
プロなんですから。一応。

まあ、20数名の方のコメントを全部読んでご覧なさいな。

投稿: JIRO | 2010.06.22 01:35

早ければうまいもんではない

フジコヘミングは音が雑だけど、それなりの感情など入ってる

下手なんて言ってるけど、下手だったらHungarian Rhapsody No.2なんて弾けやしない

批判もいいけど、わざわざこんな一方通行に批判するのはどうかしてる。自分も一回同じような批判を受けてみればわかるよ

個人的には、

世界の中でうまいピアニストはあふれるほどいる
うまい、下手とかの評価は難しい
その中で個性があるものがより目立つ
それがフジコヘミングだとおもう。


まぁ、こう言ってもフジコヘミングはあまり好きではないけどね

とにかく偉そうに批判するのはよくない、それだけ。

投稿: もん | 2010.06.21 21:32

miyaさま、はじめまして。ようこそおいで下さいました。JIROです。

>「フジコ・ヘミング」氏が初めて登場したと思われるドキュメント番組を偶然見ておりました。

フジ子・ヘミングを最初に取りあげたのはNHKですが、お書きの通り「音楽番組」としてではなく、「ドキュメンタリー番組」としてでした。

つまり、番組制作を行ったのはドキュメンタリー番組制作班で、「音楽」は付随的なものでした。

数奇な運命を辿り、聴覚を失いかけた女性がそれでも、なんとか立ち直って、ピアニストとして再起した。

という、皮肉な書き方をするならば、「浪花節」調の番組構成でしたが、日本人は「浪花節」が好きなので、

「数奇な運命」「奇怪な容貌」「聴力を失いかけた絶望からの復活」、などの要素がそろうと、

音楽など(すくなくとも「ラ・カンパネッラ」など聴いたことが無い人まで、他のピアニストの演奏を

知らないのにもかかわらず、「フジ子・ヘミングさんは『奇跡のピアニスト』『魂のピアニスト』だ」と

勝手に決めつけ、その演奏に感動出来る(今までクラシックに感じ入ったことなど無いのに)自分に

自己陶酔してしまうのでしょう。

このブログ記事には夥しい数のコメントが寄せられておりますので、お気が向きましたら、

一番下からお読み頂くと、面白いかと存じます。

>ちなみに、私が、初めて音楽を聴くきっかけになった曲は、ベートーベンの交響曲7番です。
>クライバーの7番は「とびっきり」の演奏だと思っておりましたので、JIRO様の記事を拝見して、とてもうれしく思いました。

ありがとうございます。ベートーヴェンの交響曲第7番が名曲であることは議論の余地が無いほどですし、

クライバーの演奏は、4番と並び7番はものすごい熱演かつ名演です。

miyaさまは、良い演奏をよく御存知だと思います。 それがお分かりになる「耳」をお持ちなのだ、

ということかと、僭越ながら思います。

また、遊びにいらっしゃって下さい。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.06.10 06:18

Noko3さま、コメントをありがとうございます。JIROでございます。

Noko3さまと同じような経験をなさった方は大変多いのです。

つまり、今まで音楽がお好きで、長い間聴いて来られて、耳が肥えておられる方が、

あの、ヘミング女史の演奏を聴いたら、感動などとても出来ません。

しかし、人間の心理は複雑でして、それでもあれほどマスコミが騒ぎ、大衆が

「魂のピアニスト」などといって、あたかも新興宗教の教祖のように崇め奉るので、

訳が分からなくなってしまう、というケースです。

しかし、Noko3さま、僭越な物言いで失礼ですが、ご自分の耳に自信をお持ち下さい。

Noko3さまが、ヘミング女史の演奏を聴いて直感的に抱かれた印象が正しいのです。

ご自分が良いと思われない演奏は、他人がいくら「魂の演奏だ」といっても、無意味なのですから、

ご自分の耳が満足する演奏を評価なさるのが、一番であり、正しい聴き方だと思います。

勿論色々な演奏を聴いてみるのは大事ですが、ヘミングさんの演奏は、もうお聴きになる必要はない、と

存じます。

今後とも弊ブログにお付き合い頂けましたら、幸甚でございます。

投稿: JIRO | 2010.06.09 23:41

chair_manさん、コメントをありがとうございます。

おっしゃるとおりでして、ある程度クラシックを聴いて、耳が出来ている人々にとっては、

フジ子ヘミングがヘタクソであることなど、このようにまともにとりあげることすら、

下らない。ナンセンスである、というお気持ちはよく分かります。

素人でも分かるぐらいですから、プロの音楽家は、最初から「問題外」と思っておられるし、

プロの演奏家が下手に「ヘミング批判」を書けば、大衆は、「僻み、嫉み」と受け取ることは明らかなので、

何も書かないでしょう。そういう風にして、あのNHKの特番が放送されてから、誰も何も書かないので、

フジ子・ヘミング女史は、「裸の王様」になってしまったのです。

また、クラシックを聴き始めでも耳がある方は、ヘミング女史の演奏を聴いて、明らかな違和感を覚えても、

世間でこれほど人気があると、「自分の耳の方が間違っているのであろうか?」と随分と悩まれるようです。

そういう方々に、「あなたの思っている通りですよ」と安心して頂くために、この記事は多少は役に立っていると思います。

クラシックの声楽家が中森明菜の発声を批判していたというのは、おっしゃるとおり、これは次元が最初から違うので、

ちょっと大人げないです。

しかし、フジコ・ヘミング女史の場合、「大道芸人」なら私も許しますが、

そうではなく、高い金を取っています。おカネは、原理上「返せ」と言われれば返せますが、

取り返しが付かないのは、フジ子の演奏を聴きに行ったお客さんが無駄にした時間です。

一生のうち、二度と取り返しの付かない2時間をヘミング女史は、お客さんから預かっているのですから

(それは、どのような演奏家・パフォーマーもおなじですが)、あの演奏で平然としていることは、

犯罪的だと思います。

それが、下らない事は百も承知で、この稿を上げた理由です。

投稿: JIRO | 2010.06.09 23:27

JIRO様、はじめまして。miyaと申します。
音楽の専門教育は受けていない、ただ、音楽が好きで、聴いてきたものです。

「フジコ・ヘミング」氏が初めて登場したと思われるドキュメント番組を偶然見ておりました。その時「ずいぶんと雑な、はすっぱな弾き方だなあ。」と感じました。その後「奇跡の」という枕詞を目にして、自分の耳で感じたこととの違いに、もやもやした思いを持っていたのですが、こちらの記事を拝見しまして、もやもやが解消されました。ありがとうございました。

ちなみに、私が、初めて音楽を聴くきっかけになった曲は、ベートーベンの交響曲7番です。クライバーの7番は「とびっきり」の演奏だと思っておりましたので、JIRO様の記事を拝見して、とてもうれしく思いました。

乱筆、乱文、お許しください。

投稿: miya | 2010.06.09 01:31

JIROさん、こんばんは!東京の音楽好きの50代女性です。このブログにたどり着き、先日からのもやもやがすっきりしました!お礼を言いたいほどです。このブログを長い間開設してくださり、どうもありがとうございます。
私は先日、2010年5月31日、池袋の東京芸術劇場で友人とフジコ・へミングの演奏を聴きました。感動を求めて聴きに行ったのに、「??????」。私は、感動できない自分の心がおかしいのかと(耳はおかしくない!)ずっと気になっていました。遅いテンポ、ミスタッチの多さ、練習不足なのか老齢のためなのか? 1年半前に聴いたアリス・サラ・オットのラ・カンパネラに感動した私の嗜好に合わないだけなのだと思うようにしましたが、やはり納得できずにインターネット検索していました。まったく同じ意見が見つかり、50年間もPOPS,ROCK,Clssic、といろんなジャンルの音楽を聴いてきた私の感性が衰えたわけではないと、嬉しく思いました。そして、どうしても気に入らなかったフジコの「皇帝」を、気に入った演奏で聴きたと思いました。これから私もCDを値段で選ぶのではなく、演奏を試聴して選ぶようになりそうです。
長く書いてしまいすみませんでした。これからもこのブログの管理、大変でしょうが頑張ってくださいね。

投稿: Noko3 | 2010.06.08 22:42

彼女の演奏に対するJIROさんの意見には、大方賛同します。
クラシック音楽を愛好する人間で、大きく異なる意見は無いと思います。
しかし、あえてあからさまに言えば、美空ひばりの歌といわゆるソプラノ歌手とを比べる様なもので、批評と言うよりナンセンスだと思います。
逆に、大分以前になりますが、私がファンだった日本人ソプラノ歌手が中森明菜の発声法を批判したのを耳にしました。あまり良い気持ちがしませんでした。両者にとっても、第三者の我々にとっても得られるモノが無いからです。

投稿: chair_man | 2010.06.08 22:03

SARAH こんばんは。 JIROです。はじめまして。

ようこそ、弊ブログへ。

ヘミング女史のリサイタルの様子、克明に描写していただきましたが、

>それにも関わらず、あまりに多くの聴衆を「感動と興奮」へ導くさまを見て呆然としました。

というのは、不気味ですね。

なんだか、こうなると一種の「宗教」で、ヘミング女史は崇拝すべき神様なのですね。

ミスタッチがあろうが、楽譜を変えて弾こうが、

テンポがどうあろうが、とにかく、ヘミング女史しか知らない人々には、「魂の芸術家」になってしまうのですね。

SARAHさんの直前にコメントを下さった、「アシュケナージが好き」さんは、知り合いの方に他の演奏家も聴いてみたらどうか、

と薦めても、全然受け入れない、とおっしゃっています。

どうも、そういう風になるのが不思議です。

SARAHさんもよく御存知と思いますが、普通、クラシックは同一の楽曲を異なる演奏家で聴き比べ、

「『解釈』が違うと、同じ音楽がこれほど、違った響きを醸し出すのか」

ということを発見するのが面白いのに、ヘミングでも誰でも「○○しか聴かない」という人々は

それを知らずに(大袈裟に言えば)生涯を過ごしてしまうのですから、気の毒です。

とはいえ、「ヘタクソな演奏を好む権利」は存在するわけです(笑)。

私は、「フジ子・ヘミングはヘタクソだ。」との持論は絶対に変えませんが、

それを好んで聴く自由を剥奪する権利はありませんから、言っても分からない人は、まあ、放っておきます。

>●彼女の特異な風貌・経歴などがなかったとしても、演奏だけであのような感動を生み出すことができたのでしょうか?

>●あの風貌・経歴があったとしても、あの特異な演奏とセットでなければ、これだけの大衆を動かすことはなかったのでしょうか?

>そういう、答えの出ない問いを自問しています、、。

厳密に、誠実に考えれば、確かにそれは仮定上の話ですから断定はできませんが、と書くべきでしょうが、

ざっくばらんに言えば、答えは簡単に出るとおもいます。勿論「No.」です。

この記事へ寄せられたコメントは非常に多いのですが、一番下から読んで頂くとお分かりになると思います。

プロの演奏家のコメントもありますが、本職の間では「話題にするのもアホ臭い」ということだそうで、至極尤もです。

日本のプロ・オーケストラのうち、N響、読響はスポンサーが付いているので、相対的に安定していますが、

それ以外のオケはいつ、深刻な財政難に陥るか分からない。フジ子・ヘミングは、大衆に大人気ですから、

本当は彼女をゲストに呼べば、儲かることは、ほぼ明らかです。

それにも関わらず、在京オケが、ヘミング女史をソリストに呼んだ例を知りません。

それは、まともなプロの音楽家たちのプライドが許さないのでしょう。

と、言う程度の類推もできないのが、ヘミング女史を崇拝している連中だということです。

投稿: JIRO | 2010.06.07 23:11

アシュケナージが好き さん、こんばんは。

はじめまして。JIROです。ようこそおいで下さいました。

> 「フジ子ヘミング 下手」で検索して、ここに着きました(笑)

なるほど(笑)。Googleを「フジ子ヘミング 下手」で検索すると、この記事が1番目に表示されますね(笑)。

> 先日、知り合いの方がフジ子ヘミングは上手い、素晴らしいと言うので、おや?私の感性と全く違う。
> その時に他のソリスト聴き比べてほしいと言いました。
> 素人ながらに感じたことは重くて違和感があり最後まで聴けない。。
> どこをどうすれば彼女のピアノを上手いと感じるんだろ。。です。

ブログ記事本文をお読み頂いてお察しのとおり、全面的に同感です。

大変、僭越かつ傲慢な物言いで申し訳ございませんが、
アシュケナージが好きさんは、

>50代クラシック好き初心者です(五年位)

とのことですが、なかなか、40代、50代からクラシックを聴き始める方はいらっしゃらないのです。
アシュケナージが好きさんは、大変柔軟な、そして優れた感性と耳をお持ちだと思います。

>それから、その知り合いは私が言った感想に驚いたのか「最初に聴いたものが一番いい。ようはカルガモと同じ」

ははあ、なるほど。言い得て妙ですが、それだから、困ってしまうのですよね。

それまでまともなピアノ演奏を聴いたことが無い人が、フジ子・ヘミングから聴き始めると、

どうしても、他を聴けないらしいのです。

オーケストラも同じでして、マンガからドラマ・映画化された「のだめカンタービレ」で、「オーケストラ」を知り、

「のだめオーケストラ」によるベートーヴェンの交響曲第7番を最初に聴いてしまった人は、カルロス・クライバーの

名演を聴かせても、「『のだめ』と違う」というそうです。

この「大きなお世話ですが~」には今までに何十件ものコメントが寄せられ、何十通ものメールを頂戴しました。

「ヘミング女史が良い」という人に、私は、

「まあ、騙されたと思って、リヒテル、ルービンシュタイン、アシュケナージ、アルゲリッチ、リヒテル、ホロヴィッツ、という

歴史に名を残すピアニストの演奏を、ラ・カンパネラに拘らず聴いてご覧なさい」と薦めます。

すると、ひじょうに稀ではありますが、素直に聴いて下さる方がいて、

「フジ子・ヘミングさんよりも、上手な人がいるのですね」と、再度メールを下さったことがあります。

一瞬、鈍器で後頭部を強打されたような衝撃を受けますが、この人などは、「もっと上手い人がいる」ことが

聴き取れたのですから、良いほうです。

お知り合いの方は、「アシュケナージ」を聴いてご覧なさい」といっても多分聴かないでしょうから、

例えば、アシュケナージが好きさんのご自宅に呼んで、お知り合いが到着したときにアシュケナージの演奏が

聞こえる、という状態にすると良いかも知れません(勿論、そこまでする「義務」はありませんが(笑))。

>このブログを読んで、あ!やっぱり同じように感じてる方がいたと素人ながら嬉しくなりました。

ありがとうございます。そのようにおっしゃって頂けると、これを書いた甲斐があります。

>ブログの内容もクラシックのこと多くかかれているのでこれから勉強させてくださいね。

いえ、私が分かったようなことを書いているのは、全て知ったかぶりです。お恥ずかしい。

ただ、演奏は優れたものを選んでいるつもりです。 勉強とおっしゃらず、

お気の向いたものから、お好きなときにお聴き頂ければ、と思います。

>追伸 携帯からですのでアドレスは記載しませんでした。乱筆乱文失礼しましたm(__)m

とんでもないことでございます。このブログのコメント欄は、メールアドレス必須ではありません。

ただ、スパム防止の為、コメントを書き込んで頂いてもすぐに表示されず、ブログ管理人(=私です)の

承認制となっております。承認は、普通、勤めから戻った後になりますので、

書き込んでから表示されるまで、暫くお待ち頂くこともあるかと思いますが、

ご理解頂けますと幸甚です。

私の方こそ、長文にして乱文、何卒ご容赦のほど。

今後とも、弊ブログにお付き合い頂ければ忝なく存じます。

失礼致しました。

投稿: JIRO | 2010.06.07 22:33

はじめまして。楽器を多少嗜んでいる者です。

フジ子・ヘミングの演奏会に誘われて行ったところ、演奏会の企画、客層、そして演奏の面などで「!?」と驚き、他の方々の意見などを検索していたら、こちらへ辿り着きました。

私は、プロのピアニストの演奏会としては、初めて「感動」とは異なる「極めて大きな衝撃」を受けたました。


特に、最後の「ラ・カンパネラ」では、先ほどまで眠っていた一部の聴衆達までが目覚め始めて身を乗り出して演奏に聴き入るだけでなく、涙を流して高揚しはじめる方々まで続出し、演奏終了と同時に嵐のような拍手喝采が起こりました。


その演奏自体は、どの曲も作曲者の個性や意図がかなり薄まり、「フジ子・ヘミング」という作品に仕上がっていたように感じます。(「こういう世界もあるのかな・・?」という印象)全般的には、メロディーラインをくっきりと打ち出し、強弱や音色をわかりやすく施している部分が多かったような気がします。

また、ミスタッチもかなり目立ち、おそらく原曲の譜面どおり演奏していない(1oct 高さを変えるなど、容易に演奏できるようになっていたのでは?)と思われる部分もあり、ピアニストの職人としての面では、「一級」とは言い難いのでは、、、?


しかし、それにも関わらず、あまりに多くの聴衆を「感動と興奮」へ導くさまを見て呆然としました。

●彼女の特異な風貌・経歴などがなかったとしても、演奏だけであのような感動を生み出すことができたのでしょうか?

●あの風貌・経歴があったとしても、あの特異な演奏とセットでなければ、これだけの大衆を動かすことはなかったのでしょうか?


そういう、答えの出ない問いを自問しています、、。


彼女に「演奏そのもの」に対する好評な意見も多い中、こちらの方のご意見に少しほっとして、思っていることを記させて頂きました。長文失礼しました。


投稿: SARAH | 2010.06.07 19:19

はじめまして、JIROさん。50代クラシック好き初心者です(五年位) 「フジ子ヘミング 下手」で検索して、ここに着きました(笑) 先日、知り合いの方がフジ子ヘミングは上手い、素晴らしいと言うので、おや?私の感性と全く違う。その時に他のソリスト聴き比べてほしいと言いました。素人ながらに感じたことは重くて違和感があり最後まで聴けない。。どこをどうすれば彼女のピアノを上手いと感じるんだろ。。です。
それから、その知り合いは私が言った感想に驚いたのか「最初に聴いたものが一番いい。ようはカルガモと同じ」(カルガモは最初みたものを親と認識する意味)と言ったのです。本当にびっくりしました。

聞く耳をもっていないんですよね。。また、他のソリストと聴き比べようとも思わない?いやいや、ソリストを知らないんです。テレビで放映され、疑う余地さえないのです。

このブログを読んで、あ!やっぱり同じように感じてる方がいたと素人ながら嬉しくなりました。

ブログの内容もクラシックのこと多くかかれているのでこれから勉強させてくださいね。


追伸 携帯からですのでアドレスは記載しませんでした。乱筆乱文失礼しましたm(__)m

投稿: アシュケナージが好き | 2010.06.07 13:58

ゆうまさん、はじめまして。

これ、このエントリーに限らず何度書いたか分かりませんが、

ここはネット上で私が占有している空間です。そのコメント欄に初めて書き込むのに際して

挨拶も自己紹介もしない貴方の発言など無視して削除しても良いのですが、レスをしてあげた

だけでも有難き幸せ、と思いなさい。

>何をどう言おうと、下らない人間ということに変わりはないですよ。w

貴方の国籍は何ですか?日本ですか?日本語知ってますか?

主語が抜けてますよ?

下らないのは、フジ子・ヘミングですか?ゆうまさんですか?

とからかうのもいいけど、私が下らないというのですね。

2ちゃんねる並の「便所の落書き」ですなあ。

何をどう言うと、「下らなくない」のか?

教えて下さい。

私の書いた文章を読んで私を「下らない人間」と断定したのですから、

さぞや貴方は立派な人間なのでしょう。ブログで立派な文章をお書きなのでしょう。

読ませて頂きたい。何処に書いたのか教えて下さい。

貴方のフジ子・ヘミング評を読ませて頂きたい。

さあ、どうぞ。

投稿: JIRO | 2010.05.28 03:14

何をどう言おうと、下らない人間ということに変わりはないですよ。w

投稿: ゆうま | 2010.05.27 22:43

プロの演奏家さん、はじめまして。ようこそおいで下さいました。

>日本ではもてはやされていますが、プロの演奏家たちは冷ややかな視線でみているようですが、
>話題にするのもアホらしい、と言っている人が多いのです。

さぞや、とお察し致します。素人の私ですら全然問題外なのは、瞬間的に分かるのですから。

上手いか下手か論ずるまでもない。バカバカしい。 こんなデタラメが売れている。本当のプロは呆れてものも言えない。

しかし、下手に同業の方(プロの演奏家)が、H女史をけなしたら、ヘミング教信者は、

「H女史が売れているので僻んでいるのだろう」などと、的外れな解釈をするでしょうから、

無視せざるを得ない。しかし、いつまでも、消えない。コンサート情報を調べたら、なんだか、リサイタルを

随分開いていますね。全部、メイン・プログラムは「ラ・カンパネラ」なので、何だか一曲だけヒットした演歌歌手のようです。

「大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。」に寄せられたコメント(続くか分からないけど、シリースその1)。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2010/04/post-3f9c.html

にコメントを寄せてくださった方も書いておられますが、

この人を1万円払って聴きに行く人が大勢いるのですから、もう、情けないやら、呆れるやらです。

皆、分かる人は分かっているけれど、「ヘミング教信者」が五月蠅いので、黙っていますが、5年前、

私は「誰かが、『フジ子・ヘミングはヘタクソだ』と書かねばなるまい」という、妙な使命感(笑)に駆られまして、

本稿を綴った次第です。

>フジ子ヘミングと云う人は、昔大月ふじ子と云う名前でした。

そうなんですね。1953年、第22回の毎コンピアノ部門に「入選」してますね。

ということは、昔はもう少しまともだったのでしょうが、音楽家が自分が衰えている事に気付かないのは

やはり、テレビで持ち上げられて、現実にCDが売れるので、錯覚に陥ってしまったのでしょうか。

NHKのドキュメンタリー番組制作班の責任は重大です。

興行的には、日本のオーケストラはどこも彼女を「ソリスト」に呼べば、1万円でも

満員になることが分かっていても、さすがにプライドが許さないので、どこも呼ばないですね。

それが、プロの矜持というもので、皮肉でも何でもなく感心してます。

カラヤンのコンサートでのエピソードは最早正気の沙汰とは思われません。

ここにコメントを書いて下さっている方は皆殆どがアマチュアですが、

皆分かっています。分かってはいるけど、私ほどはっきり書くと面倒臭いので黙っているわけで(笑)、

素人の音楽好きも大部分は、話題にするほどではない、と思っていると思います。

しかし、最初に良い演奏を聴くことが如何に大切かをヘミング・ファンの態度を見るとよく分かります。

>よくぞ書いて下さったことに、ありがとう!と言わせて下さい。

恐縮です。繰り返しになりますが、いくら素人の聴衆といえど、長年聴いている方々は皆分かっています。

本当の演奏家の名演を楽しみにしております。

ご活躍を祈念致しております。

投稿: JIRO | 2010.04.20 23:51

JIROさんはじめまして。
私は或る楽器のプロの演奏家です。
フジ子ヘミングと云う人は、昔大月ふじ子と云う名前でした。
オケで何度も共演したことがあります。(たいがいはラフマニノフの二番でした)
この人が数年前から話題になって私は「あれあれ、、」と思っておりました。
何かのきっかけでここを発見し、「フジコ・ヘミングはヘタクソです。」という見出しに
「お!書いてくれたぞ!」と膝を打ったものでした。
日本人はなにか物語が付いた人に関心を持つようで、まさにこの人はそれに値しますね。
彼女はちょっと他の人とは変わったところがあります。
例えば本番で間違うとステージの上なのに大きな舌をべろっ、と出すのです。

→以下に書くことは公にはしたくありません。
実話です。
彼女がザルツブルグの音楽祭に行った時の話しをオーストリアのオケで働いている日本人の演奏家が話してくれました。
カラヤンのベルリンフィルの演奏会の時、カラヤンが客席を向いてお辞儀をする時、最前列に席を取った彼女は、事もあろうに
カラヤンに向かってスカートをまくしあげ(ノーパンティー)て見せるのだそうです。この話を聞いたときは呆れて言葉がでてきませんでした。
日本ではもてはやされていますが、プロの演奏家たちは冷ややかな視線でみているようですが、話題にするのもアホらしい、と言っている人が多いのです。

よくぞ書いて下さったことに、ありがとう!と言わせて下さい。

投稿: | 2010.04.19 17:28

春風さん、はじめまして、ようこそ。

>私もフジ子さんの検索からこちらにたどり着きました。

ありがとうございます。自分でもGoogleで「フジコ・ヘミング ヘタクソ」と検索してみましたが、

どうやらこのブログが一番上に表示されるようですね。

>ネットで率直な意見を述べると率直な意見が返ってきますが、あまりお気になさいませんよう…。

ありがとうざいます。この記事を書いたのは約5年前ですが、一般人のブログですから、今でも初めて

読んで色々言ってくる人がいます。コメントした下さった方は、春風さんで28人目になります。

他の演奏を知らない人は、フジコさんを神のように崇拝しています。

それは、勿論個人の自由なのですが、気の毒な人達だと思います。

>演奏する方によって、同じ曲でも聴こえ方が全然違うのだなぁ、と初めて実感しました。

そうですね。実に違います。クラシックは色々な解釈の違いがあって当然で、好みも色々あって当然なのですが、

フジ子・ヘミングさんの演奏は、好み云々以前に当然プロのピアニストとして備えていなければならない技術を

持っていないのに、上手い具合にNHKが数奇な生涯を取りあげたため、それまでクラシックなど聴いたことが無い人は、

これが上手いと思い込んでしまう。本来、おカネを取って人に演奏を聴かせるレベルの人ではありません。

>今までクラシックはつまらなくて聴いていられなかったのですが、
>こちらのブログのおかげで、下手くそな演奏しか聴いていなかった事が良くわかりました。

音楽は技術が全てではありませんが、プロならば、ちゃんと弾けない曲を誤魔化して弾いて、

客からカネを取るべきではないと思うのです。それは、もっと精進して上手な演奏家に対して失礼だし、

作曲家に対しても失礼だと思うのです。

リストは、他にも多くのピアノ曲を書いています。

このホルヘ・ボレットというピアニストの「愛の夢&ラ・カンパネラ~リスト名演集」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2598659

など(他にも名演は沢山ありますが)お薦めです。

投稿: JIRO | 2010.04.18 02:20

ゆうまさん、はじめまして。ようこそおいで下さいました

と、書きたいところですが、初めて他人のブログにコメントを書き込むときには、

ひとこと、挨拶・自己紹介があって然るべきだと思います。

さて、この「大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。:」

には、今までにも私が書いた本文に対する、冷静な反論から、貴方のように、

ただ、記事を書いた私を貶めるだけのものまで様々ですが、

フジ子・ヘミングファンの反論でも、彼女の演奏を支持する、自分なりの理由を

たとえ拙くても、添えているのが普通です。

貴方は私がヘミングの演奏に関して書いた内容については、何も反論しない。

要するにピアノ演奏の上手・下手なんて分からないのでしょ?

>主さんは評論家として、まずメディアに出て、主さんもプロの土俵に上がって


意味不明です。音楽好きの素人が、ブログに記事を書いている例はいくらでもあります。
素人が、どうすれば、「プロの土俵」に上がれるのでしょうか?

たとえ、クラシック音楽雑誌、「音楽の友」やピアノ専門雑誌に原稿を送ったところで、

この記事をそのまま、雑誌に掲載する出版社があると思いますか?

>言わなければ、こんなのダレも相手にして無いですよね?

貴方は目が見えていますよね?このページ、ずっと下までスクロールできることぐらい、貴方がどの程度のバカかはかりしれませんが、

どんなバカでもわかりますよね?誰も相手にしていないなら、何の反応も無いはずですが、

今、全てのコメントを管理画面で一覧表示したら、貴方が27人目です。

こういうのを「誰も相手にしていない」と貴方の日本語では、表現なさるのですか?

>フジ子さんが、評論家なんて自分で何にもできないから評論家になるんだって。。。

自分で何もできないというのは「楽器」を弾けない、という意味だと思いますが、

その意味でフジ子・ヘミングさんがそう書いたならば、噴飯物(←読めなかったら辞書を引いてね?)です。

何もできない?音楽を「聴く才能」が存在するから、評論家という職業がこの世にあるのですよ。

そんなことすら、貴方みたいなノータリンは当然想像だにしないでしょうが、フジ子さんまで本気で言っている

のなら、予想以上に取り返しの付かない、自己陶酔的、芸術家気取りの大道芸人ですね。フジ子さんは。

評論家云々を口にしたのは、「評論」をフジコ・ヘミングさんが、意識しているつまり気にしている。評論を

読んだことがあるからそう書いている。自分のことを絶賛する評論家(が存在すると仮定して)がいても、

彼女は同じように書くでしょうか?

音楽を聴く才能を持ったプロ(私は勿論該当しませんが)、ドイツのハンス・シュトゥッケン・シュミットという

音楽評論家を何十年も続けた人がいます。朝比奈隆さんがベルリン・フィルでベートーヴェンの4番を振ったときに、

褒めてくれたけれど、「第三楽章のトリオのテンポが、指定どおりに遅くなっていなかった。これは大変残念なことだ」と

書かれ、少しも嫌な気はしなかった。プロの聴き手(評論家)による客観的なコメントは、有難い、と書いています。

優れた音楽家ほど謙虚にこうした意見を受け入れるのでしょう。自分に自信が無い人ほど、「評論家なんて・・・」と

いう言葉を発する。あまりにも明らかです。

>もういいお年で、お子様がいるようですけど、面白いお子様に育ちそうですね。

卑しい根性の持ち主ですね、貴方は。これは私が書いた文章で、子供は別の人格です。

親は子供のことを悪く書かれると、一番嫌がるということを承知で、貴方はわざとこの一文を入れた。

とんでもねえ、下司野郎っていうんです。貴殿のような紳士のことを。

虫酸が走るのはこちらです。こうやって、レスを書いてあげているだけでも有難いと感謝しなさい。
>自分をもっと客観的に人間としてどうなのか探ってみたらどうでしょうか。
>まさに、インテリ「ぶった」という浅いところを、脱却するために。。。

私のブログ如きを読んで、インテリぶっているように感じるあなたは、

私よりもさらに知能が低い方だろうと思います。

ゆうまさんこそ、

「自分をもっと客観的に、人間として如何に愚かしいか」を探って見てはどうでしょうか。
これ以上、恥の上塗りをしないために。

投稿: JIRO | 2010.04.18 00:53

私もフジ子さんの検索からこちらにたどり着きました。
ネットで率直な意見を述べると率直な意見が返ってきますが、あまりお気になさいませんよう…。

で、お勧め(?)の辻井伸行さんのラ・カンパネラを聴きました。(私は携帯しか持っていないので、ご紹介して下さったラ・カンパネラを聴く事ができなかったので…)

それからフジ子さんのラ・カンパネラを聴きました。

演奏する方によって、同じ曲でも聴こえ方が全然違うのだなぁ、と初めて実感しました。

今までクラシックはつまらなくて聴いていられなかったのですが、こちらのブログのおかげで、下手くそな演奏しか聴いていなかった事が良くわかりました。

ありがとうございました。

投稿: 春風 | 2010.04.17 06:41

おもしろい

ダレにでも虫唾の走るような気持ち悪い人はいるもんだし。

こういうブログって、何をどう言っても、最終的にはタダの自己満だし。

主さんは評論家として、まずメディアに出て、主さんもプロの土俵に上がって

言わなければ、こんなのダレも相手にして無いですよね?

もし、真面目に主さんすごい!だなんて書き込みしている人があったなら、それは

同じ穴のなんとかで。。。

フジ子さんが、評論家なんて自分で何にもできないから評論家になるんだって。。。

おなかかかえて笑いました。そのとおりだなって。。。

もういいお年で、お子様がいるようですけど、面白いお子様に育ちそうですね。

色々知識のあることは大変すばらしい事ですが、残念ですね。

くだらない評論をしてる暇があったら、自分をもっと客観的に

人間としてどうなのか探ってみたらどうでしょうか。

まさに、インテリ「ぶった」という浅いところを、脱却するために。。。

投稿: ゆうま | 2010.04.11 14:21

>知識を価値と誤解し、それを権力として振り下ろし、
>右も左も、物の価値もわからないで文章を書いているということ自体が、
>ヘタクソなブログ、と思うのですが、いかがでしょう。

そのように、当ブログ記事を評価なさるのは貴方の自由です。バカと議論する気になりませんので。

但し、

>知識を価値と誤解し、それを権力として振り下ろし、

私には、何の権力もないので、この部分は意味不明です。

投稿: JIRO | 2010.02.07 00:38

google で検索して結構上位に来ているみたいで、意外とこういう辛辣なサイトも
検索エンジンに反映されるものだと思いました。

まず、僕自身は、IT業界で仕事をしていて、クラシック畑に通じるものが
それほど深くあるわけではないです。30代のフリーランス、事業家みたいな感じです。
一応母親はプロのピアニストでした。

それほどクラシックに精通しているわけではなく、
時々サントリーホールのコンサートに行く程度です。

だから、プロとしての上から目線ではなく、完全な第3者としての中立な
ビジョンとしてこのページを見てみました。

その上で、ここの辛辣な表現は、ちょっと行きすぎかもしれない、と思いました。

知識や経歴が語る上での上下関係を決めるとは決して思いません。

人にはそれぞれ好き嫌いがあり、フジコさんの演奏が、個人的に好きではない、というのは
全く問題ないし、それは人それぞれですから、ということで僕も納得できます。

でも、ちょっと、上の文章を見る限りでは、そういった個人の価値観の限度を超えた、
攻撃しすぎな感じがします。

あの音楽で救われたっていう人が居るんだから、その光の部分の価値は
認めてあげないといけないのでは?と思うわけです。

映画で言うと、千と千尋の世界観について、どんなに説明をしてもそのことを
全くわかろうとしない人はたくさん居ます。自分が理解できないことについて、
その原因を探ろうとしないで、千と千尋が好きだと言っているようなやつらは、
本当の映画を見たことが無いんだ、きっとマスコミの力でだまされているんだ
といい始めているのと、同じではなかろうか、と。

知識を価値と誤解し、それを権力として振り下ろし、
右も左も、物の価値もわからないで文章を書いているということ自体が、
ヘタクソなブログ、と思うのですが、いかがでしょう。

投稿: のぶくん | 2010.02.06 23:52

通りすがりさん、こんにちは。

>スピードに拘るなら

せめて、テンポと書いて下さいよ(笑)。

私は、本文中でテンポに関して書いていますが、コメントを一番下から読んで頂くと

分かりますが、テンポが速ければ速いほど良い、とは、書いておりません。

フジ子・ヘミングさんのテンポ設定が気に入らない。しかも、「解釈」で遅くしているのではなくて、

技術的に限界だから遅くしている、というところが気に入らん、と書いているのです。

また、タッチの悪さにも言及していますので、良くお読み下さい。

アンドレ・ワッツもカツァリスも評価為される方が、

「フジ子・ヘミングさんが彼らに劣っているとは思わない」のですか?

こういう方は初めてです。

色々な人がいるものだ、と大変参考になりました。

ありがとうございます。

投稿: JIRO | 2010.02.06 18:31

スピードに拘るならここにアップされている演奏よりアンドレ・ワッツ聴くと爆速だよ
だけど速さもそこそこで繊細で力強い超絶技巧のシプリアン・カツァリスが最高です
同系統の辻井さんも然り

だからといってフジコ・ヘミングが彼らに劣っているとは思いませんよ

投稿: 通りすがり | 2010.02.06 15:13

通りすがりAさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

ご意見を拝読しましたが、重大な勘違いをなさっています。

>JIROさんが憤るのは、「クラシック演奏とはかくあるべき」という“要求水準”を持っているためではないでしょうか。

おっしゃるとおりです。

>しかしその水準を世の一般大衆に求めるのは、非現実的です。

ここが勘違いです。私は一般大衆に何も「求めて」いません。

演奏水準の低さに腹をたてているのは、フジ子・ヘミング女史に対してです。

プロの演奏水準に達していないのに、他のピアニストを聴いたことが無い人々からカネを取って

人前で演奏を聴かせるべきではない、と主張してます。

あなたの用語法を真似るならば、私の非難の「ベクトル」はただ1人、ヘタクソなフジ子・ヘミング女史に向けられています。

フジ子ヘミングを聴いてはいけないとか、聴いて感動するべきではない、という記述が記事本文中に一箇所でもあるでしょうか?

>現実、ヘミングの演奏を聴いて感動する人間がいる、それでいいじゃありませんか。

はい、それでいいとおもいます。

私がいつ、「それではいけない」と書いたんですか?

私は、フジ子・ヘミングはヘタクソである

という客観的事実を指摘しているに過ぎません。

この記事に対するコメントは非常に多いので、全部読むのは大変だと思いますが読んで下さい。

今年の7月5日、匿名のコメントがありました。それは、

>マリアカラスもプロから見たらオペラ歌手としてはヘタクソだったらしいです。
>ただ、彼女の歌を聴くとなぜか心が揺さぶられるんです。

>Jesse Normanの歌を聴いても心が揺さぶられたことは一度もありません。

>フジコヘミングはヘタかもしれませんが、とにかく、マリアカラスの音楽のように心が揺さぶられるんです。

>テクニックがどーのとか、ウンチクじゃないんです。

>人の心に響くものを彼女が内面に持っているから、それが音を通して人の心を揺さぶるんだと思います。

>テクニックがどーのとか、そんなのどうでもいいですよ。
>心を感動さえさせてくれれば。

私のレスは以下の通りです。

>>フジコヘミングはヘタかもしれませんが、とにかく、
>>マリアカラスの音楽のように心が揺さぶられるんです。

>私も、フジ子・ヘミング女史の演奏のあまりの下手さに大きく心を揺さぶられましたよ(マイナス方向に)。

>>テクニックがどーのとか、そんなのどうでもいいですよ。
>>心を感動さえさせてくれれば。

>それじゃ、他人が何を言おうが、そう思っていればいいじゃないですか。

>一生、フジ子・ヘミングさんの演奏で、「心を感動」させていらっしゃれば良いと思います。

>あなたの自由です。但し、あなたがいくら感動しようと、

>私の「フジ子・ヘミングはヘタクソである」という考えは変わりません。

くどくなるけれど、あなたにも同じ事を申し上げたい。

だれが、フジ子ヘミングを感動しようと自由です。彼女を崇拝し、「世界一のピアニスト」

と、信じる自由は100%存在します。

私は誰にもフジ子・ヘミングを聴くべきではないと書いたことはないのです。

これからも書きません。

但し同時に、私がフジ子・ヘミングの演奏を下手だと思い、それをブログに綴り、

表示し続ける自由も完璧に存在します。

投稿: JIRO | 2009.12.06 00:15

はじめまして。「フジコヘミング 下手」でヒットしました。

JIROさんのおっしゃるとおり、ヘミングの演奏は、芸術性・技術性ともにアマチュア未満レベルであることに同意いたします。しかしコンサートチケットは1万2万・・・、これも事実。多くの日本人は、クラシック音楽をよく知りません。かつ流されやすい民族です。そこへメディアが煽動したのですから、ヘミングブームは必然だったと思います。

JIROさんが憤るのは、「クラシック演奏とはかくあるべき」という“要求水準”を持っているためではないでしょうか。しかしその水準を世の一般大衆に求めるのは、非現実的です。(クラシック暦30年の耳を持った人など、なかなかおりませんから。)一般大衆はヘミングを、玉ちゃんやハンカチ王子と同列に見ていたに過ぎないでしょう。それに対し文句を言うのは、まるで「小栗旬はイケメンと言われてるけど、ぜんぜん不細工じゃん」と憤るアンチに近い心理だと思います。しかし大衆は、「テレビで紹介されたもの=良いもの」と信じ込みます。みのも○たの声は、神の声です。そこへ真正面から取っ組むのは、なんだか滑稽ではありませんか。

以上、要求水準の“深さ”に関して述べました。
いっぽう、要求ベクトルの“方向”が、JIROさんと一般大衆とで別々の方向を向いている可能性があります。ひとつの演奏に対して、まったく別々の観点から価値付けを行っているということです。

例を挙げますと、アニメちびまる子ちゃんをご存知でしょうか。その原作漫画のイラストは、小学生レベルのヘタクソさです。少女漫画としては、お笑いものです。けれども、そういうマイナス要素を抜きにしても、それを有り余る「笑い、哀愁、感動」が伝わってきます。これが人気の秘密です。結果、アニメになりました。ヘミングの演奏も、これに似たものを持っていると思います。ただちょっと、形が整っていないだけです。見てくれの悪い料理みたいなものです。でも、それをおいしいと感じる人間もいるのですよ。

そもそも、芸術の価値なんてものは、各個人が“何を感じるか”がすべてです。JIROさんのおっしゃる「プロの定義」とて、「多くのクラシックファンが共有する主観の集合」以上のものたりえません。現実、ヘミングの演奏を聴いて感動する人間がいる、それでいいじゃありませんか。

投稿: 通りすがりA | 2009.12.04 23:59

papermanさん、ようこそおいでくださいました。レスが遅くなりまして、申し訳ありません。

>ただ、今の時代、音楽で食おうと思ったら、商業主義に乗らざるを得ません。
>その点においてのみ、フジコは成功している、日本のトップアーチスト(芸術家ではありません、アーチストwです)だと言えますね。

なによりも、レコード屋が上手くアピールしましたね。
声が悪かろうが、音程もへったくれもない「アイドル歌手」も売れてしまえば「勝ち」です。

日本では「ブーム」を作れば成功ですね。

>また、のだめ~と同じく、クラシックリスナーの裾野を広げるのに貢献した、のは少なくとも悪いことではないと思います。

これはですね。統計的証明(?)はできませんけど、「のだめ」や「フジ子」を聴いている人は
どうもなかなか、そこから発展しないそうで、例えば、「のだめ」で、

ベートーヴェンの7番が有名になったそうですが、「のだめ」ファンは「のだめオーケストラ」が
最高の演奏と思っているようで、他の人、例えば、カルロスクライバーの7番を聴かせても、

「のだめと違う」と。また、フジ子さんの「ラ・カンパネラ」から入った人は、リヒテルとか聴かないのです。

クラシックの裾野を拡げたという点においては、大昔、1970年から約10年、日曜日の午前中に、

山本直純さんが「オーケストラがやってきた」という30分のクラシック番組を、続けて下さいました。

私の今持っているクラシック(とくにオーケストラ)に関する知識のかなりは、この番組で覚えたものです。

もう古いので、知らない人の方が多いのが残念ですが、ああいうのが、クラシック愛好家の裾野を本当に

拡げる活動だったと思います。

>「たまにはクラシックもいいかと思って調べたら、フジコヘミングのリサイタルなんてあるんだね。
>チケットはほかに比べて結構高めみたいだけど、やっぱりすごいの?」なんて古い友人からメールをもらったので、
>「フジコヘミングはクラシックじゃなくて演歌だよ」と返信しておきました。チケット買うのを思いとどまってくれるだろうか。

どうでしょうね。そういう方には他のホントのピアニストのリサイタルなど教えて差し上げると、きっと
喜ばれると思います。最初にヘタクソ聴いて感心しちゃった人は、矯正するのが大変です(笑)

>でもこのブログエントリはすごいね。ブログ主は大上段からヘタクソを連呼するし、
>演歌どころか「ギャグ」というコメントもついてるし。ニヤニヤしながら読んじゃいました。
>お気に入り登録して、ほかの記事もこれからじっくり読みたいと思います。

丁寧にご覧頂きありがとうございます。

コメントはご覧になったとおり、一番下が一番古くて、上になるほどあたらしいのです。
弊ブログは本来、時事問題を論ずるのが主眼なのですが、このエントリーは何年もの間、
365日、必ずアクセスがあり、多分、今までに書いた、約2,500本の記事で最もアクセスが多いんです。

これ以外にも直接メールで、たまに、

>テメエ(注:私のことですね)、アホ、バカ、死ね!

みたいなのが来るのですが、意外に少ないです。

ヘタクソと思っている方は、多いのですが、ファンが五月蠅そうなので、あまりブログ記事に
なさっている方はいないようで、おっしゃるように大上段から「ヘタクソです」と書いたのは、
どうやら、私ぐらいのようです(笑)。

お気が向いたら、また駄文にお付き合い頂ければ、幸甚です。

今後ともよろしく御願い致します。

投稿: JIRO | 2009.11.15 02:20

こんにちは。
フジコ ヘミング 下手 で検索してたどり着きました。
フジコヘミングが下手なことに間違いはありません。
ただ、今の時代、音楽で食おうと思ったら、商業主義に乗らざるを得ません。
その点においてのみ、フジコは成功している、日本のトップアーチスト(芸術家ではありません、アーチストwです)だと言えますね。
また、のだめ~と同じく、クラシックリスナーの裾野を広げるのに貢献した、のは少なくとも悪いことではないと思います。正統派の音楽ファンに関係ないって?そんなことないですよ。のだめ~やフジコがなければクラシックなんて聞くわけもないような可愛いオネエチャンとクラシックの話で盛り上がる!なんて可能性が高まるわけですから。いいこともあります。

「たまにはクラシックもいいかと思って調べたら、フジコヘミングのリサイタルなんてあるんだね。チケットはほかに比べて結構高めみたいだけど、やっぱりすごいの?」なんて古い友人からメールをもらったので、「フジコヘミングはクラシックじゃなくて演歌だよ」と返信しておきました。チケット買うのを思いとどまってくれるだろうか。

でもこのブログエントリはすごいね。ブログ主は大上段からヘタクソを連呼するし、演歌どころか「ギャグ」というコメントもついてるし。ニヤニヤしながら読んじゃいました。お気に入り登録して、ほかの記事もこれからじっくり読みたいと思います。

投稿: paperman | 2009.11.11 20:47

ソフトさん、コメントをありがとうございます。

>いろんなラカンパネラがあっていいじゃないか
>型にはまらないといかんのか

私は、ヘタクソだ。と言っている。ヘタクソな演奏を好む自由・権利は存在する。

>パソコンで作ったようなラカンパネラ
>あなたの正しいというラカンパネラ
>いかにも「練習曲を指使いに気をつけて弾いています」といった感じ

因みに色々な人が「ラ・カンパネラ」を弾いたのを聞き比べることができます。

【音楽】ラ・カンパネラ大特集。7人による演奏。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2009/07/7-f8fb.html

この中で例えば、ルービンシュタインの演奏が、本当に

>いかにも「練習曲を指使いに気をつけて弾いています」といった感じ

に聞こえるのですか?ならば最早申し上げる言葉はない。

>僕はフジコのラカンパネラのほうが、好き

くどいようだが、その自由は否定しませんが、私が、フジ子・ヘミングさんの「ラ・カンパネラ」を

「上手い」と認めることは、永遠に無いでしょう。

それだけです。

投稿: JIRO | 2009.10.27 21:46

いろんなラカンパネラがあっていいじゃないか
型にはまらないといかんのか
パソコンで作ったようなラカンパネラ
あなたの正しいというラカンパネラ
いかにも「練習曲を指使いに気をつけて弾いています」といった感じ
それはそれでいい

僕はフジコのラカンパネラのほうが、好き

投稿: ソフト | 2009.10.27 21:28

タンタンさん、はじめまして。JIROです。ようこそおいで下さいました。

大変ご丁寧かつ詳細なコメントを、有難うございます。

レスが遅くなりまして、申し訳ありません。

タンタンさんは、ご自分を「素人」とご謙遜なさっていますが、

>その前にと、CDをレンタルしてカンパネラを聴いてみたら、ぶっちゃけ音がキタナイ・・・?
>曲の解釈としては、その人オリジナルの解釈としてまあ良いとして(自分は好みじゃありませんが)、
>音が綺麗じゃないのは聴いててツライ・・・

と、直ぐにお感じになったのは、僭越で恐縮ですが、大変繊細な「耳」(演奏を聞き分ける能力、という意味です)
をお持ちになっていらっしゃることが、明らかです。

>お礼を申し上げたいのです。もう少しで、(自分のサイフにしては)高価なチケットを買ってガッカリしてしまうところでした。

ご丁寧に恐れ入ります。しかし、ホントに生を聴くと、他の名ピアニストの演奏を聴いた方や、
演奏の巧拙が分かる方は「カネカエセ」という気分になります。

また、おっしゃるように、ファンが閉じた世界でフジ子・ヘミングファンが、
ヘミング女史を賛美するのは自由ですが、ヘミング女史もプロのピアニストなのですから、
演奏評で批判されることがあるのは当然で、批判すること自体、ケシカランというのは、
(本人が言っているわけではなく、ヘミング女史の信奉者が怒っているのですが)、
甘いと思います。

>半分くらい(?)は、私のような素人が他の演奏家を知らずこういうものだ
>素晴らしいんだと疑いもせず聞いているのも多いのではないでしょうか?

この人を最初に取りあげたのはNHKですが、音楽番組制作の部署ではなく、
「ドキュメンタリー番組」の制作者によるものでした。彼らは音楽が分からず、
ただ、ヘミング女史の数奇な生涯が絶好の「ネタ」になると思ったのでしょうが、

これによって、最初にヘミング女史を聴き、他の優れたピアニストを知らないで、
ヘミング女史を上手いと思っている方が大変多い。最初に優れた演奏に触れないと、
こういうことになるわけですね。せめて、後からでも良いから他のピアニストを聴いてみるべきです。

7月に、
【音楽】ラ・カンパネラ大特集。7人による演奏。最後が、フジ子・ヘミングさんです。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2009/07/7-f8fb.html

という記事を書きました。他のピアニストの「ラ・カンパネラ」と比べてみると、ヘミング女史は
どうでしょう? という、意地の悪い(?)企画なのですが、色々な演奏に接することは大切です。

宜しければ、ご覧になって下さい。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2009.10.17 20:19

はじめまして。
私は音楽(クラシック)は中学高校の授業で習った程度の知識しかないド素人ですが、
ピアノを趣味でやり始めたのをきっかけに、最近興味を持ち始めた人間です。

そんなある日、初めて聴きに行ったとある演奏会で「世界で活躍するピアニストの音ってこういうものなのか!」と感動し興味を持った時に、
たまたまテレビでフジコさんの番組をやっていて耳をとめたのですが、「?」と思ったのです。

正直本当に知識が無く、フジコさんの名前はCD店に行くとたくさんCDが置いてあるので覚えていたというだけ・・・で、「奇跡のカンパネラ」ていうタイトルを覚えてて、テレビで「超絶技巧と言われるリストのラ・カンパネラ」というナレーションが流れてきたので、「超絶技巧と言われる曲を弾けるんだからすごい腕なんだ・・・奇跡的なテクニックを持つピアニストなんだ!?」って勝手に勘違いしちゃったんです(笑)
で、上に書いた、「?」と思ったというのは、カンパネラでなくてベートーベンだったのですが、凄いピアニストが弾く音ってどんな?!と耳を澄ませて聴いたら「あれっ?」となっちゃったわけです。

素人なので、「きっとTVだから音が分かんないんだ、生演奏で聴かないと」と思い、
リサイタルのチケットを買うことを考えたのですが(早く買わないとソールドアウトしそうなのも、購買意識に拍車をかけた)、
その前にと、CDをレンタルしてカンパネラを聴いてみたら、ぶっちゃけ音がキタナイ・・・?曲の解釈としては、その人オリジナルの解釈としてまあ良いとして(自分は好みじゃありませんが)、音が綺麗じゃないのは聴いててツライ・・・
有名なフジコヘミングの良さが分からない・・・?私は音感が無い・・・?と悩み、
指南のHPは無いかと、
「フジコヘミング 良さが分からない」のキーワードで検索したらこちらにたどり着きました(笑)

前置きが長くなってしまいましたが、お礼を申し上げたいのです。もう少しで、(自分のサイフにしては)高価なチケットを買ってガッカリしてしまうところでした。
また、いくら有名でも、自分が「良くない、好きじゃない」と思ったらそれで良い、ということが分かりました。こういうことは、私のような素人には教えられないと分からないものだということを書きたかったのです。

私が良いなぁ思った若手ピアニストが、批評家から「若い、深みが足りない」みたいに言われると、
「そのとおりかもしれないけど、その若さが彼(彼女)の今の持ち味じゃん?そのまま聴いて楽しめばいいのに何を足りないもの探ししてるの?」と思う時があるので、
フジコファンの人が、批判されて面白くない気持ちも少しは分かります。
ファンが「フジコピアノ」として楽しんだり、アバタもエクボ的に好きなら良いとは思います。
ピアニスト(クラシック)として批判するなと言われたらちょっとアレですけど・・・

半分くらい(?)は、私のような素人が他の演奏家を知らずこういうものだ素晴らしいんだと疑いもせず聞いているのも多いのではないでしょうか?
実際、「フジコヘミングのラ・カンパネラ、好きな曲だ」みたいに作曲も兼ねてるかのように勘違いしてる人います。Popやロックだと演奏兼作曲があたりまえですからねー
クラシックを気軽に楽しみたいと思って手に取るCDが有名どころのこの人のCDなんでしょうね。


投稿: タンタン | 2009.10.12 08:57

ぼんたさん、こんにちは。

>これYundi Liかな?

残念でした違います。この記事に対して書かれたコメントと、私のレスは

相当な数になるので、読むのは大変でしょうが、

正解は、このページの中にはっきりと書いてありますので、探してみてね?

投稿: JIRO | 2009.10.10 18:32

これYundi Liかな?
聞いた感じそんな気がしたよ。
違うかな。

投稿: ぽんた | 2009.10.07 12:08

Balloon0429さん、はじめまして。JIROです。

>何気なく読ませていただいたのですが、これがまた非常に痛快、愉快
>私が以前から思っていたことをズバズバと書かれている

ありがとうございます。

当ブログは本来、時事問題を扱うブログで、たまに(といってもかなり頻繁ですが)
クラシックについても、書く、というスタンスなのです。

今まで、このブログを開く前、2002年4月、世の中にブログが存在しない頃からウェブ日記エンピツに
書き始め、2004年11月、ココログにもアカウントを開き、「エンピツ」と同じ文章を載せています。

ココログに載せ始めたから現在までの記事数は約1,600本ですが、毎日必ず、

この記事にアクセスがあります。

皆さん、ヘタクソだと思っていらっしゃるので、ご自分でもお書きになれば良いのに、と
思うのですが、そういう方は殆どおられず、

私のこの記事が、どうやら、唯一、大上段から、「フジ子・ヘミングはヘタクソ」だと言いきっているらしいのです。
他の記事ももう少し読んでいただけたら良いのですが、致し方ございません。


>そこで分かったのですが、辻井さんのように殆どの聴衆が知っている曲ばかり弾いたピアニストは居ません
>あの選曲をした横山先生がよほど自信を持って送り出したのかが分かるような気がします

ショパンコンクール3位の横山幸雄氏が辻井氏の先生として相性が良いようですね。
上野学園のサイトで、レッスンの様子を観ることができますが(読者の方から教えていただきました)
大変興味深い。横山氏は天才肌でありながら、論理的で、

プレーヤーとしては勿論、指導者としても優れた方だと思います。


http://www.uenogakuen.ac.jp/12etudes/lesson10.html


>辻井さんがクライバーン・コンクールで演奏した曲の中で一番感銘を受けたのが「ハンガリア狂詩曲」です
>ppの表現が実に素晴らしい。

そうですね。彼の音質にはムラが無い。最弱音から最強音まで、非常に身体に柔軟性があり、
無駄な力が一切入っておりません。ハンガリー狂詩曲第2番や、ラ・カンパネラのffでも音が濁りませんし、
不必要に強い力で鍵盤を「ぶっ叩く」動作が皆無ですし、ppの音が良く通るのも、要するにタッチは才能ですけど、
力が抜けていること、身体が緩んでいること、無駄な動きをしないことと無縁ではない、と思います。

投稿: JIRO | 2009.07.13 00:32

oceansky9さん、度々のコメント、ありがとうございます。

レスが遅くなりまして、申し訳ありません。

>しかも、おすすめピアニストをお教え頂き感謝です!

とんでもありません。それぞれに個性はありますが、極端な癖は無い。

前回も書きましたが、歴史に名を残した、或いは残すことが確実なピアニストばかりです。

偉そうなことを書いてしまいますが、こういう人たちの演奏を最初に聴くと、

演奏の巧拙を聞き分けられる「耳」が出来上がると思います。

>室井さんについてのブログを拝見させて頂き、私もこの方の演奏が聴きたくなってきました。
>こういう風に年を重ねたいなぁ…。なんて、思ったりして。
>それでは、おじゃまいたしました。

室井さんの演奏はNHKニュースで流れたのをほんの少しだけ拝聴したので、
それで感想を書くのは本当は失礼なのですが、驚くほどしっかりしたタッチで

ベートーヴェンを弾いておられましたし、テクニックの衰えなど、全く感じません。
バッハでは、また全く異なる音色で弾かれていて、まさしくプロのピアニストです。
私も次回のリサイタルは是非聴かせていただきたいと思いました。

投稿: JIRO | 2009.07.12 01:27

ホロヴィッツの演奏が辻井さんに似ていると書きましたが、演奏の解釈も表現も全く違います
全く違うのに同じと言いたかったのは、弱音部の表現の綺麗さと粒立ちの見事さ
あんなにも違うのになぜか一番近く感じてしまいました

http://www.youtube.com/watch?v=xVgzBc8ngQo

ホロヴィッツのテクニックは神の領域かと

投稿: Balloon0429 | 2009.07.10 03:48

はじめまして
YouTubeの「この動画にリンクしているサイト」をたどって来ました
何気なく読ませていただいたのですが、これがまた非常に痛快、愉快
私が以前から思っていたことをズバズバと書かれている

クラシック音楽が好きで、どんなジャンルでも浅く浅く聴いてきましたが、実は「ラ・カンパネラ」は多分中学生の頃に友人から借りてきた「母と子のピアノ」?というような名曲オムニバスで聴いたのが最初かと思います
演奏者も定かではありません
そのときは綺麗な曲だなという程度で聴いていました
それから30年以上
多分まともに最後まで聴いたのがフジコ・ヘミングのラ・カンパネラでした
30年以上前に聞いたのですが、そのときの演奏が頭にすり込まれていたのでしょう
自然に比較していました

遅い、ミスタッチが多い、ヘタ
正直な感想です

フジコ・ヘミングのラ・カンパネラが好きだ、という人に彼女はヘタだよなんて言うつもりはサラサラありません
当然私の好きな演奏家を嫌いな人も居るはずですから

でも、私があまり好きでない演奏家でもプロなりの演奏はします
その上での好きか嫌いかなんです
でも、彼女は違います
次元の問題かと
遅くても http://www.youtube.com/watch?v=hEnfZjqMSy0
このくらいが限度かと

こんな事書けるのはここのブログくらい(失礼)なので思い切って書かせていただきました


話は変わりますが、クライバーン・コンクールのHP上で全ての出場者の演奏を聴きました
全曲ではありませんが

そこで分かったのですが、辻井さんのように殆どの聴衆が知っている曲ばかり弾いたピアニストは居ません
あの選曲をした横山先生がよほど自信を持って送り出したのかが分かるような気がします
東京の音大卒業生代表が集まって演奏する「新人演奏会」を聴いたことがありますが、テクニック披露会みたいで退屈した覚えがあります
聴いたことのない曲ばかりで
ピアノを専攻している人たちにとっては知られた曲なのでしょうが、素人の私には全然響いてきませんでした

都会のコンサートと田舎のコンサートでは選曲が違いますよね
田舎では殆どが名曲アルバム的な演目が多い
素人受けする曲でないと会場が埋まらないからでしょうか

その素人受けする曲を世界的コンクールの演目に入れた辻井さんは実に偉いと思う
聴衆が審査員になることはすごく怖いことです
その上で最高の拍手とカーテンコールを受けてしまいました
天晴れです

辻井さんがクライバーン・コンクールで演奏した曲の中で一番感銘を受けたのが「ハンガリア狂詩曲」です
ppの表現が実に素晴らしい
長調の部分が強く、短調の部分が弱く(一般的には逆が多いですね)演奏されるこの曲
最初のppの部分を聴いたときに鳥肌が立ちました
その対比のの見事さと表現力
こんな弱い部分でこんなに粒のはっきりしたタッチができるなんて
YouTube上でいろんな演奏家のハンガリア狂詩曲聴き比べてみました
皆さん結構癖のある演奏をしていらっしゃる
その中で、表現は違いますが、一番辻井さんの演奏に似ていると思ったのがホロヴィッツです
弱い部分の表現が実に素晴らしい
さすが巨匠と言わせるような演奏です
辻井さんもいつの日か巨匠と呼ばれるように研鑽していただきたいものです

そして、ここがフジコ・ヘミングとの一番の違いかとも思います
ゆっくり弾くのならそれなりの表現をして欲しいのですが、彼女のは実に大雑把な感じがします


YouTubeではラ・カンパネラよりもハンガリア狂詩曲をもっと聴いて欲しかったのに
これもフジコ・ヘミングの影響でしょうか

ダラダラと長文失礼しました

投稿: Balloon0429 | 2009.07.10 02:23

ご返信ありがとうございます!
しかも、おすすめピアニストをお教え頂き感謝です!
お手間を取らせてかえってすみません。。。
正直迷ってしまってたんです。
どの人を聞けばいいのかと…。
JIROさんのおっしゃる通り、良くも悪くも、最初に聞いたものって印象付けられてしまいますから。
ありがとうございます。

室井さんについてのブログを拝見させて頂き、私もこの方の演奏が聴きたくなってきました。こういう風に年を重ねたいなぁ…。なんて、思ったりして。
それでは、おじゃまいたしました。

投稿: oceansky9 | 2009.07.08 21:59

oceansky9さん、はじめまして。ようこそおいでくださいました。JIROです。

最近、クラシックを聴き始めた、とのことですが、色々(ピアノに限らず)お聴きになって、

この素晴らしい世界に魅了されるといいですね。

>アップして頂いた曲と聴き比べてみたら、わかりますね。
>まだ、私には「違い」がわかるだけで、(フジコヘミングさんの方がもったりしてる感じ)
>それを「へた」と言い表すものなのかどうか、というところまではわかりません。

ごもっともですが、クラシックを聴き始めたばかりでいらっしゃるのに、この2種類の演奏が「違う」ことを
認識出来るだけで、oceansky9さんは、音楽を聴く「耳」をお持ちだということが明らかです。
それだけで、素晴らしいと思います。

上手いか、下手か、ということは、ピアノに関して書くならば、色々なピアニストの演奏を聴いているうちに自然に分かるようになります。
今は、分からなくて当然だとおもいます。

一つの曲を様々なアーティストが、自分なりに解釈して(作曲者の意図を逸脱しない範囲で、ですが)演奏するのを聞きくらべるのは、
クラシックの大きな楽しみの一つです。

そして、どのような演奏を好むかも、人それぞれです。それがoceansky9さんの「個性」です。

最初に上手い人の演奏を聴くと、正しい判断が出来るようになります。好みもありますが、
最大公約数的に、兎に角歴史に名を刻んだ、ピアニストの名前(このコメントの一番下の方に書いたのですが)を
挙げておきます。

ウィルヘルム・バックハウス

スヴャアトスラフ・リヒテル

ウラディミール・ホロビッツ

アルトゥール・ルービンシュタイン

ウラディミール・アシュケナージ

マウリツィオ・ポリーニ

マルタ・アルゲリッチ

これらの人々に対しても、勿論好みは分かれますが、いずれも、上手いことに変わりはありません。

お節介で恐縮ですが、こういう名演奏家のCDをなるべく、はじめにお聴きになることをお薦めします。

>いろいろな方のご意見があるようですが、私にとってはこのブログを偶々見つけられて、
>偶々読んでみて、偶々試聴できて、ラッキーだったと思います。
>逆に音楽の興味が深まりましたので、ありがたく思いました。

そうおっしゃって頂けると、書き手冥利に尽きます。

こちらこそ、御礼を申し上げます。

このブログは、本来、時事問題を論ずるものなのですが、しばしば、クラシック音楽も取りあげていますので、

また、宜しければお立ち寄り下さい。

クラシック音楽が、oceansky9さんの一生の友となることを、心から祈っております。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2009.07.07 19:05

初めまして。
一昨日、フジコへミングさんのCDをTSUTAYAで借り、たった今聴き終えたところのクラシック初心者です。
借りた理由は有名なのと、選曲が分かりやすそうな曲だったからです。
クラシックは母が聞いていたくらいで、素養は全くないのですが、最近のPOPSに疲れ始めてきまして、偶々クラシックを部屋にかけてみたらなんだか落ち着いたので、聞き始めてみようと思ったクラシック初心者です。

アップして頂いた曲と聴き比べてみたら、わかりますね。
まだ、私には「違い」がわかるだけで、(フジコヘミングさんの方がもったりしてる感じ)それを「へた」と言い表すものなのかどうか、というところまではわかりません。
今聞き終えたばっかりなので、「好き嫌い」すら、自分の中でまだでておらず、結局、選ぶ基準は1Kの狭い我が城に流れていて「居心地がいいか悪いか」なので、どんでんがえしで聞き続けている可能性も…?
ただ、他の方の演奏も聴いてみよう、と確実に思いました。

いろいろな方のご意見があるようですが、私にとってはこのブログを偶々見つけられて、偶々読んでみて、偶々試聴できて、ラッキーだったと思います。
逆に音楽の興味が深まりましたので、ありがたく思いました。
読まなかったら、「こういうものなんじゃない?」ってあっさり思っていたと思います。
自分はもっともっと素敵な演奏を聞く事ができるんだなぁ、贅沢だなぁ、と思うと、わくわくしてきました。
とはいっても、初心者なもので、何のあてもないので、音楽選びの参考にさせて頂きたいと思います。
貴重なお話ありがとうございました。m(_ _)m

投稿: oceansky9 | 2009.07.06 23:55

他人のブログに初めてコメントを書き込むのに、挨拶もなければ、HNさえ書かない。

無礼でしょう。フジ子・ヘミング以前の問題です。

>マリアカラスもプロから見たらオペラ歌手としてはヘタクソだったらしいです。

誰が下手だって言ってるの?歌手は声が良ければ、子供の頃から音楽の正規教育を受けていなくても、

プロになり、大成功を収めた人が沢山います。マリオ・デル・モナコ(知ってます?)も最後まで「アマチュア・コンプレックス」を

抱いていたと言います。

しかし、いくら何でも、マリア・カラスとフジコ・ヘミングを並列するのは失礼です(念のため書きますが、マリア・カラスに対して、です)。

>フジコヘミングはヘタかもしれませんが、とにかく、
>マリアカラスの音楽のように心が揺さぶられるんです。

私も、フジ子・ヘミング女史の演奏のあまりの下手さに大きく心を揺さぶられましたよ(マイナス方向に)。

>テクニックがどーのとか、そんなのどうでもいいですよ。
>心を感動さえさせてくれれば。

それじゃ、他人が何を言おうが、そう思っていればいいじゃないですか。

一生、フジ子・ヘミングさんの演奏で、「心を感動」させていらっしゃれば良いと思います。

あなたの自由です。但し、あなたがいくら感動しようと、

私の「フジ子・ヘミングはヘタクソである」という考えは変わりません。

投稿: JIRO | 2009.07.05 18:33

マリアカラスもプロから見たらオペラ歌手としてはヘタクソだったらしいです。
ただ、彼女の歌を聴くとなぜか心が揺さぶられるんです。

Jesse Normanの歌を聴いても心が揺さぶられたことは一度もありません。

フジコヘミングはヘタかもしれませんが、とにかく、マリアカラスの音楽のように心が揺さぶられるんです。

テクニックがどーのとか、ウンチクじゃないんです。

人の心に響くものを彼女が内面に持っているから、それが音を通して人の心を揺さぶるんだと思います。

テクニックがどーのとか、そんなのどうでもいいですよ。
心を感動さえさせてくれれば。

投稿: | 2009.07.05 14:52

kokkoさん、はじめまして。

>フジコ・ヘミングは、まともなクラシックファンからすればギャグの対象でしょう。
>それを敢えて真正面から正攻法で斬ったJIROさんに拍手を送ります。

ありがとうございます。

そうですねえ。フジコ・ヘミング女史をヘタクソだ、と思っている人は多いようですが、
このコメント欄を読んで下さるとお分かりになると思いますが、これほど、はっきり
「ヘタクソです」と書いた「ブログ」は、どうやら他には無いようでして(確かめた訳ではないのですが)、

4年前に書いて以来、365日必ずアクセスがあります。

>私はたまたま最初にフジコ・ヘミングを取り上げたNHKの番組を見ていたのですが、
>「こんな素晴らしい演奏家が埋もれていた!」という姿勢の番組ではなかったように記憶しています。
>「こういう激動の人生を歩んだ老齢のハーフの女性がいて、
>今は日本でひっそりと趣味でピアノを楽しんでいる」という風だったような。
>音楽番組として見なければ、なかなか面白い番組でしたよ。

そうですね。あの番組はNHKの音楽番組の専門家が制作したのではなくて、
「ドキュメンタリー番組」のチームが制作したものですね。

しかし、kokkoさんのように、

>「こういう激動の人生を歩んだ老齢のハーフの女性がいて、
>今は日本でひっそりと趣味でピアノを楽しんでいる」という風だったような。

という受け止め方をした人はむしろ少ないようです。

>彼女を支持している人たちは、その裏の「日のあたらなかった人生」を見て、
>そこに感動を求めているんだと思います。

うーん。ところがそうとばかりも言いきれなくて、本当に彼女が「上手い」
ピアニストだと信じて疑わない人が大勢います。

同じ事を繰り返し書いて恐縮ですが、この記事のコメント欄の一番下から読んで頂くと、
そういう方が何人かいらっしゃいますし、私の所にも「抗議メール」が随分来ました(笑)。

>(でも番組のドラマとしての仕立て方がうまかっただけで、私には単にほら吹きなお婆ちゃんにしか思えませんが。)
>音楽家は私生活じゃなくて、音楽そのもので勝負できなきゃ!

勿論、おっしゃるとおりですね。パールマンのことを「小児麻痺で足が不自由なのに、上手いヴァイオリニスト」
と評するバカはいませんね。

>辻井伸行さんは、別に全盲だからヴァン・クライバーンで優勝したわけではないでしょう。
>彼はハンディがあることを前面に押し出さなくても勝負できる音楽家になりうる人だと思いますが、
>今の日本での売れ方は「全盲なのにすごい!」というフジコ・ヘミングと同レベルのような気が
>して歯がゆいです。

同感です。クライバーンで優勝した時、日本の各メディアは「全盲のピアニスト、クライバーンで優勝!」
と書き続け、それは今でも続いていますが、それは辻井さんに失礼だと思います。

全盲だろうがなんだろうが、「上手いから」優勝したのだ、ということが分かっていません。
オルガン・チェンバロのヘルムート・ヴァルヒャも全盲でしたが、「全盲の名オルガニスト」と評する人は
いません。辻井さんも早く音楽性「だけ」を注目するように(尤も、普通のマスコミの連中は、ピアニストの
上手・下手が分からないと思いますが)なってほしいものです。

>結局日本には純粋なクラシックファンってやはりそんなに多くなくて、
>音楽プラスアルファがないと売れないのかなあとも思います。

そうですね。多少下手でも「見た目が可愛い」とか、男性でもトークが上手くて
マスコミウケするとか言うことでないと。

安永徹さんは25年間もベルリン・フィルの第一コンサートマスターでしたが、
樫本さんの話があって、記事に「安永徹さんに続いて・・・・」(まだ就任が決まったわけではありませんが)
と書いてあるので、退団してから3ヶ月も経って、私のブログに毎日、「安永徹」で検索してアクセスして
くる方が大勢います。結局その程度の認識なんですよ。

マンガの「のだめカンタービレ」はドラマ化されて大変評判になりましたが、
そこから、本格的にクラシック・ファンになる人は少ないそうです。

私はあのマンガ・ドラマは殆ど知らないのですが、何でも、ベートーヴェンの7番がドラマで使われたそうで、
のだめオーケストラまで、寄せ集めで編成されてCDが出たそうですけれども、

では、他の指揮者・オーケストラで7番を聴いてみよう、ということにはならないそうです。

カルロス・クライバー=バイエルンの「7番」を聴かせても、「『のだめ』と違う」で終わりになるそうです(笑)。

私はロンドンに住んでいたことがあるので分かりますが、西洋音楽の本場、「西洋」ですら、
やはり、大衆に人気があるのは、クラシック以外の音楽で、クラシック・ファンで詳しい人はそれは、
半端じゃない耳を持っていますが、そういう人はごく限られます。

嫌味な表現であることを承知で敢えて書きますが、いつの時代、何処の国でも「芸術」は大衆に
受け入れられないようです。

投稿: JIRO | 2009.06.23 22:23

はじめまして。
私は、JIROさんほどではないかもしれませんが、子供のころから音楽が大好きな一クラシックファンです。
学生オケでバイオリンを弾いていたこともあります。
こちらのブログには樫本大進さんの記事から入りました。

フジコ・ヘミングは、まともなクラシックファンからすればギャグの対象でしょう。
それを敢えて真正面から正攻法で斬ったJIROさんに拍手を送ります。

私はたまたま最初にフジコ・ヘミングを取り上げたNHKの番組を見ていたのですが、
「こんな素晴らしい演奏家が埋もれていた!」という姿勢の番組ではなかったように記憶しています。
「こういう激動の人生を歩んだ老齢のハーフの女性がいて、
今は日本でひっそりと趣味でピアノを楽しんでいる」という風だったような。
音楽番組として見なければ、なかなか面白い番組でしたよ。

彼女を支持している人たちは、その裏の「日のあたらなかった人生」を見て、
そこに感動を求めているんだと思います。
(でも番組のドラマとしての仕立て方がうまかっただけで、私には単にほら吹きなお婆ちゃんにしか思えませんが。)
音楽家は私生活じゃなくて、音楽そのもので勝負できなきゃ!

そして彼女よりハンディがあって、彼女よりずっと優れた音楽家もこれまたたくさんいます。
辻井伸行さんは、別に全盲だからヴァン・クライバーンで優勝したわけではないでしょう。
彼はハンディがあることを前面に押し出さなくても勝負できる音楽家になりうる人だと思いますが、
今の日本での売れ方は「全盲なのにすごい!」というフジコ・ヘミングと同レベルのような気が
して歯がゆいです。

結局日本には純粋なクラシックファンってやはりそんなに多くなくて、
音楽プラスアルファがないと売れないのかなあとも思います。
例えば、日本人バイオリニストの数は多いけど、
彼らが日本国内のレーベルで出すCDの曲って、アンコールで弾くような小品ばかりです。
クライスラーとか愛の挨拶とかチゴイネルワイゼンとか。
でもヨーロッパのバイオリニストだと、1-2枚しかCDを出していない人でも
モーツアルト(それもコンチェルトとかソナタとか室内楽)や
バッハやシューベルトといった正統派なんですよね。

投稿: kokko | 2009.06.23 12:30

Dunkelさん、はじめまして。ようこそおいで下さいました。JIROです。

ご丁寧なコメント、恐縮です。

>フジ子の事をここまでズバリと書いているブログも珍しいので、
>過去のコメントも読まさせて頂きました。

恐れ入ります。
どうも、そのようですね(笑)。わざわざ読みに行ったことはありませんが、
某巨大掲示板などでは、多分、フジ子・ヘミング女史のことを罵倒している人も多いのでしょうが、

ブログで、大上段から「ヘタクソです」と書いた方は、他に余りいないようです(笑)。

>プロとして演奏を披露するにあたっては最低限の技術が必要であると考えます。
>フジ子女史がその「最低限」のレベルをクリアしているか否か?と問われれば、
>もちろんクリアしてる筈もない訳で、JIROさんのご意見にはほぼ全面的に賛同する
>ところであります。

ご賛同、ありがとうございます。

>ただ、モスクワ・フィルを2流とはっきり仰られるとちょっと残念。
>あのフジ子のヘンテコ演奏の伴奏をするシモノフの指揮はまさに
>職人芸と、個人的には評価しております(独奏に合わせないと演奏が
>崩壊してしまうので、渋々合わせているものと思われます)。

これは、確かに失言だったかも知れません。坊主憎さに袈裟まで憎いで、
フジ子氏の伴奏を引き受けている、というだけで2流と断定したのは早計でした。

おっしゃるように、フジ子氏の、良く言えば「自由奔放な」、悪く言えばオケを聴かないで、
演りたい放題のチャイコフスキーに、ピタリと合わせるのは、高度な職人芸が必要ですね。

話をフジ子氏にもどしますが、モスクワ・フィルとのリハーサルをテレビで見て驚いたのは、
コンチェルトのオケ合わせは、ご承知かと思いますが、普通(しかもこのような超有名曲の場合)、
一回通して終わりになるものですが、フジ子氏は、リハーサルの段階で自分のパートで弾き切れて
いない箇所が多く、このため不安だったのか、通しを少なくとも2回要求し、

付き合わされた、オケのメンバーが苦笑している様が実にありありと映像に映っていたのが、
鮮明に記憶に残っています。

>そういえば、今年フジ子の協奏曲の伴奏を担当した指揮者、マンデアルも
>好きな指揮者なので、彼女の添え物扱いされるのが残念でなりません。

分かります。自分の好きな音楽家が冒涜されるような気がしますよね。

驚くべき事に、フジコ・ヘミング氏は昨年に引き続き、今年(しかも昨日!6月20日)、
ベルリンフィルのメンバーから成る、アンサンブル・ベルリンと「協演」しております。

http://www.fujiko-hemming.com/world.html

ベルリン・フィルのアンサンブルのメンバーから成る室内楽アンサンブルは沢山あり、
ヴァイオリンだけのアンサンブル、「ベルリンフィル・ヴァイオリンアンサンブル」は、
昨年、やはり驚くべき事に、高嶋ちさ子と協演しています。

http://www.barks.jp/tickets/?id=32656

こういうのは、良く言えばクラシックの「音楽事務所」、悪い表現を用いれば、
「呼び屋」が、こうすれば、儲かりまっせ、といって、相手を説得するか誤魔化して、
本番にしてしまうのでしょうが、はっきり言って、彼らがヘミング氏や高嶋氏と弾いて、

それは「商売」だから演ったでしょうが、どう思ったか?と想像すると非常に恥ずかしい。
演って良いことと悪いことがあると思います。

日本のオケ、少なくとも在京オケは、「音楽性」には一切目をつぶって、フジコ・ヘミング氏を
ソリストに呼べば、チケットが飛ぶように売れることは目に見えていますが、どこもやりません。

それが、まともな音楽家の矜持ではないか、と思います。

>長々と失礼しました。これから他のエントリも読まさせて頂きますね。

このブログは、本来、時事問題を取りあげることが多いのですが、昨今の内外の政治経済の
情勢を見ていると、毎日天下国家を論じていると気が滅入ります。それで、元来(というか本当は、
こちらの方が好きな)音楽記事を載せるようになったのです。

従って、相対的には音楽記事の数はすくないのですが、駄文を気が向いたときに眺めていただければ
幸甚です。

よろしく御願い申し上げます。

投稿: JIRO | 2009.06.21 21:10

ガンツさん、はじめまして。ようこそおいでくださいました。JIROです。

>色々な演奏を聴いて、自分が「好き」と思ったらよく聴き、「嫌い」だったらもう聴かないってだけの聴き方をしています。

私も同じです。やはり、趣味・嗜好の愛称が、演奏と聴き手との間には存在するお思います。その意味では、
ガンツさんの演奏の選択は極めて自然なものだと思います。

>カンパネラ(というかリスト)の演奏はアンドレ・ワッツさんのが気に入ってたまに聴いていました。

アンドレ・ワッツさん。歴史に名を残す名人ですよね。リスト(だけではないですが)の演奏など、確かに素晴らしいです。

>最近、今話題の辻井伸行さんがクライバーンの予選でカンパネラを弾いているのを聴いて、


辻井さん、本当に素晴らしいですね。マスコミが「盲目の~」という形容詞を必ず付けますが、
そんなこととは関係なく、紛れもなく天賦の才と、ものすごい努力の賜だと、感動しました。

>他のカンパネラも色々と聴きたくなってしまい、ヘミングのカンパネラも(カンパネラ以外も)聴いたのですが、
>「遅いし平坦だし、何より音が汚い」と思ってしまったのです。

そうですね。ヘミング女史の音色を独特の暖かみがある、などと褒める人が、このコメント欄をご覧になっても分かるように
いるのですが、殆ど間違いなく、他の歴史的名手の演奏を聴いたことがない、つまり比較する対象が無いまま、マスコミが
神格化するのをそのまま「よくわからないけど」受け入れてしまっているように思います。

>でもこれで有名だったはずだよな?、という事で色々調べたところ、こちらを発見した次第ですw

見つけて下さって、ありがとうございます。

>>フジ子さんはタッチ「も」悪いと、私は思います。
>そうです。自分もそれが気になったのです。全体的に抑揚が無く、カソカソとした感じ。
>自分はプロと素人の違いはこれ(タッチ・音色)が重要なんじゃないかと思っています。

おっしゃるとおりで、ソリストになるような人は、ピアノ教師に言わせると、子供の頃から、
既に「タッチ」が違うようです。フジコ・ヘミングさんのタッチは輪郭がもやもやしていて、
音色が平坦で、聴いていて少しも良くない。まして、「ラ・カンパネラ」のあのスリリングな曲想を
表現出来ていません。

>フジ子・ヘミング女史はプロですよ?
>「昔は速かった・綺麗だった」で通用するんでしょうか?(大体それで通用するほど昔は有名だったんですか?)

ご賛同ありがとうございます。一応ウィキペディア調べたのですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%B8%E5%AD%90%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0#.E5.AD.A6.E7.94.9F.E6.99.82.E4.BB.A3


日本名は大月フジ子といい、1953年(56年前です)第22回毎コン(現在の日本音楽コンクール)のピアノ部門で、
「入選」(入賞ではありません)しています。

入賞者一覧 - 日本音楽コンクール
http://oncon.mainichi-classic.jp/prize3.shtml

の第22回(1953年)ピアノ部門を見ると、大月フジ子の名前があります。

ウィキペディアによると、フジ子・ヘミングさんは、1932年生まれですから、入選したのは21歳のときで、
もしかすると、その当時としては「上手かったのかもしれません(但し、その当時のピアノ界全体のレベルが
どの程度だったか、わかりませんが)。その後日フィルと共演したこともあるそうです。しかし、特別に脚光を浴びていたかどうか、
は、定かではありません。

しかし、いずれにせよ、半世紀以上昔の話。

>プロに対しては「その日、その時、その場所で聴いたのが全て」というJIROさんの意見に私は賛成です。

これもご賛同、ありがとうございます。凡そ、音楽の厳しい世界で、

「今は下手だけど昔は上手かった」

という「言い訳」が通用する、と言う話は、見たことも聴いたこともありません。

>でも『現在のヘミング女史に「譜面通りのテンポでミスタッチ無く弾く」「独自のタッチで美しい音色を奏でる」というプロのテクニックが備わっているか?」と聞かれたら、
>「どちらも備わっていないヘタクソだと思う」と私は答えます。

徹頭徹尾、賛成です。本当は引退して然るべきだと思います。
本人が気が付かないのは悲劇ですし、忠告する人間が周囲にいない(のでしょうね)ことが、フジ子・ヘミング氏に
とって、悲劇です。

>テンポだけ見て「下手」と思っているわけではない私みたいなド素人も居ます、って事も知っておいて欲しいです。

同じように感じておられる方は、多分大勢おられると思いますが、

わざわざ、お時間を割いてコメントをお書き頂いたことに感謝します。

また、気が向いたら、弊ブログを眺めて頂ければ、幸甚です。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2009.06.21 18:15

はじめまして、お邪魔します。

フジ子の事をここまでズバリと書いているブログも珍しいので、
過去のコメントも読まさせて頂きました。フジ子ファンからの
反論にはなかなかスゴイものがありますね・・・それに丁寧に
返答されているJIROさんには頭が下がります。

自分はクラシック歴は20年程なのであまり偉そうな事も言えないの
ですが、プロとして演奏を披露するにあたっては最低限の技術が必
要であると考えます。フジ子女史がその「最低限」のレベルをクリ
アしているか否か?と問われれば、もちろんクリアしてる筈もない
訳で、JIROさんのご意見にはほぼ全面的に賛同するところでありま
す。

ただ、モスクワ・フィルを2流とはっきり仰られるとちょっと残念。
あのフジ子のヘンテコ演奏の伴奏をするシモノフの指揮はまさに
職人芸と、個人的には評価しております(独奏に合わせないと演奏が
崩壊してしまうので、渋々合わせているものと思われます)。
もちろん超一流のオケではありませんが。芸格からすれば
フジ子よりシモノフ&モスクワ・フィルの方がかなり上かと。シモノフがフジ子
をどう評価しているのか一度聞いてみたいところです。
フジ子が出演するコンサートでは、彼女の出番が終わったら残りの
プログラムを聴かずに帰ってしまうフジ子ファンが多くいるそうです
ね。

そういえば、今年フジ子の協奏曲の伴奏を担当した指揮者、マンデアルも
好きな指揮者なので、彼女の添え物扱いされるのが残念でなりません。

長々と失礼しました。これから他のエントリも読まさせて頂きますね。


投稿: Dunkel | 2009.06.21 04:15

JIROさん初めまして。
ピアノやピアニストに関して詳しくないですが、ピアノ曲が好きなおっさんです。
色々な演奏を聴いて、自分が「好き」と思ったらよく聴き、「嫌い」だったらもう聴かないってだけの聴き方をしています。
カンパネラ(というかリスト)の演奏はアンドレ・ワッツさんのが気に入ってたまに聴いていました。
フジ子・ヘミングに関してですが、随分前に嫁がCDを買ってきた事があります。
その時に一回聴いて「自分には全く合わない」と途中で聴くのをやめてしまいました。
当時は自分も嫁も「有名」って以外フジ子・ヘミングの事をよく知らなかったし、
嫁もその後ぜんぜん聴かなかったようで、その時はそれで終了だったのですが、
最近、今話題の辻井伸行さんがクライバーンの予選でカンパネラを弾いているのを聴いて、
他のカンパネラも色々と聴きたくなってしまい、ヘミングのカンパネラも(カンパネラ以外も)聴いたのですが、
「遅いし平坦だし、何より音が汚い」と思ってしまったのです。
でもこれで有名だったはずだよな〜、という事で色々調べたところ、こちらを発見した次第ですw
>フジ子さんはタッチ「も」悪いと、私は思います。
そうです。自分もそれが気になったのです。全体的に抑揚が無く、カソカソとした感じ。
自分はプロと素人の違いはこれ(タッチ・音色)が重要なんじゃないかと思っています。
速さだけで語るならスポーツと同じですからね。

>れいさん
フジ子・ヘミング女史はプロですよ?
「昔は速かった・綺麗だった」で通用するんでしょうか?(大体それで通用するほど昔は有名だったんですか?)
プロに対しては「その日、その時、その場所で聴いたのが全て」というJIROさんの意見に私は賛成です。
>音色のでの評価は人それぞれだと思うし
ごもっとも。どんな音でも好き嫌いがあるのは当然の事です。
私も前出のように普段は「好き・嫌い」のみで評価します。誰が弾いたとかテクニックがどうとかは実のところあまり意識しません。
でも『現在のヘミング女史に「譜面通りのテンポでミスタッチ無く弾く」「独自のタッチで美しい音色を奏でる」というプロのテクニックが備わっているか?」と聞かれたら、
「どちらも備わっていないヘタクソだと思う」と私は答えます。
テンポだけ見て「下手」と思っているわけではない私みたいなド素人も居ます、って事も知っておいて欲しいです。
では、長文駄文失礼しました。

投稿: ガンツ | 2009.06.20 13:13

お、久しぶりにきたね。フジ子・ヘミングファン。

れいさんもう、見に来ない、というけど、多分(絶対)見に来ると思うので、書いておきます。

あなたは、失礼だけど学生さん?中学生ぐらい?(の印象を受けたんですけどね。違ってたらごめんね)

>速さだけのコメントをする人にも見てもらおうと思って・・・残していきます。

「速さ」ときたね。普通、音楽ではテンポっていうんだけど。まあいいや、テンポにしか触れていないのは、他に問題がないわけではなく、

テンポだけで、問題外だからです。

折角だから、他の問題も書きませうか?

ピアノの「タッチ」って分かります? 非常に単純に言うと、ピアノのキーを叩いて、音を発する瞬間。その後に減衰して行く音色。

キーを叩くときの加速度で音の立ち上がり、発音の明瞭さが決まりますし、音色が替わります。

フジ子さんはタッチ「も」悪いと、私は思います。

ここに載せた小山実稚恵さんや、他のピアニスト演奏と聞きくらべて、

もし、そのことが、貴方が分からないのなら、音楽を聴く「耳」がないと思います。

冷徹な宣告ですねー。でも本当です。

>調べてみてはどうでしょう~
>早いラ・カンパネラを知ってて評価してるならそれはそれでいいです。
>ただ批判するなら徹底的に調べてして欲しいって思った。

甘い。プロの演奏家は、その時の演奏。そのCDに録音された演奏から全てを評価されて然るべきです。

客に「調べる義務」はない。

今の演奏は下手だけど、もう一度聴いて、この演奏家のいい所を見つけよう、とする義務は、聴衆にはありません。

ましてや、昔の演奏が上手かったかどうかなど、現在の演奏の評価に何の関係もない。

おカネを払って聴きに行ったのです。カネ返せと言いたくなるような演奏を聴かされて二度も三度も行くバカはいません。

>ちなみに私が言う早いラ・カンパネラは1973年録音なんですけどね。昔過ぎますか?^^

36年前のこと言ってんの?(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)。

あのね。同じ事を何度も書くけどね。

お客にとっては、演奏というのは、その日、その時、その場所で聴いたのが全てなのね。

同じ「ラ・カンパネラ」を同じピアニストが弾いても、今、テンポが遅すぎて、私が「ダメだ」と思ったら、

私にとって、フジ子・ヘミングは、それで「お仕舞い」なの。

仮に、「36年前は速く弾けたんです。」って、ステージの横に立て札立てて、今、遅く弾いても関係ないの。

「笑点」じゃないんだから。

もう一度書きますね。今、遅すぎたら、遅すぎるのです。

>フジコさんのラ・カンパネラ結構綺麗ですよw
>速さの中に柔らかさがあって又違うラ・カンパネラですよー。遅いのとはね
>あなたもここにきた知らない人も一度調べて聞いてみたら?

>音色のでの評価は人それぞれだと思うし上手いや下手についてはどうこう言いませんが遅いからテクニックが無いとか調べずよく言うよ。

だからさー。あたしゃ、聴いて下手だったから怒ってるんだよ。

この人がチャイコフスキーの1番のコンチェルト弾いたの聴いたことある?私はあるよ。

悪いこと言わないから、世界で一番上手いアルゲリッチって人の演奏をつい最近載せたからさー。

比べてみてくれる?

【音楽・映像】アルゲリッチの誕生日。別府アルゲリッチ音楽祭での伝説的名演(チャイコフスキー)。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2009/06/post-d2ef.html

それでも、フジ子・ヘミングさんが、すごいテクニックの持ち主だと、本気で思うのなら、思うのは自由ですから。

勝手に思い続けて下さいませ。

投稿: JIRO | 2009.06.18 01:40

こんばんわ
何か見つけちゃったのでコメント残していきますね。
フジコさんの遅いラ・カンパネラもありますし早いラ・カンパネラも発売されてますよ。早いラ・カンパネラで4分40秒くらいですね。

調べてみてはどうでしょう~
早いラ・カンパネラを知ってて評価してるならそれはそれでいいです。

まぁ下手かどうかは私には分かりませんがラ・カンパネラの速さだけで下手とか勘違いされてるようなコメントをしてる人がいたのであなたにもそして何も調べず速さだけのコメントをする人にも見てもらおうと思って・・・残していきます。

じゃぁ別の人も聞いてみなさい。と言われても少し今回の内容とは話が違いますし。別にあなたがどういおうが勝手ですけどね下手や上手いや別を紹介するのはね。ただ批判するなら徹底的に調べてして欲しいって思った。

ちなみに私が言う早いラ・カンパネラは1973年録音なんですけどね。昔過ぎますか?^^

いやぁ不思議に思ってね。あなたにもそしてコメントを残す人にもフジコさんの興味がおありですからキーワードで引っかかったりしてここにつくわけでしょ?それなのになんでそういう早いラ・カンパネラのことを知らないのかと。昔でも出てたよ~とかいうコメントや記事の中に1文でもあればそっかぁ~で私は読み通したのですけどねー。誰もコメントしないし文にも無い、知ってて載せてないだけか知らないだけか?まぁコメントする人は知らないからコメントしてないんだろうけど調べずに無茶苦茶よく言ってるなぁという気持ちです。

フジコさんのラ・カンパネラ結構綺麗ですよw
速さの中に柔らかさがあって又違うラ・カンパネラですよー。遅いのとはね
あなたもここにきた知らない人も一度調べて聞いてみたら?

もしかしたら年齢を重ねて速度が遅くしか弾けなくなったのかそれともここで書かれてるようにもう遅くしか弾けなくなったかはわかりませんが実際早く弾いているわけですから。早く弾けるけど遅く弾いてるかもしれませんねw

音色のでの評価は人それぞれだと思うし上手いや下手についてはどうこう言いませんが遅いからテクニックが無いとか調べずよく言うよ。

それでは失礼します~
このコメントへの返事は結構です。もう見に来ませんからw

投稿: れい | 2009.06.17 22:23

ゆきのさん、度々、コメントをありがとうございます。

>勢いで書いてしまいましたが私の怒りをJIROさんに
>ぶつけるのは筋違いでしたね。すみません。

いえいえ。お怒りはごもっともです。

ニュージーランドのお住まいですか。羨ましいです。

私が住んだのはロンドンでしたが、無性にあちらの雰囲気が懐かしく思えます。

>昨年日本に帰った時につい「フジコへミングってヘタだよね」と
>言ってしまったら相手から「あんたはそこまで素晴らしい耳を
>持っているのか。彼女には余人に代え難い音色があるから
>いいんだ」と痛罵されました。こんなファンの姿勢が彼女を
>勘違いさせてしまったのでしょうか・・・・・・・。

そういう抗議メールは、私の所にも来たことがありますが、その手の人には、

「貴方は、リヒテル、ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、ポリーニ、アシュケナージ、アルゲリッチ、という

ピアニストを聴いたことがあるか?悪いことはいわないから、これらのピアニストの演奏を聴いてご覧なさい」

と返事をします。そのまま、レスが帰ってこないことの方が多いですが、稀に素直な人がいて、

「こんなに上手なピアニストがいるのですね」とか「ピアノって、こういう音がするものなのですね」という

感想を頂戴することがあります。この記事で、「ラ・カンパネラ」の「模範演奏」として載せているのは、

小山実稚恵さんですが、この素晴らしい演奏は誰だ?CDを教えてくれ、という書き込みを、

このページを下の方までスクロールするとご覧になることが出来ます。

「フジ子・ヘミングには余人には代え難い音色がある」などとい言う人も、実は他のピアニストを知らないまま、

そのように発言している場合があります。

John Chenさんは知りませんでした。是非、聴いてみます。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2009.06.14 15:09

JIROさん、こんにちは。お返事ありがとうございます。
勢いで書いてしまいましたが私の怒りをJIROさんに
ぶつけるのは筋違いでしたね。すみません。

申し遅れましたが、私はニュージーランドに在住している
日本人です。JIROさんもご存知のように、階級社会のある
国では庶民は簡単に高額なコンサートに行くことは出来ません。
日々お金を節約してやっと一流の舞台のチケットを買って見に行くことが
出来ます。だからこそ素晴らしいものを見れば拍手喝采し、
つまらないものには凄まじいブーイングを起こします。
厳しいですが、そこには両者の緊張感があります。

昨年日本に帰った時につい「フジコへミングってヘタだよね」と
言ってしまったら相手から「あんたはそこまで素晴らしい耳を
持っているのか。彼女には余人に代え難い音色があるから
いいんだ」と痛罵されました。こんなファンの姿勢が彼女を
勘違いさせてしまったのでしょうか・・・・・・・。

まぁいつまでも怒ってばかりいてもしょうがないので
最後にニュージーランドの中国人ピアニストJohn Chenを
紹介させて頂きます。
テクニックと自分の世界観を持っていてなかなかいいですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=yM9zYESCfHY


投稿: ゆきの | 2009.06.14 14:43

ゆきの様、ようこそおいで下さいました。JIROです。

おっしゃること、全面的に、徹頭徹尾賛成です。

この人の「ラ・カンパネラ」のCDには「奇跡のラ・カンパネラ」と書いてあるので、
最初はてっきり冗談かとおもいましたが、どうやら本気なんですね。

「奇跡的にヘタクソなラ・カンパネラ」なら分かるのですが、兎に角問題外です。

>そして本人もテクニックが無いことに対し「こんなカンパネラも
>あっていい」と開き直る。

そのとおりでして、プロの音楽家がヘタクソである自覚がない、という時点で
既に、「失格」です。

>「こんなカンパネラもあっていい」と開き直る。

どうやら、世間にもてはやされているウチに本当にそう思うようになってしまったようで、
最早、手を付けられません。

日本のプロオケは、フジコ・ヘミング氏をソリストに呼べば、興行的には
儲かることは確実ですが、絶対に呼ばないですね。そこにプロとしての矜持があり、
せめてもの救いです。

ベルリンフィルの室内アンサンブルと去年「共演」し、今年もするそうですが、
これは、音楽事務所(通称呼び屋)が興行的に儲かるから仕組んだのであり、
もちろん、正規のベルリン・フィルのソリストとして認められるはずもありません。

呼び屋さんもいくら儲かるとはいえ、やって良いことと悪いことの区別はつけて
欲しい。最低限の「モラル」を保って欲しいものです。

とにかく、ゆきのさんのお怒りは正しい。全く同感です。

投稿: JIRO | 2009.06.13 17:49

初めまして。私もフジコへミングの演奏がヘタクソだと
常々思っており、検索してきました。クラッシックには
明るくない私でも、リヒテルやキーシンの演奏には一聴き
惚れしてしまったのですが、まったく彼女はダメですね。
お話のラ・カンパネラは遅いだけでなくガチャガチャして
音色が汚く聴いてて辛かったです。これでListzの申し子?
(私はLISTZが好きです。BACHが一番ですが)
こんな演奏に「魂が揺さぶられる」とか「他の演奏家が
機械に聴こえる」と言ってる人達は正気なんでしょうか・・・。
そして本人もテクニックが無いことに対し「こんなカンパネラも
あっていい」と開き直る。
これが一番許せないことです。芸術に対する冒涜です。
プロならば自分の表現力が未熟であることを恥じるべきでは
ないでしょうか。通常は技術を身につけ、その後演奏者の独自の
解釈で表現の幅を広げていくものですが、彼女はその域まで達しておらず、
ただ単にヘタなだけだと思います。

投稿: ゆきの | 2009.06.13 02:12

さざ波さま、こんばんは。いつもありがとうございます。

>フジコさんと小山実雅恵さんのLa Campanellaは、違う曲かと思うほど、テンポが違います。

正に、おっしゃるとおりなのです。

>フジコさんの所要時間は、5分37秒、小山さんは、4分40秒です。
>勿論、色々な録音が有りますが、平均して、約60秒違います。

演奏時間までご丁寧にお書き頂き、恐縮です。
ご指摘のとおりでした、演奏時間5~6分の曲で、ヘミング女史の演奏が一分も長い。
どれほど遅く弾いているか分かります。 速く弾けるけれども遅く弾いているのではなく、
自分の技量に曲のテンポを合わせているわけで、本来やってはいけないことです。


>なのに、再生回数は、フジコさんが、小山さんより桁違いで多いのです。
>売り込みが上手だったのでしょうね。何しろNHKが特集したお墨付きです。


日本人は「ブーム」に弱いですね。逆にモノやサービスを売る側としては、
「ブーム」を起こして(作って)しまえば、最早、目的の半分以上は達せられた、ということになります。
NHKが火付け役だったのは悪夢のようですが、NHKの中でも音楽番組専門の人々、例えばN響アワーの
ディレクターやカメラマンは、オーケストラ・スコアが読めなければ仕事になりませんが、

ヘミング女史を取りあげたのが「ドキュメンタリー番組」の専門家達で、彼らの中に音楽を聞き分ける耳をもった
人がいなかったのが悲劇でした(ヘミング女史にとってはラッキーでした)。

NHKが取りあげていなかったら、こんなヘタクソ、どこのホールからもリサイタルの依頼は無かったでしょうし、
CDが制作されることもなく、ヘミング女史は哀れな老後を過ごすことになったでしょう。

>小泉首相が叫んだ郵政改革と同じです。民衆は宣伝の上手さで靡くようです。
同感です。戦前の「鬼畜米英」と同じです。「大和魂」があれば、B29を竹槍で撃墜することすら可能だ、
と、正気とは思われないことを平気で考えてしまう国民です。なかなか動かない癖に、「ブーム」で方向性が
決まると、合理的な推理で明らかに不可能と思われることも「やってみなければ分からないと考える性癖が、この民族だ」
と倫理学者の和辻先生が書いたとおりです。
ヒトラーが日本に現れないことを祈ります。

ヘミング女史から話が逸れましたが、さざ波様が懸念なさる意味は大変によく分かります。

投稿: JIRO | 2009.05.25 21:19

 JIROさま お邪魔します。
バイエルを半分弾いたことがある丈の音盲・さざ波mooです。
でも、JIROさんのクラシックを楽しむ講座を、ここ数年、受講?しています。

 音盲の出る幕じゃないのですが、フジコさんと小山実雅恵さんのLa Campanellaは、
違う曲かと思うほど、テンポが違います。You Tubeで聴き較べてみても違います。
フジコさんも澱みなく弾いてはいますが、何かお引きずりしてるような重さが有り、
お昼寝のようなだるさがあります。
しかし、小山さんのは、音の歯切れが素晴らしく軽く宙を舞っています。

 体重の重さで、音が舞わないのでしょうか。その辺は、判りません。
しかし、テンポの重さは、時間で計れるのが判りました。

 フジコさんの所要時間は、5分37秒、小山さんは、4分40秒です。
勿論、色々な録音が有りますが、平均して、約60秒違います。
フルマラソンでも60秒違うと優勝を逃しますが、La Campanellaで
60秒近く違うのは、音盲でも判る致命的な事態なのでしょう。

《La Campanella (小山 稚恵)》
http://www.youtube.com/watch?v=u31l-YjyVmY&feature=related

《Ingrid Fujiko Hemming - La Campanella》
 http://www.youtube.com/watch?v=xNzzF0M5hB0&eurl=http%3A%2F%2Fvideo%2Egoogle%2Ecom%2Fvideosearch%3Fclient%3Dsafari%26rls%3Dja%2Djp%26q%3D%25E3%2583%2595%25E3%2582%25B8%25E5%25AD%2590%25E3&feature=player_embedded

 なのに、再生回数は、フジコさんが、小山さんより桁違いで多いのです。
売り込みが上手だったのでしょうね。何しろNHKが特集したお墨付きです。
小泉首相が叫んだ郵政改革と同じです。民衆は宣伝の上手さで靡くようです。
この調子で行くと、日本が戦場になる日が来るんじゃないかと心配です。

投稿: さざ波moo | 2009.05.25 12:14

まさみさん、はじめまして。JIROです。ようこそおいでくださいました。

>これほど音楽に精通していらっしゃるJIROさんのブログで・・・

いえ、とんでもないです。私は単なる「知ったかぶり」ですので、どうぞご遠慮なく。

>演奏を聞いてる最中も、終わった後も、それほど感動しなかった・・・というのが正直な気持ちでした。期待はずれというか。
>どこがどうおかしいとか、細かいことはわかりません。
>それだけの耳が私にないことも重々承知です。

いえ、そうではなくて、まさみさんが「それほど感動しなかった」のは、
あなたが、「優れた演奏」と「そうでは無い演奏」を聞き分ける耳をお持ちだからです。

それが分かるからこそ、がっかりなさったのです。

この「大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。」は私のブログの中でも恒常的に、
最もアクセス数が多い記事の一つなのです。ご覧になったかと思いますが、賛否両論です。
このほか、ここには表示されませんけれども、読者の方からメールを頂くことがあり、

記事を載せた直後は、直接的な反論や、「貴方(JIRO)はとても、可哀想な人だと思います」などと、
憐れんで下さる方もいらっしゃいましたが(笑)、だんだん、フジコ・ヘミング氏が「裸の王様」で有ることに
気付かれた方が増えてきました(コメントでも、メールでも)。

フジコ・ヘミング氏の数奇な経歴と奇怪な容貌はマスコミのセンセーショナリズムにぴったりの「ネタ」
だったのでしょうが、最初にドキュメンタリー番組を作ったNHKは報道関連の部署であり、音楽の専門家は
いませんでした。それで、この人がヘタクソであることが分からないまま、ドラマチックな演出で、フジコ氏を
「名人」にしてしまったのですね。

>だから、この広いネットの世界で、私のこの消化不良を解決してくれるものがあるのかどうか、
>探してしまった次第です・・・

このブログ(記事)を見つけて下さってありがとうございます。

お薦めCDは小山実稚恵さんのものですが、URL短縮が上手くリンクしていないようなので、改めて、
書きますが、

「小山実稚恵:ベスト・アルバム 」です。

http://qrl.jp/?300840

で、跳ぶと思うのですが、もしだめだったら、Googleで「小山実稚恵:ベスト・アルバム 」を検索すると、
直ぐに見つかります。が一番始めに表示されるのは、最近流行の高音質ですね。

2番目に出てくるのが、私のお薦めしているもので、1,680円(1番目の「小山実稚恵:ベスト・アルバム [Limited Edition] は2,850円)です。
どちらでも勿論、ご自由ですけれど、音は1,680 円の方で十分堪能できます。

他の曲の演奏も素晴らしいので、是非「本物のピアニスト」の演奏をお楽しみ下さい。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2009.05.24 19:11

はじめまして。
これほど音楽に精通していらっしゃるJIROさんのブログで、安易なことしか書けそうにありませんが、お許しください。

私はというと、中学生までピアノを習っていた程度のレベルです。
そして、メディアに踊らされていた1人なのだと、このエントリーを拝見して感じています。

フジコ・へミングさん、ずっとピアノソロを聴きたいと思い続けて、やっと念願がかなって行ってきました。
行くまでは楽しみで楽しみで、気持ちも高まっていたのですが、
演奏を聞いてる最中も、終わった後も、それほど感動しなかった・・・というのが正直な気持ちでした。期待はずれというか。
どこがどうおかしいとか、細かいことはわかりません。
それだけの耳が私にないことも重々承知です。

だから、この広いネットの世界で、私のこの消化不良を解決してくれるものがあるのかどうか、
探してしまった次第です・・・


最後の本物の「ラ・カンパネラ」聞かせていただきました。
なんだかすっきりしました!
本当にありがとうございます。
JIROさんがお薦めとして書いてくださっているCD、ぜひ聞いてみたいと思います。

投稿: まさみ | 2009.05.24 03:11

六代目さん、ようこそおいで下さいました。

大変、冷静な「大人の」(嫌味でも何でもありません。本当にそう思います)ご意見だな、

と感服いたしました。

「下手であるが故に聴いていて疲れない」。なるほど、と思いました

(だからといって、ヘミング女史を礼賛するつもりは、依然として毛頭ありませんが(笑))。

ロン・ティボーコンクールの名前の由来の1人、マーガレット・ロン女史の逸話を思い出しました。

宇野功芳か誰かの本からの受け売りですが、現役の終わりに近いマーガレット・ロン女史は、

多分、今の基準で聴けば、やはりヘタクソだったようで、モーツァルトのコンチェルトの何番かを

本番で弾いて、何度やっても同じ所で「止まってしまった」そうで、しかし、なんと聴衆が、

彼女に声援を送って励まし、20回目ぐらいでやっと通して弾けた、というものです。

20数回となると眉唾のような気もしますが、フジコさんとは違ったでしょうけれど、

テクニックというか「メカニック」に相当する部分では今の音高生の方が上手いでしょう。

しかし、上手いだけでも、歴史に名を残す大家になれると言うわけではない。

音楽とは面白いものです。

>「道具としてたまたまピアノを使う一種のパフォーマーというか、一般のクラシックピアニストとはおそらくまったく別ジャンルなのだろうと理解しました。

そうですね。

たまたま、使う「道具」がピアノという大変大きい楽器なので、「リサイタル」になってしまいますが、

私も、彼女は本来「大道芸人」に近いのではないか、と思います。ヨーロッパでは毎夏、「大道芸人フェスティバル」

のような行事があり、中には、まともな演奏家並に楽器を巧みに操る人もいますが、どちらかといえば、

正規の音楽教育を受けていないおばあちゃんが、アコーディオンを間違いだらけで弾きながらニコニコして歌うのです。

それは、コンサートにおける音楽家の演奏の基準から見たら、全然問題外ですが、それなりに人を和ませている。

フジコ・ヘミングさんは、正規の音楽教育を受けて、毎コンに入賞までしている人物で、

高いお金を取って、コンサートホールでリサイタルを開き、

よりによって、「ラ・カンパネラ」など弾くので、こちらの鼻につくのですが、

六代目さんのような考え方をするのが正しいのかも知れません。

投稿: JIRO | 2009.05.01 22:35

彼女の経歴などの前情報なしで兵庫県で行われたコンサートに行きました。ブームのきっかけになったテレビ番組は見たことがなく、奇跡のカムバックをしたらしい?という程度しか知らず…。で、帰ってきて、何で人気なのかやっぱり分からず、ネットを検索してたどり着きました。
そうですよね、ピアノを少しでも知っている人なら、「?!」と思ってしまう超下手ですよね。日本のちゃんと勉強している音大生や受験生は、たいてい、彼女よりもはるかに「上手」ではないでしょうか。印象に残る演奏ができるかどうかは別として。
私は5歳からピアノを習い、演奏曲目はほとんど弾いた曲でした(ラ・カンパネラ含む)。ですから、あの曲を指示テンポで軽やかに弾きこなす難しさは、よく分かっているつもりです。才のない一般人には困難なそれをこなせるのこそ、プロだと思っていました。ピアノのアウトサイダー・アートなのでしょうかね?…(でも、プロフによるとベルリンなどで正規の音楽教育を受けてはるのですね…悩ましい)
ただ一つ、思ったのは、確かに「下手」なのですが、彼女の演奏はあまりにスキだらけなので、ゆえに聞いてて全然疲れないのです。「どう、うまいでしょ?」という完璧な演奏が多い中で、箸休めというか…。うまい演奏家には慣れっこになっていて、こういう「プロ演奏家」がいるというのはある種衝撃でした。
アマチュアとして細々練習や演奏を続けている身には、フジコヘミング、変に励まされてしまう面も。ああいう超自己流プロピアノもあるのね、と。妙な感想ですが。普通のコンサートではついつい「弾く身」としてチェックやお勉強をしながら聞いてしまい、純粋に楽しめないことが多かったのです。ああいう色付き演奏を行う怪演奏者も、一人ぐらいいてもいいのかも…。彼女のCDを買うかと言われたら、それは買わないですけどね(笑)。道具としてたまたまピアノを使う一種のパフォーマーというか、一般のクラシックピアニストとはおそらくまったく別ジャンルなのだろうと理解しました。

投稿: 六代目 | 2009.05.01 03:35

しかさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

しかさんと同じ事を思っていらっしゃる方、多いですよ。

しかし、このように記事にすると、狂信的フジコ・ヘミングファンから、頓珍漢な反論が来ることが目に見えていて、
面倒くさいので、どなたも滅多に文章になさいません。

手前味噌ですが、これほどはっきり「フジコ・ヘミングはヘタクソです」とタイトルを付けたブログ記事は他に
殆ど無いらしく、毎日のようにアクセスがあります。

>私は下手ながらも4歳からピアノを習って、今回のコンサート曲目は殆ど、弾いた事があり、余計にミスタッチが気になって、耳障りでした。

フジコ・ヘミングさんにとって、しかさんのような方が「一番怖いお客さん」ですね。しかし、あの人は実は下手だと分かっているのか、

マスコミや大衆にチヤホヤされているウチに、自分が上手いと思いこんでしまったのか、わかりませんが、

いずれの場合であっても、お金を取って、下手な演奏をお客さんに聴かせる、ということは、

>プロのピアニスト、というよりはパフォーマーかと。

おっしゃるとおりでして、実はパフォーマーとしても、許されない。「芸術家」以前に「芸人」として許されることではない

と考えます。

それを訴えたいがために、いくら反論が来ても、私はこの記事を載せ続けていきます。

投稿: JIRO | 2009.04.09 19:25

NHKでフジコヘミングが人気が出て、そんなに演奏が素晴らしいのか、一度行ってみたいと思っていて、ようやっと4月6日にソロコンサートへ行きました。そして、がっかりしました。おっしゃるとおり、ミスタッチの多さと、曲の抑揚のなさ、テンポが異様にく、感動できませんでした。私は下手ながらも4歳からピアノを習って、今回のコンサート曲目は殆ど、弾いた事があり、余計にミスタッチが気になって、耳障りでした。正直、これでお金もらっているのかと憤りも感じたほどです。プロのピアニスト、というよりはパフォーマーかと。。TVの影響は凄いと思いました。二度と行かないです。

投稿: しか | 2009.04.07 22:36

antoinedoinelさん、こんばんは。

>尊敬するJIROさんに「笑いのツボが似ている」なんて仰っていただいて、光栄です。

何云ってるんですか(笑)。

>その女の子がひっくり返っている現場に居合わせなかったことが残念でなりません。

あれはねー。苦しいですよ。爆笑したいのをこらえていると、呼吸困難になります。もうちょっとで心肺停止でした。

>その中で深沢さんが毎コンで入賞(当時は順位なし)された時、
>入選だった大月フジ子さんという方が、のちのフジ子・へミングだったのですね。

ひえー、毎コンで残ったことがあるんですか。深沢さんは勿論良く存じ上げていますが、フジコさんがねえ・・・・。

>そしてここ数年のフジ子女史の一発屋的大逆転(?)、人生というのは最後までわからないものだと思います。

いやー、まだ分かんないですよ。日本人って飽きっぽいでしょ?暫くすると、ものの見事に人気が無くなっている可能性は
あります。芸能人に近いから、その可能性は、まともな音楽家よりも遙かに高いです(その意味では、antoinedoinelさんが
おっしゃるように、人生最後まで分からんですよね)。

>なんだか、日本でたまーに急浮上してくる「クラシック音楽家」は、専門家や愛好家の間では「?」が付く人ばかりですね。

大体テレビで「半芸能人」みたいに出てくるのは怪しいですよね。要するにまともにやっても、才能が無いのは自分が一番分かるでしょうから、
(分かっていない人もフジコさんみたいなのがいるけど)、ならば、ソリストなんか諦めて、インチキ中途半端クラシックで儲けるしかない、
という所でしょうかね。

>法事の引出物(とは言わず、粗供養?)にCDが使われてバカ売れしたというテノール歌手や、

そうなの?「千の風」の人?

>元アイドルのソプラノ歌手や、その他にもやたらとテレビ(バラエティー番組)に出てくる「クラシック音楽家」たち。

洗足とか昭和音大とか尚美とかでしょ?芸大、東京音大、桐朋は少ないのでは(あ、H,太郎は芸大だし、T.ちさ子は桐朋だった。)
大衆には、「クラシックのどっぷりつかる気はさらさらないけど、ちょっと知ったかぶりしたい」という気持がどこかにあって、その辺に
民放が目を付けるんでしょうね。でも民放の連中なんて、クラシック聴いたことないから、音大出てりゃ、皆クラシックの「まともな」
音楽家だとおもってるんでしょう。で、ヘタクソでも見た目の可愛い子なんか売れちゃうんですよね。

>でも、クラシックではありませんがマライア・キャリーが「7オクターブの歌姫」などと宣伝してまかり通っているところを見ると、
>聴く耳も知識(常識?)もなくマスコミの持ち上げを鵜呑みにするのは日本だけじゃないのかもしれませんね。

ハハハハハ。7オクターブかあ。すごいなあ。ピアノの音域がほぼ7オクターブなんですよね(笑)
でも、おっしゃるとおりかもしれません。私イギリスに駐在していたことがありますが、大衆はクラシックなんて、全然知らないです。
特にイギリスなんて、階級社会ですから。ミドル・クラス以上のしかも、特に音楽を愛好する人の中には、ものすごく耳の肥えているひとが
それは、やはり西洋音楽で、西洋人だから、いることはいますけど、全体から見た割合では、日本と大差無いと思います。

やはり、芸術はそういう運命にあるようですね。

また、気が向いたらいつでもコメント下さい。

大変楽しく、有難いです。

投稿: JIRO | 2009.03.05 22:39

尊敬するJIROさんに「笑いのツボが似ている」なんて仰っていただいて、光栄です。「わーたーしを、こーろーして、ちょーだいー」を引用してくださったお陰で、昨夜もまた夜中に大笑いさせていただきましたが、この「ー」と「、」の配分も絶妙だと(また書きながら笑っていますが)感じ入ってます。まったく、その女の子がひっくり返っている現場に居合わせなかったことが残念でなりません。

あれから思い出したのですが、ピアニストの深沢亮子さんのお母様が書かれた「ピアノの日記」、ご本人が書かれた「続ピアノの日記」「ウィーン日記」という本があり、高校生の時に読んで以来今までずっと大切に持っていますが、その中で深沢さんが毎コンで入賞(当時は順位なし)された時、入選だった大月フジ子さんという方が、のちのフジ子・へミングだったのですね。若い頃のコンクールですれ違ったお二人のその後の人生の光と陰、そしてここ数年のフジ子女史の一発屋的大逆転(?)、人生というのは最後までわからないものだと思います。

なんだか、日本でたまーに急浮上してくる「クラシック音楽家」は、専門家や愛好家の間では「?」が付く人ばかりですね。法事の引出物(とは言わず、粗供養?)にCDが使われてバカ売れしたというテノール歌手や、元アイドルのソプラノ歌手や、その他にもやたらとテレビ(バラエティー番組)に出てくる「クラシック音楽家」たち。

でも、クラシックではありませんがマライア・キャリーが「7オクターブの歌姫」などと宣伝してまかり通っているところを見ると、聴く耳も知識(常識?)もなくマスコミの持ち上げを鵜呑みにするのは日本だけじゃないのかもしれませんね。

投稿: antoinedoinel | 2009.03.04 23:33

antoinedoinelさん、こんにちは。いつもありがとうございます。

>コメントは前から何か言いたくてウズウズしていたこちらの方に。

ありがとうございます。この記事はですね。弊ブログ有数の人気(?)記事でして、毎日誰かが、
「フジコ・ヘミング」で検索して、アクセスして下さいます(笑)。

>JIROさんのボロクソっぷりが可笑しくて、大ウケしています(笑)。ごめんなさい、
>茶化している訳ではないのですが、ここまでケチョンケチョンに言って下さる方がいると嬉しいです。

はいはい。よく分かっております(笑)。
ウケて頂けて嬉しいです。変な意味じゃなくて、前から思ってたんですが、antoinedoinelさんと私は、
感覚的に近い(もっとくだけて言うと、笑いのツボが似ている)ような気がします。

話が逸れますが、女の子の「わーたーしを、こーろーして、ちょーだいー」で大笑いなさった、というコメントを頂いたとき、そう思いました。

「話を聞かない男、地図を読めない女 」という本がありました。「男女差」を目の当たりにして笑いをこらえるのに苦しんだ体験。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2008/05/post_b1e7.html
ですね。

フジコ・ヘミング女史のことをケチョンケチョンに言っている人、世の中に沢山いるはずですが、ここまで「ブログに」書いた人って、
あんまりいないみたいですね(笑)。(2ちゃんねるあたりではいるでしょうけど、あれは匿名掲示板ですから)

>フジ子・ヘミングは所詮キワモノだというのが、私や音高・音大時代の友人達の意見です。
>私達とてもちろん全然大したものではありませんが、フジ子・ヘミングがヘタクソで、
>流行が作られたものであることを察知するぐらいの(つまり人並みの)耳はありますから。

それこそ、「まともな耳」を持った方々のご意見です。流石。いや、流石と申し上げるのは失礼ですね。もう4小節ぐらい聴けばわかりますからね。

ところで、「流行」を作ったの、私はてっきりフジテレビあたり、いずれにせよ民放なのだろうと思っていたのですが、

最初に取りあげたのは、何と、NHKなんですってね。NHKには、勿論クラシック番組のプロもいますけど、
ヘミングさんを取りあげたのは「ドキュメンタリー番組」で、ドキュメンタリーを制作する人たちは、
全然、音楽が分からなかったみたいですね。

万死に値しますね。

>日本で彼女が受けるのは、あの超個性的な容姿とド演歌にも通じるドラマ性のせいではないでしょうか。

もう、完全にその通りですよ。奇怪な容貌と数奇な人生。聴力に障害を持ちながら克服したとか、
「浪花節」以外の何物でもない。日本人、そういうの大好きですからね。「苦労した甲斐があって花開いた」と。

「音楽」なんて聴いてないし、分かってない人たちが、矢鱈感激しただけですよ。
おっしゃるとおり、演歌の世界ですな。

しかしながら、いくら苦労しようがなんだろうが、(自称)プロのピアノ弾きなんですからねえ。
ヘタクソを「浪花節だよ、人生は」と誤魔化して、おカネをとって、ラ・カンパネラ、弾けないのに弾いちゃダメですよね。

>また、日頃あまりクラシックを聴かないある知人は、フジ子・ヘミングを絶賛しています。

そうですね。フジコさん崇拝者は大抵、それまでまともなピアノの演奏を聴いたことがないです。9割方、そうじゃないかな。

>(もしかしたら、フジ子・ヘミングがあの曲を作曲したと思っているかもしれません)。

グワッ。そこまで激しい勘違いのひとも・・・・いるかも知れませんねえ。

>日本で彼女が受けるのは、あの超個性的な容姿とド演歌にも通じるドラマ性のせいではないでしょうか。

またまた、そのとおり。日本社会では何かを売り込もうというとき、売り手側は「ブーム」を作ってしまえば、もう思うツボなんですね。
「のだめ・カンタービレ」も好きな子(大人も・・・)多いですが、あそこから発展しないらしいですよ。ベートーベンの7番、
クライバーを紹介しても「のだめオーケストラと違う・・・・」って、言うそうです。 こっちがくも膜下出血を起こしそうです。

でもね。これより前のコメントで、ここに載せた演奏(これは小山実稚恵さんですが)を聴いて、「これが、本当のラ・カンパネラなんですね」
と、稀ですけど、分かってくれる人もいます。

また、ある時、この記事に「抗議」のメールを送ってきた人に、
「悪いことを言わないから、マウリツィオ・ポリーニ、マルタ・アルゲリッチ、スヴィヤトスラフ・リヒテル、
ウラディーミル・アシュケナージっていうピアニストのCD、何でも良いから、聴いてご覧なさい」

と薦めたら、暫くして、返事がありまして、

「フジコ・ヘミングさんより上手な人がいるんですね」とありました。

一瞬、鈍器で後頭部を強打されたような衝撃を受けましたけど、この人には幸い「耳」があったわけですね。
だから、この記事、無駄じゃなっかったかな、と、自惚れています。

>フジ子さんに関しては、身体を悪くして貧乏暮らしをしていた独居女性が、人生の後半になって幸運をつかんでよかったですね、
>と思いますよ(音楽家としてでなく、色物タレントだと思えば広い心も持てます)。

寛容ですなー。でもそう考えるとそうですよね。あのトシでヘタクソさが正確に日本社会で認識されてたら、
下手したら、行き倒れになるところでしたらね。

しかし、人間恐ろしいもので、周りにおだてられたため、本気であの人は自分が「上手い」と思っているフシがある。
いや、間違いなく思っていますよね。

私はこれが、たまらなく嫌なんですね。ヘタクソでも好きな人がいておカネ払って聴いてくれるのは、
何ら違法行為を行っている訳じゃないから、閉ざされた世界で演ってくれるならいいですけど、
自分がヘタクソなんだ、ということが分からなくなってしまっています。

恐らく、あの人は勘違いしたままで、生涯を閉じるでしょうが、その方が幸せですね。運の良い方ですね。

投稿: JIRO | 2009.03.03 20:47

今日はJIROさんのお陰でたくさんベルリンフィルを聴かせていただきましたが、コメントは前から何か言いたくてウズウズしていたこちらの方に。

JIROさんのボロクソっぷりが可笑しくて、大ウケしています(笑)。ごめんなさい、茶化している訳ではないのですが、ここまでケチョンケチョンに言って下さる方がいると嬉しいです。

フジ子・ヘミングは所詮キワモノだというのが、私や音高・音大時代の友人達の意見です。私達とてもちろん全然大したものではありませんが、フジ子・ヘミングがヘタクソで、流行が作られたものであることを察知するぐらいの(つまり人並みの)耳はありますから。

また、日頃あまりクラシックを聴かないある知人は、フジ子・ヘミングを絶賛しています。おそらく彼女は「ラ・カンパネラ」をフジ子女史の演奏で初めて聴いたのでしょうが、「ラ・カンパネラは美しい曲だ」というのと「フジ子・ヘミングは素晴らしい」というのがごっちゃになっているのだと思います(もしかしたら、フジ子・ヘミングがあの曲を作曲したと思っているかもしれません)。

日本で彼女が受けるのは、あの超個性的な容姿とド演歌にも通じるドラマ性のせいではないでしょうか。大衆は音楽よりも面白いストーリーを求めているのであって、そこに美しい(?)音楽が付いているのはBGMのようなものです。のだめカンタービレもブームですが、ただ音楽に向き合うのではなく、キャラクターとストーリーあってのクラシックブームでしょう。

日本という国は「クラシック」というだけで拒絶反応を示す人の方が「カラオケが嫌い」という人よりも断然多いでしょうし、まあもともと私達の血の中にはなかった異文化ですしね。フジ子さんに関しては、身体を悪くして貧乏暮らしをしていた独居女性が、人生の後半になって幸運をつかんでよかったですね、と思いますよ(音楽家としてでなく、色物タレントだと思えば広い心も持てます)。

投稿: antoinedoinel | 2009.03.03 01:43

xiroさんはじめまして。ようこそおいで下さいました。JIROです。

このエントリー、「大きなお世話ですが、フジコ・ヘミングはヘタクソです。 」は私のブログの中でも、
最もアクセス数が多いものの一つでして(笑)、人々の関心の高さが伺われます。

さて、

>今日、フジコ・ヘミングさんを初めて聴きました。
>『こころの軌跡』なる、アルバムでしたが、
>最初、聴いたとき、正直、これがなぜ評価される
>のかがわからず、ここにたどり着きました。

結論から申し上げると、貴方の耳(評価)が正しいです。その一言に尽きます。

>音はのっぺりしてて平坦。
>表現がない。
>やみくもにキーを叩き、ペダルを踏むような。
>キータッチも、変。
>こんなに、重いラ・カンパネラは初めてです。

仰るとおりだとおもいます。

ピアニストに限らず音楽家は個性があり、一流と言われるピアニストも、ある人は好きで、ある人は嫌いということは、
ごくありふれたことです。それは、好み(嗜好)の問題だから、どちらが良いとは言えません。

フジコ・ヘミング女史の場合、個性的なのではなく、まず、個性云々を論ずる以前に、xiroさんがご指摘になったように、
基本的な技術が、プロのピアニストとして当然要求される水準に達していません。

いちいち確かめたわけではありませんが、他のピアニストは多分、フジコ・ヘミング女史を「単なるヘタクソで、問題外」と
見なしていると思います。ただ、大衆に人気があるので、同業者がヘミングさんを酷評したら、「ヒガミ」と受け取られ、嫌がらせを
受けるでしょうから、見て見ぬフリをしているのでしょう。相手にしていない、ということです。

或るピアニストが、プロの音楽家からどのように評価されているかを知るためには、その人がどのレベルのオーケストラに(協奏曲の)
ソリストとして呼ばれた(招待された)ことがあるか、という実績を見れば一目瞭然です。

チケットぴあ クラシックで既に終わった公演も含めると、昨年11月からですが、
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団  2流以下です。
北東ドイツフィルハーモニー管弦楽団  存在すら知りません。どうやら、ここが専らフジコ・ヘミング女史の相手をしてくれるようです。

今後は、2009/4/14(火) リトアニア室内管弦楽団 聞いたことがないオーケストラです。

しつこく調べれば分かるのですが、この人は日本のオケ(少なくとも在京オケ。N響、東フィル、日本フィル、等々)のソリストに呼ばれたことがありません。
フジコ・ヘミング女史は、あまり音楽を知らない人にも人気がありますから、興業上は、本当はヘミングさんをソリストとして招聘すれば、
チケットは、多分、飛ぶように売れるでしょう。当然オーケストラは儲かります。しかし、それをしないのは、何故か。

ヘタクソだからです。


ヘタクソをソリストに招いてまで金儲けをすることは、日本のプロ・オーケストラの人々の、芸術家としての矜持が許さないのでしょう。

>苦労したピアニストとしては、
>リリー・クラウスのほうが、好きです。

大変正しいと思いますが、本当はリリー・クラウスと比較すること自体、リリー・クラウス女史に対する侮辱、
になるほど(言い方が悪くてごめんなさい、ですが)、月とスッポン×100ぐらいの差があります。

投稿: JIRO | 2009.02.22 22:53

今日、フジコ・ヘミングさんを初めて聴きました。
『こころの軌跡』なる、アルバムでしたが、
最初、聴いたとき、正直、これがなぜ評価される
のかがわからず、ここにたどり着きました。
音源が悪いのではないかとか、ステレオのチューニング
かななど、考えたのですが、どう聴いても変で。
音はのっぺりしてて平坦。
表現がない。
やみくもにキーを叩き、ペダルを踏むような。
キータッチも、変。
こんなに、重いラ・カンパネラは初めてです。
他の曲も、褒める部分を探すのが大変。
彼女のお気に入りで、もらったCDですが。。。
悩ましいです。

一応、好意的な目では見ているつもりなのですが。

苦労したピアニストとしては、
リリー・クラウスのほうが、好きです。

投稿: xiro | 2009.02.22 22:18

gorian21さん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

>ルビンシュタインとポリーニのレコードを買って毎日聴いておりました

年代は違いますが、今更述べるまでもなく、二人とも不世出の名人。お目が高い、と思います。

>でも、私は彼女が評価される一面も確かにあると感じています。自己陶酔と思えるような演奏も、
>聴きようによっては「情感あふれる」演奏とも取れます。そしてそれはそれでいいのでは、とも思っております。

そうですね。有り体に言えば、要するに好みの問題なのです。ただ、私は相手はおカネを取ってピアノを聴かせる「プロ」ですから、
酷評する人間がいても良いと思って、敢えてこの文章を書きました。新聞の演奏会評では、新人に対してもっと痛烈なコメントを載せる
評論家も存在するぐらいですから。

>彼女の演奏を聴いてピアノ音楽に興味を持ち続ければ、やがて音楽のさらなる高みに気づくことは必然のなりゆきだと思います。

実は、そこが、不思議なところでして、フジコ・ヘミングさんの演奏を気に入った人は彼女の演奏会や、CDばかりを聴く傾向がありまして、
gorian21がおっしゃるように、「音楽のさらなる高みに気づく」までに至らないようです。

先日、ここに載せた、「ラ・カンパネラ」を聴いてびっくりした。何というピアニストか教えて欲しい、という方がいらっしゃいましたが、
そういう方は殆どいないのです(因みに、本文最後に載せた演奏は、日本人でただ1人、ショパン、チャイコフスキー両コンクールで入賞した、
小山実雅恵さんです)。

或る演奏家が或る曲を弾いたのを聴いて、興味が生じたら、今度は別の音楽家の演奏を聴いてみる、というのが、
クラシックを聴く面白さの一つですが、多くのフジ子・ヘミングファンの方に、それを知って頂きたいと願っております。

投稿: JIRO | 2008.12.31 12:54

私は音楽に素養のある人間ではありませんが、30年ほど前にルビンシュタインとポリーニのレコードを買って毎日聴いておりました。演奏家に対する知識は全くなく、ただ音楽を聴いていれば心が癒されるということで、特にレベルの高い演奏を求めているといったものではありませんでした。
しかし私のような凡庸な人間でも、同じレコードを何十年も聴き続けていればルビンシュタインやポリーニがいかに傑出した演奏家であるかということはいやが上でもわかります。あなたがフジコヘミングさんについて述べていることはすべてその通りだと思います。
NHKのドキュメンタリー番組で彼女の演奏を聴いたときの印象は、なんと「ねばっこい」演奏だな、と感じました。それに間違いが多い。(ひょっとしたら単にテンポが悪いだけかも‥‥私は自分でピアノを弾いたことがないので断言はできない。) 自ら自分の演奏に酔いながら演奏しているのかな、というのが第一印象でした。
でも、私は彼女が評価される一面も確かにあると感じています。自己陶酔と思えるような演奏も、聴きようによっては「情感あふれる」演奏とも取れます。そしてそれはそれでいいのでは、とも思っております。彼女の演奏を聴いてピアノ音楽に興味を持ち続ければ、やがて音楽のさらなる高みに気づくことは必然のなりゆきだと思います。

投稿: gorian21 | 2008.12.31 11:36

ゆかさん、はじめまして。ようこそおいで下さいました。

「本物の」ラ・カンパネラを分かって頂けて大変嬉しいです。

これは、小山実雅恵さんというピアニストの演奏です。

小山さんは、留学経験も無いのに、1982年にチャイコフスキー・コンクールピアノ部門3位、

1985年には、ショパン・コンクール4位に入賞されました。

チャイコフスキー・コンクールとショパン・コンクールは、世界の2大コンクールですが、

この両方に入賞した、ただ一人の日本人ピアニストで大変な実力の持ち主です。

話すとおっとりしておられますが、ピアノを弾くとき、必要とあらば、すごいパワーを出します。

故・羽田健太郎さんが、確か「題名のない音楽会」で小山さんと共演され、そのあまりのパワーに

「小山さんは、一体何を食べているのだ!」と驚嘆なさったそうです。

勿論、小山さんはパワーのみならず、繊細な音もロマンティックな音も大変美しい。

テクニックはお聴きのとおり素晴らしいものがあります。

この演奏は、小山さんのベスト・アルバム↓に収録されています。

http://mooo.jp/wvja

是非、お薦めします。

投稿: JIRO | 2008.12.02 01:04

はじめまして。

たまたまクラシックの検索をしていたら
ここにたどり着きました。

JIROさんが記事に載せたラ・カンパネラを聴いて感動しました。
本物の演奏はほんとうにすごいですね。
専門的な詳しいことはよくわからないのですが、
緻密な音と速さと力強さとに圧倒されました。

それを演奏された方のCDを買いたいと思ったので、是非その人の名前を教えてください!

投稿: ゆか | 2008.12.01 23:19

みみさん、こちらこそ、ご丁寧なコメントに感謝致します。

>内田光子さんの好き嫌いは抜きにしまして、演奏は素晴らしいと思います。
>本当に実力のある人は日本人でこの方だけではないかと思います。

ははあ。やはりそうですか。フィリップスでモーツァルトのソナタ全曲をレコーディング(他、ドビュッシーなど録れていましたね)したり、すごいな、と思っていました。

>日本人、日本人と書くのもちょっと変ですが、同じ国の出身として誇りですね。

同感です。それから、私はこの日記で何度も書いているのですが、ベルリン・フィルで定年までヴィオラ奏者を務めた土屋さん、
四半世紀もコンサートマスターを務めておられる、安永徹さんなど、一流オケで活躍する日本人も誇らしく思います。

>>そうですね。奇怪な容貌と、数奇な遍歴、はテレビ屋にとって(音楽など分からないので)格好のネタだったのでしょう。
>>しかし、日本のクラシックのプロで彼女を一流を思っている人はいないと思います。例えば、N響は、決してあの人をソリストにしません。

>そうなのですね。。。すこしホッとしました。

はい。まず、絶対にあり得ないと思います。

>でもどんな意見があろうとどれにも惑わされることは無く、本物は残っていくと思います。

おっしゃるとおり、「ヨーロッパの」音楽ですから、そちらには、プロ顔負けの聴衆がいます。
本物しか生き残れないでしょう。
日本のクラシック音楽の聴衆は、絶対数は少ないけれど、耳は肥えてきている、と信じたいです。


>かつて、リチャード・クレイダーマンというピアニストが日本で貴公子とかピアノの精とかの名前で大流行でしたが、(年代が知れますね!)
>ヨーロッパ音楽会では<魂を悪魔に売った男>と言われていました。フジコヘミングの流行を聞いてそれを思いだした次第です。

それは、初めて知りました。昔は、パガニーニが同じことを言われましたが意味が全然違いますね(笑)。

どうもありがとうございました。又よろしければ、駄文にお付き合い下さい。

投稿: JIRO | 2008.05.30 02:48

こんにちは。お忙しい中、早速のお返事をありがとうございました。
内田光子さんの好き嫌いは抜きにしまして、演奏は素晴らしいと思います。
本当に実力のある人は日本人でこの方だけではないかと思います。
日本人、日本人と書くのもちょっと変ですが、同じ国の出身として誇りですね。

>そうですね。奇怪な容貌と、数奇な遍歴、はテレビ屋にとって(音楽など分からないので)格好のネタだったのでしょう。
しかし、日本のクラシックのプロで彼女を一流を思っている人はいないと思います。例えば、N響は、決してあの人をソリストにしません。

そうなのですね。。。すこしホッとしました。
>他のピアニストは苦々しく思っているか、呆れているのでしょうが、ヘミング女史をけなすと、「ヒガミ」と言われそうなので、面倒だから黙っているのでしょう。
そうでしょうね。そう言われそうです。

>過分なお言葉、恐れ入ります。日本でも長い間クラシックを聴いている人は、全然ヘミングさんは問題外だと思っています。
とんでもないです、その通りと思いますから言ったまでです。
趣味とプロは違いますものね。

>ただ、「ヘタクソだ」と言ったり、書いたりすると、この記事に対する以前のコメントをお読みになると分かるとおり、
いろいろ、フジコ・ヘミングファンが憤然と抗議してきてウルサイので、皆黙っているんです。
私も、この記事を書くときは、「勇気」が必要でした(笑)。

そうですね、好き嫌いとまた違う次元の話ですものね。
それにいろんな意見が飛び交うのもインターネットの良さですよね。
でもどんな意見があろうとどれにも惑わされることは無く、本物は残っていくと思います。
かつて、リチャード・クレイダーマンというピアニストが日本で貴公子とかピアノの精とかの名前で大流行でしたが、(年代が知れますね!)ヨーロッパ音楽会では<魂を悪魔に売った男>と言われていました。
フジコヘミングの流行を聞いてそれを思いだした次第です。

お薦めの演奏家やCD等も興味深いですので、また拝見致します。
こちらこそ、ありがとうございました。

投稿: みみ | 2008.05.28 20:00

みみさん、はじめまして。JIROです。ようこそおいでくださいました。

ヨーロッパご在住とは、羨ましい。

>仰るとおりにフジコヘミングは全く本場では通じませんし、全てに置いて2?3流かと思いますよ。

そうでしょうねえ。この人のプロフィールを読んでもそちらの一流オケに呼ばれたことがない。

本当に上手ければ、一流のオーケストラから、日本人であってもお呼びがかかりますよね。

2006年(一昨年)のベルリン・フィル、大晦日のコンサート(ジルベスター)には、内田光子さん(みみさんがお好きかどうか分かりませんが)

が、ソリストに呼ばれまして、モーツァルトの20番(ニ短調 K.466)を弾きました。それはそれは美しい演奏で、

コンサートマスターのDaniel Stabarawaさん(この方です http://www.berliner-philharmoniker.de/en/musiker/19/?no_cache=1 )が、

満面の笑みで、ヴァイオリンと弓を膝に置いて、盛大に拍手していました。他のメンバーも然り。

ベルリン・フィルがこれほど手放しで誉め称えるソリストは滅多にいませんよね。

ヨーロッパに住んでおられるみみさんには、釈迦に説法で、失礼いたしましたが、大勢の読者の目に触れるので、あえて書きました。


>悪いのはフジコヘミングではなく、二流を一流の如く祭り上げそれを素晴らしいと錯覚させる
>コマーシャリズムとマスコミ、まあ少しはご本人もそう思われているかもしれませんが、
>本当のアーティストとアーティスト風を間違える日本のクラシック界にあるのでしょうね。

そうですね。奇怪な容貌と、数奇な遍歴、はテレビ屋にとって(音楽など分からないので)格好のネタだったのでしょう。
しかし、日本のクラシックのプロで彼女を一流を思っている人はいないと思います。例えば、N響は、決してあの人をソリストにしません。

他のピアニストは苦々しく思っているか、呆れているのでしょうが、ヘミング女史をけなすと、「ヒガミ」と言われそうなので、

面倒だから黙っているのでしょう。

>テレビで放映されたら良いと思って聞き、これが一流と思ってしまうのは仕方ないかもしれません。

そういうことでしょうね。ですから、私は、他の人、ごくごく当たり前に一流のピアニストを聴いてご覧なさい、と薦めるのですが、

フジコ・ヘミングさんを「神格化」している人たちの耳には、そういうアドヴァイスは入らないようです。

>日本にもきちんとした耳を持った人がいることに感謝申し上げます。

過分なお言葉、恐れ入ります。日本でも長い間クラシックを聴いている人は、全然ヘミングさんは問題外だと思っています。

ただ、「ヘタクソだ」と言ったり、書いたりすると、この記事に対する以前のコメントをお読みになると分かるとおり、

いろいろ、フジコ・ヘミングファンが憤然と抗議してきてウルサイので、皆黙っているんです。

私も、この記事を書くときは、「勇気」が必要でした(笑)。

また、よろしければ、駄文ばかりですが、当ブログをご覧下さい。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2008.05.27 20:43

貴方の意見に同感です。
ヨーロッパ在住のクラシック好きで、初めて書き込みしますのでどうぞ宜しくお願いします。

仰るとおりにフジコヘミングは全く本場では通じませんし、全てに置いて2−3流かと思いますよ。ヨーロッパで通じていれば今頃日本にはいないでしょうし。耳が聞こえなかろうが本物を持っていたらヨーロッパ音楽会はほっておかないでしょう。
ヨーロッパ音楽会・・・と偉そうに言っていますが、レベルというものには歴然とした差があるのは否めません。
他の一流アーティストの演奏を聴いたことがないひとはこれで良いと思うのでしょうし、それに甘んじてこの演奏が好き、良いと思うのは個人の嗜好ですからそれについては何も言いません。
ただ、彼女は一流のアーティストではないというのは確かですね。

テレビ局のすることは(NHKも)本質を知らない人々がやっているので仕方ありませんね。
あんな内容はヨーロッパには放映出来ないでしょう・・・恥ずかしくて。
悪いのはフジコヘミングではなく、二流を一流の如く祭り上げそれを素晴らしいと錯覚させるコマーシャリズムとマスコミ、まあ少しはご本人もそう思われているかもしれませんが、本当のアーティストとアーティスト風を間違える日本のクラシック界にあるのでしょうね。
でも、いつも素晴らしい演奏家のコンサートを聴けるわけもなく、一部の人々を除いて聞いたこともない人にとってはテレビで放映されたら良いと思って聞き、これが一流と思ってしまうのは仕方ないかもしれません。

日本にもきちんとした耳を持った人がいることに感謝申し上げます。

投稿: みみ | 2008.05.27 19:28

リカさん、こんにちは。私のコメントを冷静に読んで下さり、有難うございました。
お薦めしたピアニスト、是非聴いてみてください。なお、その中のひとり、リヒテルという人は、ヤマハのピアノを愛用していました。無論特注の楽器です。
それが、NHKの「プロジェクトX」で取り上げられ、本にもなっています。そのことを書いたエントリー、もし、お気が向いたらお読み下さい。↓です。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2005/12/_x_8e32.html
京都でのお仕事、頑張って下さい。それでは失礼致します。

投稿: JIRO | 2007.04.07 12:08

お疲れのところ、御返事有難うございました。 貴方の事が好きになってしまいました。 ここまで真剣に音楽の事を考え意見をはっきりと伝え、無責任に投げださない。 おすすめのアーティストは数名、中学部時代から30年間聞いていないので聞いてみます。それからひとつひとつ感想を書かせていただきたいです。くだらない中傷とかではなくです。 本当にいいものを追求しひろめるのが私の仕事です。クラッシックも大好きです。 今日は京都でステージがありますのでこれで失礼します。 有難うございました。

投稿: リカ | 2007.04.07 10:18

リカさん、こんばんは。ご経歴概略、了解いたしました。
東洋英和は歴史のある学校ですね。

こんなことに、ご関心はおありにならないでしょうが、因みに私の母も東洋英和です。(但し、戦前です・・)

前置きはこれぐらいに致しましょう。

私のブログで音楽のエントリーは非常に多いので、一度に全部は読めないでしょうし、お読みになる気にもならないかも知れませんが、

私も、音楽を愛することにおいては人後に落ちない、と思っています。

様々なクラシックを紹介しているのも、美しい音楽を少しでも多くのかたに聴いていただきたいからです。

音楽を聴くときに必要なのは、音楽によって慰められたいという心の底からの願いであるとおもいます。

ですから、しばしば若い人がいろいろなコンサートに行って、あそこのオーケストラは下手だった、ここも弦が甘い、などと云って得意になるのは、非常に愚かしいことだと考えます。

私の音楽紹介を読んでいただけば分かるのですが、殆どにおいて、演奏者を賞めています。

しばしば絶賛しています。演奏者の良いところに自然と耳を傾けるからです。


私にとって音楽は崇高なものです。


だからこそ、

それを中途半端な技術で演奏してプロだ、という人は我慢が出来ない。

これほど我慢できないことは、かつて無かったのです。それは、過去ログを全部読んでいただくしかありません。

考えてみてください。フジ子・ヘミング女史の人気が非常に高いことを私が知らないと思いますか?

これを大上段から「下手くそです」と書くのにはそれなりの決断が必要です。

当然、嫌がらせ、誹謗・中傷があると覚悟して、書いたのです。

それでも、書かなければ気が済まなかったのです。

反論があるのは仕方がない。そのとおり。だから、これだけの時間をかけてレスしているのです。

御存知かどうかしりませんが、ココログではコメント制限(受け付けない)とか、アクセス制限も可能です。

つまり、例えばですが、リカさんのIPは分かっていますから、貴女がこのサイトに書き込めないようにすることは、簡単にできます。

しかし、私はそれをしていないでしょう?

私のフジ子ヘミング批判は、そういう点において、掲示板の口汚い罵詈雑言とは次元が違うのです。

私がフジ子女史の演奏を否定するのは、感情論ではない。(全く感情が入っていないとはいいませんけどね)。

ラ・カンパネラのところをもう一度読んで下さい。

これに対して反論するのは良いけれど、こちらが丁寧に応対しているのですから、

乱暴な書き込みがあっても仕方がない、という貴女の意見には、賛成出来ません。

反論をするのであっても、マナーは守るべきですし、私の揚げ足を取るのではなく、論理を展開していただきたい。

それから、ある演奏家を否定的に評価すると多くの人が傷つく、と仰いますが、それはいささかひ弱過ぎるのではないかと思います。

カラヤンが素晴らしいという人がいる一方で、あんなのは金の亡者だという人もいました。例を挙げればキリがない。

私の好きなトランペット奏者、モーリスアンドレを、最近の若い人はどういう耳をしているのか知りませんが、下手だといいます。

しかし、私は自分の耳とモーリスアンドレに対する評価に自信があるので、悪く云う人がいても、「云いたい奴には云わせておけ」と、無視しています。

自分がある音楽家を評価し、信じるならば、他の聴き手が何を書こうと関係ない、と、私は思います。

そろそろ、こちらの趣旨を分かっていただきたいと思います。

一週間働きましてね。金曜の夜はクタクタなんですよ。

投稿: JIRO | 2007.04.07 02:48

自己紹介がなかった事申し訳ありませんでした。 私は東京出身で小中学は東洋英和で学び、16歳からハワイに留学し27歳で帰国いたしまし、現在音楽関係の仕事をしております。 それから、私は逆上してません。 ただ音楽を愛する人間として、一人のアーティストの事を否定的に取り上げるのは、多くの人を傷つけてしまう事もあると思います。 音楽だけではなく人には色々な感じかた、考え方があると思いますので、否定的な意見を出した以上それにたいし批判的な意見が乱暴に入ってきても仕方ない事と思います。

投稿: リカ | 2007.04.07 01:29

あのね。リカさん。

ここは、私がココログに対価を支払って占有しているネット上の空間です。

このブログはいわば、私の部屋です。無料掲示板ではありません。

最初に書き込むときには、貴女は誰なのか(個人情報を明かせというのではない。学生か社会人か、前からこのブログを読んでいるのか、たまたま「ヘミングはヘタクソ」の稿を読んで逆上したのか、など)自己紹介して、挨拶ぐらいしましょうね。

私にとって音楽とは何か。

私はこのブログを書く前、2002年4月からweb日記「エンピツ」に文章を書いています。
途中からブログも立ち上げましたが、同じ文章が載っています。

過去、約1500本の記事で、何回となく「音楽とはなにか」について言及しているので、
このブログなら左下の検索ウィンドウ、エンピツなら、

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/89954/

から検索できるので、それらを試してから訊いて下さい。

一般論で書きます。

フジ子・ヘミングはお金を取って演奏しているプロですから、ヘタならば、批判があるのは当然なのです。

演歌歌手じゃあるまいし「下手だけど、心がある」などという言い訳は許されません。

私はロンドンでイギリス人の先生にバイオリンを教わりましたが、師匠はこういいました。

”First of all,we must become carpenters,Jiro."
(我々(音楽家)はまず、「職人」にならなければいけないんだ)

つまり、あらゆる音楽表現を可能にする技術を習得しているのがプロの最低条件なのです。

プロのピアニストが、「ラ・カンパネラ」を指定のテンポで弾けないのならば、それを客の前で披露するべきではない(本文に書きましたが)

芸術とはそういう世界です。


それから、云っておきたいことがある。

貴女がフジ子ヘミングが好きだということは、分かりました。それは、貴女の嗜好ですね?

私は違う嗜好をもっています。

私は貴女のためにこの世に存在している訳ではありませんので、

いくら貴女がフジ子・ヘミングが好きだからといっても、貴女の嗜好に私が合わせる理由は

ありません。あるとするなら、あなたの主観が私のそれよりも高い価値を持つことを認めなければならない。

私にはその必然性が認められません。以上。


投稿: JIRO | 2007.04.07 00:22

貴方のおすすめの、 アーティスト?を聞いてみます。 音楽とは何なのでしょう?是非ともご意見いただけますでしょうか? 少し話がそれますが、小泉文夫さん(誤字でしたらごめんなさい)という方を御存じでいらっしゃいますか? 貴方にとって、バーテン パウエルもジャコ パストリアスもローリングストーンズもジャニス ジョプリンもイエベスも アイズレーブラザースも音楽では無いのでしょう。いかがですか? 私はいわゆるジャンルにこだわる人間ではないのでクラッシックばかり聞いて音楽を語るのは、どうかと思ってます。

投稿: リカ | 2007.04.06 23:53

貴方のおすすめの、 アーティスト?を聞いてみます。 音楽とは何なのでしょう?是非ともご意見いただけますでしょうか? 少し話がそれますが、小泉文夫さん(誤字でしたらごめんなさい)という方を御存じでいらっしゃいますか? 貴方にとって、バーテン パウエルもジャコ パストリアスもローリングストーンズもジャニス ジョプリンもイエベスも アイズレーブラザースも音楽では無いのでしょう。いかがですか? 私はいわゆるジャンルにこだわる人間ではないのでクラッシックばかり聞いて音楽を語るのは、どうかと思ってます。

投稿: リカ | 2007.04.06 23:53

フジ子・ヘミングが良いと思うのは、他の本当に上手い人の音楽を聴いたことがないからです。
ヘミングは、音楽になっていません。カネを取って人に聴かせる演奏ではない。

次のピアニストの演奏を全部聴いてから、もう一度フジ子・ヘミングを聴いて下さい。

ウィルヘルム・バックハウス
スヴィアトスラフ・リヒテル
ウラディミール・ホロビッツ
アルトゥール・ルービンシュタイン
ウラディミール・アシュケナージ
マウリツィオ・ポリーニ
マルタ・アルゲリッチ

それでも、彼女が上手いとおもうのなら、貴女には音楽を聴く耳がありません。

投稿: JIRO | 2007.04.06 07:31

そうですか? 彼女はクラッシックを演奏しているのでは無く、 音楽をやっているのだと私は感じました。 そこが彼女の演奏の魅力であらゆるジャンルの方々に支持される理由ではないのでしょうか?

投稿: リカ | 2007.04.06 00:06

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