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2006.01.07

「小泉首相 「日本橋に青空を」一声発動 コイズミ記念碑?」いい加減にしろよ、この野郎。

◆記事:小泉首相 「日本橋に青空を」一声発動 コイズミ記念碑?

 

 小泉純一郎首相が一大事業に号令を出した。またもや標的は高速道路だが、

 今度は東京・日本橋の上に架かる首都高速道をよそに移せ、という計画。

 「無駄な公共事業をなくす」小泉改革に逆行するのだが、首相の真意は? 



 発端は昨年10月19日夜。都内の日本料理店で、小泉首相が牧野徹首相補佐官(元建設事務次官)や

 伊藤滋早稲田大学教授(都市計画専攻)らと食事した時のことだ。

 「日本橋やろうよ。おれの任期中にまとめてくれ」。首相はその場で「一声政治」を発動。牧野氏に準備を命じた。

 2カ月後の12月26日。官邸に伊藤氏のほか、高速道路の権威である中村英夫武蔵工大学長、

 奥田碩日本経団連会長、作家の三浦朱門氏の3人が呼ばれ、首相の私的な有識者懇談会が発足した。

 首相直属の懇談会設置は、郵政民営化や皇室典範改正などの重要課題に限られ、 5年の長期政権でもこれまでにわずか六つ。



 4人を前に首相は「オリンピックがあろうとなかろうとやるんだ」と強い口調で言ったという。

 石原慎太郎・東京都知事もオリンピック誘致に合わせた日本橋の首都高撤去を唱えているため、

 それに対抗して「おれのプロジェクトだ」との意気込みらしい。



 ある政府関係者が内情を明かす。

「完全に首相の思い入れ。任期中、郵政民営化などの改革では足跡を残したが、形に残るモニュメントがない。

 空港や道路を造るのでは田中角栄的だが、青空やきれいな川を取り戻す事業ならば小泉首相らしい。

 昨年の衆院選の後、話が動き出した」


 4人の有識者の一人も「任期中に」という首相の注文を受けて、「これは首相の最後のお土産だ」と感じたという。



 それにしても、なぜ日本橋? 関係者は「小泉首相は歌舞伎など日本の伝統文化や歴史にこだわりがある。

 『江戸時代の五街道の起点なのに美しくない』とも言っていた」と話す。

 首相は周辺に「実現したら文化都市・東京のシンボルになる」と語っているという。



 環境・景観・文化を前面に押し出した「小泉記念碑」という趣向だ。

 日本橋の場合、コストは膨大だ。

 第1次小泉内閣の扇千景国土交通相(現参院議長)が設けた有識者会議は02年4月、首都高を

 (1)日本橋川の地下を通す

 (2)両岸のビルの中か地下を通す

 (3)日本橋を通らないルートに変更する--

 の3案を提言した。昨年末の推計で総工費は3000億~6500億円。



 ちなみに、この金額を「開かずの踏切」対策に使えばどうなるか。

 国交省によると、1時間に40分以上閉じている踏切は全国611カ所、

 立体交差化には1カ所で平均50億円かかるというから、1~2割が改修される計算だ。

 国交省の担当者は「財政難の折、政府の金をつぎ込むのは難しい。

 募金か積み立てか、いずれにしても国民の理解が必要だ」

 と、思わぬ「首相の一声」に困惑気味だ。(毎日新聞) - 1月6日17時18分更新


◆コメント:こんなことするなら、医療費や障害者負担を増やすなよ。馬鹿野郎。

 

 小泉内閣は、700兆円もの借金を抱えている。

 それを減らすために、と称して、

 昨年10月には障害者自立支援法を成立させて、

 障害の程度にかかわらず、障害者が使うサービスに応じて、決まった金額を払うようにした。

 この法律は残酷だ。

 障害が重いほど、使うサービスは多いだろうし、高収入を得る仕事はできない。



 大阪障害センターが、30都道府県の四千数百人の障害者を対象にして昨年(2004年)行った調査によると、

 受け取っている年金(障害者年金)・手当の額は51,000円 が約60%で最も多く、3万円未満が30%強。

 何とか働けるという障害者の就労収入(要するに給料)は、77%が月額1万円にもならない。

 こういう人々に、もっとカネを払えという。

 財政を立て直すために、どうしても国民からもっとカネを取らなければならないのであれば、

 初めは、少々負担が増えても当面の生活には困らない階層から優先的に取るのが、普通の発想である。

 それをこともあろうに、社会的に最も弱い立場にある障害者、月収1万円の障害者に、

 「福祉サービスを利用した分だけ金を払え」というのは、非常識を通り越して殆どサディスティックである。


◆障害者から金をとって、日本橋の景色を綺麗にするのか?

 

 月収が10万に満たない障害者に、今までよりも重い負担を課しておきながら、

 小泉首相は自分の名前を歴史に残すことを考え、自己陶酔に浸っているようだ。

 都市の景観は綺麗な方が良いに決まっているが、今の緊迫した財政を考えれば、第一義的な課題であるとは、到底考えられぬ。

 小泉の気まぐれのアイデア、つまり「日本橋の町並みを昔に戻すために、高速道路を移す」ためには、

 記事にあるとおり、5000億円もかかるという。

 そのカネがあれば、全国611カ所の「開かずの踏切」の1~2割を立体交差にできるという。



 一体、この国の宰相の脳はどうなっているのか知りたい。

 この首相を支持するという人々に関しても、同様である。

 私には悪夢に思える。腹が立ちすぎて、これ以上書く気がしない。

 以上。

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