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2006.04.08

「大統領の許可で機密漏えい イラク情報、米紙記者に」「小沢代表」

◆記事:大統領の許可で機密漏えい イラク情報、米紙記者に (共同通信) - 4月7日9時41分更新

【ワシントン6日共同】米中央情報局(CIA)工作員名漏えい事件で起訴され公判中の前副大統領首席補佐官、ルイス・リビー被告が、ブッシュ大統領の許可を得て、

イラクに関する機密情報を米紙記者に漏えいしたと供述していることが6日、公判に提出された検察側資料で分かった。

イラク機密情報の漏えいで、大統領本人が許可したとの供述が表面化したのは初めて。

ホワイトハウスを舞台にした不祥事への大統領の直接関与疑惑が浮上したことで、野党民主党は責任追及を開始。

今後、大統領が公判に証人出廷を求められる前代未聞の事態も予想され、低支持率にあえぐ政権への信頼がさらに失墜する事態になった。

ただ、米メディアによると、大統領は機密情報を開示する権限を持っているため、法的責任を問われることはないとみられる。


◆コメント:ブッシュ窮地。「純一郎」など構っていられぬ。

記事は、「米中央情報局(CIA)工作員名漏えい疑惑」に関わる話である。



イラク戦争を始める時に、ブッシュはイラクが大量破壊兵器を保有している確たる証拠を持っていなかったことがばれて窮地に追い込まれた。

これを部下の所為にしようとしたのである。

アメリカの駐在ガボン大使、ウィリアム氏はもともと、イラク戦争を始めようとするブッシュ大統領に批判的だった。

しかし、ウィリアム氏はイラク戦争前に、CIAの依頼により、ニジェールを訪れた。

ウィリアム氏は調査を行った結果、ブッシュ政権が主張する「イラクがニジェールからウラン購入を試みたとの情報が疑わしい」と報告した。

ブッシュは気にくわない。何とか大量破壊兵器情報をでっち上げようとしているのに、部下であるウィリアム氏が自分の思惑と正反対の報告を提出したからである。

そこで、(政治家というのはどこの国でも汚い・・)ブッシュはウィリアム氏への「報復」として、彼の妻がCIA工作員であることを、マスコミにリークしたのである。

何故「報復」になるのか、というと、情報工作員の氏名は国家機密である。他国に駐在している工作員(スパイ)がスパイだと知れたら、生命の危険があるのだ。



実際にリークしたのは、副大統領首席補佐官のリビー氏と、カール・ローブ大統領上級顧問の二人で、要するにブッシュの側近。

いくら高官とはいえ、国家機密を漏洩することは重大な犯罪なので、リビー副大統領首席補佐官は取り調べを受けている。

その過程で、リビー氏は、イラクに関するこの他の機密情報をも、マスコミにリークしていたことを認めているが、それは自分の裁量だけではなく、大統領本人の承認を得ていた、と昨日証言したのだ。


◆コメント:大統領自ら「大量破壊兵器情報でっちあげ」を指示していた、ということだ。

つまり、大統領自らが国家機密をマスコミに故意にリークすることを許可したのである。

それによって、米国の世論をイラクに敵対的な方向に誘導し、イラク戦争の正当性(何度も書いたとおり、大量破壊兵器があろうがなかろうが、イラク戦争は違法なのだが)を強調しようとしていたのである。

イラク戦争での米国兵士の死者数は2003年3月20日(日本時間)の開戦時から2300人を超えた。

負傷者は公式発表では1万7千人台だが、実際には、それよりも遙かに多いと云われている。

ブッシュの支持率は下がる一方。


◆コメント:市民討論会で「これほど恥ずべき、恐ろしい指導者はいない」と面と向って罵倒されたそうです。

ブッシュはテロ対策と称して、何でもやる。市民の電話は令状無しに盗聴されている。

ノースカロライナ州の大学における、市民との対話集会(?)で、一般人がキレた。

◆記事:米大統領、盗聴謝罪せず 聴衆から厳しい批判

【ワシントン6日共同】ブッシュ米大統領は6日、ノースカロライナ州シャーロットの大学で「テロとの戦い」に関して演説。

テロ対策の一環として行っている令状なしの国内盗聴に対して聴衆から厳しい批判を浴びたが、「謝罪するつもりはない」と突っぱねた。

大統領がこの種の演説を行う時は、支持者が会場を埋めるケースが多いが、この日は聴衆の1人が

「あなたは自由の尊さを語る一方で、私の電話を盗聴している。これほど恥ずべき、恐ろしい指導者はいない」と批判する異例の展開になった。

大統領は「私はあなたのお気に入りではないらしい」と会場の笑いを誘ってから、米国が中枢同時テロのような大規模テロに再び襲われるのを防ぐために必要なことは何でもやると強調。

「謝罪するかって? 答えはもちろんノーだ」と、盗聴を正当化した。(共同通信) - 4月7日11時1分更新

ここまで罵倒された米国大統領は見たことがない。

云うまでもなく、ブッシュ個人について云えば、大統領に3選はないのだから、どうでも良いようなものだが、ブッシュ政権の失策は共和党の不支持につながる。

共和党に致命的ダメージを与えた大統領として歴史に名を残したくない。だから、ふて腐れる訳にはいかないのだ。自業自得とはこのことだ。


◆コメント:日本の民主党代表が小沢になったこと。

日本の政局に付いてもひとこと。前原のガキが降板しただけでも、民主党には良いことだ。



小沢が代表になっても自民党は「余裕」のフリをしているが、そんなはずはない。

第一に、小沢は、小泉より、頭がよい。

第二に、小沢は、小泉より、遙かに汚い手を使うことが出来る(天下一品である)。

第三に、小沢は、小泉はが目の敵にしている、旧田中派の筆頭である。違う政党とはいえ、平然としていられるわけがない。

小泉が田中を憎むのは、小泉の師である故・福田赳夫がかつて総裁の座を巡って、田中角栄本人及び田中の援護を受けた大平正芳に負けるという屈辱を味わったからである。

異常なまでの執念深さだ。

小泉が「自民党をぶっ壊す」といったのは、「田中派をぶっ壊す」ということだったのである。

繰り返すが、小沢一郎は、田中角栄の愛弟子である。

小泉は、仇敵が目の前に現れて、何かの拍子に激昂する場面があるだろう。小沢はそこを利用して、致命的失言を小泉から引き出そうとするだろう。



小泉は、ブッシュにはもはや構って貰えず、この世で最も憎い田中派が野党党首になった。

議論になったら小泉は絶対に小沢には勝てないから、党首討論が見物(みもの)である。

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受信: 2006.04.10 04:12

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