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2006.05.22

「北朝鮮が新たに二人の日本人を『条件付き』で帰国させる提案を出した」(「サンデースクランブル」青山繁晴氏の証言)

◆備忘録として記す。

これは、21日、日曜の昼、テレビ朝日系列で放送している「サンデー・ワイドスクランブル」(田原総一郎の「サンデー・プロジェクト」ではない)で青山繁晴氏が証言しているのをたまたま見たのである。

尤も、今日、初めて明らかにされた情報では無いようだ。ネットで検索したら、青山氏は遅くとも5月11日頃から明らかにしていたようだが、知らなかった。

どこかの新聞、週刊誌が活字にしたかもしれないが、これは不明である。少なくとも、私は見ていない。

本来、大ニュースなのだが、というか、大ニュースなので、ウラを取らないと、報じることが出来ないのだろう。

ビデオにも取り損ねたし、テレ朝がこのきわどい発言を再びニュースで報道するか、ウェブサイト上に記事として記録する可能性は低いので、記憶をたよりに記す。

従って、発言そのものを完全に正確に再現したものではない。


◆情報:北朝鮮は新たに二人の「拉致日本人」を帰国させる提案をした。

4/10頃、実は北朝鮮は2名の拉致被害者の帰国発表を準備していた。

4/10は、めぐみさんの夫のDNA鑑定結果がわかって、東京で民間の国際会議が開かれていて、北朝鮮から金桂冠外務次官らが来ていた。

彼らはその場で発表する準備をしていた。

青山氏が政府確認者に確認したところ、北朝鮮は日本政府にそのことを伝えていたと。

但し条件がある。


  • 日本がアメリカを説得して、対北朝鮮金融制裁(マカオの口座凍結など)を止めさせること。

  • 同じく、日本がアメリカを説得して、アメリカがスイスにある北朝鮮(若しくは金正日)の口座を調査することを止めさせること。

  • この二人を帰国させたら、「拉致問題は完全に解決した」ことにする(日本政府の公式見解にする)。

以上が北朝鮮が提示したと言われる「条件」。

なお、北朝鮮が「帰国させる」という拉致被害者2名が誰なのか、北朝鮮外務次官が口にしたのか否か、不明である。


◆記事(注:これは、活字になった記事):拉致問題解決へ協力 日・スェーデン首脳会談

【ストックホルム4日共同】スウェーデン訪問中の小泉純一郎首相は4日午前(日本時間同日午後)、ペーション首相とストックホルムの首相府で会談し、

北朝鮮による拉致問題などの解決に向け協力していく考えで一致した。

小泉首相は「日本はきちんとした形で(拉致被害者全員の)返還を求めている。国際的な連携が重要だ」と問題解決への協力を要請。

ペーション首相は北朝鮮との国交があることを踏まえ、拉致問題や核問題への懸念を示し、「北朝鮮側と人権問題を含めて協議したい」と述べた。

ペーション首相は、小泉首相の靖国神社参拝で冷却化している日中関係について「アジアの中で非常に重要であり、友好的な発展が大事だ」と指摘。

小泉首相は「1つの問題をめぐって中国は首脳会談に応じていないが、いつでも応じる用意がある」との考えを重ねて示した。(共同通信) - 5月4日21時56分更新


◆コメント:青山繁晴氏は日本のCIAと言われる人だ。

情報源の青山繁晴氏だが、「TVタックル」などにも出ているが、元々は共同通信の記者である。

今は独立して国家安全保障のアドヴァイザーのような事をしている。

立場はあくまで民間人だが、米国政府の中枢の人間と直接会って話しが出来る、貴重な人物である。

伝聞ではなく、一次情報に接することができて、しかも、腹を割って話せる(先方が本当のことを話す)という人は極めて少ない。



超多忙らしく(アメリカ、ヨーロッパ、中東へ出向いて情報収集しているのだ)、あまり数は無いが本を出している。

一番分かりやすいのは、日本の防衛戦略である。

テリー伊藤と対談というか、テリー伊藤が専ら質問し、青山氏が答えている。リンク先には題名の頭に「お笑い」が付いているが、実物ではお笑いにバツがしてある。

一見ふざけた本に見えるが、大変重要な、新聞が決して報道しないようなことが書かれている。

実は、既に日本には驚くほど多くの北朝鮮工作員が潜んでいるとか、一番怖いのは原発テロだとか、

北朝鮮はオウムも怖くて使えなかったVXという猛毒ガスを化学兵器として持っていて、

これならば、ミサイルの精度が高くなくとも風に乗って飛んでゆくから、非常に危険だとか、驚くことの連続である。

青山氏自身が書いた本としては、世界政府アメリカの「嘘」と「正義」がお薦めだ。

「一体アメリカは何様のつもりなのだ?」と日頃から感じている私のような方には一読をお薦めしたい。

本当は、一般人も、政府要人しか読めないような超弩級の重要な情報が詰まった、青山氏が自ら書くレポートを週一回ぐらいの頻度で入手できるのだが、無論有料である。

しかもかなり高い。これは情報の質が高ければ値段が高いのは当然だ。私は、これ、欲しいのですけどね・・・。

付け足しておくと、一般人も読めると書いたが、一応先方の審査に通らねばならない。

氏のサイトには「簡単な審査」と書いてあったと思うが、どのような審査なのかは、私も分からない。


◆北朝鮮の条件をまさか日本政府は飲もうというのではないでしょうな。

本当に腹立たしい国だ。盗人猛々しい。

他国の主権を侵害し(不法入国とはそういうことなのだ)、他国の国民を拉致したことを正式に認めておきながら、返してやるのには条件がある、という。



アメリカによる、対北朝鮮の金融制裁とは、北朝鮮が覚醒剤を売って得た資金をプールしてあるマカオの口座を凍結したことで、

つまり、北朝鮮はカネを引き出したくても、引き出せないのである。詳しくは、5月1日付のこの記事などに書いてある。



5月4日に小泉首相がスウェーデンまで出向いて拉致問題解決協力を要請したという記事を載せた。

スウェーデンは北朝鮮と国交があるので、実は、北朝鮮問題では世話になっている。

小泉首相は、今回の北朝鮮の申し出に対してスウェーデンに仲介役として何を依頼したのかは全く分からない。



兎にも角にも、北朝鮮が提示したと言われる条件の最後の一つ、

「2人を日本へ返したら、これで拉致問題は完全に解決したものとする」

という言葉は、北朝鮮の計算違いではないだろうか。これで怒らない日本人はいない。

日本人を完全に怒らせてしまったらどうなるか、やがて後悔する日が来るだろうと言いたいが、具体策を考えるのには、疲れた。

今日は、これにて擱筆することにした。

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