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2006.08.16

「小泉首相は、中韓の圧力に屈せずに、よくぞ参拝した」、という人は、かなりおめでたい。

◆小泉首相が靖国に参拝してくれて、中国・韓国政府はそれぞれ大変有難いのである。

世論は、小泉首相の今日の靖国参拝を巡って侃々諤々(かんかんがくがく)である。

一部(というか、かなり多く)の人々の意見は、中国や韓国が小泉首相の靖国参拝を取りやめるよう抗議していたのに、

小泉首相は、首相就任当初の公約を遂に果たした。立派だ、というものである。おめでたい。

韓国の盧武鉉大統領は「天文学的低支持率」(?)にあえいでアップアップの状態である。

中国では、自由経済の導入により、経済的「格差」が生じ、それは日本のそれどころの騒ぎではない。

中国に言論の自由は無いので、中国共産党への不満を公然と口にするものはいないが、不満を抱く国民が激増している。



歴史が示すとおり、いずこの国でもこのような場合、外国を悪者に仕立て上げ、国民の不満をうまくそちらへ誘導することが、

当面のゴマカシ政策として、最も有効である。


◆小泉純一郎君は中国・韓国に屈しないどころではない。協力してしまっているのだ。

絶対に、あり得ないが、仮定上の話として、お読みいただきたい。

中国と韓国が何よりも怖いのは、日本が(フリだけでも)本気で謝罪することである。

小泉首相が北京とソウルに行き、(あくまで仮定上の話ですからね?)土下座して
「第二次大戦中の過ちを全て認めます、どのような償いも致します。なんなりとお申し付け下さい」

と言い出したら、両国とも一般庶民のバカは喜ぶだろうが、権力中枢部は真っ青になるであろう。

全て謝るといえば、文句を付けられなくなるからだ。


◆中国も韓国も小泉首相の小児的性格をよく把握している。

小児的性格というのは、あまのじゃくということだ。単なるあまのじゃくの度を越している。

他人から、何かを止めろといわれると、必ずムキになって実行する。
自分と他人とは別の人格だから、意見が違うのが当たり前なのに、反対されると怒る。皆が賛成してくれないと拗ねる。

こういうのは、自分と他人の区別が良くできていない、ということで、一種の発育不全である。



丁度一年前、郵政民営化解散のあと、民営化に反対投票した議員を執念深く覚えていて、「刺客」を放ち、落選させたのも、

このような、「幼児性」が表出したものである。

中韓両国が、しつこいほど小泉首相に靖国参拝を中止するように牽制していたのは、小泉君のこのあまりにも単純な行動様式を把握していたためと思料される。


おかげで、寄りによって、終戦記念日に小泉君は靖国に参拝してくれた。当分の間は中韓両国とも世論を反日感情で固めることが出来る。

小泉首相は、両国政府の権力者にとって、「遺憾の極み」だそうだが、実は殆ど救世主となっている。

だというのに、小泉よ、よくやったという日本の人たちがいるから、「おめでたい」というのだ。

仮定上の話をもう一つ。

小泉君はもはや任期満了間近だから、もう試すことが出来ないが、彼が靖国を参拝しないようにするのは、簡単である。小児性を利用するのだ。

靖国参拝を積極的に奨励すればいいのだ。中国も韓国も、

「小泉君、英霊を拝むのが一年に一回でいいのか?英霊はきっと怒っているぞ?

毎日行け。そうするべきだ。それが人の道だ。イスラム教徒を見ろ。1日五回もメッカの方向に祈りを捧げているではないか。

小泉君も、早起きして、まず執務前に参拝。昼休みに参拝。仕事を終えたら、参拝。こうじゃなければいかん。いや、もう靖国の境内に住め。」

とは、さすがに中国も韓国も国民から「気が触れたか?」といわれてしまうから、無理だろうが、

それを実行したら、ほぼ間違いなく、小泉純一郎内閣総理大臣は、靖国に参拝しなくなるだろう。


冗談はこれぐらいにして、小泉首相の行為が正しいのかどうかは、内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する一考察。や、

<自民党>「靖国若手の会」が首相参拝で提言←ったく、分からねえ奴らだなあ。

に書いたばかりなので、ご参照頂きたい。

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コメント

JIRO 様

こんばんは。
JIRO様のおっしゃる通り、小泉の昨日の靖国参拝は、中国、韓国政府を利することにはなっても、日本の「国益」には反する行為であったことは間違いありません。

ところで私のブログでも紹介した森田実氏・副島隆彦氏著「アメリカに食い尽くされる日本」によれば、昨年の9.11総選挙もアメリカ共和党に仕組まれたものだったようですね。やはり9.11には意味があったようです。アメリカの9.11がブッシュに「反テロのためなら、何をしても、如何なる国を攻撃してもいい」という免罪符を与えたのと同様、昨年の日本の9.11は小泉に「アメリカ共和党の思惑通りに、何でもしたっていい」という免罪符を与えたということでしょう。嗚呼、溜息。

ほぼ間違いなく次期首相候補の安倍は、小泉以上にタカ派ぶりを発揮することでしょう。対アジア外交は、一段と泥沼に入り込むこと必定です。ただその安倍を支えるのは、テレビや雑誌の思うとおりに動く「テレビ民主主義信奉者」たち。それが数としてはマジョリティだから、本当に困ったものです。共和党や、汐留の大手広告会社のやりたい放題になってしまいます。どうにかせねば。

少数派でも、まっとうなブログの書き手が声を上げ続けることが必要でしょうね。

伊達

投稿: 伊達マリオ | 2006.08.16 22:49

自分のブログではこの4.5日SFやホラーっぽいことを書いて遊んでいたのだが、さすがにこのニュースで小泉売国奴総理を取り上げざるを得なくなった。真に愛国心を持っている男なら、総理になっている時だけ靖国に参拝するなどという節操のないことはしない(その意味では安部官房長官は一貫して参拝し続けているという意味において〔違憲ではあるにしても〕それなりに筋は通っていると見えなくもない)であろう。

でアメリカのポチをしている割に、靖国の〔大東亜戦争史観〕からすれば、牛肉輸入再開など利敵行為(だってアメリカは大東亜戦争の敵国なのだから)の数々を繰り返す小泉総理は明らかに売国奴である。

「国益」という考え方自体、崇高な日本国憲法の精神からすれば非常に情けない発想ではあるが、その国益すらも小泉売国奴総理はアメリカに売り渡し続けていた5年間であった。ましてやアジア外交については、現実的には海千山千の対応をする必要があるにも関わらず、アメリカに尻尾を振るストレスの発散のために「国益」を損なう高圧的態度を取り続けて、返って中国や韓国の失政のガス抜きに利用されてしまった。国家の舵取りをする責任を自覚せずに権力を弄んだだけの外交であった。その結果、国民は大いなる不利益を被っている。真の愛国者の目から見たら、天誅を加えられても仕方のない存在であろう。

それに対する突っ込んだ分析や追及が出来なかったマスコミの罪、野党の罪も重い。もはや「戦後」ではなく「戦前」という覚悟をする必要があるのかもしれない。

投稿: TAC | 2006.08.16 02:45

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