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2006.11.10

竜巻の被害者遺族に「今のお気持ちは?」と訊いていたテレビのバカさ加減。

◆竜巻の被害者の遺族の気持ちを訊かないと分からないですか?

一昨日(7日)北海道で起きた竜巻によって亡くなった方々のお通夜が今夜行われていたが、

被害者の中には身重の女性もいたとのことで、何と言っていいのか言葉がない。

ただ、あの日以降、テレビ各局の報道を見ていて、不愉快だ。いじめ自殺もそうだが、それは今は触れない。


◆マスコミは、他人(ひと)の不幸がメシの種。

今回に限ったことではない。

最近、世の中では高校の履修不足問題。いじめ。いじめを苦にした自殺、そして7日の竜巻、

と立て続けに「問題」「事件」「災害」が起こり、社会部は休む暇もないだろうが、

特に「視聴率」さえ稼げれば御の字の民放は、内心、笑いが止まらないだろう。



如何に言い繕ったところで、マスコミ(特に報道の社会部)は「ひとの不幸がメシの種」である皮肉な宿命にある。

事件を伝える人々がいなければ困るのは確かだが、あまりにも「本音」が剥き出しになり、はしゃぎすぎた報道(番組)は、不愉快だ。

最近の「ニュースキャスター」や「解説者」の様子を見ていると、「痛ましい」というポーズが、わざとらしい。


◆なるべく淡々と事実を報道せよ。

報道は事実をそのまま、判明していることだけを伝えれば良い。

悲嘆に暮れている竜巻の被害者の遺族にマイクを向け、「今のお気持ちは?」と訊ねているバカなテレビ記者がいた。

訊かなきゃ、分かんねえのかよ、バカ!

また、竜巻の被害から身を守るにはどうすれば良いか、を専門家に訊いている局もあった。

アホか。

日本で竜巻など、まず起きない。今回は例外中の例外だ。

こういうのを「はしゃぎすぎ」だと、私は云っているのである。



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コメント

さざ波様、いつも御愛読、ありがとうございます。

おっしゃるとおり、竜巻は非常に激しい気象現象ですが、「突如発生して」、「急速に
移動する」ところに怖さがあるのでしょうね。

私も実は、小規模な竜巻を見たことがあります。

場所は、富士五湖の一つ、河口湖でした。

直径は、10メートルぐらいの、ごく「長細い」ものでしたが、渦巻の高さは大変高く、
「つむじ風」ではなくて、完全に「竜巻」でした。

私がいた場所から、比較的離れていたのと、竜巻の移動速度が(多分今回の北海道のも
のよりも)緩慢だったこと。

また、移動方向が自分がいる方向へ向いていなかったので、生命の危機は感じませんで
したが、それでも、あれは、独特の恐怖感を人間に与えます。

ごく近い場所で突如巨大な竜巻が発生した場合には、多分、かなりのひとがパニック状
態で、身動きが取れなくなるのではないかと思います。

竜巻が、極めてゆっくりと移動する性質のものならば、誰かが気が付くでしょうし、逃
げればよいのですが、

今回の竜巻の移動速度は時速80キロだったといいますから、暴走車が突っ込んできた
ようなもので、しかも、それが突如、自分の近くで発生した場合、屋内にいたら発見で
きず、或は発見が遅れて逃げ切れなかったのでしょう。

竜巻レーダーとか、警報装置を全国に配置することは可能かも知れませんが、頻度が低
いので、経済性との兼ね合いからそこまでやるかどうか、という話になります。

今回の被害者の方は本当に運が悪かったと思わずにいられません。

マスコミに言いたいのは、報道しても仕方のないことはするな、ということです。
これは、長くなるので、またいずれ。

それでは失礼いたします。

投稿: JIRO | 2006.11.11 22:00

カキコして後、つらつら考えたんですが、竜巻は狭い範囲で突如起きるので、それが気象観測点を通ること自体、極めて稀で、予報し難いんでしょうね。助かるには、発生した竜巻の方向を見定めて、車で逃げるしか手がなさそうです。今回、机の下に潜って、落ちて来た梁の直撃を免れたという人が居ましたが、それとて、たまたまの僥倖のようにも思えます。避難方法など無きに等しいのかも知れません。

それより、JIROさんの仰る「訊かなきゃ分かんねえのかよ、バカ!」
は、言いたいとき有りますよね。某大学の先生が30年近く前、講演後に倒れ亡くなられたんですが、先日、奥様に、「まだまだ生きてて頂きたかった」ってお話ししたら、「お父ちゃんが生きてても、今の世の中見たら、憤死してたでしょう。」と仰ってました。かもね、です。

投稿: さざ波 | 2006.11.11 03:18

JIROさん、こんにちは。
竜巻の破壊力は凄かったですね。日本では少ないようですが、私は40年ほど前、神戸の須磨浦海岸沿いを走る電車から、遥か紀伊水道に、水面を巻き上げ、長く上空へくねって上がり上部が漏斗状になった竜巻を見ました。アメリカでも、30年ほど昔、平原の彼方を、光る夕日を背にし、斜めにくねりながら様々なものを巻き上げ散らして進む竜巻を見ました。

今回、予報はなかったようですが、アメリカの時は、車のラジオが、牛も車も巻き上げられるから注意するよう、避難方法も交えた竜巻緊急警報を流していました。そんな昔、どうやって予知していたのか。起きる率は少なくても、大地震よりは多そうです。日本が予知不能なら、尚更、避難のノウハウを、今回、辛くも助かった方達の体験も交えて(はしゃがずに)知らせて欲しい気がします。

投稿: さざ波 | 2006.11.10 13:52

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