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2006.12.23

改正教育基本法施行はギャグですか?

◆コメント:新「教育基本法」前文に、「真理と正義を希求し・・・」とあるが、「やらせタウンミーティング」は「真理」なの?

あのね。教育基本法は「憲法の付属法」という位置づけなのですよ。

憲法の次ぐらいに重要な法律を、国会でまともに審議をしないで強行採決した。

安倍首相である。ここまでアホだとは思わなかった。

日本中で抗議の声が上がっている。どうして、今、急いで改正しなければならないのか。

こういう法律を変えるためには、吟味に吟味を重ねなければならないし、きちんと採決するべきなのに、何と強行採決を断行した。

後述するが、改正法には、「民主的な国家を形成するため・・・」と言う意味の文言(もんごん)が含まれているが、

与党は、最も非民主的なことをやったのだ。

ギャグかよ。国会ってのは?

新旧対照表を用いて、問題点、矛盾点を指摘してもよいが、あまりのバカバカしさに、今は書く気すら起きない。


しかし、明らかに違憲です。

日本国憲法は、施行されてから改正されたことはありませんね?私の記憶が確かならば。

日本国憲法第13条には、こう書いてある。

第十三条  すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

つまり、「国民のために国家がある」のです。国家のために国民がいるのではありません。イロハのイ、です。

ところが、何処のバカが考えたのか、新教基法には、こうかいてある。
第1条(教育の目的)教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


「お国のため」に尽くす人間をつくるのが教育の目的なのだそうだ。逆だろ。バカ。

安倍首相はずっと前から憲法を改正して自衛隊を軍隊にして、集団的自衛権の行使を可能とする、

つまり、日本を武力行使ができる国にしたくて仕方がないのは、誰でも知っている。

「平和で民主的な国家」とは聞いてあきれる。心にもないことを書くな。



さらに周知のとおり、「新・教基法」の制定が、あたかも国民の合意の上で行われたかのように見せかけるため、

「やらせタウンミーティング」をさせた事が明らかになっている。安倍首相は知らなかったふりをしている。

新法の前文には、
「個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、」

とある。

安倍晋三内閣総理大臣。「やらせ」と「強行採決」が、「真理と正義を希求」する態度なのですか?

「美しい国へ」という本を書いた貴方が総理になってから、どんどん、「汚い国へ」変化していますよ。

どうしてくれるのですか?

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コメント

JIROさんへ こんばんは。
奇しくも、私も「教基法」をブログで取り上げました。尤も、小生のは、「無意味、無節操、無茶苦茶」の三拍子=“厭舞曲”ですが---。

投稿: てんけい | 2006.12.24 18:36

Kenさん、いつもありがとうございます。

安倍政権って、発足直後だけ、ちょうど安倍首相の訪中・訪韓のときに北朝鮮の核実験があって、「断固たる姿勢」を示したときだけ人気があってその後は、ケチばかりついてますよね。郵政造反議員の復党とか、教育基本法の強行採決で支持率がこれほど下がるとは本人も予想しておらず、ショックを受けているようですね。

また、立花隆のコラムによると、持病があって、身体が弱いらしいです。首相になる前は威勢が良かったけど、最近は一体何をしているのかさっぱり分らない。

政治家は、教育基本法なんてどうでも良いんじゃないでしょうか。とにかく、「自分が次の選挙で当選できるかどうか」だけが行動規範ですから(笑)

安倍氏に勢いがあるウチはこれに賛成していただけで、教育基本法改正への抗議は世論の反発は凄いので、このままでは次の選挙がやばいですから、安倍首相をさっさと見捨てるかもしれないですね。

投稿: JIRO | 2006.12.24 05:07

あつしさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

>なんだか戦前、戦時中の統制社会の中で行われた、お国のための教育を連想してしまいました。怖い条文ですよね。

おっしゃるとおりですね。それに加えて、「愛国心」を養うときたら、まるで60年前にタイムトラベルですよ。私など、最初に「非国民」にされてしまいますよ。

教育に対する介入も明らかに全体主義的です。

但し、安倍首相の支持率がどんどん下がるのを見てすこし、安心しています。昨年の郵政民営化選挙のときも、反対した議員を公認から外し、刺客を送るなんて、要するに自民党内とはいえ、ファシズムなのに、国民は喜んでいましたから、私は「何たる有り様だ」と思いました。

今回も安倍首相の思想に反対するだけの思想があって反対しているとはおもえないのですが、とりあえず、マスコミも支持率ダウンの世論調査結果を頻繁に発表している。多分自民党内に、安倍首相を潰そうという力があるのでしょう。憲法改正なんか出来ないと思いますよ。

投稿: JIRO | 2006.12.24 04:51

>第1条(教育の目的)教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

私は普段、政治家嫌い、というだけで政治のことはあまり首を突っ込まないのですが、
突っ込もうが突っ込むまいが政治というのは個人の考え方を超えて恐ろしい働きをする、というのはフルトヴェングラーの例でも明らかになっていますよね。

ということで、この第1条がチャンチャラオカシイ、ということには大いに
「その通り!」
と、私にも叫ばせて下さい。
最初がおかしければ、仮にいくらあとの条文が全うでも(仮に、の話ですヨ、この法律には「仮」は当てはまりませんから)、全てが無です。旧憲法でそのことは経験済みの日本人であるはずなのに。何の役にも立っていないんですね。

政治屋さんたちは、憲法との矛盾点が実に単純であるのに、なぜその点に「気付かぬ振り」が出来るのでしょう?
子供の将来のためにも、
「大人になるということは、論理が間違っていても知らんぷりできる、ということだヨ」
なんていう主旨の「基本法」が・・・たとえそれが教育以外のものであっても・・・「基本法」などという名を持つことには、おおいに不満と怒りを覚えました。
おそれおおくも「立法」を稼業となさる方には、(著者を人格的には尊敬できませんが、それでも)モンテスキューの「法の精神」からキチンと読みなおして欲しいですね。

言ってもいいですか?・・・
<なんだ、てめえら、脳ミソ無えんか!ウスラトンカチ!>って。
言うだけアホらしいか。

投稿: ken | 2006.12.23 17:30

今日も興味深く読ませていただきました。
>「お国のため」に尽くす人間をつくるのが教育の目的なのだそうだ。
なんだか戦前、戦時中の統制社会の中で行われた、お国のための教育を連想してしまいました。怖い条文ですよね。
また第16条「教育行政」の中で、
「教育は不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われる・・・」とありますが、
教育は法律に従えと言うことで、ますます国家の介入(官邸の介入)に道を開くような気がします。
また教員免許の更新制度が導入され、この条文が更新の合否の判断材料にされたら、大変なことになるのではないでしょうか?

投稿: あつし | 2006.12.23 11:13

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