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2007.01.26

27日はモーツァルトの誕生日/「金総書記身辺に異変説-北朝鮮」マスコミが静かなところが怪しい。/新大久保留学生死亡事故から6年。

◆記事1:金総書記身辺に異変説=「抗争」「軟禁」情報も-北朝鮮

【ソウル25日時事】北朝鮮の情報に詳しい韓国の消息筋は25日、北朝鮮の金正日労働党総書記の身辺に最近、

何らかの異常事態が発生したとの情報があることを明らかにした。

金総書記は現在、平壌には不在で、総書記の側近グループ内で激しい抗争が繰り広げられているという。

米韓などの情報当局も確認作業を進めているもようだ。



同筋は、金総書記の健康状態に何らかの問題が起きた可能性を示唆。

このほか、軍部の軟禁下にあるとの情報も出ているという。

金総書記は日本海に面した北朝鮮東部の元山に滞在しているとの見方もある。

元山には金総書記の高級別荘があるとされる。



情報の真偽は今のところ不明だが、事実であれば、金総書記を絶対的なトップとした北朝鮮指導部に「権力の空白」が生まれ、

指導部の体制に大きな影響を及ぼすことは確実。

ただ、韓国政府当局者は「特異な兆候は把握していない」として、情報の信ぴょう性に疑問を呈している。[1月26日3時0分配信 時事通信]


◆コメント:充分あり得る。金正日の健康は以前からすぐれない。

日頃(と言ってもさほど頻繁ではないが)日本のテレビに映る金正日の姿は健康そうだが、そんなのは当たり前で、

仮に病気であっても、それと分かるような映像を北朝鮮が世界に見せるわけがない。

首領様が健康だった(今が病気だという「確証」はないが)頃、映像を大量に撮り溜めしておき、

もしも、キムちゃんがぶったおれても、当分ごまかせるようにしてあるだろう。それぐらいのことは、諜報の素人でも簡単に察しがつく。



2年7か月前、北朝鮮、心臓専門病院を準備=韓国にノウハウ打診というニュースを取り上げた。

このときも、もしかすると北朝鮮の崩壊に結びつく、という意味で非常に重大なニュースだったのだが、

日本のマスコミは殆ど取り上げなかった。多分国家権力から「黙ってろ」と言われるのだろう。



それはともかく、要するに、金正日総書記は何百万人もの国民が餓死している中で、

自分は美味いものを食い過ぎてメタボリック・シンドロームになっているすごい人間なのである(それで平気だということが)。

動脈硬化か、高血圧か何かしらないが、循環器系の疾患を抱えているらしい。

充分あり得る話だ。そうでなければ、わざわざ、韓国に心臓病専門病院をつくるノウハウを訊くだろうか。

フェイントということもあるけどね。


◆今朝の「金総書記身辺に異変説」を報じたのは、時事とロイターだけ。

もし、金正日の健康状態に異変が起きて、本当に側近たちの権力抗争が始まっているとしたら、

間違いなく世界のトップニュースである。

ところが、このニュースを報じたのは日本のメディアでは時事通信だけ。

全国紙とNHKのサイトを見たが、載っていない。

ニュースメタサーチCEEK.JP NEWSで検索しても、引っかかるのは韓国の新聞、中央日報と朝鮮日報の日本語版ばかり。

しかも、中央日報によると、韓国の政府高官は、「金総書記の身辺に異変」の情報を否定している。そこがまた、怪しいのだけどね。



日本政府はどうか。

「塩崎官房長官が、今朝(26日)の記者会見で『そうした情報は聞いていない』と言った」

という話しか分からない。



このように、妙に沈黙が続いているときは、実は重大なことが進行している可能性がある。



たまたま今日は、第166回通常国会が開会し、国会に陛下をお呼びしてお言葉を賜り、

安倍首相の初めての施政方針演説が行われた。

重大ニュースを誤魔化すにはちょうど良い。

何とも言えないけれども、体制の崩壊というのは、ある日突然、あっという間に起きる。

ウォッチしておいた方がいいですね。



他人事じゃないのです。



北朝鮮が本当に崩壊したら、大量の難民が韓国、中国、日本にやってくるだろう、といわれている。

実際、各国政府外交担当者があつまり、その時の対応について会議を開いているのです。


◆記事2:両陛下、目頭押さえ鑑賞 救助で死亡の留学生映画 (共同通信)

東京のJR新大久保駅で2001年、ホームから転落した人を助けようとして電車にはねられ死亡した

韓国人留学生李秀賢さん=当時(26)=を題材にした日韓合作映画「あなたを忘れない」の試写会が26日、都内で開かれ、

天皇、皇后両陛下が李さんの両親らとともに鑑賞された。



映画は韓国人留学生の主人公が、東京で出会った日本人の少女と愛をはぐくむ青春の日々に、

日本に対する韓国人の複雑な感情なども織り込んで描いている。

主人公が死亡するラストシーンでは、両陛下も目頭を押さえていた。

李さんの両親は事故後の01年11月、警察官らの殉職者慰霊祭に参列するため来日。

その際、皇居を見学すると、皇后さまが偶然通り掛かり「残念なことになってしまいましたね」と2人の手を握ってなぐさめたという。

(2007年01月26日 19:30)


◆コメント:両陛下は映画までご覧になったのですね。

私は、大半のニュースの日付は忘れてしまうが、この新大久保の痛ましい事件の日付は、忘れていないのですよ。

阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、イラク戦争開戦、福知山線脱線事故、日航123便墜落事故、スマトラ島沖大地震、新潟中越地震などと同様、

覚えようとしたわけではないけど、覚えています。ショックでした。



日韓政府のゴタゴタなど、この事件には関係が無いです。

亡くなった留学生李秀賢さんは、国籍の違いなど関係なく自らの命を捨てて、日本人を助けようとしてくれたわけですね。

立派という以外に言葉を知りません。

この映画を見るのは辛いだろうけど、「見るべき」映画ではないかと思います。

陛下もご覧になったのですからね。



「国籍」などというものは、人間が勝手に創った個人の属性であって、一種の「幻想」です。

「部長」が「課長」より何故偉いか、誰も説明できません。これも人間が勝手に創ったレッテル。幻想です。

人間はそのような「幻想」に支配されている、と言う話は、心理学者の岸田秀さんの「ものぐさ精神分析」を読んで下さい。

そうすると、「国籍」によって他人を差別することが、如何に下らないか、が分かると思います。

分からない人は、悪いけど、馬鹿です。


◆【音楽】モーツァルト・オーボエ協奏曲をトランペットで。/2台のピアノの為の協奏曲K.365

去年、モーツァルト生誕250年といってレコード会社の戦略にまんまと引っかかって騒いでいた人たちは、

今年も引き続きモーツァルトをきいているのでしょうか。



本当はこのような完璧な音楽は作曲者の生誕何周年だろうが関係ないのです。

過去から未来に至るまで、いつ聞いても素晴らしい。

ただ、モーツァルトの音楽をアップする一つの区切りとして、書いておきます。明日で生誕251年です。

今日も、面白いですよ。

モーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調というのがありますが、

これを、毎度おなじみトランペットで吹いてしまった。モーリスアンドレです。

全曲では長いので第3楽章。あの難しい装飾音(トリルなんだよね)をよくもまあ・・・・。

カデンツァの目が回るような名人芸を聴いてください。



すごいですね。アナログレコードの時代からあるんですよ。これ。



もうひとつ。モーツァルトの作品群でピアノ協奏曲は名曲揃いですが、2台のピアノのための協奏曲、3台のピアノのための協奏曲も書いています。

(「のだめ」のCDにあるのは「2台のピアノのためのソナタ」ね。混同しないように)。

2台のピアノの為の協奏曲、変ホ長調、K.365の第三楽章を聴いて下さい。



上手いですね。第2ピアノを弾いているのは、長くシカゴ交響楽団の指揮者を務めた。「サー・なんとかかんとか」という人。既に故人です。かなりお歳を召してから弾いたのですが、上手いです。

第1ピアノもやたら上手いけど当たり前で、亡くなったチェロのデュプレのダンナだった人です。

(ここでピアノを弾いているダンナは今も健在です)。

【追記】Kenさんの奥様に捧げます。

JIROの独断的日記ココログ版に音楽について書くと、いつも丁寧なコメントを

くださる、Kenさんの奥様の訃報に接したのが、ちょうど一ヶ月前、12月26日でした(お亡くなりになったのはその前日だと思います)。

(訂正いたします。亡くなられたのは、12月26日とのことです。大変失礼致しました。)

天国の奥様が退屈なさっているのではないかと思い、モーツァルトの作品の中でも楽しい曲(無数にありますが)を選びました。

奥様にも聴いていただけることを念じつつ。

それでは。

【読者の皆様にお願い】

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コメント

Kenさん、こんにちは。

いえいえ、失礼したのは、私です。どうかお気になさらず。

Kenさんのブログに、月命日(ブログ本文で日付を間違えて失礼しました)ですから、

私が書き込みをすれば良かったのですが、奥様のために音楽を載せました、と書くのは、

何やら恩着せがましくて良くないかな・・・などと迷っているウチに、書かずじまいで1日経ってしまい、

却ってお気を遣わせてしまいまして、申し訳ない。


「泣下」は「なんだ、くだる」と読むのですか。 知りませんでした。

昨日のは、奥様が気に入ってくださると思うのです。

「アダージェット」もまた、奥様に聴いていただけるといいな。

モーツァルトと気が合って、歓談なさっているかも知れませんね。

改めまして、

今一度、奥様のご冥福をお祈り申し上げます。

投稿: JIRO | 2007.01.28 11:03

JIROさん、拝読したのが遅過ぎて、とても失礼をしてしまいました。
家内は先に聴かせて頂いたと思います。
26日は死んだ当日でして、月の命日ということで夕方から来客。
昨日は家内の書類を整理しているうちに大混乱。
・・・どうも、家内の生前ボクがサボっていたので、敵討ちをされたようですね。

すみません、拝読したとたんに、言葉を失ってしまっていました。
禅語に「泣下」と書いて「なんだ、くだる」というのがあるんです。
「なんだ、くだらん」ではなくて、「涙が溢れて落ちる」という意味なんだから間違わないように、ということを、まとめられた松原和尚さんが書かれていました。
読んだ当時は中学生で、
「でも、なんでこんなもんが禅語にあるのかなあ」
今の今まで、ずっと疑問に思っておりました。

それが、ほんのちょっとだけ、解けたように思います。

家内ともども、深く感謝申し上げます。

それにしても北朝鮮は・・・まあ、毎度、って感じですね。。。

投稿: ken | 2007.01.28 10:00

Bunchouさん、明けましておめでとうございます。

こちらこそよろしく御願いします。

忙しいときは、コメント書けないの、良く分かります。どうぞ、お気になさらず。

>僕は去年、レコード会社の策略にまんまと引っかかりました(笑)

ヒヒヒ。私もですよ。いや、モーツァルトに限らず、TowerとかHMVから新譜のメールが来ると、

まんまと引っかかります(笑)。

>生誕~年、没後~年の時でないと再発売する可能性のほぼ無さそうなCDをいろいろ買っちゃったんです。

これは、大変ごもっともです。レコードからCDへ移行するときに、レコードには録れていたのに、
CDにするときに切り捨てて、それが、非常に大事な一曲だったりします。

そういうのが、「全集」のときに復刻したりしますね。

「音」じゃないんですけど、DVDじゃなくてビデオの頃、「カラヤン・イン・ザルツブルク」という、
大変興味深い、ドキュメンタリー風の映像がありました。ウィーン・フィルとのリハーサルとか、

マタイ受難曲の歌手の稽古のときに、韓国のソプラノ、スミ・ジョー(当時は、スミ・ヨーと書かれていました)を
すっかり気に入ってしまって、全然関係ない、「夜の女王のアリア」をいきなり歌わせたり・・・・、

ソニーの大賀社長(当時)相手に買ったばかりのクルマの自慢話をしたり、とにかく面白い。

それが、昔はVHSで単体で普通に買えたのです。

今は20万円ぐらいする「カラヤン大全集」を買って、付録として初めて付いてくる。キタネー。

ハイドンって、岩城さんが何度も書いていますけど、一番難しいのだそうです。

譜面づらは易しそうだけど、極めて緻密に構成されている、モーツァルトばかり「天才」といわれるけど、

ハイドンも決してそれに劣らないぐらいの天才だ、と。

私は、トランペット協奏曲はまあ勿論何度聴いたか分かりませんが、

チェロ協奏曲の2番でしたけ?ニ長調の。あれがとても好きです。

シンフォニー全部聴きたいですね(笑)。

又よろしく御願いします。

あ、そうだ。アンドレ、アンドレ(笑)。

アンドレ、やっぱり凄いですよね。こう言うのを吹くときは、ピッコロ・トランペットで吹いている訳ですが、

管が短い分、音程が狂いやすいし、音は細くなりがちですが、

アンドレの演奏は何か「トランペットってすごく易しそうだ」という錯覚に陥るんですよね。

これこそ、名人の証しでしょうね。

投稿: JIRO | 2007.01.27 19:08

JIROさん、お久しぶりです。
前回の書き込みは一ヶ月前位だったでしょうか。
あれから記事は読ませていただいていたんですが、何かと忙しく、今日やっと書き込みさせていただきます。
まずは、えーと、大変言いづらいのですが……、

あけましておめでとうございます!!!

って、遅いにも程がありますが、ご容赦をm(__)m
まだまだ短い付き合いですが、今年もよろしくお願いしますね(^_^;)

僕は去年、レコード会社の策略にまんまと引っかかりました(笑)
というのも、生誕~年、没後~年の時でないと再発売する可能性のほぼ無さそうなCDをいろいろ買っちゃったんです。内心、嵌められてるなあ、と思いつつもモーツァルト・ファンにとっては結構満足な年でした。只今、モーツァルトの誕生日を記念して、ハイドンを(!?)聴いておりますです。

それにしても凄いトランペット!
あんなに余裕でパラパラパラパラと吹けちゃうとは…。

投稿: Bunchou | 2007.01.27 18:33

Nべさん、どうも。

新大久保は、あれは大抵の人は無理ですよ。

殆ど、電車が見えているときに飛び降りてたすけようとしたのです。

今更言っても仕方が無いし、死者に鞭打つべきではないけど、酔っぱらいが線路に落ちなければ、

こういうことにならなかったわけです。

日本ほど、大の男が酔態をさらけ出すのを社会的に許容する国は、先進国では、他に無いと思います。

みっともない、とか、臭いではなくて、関係ない善意の人までが命を落としてしまったのですから、

つい、飲み過ぎた、では済まないですよね。

__________________________________________
アンドレはおっしゃるように、フレキシビリティが凄いですね。

ナカリャコフも凄いですが、最初にソロ・トランペットの道を開拓したのはアンドレですからね。

あ、それから、「サー○○○○・○○○○○」は当然知っております(笑)。

音源を持っているわけですから。

あまり、演奏者名出さないようにしてるんです。音源が簡単にわかってしまうので。

まあ、シカゴの「サー」と書いたら分かってしまいますけどね。

こうした行為は望ましくないのは分かっているのですけれども、

何故、音をブログに載せるかというと(ちょっと恥ずかしいのですが)、

非常に小規模な、「オーケストラがやってきた」若しくは「題名のない音楽会」をやっているつもりです。

それでクラシックに関心を持つ方が少しでも増えれば、という気持ちです。

投稿: JIRO | 2007.01.27 04:08

さて、自分にあんなことができるか?と自分を振り返ると、「絶対ムリ」としか思えないのが情けないです。

正義感は多少なりとも持っていますが、「力なき正義は無力なり」で、何の役にもたっていません。せいぜい道端のごみを気付いたときに拾うくらいで…。

しかし、アンドレはすごいですね!やはり。僕らよりも動かす指は少ないから(笑)指が回るのは理解できますが、唇がよくもまぁ付いていくもんだ…。最近、ナカリャコフみたいな若い人もでてますが(悲しいかな僕より年下。僕はいったい何をしてるんや…)、上手さの桁が違いますね!

で、シカゴ響を長く指揮した「サー」は、多分

「サー・ゲオルグ・ショルティ」で間違いないと思います。「サー」ですが、UK出身ではなかったはず。どこだったか、思い出したらまた書き込みさせていただきます。

投稿: Nべ | 2007.01.27 00:20

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