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2007.04.10

最近、騒がれたニュースのその後。「イージス艦情報」「米国産牛」

◆イージス艦情報漏洩

また、陸上自衛隊からウィニー経由で情報漏洩があったんです。今日(4月9日)。

◆記事:<陸自>内部資料ウィニーで流出 千葉・松戸駐屯地

陸上自衛隊松戸駐屯地の銃器などを保管する武器庫の内部資料が隊員のパソコンから

ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してインターネット上に流出していることが分かった。

流出したのは、現在陸自下志津駐屯地で通信整備を担当する2等陸曹が松戸駐屯地に勤務していた時期に当たる00~05年ごろの資料。

(4月9日22時44分配信 毎日新聞)



◆コメント:誰が責任取るの?

もう、あきれてものが言えないのですが、皆無関心で怒らないから、

政治家、役人、軍人(は、日本にはいないんですよ。自衛官ね。)にナメられるのではないでしょうか?

混同しないでいただきたいが、先日イージス艦の機密情報を洩らしたのは海上自衛隊。

今日、明らかになったのは陸上自衛隊です。


イージス艦情報もれは、要するに中国人の色仕掛けだったのだろうということを、

産経新聞が、私はこの人物を知りませんが、防衛関係の知識を持つジャーナリストにインタビューしたものをまとめているので、

その一部を載せます。

◆記事:イージス情報持ち出し 中国籍2曹の妻、ハニートラップ? 加藤昭氏指摘

海上自衛隊の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹(33)がイージス艦の秘密情報を持ち出した問題で、

大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は7日付の夕刊紙「夕刊フジ」で、2曹の中国籍の妻(33)が、

男性を誘惑して情報を入手する「ハニートラップ」を仕掛けていた可能性を指摘した。

加藤氏のリポートによると、福建省出身の「陳」と称する2曹の妻は、昨年12月に自らオーバーステイだとして入国管理局に出頭した際、

「すべて終わった」と語った。防衛省幹部はこの言葉の意味を、

「日本の機密情報管理の甘さをあざ笑い、『イージス艦情報はもらった』と任務完了を宣言したのではないか」と推測している。

(4月7日8時0分配信 産経新聞)


◆コメント:だから国辱だっていうのですよ。

こんなの、中国人女性が接近してきた段階で怪しいと思わなければならないのは、

ごくありふれたスパイ小説を読んでも分かることなのに、まんまと引っかかったのだとすると、

新聞が書いているとおり、さぞや日本の情報管理の甘さをあざわらっていることでしょう。


それだけなら、日本が恥をかいて済むことですが、

非常にやばいのは、イージスシステムという軍事技術はアメリカが開発したものなので、アメリカに何と言い訳するかです。

素直に過ちを認めれば許してくれる、というのは日本社会の常識であって、

欧米人に「すみません」と一言いってしまったら、相手はぐいぐい詰めてくるのは、目に見えている。

どうするのですか?首相?


◆米国産牛肉:また条件違反があったことを知っていますか?

一ヶ月以上前になりますが、米国産牛肉を使ったとみられるソーセージが、見つかりました。

米国産牛肉の加工食品は、特定危険部位が混じっているかもしれないので、日本への輸出は認められていません。

◆記事:米国産牛肉使用疑いのソーセージ見つかる 神戸港

農水省は二日、米国から神戸港に二月二十日に到着した貨物の中から、米国産牛肉を使用している疑いのあるソーセージが混入していたと発表した。

米国からの牛肉加工品は現在、いっさい輸入が認められていない。

農水省は、出荷したジョバーズ・ミート・パッキング社(カリフォルニア州)からの輸入手続きを停止した。

見つかったのは、商品名に「ノー・ビーフ(牛肉なし)」「ポーク(豚肉)サラミ」とそれぞれ明記された二種類のソーセージ、計百八十八箱(約一・三トン)。

いずれも原材料欄には「ビーフ(牛肉)」と書かれており、米産牛肉が使用されている可能性があるという。

同時に輸入された七面鳥や豚ハムなど計十五品目、九百二十箱もすべて調べたが、ほかに「牛肉」の記載はなかった。

問題のソーセージは、二種類とも対日輸出の際に添付される米農務省発行の衛生証明書に記載されていた。

農水省は米側に対し、禁止されている牛肉加工品が同証明書に記載された経緯や実際に牛肉が使われているかなど、詳しい調査を要請している。

米産牛肉をめぐっては、月齢制限を超過した疑いのある牛肉が見つかり、出荷した食肉処理施設からの輸入が先月止められた。(2007/03/03 神戸新聞)

こういう事を何度でも平気でやるわけです。全面禁輸にすべきです。

ところが、曖昧なまま断固たる措置を取らないので、続いてこういうことが起きました。
◆記事:証明書のない米国産牛タン、誤って日本に輸出

厚生労働省と農林水産省は6日、神戸港に3月20日到着した米国産牛肉に対日輸出条件の「生後20か月以下」

を示す米国政府発行の証明書が添付されていない牛タン(4箱、24キロ・グラム)が見つかったと発表した。

米国側は6日、「日本向けではない牛タンを誤って輸出した」と日本側に回答している。

両省は、日米で取り決めた貿易条件違反の疑いがあるとして、

出荷した米カーギル社ドッジシティー工場(カンザス州)からの牛肉輸入を一時停止した。

(4月6日14時19分配信 読売新聞)

このように、ガイジンってのは、はっきり「ノー」と言わないと、

こちらが承諾しているもの、気にしていないものと見なすのです。

本当は神経質なことをしっていても、とにかく言わなければダメなんです。

イージス艦と牛肉は関係ないけど、イージス艦のことでアメリカから責められたら、
「お前らこそ約束を一体何度破ったのだ。こちらは過失。そっちは故意だろう」

と、日本人の常識では無茶苦茶ですが、それぐらい「主張」してちょうどいい。

それが「ガイジン」を相手にする、と言うことです。

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コメント

TACさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。。

レスが大変遅くなりましたことをお詫び致します。

>「外交」としては、それくらいしないといけないでしょう。それが世界の常識です。

そうですよね。イラク戦争を決定する過程を描いた、ボブ・ウッドワードの「ブッシュの戦争」や「攻撃計画」を読むと、
日本のことなど、全く話題に出てこない。それでも、戦争を始めりゃ、50億ドル出せとか、自衛隊を派遣しろ、とか、
日本はナメられ切っています。

憲法もそうですし、ここぞ、というときには、アメリカ政府に

「日本をバカにし過ぎて遂に、奴らキレたかな?」とギョッとさせることも、駆け引きとして必要だと思います。

投稿: JIRO | 2007.04.22 18:38

「外交」としては、それくらいしないといけないでしょう。それが世界の常識です。憲法9条自体も、どれだけ「対米外交」において重要な役割を持っていたか…を考えれば、安易な「改正」は、その外交的駆け引きの重要な手段を自らの手で放棄しようとしているのに等しいのですが。

どこも、そんな説明はもちろん、突っ込んだ分析をしませんね。改憲派は、その意味において「売国奴」です。

投稿: TAC | 2007.04.10 18:58

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