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2007.05.20

「尊敬を強く求めたブレア首相、不要の戦争で尊敬失う――フィナンシャル・タイムズ」←それでも、日本も戦争できるようにしますか?

◆gooニュースがFinancial Timesと契約して、社説の翻訳を載せている。

本来ならば、私が自分で翻訳してここに載せたいのだが、最近ちょっと疲れていて、

夜遅くから翻訳する気力がないので、サボります。

サボるのが本音なのですが、狡い言い訳をすると、

これは、他人が訳しているのですから、私がフィナンシャルタイムズを、

自分の「平和主義」に都合の良いように、意図的に誤訳(というか、改竄というか)している、という可能性を排除できる、

というメリットがあります。


◆余談です。記事の保存、その他について。

翻訳のURLは

http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20070511-01.html

です。

興味があって、保存したい方は、私などが申し上げるまでもないが、

早めにローカルに「名前を付けて保存」する(Webページ、完全より、Webアーカイブ、単一ファイルのみ(.mth)の方が、見た目そのまま

保存できます)か、使っている方も多いでしょうが、

紙copi(昔の「紙2001」)というソフトを用いて保存しておくと良いですね。

更に話が横道に逸れます。

私は、財・サービスには対価を支払うのが資本主義社会の原則なので(社会保障は例外)、

無料で使えるものでも、殆ど全部有料版にしています

(エンピツ(永久会員)、ココログ、はてな、mixi、アクセス解析、ドメインサーチ等各種サービスや、ソフトウェア無数。)

紙copiもずっと前から使っているけど、わざわざ一番高い、ネタの種(紙と大して変わらないのですが、

ソフトの作者(高校生の時に、「紙2001」を作ったのだね。相当頭いいね)とジャストシステムが、組んで「商品」化したもの)

を使っている。ずっと溜めているから、何万件もあります。

ネタの種でも検索できるけど、分量が多いので、ヴィレッジセンター(WZエディターの会社)の「サーチクロス」という、

今でいうところのデスクトップサーチ用のソフトを買ってます。

GoogleとかMSNのデスクトップサーチなら無料ですけど、嫌なのです。

如何にも、こちらの情報を見られ、盗まれそうじゃないですか。オフラインの時は、そりゃ大丈夫だろうけど、

そこでの検索結果が、オンラインになった途端、Googleにサッと持って行かれそうな「気がして」嫌なのです。

実際、数日前、Google Desktop ハッキング簡単レシピ ~ その脆弱性が物語るもの

という記事が載っていました。「タダより高いものはない」。

他人様がどうするかは、勿論各人の自由意思で決めることです。

例えば、学生さんは、自分でなんら、付加価値を生み出していないのだから、親御さんに負担をかけないために、

無料サービスを使うのは構わないし、社会人でも人にはそれぞれ「事情」がありますから。


◆コメント:イラク戦争で、ブッシュにすり寄ったブレアはブッシュに使い捨てにされ国民から軽蔑されている。

本題です。


ブレア首相は、アメリカと同様に、大量破壊兵器の脅威について、故意に誇大な情報を捏造していたのです。

イラク戦争が始まったのが2003年3月20日。その約4か月後、捏造の事実がばれました。

はじめは、英国のフーン国防相が

「情報源は、国防省顧問の微生物学者で国連査察の経験もあるデービッド・ケリー博士(59)だ」

といいました。ケリー博士が一人で勝手に「誇大な情報」を政府に報告したのだ、と。

英下院外交委員会は7月15日にケリー博士を召還して、矢継ぎ早に質問を浴びせ、罵倒し、吊るし上げました。

博士はその3日後に自殺しました。

大事件になりました。外交委員会の質疑応答から、英国政府がケリー博士に命じて、

ウソの(大量破壊兵器の脅威を誇張した)報告書を作らせておきながら、責任を博士一人に負わせようとした背景が、

殆ど明らかになったからです。つまり政府は国民を欺していた。大スキャンダルです。

そのときブレア首相は訪日中でした。英国から随行してきた記者団は、本国で起きた事件について、

ブレア首相に容赦の無い質問をぶつけました。
「ブレア首相、貴方の手は血で汚れているのではないか?」

という記者すらいた。ケリー博士の自殺までは予想していなかったブレア首相はタダでさえショックなところに、

記者団のあまりにも激しい詰問の連続に、パニックったようで、答えられなくなりました。

その様子がすべてを物語っていた。

取り返しが付きません。フィナンシャルタイムズの社説の一節です。
イラク侵攻後の悲惨な状態は、永遠に消えない傷をブレア首相の名前に残してしまった。

その通りだと思います。


◆良いことを言う。

私はロンドンに四年住んでいましたから、普通のイギリス人がどれぐらいバカで無能で気が利かないか、良く知っています。

イギリスに行ったら「クイーンズ・イングリッシュ」が至るところで聴けると思っている貴方。

あんなの、100人に一人もいませんよ。


庶民はホントにバカ。で数少ない超エリートが国を動かしてる。

バカだけどね。イラク戦争前には、英国、ヨーロッパ各国(英国人に言わせると、英国は英国であり、ヨーロッパではないのです)アメリカ、

世界各国で、ベトナム戦争以来最大規模の反戦デモに何十万、何百万という民衆が参加してました。

いざ、というときは、本気で意思を表明する。

日本人は何が起きても何も言わない。あまりにも言わない。

戦争前も戦争中も戦争後も、無関心なのが日本人。イラクがどういうひどい有り様か、知ろうともしないから、

憲法改正して、自衛軍を海外に派遣するのが国際貢献だ、と主張する安倍のバカのいうことを鵜呑みにするのです。

人殺しの手伝いが、何故、国際貢献なのでしょうか。

また、もしも、本土で戦争になったら、「美しい日本」が焦土と化す。

こんな簡単なことも安倍首相と、彼を支持する国民は、わからないのか、と思います。


◆他人を感動させる方が、人を傷つけるよりも、遙かに難しく、偉大で、美しい。

このサイトをいつも読んで下さるさざ波さんが教えて下さったお話。

日本の伝統芸能に「祭り囃子」がありますが、東京都新宿区の民族無形文化財に指定されている、

「戸塚囃子」の演奏団体が、ドイツ、ライブツィッヒ(バッハゆかりの地です)の

マルティン・ルター大学ハレーヴィッテンベルグ音楽研究所が六月に主催する、

第一回ドイツ・ハレ世界民族音楽祭に招待されたとのこと。伝統芸能保持者の笛吉さんで、若い衆と六人で

六月にドイツで演奏するそうです。

向こうから招待された、というのがすごいですね。

今日はまだ、笛吉さんに、リンクのお願いをしていないので、貼らないが、お許しを得たら、是非御紹介したいと思います。


ヨーロッパやアメリカのオーケストラで活躍する日本人が大勢いることは、何度も書きました。

自ら玄人はだしのピアノの腕前を持つ、元・旧西ドイツのヘルムート・シュミット首相は

ヨーロッパのオーケストラで活躍している日本人音楽家は、日本のどの政治家、外交官、ビジネスマンよりも、

ヨーロッパ人が日本人に対して抱くイメージを向上させることに貢献している。

と、かつてニューズウィークのインタビューに答えました。


他人を嫌な気持にするのは簡単だ。2ちゃんねるを見れば今すぐにでも分かります。

他人を肉体的に傷つけるのにも、何の修練も要らぬ。昨日の立て籠もり男を見れば、これも明らかです。

これに対して、他人を喜ばせること、楽しませること、笑わせること、感動させることは、比べものにならぬほど大変な努力の継続と、

それを成し遂げる精神力、知能が必要となります。


◆「博士の愛した数式」の主題歌で、森麻季さんを聴きました。

先日予告したとおり、テレビで映画「博士の愛した数式」を放送し、主題歌を歌っていたのは、

ソプラノの森麻季さんでした。

私はミーハーでさわいでいるのではありません。

どう考えても文句の付けようがない演奏でした。

あの歌はト短調だと思いますが、最初のG(ソ)の音を伸ばす、

その一瞬で、ハッとこちらの気持ちを掴んでしまう。

本当の名歌手にしかできないことです。


鉄砲を撃つのに、三歳から毎日何時間も練習しなくていいでしょ?

プロのピアニスト・ヴァイオリニストになろうと思ったら、子どもの頃から毎日何時間も練習して、

プロになってからも毎日練習を続けなければならないのです。

他人を楽しませること、感動に導くことこそ、人間がなし得る最も美しく偉大な仕事なのです。

人殺しはバカでも出来るのです。

安倍内閣総理大臣には永遠にわからないでしょう。


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受信: 2007.05.20 20:50

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