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2007.06.07

「温暖化ガス『50年までに半減以上』=起点は示さず-日・EUが共同声明」←これを決めた人、2050年には死んでるよね?

◆記事:温暖化ガス「50年までに半減以上」=起点は示さず-日・EUが共同声明

【ベルリン5日時事】安倍晋三首相と欧州連合(EU)議長国ドイツのメルケル首相らによる

日・EU定期首脳協議が5日夕(日本時間6日未明)、ベルリンの首相府で開かれ、

地球温暖化対策での連携強化などを盛り込んだ共同プレス声明を発表した。

声明は、温室効果ガスの排出量を

「2050年までに半減またはそれ以上削減するための長期的目標策定が必要との考えで一致した」

と強調。双方の連携を確認したが、削減時期の起点は明示しなかった。(6月6日9時1分配信 時事通信)


◆コメント:目標を設定するだけで安心する心理的傾向を、人間は持っている。

数年前までのサミットの議題と言えば、まず、経済・経済政策が最初に来た。

最近はそれに加えて「テロリズム対策」などが含まれるようになった。

これは言うまでもなく、2001年9月11日の同時多発テロの後、米国が「対テロ戦争」と称して、

アフガニスタンとイラクで戦争を始めたため、西側諸国が、イスラム武装勢力に恨まれ、余計にテロが増えた所為である。

それは、今日はこれ以上触れない。

要するに、2,3年前までは、サミットの議題の筆頭が「地球温暖化」になることなど、考えられなかった。

その意味では(主要国の指導者の意識が地球温暖化に向いたという意味では)、進歩したと言っても良いかも知れぬ。

但し、上の「記事」で発表された目標、すなわち、

「温室効果ガスの排出量を2050年までに半減またはそれ以上削減するための長期的目標策定が必要との考えで一致した」

というのは、無責任だと思う。

安倍首相と、今回のサミット議長国ドイツのメルケル首相は、偶然だが2人とも1954年生まれである。


2050年には、多分、この世にいないではないか。

つまり、2050年にどうなっていようが、安倍首相もメルケル首相も「知ったことではない」のだ。

そういう目標を掲げるのは無責任だ。

誰も自分の寿命など分からないことはいうまでもないが、地球環境概況2000の環境の現状には、
現在の消費傾向が続くならば、2025年には地球上の3人に2人が水問題に直面することになる。

とはっきり書かれている。2025年ならば、18年後だから、二人とも生きているだろう。

最近のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書には書いてないが、こう言うときは、マイナス思考にならなければダメだ。

即ち、悲観的な予想と楽観的な予想が併存するなら、悲観的な方を政策立案の基準にするべきである。

地球温暖化対策は危機管理(リスク・コントロール)の一種である。

リスク・コントロールの責任者は悲観的でなければダメだ。

「そのうち何とかなるだろう」

というような、「スーダラ節(先日亡くなったクレージーキャッツの植木等の歌)的発想」では、話にならぬ。

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