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2007.06.25

「年金記録漏れ、社保庁全職員に賞与返納要求へ 」←社保庁職員は「一生賞与無し、退職金、年金無し」が相応。

◆記事:年金記録漏れ、社保庁全職員に賞与返納要求へ

政府は25日、年金記録漏れ問題の責任を取るため、安倍首相と塩崎官房長官、

柳沢厚生労働相が6月のボーナス(期末・勤勉手当)の一部を返納することを発表した。

また、厚生労働省、社会保険庁も副大臣、政務官、村瀬清司・社会保険庁長官らの幹部がボーナスを返納し、

約1万7000人の同庁全職員に自主返納を求めることを決めた。

厚労省によると全体の返納額は10億円規模になる見込みという。首相の返納について、

塩崎官房長官は25日の記者会見で、ボーナス総額約536万円のうち、

約234万円を返納すると発表した。首相のボーナスのうち議員歳費分(約302万円)は

公職選挙法の寄付行為の禁止に触れるため返納できないことから、

法律上の上限に当たる首相としての特別職分234万円全額を返納することとした。

234万円のうち約161万円は行政改革の一環として昨冬の賞与から自主返納しているもので、

今回、新たに追加して返納するのは約73万円になる。



塩崎長官は総額約396万円のうち議員歳費分(同)をのぞく約94万円を返納し、

今回の追加分は約54万円、柳沢厚労相は約51万円を追加して約90万円を返納する。

また、厚労省では、副大臣2人、政務官2人が議員歳費分を除く全額、次官が全額のほか、

幹部職員や社保庁勤務経験者からの返納を決めた。社会保険庁も村瀬長官が全額を返納し、

約1万7000人の同庁全職員にも、20分の1から2分の1の自主返納を呼びかける。

また、歴代の厚労次官、社保庁長官らにも退職金の一部返納を求めるとしている。

安倍首相は25日夕、首相官邸で記者団に対し、自主返納を決めた理由について

「国民の皆さんが社会保険庁の対応に怒りを感じている。私も率先垂範という意味でけじめをつけなければいけないと判断した」

と述べた。(読売新聞 06/25)


◆コメント:首相、社保庁長官、職員。今年だけ「賞与一部返上」で「けじめ」が付くと思っているらしい。

こういう記事を読むと、政治家も役人も、どれだけひどいことをしたか、全然分かっていないことが明らかになる。

他人が30年も年金掛け金を納めたのに、社保庁という役所の不手際でその記録を無くしておきながら、

「記録がないから払えない」

と平然と言い、45分ダラダラ仕事をするフリをしたら、必ず15分休憩し、

一日にパソコンのキーボードを5000回以上叩いてはならない、という労働協約を持ち、

毎日、5時に帰る木っ端役人どもには、開いた口がふさがらない。

年金掛け金を、自分たちの住居の建設やら、テニスクラブの会費やら、枚挙に暇がないほど流用し、

その金額は分かっているだけでも5兆6千億に上る。あきれ果ててものがいえない。

ボーナスなど受け取る権利はない。

現場の役人はいうまでもないが、更に、歴代社保庁長官、歴代厚生大臣、歴代内閣総理大臣、

全員賞与全額返納するのが当然である。

本当はこれは犯罪である。横領か詐欺か知らんが刑事責任を問われ、懲役に服してもおかしくない話なのだ。

ボーナスを今年の夏だけ、しかも、一部(木っ端役人は20分の1から2分の1だそうだ)返納すればけじめが付く、

というような、簡単な話ではない。

首相、社保庁長官、社保庁全職員は、今後、退職するまで賞与ゼロ。退職金も無し。

年金も無し。公職選挙法の寄付行為禁止条項に該当するならば、例外を作ればいいだろう。

それでも、国民が暴動を起こさないだけ有難いと思うべきだ。

くどくなるが、繰り返す。

国民に何十年も年金掛け金を納めさせておきながら、その記録を自分たちの不手際で紛失、または、

故意に廃棄した連中である。

挙げ句に、記録がないことを理由に年金は払えないという。こいつら、仕事を全くしていないに等しい。

任務を遂行しなかった公務員に、税金から給料、賞与を払う必要は無い。

退職金も年金も受け取る権利はない(そういう役人は社保庁以外にも大勢いるようだが・・・)。

当然ではないだろうか。



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コメント

あつしさま、こんにちは。コメントをありがとうございます。

仰ること、賛成です。

皮肉なことに同じ公務員でも、おカネを取る、「国税庁査察部」は非常に優秀らしいですね。

20年ほど前に、故・伊丹十三監督が「マルサの女」を撮りましたが、勿論入念に伊丹さんは取材したわけで、そのときにマルサは全員があまりにも勤勉で無駄なく効率的に仕事をするのを見て驚嘆したそうです。

それは結構なのですが、行政府全体として見た場合、国民から税金を徴収する人たちはとびきり優秀であるのに、国民からおカネを預かって支払う役所には、バカばかり集めている訳で、如何にもバランスに欠ける。

その上、年金は払うかどうか分からないのに、6月から住民税が上がりました。

国が払うべきカネに付いては、どうなるか分からないのに、国が取るカネ(税金)の管理は、しっかりしている。

立花隆の最新号で、「女子中高生にまで『経験不足』と思われている安倍首相」というくだりがあります。

と、同時に如何にも政治的センスがない、と。

全くその通りで、国への不信感が高まっているときに、強行採決を重ねたら、世論がどうなるかが、

安倍首相は分からないようですね。

投稿: JIRO | 2007.06.30 02:54

TACさん、こんにちは。レスが遅れて、申し訳ありません。

>裁判を起こせないものでしょうかねぇ。

私も心情的にTACさんに近いのですが、服務規程違反では刑事責任を問うのは、難しいでしょう。

つまり、「怠惰であること」は倫理的には批判の対象となりますが、「犯罪」ではないのですね。

民事裁判で職員一人一人に損害賠償をさせるのは、数が多すぎるのと、身ぐるみ剥いでも、何せ彼らが使い込んだ年金掛け金は五兆六千億円ですから、とても穴埋めにはならず、訴訟費用ばかりかかる。

社保庁に損害賠償請求して、原告(年金被保険者)が勝ったとしても、賠償金は国庫から出るわけで、それは元を辿れば私たちが納めた税金ですから、サボっていた連中は痛くもかゆくもない。はらわたが煮えくり返るとはこういう状態なのでしょう。

投稿: JIRO | 2007.06.30 02:30

JIROさま 社保庁の問題、あまりに腹立たしいので連続でのコメント、しかも長文ですみません。

今ミートホープ社の牛肉偽装事件が世間を騒がせていますが、結果、同社は事業存続が困難なため倒産・廃業、従業員全員
を解雇するとのこと。業務でずさんなことしていた結果、民間のこの会社は倒産し、従業員は職を失う結果となりました。
一方社保庁はどうでしょう。社保庁も本来業務でずさんなことをやっていた結果、今の年金問題があり、年金制度や同庁の
信用は地に落ちてます。単純に比較するのは間違いかも知れませんが、どちらも問題の原因は同じだと思うのです。
が、その社保庁は倒産するわけでもなく職員が解雇されるわけでもありません。たった今夏の賞与の一部返還ですまそうと
しています。民間会社は業務でずさんなことをやって問題を引き起こすと、世間の信用を失って倒産となりますが、官公庁
ではそうはならない。こういう点でも、社保庁を初めとした官公庁の職員がゆるみきった体質になった原因の一つかも知れ
ませんね。何せこれだけの問題を起こしておきながら、職員は5時で帰るのですから。

投稿: あつし | 2007.06.27 08:50

社会保険庁、あきれるばかりですね。

>挙げ句に、記録がないことを理由に年金は払えないという。こいつら、仕事を全くしていないに等しい。
 任務を遂行しなかった公務員に、税金から給料、賞与を払う必要は無い。

こういう連中を我々の間では、「給料泥棒」といいます。で、しかもこれだけ批判が上がっているのに毎日5時になると
さっさと帰る。こういうのを「盗人猛猛しい」といいます。社会保険庁にとって「年金業務」は本来業務のはずです。
その本来業務をやっていないのに給料だけ受け取るというのは、「給料泥棒」といわれても仕方ありませんよね。
「給料泥棒」は我々民間企業では誰からも相手にされないし、真っ先に淘汰されるべき「モノ」です。
全国の年金受給者、年金を掛けている者を原告として、この「給料泥棒」連中を訴えたい気持ちですよ、まったく。

投稿: あつし | 2007.06.26 16:57

岐阜県の裏金問題は、返済の目途がつくまで前職・元職がそれなりに動きました。そして、岐阜県の職員は、もちろん仕事をしてなかった訳ではありません。裏金の原因は、官官接待の必要からでした。国の官僚が地方に接待を要求しなければ、大掛かり作る必要などなかったものです。

それに対して、社会保険庁の場合は、より一層悪質です。また、チェック機能をまったく果たさずに放置していた与党の責任も大きいですね。結果として、仕事をしてなかった事実が明るみに出ているのです。その結果、多くの国民に多大の迷惑をかけている。服務規程違反・憲法違反ですから、懲戒免職の上、復旧にかかる費用の全額を要求されるのが当然です。特に、上級職員はそうですね。裁判を起こせないものでしょうかねぇ。

投稿: TAC | 2007.06.25 23:24

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意味わからん? 別に国民は、そんなことを望んでいないのでは? どうも、この人のやることは、ピントがずれている気がするのは、私だけ? もともと、行政改革の一環として、161万円の返納は決めていたらしい。 年金問題で、追加の73万円、合計で234万円を返納す... [続きを読む]

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