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2007.06.16

「チャイコフスキー国際コン:弦楽器製作で日本人が1、2位」←「良いこと」は大ニュースにならないのかい?/【感激】高橋さんご本人からコメントを頂きました。

◆記事:チャイコフスキー国際コン:弦楽器製作で日本人が1、2位

【モスクワ杉尾直哉】「第13回チャイコフスキー国際コンクール」が13日、モスクワ音楽院大ホールで開幕した。

30日までの日程で行われ、ピアノ、バイオリン、チェロ、声楽(男女)の4部門で34カ国の約200人が競う。

音楽部門に先立って12日まで開かれた弦楽器製作コンクールのバイオリン部門で、

イタリアでバイオリン工房を開く菊田浩さん(45)=名古屋市出身=と高橋明さん(36)=大阪府枚方市出身=が

それぞれ優勝、準優勝を果たした。

94年にチェロ製作部門で橋本剛俊さんが優勝したのに次ぐ快挙。

両氏をかつて指導した岩井孝夫さん(53)=大阪府高槻市=のバイオリンも「最高の音色を出した」として特別表彰を受けた。

(毎日新聞 6月14日 0時09分)


◆コメント:良いニュースは好まれないのかね?

こういう、良いニュースはどうして取り上げないのかね。

今年、2月に、ローザンヌバレエコンクールで日本人の河野舞衣さんが2位に入賞した。

どこのマスコミも大きく取り上げなかった。

今回と同じく、文化的な事に最も理解がある毎日新聞(何せ、天下の「毎コン」を主催する新聞だからね)が取り上げただけだった。

そのとき、私は「バレエ:ローザンヌ国際コンクール 若手の登竜門、河野舞衣さん2位」←こういう事を大きく報じないから世の中暗くなる。(ココログ版では、ここにあります

という記事を書いた。

その記事もあまり読まれなかった。約3か月後、ローザンヌ・国際バレエコンクールの模様がNHKで放送されてから、

つまり、少し皮肉を交えるならば、河野舞衣さんの容姿が可愛いとわかった瞬間から、「河野舞衣」や「河野舞衣 ローザンヌ」で検索し、

アクセスする人が爆発的に増えた。ところが、流石は日本人で、約一ヶ月後には、殆どいなくなった。

が、それは、余談である。

私が繰り返し主張したいのは、テレビは暗いニュースを先に流す。

悲惨な事故、凄惨な、或いは猟奇的な犯罪、政治家、公務員の汚職・不祥事。枚挙に暇がない。

しかし、テレビで放送され、新聞で報じられることは、世の中で起きていることのほんの一部であり、

それが「全て」ではないこと、を認識するべきである。

実際には、良いこと、目出度いことは起きている。


◆日本人が作った「西洋音楽の楽器」が西洋人の作品に優る、と認められたわけである。

ローザンヌの河野さんに続き(本当はこの間にもいろいろなコンクールで日本人が受賞しているのだが、略す)、

今度は、日本人の弦楽器製作者が世界で最も権威のあるコンクールの一つ、

チャイコフスキー・コンクールの製作部門コンクールで1位と2位を取った。

菊田さんが45歳、高橋さんは36歳。楽器職人として脂がのってくる頃だが、何が凄いって、

「西洋音楽を演奏するための楽器を」
「日本人が作り」
「西洋人が作った楽器よりも優れていると認められた」

という事実である。

また、日本人を1位と2位にした西洋の人々のフェアな態度に敬意を表する。

但し、日本人が作った西洋音楽の楽器が西洋人に評価されたのはこれが初めてではない。

リヒテルという20世紀最高のピアニストはヤマハが彼のために作ったピアノを愛用した。

その話は1914年3月20日、100年に一人の天才ピアニストが生まれた。名をスヴャトスラフ・リヒテルといった。

「プロジェクト X」は、やはり、良い。(ココログ版はこちらです)に書いた。

管楽器も、ウィーンフィルのオーボエやホルンが日本製であることを御存知であろうか?

それについては、ウィーンフィルのオーボエ 日本人技術者の執念(この頃、ココログは始めていませんので、悪しからず)をお読み頂きたい。


◆随想:楽器製作ってロマンティックですね。自分が逝った後も自分の楽器が何百年も世界中の人々を喜ばすのですよ。

「それをいうなら、まず作曲家だろう」と、いわれると、確かにそうなのですけどね。

作曲をしても、演奏してくれる人がいなければ、作曲家は評価されませんね。

演奏者は楽器がなければ演奏出来ません(声楽は別として)。そして演奏とは時間の経過と共に消えてゆきます。

録音は遺せますが、実際の演奏とは違います。

楽器というのは、当たり前ですが、「形があって見えるもの」ですね。非常に直接的に分かります。

楽器は、まさにその楽器が音を出すのですから。音楽の最終的な現実化の手段なわけです。

弦楽器は本当に神秘的です。

御存知の方も多いでしょうが、イタリアのクレモナというところで17世紀から18世紀にかけて、

ストラディバリ、ガルネリ、ガダニーニといった弦楽器製作の天才が続出したのですが、

300年前に木で作った楽器と弓が今でも弾ける、ということがまず奇跡的に思えます。

そして今の楽器よりも300年前の楽器の方がいい音がする。

但し、これに関しては、これは今の楽器が300年経てばいい音がするものが出るかも知れないので、

今の製作者の技術が300年前の名人に及ばない、とは言いきれません。

いずれにせよ・・・。

自分の作った楽器を名人が弾いて、それを聴いた人々が

「何という美しい音色だ!」

と、心を揺さぶられるのです。

たとえ製作者の名前を知らなくても、製作者に思いを馳せることがなくても、製作者は幸せだろうと思います。

そういうことを夢見て、楽器を作る人々。ロマンティックですねえ。

人間が使う道具で「器」の文字がつくものが少なくとも二つあります。

人を殺す道具を「武器」といい、人を喜ばせ感動させる音楽を奏でる道具を「楽器」と言います。

人を殺す道具は作るのも使うのも、難しくない。高校生がネットで調べて爆弾を作る。鉄砲を撃つための訓練は大人になってから始めれば充分です。

人を感動させる道具をは作るのも、使うのも、大変です。作る人は親方に散々怒られながら修業を積む。

使う人(演奏する人)は子供のころから毎日何時間も練習して、やっと人を喜ばせる音楽を奏でることが出来るようになる。

この国の指導者は、人を殺す道具を使う集団の事ばかり考えているようですが、そんなものを海外に派遣しても誰も尊敬しない。

もしも、私が日本の首相ならば、人を喜ばせる道具を作る人と使う人、そして、それを目指す若者を応援する国にしたい。

世界一教養のある、文化的で平和的な国をめざすでしょう。

そういう国が、尊敬されない訳がない、と思います。


◆【追加】受賞者のお一人、高橋さんご本人からコメントを頂きました。

エンピツをご覧の方はお分かりにならないので、追記させて頂きますが、この記事のココログ版に、

今回の受賞者におひとりである、高橋明さんご本人からコメントを頂きました。ので、

ご報告します。こういう事は滅多にあることではありません(ソプラノの森麻季さん以来です!)
無上の光栄であり、素人ながら物書き冥利に尽きます。

高橋さん、菊田さんに、心よりお祝い申し上げると共に、

高橋さんには、わざわざコメントを頂き、厚く御礼を申し上げますとともに、

お二方の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

【読者の皆様へ】

折角、高橋さんご本人からコメントを頂いたことですので、

もし、よろしければ、菊田さん、高橋さんへのお祝いのメッセージなどを、

ご自由にこのエントリーのコメント欄にお書き下さい。

私(JIRO)宛(私経由)でなくて結構ですから、ご本人方に宛てて、お書き下さい。

喜んで下さると思いますよ。


【読者の皆様にお願い】

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コメント

JIROさま、あつしさま、藤崎さま、Kenさま、Selaさま、お祝いのお言葉どうもありがとうございました。
お返事遅くなってすみませんでした。
みなさんの暖かい声援で、これからもよりがんばって精進していきたいと思います。
菊田さんにもこのブログのこと連絡しておきました。彼も喜んでくれることだと思います。
これからも、菊田さんともどもがんばっていきますので、応援よろしくお願いしますね。

投稿: 高橋 明 | 2007.06.19 00:10

びっくりさせてごめんなさい。
Windowsのノートでつづるのがまどろっこしかったので、マックで記事を書いていて、マックのIEからお知らせしようと思ったら、文字化けしちゃったので。。。

心臓に悪かった?

投稿: ken | 2007.06.18 23:16

Ken,Good evening.
Kenさん、どうも。あーびっくりした。

日本語で書き込めなくなってしまったの?Mac?そういうこともあるのですね。

一瞬、イタズラかとおもったら、Kenさんのブログにリンク貼ってあるし、確かに記事をかいておられるので納得。私のブログで知ったなんて書いて下さって、ありがとう。

投稿: JIRO | 2007.06.18 22:33

えー、またまた、割り込みまして、失礼。

selaさん、こんばんは。素晴らしいコメント、ありがとうございます。

高橋さんに、またここをご覧頂いて、皆さんのコメントを読んで頂けるようにお願いしておきました(^^)

投稿: JIRO | 2007.06.18 22:28

I Wrote an arficle ,too!
(Now I can't input here by Japanese character...)

投稿: ken | 2007.06.18 22:02

申し送れました。御本人のコメントが読めるなんて、JIROさんのブログって凄いなぁと思いつつ....

高橋さん、本当におめでとうございます。
有形無形の様々なプレシャーをくぐりぬけての今がおありなのだろうと思いますが、同じ日本人として本当に誇らしいです。
オリンピックの一位と同じレベルなのになんでこんなに扱いが違うのかと思いつつも、
これからもますますの御精進をと、願うばかりです。

 (要はどんな国籍でも、いい音が鳴りさえすればいんですけどね音楽好きとしては。)

高橋さん、菊田さん、御両人の作られた楽器が、いろんな演奏家の方がお使いになってますます練られた音になって、...というステキな循環がどんどん生まれるんですよね…楽しみです。

(耳を澄ませば、系統の話は、あの、読み流して下さいませ…(^^;)

投稿: sela | 2007.06.18 00:18

えー、再び割り込みまして、済みません。

Kenさん、どうもありがとう。

Kenさんについて、高橋さん、菊田さん、そして読者の皆さんにどうしてもお伝えしておきたいことがあるのです。

ご本人は止めろとおっしゃるでしょうが、Kenさんはアマチュア・オーケストラのコンサート・マスターを務めておられる方です(ヴァイオリン弾きだということですね)。

私は残念ながら行けなかったのですが、昨日(6月16日)、杉並公会堂でKenさんが所属するオーケストラのコンサートがあり、メインがショスタコービッチの交響曲第5番でした(Kenさんのブログをいつも読んでるから分かってるんです)。

このシンフォニーでは第二楽章でコンサート・マスターのソロがあります。メロディーの途中にグリッサンドがありまして、Kenさんは高めに外したなんて書いておられますが、なーに。上手いに決まってるんです。そういう人は。要するに玄人はだしってことです。

更に。

アマチュア音楽家で自分が演奏する人は、音楽史とかそういう学問的なことをやらない。逆に、知識は豊富だけど、自分は何も弾けないという例が殆どなのです。

Kenさんの凄いところは、プレイヤー(しかも、コンマス!)でありながら、音楽史、音楽学の研究を続ける学究の人だということです。

その知識はすさまじく、私など、いつも知ったかぶりをしていますが、Kenさんの足元にも及びません。何せ、モーツァルトの全作品の楽譜を集めて、聴いて研究して論文を書こうとしてるんですよ。

こんな人、他に知りません。

以上、失礼しました。

投稿: JIRO | 2007.06.17 22:30

菊田様、高橋様、遅ればせながら、受賞を心からお喜び申し上げますと共に、(一介の、しかも超三流のアマチュアヴァイオリン弾きであることも省みず)同じ国に生まれ育った人間として、お二人を大変誇りに思います。
どんな演奏家の、演奏による受賞よりも素晴らしい、と、正直に感じております。
ついでながら、高橋様のほうへは、こちらのブログにお寄せのコメントからHPをたどらせていただき、直接メール差し上げてしまいました非礼を深くお詫び申し上げます(このニュースをいち早く教えてくださったJIROさんにも!)

アマチュアながら、まわりには「楽器をちゃんと鳴らすには楽器のつくりから知らないといけないんだ」と周りに口すっぱく言われ、そのくせ「そりゃそうだけどさあ・・・」とこんにちまでイイカゲンにやり過ごしてきたのが、いまさらながら深く反省されます。管楽器奏者に比べ、弦楽器奏者がどこまで楽器のつくりをきちんと分かって演奏しているかは、はなはだ怪しいもので、そういう意味では「ストラディヴァリだから、グァルネリだから」いいでしょう?みたいなことで打っている演奏は好ましいとは思っておりません。お二人がこの受賞をきっかけに、
「本当にヴァイオリンを知るとはこういうことですよ!」
と、私たち日本人がきちんと見直し、見つめていける日が遠からずきてくれるように、と、心から願っている次第です。ぜひ、HP等で私たち(使用者側)も勉強できる機会を、もっともっとたくさん作ってくださいますよう、僭越ながらお願い申し上げます次第です。

ということで、JIROさんからもつよくあと意押ししていただけたら、とってもうれしいです、ハイ!

へんてこりんなコメントになってしまいました。ご容赦下さい。

投稿: ken | 2007.06.17 14:32

割り込みまして申し訳ありません。一言だけ。
あつしさん、藤崎さん。
素敵なコメントをありがとうございます。

投稿: JIRO | 2007.06.17 01:57

高橋さま、菊田さま、栄誉ある受賞おめでとうございます。

愛国心を強要する政府の動きとは裏腹に、なかなか日本を誇りに思えない私ですが、こういうことを知ると、同じ日本人としての誇りが自然と沸いてくる思いです。

JIROさんも、いい話をブログで紹介してくださってありがとうございます。

投稿: 藤崎りょう | 2007.06.17 01:42

菊田さま 高橋さま 受賞 おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
私、音楽に素人なのでコンクールでの受賞というと、音楽演奏者の方ばかりを思いますが、楽器制作の部門もあることを
初めて知りました。この日記のおかげです。
ベルリンフィルの安永徹さんやウィーン国立歌劇場の小澤征爾さん、そしてドレスデン国立歌劇場のオペラに出演される
森麻季さんなど、世界に誇れる音楽演奏者がおられるのですが、その音楽演奏を支える楽器製作の分野で世界に誇れる日本
の方がおられることを大変嬉しく思います。鼓は安土桃山時代に作られたものが今でも舞台で使われているそうですが、
菊田さま、高橋さまも200年300年と良い音を奏でるヴァイオリンを目指しておられるとのこと。
お体大切にして、夢をつかんで下さい。
それと私も空想です。オーケストラ NHK交響楽団 指揮 小澤征爾 ヴァイオリン独奏 安永徹 ソプラノ独唱 森麻季。
で、オケのコンマスと独奏で使われるヴァイオリンは菊田さま、高橋さまが作られたヴァイオリンで。絶対聞きたいです!!。

投稿: あつし | 2007.06.16 23:39

高橋様、はじめまして。ようこそおいで下さいました。当ブログを書いているJIROです。

この度の受賞、心よりお祝い申し上げます(菊田様にもよろしくお伝え下さい)。

ご本人からコメントを頂戴できるとは夢にも考えておりませんでした。

大変光栄です。

確かにチャイコフスキーコンクールなれば、華やかな演奏部門がマスコミや大衆の興味を惹きます。

が、演奏部門の順位は(釈迦に説法で恐縮ですが)「その日、その時、その場所で」誰が一番上手かったか?という、いわば「瞬間最大風速」ですが、

楽器の評価は名器ならば、ずっと名器なのですから、それを創られるご苦労はいかばかりかと、お察しします。

それだけに、今回のご受賞は日本の誉れであり、お二人は日本の宝だと思います。

黙っていると、この毎日新聞の記事に誰も気付かないだろうと思い、絶対に当ブログで書こうと思っておりました。

所詮、素人の知ったかぶりでして、お気に障る記述が無いか心配でしたが、喜んで頂けて、私としても、これほど嬉しいことはありません。

日本人の「舶来品志向」は、根強いですねえ・・。西洋人のプロの演奏家でも新作を使う人が沢山いるそうですから、有名どころが使ってくれるといいですね。

高橋さんがお作りになったヴァイオリンで弾かれた「シャコンヌ」を聴いてみたくて仕方がありません。

これほど繊細な感性を持つ日本人の中にはきっとこれからも、優れた製作者が現れることでしょう。

ちょっと空想をしてみました。タイムトラベルで未来に行けるものなら、300年後に飛んでみたい気がします。

未来の音楽辞典には、「現在使用されている弦楽器の名器は、その殆どが日本人の手で創られたものである」と書かれているような気がするのです。

今一度、わざわざ当ブログにコメントをお書き下さった御礼を申し上げ、筆を置かせていただきます。

有難うございました。

投稿: JIRO | 2007.06.16 18:05

あつし様、こんにちは。コメントをありがとうございます。

鼓のお話、大変興味深く読ませていただきました。

>こんな楽器を作り使い続けることがどれだけ大変なことか。
>このような人の為の「器」を作り、使う人たちを大切にするそんな国であって欲しいと願うばかりです。

同感ですね。美しいものを創る為には、大変な研鑽と努力、労力、感性が必要ですが、それを破壊することは、バカでも一瞬にして可能です。

この国は、その「破壊すること」の準備にばかり関心が行きます。

安倍首相の頭の中にある「美しさ」という概念を、一度例を挙げて(抽象的に説明するほどの知能がないでしょうから)説明して貰いたいものです。

投稿: JIRO | 2007.06.16 17:43

selaさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

>私も、文化国家で尊敬されるのがいいな....。美しくなくてもいいから。ですよね。

そうでしょ?

この国の首相、政治家、役人、財界人、教養なさ過ぎます。小泉純一郎はオペラが好きだとかいっていたけど、最後はプレスリーのモノマネして世界の笑いものとなり、彼の芸術的素養の程度を露呈しました。

安倍首相は先日サミットでベルリンに行ったのに、「ベルリンフィル聴いてみたい」なんて、頭の片隅にも浮かばなかったのでしょうね。


ただ、今はですね。

受賞者のおひとり、高橋さんご本人からコメントを頂いて、駄文に喜んでいただいたようで、私も感激してます。

投稿: JIRO | 2007.06.16 17:31

JIRO様、コンクールの結果をこういう形でご紹介いただいて、ありがとうございました。
私も菊田浩さんも、200年300年とよい音を奏でるヴァイオリンを目指して、日々研鑽の日々をおくっております。
チャイコフスキーコンクールは、やはり音楽(音楽演奏)のコンクール部門の方が有名で、楽器製作部門はまだ知名度が低く、注目されていないのが現状ですね。今回も、直後から始まった音楽コンクールの開会式で詰め掛けた各国報道陣が、製作部門の結果を初めて知ったとのこと。製作部門審査中は誰も取材していないため、写真も経過詳細もない状態です。
また、日本は今だに「バイオリンは舶来物」志向が強く、日本人の作る楽器はなかなか評価してもらえません。
すこし愚痴になりましたが、でも今回の日本人上位入賞という結果で、これからの報道また日本での意識改革が少しでも変わってくれればと願っております。JIRO様のこのブログで書かれていたこと、本当に実感し嬉しく思いましたので、思わずコメント書かせていただきました。
菊田さんともども、これからもがんばっていきますので、応援してくださいね。
 

投稿: 高橋 明 | 2007.06.16 14:05

JIROさま こんにちは。楽器の話でちょっと受け売りを。
能で使われる鼓、単純なようですがかなりデリケートな楽器だそうです。胴の裏側には湿らせた「調子紙」というものを
2~3枚、直径5mmくらいの円形の紙でちょっと舐めて貼るそうなんですが、これを貼らないと全然いい音が出なくなってし
まうとのこと。現存している鼓には安土桃山時代のものなどが残っていて、400年以上経っているのにそれでまだ素晴らし
い音が鳴り、実際舞台でも使われているそうです。こんな楽器を作り使い続けることがどれだけ大変なことか。
このような人の為の「器」を作り、使う人たちを大切にするそんな国であって欲しいと願うばかりです。

>世界一教養のある、文化的で平和的な国をめざすでしょう。

これこそが「美しい国」ではないでしょうか。

投稿: あつし | 2007.06.16 11:26

おお!快挙ですね。すばらしい。(^^)♪
私も、文化国家で尊敬されるのがいいな....。美しくなくてもいいから。ですよね。
素養はあるんだから。1000年単位の文化史三手、そうは無いですよ。全くもったいない。

楽器製作っていうと、かの?ジプリの『耳を澄ませば』はバイオリン職人になりたいヒーロー。
というのを思い出しました。

投稿: sela | 2007.06.16 09:11

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