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2007.11.25

「米学会で病腎移植論文発表へ万波医師、」日本の学会、ブンヤは袋叩きにしてたね?米国移植学会最優秀論文の1つに選ばれたのだけど?

◆記事1:米学会で病腎移植論文発表へ万波医師、(11月21日5時46分配信 産経新聞)

 病気治療のために摘出した腎臓を第三者に移植する「病腎移植」について、

宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師らが執筆した論文が、

来年1月に開かれる全米移植外科学会の冬季シンポジウムで発表されることが20日、分かった。

同論文は、同学会の今年5月に開催された総会で発表されることが一度決まったが、

日本移植学会が「万波医師の病腎移植は倫理面で問題があり発表論文として適切でない」

との意向を伝えたため、発表が取り消されていた。

米学会側が今月上旬、共同執筆者である藤田士朗・米フロリダ大学准教授のところに、

論文を上位10本の入選作の1本として表彰することを伝えてきた。

万波医師ら執筆者側は「世界の医師らに病腎移植の有効性が分かってもらえる機会になれば」としている。

発表される論文のタイトルは『腎移植の最後の手段-生体病腎移植』。万波医師ら6人が共同執筆した。

手がけた病腎移植の42症例を追跡した結果、がんに侵された部分を切除した腎臓を移植したケースで、

再発がなかったことなどを紹介、病腎移植の有効性を示した内容になっている。

病腎移植をめぐっては、日本では日本移植学会などが「現時点では医学的な妥当性はない」

として否定的な立場をとっている。一方で、深刻なドナー(臓器提供者)不足を背景に、

米国では臓器を有効に使う手段の一つとして高い関心があり、一部では実施例も報告されていることが、

今回の論文評価の背景となったとみられる。


◆記事2:愛媛・宇和島の病気腎移植:「11件すべて不適切」 医学的に検証--調査委報告(2007.02.19 毎日新聞 大阪朝刊)

◇徳洲会病院の調査委報告

万波誠医師(66)らによる病気腎移植を検証する宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の調査委員会が18日、大阪市内で開かれた。

同病院で行われた11件の病気腎移植すべてについて、専門委員らから「医学的に適切とは判断できない」という意見が報告された。

一連の問題発覚後に設けられた専門家による検証グループが、病気腎移植に関する批判を公にしたのは初めて。

調査委は患者の立場を考慮するため、3月3日に万波医師から直接意見を聞いた上で最終結論を出すが、

日本移植学会などが3月末にまとめる予定の統一見解にも大きな影響を与えそうだ。

この問題では、摘出・移植が行われた各病院で外部専門家を入れた検証が進んでいる。

この日の調査委もその一つで、会合は約5時間に及んだ。 福島安義・徳洲会専務理事が終了後に記者会見。

11件について、腎がんは移植後にがんになる恐れがある▽尿管狭さくは内視鏡的な施術で狭さく部を広げる治療をするべきだ

▽動脈瘤(りゅう)は腎臓を摘出するほどの大きさではなかった▽ネフローゼによる腎臓の摘出はあり得ず、移植してもすぐに拒絶反応が起こる――

と、医学的な見地から腎臓の摘出、移植への批判・疑問が出たことを明らかにした。

インフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)についても、文書によるものではないため記録として不十分で、

手続きが踏まれていないと指摘されたという。一方、記録が残っていてインフォームド・コンセントがあれば、

(医療として)考慮すべきではないかという意見もあったという。福島専務理事は「医学上十分な資料が残されておらず、

万波医師には反省を求めなければならない。治療に対する真摯(しんし)な態度は理解できるが、

記録が残されておらずしっかりした議論ができないという指摘があった」と話した。

◇万波医師が反論「患者の利益に」

万波医師はこの日、宇和島市で取材に応じ、調査委の意見について「私は患者と向き合って医療の方法を考えている。

これまで患者の利益を損なうことはなかったと思う」と話した。

指摘された11件のうち3件の摘出をした万波医師の弟、廉介医師(61)は毎日新聞の取材に

「自分たちがやってきたことは正しかったと今でも思っている。

調査委員会は病気腎移植はいけないという結論ありきだったのではないか。

患者らの立場も考えながらもっと議論すべきだ」と話した。

■解説

◇批判の根拠、より詳細に

宇和島徳洲会病院で行われた病気腎移植をめぐり、外部の専門家を交えて設置された専門委員会の委員が、

11件すべてについて摘出、移植とも医学的に容認できないとの意見を示した。

患者の同意を文書で残していないなど手続き上の問題点は判明していたが、

今回医学的にも不適切との意見が示され、病気腎移植問題は大きな節目を迎えたと言える。 

ただ、18日の記者会見での「不適切」との根拠は、一般的な説明にとどまった。

例えば、腎がんの患者の腎臓移植は、問題発覚当初から「今の医学の常識では考えられない」

と否定的な意見が相次いでいたが、今回もその常識的な判断が示されただけ。

一つ一つの手術に関する検証結果は明らかにされなかった。 

専門委員は「診療の経過などが文書で残っていない」と調査の限界を口にした。

十分な記録を残さなかった万波誠医師に意見を求めたとしても、最終的に客観的な評価がまとめられるのか非常に疑問だ。 

病院側には、本当に患者の不利益にならなかったのか、その疑問に答える調査結果が求められる。


◆コメント:貴方もわたしも腎不全になる可能性がある。その場合、辛い人工透析を受ける。

腎臓は血液の中の老廃物をろ過するだけではなく、体液の量と配分をコントロールし、

血液中の電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン酸塩など)

の濃度を調節する機能を有する臓器で、この機能がダメになるのが腎不全である。放っておいたら死ぬ。

自分は関係がないと思っている貴方も私もある日突然、急性腎不全と診断され、そのまま慢性腎不全に移行したら、

週三回、4時間、腎臓の機能を機械にやってもらう、人工透析に通わなければならない。一生、である。

腎臓の機能が低下して尿が十分に出ないから体液が増えがちになるから、高血圧だ。心臓にも悪い。

体液が多いから、顔はむくむ。全身のかゆみもあるそうだ。気の毒なのは、これも尿が出ないから、だが、

喉が渇く暑い夏に冷たい飲み物を一気に大量に飲むことも禁物だ。電解質のバランスが崩れるといかんから、

食事には最大の制約がかかる。タンパク質を取りすぎてはいけない(焼き肉モリモリどころじゃないよ)、

塩分は、ただでさえ高血圧になりがちだし、高ナトリウム血症になったら大変だから、1日7グラムぐらい。

バナナなどの果物はカリウムが豊富だ。高カリウム血症とて、極端な話、命に関わる。

これじゃあ、「美味い店」のテレビ番組なんて拷問だ。長期の旅行も無理。旅先でも食事に気をつけていなければ・・・。


◆人工透析から逃れるには移植しかない。

腎臓病になっても、透析をすれば大丈夫なんだろう?と軽く考えていた方、どうですか?こんなに辛いんですよ

この生活を一生続けるのですよ。私の職場にもいらっしゃいます。辛いと思うんだけど、顔に出さずに頑張っている。

でも週に3回、四時頃、足早に退社する(勿論、透析を受けるためだ)のを見ると、私だって病気をしたけど、

暑くなったら水をごくごく飲めて、尿がちゃんと出る、ということだけで、人間どれほど幸せか、そういうことから

考えなくちゃいかんと思います。

腎臓の働きが低下して、もはや、元に戻らず、人工透析を受けている人たち(日本には約25万人もいる)が、

元のように暮らせるようになるためには、腎移植を受けるしかない。

ところが、わが国は死後移植提供者、生体献腎者が少ない。死体腎移植は移植を希望する患者100人に1人しか行われない。

お金持ちは、仕方がないからフィリピンに行って移植を受ける。言いたくないが彼の国ではカネのために2個ある腎臓のうち、

一個を売る貧しい人がいるのだ。

「病腎移植 患者 希望」で検索すると、万波医師のやったことを違法、不適切と決めつけた

移植学会や、マスコミは患者のことを全然考えていないじゃないか。第三の移植の選択肢として病腎移植も認めろ、というブログが

いくらでも見つかる。


◆移植学会は「不適切」の理由を素人にも分かるように説明していない。

移植学会が万波医師の病腎移植に無闇に反対するのは、どうやら、「移植学会に属していない」というくだらんメンツが理由らしい。

なんと、日本移植学会は、

「万波医師ら6人が共同執筆し、アメリカ移植学会に送った論文を無視するように、何故なら不適切な移植だから」、

という訳の分からない、「妨害レター」まで送っているのである。

私もある方を介して、その英文(日本移植学会がアメリカ移植学会に送ったレター)の原文を見たが、何故、不適切なのか、

に関して学問的な論述もなく、ただ、ただ、そんなものは下らんから、無視してくれ、という、唖然とするほど幼稚、しかも、

英語は中学生のデタラメ答案のようだった。

恐らく相手は何のことか全く分からなかったと思われる。あれは国辱である。

毎日新聞も流石に呆れたようで、批判の根拠を詳細に、と書いている(移植学会に対する追及が甘いけどね)。



兎にも角にも、医者にもあれほど頭が悪いのがいて、「学会」などとなのり、権威(のつもり)をかさに、患者を救おうとする同業者の邪魔をしている、

という事実に、私は驚嘆した。あまりにも乱暴な論理と行動で、これが移植「学会」だったら、

腎臓のみならず、臓器移植を待つ患者はいつまでも救われない。


◆アメリカ移植学会(ASTS=American Society of Transplant Surgeons)から万波(まんなみ)医師に招待状が来たのだ。

アメリカ移植学会はフェアだ。記事1にあるとおり、万波医師らが共同執筆した病腎移植についての論文を、

「上位10本の入選作の1本として表彰することを伝えてきた。」という。

自らは死体腎移植を増やす努力もしない日本移植学会や、

一部よく問題の所在がわからないくせに、万波医師を袋だたきにしてきたマスコミさん。

さあ、何かひとことどうぞ。


◆ベートーベン交響曲全曲演奏(その9)交響曲第三番(英雄)第一楽章

 やっと三番です。様々な面で、ベートーベンはそれまでの交響曲の常識を打ち破る革命的なことをしています。

 最初に、ダン!  ダン!と二回の和音で始まりますね。これだけでも当時としてみれば大変な「前衛音楽」だったと思われます。

 どうぞ、お聴き下さい。






 俄然、貫禄が出てきましたね。明日は悲壮感が何ともたまらない、葬送行進曲の第二楽章です。いいですよ。

それでは。

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