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2008.07.29

北陸と近畿で大雨←並大抵の降水量ではありませんでした。

記事1:<大雨>「あっという間に家に水」…金沢の茶屋街も被害(7月28日12時54分配信 毎日新聞)

「女川」と呼ばれ金沢市の風情を象徴する浅野川がはんらんした28日、流域は早朝から避難指示が出されるなど混乱に陥った。

市民は「こんな雨は生まれて初めて」と驚き、住民総出で泥をかき出す姿も見られた。

富山県や富山地方気象台によると、県内の山間部などでは28日早朝、

時間雨量が100ミリを超え、同県南砺市では約120ミリ(午前6~7時)、富山市八尾町では約110ミリ(同)に達した。

前日正午の降り始めからの総雨量は南砺市で153.5ミリに上り、同市は一時、小矢部川などの流域の複数の地区に避難勧告を出した。

(注:太文字は引用者による)


記事2:女児ら流され4人死亡 神戸・灘の都賀川(神戸新聞 7/28 22:25)

近畿地方を中心に全国の広い範囲で激しい雷雨が二十八日あり、神戸市灘区の都賀川(とががわ)では、

男女十人が豪雨による急な増水で流され、小学生二人と保育園児一人、二十九歳の女性一人の計男女四人が死亡した。

男性一人が行方不明とみられる。事故が発生した午後三時ごろには、神戸市内で一時間に三一・五ミリの激しい雨が降っていた。

神戸市消防局や灘署によると、死亡したのは神戸市灘区八幡町三、市立六甲小六年河合玲緒さん(12)、

同市灘区篠原南町三、同小四年泉谷瑠希也(るきや)君(10)、

同市灘区神ノ木通四、無職妻鹿(つましか)愛美さん(29)と同、大石保育園児友地こころちゃん(5つ)。

同日午後三時ごろ、「子ども二人が川に流された」と女性から灘署に届け出があり、

消防隊員などが捜索。約二キロ南の都賀川河口で、河合さんと泉谷君を発見したが、死亡が確認された。

同記事キャッシュ。写真を見て下さい。短時間で恐ろしいほど増水している)。


◆コメント:富山県と神戸の人々はさぞや恐ろしかったであろうと思う。

私は一日中情報を追っているが、北陸では2万人が非難するほどの豪雨が降ったと知り、

それだけでも大変驚いたが、詳細は不明だった。

記事1を読んで、想像ははっきり言って不可能だが、人々が「こんな雨は雨は生まれて初めて」というのも、

十分に頷ける。


気象庁のサイトに、雨と風の表がある。

これによると、1時間雨量が30ミリを超えると、「バケツをひっくり返したような雨」。50ミリから80ミリだと滝のような雨。

80ミリを超えると、「恐怖を感ずる」という。

記事1を読むと、なんと、

時間雨量が100ミリを超え、同県南砺市では約120ミリ(午前6~7時)、富山市八尾町では約110ミリ(同)に達した。

というのだから、北陸各地の人々の恐怖が如何ばかりであったか。誠に災難と言うほかは無く、お見舞い申し上げる。


◆神戸、都賀川の増水のすさまじさは、写真を見ても明らかである。

神戸の都賀川は、記事2の通りなのだが、午後2時過ぎには親子連れが水遊びを楽しんで当然という状況だったのである。

それから突如、「激しい雷雨」に見舞われたとはいえ、わずか30分で、全く別の川ではないかと言うほどの濁流が押し寄せている。

これでは、逃げる時間がなかったのも無理は無い。これほど急激な変化は予想できない。

幼い子供が命を落とし、酷いという以外に言葉を知らない。


◆ゲリラ豪雨の増加

因果関係がはっきりと証明されてはいないようだが、地球温暖化の進行と共に、

特に、都市部において、ゲリラ豪雨という現象が増えている。

短時間でものすごい量の雨が降り、あっと言う間に街中が冠水するのである。

都市部で多いのは、ヒートアイランドと関係が深いとされている。

ヒートアイランドとは、都市部がそれ以外の地域に比べて異常な高温になることである。

アスファルトの照り返しや、家庭や企業からのエアコンからの排熱。自動車の排熱、等が原因と言われる。

このため、ただでさえ、積乱雲が出来やすい夏に、ヒートアイランド現象による熱が加わり、

一層急激な上昇気流が発生し、あっと言う間に積乱雲が発達し、アッと思ったときには豪雨・雷雨となりやすい、

という仮説がある。

繰り返すが、地球温暖化とヒートアイランドとゲリラ豪雨の関係は証明されたわけではないが、

ここ数年、明らかに気候が変だと思いませんか?私は地球温暖化が関係していると、根拠も無く、考えている。

ゲーテが言っている。

感覚は欺かない。判断が欺くのだ。



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コメント

あつし様、こんばんは。コメントをありがとうございます。

私も、個人で気象現象に関して記録や統計を取っているわけではないので、エビデンスはないのですが、

集中豪雨の頻度と、一回あたりの降雨量のすさまじさが、私たちが子供のころと、全然違う様な気がします。

昔は夕立ち、とか通り雨、とか一種、「風流」な感じすらありましたが、28日の北陸や神戸の降雨は、

不気味さを感じます。地球温暖化により、上昇気流が生じやすくなって集中豪雨が増える、と

そこまで単純ではないかも知れませんが、私も地球温暖化との関係をどうしても疑います。

北極圏の氷は、北半球の気候に影響を及ぼしますが、今日、こんな記事を見つけました。

北極海氷、細かく割れ流出か=気圧配置異変、日本の天候にも影響-海洋機構調査へ

ウェブキャッシュを保存しておきましたのでよろしければご覧下さい。

http://s01.megalodon.jp/2008-0730-0027-08/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000081-jij-soci

投稿: JIRO | 2008.07.30 00:28

IROさま、こんにちは。最近特に、時間100ミリを超えるようなモーレツな雨が、局地的に降ることが多くなった気がします。因果関係は分かりませんが、私もやはり地球温暖化や都市のヒートアイランドが影響しているのでは? と思っています。時間100ミリを超える雨だと視界が効かないどころか、例えば腕を伸ばしたとして、その伸ばした腕の自分の手が見えないそうです。そんな豪雨、家の中にいても恐怖を感じますよね。
そして川の急な増水も多くなりました。特に戦後、山はブナの天然林が切り開かれ、住宅用資材となる杉や檜を植えて人工林化されたために保水能力がありませんし、市街地もアスファルトで固められて、降った雨が一気に排水路や下水に流れ込みますからね。こう考えると、集中豪雨とか洪水は、人間が原因の人災の一面も有るのかも知れませんね。

最期になりましたが、亡くなられた方に謹んで哀悼の意を表すると共に、被災された皆様方に心からお見舞い申し上げます。

投稿: あつし | 2008.07.29 17:07

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