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2008.09.02

【福田首相辞任】いくら何でも、今度は解散総選挙すべきではないでしょうか。

◆今の衆議院の議席は、「郵政民営化選挙」で獲得した議席ですから。

2005年9月11日の所謂「郵政民営化選挙」で、与党が大勝し、衆議院定数480議席のうち、自民党単独で304議席。

連立を組んでいる公明党が31議席を獲得したので、連立与党としては480議席中、335議席。82パーセントを獲得しています。

あの時、小泉首相(当時)は「これは郵政民営化の是非だけを問う選挙だ」といいました。

したがって、与党の絶対安定多数は、郵政民営化に対する、民意の表明であると考えられます

もっとも、議席数と得票数は同じではない。小選挙区制の制度上の欠点として、死票が多くなることがあります。


しかし、とにかく、今の自民党の安泰ぶりは郵政民営化に対して与えられたものです。


◆その後、自民党は随分とあくどいことをやっていますが、民意を問うていません。

あくどいこと、でまず思い浮かぶのは、2005年9月の時点では、郵政民営化に反対した「郵政民営化造反議員」を

安倍内閣の2006年、復党させたことです。

復党する国会議員も議員です。「郵政民営化反対」だというから、有権者が投票したのに、

復党したいが為に、再投票で「郵政民営化賛成」に投票しました。

反対したのは平沼赳夫議員だけでした。

有権者にウソをついたのです。また、自民党は数を増やしたいが為に、造反議員たちに、

「郵政民営化賛成」投票を強要し、復党願と「反省文」を提出させました。

有権者を裏切ることを強制した、ということです。


私は、この時点で、衆議院を再び解散して総選挙すべきだ、と書きました。

2006年11月28日(火)郵政造反組復党を許可するなら、衆議院を解散するべきであるココログはこちら)。

しかし、結局、うやむやになりました。


◆昨年(2007年5月)日本国憲法の改正手続に関する法律案が強行採決されました。

昨年、2007年5月14日、憲法改正を「公約」に掲げていた安倍晋三前首相のもと、日本国憲法の改正手続に関する法律案が参議院で強行採決されました。

衆参両議院において過半数を占めていた与党が力ずくで決めたのですが、

衆議院の多数は、何度も書きますが、「郵政民営化」に対して与えられた絶対安定多数であり、

憲法改正の手続きに関する法案の強行採決には反対だった有権者も多かった筈。

それなのに、やってしまいました。

ここでも私は、それならば、衆議院解散・総選挙で民意を問うべきだ、と書きました。

2007年05月14日(月) 連立与党は「郵政民営化」選挙で衆議院の多数党となったのだから、国民投票法案に関して衆議院を解散して民意を問うべきだココログはこちら)。

しかし、安倍・前首相は解散しませんでした。

これではファシズムです。


◆福田首相は何も出来ず混乱したまま、職務を放り出しました。

福田首相は、積極的に悪事を働いてはいない。敢えて言えば租税特別措置法を衆議院再可決したため、

一旦廃止になった暫定税率が復活し、一旦安くなったガソリンが、また高くなり、原油高(これは福田さんの責任ではないが)、

が追い討ちをかけ、国民の生活に影響を及ぼしていること。

原油高により物価は上昇しているのに、個人消費は落ち込み景気後退期に入ってしまったのに、

何ら経済対策を実行しなかったこと。

名義不明の年金の照合が一向に進展しないこと。

これらの問題を抱えているのに、急に職務を放棄したこと。これが最大の責任です。

今の衆議院の議席は「郵政民営化選挙」によって得た議席。あれから有権者の与党に対する

見方は大分変わったはずです。党内でだれが内閣総理大臣になるか、椅子取りごっこをしていないで、

そもそも自民党(ないしは、自公連立与党)を有権者がどのように評価しているか、

審判を受けるべきです。

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コメント

selaさん、こんばんは。

教員免許更新制度に言及しておられたので、多分selaさんではないかと推察しつつ、レスさせていただきましたです。

>安倍氏の成育歴と境遇は、同じ中で育ってもきちんと教育を捉えられる方もいると思うので、言及はしたくありませんが、

これ、皮肉でも何でもなく、ご立派な考え方だと思います(反省しきりのわたくし・・・・)。

生まれ育ち(憲法で言うところの「門地」ですかね)は本人の責任じゃありませんからね。

今は、各週刊誌は、麻生太郎(多分)次期首相の「お坊ちゃん度」をしきりに揶揄しています。

しかしねえ・・・じゃ、育ちが悪いと、立派な人物になるかというと、そんなことないですよね。

田中角栄は、小学校しか出ていませんでしたが、抜群の能力と非常な努力で、宰相としては有能だった。

だけど、苦労人であるが故の権力欲が彼が金権政治に走らせたと言う面もあると思います。

人間ってのは難しいですね。

>本当に地元の公立に一ヶ月見学だけでも(もちろん立場を秘匿して...って無理でしょうが(^^;)してから物言え、って感じです。
>まぁヘンなとこだけ見てきて強調する更なる危惧はありますが....

いや、もう現役の首相じゃないから、さほど厳重な警護も必要としないんですから、

本人(安倍晋三氏)が、ふらりと散歩がてらに都内の公立小学校に行けば良いんですよ。
それぐらいやってから、教育基本法改正を云いだして欲しかった。

免許更新制なんて、全然現場を見ていない。部屋の中だけで考えている証拠ですよね。

今、彼がまだ政治家をやっているのは、今更辞めても、仕事が無いからじゃないですか?

もともと金持ちだから、働かなくても食えると思いますが、

兎にも角にも「元首相」ですから、どこへ行ってもそれなりにペコペコして貰える。

国家議員じゃなくなってしまったら、ただの「青びょうたん」になっちゃうんではないかと・・・。

投稿: JIRO | 2008.09.09 20:28

おお、失礼しました。先のコメントは拙めであります。ブラウザソフトを変えたら、名前も打ち込まねばでした....(^-^;

まぁ、安倍氏の成育歴と境遇は、同じ中で育ってもきちんと教育を捉えられる方もいると思うので、言及はしたくありませんが、
彼には、わかっていなかったとしかいえませんね。

そうか考えて...ないでしょうねぇ。なぜまだ政治家やっておられるんでしょう。


本当に地元の公立に一ヶ月見学だけでも(もちろん立場を秘匿して...って無理でしょうが(^^;)してから物言え、って感じです。
まぁヘンなとこだけ見てきて強調する更なる危惧はありますが....

投稿: sela | 2008.09.09 02:24

匿名さん。

安倍晋三は所詮、宰相の器ではなかったですね。

福田康夫も官房長官ぐらいでちょうどいいんです。自分の政策がないのですから。

ところで、安倍ですが、辞めた後、自分が首相時代に国会で決議した法案が

どのような社会的影響を及ぼすか、全く考えていないと思いますよ。

何をしたか、覚えているか、すら、怪しい。

教員免許更新制度ですが、教育云々といっても、自分は成蹊で小学校から大学までエスカレーターですし、

自分には子供がいない。教育のことなど、熱心に考えているフリをしていただけです。

現場のことなど、永久に彼には分からないでしょう。

投稿: JIRO | 2008.09.04 19:41

TACさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

いや、全く同感です。

ただ、心配なのは、この国の有権者です。

解散は間違いなく、麻生太郎が総裁になった後でしょうから、

そうすると、何でもすぐに忘れる日本人は、「郵政民営化選挙」の後、与党が何をしてきたか、

を、すっかり忘れて、「麻生さーん」でご祝儀選挙となりかねないことです。

くどいですが、本当に何でもすぐに忘れてしまう国民です。

そうならないように、小泉政権以来(本当はその前からですが)、自民党が政権政党であり続けた

ことにより、日本がどれほどガタガタになったか。

そういうことを弊ブログでも「リマインダー」として綴っていきたいと考えております。

投稿: JIRO | 2008.09.04 19:33

一連の愚策の数々の中で、将来にわたって禍根を残すと思うのが教員免許更新制度です。

心ある教員ほど、忙殺され、はては離職しかねません。
若手が特に。

どうなると思ってるんでしょうねぇ......今頃。アベサンは。

投稿: | 2008.09.03 18:58

別に驚きでもなんでもないですが、連続しての政権投げ出しはあまりにも非常識で無責任。こんな党首や首相を続けて選んだ「責任ある与党」はさっさと責任を取って退場してもらいたいものです。無能・無責任であるにとどまらず、国民にとっては害悪以外のなのものでもありませんから。戦前の愛国者なら銃弾か爆弾でもお見舞いしたのではないかと思います。もし、そんな事件が起きたら…拍手喝采しそうな自分がいます。それこそが、民主主義最大の危機なのかもしれません。

投稿: TAC | 2008.09.02 23:50

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