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2008.12.08

麻生が退陣→総選挙→「民主党が与党」がもしも本当になったら、岩國哲人議員を重用するべきだ。

◆記事1:支持急落「わたしへの評価」=麻生首相、厳しい認識示す(12月8日13時7分配信 時事通信)

麻生太郎首相は8日昼の政府与党連絡会議で、報道各社の世論調査で内閣支持率が急落したことについて

「非常に厳しい数字で、これがわたしへの評価と受け止めている。

景気・雇用対策への期待に十分応えていないとの批判だと思う」と述べ、厳しい認識を示した。

支持率の激減により、「選挙の顔」を期待されて就任した首相の自民党内での求心力が一段と低下することは確実。

首相は会議で「危機に対応する政策をしっかり進めなければならないので、(与党は)協力してほしい」と結束を要請した。


記事2:小沢代表に国替えを命じられた岩國哲人が公認漏れの危機(週刊文春12月 4日(木) 11時52分配信 / 国内 - 政治 )

(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081204-00000000-sbunshun-pol)

 次期衆院選に出馬する予定の民主党の衆院議員のうち、未だに党の公認が下りていない現職が二人いる。

岩手四区から東京十二区などへの国替えを検討している小沢一郎代表と、

神奈川一区の公認内定者にとどまっている当選四回の岩國哲人元副代表(比例南関東ブロック)だ。

出馬する選挙区が確定すれば自動的に公認される小沢氏と違い、深刻なのは岩國氏である。

民主党の選対関係者が解説する。

「現職組はほとんど九月中旬の第一次で公認されています。小沢氏は別にして、この時点で漏れたのは

岩國氏と東京十九区の末松義規氏の二人だけでした。『情勢調査の数字が悪すぎる』という理由です。

ほかの役員から『情において忍びない。現職は一律でいいじゃないか』と再考を求める意見も出ましたが、

小沢代表は頑として首を縦に振りませんでした」

落ちこぼれコンビは十月下旬の第二次公認で明暗を分ける。「相手候補との差が縮まってきた」

として滑り込んだ末松氏に対し、岩國氏は「努力が足りない」とまたも小沢氏に蹴られた。

しかも従来の選挙区の神奈川八区では無所属の江田憲司氏に勝てないと烙印を押され、国替えまで言い渡されたのである。

踏んだり蹴ったりはさらに続く。岩國氏は神奈川一区への転出を受け入れ、

小沢氏同席の下で十一月十九日に横浜市で記者会見を開いた。

今度こそ「公認」のお墨付きを得られると本人は思ったに違いないが、小沢氏は言質を与えなかった。

「情勢調査を実施した上で判断するという原則論に加え、神奈川一区で独自候補擁立を決めている国民新党から

『岩國氏を公認するなら南関東ブロックでの選挙協力を白紙に戻す』と横やりが入ったためです」(前出・選対関係者)

 岩國氏はメリル・リンチでニューヨーク本社上席副社長まで務めた元国際金融マン。

島根県出雲市長時代にはアイデア市長として全国的に知られ、ユーモアに富んだ演説には定評があり、

党内で五指に入る人気弁士だ。見るに見かねた後見人格の羽田孜元首相が小沢氏に会い

「政策面でも選挙でも彼は党に貢献してきた。そうした要素も考慮してやってくれ」と頭を下げたが、小沢氏側近の一人は、

「国民新党の郵政票はバカにならない。『大事の前の小事』と代表は考えているのでは」

と非公認に終わる可能性が小さくないとの見方だ。


◆コメント:だから、麻生が辞めて、誰が首相になっても景気回復には数年かかるんだよ。

つい先日も書いたばかりだが、内閣支持率など、何のアテにもならない。

「改革を辞めても良いんですか!」とバカの一つ覚えのように繰り返し、内閣総理大臣になった当時の小泉純一郎の支持率は85%だった。

しかし、実際はどうだ。

小泉純一郎が、一体何をどう「改革」したのだ?

小泉がぶっ壊したかったのは、恩師福田赳夫の仇敵、田中角栄の流れを汲む経世会のそのまた流れを汲む橋本派など。

田中角栄の支持基盤は郵便局だったし、アメリカの年次改革要望書での内政干渉で郵政民営化しろといわれていたので、

自らの怨念を果たす目的とアメリカの忠実な番犬でありたいという目的が一致した。だからあれほど郵政民営化にムキになっていた。

郵政民営化だけならまだしも、小泉が首相を務めた5年間で日本の何がどう「改革」されてよくなったのか。

社会的・経済的格差(乃至、格差意識)が拡大して、弱い者は早く死んで下さいという世の中になってしまったではないか。

小泉が選挙の時に公約に挙げていた、自民党120の約束がいまだに、

自民党のサイトに堂々と掲げてある。ここでは、2007年の増税も後期高齢者医療制度の導入(そういう用語は用いていないが)示唆している。


だから私は2005年9月11日の選挙前、2005年09月07日(水) に【衆院選】自民党が勝利すると、こういうことが起きる。ココログ)でそのことを指摘したのである。

残念ながら、誰も耳を傾けてくれなかった。

小泉の後、安倍、福田、麻生政権の時期になって、小泉の「公約」の問題点が噴出しているのであり、


悪の元凶は小泉である。今度衆議院解散総選挙で、恐らく自民党は負けるだろう。

そうすると、そもそもこうなった元凶は何か?と言う話になり、結局、「改革、改革」といって格差社会を創出した小泉純一郎が槍玉に挙がる

ことは目に見えている。小泉は、そうなって吊し上げを食う前に政界を引退したのであり、今、日本がガタガタになったのは(リーマン以降の話は別として)

小泉の所為であり、麻生太郎が全て悪いのではない。


そして、景気が悪いのは、リーマン・ブラザーズ破綻以降の金融危機が大きな原因で、アメリカではまだ公的資金の注入に

もたついているし、ビッグ3支援法案も議会ですんなり通るか分からない。世界経済は本当に100年に一度ぐらいのヤバい状態にある。

これは、麻生だろうが、小沢だろうが、誰が首相であっても、世界同時不況なのだから、どうしようもない。

景気後退を麻生首相の責任だというのは、論理的に無理がある。


◆麻生を選んだ自民党がダメで、民主党に政権を取らせろと言うのなら、岩國哲人衆議院議員を重用するべきなのに、小沢のバカが冷遇している。

岩國哲人衆議院議員は記事2に略歴が書いてあるが、今は金融危機でバンカメと合併したが、世界最大の証券会社の一つ、

メリルリンチ本社の上級副社長だった人物である。ある時、故郷の出雲市から嘆願されて、米国一流企業経営者の高給取りの立場を捨てて出雲市長となり、

「110の公約」を掲げ、全て実行した人である。民間の修羅場をくぐった人、ましてや、激烈なアメリカの競争社会で頂点に上り詰めた人なのだから、

優秀でない訳がない。経済・金融に関して、多分、現職の国会議員の中で一番、よく理解し、肌で感覚が分かる人だろうと思う。

かつて、このブログでも岩國議員が、日銀の福井前総裁を参考人招致したときの問答を載せたことがある。

「消費者物価マイナス脱す 量的緩和、解除へ一歩」←日銀の「解除条件」を良く読め。

という記事の中で、岩國議員が福井(当時)総裁に質問しているくだりがある。

「日銀がゼロ金利政策を続けた為に、過去十年間に日本の一般家庭の貯蓄が得べかりし利子が幾ら奪われたのか」と質問し、福井総裁が、

「累計で百五十四兆円ということになります。」

と答弁している。さらに、岩國議員は、本来、ゼロ金利でなければ得られたはずの家計の金利収入が受け取れなかったということは、

所得が奪われているのであり、別の税金を課せられているのと同じ状態だ、と指摘している。

その考え方で岩國議員が計算したら、毎年20兆円を国民が貰い損ねているということは、

10%の消費税を取られているのと同じ事で、つまり、実質的には日本の消費税は15%だということだ。だから、いつまでもゼロ金利では困るのだ。

と主張しているが、こういう発想、質問が出来る人が他の国会議員にいるだろうか。


極めて貴重な存在なのだ。

民主党自体が抱える諸問題はこの際捨象して考えるならば、今のような金融危機の時は岩國さんが内閣総理大臣であるべきだと私は思っている。

実際私は、かつて、2005年9月の「郵政民営化選挙」前に、岩國哲人氏が民主党党首となり、民主党が政権を取るのが理想です。
と書いたことがあるほどである。


尤も、今のガタガタの民主党で、首相はあまりにも気の毒だから、少なくとも、民主党が政権を取ったら、財務・金融相になるべき人だ。

ところが、記事2はどうだ。岩國さんほど経済が分かっていない小沢は、自分より優秀な人物を追放したいのだろうか?

岩國さんを公認から外すつもりらしい。こうなったら、岩國さんがいなくなったら、民主党なんて、社会保険庁で功績のあった長妻昭以外は、

役立たずだ。だから小沢なんかを宰相にしちゃ、まずいのである。

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