【差替】あまりにも楽しいクラシックの映像なので、1人でも多くの方に見て頂きたいのです。/ダニー・ケイのスピーチの一部翻訳。
◆これほど、完全にパクるのは、初めてです。「ダニー・ケイ、ニューヨーク・フィルの指揮者に挑戦」動画リンク集。
最初に書きますが、今日は、相互にリンクを貼らせて頂いている。Kenさんのがたがたへりくつクラシックと全く同じ動画を紹介します。
だったら、Kenさんのブログにリンクを貼って終わりにしても良いのですが、それでは、あまりにも手抜きなので、こちらでも全く同じですが、
本日は、この、絶対に愉快なYouTube動画へのリンク集とさせて頂きます。
◆既に故人ですが、アメリカのコメディアン、ダニー・ケイという人がいました。クラシックが好きでした。
ダニー・ケイ(1913-1987)は、既に故人ですが、アメリカでは一世を風靡した大スターで、
どちらかというとコメディですが、シリアスな演技も出来る役者です。
日本の芸能人、トロンボーンを吹く、クレイジー・キャッツの谷啓(たに・けい)さんの芸名は、ダニー・ケイから取っています。
ダニー・ケイの詳細に関しては、ウィキペディアを読んで下さい。
ダニー・ケイの本職は、役者・コメディアンでしたが、彼はクラシックが好きでした。
本人は楽譜を読めないと言っていて、それは本当のことなのですが、あるときから、プロのオーケストラの指揮を始めました。
普通の真面目なコンサートではなく、ユーモア(というか、ギャグ)を交えて矢鱈と喋りながらのコンサートなんですが、
アメリカの一流のエンターテイナーだけのことはあって、才能豊かな人で、楽譜は読めなくても指揮ぶりは玄人はだしなのです。
故・岩城宏之さんは、ダニー・ケイと仲が良かったらしいです。岩城さんが週刊朝日に連載していた「棒振り旅がらす」というエッセイが本になっています。
この本で、岩城さんがダニー・ケイのことを、
「彼は楽譜は読めないかも知れないが、音楽を身体で表現する能力は、そんじょそこらの本職の指揮者よりも優れている」
と書いていたほどです。
楽譜が読めないから耳から覚えた音楽を元に棒を振っているのですが、選曲もロッシーニ「どろぼうかささぎ」序曲とか、ベートーベンの8番とか、
本当に長い間クラシックに親しんでいたことがよく分かります。
かれは、このような、半分、コメディ・ショーのようなコンサートを全米各地で何度も演り、それで得た収益をユニセフに全部寄付していたそうです。
その中でも1981年9月にニューヨーク・フィルハーモニックと催した「コンサート」は、以前VHSビデオで、日本語字幕入りで売られていました。
とにかく、楽しいのです。ギャグにオーケストラをも利用するのですが、決して恥をかかせることなく、最後はオーケストラを立てる気遣いをしている。
人柄の良さが伝わった来ます。
VHSビデオが廃盤になってから、一向にDVD化されない(一時期「レーザーディスク」になったことはあるのですが)のです。
これほど楽しい映像(クラシックが基本に据えられているのに)は他にありません。どうして早くDVD化しないのか不思議です。
長い間見たくて見られなかった映像がYouTubeにアップされているのを、Kenさんが見つけて下さいました。
昨日も音楽だったので、今日は時事問題を書くつもりでしたが、あまりにも懐かしくて楽しくて、他のことが考えられなくなってしまいました。
YouTubeでは、17のファイルの分けてアップされています。
とにかく絶対に楽しい。週末にちょうど良いから、是非見て下さい。
◆「ダニー・ケイとニューヨークフィルの夕べ」 リンク一覧
動画へのリンクです。
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 1 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 2 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 3 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 4 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 5 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 6 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 7 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 8 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 9 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 10 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 11 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 12 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 13 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 14 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 15 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 16 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 17 / 17)
本当は字幕入りで、ダニー・ケイが喋っていることが分かるともっと楽しいのですけどね。
映像と音楽だけでも十分楽しいと思うのですが、お気に召さなかったら、ごめんなさい。
◆【追加】Kenさんが、曲目リスト他を追加してくださいました。Part16のダニー・ケイのスピーチ、最初だけ訳しました。
この記事の元となった、Kenさんが、ココログのコメント欄に曲目リストと、見出しを加えて下さいました。
Kenさん、ご親切にありがとうございます。
このコンサートの最後は、「星条旗よ永遠なれ」で締めくくられますが、その演奏の前に、ダニー・ケイがお客さんに向けたスピーチをしています(part 16)。
全体をプロに訳して頂けたら有難いのですが、とりあえず、私が拙いながらも、スピーチの一番最初の一番感動的な部分を訳してみました。
私の英語力ではこの程度が限界で、多分、聞き漏らしている言葉や、誤訳があると思うのですが、要旨は間違っていないと思います。
よろしければ、お読み下さい。
私は、実は、以前何処かで話したかも知れないけれども、楽譜が読めません。
しかし、私がどうあれ、私がただ申し上げたいのは、皆さんは今夜、大変素晴らしいことをなさった、ということです。そしてそれは、誰でも出来ることなのです。
皆さんは今夜、ここに集まり、互いに手を差し伸べ、人々と友情を分かち合いました。
皆さんがなさったことにより、ここにいらっしゃる、全ての音楽家、演奏家--皆さんをを楽しませ、幸せにするため、彼らの人生を音楽に捧げ、エネルギーを、愛を、音楽に注いでいる人々、---は、
いつの日か、楽器を持たなくなる時が来ても、今夜のことを思い出し、安らかな気持ちで人生を送ることが出来るでしょう。
私は申し上げたいのですが、より多くの人々が、今夜、皆さんがなさっているように、互いを愛することができれば、
より美しく、寛容で、素晴らしい、愛すべき世の中が実現するだろう、と思います。(以下略)
音楽家への尊敬の気持ち、観客への愛情が溢れている、素晴らしいメッセージだと、私は思います。
(何か間違いがあったら、ご指摘下さい。続きを訳して下さる方がいらっしゃったら、大変有難いです)。
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コメント
ねぎままさん、こんばんは。 度々ありがとうございます。
>いやぁ~楽しかったです!本当に楽しい時間でした。
楽しんでいただけて、ご紹介した甲斐がありました。
>ダニーケイさんて素晴らしいですね!!
本当にそう思います。こういう人を本当のエンターテイナーというのでしょう。
観客もオーケストラも楽しませてしまう才能と人柄の良さ。音楽への愛情。
スピーチも感動的ですね。
>世の中には沢山の素晴らしいものがありすぎて困ります。寿命を延ばさないといけませんね。
>これからもJIROさんのおすすめ楽しみにしております。ありがとうございました!
仰るとおり、本当に優れたものが世に知られずにいることが、勿体ない、と思い、
今回は映像と音声でしたが、今までも音楽をご紹介してきました。
無論、私が知らない「素晴らしいもの」の方が遙かに多いのでしょうが、
微力ながら、「本当に優れたものの価値」を多くのかたに知って頂きたいと思いますし、
私も探して行きたいと考えております。
今後ともよろしくお付き合い下さい。
ありがとうございました。
投稿: JIRO | 2009.01.18 00:01
今、観終わりました!いやぁ~楽しかったです!本当に楽しい時間でした。ダニーケイさんて素晴らしいですね!!世の中には沢山の素晴らしいものがありすぎて困ります。寿命を延ばさないといけませんね。これからもJIROさんのおすすめ楽しみにしております。ありがとうございました!
投稿: ねぎまま | 2009.01.17 22:46
ねぎままさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。
楽しんで頂けて嬉しいです(Kenさんが見つけて下さったおかげですが)。
どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
なお、Part16で、ダニー・ケイが素晴らしいメッセージをお客さんに贈っています。
私が、拙いながらも、その最初の一番感動的な部分を追加いたしましたので、
併せてご高覧頂ければ幸いです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
Kenさん、わー、すごい。曲目リストと、見出し。
御礼申し上げます。本文で、その旨(曲目と見出しをKenさんが追加して下さったことを)紹介させて頂きました。
なお、ねぎままさんにも申し上げたとおり、Part16のスピーチの最初の部分、拙訳を追加いたしました。
兎にも角にも、ありがとうございます。
投稿: JIRO | 2009.01.17 15:37
見出しもくっつけてみました。あんまり上手じゃないけど。
これで、記事を読んで下さるかたが時間を取れない時の「みちしるべ」になるかしらん?
・Part1:指揮棒選び
・Part2:メータのマネ・楽員への愛情
・Part3:え、ニューイヤーコンサート?(ヒトラーもトークに登場)
・Part4:チャイコフスキーはアメリカ人?
・Part5:お客さんも参加・・・うーん、あかん!
・Part6:棒に忠実な楽員たち(除・コンマス)
・Part7百年引退していた指揮者だったら・・・?
・Part8:コンマスとの確執の後。アイーダは客席側をみて振るものヨ。
・Part9メータに拉致されるも、どうやって逃げて来たのか第2部開始。
・Part10:曲にふさわしい道具に注目。
・Part11:東アジアへの配慮を見せた、国際的なセクション。
・Part12:本当は正統派?
・Part13:「フィドルファドル」の名人芸
・Part14:型通りじゃあやらないよ。
・Part15:トランペット陣との共演
・Part16:素晴らしいトーク
・Part17:アメリカのエンディングテーマはこれ!
投稿: ken | 2009.01.17 12:59
JIROさん、もうご不要かもしれませんけど、曲目リスト見つけましたよー。
Amazonの「東方観光局」
http://www.eastedge.com/amazon/?m=asin&mode=VHS&asin=B00005EULG
から転載しておきます!
(自分の記事にも追加しましたけど、ここにもコメントで載せておいたらいいかな、と思って。勝手なことしてスミマセン。)
1.歌劇「こうもり」序曲 / J.シュトラウス
2.歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 / ロッシーニ
3.トリッチ・トラッチ・ポルカ / J.シュトラウス
4.組曲「くるみ割り人形」序曲 / チャイコフスキー
5.中国の踊り組曲「くるみ割り人形」より / チャイコフスキー
6.アラビアの踊り組曲「くるみ割り人形」より / チャイコフスキー
7.トレバック組曲「くるみ割り人形」より / J.シュトラウス
8.「親しい仲」歌劇「こうもり」より / チャイコフスキー
9.凱旋行進曲歌劇「アイーダ」より / ヴェルディ
10.ルック・シャープ・マーチ / メリック
11.交響曲第5番第4楽章より / ベートーヴェン
12.熊蜂は飛ぶ / リムスキー=コルサコフ
13.交響曲「ホワット」第11楽章
14.「時の踊り」 / ポンキェルリ
15.交響曲第9番スケルツォより / シューベルト
16.交響曲第8番第1楽章より / ベートーヴェン
17.フィドル・ファドル(おしゃべり) / L.アンダーソン
18.行進曲組曲「くるみ割り人形」より / チャイコフスキー
19.ヴェニスの謝肉祭 / レスピーギ
20.星条旗よ永遠なれ / スーザ
投稿: ken | 2009.01.17 12:06
おはようございます!朝から大笑いしてしまいました。
まだ1しか観てないのですが、今日1日をかけて家事の合間に
昨日のと合わせてゆっくりと観たいと思います。
今日は楽しい1日になりそうです!!
いつもありがとうございます!!
投稿: ねぎまま | 2009.01.17 09:00