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2009.03.24

「文章力を上げる“写経”訓練法の3つのポイント」←要するに「全文写し」ですが、これ確かに効果ありますよ。

◆記事:文章力を上げる“写経”訓練法の3つのポイント(3月23日18時28分配信 ITmedia Biz.ID)

ビジネスパーソンの多くが身につけたいと思っているスキルは、トーク力と文章力です。

前回はトーク力を改善する方法についてお話しましたので、今回は文章力を向上させるための訓練法を紹介しましょう。

以下、長いので、ウェブキャッシュ保存サービスへリンクを貼ります。そちらをご覧下さい。

文章力を上げる“写経”訓練法の3つのポイント


◆コメント:要するに超精読の一種だと言うことも出来ます。

文章の上手下手は、プロになるのならば、先天的な才能が必要ですが、そうでなければ、非常に単純化するならば、

それまでの読書量に比例する、と思います。読書量といっても、勿論駄文を読んでしまうこともあるでしょうが、

沢山の本を読んでいると、自然と名文か否かの区別が付くようになります。

語学(外国語の学習)と同じで、まず最初に大量のインプットが必要です。

しかし、普通に黙読していると、目が紙の上を撫でているだけで、実は全然読んでいないことがあります。

私は、浪人して予備校に一年通いました。現代国語の大変教え方の上手な先生がいらっしゃいましたが、

あるとき、その先生が、

本当に文章を理解したかったら、或いは単に読んで理解できない文章があったら、書き写しなさい。出来れば何度も。

とおっしゃったので、大変に驚きました。既に十分に深い日本語の読解力をもっているその先生ですら、「全文写し」をすることがある、

というのです。書き写すと言うことは、ものすごくゆっくりと読んでいる訳です。超精読です。

これを繰り返していると、まず単純に語彙が増える。色々な表現、言い回しを覚えることが出来ます。

直木賞作家の浅田次郎氏は、志賀直哉(全集、だったか、いくつかの作品だったか、記憶が曖昧ですが)氏の作品を原稿用紙に筆写した、

と、いっておられました。


また、話が少し逸れますが、この方法は語学でも有効です。この日記では、過去何度か、語学に上達するには、

意味の分かった英文をひたすら繰り返し音読するのが、結局近道だ、と書いたことがあります。

それは、同時通訳の神様と呼ばれ、故・エドウィン・O・ライシャワーハーバード大学教授(元駐日米国大使、日本史学者)の

ライフワーク、Japanese の邦訳版、ザ・ジャパニーズを出版するときに、

ライシャワー博士から直々に翻訳者として指名されたほどの英語の達人、國弘正雄先生が、

英語の話しかた(現在、新版の「國弘流英語の話しかた」でより詳しく説明されていますが )で、「只管朗読」という造語で提唱された方法です。

実はこの本には、只管朗読(ただひたすら朗読すること)以外に、只管筆写を英語のライティングの訓練法として薦めておられます。

国語であろうが、外国語であろうが、言葉の運用能力を高めるためには、どうしてもこのような、「愚直の一念」が必要なようです。

名文を書き写すこと、といっても何が名文か分からなかったら、とりあえず漱石か志賀直哉を書き写せば良いでしょう。

すると段々目が肥えてきますから、本当に文章が上手くなりたいと思っている人なら、本屋で名文に自然にたどり着くと思います。

何でも、コピー&ペーストで済ませることが出来る今、紙にペンで文章を書き写すのは、「お経」でなくても大変に良いことだと思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

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コメント

Kenさん、コメントをありがとうございます。

>國弘さんのお名前が、懐かしく目に入りました。

やはり私たちの世代には、國弘さん、西山さん、鳥飼久美子さん、懐かしいですよね。

國弘さんが最初に書いた方の、「英語の話し方」(サイマル出版会)は、驚くべき事に巻末に、

先生の住所が載っていたんです。それで、質問があったらなんなりと、という訳。

質問が本当にあったので、(失礼ながら)半信半疑で手紙を出したら、わずか3日で返事を頂いたのには、

驚きました。礼状を送ったら、またそれに返事を頂戴して。子供心に「偉い先生だなあ」と思いました。

全文写しは確かに大変なんですよね。あれ。短編が限度。確かに。

でも、タメになるんですよね。

確かに画学生は模写が大変勉強になるし、「写し」じゃないけど、作曲の学生はわざと「誰々風にアレンジしてみろ」てな課題を

出されるのだそうで、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だと言いますが(岩城宏之さんがよく書いてました)、ホントかも知れないですね。

投稿: JIRO | 2009.03.25 18:42

國弘さんのお名前が、懐かしく目に入りました。

私は芥川の「羅生門」の全文筆記をしてみたことがありますけれど、あの長さでもういっぱいいっぱいでした。あれ以上長くなったら、もうあきまへん。

全部漢字のお経は、どうも、筆写を実行できそうにないなあ。。。
根が怠け者だからなあ。。。

投稿: ken | 2009.03.24 07:37

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