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2009.04.09

【音楽】ウォルフガング・サヴァリッシュ(指揮者)の薦め。

◆ウォルフガング・サヴァリッシュという指揮者がいます。

既に引退してしまったけど、長い間、殆ど毎年日本に来て、NHK交響楽団を指揮した、ウォルフガング・サヴァリッシュという指揮者がいます。

今もご存命ですが、心臓を悪くして、2004年に来日してN響を振ったのが最後の日本でのステージでした。

今、N響のサイトを見ると分かるように、

N響は「桂冠名誉指揮者」のタイトルを献呈して、その栄誉を讃えています。


初来日してN響を振ったのが1964年だから、40年間です。私は子どもの頃、全然音楽の詳しいことなど知らなかったけど、

直感的に「この人はすごい指揮者だ」と思い、ずっと尊敬しています。

今でもうちのお袋がよく言うのです。

「あんた、小学生の頃から『サヴァリッシュ先生、サヴァリッシュ先生』って言って尊敬して、テレビにかじりついていたわよね」

と。その通り。

私はウォルフガング・サヴァリッシュ先生が振るN響を数え切れないほど聴いて(実演もテレビも)、

本当の音楽とは何か。オーケストラを正しく鳴らすと、どれほど素晴らしい響きがするのか。

本当に一流の指揮者とは何か、を教えていただきました。きっと分かったつもりになっただけで、分かっていないでしょう。

でも、私はウォルフガング・サヴァリッシュ先生を勝手に「師」として仰いでいます。 その気持ちは今でも変わりません。


◆昨夜偶然、YouTubeでサヴァリッシュ先生の映像を発見し、それ以外のことを考えられなくなってしまいました。

サヴァリッシュ氏の事に触れるのは初めてではありません。

昨年8月、 2008年08月30日(土)  サバリッシュ「管弦楽名曲集2」ココログはこちら)で、

管弦楽名曲集2 をお薦めCDとして紹介しました。

今日、再び、サヴァリッシュ氏について書くのは、昨夜偶然YouTubeで、サヴァリッシュ先生の映像を発見して、

非常に興奮し、それ以外の事が考えられなくなってしまっています。

お薦めしたCDには、エロルド作曲: 《ザンパ》 序曲という曲が収録されていますが、

そのCDが発売されたあとでしたか、殆どそれと同じプログラムをN響で演ったことがあります。

サヴァリッシュ氏は、伝統的な、非常にまともなドイツ・オーストリア系の音楽を演奏することが

殆どで、このような「ポピュラー名曲コンサート」は極めて異例のことでした。それだけに、

その時のコンサートのことは良く覚えています。


それで、その「ザンパ」序曲を実際にご覧頂きましょう。

特筆すべきは、サヴァリッシュ氏の指揮の動作の美しさ、です。本来棒の振り方は、

指揮の本質とは無関係で枝葉末節なのですが、世界中見回してもこれほど、綺麗な棒(指揮)は珍しい。

「ザンパ」序曲です。



演奏開始直後に指揮棒を落としてしまいました。サヴァリッシュ氏にしては珍しい。

しかし、棒があろうが無かろうがどうでも良いです。格好良いでしょう?

管弦楽名曲集2 とともに、管弦楽名曲集1 をお薦めします。


◆ベートーヴェン:交響曲第7番・終楽章(第四楽章)の映像。

サヴァリッシュ氏は、今の若い人はあまり知らないだろうけど、レコーディングが多いです。

ベートーヴェンの交響曲なら、オランダの名門、超一流と言って良いでしょう。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と、

交響曲全集 サヴァリッシュ&コンセルトヘボウ管弦楽団をお薦めします。

全曲で、2,345円って安いですよ。


さて、ここでは、N響で、ベートーヴェンの交響曲第7番、第四楽章をサヴァリッシュ氏が指揮したときの映像をご覧頂きます。



お気づきと思いますが、ティンパニ奏者がN響なのに外人さんですね。

この方は、かつてシュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)の首席ティンパニ奏者だった、

ペーター・ゾンダーマン(故人)という方で、この時期にN響のティンパニ奏者がドイツに留学していたので、

その間(確か1年間だったと思います)客演演奏家として、来て貰ったのです。

なにやら、ケロッとした顔で演奏していますが、ティンパニ奏者の世界では伝説的名人として高名な方だそうです。


サヴァリッシュ先生がN響との最後の演奏会は2004年でした。心臓を悪くされ、すっかり弱ってしまって、

椅子に腰掛けての指揮で、全盛期のサヴァリッシュ先生を知る私は泣けて泣けてしかたがありませんでした。

誤解の無いように書いておきますが、サヴァリッシュ先生はまだご存命ですが、心臓に悪いので旅行が出来ない。

もう、二度と日本にいらっしゃることはないでしょう。


◆その他、お薦めCD。

かつてご紹介したものですが、全然反響が無かったので多分皆さんお忘れだと思います。

イギリスのフィルハーモニア管弦楽団と録れた、ウェーバー序曲集



その中から1曲だけ。ウェーバーの序曲では最も演奏時間が短いのですが、編成は打楽器を多用して、結構派手な音がします。

「アブ・ハッサン」序曲


ダウンロード AbuHassan.mp3 (4828.0K)



賑やかですが、清涼感があるというか、ウェーバー独特の音だと思います。

他にもお薦めは色々あるのですが、また、いずれ。

それでは、失礼します。

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