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2009.07.06

体調が悪くて、どうしても大したことが書けません。/ミロスラフ・ケイマル氏のトランペット。

◆以前はこんなコト無かったのですけどね。

トシの所為でしょうか。気力が無くなってきました。

今日は、本当は衆院選の前哨戦と言われる、静岡県知事選挙の結果が未明には分かる、

とのことですから、それを見てから何か書くとか、来週に迫った東京都議会選挙に関して何か書くとか、

すべきなのでしょうが、何だか、どうでも良いのです。

どうも調子が悪いんです。


◆最早過去の話ですが、一つだけ書くなら・・・・。

東国原宮崎県知事に自民党が出馬要請し、東国原氏は、総裁候補になることを交換条件に出した、というのが、

全くの冗談ではなかった、と知った時の驚きです。

東国原知事は、きちんと職務を遂行しているか、というと、そう思えません。

宮崎県の経済成長率が特に著しく伸びたわけではない。他の都道府県と同様に不況にあえいでいます。

他県からの観光客は増えたけど、宮崎に泊まらず、鹿児島から来た観光客が宮崎を見物して、大分や熊本で泊まる。

宮崎の観光業は悲鳴を上げている。雇用者数も増えていない。

本気で財政改革をやろうとしたら、議会も県庁のヤクニンも大反対するだろうから、

あれほどチャラチャラ東京のクイズ番組に出ている筈は無い、と思うのだが、今でも彼はよく働いている知事だ、

と思っている日本人がいるらしく、驚く。


日本人が何でも直ぐに忘れてしまうのは、良く知られていることだが、東国原知事は、

「フライデー編集部襲撃事件」時の「たけし軍団」の筆頭格で、現行犯逮捕、書類送検され(結果は不起訴だったが)、

性風俗店での未成年淫行疑惑では、「未成年とは知らなかった」と見え透いたウソをつき、警察で事情聴取を受け、

後輩芸人への暴行事件では、頭部を蹴り上げ全治1年の重症を負わせ、略式起訴で罰金刑に処せられている。


過去の事とはいえ、若気の至りでは済まない。


仮定上の話として、東国原が内閣総理大臣になったら、海外のメディアは、

「日本人は過去に未成年との淫行疑惑で警察の取り調べを受け、暴行事件を起こした人間を国政の最高責任者に選んだ」

と書くだろう。言い訳のしようがない。事実なのだから。

国辱以外の何ものでもない。

自民党も日本人もそれぐらいのことが分からなくなってしまったのか、と思い、全身の力が脱けていくような

絶望感を味わった。

それぐらいですかね。書くことがあるとすれば。


◆チェコ・フィル元主席トランペット奏者、ミロスラフ・ケイマル氏の美しい音。

約2年前に初めてご紹介してから、何度も載せています。

GLORIA-トランペット名曲集です。

このアルバムのすごいところは、全て、テンポの遅い、たっぷりと歌うような曲、或いは楽章だけ、で構成されていることです。

適度な速さの音楽が、演奏は一番易しい。ラルゴ、アダージョ、レント、アンダンテなど、テンポの遅い音楽は、

素早いフィンガリング(指使い)や、派手なテクニックはありませんが、演奏者の音楽性がモロに出ます。

「遅い」わけですから、誤魔化しようがない。

そういう曲だけで、1枚のアルバムを、トランペット(や、同属楽器のフリューゲル・ホーンなど)で録れるのは、

かなりの英断だと思います。


その中から、最も分かり易い3曲。


ヘンデル:「オンブラ・マイ・フ」





これは、弊ブログを読んで下さっているプロのクラリネット奏者、Nべさんから言われて気が付きました(恥ずかしながら)が、

フリューゲルホーンという、元々トランペットよりも柔らかい音がする楽器で演奏しているものと思われます(アルバムのライナーノーツには

何も記述がありません)が、あの一番高い音、何の緊張感、耳障りな音色、鋭角的な音色が無いでしょ?

あの境地に至るだけで、大変なことだと思います。そして、お聴き頂くと分かるように、

繰り返し書きますが、テンポが遅いですよね?ひとつでも音がひっくり返ったら、一瞬でバレますよね?

ものすごく速い16分音符を吹いていて、1つの音を半音間違えても、多分、素人の我々は気が付きませんが、

この曲で一箇所でも間違えよう物なら、「何、やってんの?」といわれるのが、プロです。だから、難しいのです。


2曲目。マルティーニという作曲家の、「愛の喜び」。これも同じ難しさです。






金管楽器はビブラートをかけるものではない、と頑なに言い張る人がいますが、それほど杓子定規に規定することはない。

ケイマルの、緩やかなビブラートは、明らかに、音を、音楽をより一層美しくしていると思います。


最後。元来、J.S.バッハのチェンバロ協奏曲ヘ短調、BWV1056の第2楽章「ラルゴ」なのですが、あまりにも美しいので、

色々な楽器や演奏形態で、演奏されます。通称、「バッハのアリオーソ」。






これは、多分、トランペットで吹いていますが、やはり高音域が伸びやかで、刺激的になりません。厳かでありながら、

輝かしい。素晴らしい。大変音楽的な演奏だと思います。ミロスラフ・ケイマル氏、間違いなく名人です。

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