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2010.02.26

公平を期すために。「豊田社長、励ましの声に涙=米従業員らと懇談--トヨタ」

記事1:豊田社長、励ましの声に涙=米従業員らと懇談=トヨタ(時事通信 2010年02月25日)

【ワシントン時事】トヨタ自動車の豊田章男社長は24日(日本時間25日)の米下院公聴会に出席後、

ワシントン市内で全米の販売店関係者や工場従業員の代表者らとの懇談会を開いた。

議員の厳しい追及を受けた直後だったこともあってか、冒頭のあいさつで

「公聴会で私は一人ではなかった。あなた方や世界中の同僚たちが共にいてくれた」と述べた後、声を詰まらせる場面もあった。

豊田社長はやや緊張した表情で会場に現れたが、参加者から

「私はトヨタを支持する」「トヨタのディーラーであることを誇りに思う。あなたを百パーセント応援している」

などと励ましを受けると、思わず涙ぐんだ。

中には「あなたを困らせた一部の議員の振る舞いをお許しください」と謝罪する販売店関係者もいた。

懇談会には報道陣も同席。公聴会の成果について問われ、「世界中のお客さまにトヨタの車は安全だと心から叫んだつもりだ。

どこまで伝わったかは分からないが、必ず今後の行動として伝えていきたい」と述べた。


◆記事2:トヨタ車の電子系統に問題示す証拠ない=米運輸長官(2月25日5時3分配信 ロイター)

ラフード米運輸長官は24日、トヨタ自動車<7203.T>のリコール問題をめぐり下院監視・政府改革委員会で証言し、

監督当局は現時点でトヨタ車の電子系統に問題があることを示す証拠を持っていないと述べた。

同長官は電子系統の問題に関する苦情を当局が調査する考えを示した。

また、リコールに対するトヨタの姿勢が「誠実」であったかについて調査を継続しているとし、

罰金を課す可能性があるとの認識を示した。

同委員会のアイサ議員(共和党)はトヨタに関する新たな公聴会を「1─2週間」以内に開催すること検討していると述べ、

ブッシュ政権の関係者に証言を求める方針を明らかにした。


◆コメント:運輸長官には呆れるが、公平を期するため、記事1を載せる。

時系列で見ると記事2が先なんですが。運輸長官の言葉を読んで呆れませんか?

太宰治の「走れメロス」の冒頭は、

メロスは激怒した。

で始まるが、記事2を読んだ時には、
JIROは激怒した。

になってしまいました。運輸長官はどうして公聴会と同じ日に、
問題を示す証拠はない。

と述べているのである。その報告を聞いてから公聴会を開くかどうか検討すべきでしょ?

大体、政治家なんてのは、洋の東西を問わず、似たような人種で、無知な大衆(有権者)にいいとこを見せたいから、

原因が究明されていようがいまいが「悪者」トヨタを懲らしめる、正義の味方のパフォーマンスをしたがるのだ。

トヨタが「電子系統に問題がない」というと、ワーッと反論してくるが、

「無いことは証明できない」のであるから、米議会・政府は、

トヨタ車の電子系統に問題がある。

というのなら、それを立証する責任はアメリカ側にある。

これ以上書いても、昨日の繰り返しになるから、止めておく。


記事1を読むと、昨日は書き過ぎた、と思う。

アメリカのトヨタの従業員は、トヨタが米国で工場を閉鎖したり、

リストラを断行したら、自分が職を失うから、と皮肉な見方をすることも可能だが、

それだけではない、と思う。恐らく現地のトヨタ・ディーラーに務めているアメリカ人は、

客から苦情な来たりしているはずで、そういう場合、相手が社長だとしても、

どうしてくれるのだ?

と詰め寄るのがむしろ普通なのに、
「私はトヨタを支持する」

とか、
「トヨタのディーラーであることを誇りに思う。あなたを百パーセント応援している」

というのは、かなり例外的だ。

この記事に関して、「『大トヨタ』の社長が人前で涙ぐむとは・・・」という類の意見もあるが、

他所の国の議会に呼ばれて、周り中から集中砲火を浴びた、文字通り四面楚歌の気分であったところに

こういうことを言われたら、グッとくると思う。

昨日の日記は故意に情緒的に「アメリカ人は人殺しの子孫だから」と書いてしまい(それは、歴史的事実だが)

少し書きすぎたかな、と反省した。

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