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2010.05.06

「行政刷新会議事務局」は、机が余っているのに、新しいデスクと椅子を82セットを1362万9630円で購入したそうですよ。

◆はじめに:昨日の記事に対してコメントを書いて下さった方のおかげで知りました。

昨日、日記・ブログで、

「抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない」←ウソではないけど、情けない。ココログ

を書きましたが、ココログにコメントを書いて下さった、HN、tabitさんのおかげ様で、本件を知るに至りました。

私自身は、見逃しておりました。本日の記事はtabitさんのコメントを元にしていることを予め記し、

貴重な情報に御礼を申し上げる次第です。


記事:[民主イズム]「らしさ」って何?(5)「形が大事」かさむ費用(読売新聞 2010.04.17 東京朝刊1面

◇第5部

内閣府の行政刷新会議事務局の部屋には、ちょっと変わった机が並んでいる。120度の角度が付いた「ブーメラン」形で、

3台の頂点を合わせてつけると「Y」の字のようになる。

テレビの報道番組のキャスター席にも使われるような机で、価格はいすとのセットで16万6215円だ。

購入に際し、財務省から「刷新会議設置の趣旨に反するのではないか。各省庁に余った机もいすもある」という声が出たが

会議側は「スタッフ同士のコミュニケーションがとりやすい」と反論。

結局、隣室の国家戦略室の分も含め、計82セットを1362万9630円で購入した。

「机が特殊な形状なので目隠しのついたても高く、全体で普通の倍近くのお金がかかった」(内閣府)という。

刷新会議を担当する古川元久内閣府副大臣は就任直後から、「新しい政権で新しい組織を作るんだ。まずは形が大事だ」

と号令をかけていた。オフィスデザインのコンテストで受賞経験がある会社を、スタッフに何度も視察させたほどだ。

「予算を削る刷新会議が高い買い物にお金を使う。本末転倒もいいところだ」政府内では、こんな声が上がっている

行政刷新会議は昨年、2010年度予算の概算要求の無駄を洗い出す第1弾の事業仕分けを行った。

予算削減額は約6770億円にとどまったが、民主党の蓮舫参院議員が官僚をやりこめる様子などに注目が集まり、

内閣支持率の低下も一時、ペースダウンした。23日からは、独立行政法人などを対象に第2弾が始まる。

政府本体ではないため、大幅な歳出削減にはつながらないとみられるが、

鳩山首相自身が「国民から大きな喝采(かっさい)を与えていただけると思う」と語るように、

支持回復のきっかけとなることへの期待は強い。刷新会議も「ショーアップ」の準備を着々と進めている。

前回の会場は独法所有の体育館だったが、300席だった傍聴席を倍近くに増やしたり、

テレビ局の中継車の駐車場所を確保したりという理由で、今回は民間の会場を使う予定だ。

19日に入札を行うが、9日間で約50万円だった会場代は大幅にふくれあがる見通しだ。

仕分けの資料を公表するための専用サーバーも設けることにしている。

より国民にアピールできる環境を整え、「2匹目のドジョウ」を狙う鳩山政権。内閣官房の職員は嘆く。

「大事なのはテレビ映りや見栄えばかり。財源難の深刻さを真剣に考えているとは思えない」

(注:色太文字は引用者による)。


◆コメント:これは、コメントするまでもないでしょう。

民主党政権が唯一国民に、パフォーマンスとして公開できる「事業仕分け」。

具体的には、内閣府行政刷新会議事務局が運営を司る。

行政刷新会議が全て無駄とは云わない。先日、理化学研究所の無駄な人件費に付いて私も記事にした。

「理研、配偶者を秘書に雇用=組織管理改善を-仕分け2日目」←真面目に税金払うのがバカバカしくなりますね。ココログ

ここで書いたことに関しては今でも、私の考えは変わらない。


しかし。


記事の最後に載っている、内閣官房職員の言葉
「大事なのはテレビ映りや見栄えばかり。財源難の深刻さを真剣に考えているとは思えない」

は、正鵠を射ている。

私が「天下国家をまともに論じる気がしない。」と言って怠け、4月18日付読売新聞の記事に気が付かなかったのは迂闊だった。

問題の所在は色太文字で強調した部分だけを読んでも明らかであろう。

税金の無駄遣いを削るために始められた「事業仕分け」用に、

1,362万9,630円の「税金」で、わざわざ新しい机と椅子、合計82セット購入を購入した、という。


先日、「理研、配偶者を秘書に雇用=組織管理改善を-仕分け2日目」←真面目に税金払うのがバカバカしくなりますね。

にも記したが、

平成20年における日本の全てのサラリーマン男女併せての平均手取り額(年間)は、365万円である。

行政刷新会議のセンセー方がお使いになるため新しくお求めになったデスクと椅子の購入金額、約1,363万円は、

サラリーマンの年間手取り額の3.7倍である。

年収(税金など控除前の平均給与)430万円の庶民が納めた税金で、1,363万円のデスクと椅子を買う。

財務省の役人が「椅子や机は余っている」と進言しているにもかかわらずである。

机と椅子など、一番安い事務机と、パイプ椅子で良いだろう。そんなことにカネを使い、

オーケストラへの助成金を減らす「事業仕分け」。

こういうのを日本語で「茶番」という。

ここまで来ると、「『論ずる』に値しない」。

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