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2010.05.05

「抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない」←ウソではないけど、情けない。

◆記事:抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない(5月4日19時7分配信 時事通信)

米軍普天間飛行場移設問題で迷走を重ねた末、沖縄県民を前に全面的な県外移設の断念を表明した鳩山由紀夫首相。

その理由として首相は、沖縄の海兵隊を日本を守る「抑止力」と位置付け、繰り返し沖縄側に理解を求めた。

ただ、こうした論理は当初から米国や外務・防衛当局者が展開していたもの。最終局面で急に海兵隊の抑止力を持ち出し、

「県外移設」の約束をほごにした首相の「言葉の軽さ」が改めて浮き彫りとなった。

「学べば学ぶほど、沖縄の米軍の存在全体の中での海兵隊の役割を考えたとき、すべて連携している。その中で抑止力が維持できるという思いに至った」。

一連の沖縄での日程を終えた首相は4日夜、名護市内で記者団にこう語り、在沖縄海兵隊の重要性を強調した。

昨年の衆院選で普天間移設に関し、「最低でも県外」と訴えた首相だが、同日は「(民主)党の考え方ではなく、私自身の代表としての発言だ

と正式な公約ではなかったと釈明。さらに

「当時は(海兵隊の抑止力は)必ずしも沖縄に存在しなければならない理由にはならないと思っていた」と語り、

「浅かったと言われればそうかもしれない」と安全保障に関する認識不足をあっさりと認めた。

名護市の稲嶺進市長との会談では「将来的にはグアム、テニアンへの完全な移転もあり得る話かと思っている」とも語り、

理解を求めた首相だが、沖縄の不信感は増幅するばかり。稲嶺市長は「選挙で公約したことを実現できるよう、

決断をお願いしたい」と首相に一歩も譲らない姿勢を示していた。


◆記事2:選挙:衆院選 主要6政党・党首討論会(2009.08.18 毎日新聞 東京朝刊 10面より)

◆外交・安全保障

◇米大統領と信頼構築--鳩山氏

 <討論>

福島氏 非核三原則の堅持と法制化は重要だ。

鳩山氏 オバマ大統領が演説をしたのだから、もっと日本がその先に出て行かなければならなかった。非核三原則は堅持する。ある意味で国是のようなものなので、その方が強い影響力を持ちうるとも思っていたが、法制化も検討はしたい。
福島氏 集団的自衛権の行使を憲法解釈で認めるのは看過できない。自衛隊の海外派遣もすべきではない。

麻生氏 北朝鮮は核実験をやり、中距離弾道ミサイルも持っていて、拉致も認めている。そういう国が隣にあるという現実を踏まえ、どう日本を守るか考えるべきだ。少なくとも同盟国の米国の船が攻撃を受けた時に、日本の自衛権が防護することを可能にすることは考えるべきだ。



<質疑>
――オバマ米大統領はイラク戦争に反対だった。麻生氏は認識が違うのか。

麻生氏 戦争というのは後になってどちらからでも理屈が付くので、なんとも答えることはできない。しかし私どもの対応は間違っていなかった。


――民主党は対等な日米関係というスローガンだ。在日米軍基地、地位協定の見直しを提起して日本の安全は大丈夫なのか。

鳩山氏 オバマ大統領との間で信頼関係を構築することが必要だ。

いますぐに信頼がないまま、無理に言ってもなかなか解決は難しいということは理解をしている。

包括的なレビューを行って解決することが十分にできるテーマだ。


――普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移転のめどは。

鳩山氏 最低でも県外移設が期待される。政権をとった直後に交渉してすぐに解決できるものではないし、

この問題は沖縄県民の思いも十分に理解していかないといけない。包括的なレビューを行って最終的な結論を得ていきたい。


◆コメント:確かに民主党の「マニフェスト」とか「政策集」に「最低でも県外移転」という文言は無いのです。

これだから、最近、天下国家を論じる気にならないのですよ。

結論を先に書きます。

日本は、滅びるのではないでしょうか。

どいつもこいつも問題外でしょう。参院選への有権者の関心が高いっていうけど、

民主党がダメなことははっきりしたが、自民党に政権戻せば何とかなるの?

他の政党に至っては問題外でしょう。泡沫政党が乱立したって、政権担当能力なんかないのですから。

国民新党に、「みんなの党」に、「立ち上がれ日本」に、社民党に、共産党に何が出来るんですか?

最早日本には、政権を担当できる能力のある政治家の集団(政党)が存在しないのですよ。

何を論じろと言うんだ?

というのが結論です。


もう、どうでもいいけど、鳩山が「県外移設、公約ではない」というのは、まるっきりウソではない。

記事2、衆院選前の党首討論で、鳩山が

(普天間飛行場は)最低でも県外移設が期待される。

と発言したのは、皆覚えている。今頃になって「公約ではなかった」というのは、確かに文字では公約として残っていないからです。
民主党の政権政策マニフェスト(2009)

を開いて、WindowsならCtrl+Fでページ内を「県外」で検索してみると、

確かに何処にも書いて無い。鳩山が公約じゃないというのはそういうことですが、

公約じゃないなら、約束も出来ないことを党首討論で口にするな、と云いたい。

公式の場で
「最低でも県外移設が期待される」

と発言したら、民主党に政権を取らせたら、アメリカを説き伏せる覚悟なのか、と思いますよ。

非常に難しいことは、想像に難くないけど。


それを、結局、普天間を「最低でも県外」どころか、以前からの「辺野古案」にしたら、

もう、ウソツキですよ。政治家じゃないですよ。ただちに衆院解散すべきだけど、

先ほど書いたように、私の目には政権を任せられる政党がありません。絶望的な気分です。

ネット上の色々なブログとかmixiとか、Twitterとか眺めていると、皆、よく平気でいられるな、

と思います。

鳩山首相は、どうせ無茶苦茶なら、

アメリカには同盟解消と云われるかも知れないが、いつまでもアメリカのいうなりになるぐらいなら、

「普天間は日本から出て行け。それが民主党の公約で、その民主党が政権をとれたのは、それが日本国民の希望だからだ。

公約だったのだから、自民党政権時代の約束がどうであろうが、民主党は、国民との約束を曲げる訳にはいかない。」と

云うつもりだ。民主党に政権を任せた有権者の皆さんも肚を括って欲しい。

と、国民に説明し、その通り実行すべきでした。それならば、筋が通っている。

鳩山の駄目なところは一貫性が無いこと。つまり「スジ」が通っておらず、場当たり的に言い逃れをすること。

本来政治家になるべきではない人間です。

以下は蛇足。どうでもよいことですが、政治家になる野郎ってのは、神経の在処が違うのか、神経の出来方自体が違うのか。

鳩山見てるけど、全然やつれないでしょ? 眠れなくて目が真っ赤なんて様子もないでしょ?

要するに、これだけ叩かれても普通にメシを食って、眠れているわけだ。

普通の人間ならあの立場に置かれたら、ノイローゼになるよ。政治家なんてのは、別の生物だな、ありゃ。

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コメント

ichiroさん、こんばんは。 

お人違いでしたら、大変失礼ですが、田村伊知朗先生でしょうか?

違っていたら申し訳ありません。

コメントをありがとうございます。

>社会全般において脱力感に蔽われることが多い今日この頃です。

おっしゃるとおりですね。正に「脱力感」という言葉がぴったりだと思います。

>普天間問題だけではなく、煙草の問題と、なぜか世間一般の常識にとらわれすぎのような気がします。
>「空気」を読みすぎです。バスに乗り遅れてもよいようなきがしますが、少数意見のままです。とほほ。

普天間問題のような肝心なことについて、鳩山政権には、「見識」や「定見」が全く認められない癖に、
タバコは、マイルドセブンが300円から410円にになる、と決めたのは勿論表向きはJTですけれども、
どうでも良いことはあっさり決まる世の中です。

他にコメントを下さった方がおっしゃっているとおり、民主党政権誕生以来、褒められるのは、
殺人などの公訴時効の廃止、延長を定めた、改正刑訴法を可決したことぐらいではないか、と思わざるを得ません。

尤も安倍晋三内閣時代のように、数の力で本気で憲法を改正するという話がとりあえず立ち消えと
なっているのは、「不作為」ではありますが、ひとまず、鳩山内閣はそれどころではなさそうで、その点は、やや安心ですね。

投稿: JIRO | 2010.05.05 22:42

tabitさん、こんばんは。

>今までの民主党がやった政策・通した法案で、賞賛されるべき事は
>「時効を廃止した」事ぐらいだと個人的に感じています。

おっしゃるとおりですね。何も思い付きませんね。

ご指摘の4月18日付の読売新聞記事、ありがとうございます。

しりませんでしたので、過去記事検索サービスG-Searchで調べて見つけました。
ひどいですね。ここまでひどいとは知りませんでした。

これは、tabitさんに教えて頂いた事に言及した上で、記事にさせて頂きたいと思います。
国会議員は無能であるだけでも税金をドブに捨てているようなものですが、
この机を新調した、には呆れました。

貴重な情報をありがとうございます。

投稿: JIRO | 2010.05.05 22:26

 久しぶりです。政治だけではなく、社会全般において脱力感に蔽われることが多い今日この頃です。普天間問題だけではなく、煙草の問題と、なぜか世間一般の常識にとらわれすぎのような気がします。「空気」を読みすぎです。バスに乗り遅れてもよいようなきがしますが、少数意見のままです。とほほ。

投稿: ichiro | 2010.05.05 19:46

JIROさんこんばんは。

今までの民主党がやった政策・通した法案で、賞賛されるべき事は「時効を廃止した」事ぐらいだと個人的に感じています。

事業仕分けについての世間様の評価については、どちらかと言えば好意的に意見が多いように感じますが、

半月ほど前の読売新聞の記事によれば、行政刷新会議の事務局に使われる机が普通の事務机ではなく、120度の角度がついた「ブーメラン型」の変わった机を使用していて、価格が椅子と机のセットで16万6215円であり、購入時に財務省側は「刷新会議設置の趣旨に反するし、各省庁にも余った机と椅子はある。」という声に対し、行政刷新会議事務局側は「スタッフ同士のコミュニケーションがとりやすい」と反論し、国家戦略室分も含め、計82セット(パーテンション代込み)、1362万9630円で購入した。

こういうバカな事ばかりだとJIROさんも記事を書く気も起きないですよね。

しかし、自分はこれからもJIROの独断的日記を応援しています。

投稿: tabit | 2010.05.05 16:58

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