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2010.08.10

【音楽】カラヤン=ベルリン・フィル「ロッシーニ、スッペ序曲集」私事ですが、50歳になりました。

◆1960年8月10日午前3時8分、東京で生まれました。

本来、「JIROの独断的日記」には極力私事は書かない、つもりでした。

私如きが50になろうが、60になろうが、言うまでもなく、天下国家には何の関係もない。

読者の皆様にとっても、どうでも良いことです。誰にでも誕生日はある。

私は読者の皆様のお誕生日、極めて限られた方々しか存知あげません。

ですから、私は

「自分の誕生日を祝ってくれえ」

というつもりで書いているのではないのです。それは本当です。

ただ、やや感無量です。子供の頃から心配性で、ウジウジ、メソメソ、クヨクヨしてばかり

だった私ですら(全然順風満帆ではなく、人生の5分の1はうつ病に罹ったままですが)、大人になっている。


最近、若い方が、結婚もしないし子供持ちたくない、と言っていると聞きますが、

こんな私ですら何とかなっているのですから、きっと何とかなりますよ。

と、申し上げます。

もう一つ、当たり前の事ですが、自分が年齢を重ねるということは、世の中で、

年下の人が増える。今年は1980年生まれの人が30歳なんですよね。

それに、驚く。評判の「ゲゲゲの女房」の松下奈緒さんなど、

1985年生まれ。私が社会人になった翌年に生まれたひとが、すっかり大人になっている

のを見ると、愕然とすることがあります。

ま、この話はここまで。


◆音楽を聴き始めた頃から、今でも時折聴くカラヤン=ベルリン・フィルのロッシーニとスッペ。

世の中のクラシック愛好家の中には、次から次へと、聴いたこともない作曲家の作品を

「発掘」して喜んでいる人が昔からいます。それは勿論、自由なのですが、

私の場合、一度気に入ると、何十回、ときには何百回も聴きます。

だから、「聴くレパートリー」がなかなか増えません。


今日は見栄を張らずに(いつもは見栄を張っているということではないのですが)

オーケストラの夢中になり始めた小学生から中学生の頃に、

散々お世話になった、カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の

「ロッシーニ」や「スッペ」の序曲集から何曲か。

忘れないうちに引用元を紹介しますと、ロッシーニ,スッペ:序曲集です。

何度か録音してますから、他のでも構いません。


◆ネットで有難いと思うのですが・・・

子供の頃から確かに何百回も聴いた録音ですが、当然ながら「レコード」です。

つまり、「音」しか知らなかった。ネットで動画共有サイト(YouTubeなど)が

出来たことにより、カラヤン=ベルリン・フィルが演奏する映像を見ることが出来ます。

「ウィリアム・テル」序曲なんて、レコーディングだけかと思いましたが、カラヤンはステージでも

何度も演奏してます(大晦日恒例、ジルベスターコンサートなどが多いですが)。


その映像をみて、思わず涙腺が緩んでしまったのですが、カラヤン=ベルリン・フィルは、

このような、「ポピュラー名曲」でも、全身全霊で演奏しているのです。

その、音楽に対する真摯な姿勢を見て、とても感激しました。

さて、能書きはこの辺で。


◆スッペ、ロッシーニ、それぞれ二曲。

本当はカラヤン=ベルリン・フィルのこのような「小品」の演奏を

全部ご紹介したいのです。しかし、膨大な録音があります。

思い切って二曲ずつに絞りました。


まず、ロッシーニ。


歌劇「どろぼうかささぎ」序曲


La Gazza Ladra_ Overture



スネアドラムをステージ上、左寄りと右寄りに敢えて離れた位置で叩かせ、ステレオのような効果をねらっています。


歌劇「ウィリアム・テル」序曲


ロッシーニは天才ですが、この曲を30代で書いて、作曲家としては引退してしまうのです。

食道楽だったのですね。しかし、40前に引退して悠々自適とは、怠け者の私から見ると、

実に羨ましい。


William Tell_ Overture



次はスッペ。


喜歌劇「軽騎兵」序曲



Light Cavalry_ Overture



特に「解説」要らないでしょ?次もです。



喜歌劇「詩人と農夫」序曲



Poet and Peasant_ Overture



いずれも楽しい。それで、十分です。

それでは。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

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コメント

ふっこ様、ご多忙の折、わざわざご親切にありがとうございます。

>音楽関連の記事を書かれる時のJIRO様は
>現代社会をブッた切る時とは違い
>「音楽ラ?ヴ」な気持ちがあふれていて

そうおっしゃって頂けるのは身に余る光栄です。
子供の頃、楽屋裏で仕切りにオーケストラの皆さんに
サインをねだった頃から、私の音楽家への尊敬の念は変わりません。

>もしかしたら、同じ話を書いたことがあるかもしれませんが
>スッペの「軽騎兵」序曲は
>わたくしが小学校の音楽鑑賞の時間で聴いて
>たぶんきっと、最初にちゃんと認識したオケの曲です。
>帰宅して、この曲のレコードを買ってくれ、と
>親にねだった程、刺激的でした。

うわー、このお話、初めてです。
ふっこ様もこの曲を気に入られたのですか。
なんだかとても幸せな気持です。

私は所謂音教で聴きましたが、一緒に聴いた同学年の友だちが
それから暫く、休み時間も、放課後の掃除の時間も、トランペットの
あのメロディーを口ずさんで嬉しそうだったのをはっきり覚えています。
妙な先入観をもたなければ、色々なクラシックを、もっと多くの人々が
楽しめると思います。

>思うに、わたくしが独奏曲でも室内楽曲でもなく
>オケの曲を弾く道を選んだのは、「軽騎兵」序曲のせい?

初めての印象って、強烈ですからね。本当に無関係ではないかもしれませんね。(笑)

>これからも、我々プレイヤーの背筋を伸ばすような記事を
>書いて下さいますよう、お願い申し上げます。

何よりのお言葉です。
音楽を楽しく聴くのに、シチメンドクサイ理屈は要らないけれど、
聴くと弾くのとは大違いであり、

私どもがふっこ様方の演奏を聴いて音楽の喜びを感じることが出来るのは、
プロの音楽家になった方々の想像を絶する努力の賜である、という尊敬の念。
これを、人々に伝えて参りたい、と本当に思っている次第でございます。

ふっこさま、ご主人様のますますのご活躍を心より祈念しております。
ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.08.11 04:28

あつし様、わざわざ恐れ入ります。

私も、間違って使ったことが何度も有るような気が致します。

おかげ様で勉強になりました。

表示しようかどうしようか、一瞬迷ったのですが、

御礼を申し上げるために表示させて頂きました。

なんでしたら、訂正も可能ですので、

ご所望でしたら、お申し出下さい。

僭越ながら。

投稿: JIRO | 2010.08.11 04:14

ねおさん、ご丁寧に恐れ入ります。

私の音楽記事は、ホントに知ったかぶりのカタマリで「汗顔の至り」なのですが、

プロの音楽家で読んで下さる方がいらっしゃいますから、

あまりにも頓珍漢なことを書かないように、というかボロが出ないように、

「とにかく、この音楽美しいから、楽しいから、聴いて見ましょう」というものですが、

>JIROさんのおかげで、
>ずっと聞いてなかった曲を思い出したりして、

などと書いて頂けると、本当に嬉しいのです。

>音楽って、その時の記憶とつながってませんか?

ありますね。一瞬にして、それを聴いた時間にタイムスリップすることがありますね。

>どんな時も音楽に助けられ、癒されてます。

そのお役に立てれば光栄です。

>私も同じ曲を何度も聴く傾向があります。

名曲ってのはそういうもんですね。バッハなんて、日本人のことなんか、

全然念頭に置かずに作曲してるのに、300年経ったいまも、異文化圏の私たちが

聴いて感動しちゃうんですから、一体どこまで偉大なのであろう、と思います。

>お体に気をつけて、無理せず過ごして下さい。

ねおさんも。今年の暑さは、何だか不気味ですよね。

今後とも駄文にお付き合い頂ければ幸甚です。

ありがとうございました。

投稿: JIRO | 2010.08.11 04:09

あつし様、こんばんは。

いつも、ご丁寧なコメントを、有難うございます。

あつし様のお誕生日、よろしければお教え頂けませんか?

(コメント欄では具合が悪ければページ左上からメールをお送り頂けます。

毎年私が、お祝いのお言葉を頂戴してばかりですので。

あつし様も、色々な苦労をご経験とのこと。誠によく分かります。

半世紀生きてきて、ずっと順風満帆という人は、まず存在しないでしょうね(笑)。

近い過去の病気などはまだ、「苦労」の印象が強いですが、社会人になったばかりの頃の

失敗は、その時には真っ青でしたが、今では笑い話です。

比較的最近の「苦労」もやがて、笑い話になって行くことでしょう。

音楽、お聴き頂けて嬉しいです。

>このCDです。
http://amzn.to/dCdShX

あ、これは、確かにお買い得でした。喜んで頂けて、

お薦めした甲斐があります。

>繰り返しになりますが、50歳になられたとのこと。
>本当におめでとうございます。暑い日が続いています。お体、ご自愛ください。

重ね重ね、ありがとうございます。今年の暑さは、何か不気味なほどですね。

あつし様もご無理をなさいませんよう。

失礼いたしました。

投稿: JIRO | 2010.08.11 00:48

お誕生日、おめでとうございます。
音楽関連の記事を書かれる時のJIRO様は
現代社会をブッた切る時とは違い
「音楽ラ〜ヴ」な気持ちがあふれていて
演奏する側にいるわたくしはいつも
本当にありがたい思いでいっぱいでおります。

もしかしたら、同じ話を書いたことがあるかもしれませんが
スッペの「軽騎兵」序曲は
わたくしが小学校の音楽鑑賞の時間で聴いて
たぶんきっと、最初にちゃんと認識したオケの曲です。
帰宅して、この曲のレコードを買ってくれ、と
親にねだった程、刺激的でした。
結果、レコードは探し当てられず
ヴァイオリンの小曲集でごまかされた、というオチが付くのですが...
思うに、わたくしが独奏曲でも室内楽曲でもなく
オケの曲を弾く道を選んだのは、「軽騎兵」序曲のせい?

話がそれて失礼致しました。
これからも、我々プレイヤーの背筋を伸ばすような記事を
書いて下さいますよう、お願い申し上げます。
くれぐれも、お体御自愛下さい。

投稿: ふっこ | 2010.08.10 17:39

私のコメントの最後に

「お体、ご自愛ください。」

とコメントしてしまったのですが、これは「ご自愛」とは、「お体を大切にしてください」という意味で、
「お体」を付けると重言となって、間違った使い方とのことでした。

本来は

「暑い日が続いています。ご自愛下さい。」

が正しい使い方です。このコメント欄で訂正させていただきます。失礼しました。

投稿: あつし | 2010.08.10 16:03

JIROさん お誕生日おめでとうございます。
お気に入りの音楽を聞きながら、
この特別な日がいい日になりますように。

JIROさんのおかげで、
ずっと聞いてなかった曲を思い出したりして、
音楽を楽しませていただいてます。
私は、引越ししすぎて、
レコードをとっておく事ができませんでした。
音楽って、その時の記憶とつながってませんか?
時には、忙しくて、ゆっくり聞けない時期もありましたが、
どんな時も音楽に助けられ、癒されてます。
私も同じ曲を何度も聴く傾向があります。

立秋は過ぎましたが、まだまだ暑そうです。
お体に気をつけて、無理せず過ごして下さい。

投稿: ねお | 2010.08.10 09:36

今日10日で50歳になられたとのこと。おめでとうございます。昔なら人間50年ということで、そろそろお迎えが来る年齢なのですが(笑)、今は医学の発達、栄養状態の改善、衛生的になったなどと言うことで、男性の平均寿命が80歳近くまで伸びています。私も今年51歳になったのですが、大病を患ったりして、今までの人生は決して順風満帆ではありませんでした。その分残りの人生、納得の出来る人生にしたいですね。

序曲、良いですね。以前紹介されていた「名序曲集」を購入して、何度となく聞いています。
このCDです。

http://amzn.to/dCdShX

楽しい曲が多く、特に嬉しいことのあった時などに聞くと最高に良いですね。
繰り返しになりますが、50歳になられたとのこと。本当におめでとうございます。暑い日が続いています。お体、ご自愛ください。

投稿: あつし | 2010.08.10 08:46

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