« 気象庁は7日の地震の発生の前に、「今後、最大余震が起きる可能性」を警告していたのです。 | トップページ | 「風評に負けない!福島、茨城などの安全野菜をネット通販」←ネット通販サイトを再掲示します。 »

2011.04.10

【映像・音声】【ビデオ・ニュース・ドットコム】福島原発で再臨界の疑いが濃厚に

◆記事:ニュース・コメンタリー (ビデオ・ニュース・ドットコム 2011年04月09日)福島原発で再臨界の疑いが濃厚に

原子力安全・保安院は、8日、福島第一原発一号機の原子炉格納容器内の放射線濃度が、

毎時100シーベルトに上昇したことを明らかにした。

これは前日に比べて、3倍以上も高い放射線濃度にあたり、同炉内の温度と圧力も上昇しているという。


京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、放射濃度の急上昇に加え、原子炉の温度や圧力の急上昇していること、

更に塩素が中性子に反応して生まれるクロル 38という塩素が原子炉内で発見されたことなどから、

炉内で再臨界が起きている可能性が高いと指摘する。中性子は核分裂が起きたときに発生する。



臨界とは放射性ウラン燃料などが核分裂連鎖反応を起こす状態のことを言う。

「再臨界」は、臨界状態にあった原子炉が一旦停止して核分裂が止まった後、

燃料棒の露出などでウラン燃料が溶け出して、圧力容器の下部に蓄積するなどして、

制御されない状態で核分裂連鎖反応が起きる状態を指す。



再臨界が起きると核分裂反応の制御が困難になり、大規模なエネルギーが発生するため、

原子炉内の温度があがり水蒸気爆発の可能性が高くなる。

小出氏は、水蒸気爆発が発生し、圧力容器や格納容器が吹き飛び、

今とは桁違いの放射性物質が流出する最悪のシナリオにも今後警戒していくべきだと述べ、

その場合、風向き次第では東京も避難対象となる可能性にも言及している。

神保哲生と宮台真司が小出氏に、福島原発の現状を聞いた。

今週のニュースコメンタリーは福島原発で再臨界の可能性が濃厚になっていることなどから、

通常の更新時間を早めて、9日15時より無料で公開いたします。


◆YouTubeにアップされていますので、貼り付けます。

小出裕章氏:福島原発で再臨界の疑いが濃厚に




福島第一原発一号機の原子炉格納容器内の放射線濃度が急に上昇したのは

このグラフに現れています。

20110410_035229

小出助教はここ3週間連続してビデオ・ニュース・ドットコムに電話を通して質問に答えていますが、

主張に一貫性があります。それは、

圧力容器内のウランは、ペレットという棒状の塊になっていて、

それがジルコニウム合金で作られた筒の中に入り、密閉されています。

それが、非常に沢山、圧力容器の中に入っていて、普段は水に浸かっているけれども、

圧力容器が壊れ、水位が低くなり、燃料棒を冷やせないから、

人間が外から水をかけるという非常手段でなんとか冷却している。冷却しないと、この核燃料棒が高温となり、

自らの熱で溶融し、圧力容器やその外側の格納容器のしたに溜まっている水に落ちたら、水蒸気爆発を起こすであろう。

その場合、圧力容器のまだ辛うじて残っている部分や、その外側の格納容器吹き飛ばすほどの爆発になり、

今までとは比べ物にならないほど大量の放射能が、噴出する。

今日の話では、そうなったら、風下300キロは避難しなければならない。

東京に向かう風向きだったら、半日以内に東京から人がいなくならなければならない。

と小出助教はいうけれど、神保氏は、実際問題として無理だと言います。

確かにそうでしょう。

最近、東京で検出される放射性物質の量が漸減しているので、楽観論が拡がっていますが、

それは、福島第一原発で、被曝しながら原子炉に水をかける人がいるから、何とか落ちついているのであり

原子炉の冷却機能は容器が壊れてしまっているから、修復不可能というのですから、本当は、

どうしたら良いか分からない、とまで切羽詰まった状況なのですね。

専門家ですら頭を抱えているのですから、私にも分からない。

事情が許す人は、最早日本から外国に移住した方が良いだろう、

ということぐらいしか考えつきません。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

« 気象庁は7日の地震の発生の前に、「今後、最大余震が起きる可能性」を警告していたのです。 | トップページ | 「風評に負けない!福島、茨城などの安全野菜をネット通販」←ネット通販サイトを再掲示します。 »

ニュース」カテゴリの記事

ビデオ・ニュース・ドットコム」カテゴリの記事

東日本大震災」カテゴリの記事

福島原発」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事