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2011.06.29

謝罪でスタート「深くおわび」=「最悪の人災」怒る株主―東電←究極的な責任は国民にあります。

◆記事:謝罪でスタート「深くおわび」=「最悪の人災」怒る株主―東電(時事通信 6月28日(火)10時46分配信)

福島第1原発事故に揺れる東京電力の株主総会は午前10時、都内のホテルで始まった。

会場には開始時点で過去最多の3917人の株主が詰め掛け、3カ月以上たっても事故を収束できない東電の対応に、怒りの質問が相次いだ。

総会の冒頭、勝俣恒久会長は「福島第1原発事故や電力供給力不足による計画停電で、皆さまにご迷惑、心配を掛け

、役員一同深くおわびします」とあいさつ。壇上に並んだ17人の役員らと、深く頭を下げた。

続いて清水正孝社長が決算状況や事故の収束に向けた取り組みなどを説明。

静まり返った会場では時折、株主からやじが上がった。

開始から約30分。総会の議長を務める勝俣会長が予定に従い、

株主からの事前質問に答えようとすると、会場の女性から議長解任を求める緊急動議が出された。

女性が「今回の惨禍は賠償やおわびでは済まない。本当に責任を感じていれば、議長は務められないはずだ」

と涙声で訴えると、大きな拍手と怒号が飛び交った。

勝俣会長は「私としては、このまま続けたいと考えている」と出席者に挙手を求め、

反対多数で動議を否決。ざわめきが収まらない中、「運営は議長に一任していただきたい」

と淡々とした口調で述べ、議事を進めた。

質問時間に入ると、会場では多数の手が上がった。「戦争を除けば史上最悪の人災だ」

「役員は全資産を売却して償え」。責任追及の声が上がるたびに、

会場からは拍手が。従来通りのおわびと説明を繰り返す役員らに「何も答えていない」

とやじが飛び、総会開始から3時間以上が過ぎても、発言を求める声はやまなかった。


◆コメント:東電や国に責任が無いとは言わないが、エネルギー政策に無関心だった国民の責任だ。

何度も同じ事を書く。

大新聞ではないから、一度書いても読む人の数は知れている。

だから、一般人のブログで、強く訴えたいことがあったら、何度も書く必要があるのだ。


過去何度か書いたが、原子力発電所は日本に54基ある。


言うまでも無く、ある日突然、54基が完成したわけではない。

事故を起こした福島原発一号機は1971年から運転を開始している。


確かに国や東電は「原発は安全だ」と言い続けて来たが、一方、

小出裕章京都大学原子炉実験所助教は、1970年から、

原子力はあまりにも危険であり、原発中心のエネルギー政策は止めるべきだ。

と、主張し続けている。


要するに、約半世紀にわたって、原発をどんどん作るぞ、と

田中角栄の頃から、国は何も隠していなかったし、

小出裕章京都大学原子炉実験所助教の反対の声が封印されていたわけでもない。

日本は、議会制民主主義。代議制民主主義であるから、原発を推進するぞ、

というエネルギー政策を掲げた自民党にずっと政権を担当させていた国民は、

原発推進に関して、よく考えないで、ただ、なんとなく大丈夫だろう、

という程度だったが、不勉強だったのは有権者の怠慢である。

代議制民主主義の原理に鑑み、原発推進を支持したのは、日本国の主権者たる国民である。

原発が地震に襲われたときに、強度に問題が無いか、など、今度の震災まで誰も本気で

考えた事が無い。その「考えた事が無い、」という「不作為」が、福島原発事故の

究極的な原因になっている。


村上春樹氏が、カタルーニャ国際賞受賞のスピーチで、
・・・原爆投下から66年が経過した今、福島第一発電所は、三カ月にわたって放射能をまき散らし、周辺の土壌や海や空気を汚染し続けています。それをいつどのようにして止められるのか、まだ誰にもわかっていません。これは我々日本人が歴史上体験する、二度目の大きな核の被害ですが、今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。我々日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、我々自身の国土を損ない、我々自身の生活を破壊しているのです。

と言っているが、これは、完全に正しい。

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