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2011.10.27

ユーロ安・円高なので、ベルリン・フィルを(相対的に)安く視聴できます。

◆ドル円相場が歴史的安値を更新しているのに、理由はないのです。

ドル円直物為替相場が下がり続けています。

始めに余談です。

日本のメディアは、あくまで「円」タームで表現するので、

円が戦後最高値(さいたかね)を付けた

と書きますが、1ドル=76円が75円になったときに「上がった」というのは

やはり、感覚的に不自然です。このため、外為ディーラーはこういうとき

「(ドルが)下がった」というのが普通です。つまり、
ドル円が最安値を更新した

と言います。

さて、本題です。最近、円高の理由として

欧州経済危機の見通しがたたないので、当面の避難先として、円が買われている

など、尤もらしいことが書かれています。


これは、ウソである、とは断定できませんが「憶測」でしかありません。

世界中の「円を買っている人」を探し(それ自体不可能です)、
あなたは何故、円を買うのですか?

と訊いたのではなく、新聞社は銀行のディーラーに訊くのです。

彼らも、経済学的・地政学的必然で通貨の売買をしているのではない。

敢えて言えば「なんとなく、(ドルが)もっと下がりそうだから」が

本音です。次々とドル円の歴史的安値が更新されるのは、

ディーラーとは、そういう生きものでして、自分が最安値を付けた

と言いたい、という極めて単純かつ幼稚な動機しか無いと思います。

これを介入で買い支えると、さらにドル安になるでしょう。

ディーラーの全員とまでは言いませんが、殆どがドル売り持ち

即ち、ドル・ショート・ポジションになれば、嫌でも自分でドルを

買い戻さなければならなくなる。永遠に進行するドル安・円高など

絶対にありません。


◆円が強くなるということは、海外から安くモノ・サービスを買えることです。

円高が問題だというのは、海外でモノやサービスを売っている人々です。

例えば自動車会社は、アメリカで、クルマ一台を1万ドルで売っていたとしたら

ドル円相場が仮に100円ならば、1万×100=100万円ですが、

1ドルが76円だと、1万×76=76万円になってしまうのです。

それは確かに目先は痛いですが、逆にモノを輸入するときには、

得なわけです。個人でもそれは同じです。


◆ベルリン・フィル、デジタルコンサートホールが1ヶ月約3,000円です。

昔は、想像だにしなかったことですが、今やベルリン・フィルの演奏会をライブで、

或いは、過去の演奏のアーカイブをネットで視聴することができます。

ベルリン・フィルの公式サイトに、DIGITAL CONCERT HALLという

リンクがあります。

チケット & クーポン券に、日本語で購読の種類と料金に付いての説明が載っています。

長いほど割安になるのは、何でも同じです。一番短いのは48時間9.9ユーロ(=約1,050円)で、

1ヶ月が29ユーロ(=約3,000円)です。今はユーロ安、円高なので、得なのです。

ドル・ユーロ安・円高が続きすぎても困りますが今は円高をメリットを享受するチャンスでもある

ということです。


◆2001年2月、アバドのベートーヴェン「運命」。

デジタルコンサートホールには、かなり前の映像があります。

2001年2月、アバドがローマで振ったベートーヴェン交響曲全曲チクルスも

その一つ。このシリーズでは奇数番の交響曲は全て安永徹さんがコンサートマスターです。

運命をどうぞ。


ベートーヴェン:交響曲第五番 ハ短調 作品67、「運命」






オリジナルの2管編成(管楽器をそれぞれ倍の人数にして演奏することがよくあります)ですが

すごい迫力。音が大きければ良いということではないですけど、1人1人が楽器を鳴らしていないと

こういう音にはなりません。

名演だとおもいます。

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