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2011年11月

2011.11.29

【音楽】かなり早いのですが、「クリスマス」。

◆早すぎるのは百も承知なのですが。

先日、私事で恐縮ですが、予めおことわり。で書いた通り、

多分、クリスマスの頃に1人、死ぬので、バタバタしちゃうとおもうのですね。

だから今のうちに。


音源は、3年前にご紹介した。ナクソスのVery Best of Christmas

選曲も演奏も録音も良く、2枚組で色々収録されていて、何と1,200円台。お薦め。


なんと、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ作曲。Hark! The Herald Angels Sing。


Hark! The Herald Angels Sing







クリスマスシーズンになると、ロンドンの街のあちこちで素人の金管四重奏が

こういうのを演奏しています。こちらの角でもあちらの角でも。

ラッパ好きの人間には、正に天国のような、夢のような心地になります。


「もろびとこぞりて」。作曲者は、ヘンデルです。原題は"Joy to the World"。


Joy to the World







ボーイ・ソプラノというのは、女声のソプラノとは異なる美しさがありますね。


バッハの作品。そのものズバリ。「クリスマス・オラトリオ」全部で6曲のオラトリオから

構成され、全曲演奏すると3時間になりますが、少しも飽きません。

バッハのこういう宗教曲・合唱曲といったら、ガーディナーとかですね。リリングといった指揮者が

定番なので、あいにく今手許にないのです。ソースは、

バッハ:クリスマス・オラトリオ: フレーミヒ(マルティン),ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団です。

このジャケットの人、オバケじゃないす。マルティン・フレーミヒという、ドレスデン・フィルの指揮者です。

全然知りませんでしたけど、上手いので取りあげました。

この終曲だけなら、iTunes Storeの、

http://itunes.apple.com/jp/album//id344474744

にあります。150円。


バッハ:クリスマス・オラトリオ 第64曲






このトランペット、現代の楽器で吹いても難しいのに、当時のトランペットでよく演奏出来たな、と思います。

例えば、こういう所。

第64曲のトランペットの難しいところ(1)







バッハの頃のトランペットって、単なる真鍮の管ですからね。

トリルもある。


第64曲のトランペットの難しいところ(2)






こんなトリルは、今のラッパならばバルブを指で押さえたり放したりの反復ですが、

昔は、口だけでこんなトリルを吹いていたのですから、信じられません。


それを言ったら、更にトランペット奏者が最も嫌がる曲は多分これではないか、というのが

かの有名なヘンデルのオラトリオ「メサイア」です。私、こんなの吹けるようになる前に

ラッパをやめてしまったから、実感としては分からないのですが、プロのトランペット奏者が

非常にプレッシャーを感じる、ピッコロ・トランペットの難所のかたまり、らしいです。

今はね。若い人、すごく上手いですけど、私が子供の頃はそれほどじゃなかったから、

「メサイア」を演るたびに他の全てのプレーヤーは「今日のトランペットはどうかな?」と。

それだけ、重要なパートなのですね。上手く演奏できたら、全然神様なんか信じていない私ですら、

形而上学的な何かの存在、というと大袈裟ですが、おごそかな、敬虔な気分になり、

何だか魂が浄化されるような気がします。

一番有名な「ハレルヤ」コーラスです。これは音源は、

オラトリオ『メサイア』全曲 ピノック&イングリッシュ・コンサート(2CD)です。

高いですから、「ハレルヤ」だけ聴きたかったら、iTunes Storeで、「トレヴァー・ピノック Messiah」で検索すれば直ぐにメサイアがみつかるので

ハレルヤだけ150円で買うことができます。

http://itunes.apple.com/jp/album//id156059934

です。
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より、Hallelujah







今更なんですけど、あまりにも早くクリスマスにしてしまったので、

今日はこの辺でやめておきます。

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2011.11.28

「大津波あり得ない」東電動かず 原発事故調査委、経緯解明へ←最近、情報が少ないのが不気味です。

◆記事:「大津波あり得ない」東電動かず 原発事故調査委、経緯解明へ(共同通信 2011/11/28 02:00)

2008年に東京電力社内で、福島第1原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、

原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、そうした大津波は現実には「あり得ない」と判断して動かず、

建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。

12月に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、

研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。

関係者によると、新たな津波評価について同管理部は、学術的な性格が強く、

深刻に受け取る必要はないと判断したという。


◆コメント:これはこれで勿論問題なのですが。

共同通信が報じたことが本当ならば、勿論問題なのですが、

東日本大震災以来、東電のあの隠蔽体質を何度見せつけられたか

と考えると、怒る気力がなくなります。


過去の責任は問題ではない、とは言いませんが、

最近、めっきり福島原発に関する新しい情報が無いのが

不気味です。小出助教がしばしば憤慨しておられましたが、

まず、「本当は、今、どういう状況なのか」を東電が隠すので、

論評しても意味が無い、と。言う訳です。


我々が気を付けなければいけないのは、福島原発関連ニュースが減ったことは、

事故が収束に向かっていることを意味するのではなく、

もはや、「何がどうなっているか分からない」という状況なのではないか、

ということです。


1号原子炉の核燃料は、圧力容器、格納容器を溶かし、原子炉建屋の床の

コンクリートも溶かし、今は多分、地中に沈降したのであろう、と。


そこで情報が切れてるのですね。

そうすると、我々日本人の悪い癖で、何でも直ぐに忘れますから、

報道がないと、

何も言わないから、もう落ちついたのではないか。

と考えてしまいますが、

剥き出しになり、溶けて、地中の何処かにある筈の核燃料はどこでとまっているのか。

或いはどんどん、熱で地面をとかして落ち続けていて、地下水脈に触れそうなのか。

分からないなら、分からないで、どうしてわからないのか。

或いは、場所を特定するためにどのような措置を講じようとしているのか。

核燃料が沈んでいった穴の上から水をかけて冷却しようとしているのか。

だとしたら、周りは地面なんですから、上から注いだ水が地中に沈んだ

核燃料に触れていたらその瞬間汚染水になるのですから、それが周囲に拡がっていったら

どういう影響が環境に及ぶのか。


根っからの文科系人間で理論的思考力に欠ける私ですら、それぐらいは

思いつきます。

TPPとか、普天間をどうするとか、欧州経済危機が日本に波及する可能性などは、

いずれも大事な話なのですが、それもこれも、日本の国土が人間が住み続けることが出来る

ことを前提にしていますが、その前提は、今のままでは保証されません。

核燃料は、今も確実に放射性物質を環境に撒き散らしている筈です。

野田政権は、今までよりは落ちついて見えますが、

少し考えれば、本当は、最優先で対処しなければならないのは、

原発事故であるのに、認識が足りないと思います。

国民も同様です。

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2011.11.27

【映画】チャップリンの映画を見たことありますか?「ライムライト」

◆若い方、チャップリンの名前は知っていても映画見たことないでしょ?

英国人コメディアン、チャールズ・チャップリン(1889-1977)に関してはWikipediaにかなり正確なことが書かれています。

子供の頃、ひじょうに苦労してます。

両親とも芸人でしたが、チャップリンが幼い頃に親父さんはアル中で(多分肝硬変で)亡くなり

お袋さんはあまりの苦労に声が出なくなったんですね。チャップリンはその時4歳

だったのですが、咄嗟にステージに出て、母親の代わりに客を喜ばせます。

その母親は、精神に変調を来し、チャップリンは兄貴(異父兄)と孤児院やら、

貧民院を転々とし、子供だけで、ありとあらゆる商売をして生きてきたのですね。

ものすごい苦労をしているのですが、晩年のチャップリンの映像を見ると、

とてもそんな苦労をした人に見えない。

喜劇役者というより、哲学者のようなのです。人を笑わせながら泣かせる。

天才だと思います。


勿論、学歴なんかありませんが、元来頭のいい人で知識欲好奇心が旺盛だったので

(頭がいい人じゃないと、人を笑わせることってできませんよね?)独学で猛烈に

勉強したのです。チャップリンの秘書を務めた高野虎市(こうの とらいち)氏によると

膨大な蔵書があり、哲学書やマルクス経済学(ものすごく面倒臭いです)を読んでいた

というのです。

なお、チャップリンは高野虎市氏の仕事ぶりに全幅の信頼を置き、すっかり日本びいきになり、

一時期、家の中の使用人は全て日本人という時期があったほどです。


より詳しいことは、チャップリン自伝(上)チャップリン自伝(下)を。

読みやすいですが、これは英語の原文でも難しい言葉が出て来ないので、

トライしてみたい方には良いとおもいます。My Autobiography

まあ、子供の頃は、大変ですよ。本人はサラッとかいてますけどね。


◆この傑作を見ないのは勿体ない。「ライムライト」

チャップリンの没年は1977年ですが、映画としては、晩年の作品、

ライムライト(1952年)は、多分今でも多くの人の心を捉えると思います。

是非見て下さいといっても、なかなか見ないでしょうから、

ちょこっとサワリを何箇所か載せます。


チャップリン扮する、昔は大人気だったけど、段々ウケなくなり、

落ちぶれたコメディアンが、同じアパートでガス自殺を図った、

バレリーナの女の子を助けます。他に行くところがないので、

自分の部屋に住まわせる。娘は精神的な原因でダンサーなのに足が動かない

生きてる意味がない。死にたい、といいます。そのときのチャップリンの言葉。


Limelight1







生きる「意味」なんかいらないじゃないか、と言う言葉に、私はいつもホッとするのです。


次は、バレリーナがかつて思いを寄せていた(この時点では片思いです)貧乏作曲家について

語ると、チャップリン扮する老コメディアンが勝手に想像を膨らませる。

まだ、メソメソしている女の子に「生きるために闘うんだ」と、いうシーン。


Limelight2







良いでしょ?


最後は、ずっと仕事からホサれていた老コメディアンに久しぶりに舞台の仕事が来ます。

ところが全然受けない。今までバレリーナを励ましていたコメディアンですが、

アパートに帰って悲嘆に暮れました。

すると、バレリーナの女の子は・・・・。


Limelight3







というような映画で2時間と長いですが、最後は泣けますねー。

どう、泣けるのかは、是非ご自分でお確かめ下さい。

これですね。ライムライト

一応リンクを貼りましたが、駅構内とか、本屋の店先で500円で売っているのも、ちゃんとみられます。

お薦めします。

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2011.11.25

【音楽】1928(昭和3)年11月22日に、モーリス・ラヴェルの「ボレロ」が初演されました。

◆毎年恒例です。

「絶対」ではないのですが、1年のうち、私が音楽史上、無視出来ない日があります。

それは、勿論、音楽学の学術的には、何の意味もありません。

11月22日は「ボレロ記念日」、

そして12月5日はモーツァルトの命日。この2日はまず逃さないですね。

その他は、5月21日がトランペット奏者、モーリス・アンドレの誕生日。

9月1日は、「奇跡のホルン」デニス・ブレインの命日など。

どうしてある人は誕生日で、別の日とは命日を記憶しているのか、

自分でもよく分かりません。

11月22日は全く別で、ラヴェルの誕生日でも命日でもないのですが、

とにかくあのボレロが初演された日で、それはどういうわけか、

絶対わすれないのです。

余りにも毎年同じ内容なので、近年「ボレロ記念日」にあまり投票していただけなく

なりましたが、書かないと、私が気持が悪くなるので今年も書きます。2日遅れましたけど。


大きなお世話なのですが、「ボレロ」の話をすると、モーリス・ベジャールが振付をした

「バレエ演目としてのボレロ」の話になってしまう方が結構おられまして、

それは勿論、好き好きなんですが、私は、何しろオーケストラが好きなので、

「バレエになったボレロ」には関心がありません。


◆テンポカウンターのすすめ。

毎年、ボレロについて書くときに、お薦めしているのですが、

Tempo Counter(テンポ・カウンター)というフリーソフト(寄付歓迎)を

作って下さった方がいます。楽器の練習用にテンポを一定に保つために、一定のテンポを刻むメトロノームは皆さん御存知でしょうが、

演奏されている曲のテンポが、メトロノームのテンポにするとどれぐらいなのか。

昔、アナログ時代から、テンポカウンターという「道具」があることはありまして、

ストップウオッチのような形をしていますが、使い方が全然違うのです。
ボタンを、実際の演奏に合わせ、一拍ごとに捺すと、テンポ100だ、とか95だとか

分かるのです。一般の人で使った人は、まずいない。音楽評論家が演奏会評を書くために、

テンポ設定を調べたりするのに使う。私も欲しかったけど、見つからなかったですね。

今は、電子チューナー兼メトロノームで、テンポを測ることができるそうですが、

このテンポカウンターという、非常に簡単な軽いソフトで

十分です。圧縮フィルを解凍するだけです。後は、Enterキーを叩くことでテンポを測ります。

ボレロに限りませんが、指揮者によってテンポ設定がどのように異なり、あるいは途中でどのように

変化されるか、ということを測ってみると、面白いと思う方がいるのでは無いかと思います。


◆カラヤン=ベルリン・フィル、マルティノン=シカゴ、アバド=ロンドン響。

最初は、無難にカラヤンです。

ソースは、ラヴェル:ボレロ: カラヤン(ヘルベルト・フォン), ラヴェル, ムソルグスキー, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。


モーリス・ラヴェル:「ボレロ」カラヤン、ベルリン・フィル







あとの2人を聴くとわかりますが、遅めです。テンポ=65より僅かに速い。


次は、マルティノンというフランス人指揮者がアメリカのシカゴ交響楽団を振った、名演だけれども

なかなかCDかされなかったのが、数年前、一時的に復刻したのですが、また廃盤になってしまったものです。

これです。

ラヴェル名演集:ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ/スペイン狂詩曲/他

マルティノン=とパリ管弦楽団とか、フランス国立放送管弦楽団というのは、普通なのですね。

マルティノンがアメリカのシカゴ交響楽団を振った、というのが珍しいのですが。復刻されたら、直ぐ完売になりました。

今は、入手出来ませんが、再び復刻されることはありますので、期待しましょう。それでは、


モーリス・ラヴェル:「ボレロ」 ジャン・マルティノン指揮、シカゴ交響楽団







カラヤンと比べるとだいぶテンポが速いですね。こういうときにテンポカウンターで測ると面白いのですね。

カラヤンはテンポ65でしたが、マルティノンは75~76ぐらいですね。これは完全に指揮者の「解釈」ですね。


最後は、この日記・ブログで、過去何でも取りあげました、随分前の録音ですが、

クラウディオ・アバド=ロンドン交響楽団です。

ラヴェル:ボレロ、スペイン狂詩曲、パヴァーヌ: アバド(クラウディオ), ロンドン交響楽団です。

超有名曲「ボレロ」ですから、一体どれほどの録音があるのか分かりませんが、

Amazonの「ミュージック」で「ボレロ」検索すると、636件、

「クラシック」で同様に検索すると、476件、ひっとします。

とにかく、このアバド=ロンドン響と同じようなのは絶対にないであろうことは明らか。

スタジオ録音だというのに、曲の終盤、弦楽器奏者が興奮のあまり叫びだし、

それが段々拡がっていく。

クラシックの録音で演奏者の声が混入しているというのは、

すくなくとも、アナログ時代のグレングールドのレコードぐらいのものではないでしょうか。

テンポは、ちょうど、カラヤンとマルティノンの中間あたり。69~70です。

モーリス・ラヴェル:「ボレロ」 クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団







他にもいくらでもあります。


◆不思議な音がするところがあります。ホルン+ピッコロ+チェレスタ。

ボレロは御存知のとおり、AとB二種類のメロディーを色々な管楽器がソロで

交互に吹きますが、ホルンが最初のフルートと同じAのメロディーを吹くときに、

実に不可思議な音がします。初めて聴いたときには、オルガンか?と思いました。

この部分です。

ホルン・ピッコロ・チェレスタの部分(マルティノン=シカゴ)。







本当は自分でよく理解してから解説したいのですが、

それだけの能力がないので、Wikipediaの説明を載せておきます。

オルガンから借用した手法

20111124bolero

オルガンにきこえたのも当然。オルガンの手法を用いているというのです。


ラベル自身は「ボレロ」を自分であまり感心しない、と思っていたそうです。

それは、音楽は2つのメロディーと、小太鼓の2小節からなるリズムの反復で、

それ自体には何の工夫もない。自分はオーケストレーション(管弦楽法)だけで

曲を書いてしまった。というのですが、作曲のテクニックがそれ自体で聴き手に

感動を与えることを証明した「ボレロ」は、何度聴いてもいいですよね?

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2011.11.23

【追加】私事で恐縮ですが、予めおことわり。/明日アルゲリッチの超名演DVDが発売です。

◆おことわり(お知らせ)。

私事で恐縮です。

10数年前に発病した、自分のうつ病はほぼなおりつつあり、

これからは少し良いことがあるかな、と思っていたのですが、

愚息が大學受験に失敗し、一浪しても全部不合格でこの先どうするか進路を決めあぐねています。

そのことだけでも実は、今年は大袈裟に言うときが狂いそうですが、まあ、それは何とかなるでしょう。

世間体に拘らなくなればいいのです。


そんなのはまだ、いい方です。

諺に「禍福はあざなえる縄のごとし」と言いますが私はあれはウソだと思います。

禍福の「禍(=わざわい。不幸なこと)」が続くことが多いです。

「禍福」ではなくて、「禍」「禍」「禍」「禍」「禍」と来てそろそろ「福」の番だろうと思っていると

もう一回でかい「禍」が来て、これでようやく「禍」の打ち止めか、と安心しかけると、とどめを刺すかのように

超弩級の「禍」がドカーンと訪れる、というのは珍しいことではありません。


それはさておき。要するに・・。

私と血は繋がっていないけれども「身内」で、末期ガンで今年中には間違いなく死ぬのが1人おります。

あと1ヶ月ぐらいといわれてます。運の悪いときは悪い方を想定しておくべきで、クリスマスの頃なら

まだよくて、ずっと昔、私が中学生の頃(ですから私は直接実務に携わらなかったのですが)に、12月30日に

亡くなった親戚がおりまして、その頃に死なれると斎場が年末と正月3が日ぐらいは締まっているのでとてもこまるのですが、

「悪い方を想定し」て、その可能性を覚悟しています。


もう1人は、必ず死ぬか分かりませんが死んでもおかしくない。

脳内に動脈瘤が見つかったけれども、緊急オペを要するほどではない。しかし、破裂したら、死ぬ。

開けるかどうしようか迷っているらしいですが、高齢なので、大手術は身体にとって大きな負担に

なりますし、かなり大きなキズが出来、かつ、頭蓋骨の上をカポッとはずすらしいので、嵌めて縫合しても

顔つきが変わってしまうとかいわれてます。じゃあ、放っておくかどうしようかということのようです。


つまり。

危機管理(リスクコントロール)に置いては常に最悪の状況を考えるべきです。

私は、以上のごとき事情から、これから年末年始にかけて、血は繋がっていないけど、

死なれたら知らん顔も出来ない人間が2人続けて死ぬ可能性が(1人は確実、もう1人は何とも言えない)

ある、ということです。


愚息のことだけでも、大袈裟にいうと、また「ウツ」が悪化しそうなほど憂鬱だったのですが、

冒頭に書いた通り、「禍」は続くのです。

本来、男たるもの私事とは関係なく淡々と天下国家を論じるべきでしょうが、

我慢するのにも疲れました。

皆様にとっては、これから、クリスマス、年末年始、と楽しい事が続く時期に甚だ恐縮ですが

私は、リアルワールドに気軽に愚痴をこぼせる人間が1人もいないものですから、

弊日記・ブログで愚痴めいた言葉が増えるかもしれません。

或いは、「こいつ大丈夫か?」というような、つまり、

精神状態が危ないのではないか、という文章を書くかも知れません。

そういうときには、自分を冷静に観察出来ていないので、後から言い訳がましい文章を書くことに

なります。

おかしくなってから事情をご説明しても、ウソっぽいので、

本日はこの場をお借りいたしまして、予めお断りしておきます。

とんだお目汚しで失礼を致しました。


◆【追加】このDVDは貴重です。

前段の内容があまりに陰気臭いのと、突然思いだしたものですから。

アルゲリッチは親日家で、毎年別府アルゲリッチ音楽祭を開きます。

10年前、芸大オケの伴奏で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番を演奏し、

NHKで放送されました。超名演です。

あたかもピアノの鍵盤が火を噴くのではないかというような熱演です。

これまで、YouTubeに度々アップされましたが、その度にNHKから削除依頼が出て

すぐに見られなくなりました(しかも音質・画質共に、よくありませんでした)。

その時のライブ映像・音声がDVD化され、明日(11月25日)に発売予定です。
別府アルゲリッチ音楽祭 アルゲリッチ ピアノ協奏曲コンサート [DVD]

今日(24日)まで予約受付中です。

発売されてからだとあっと言う間に品切れになる恐れがあります(分かりませんが)。

私は、こういう貴重な演奏の記録は多少、無理をしても買うことにしていて、

既に9月に予約してあります。

言うまでも無く、個人の好みの問題ですが、ご興味のある方は、

24日のうちに予約なさることをお薦めします。

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2011.11.22

「13人目の死刑確定へ、オウム裁判終結」←敢えてTBSの記事を使います。

◆記事:13人目の死刑確定へ、オウム裁判終結 (TBS系(JNN) 11月21日(月)18時33分配信)

13人目、最後の死刑判決です。オウム真理教による一連の事件で、「サリンの製造役」として殺人罪に問われた教団の元幹部、

遠藤誠一被告に対し、最高裁判所は一審と二審に続いて死刑の判決を言い渡しました。

本格捜査から16年あまり。一連の事件の刑事裁判は事実上、すべて終結しました。

麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚が大勢の若い信者を抱え、築いたオウム真理教。

89年、教団に批判的だった坂本弁護士一家を、教団にとって大きな障害になるとして殺害。

94年には、長野県松本市の住宅地でサリンを噴霧し、8人を殺害しました。そして・・・

通勤ラッシュを狙って13人の命を奪い、およそ6300人以上に被害を与えた地下鉄サリン事件など、

オウム真理教は史上類をみない“テロ”事件を引き起こしました。

教団本部への強制捜査が行われたのは95年3月。

松本死刑囚は13の事件で殺人などの罪に問われましたが、翌年から始まった裁判では・・・

「マイ・ネーム・イズ・ショウコウ・アサハラ」「アイ・ウィル・ゴー・トゥー・ヘブン」。

英語を交えた独り言を繰り返し、松本死刑囚は事件について何も話さないまま、2006年、死刑が確定しました。

21日、最高裁で一連の事件で最後の死刑判決を受けたのが、京都大学出身の元幹部・遠藤誠一被告(51)。

松本・地下鉄の両サリン事件でサリン製造の重要な役割を果たしたとして殺人などの罪に問われ、

最高裁は、「比類のない残虐な犯行で、社会に与えた衝撃も甚大だった」として遠藤被告の上告を棄却しました。

死刑が確定するのは、これで松本死刑囚を始め13人となります。

「反省とか謝罪のひとかけらもない、そういう被告で締め切られたということで、

これがやっぱりオウム裁判 、オウムなんだなと強く感じました」(地下鉄サリン事件被害者の会 高橋シズヱさん)

松本サリン事件で妻を亡くし、さらに冤罪の被害にもあった河野義行さんは・・・

「1年間は(自分が)逮捕されないために、どうするかの1点だった。

あとの13年は妻をどうやって回復するか、そこに軸足を置いていた。

(08年に)妻が亡くなりましたので、自分の中で松本サリン事件は終わった」(河野義行さん)

そして、一連の裁判を傍聴してきた佐木隆三さんは、松本死刑囚とその指示に従った信者らが結果として、

同じ「死刑」となったことに割り切れない思いがあるとコメントしました。

「命令されて、やむなく実行した者の量刑が(松本死刑囚と同じ)死刑執行でいいのだろうか」(佐木隆三氏)

「普通の人がどうして殺人の指示に唯々諾々従うようになったのか、

(裁判で)プロセスは出てきた。再発防止のために教訓として生かされることがあってしかるべき」(江川紹子氏)

関係者によると、現在、東京拘置所にいる松本死刑囚は、

ここ3年ほど、家族や弁護士の面会も全て遮断していると言います。(注:色太文字は引用者による)


◆コメント:死刑は当然。普通の死刑で殺して貰えるだけ、有難いと思え。

一連のオウムの事件は、思い出すだけで反吐が出そうな嫌悪感を覚える。

あえて、TBSの記事を用いたのは、坂本弁護士一家殺人事件のきっかけを作ったのがTBSだからである。

今の若い人は知らないから、何も触れないが、TBS。もう一度、謝罪するべきではないか。

詳細は、Wikipediaの坂本堤弁護士一家殺害事件や、江川紹子さんの

「オウム真理教」追跡2200日などを参照されたい。

江川紹子さんは、オウム真理教を取材していたが為に、自らも生命を狙われ、

それでも取材を続けたジャーナリストである。



坂本弁護士は、オウム真理教問題に関わっていて、オウム問題について、1989年10月26日にTBSのインタビューを受けた。

その情報を得た、オウム真理教幹部がTBSを訪れ、強行に抗議したため、インタビューは放送されなかったのだが、

なんとTBSは、インタビュー・ビデオをオウム幹部に見せたのである。オウムは坂本弁護士を「敵」と見なし、

麻原彰晃(本名・松本智津夫)の指示により、1989年11月4日未明、

オウム真理教幹部である村井秀夫・早川紀代秀・岡崎一明・新実智光・端本悟・中川智正が

坂本弁護士の自宅に侵入。端本が坂本堤に馬乗りになり、岡﨑が絞殺、新実が坂本の妻(当時29歳)を絞殺、

中川が坂本の長男(当時1歳)の口をふさいで殺害したのである。


多くの日本人は何でもかんでも、直ぐに忘れるが、私はこの坂本弁護士一家事件だけでも、オウム幹部全員は

日本の法律で定められた、絞首刑では生ぬるい、と思うほどの怒りを感じる。


実行犯たちは、まず坂本弁護士を殺し、奧さんが「せめて子供だけは・・・」と懇願するのにもかかわらず、

その母親が見ている目の前で、赤ん坊の口を塞いで惨殺するところを見せて、しかるのちに、奧さんを

殺害したのだ。もはや、人間ではない。ケダモノである。


この事件においては、TBSにも明らかに責任がある。ただでさえ怪しげな取材対象に、

坂本弁護士という「情報源」を教えたのは他ならぬTBSである。

TBSは「人殺しの片棒を担いだ放送局」である。この事実は永遠に消えない。

当時のTBSの社長は、国会に参考人招致されるほどの大問題だったのである。

この一件だけでWikipediaの見出しになっている。TBSビデオ問題をよく読んでいただきたい。

最初TBSは、「オウムには見せていない」ととぼけて誤魔化そうとしていたのだ。

私は、ことの真相が明らかになったときに、言い過ぎとご批判を受けるかも知れないが、

オウムにビデオを見せたTBS社員とTBSの幹部は、「死んで謝罪するべきだ」と思った。


だから、冒頭の記事を、何ごともなかったように、いけしゃあしゃあと報じるTBSに「恥を知れ」と言いたい。

繰り返すが、TBSは「人殺しの片棒を担いだテレビ局」なのであるから、本来

この世から姿を消すべき会社だと思っている。


それはさておき、本日死刑判決が下された、遠藤被告だが、佐木隆三氏は、

麻原に命じられ、やむなく行ったのに同じ死刑でいいのか。

といっているが、良いのである。こんな人殺しのケダモノどもは、本当は八つ裂きにしてもまだ飽き足らぬ。

麻原彰晃は、バカになったフリをして、この数年意思の疎通が不可能だというが、

この男は、拘置所で生きている。つまり、我々国民が真面目に働いていてもリストラされて、自殺する人がいる、

というときに、その国民が納めた税金で、この人殺しにメシを食わせ、衣服を与え、屋根のあるところで眠ることが

出来るようにしてやっているのである。どう考えても間違っている。

法務大臣。ビビっている場合ではないだろう。

さっさと殺せ。

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2011.11.21

「どうしても書きたいこと」が、ありません。

◆何も書くことはありません。

正確には、ニュースは山ほどありますが、

どうしても、論じたいこと、が何もありません。

興味がないことをある「フリ」をして書いても仕方が無いので、

何も書きません。

皆様、どうか良い一週間をお迎え下さい。

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2011.11.20

【音楽】「ヴェニスの謝肉祭-トランペット・ニュースタンダード Vol.2-」神代修さんのトランペット。

◆日本音楽史上、最高のトランペット奏者だと思います。

神代修(くましろ おさむ)さんのトランペットを聴いたのは、

2009年1月18日、東京JSバッハ合唱団が杉並公会堂で、

バッハの「クリスマス・オラトリオ」を演奏したときのことです。

バッハの宗教曲では、ロ短調ミサとクリスマス・オラトリオに

トランペットが使われますが、それはピッコロトランペットという、

通常よりも、オクターブ音域が高い、大変難しい楽器で、難しいパートを

吹くのです。そのトランペットの音が、ひときわ見事でした。


そのステージには、相互リンクを貼らせて頂いている、

ヴィオラ奏者のふっこ様が乗っておられたので、演奏終了後

あの、素晴らしく上手なトランペット奏者はどなたですか?

と伺ったら、同じ芸大(東京芸術大学音楽学部。日本で音楽大学の頂点。)で

学生時代からのお知り合いの神代修さん、とのこと。


今の日本のプレイヤーのレベルは非常に高く、それは先人の苦労の

賜で、より良い練習法、奏法、教授法に関する情報の蓄積によるものだと

素人ながら、想像しますが、非常に失礼ながら、私がクラシック音楽を聴き始めた

40年前、はっきり言って、日本のトランペットの水準は、さほど高くなかったのです。


私は、

トランペットという楽器は、日本人には無理がある楽器なのではないか。

口腔周囲の骨格とか筋肉とか唇や歯の形状などの器質的要因が致命的で、

もしかすると、日本人から「本当に上手いトランペット奏者」は現れないのではないか。

と、やや大袈裟にいうと半ば「絶望し」かかったことがあります。


しかし杞憂でした。2009年1月、「クリスマス・オラトリオ」で聴いた神代さんのピッコロトランペットの

輝かしい音と卓越した技巧は今でも鮮明に頭の中で再現できるほどです。

その神代修さんのCDをご紹介します。


◆お薦めするのは「ヴェニスの謝肉祭-トランペット・ニュースタンダード Vol.2-」です。

これはですね。Amazonにあります。
ヴェニスの謝肉祭-トランペット・ニュースタンダード Vol.2-

私が最初のレビューを書きました。

このブログで改めて、文章を書くよりも、このレビューは

私のヘタクソな文章でもマシな部類なので、手抜きをするつもりではないのですけど、

自分の文章だから、良いでしょう。転載します。
日本音楽史上最高のトランペット奏者

私が最初にクラシック音楽を聴き始めたころ、当時の方には失礼だが、

私は、トランペットという楽器は、日本人にとって「本当に上手くなる」ことが不可能な楽器なのではないか、と思った。

しかしこのCDを一度聴けば分かるが、私は自分の不明を恥じる。神代修さんのトランペットは驚異的に上手く、そして芸術的である。

まず、音が大変柔らかく、ふくよかだ。「ベニスの謝肉祭変奏曲」は、音だけ聴かされたら、

本来、これはコルネットの為に書かれている曲なので、神代さんの音は誤解を恐れずに書くならば、

「コルネットを用いているのだろうか?」と錯覚するほど美しい。

その美しさは、ゆったりと歌う時も、極めて高度に技巧的な細かい音型においても、

また、あらゆる音域、最低音域から、通常の最高音域からさらにオクターブ高い「超高音域」まで見事に保たれている。

音のコントロールが完璧で、如何に難しいパッセージにおいても発音が明瞭であり、音が粗くなることが決してない。

神代修さんは日本音楽史上最高のトランペット奏者であると思う。

また、伴奏を務めた神代さんの母校、常総学院高等学校吹奏楽部の諸君も素晴らしい。

普段、コンクールの課題曲の練習では決して触れることがないであろう、ハイドンやフンメルにおいて、

バランスが完璧で、ソロが引き立つ音量を心得ているが、伴奏であっても単調にならず、

音楽的であろうとする、吹奏楽部諸君の意思が聴き手に伝わる。

さすがは、日本音楽史上最高のトランペット奏者を輩出した吹奏楽部である。

やはり、ダメですなあ。もっと練らないと。

ハイドンやフンメルのことももう少し詳しく書くべきでした。

が、聴いて頂いた方が早いです。

「ヴェニスの謝肉祭」による変奏曲(アーバン/ハンスベルガー編) ですが、

アーバンというのは、全ての金管楽器で共通して使える「アーバン金管教本」を書いた人です。

昔も今も金管専攻の学生でアーバンを知らないということはあり得ません。

これは日本語版ですけど、外版ならトロンボーン、チューバ用のヘ音記号

(低音部記号)版もあります。これを本当に全部吹けたら、ラッパに必要な技術は

ほぼ、全て習得した、と言って良いほどですが、逆にいうとそれだけ難しいです。


話がそれましたが、曲です。


「ヴェニスの謝肉祭」による変奏曲(アーバン/ハンスベルガー編)







これはですねー。変奏は殆ど全て難しいのです。特に最後。

この部分。






音の跳躍を伴いながら、部分。

低い音が主旋律で、すぐオクターブ上に跳び、装飾的な早い音型を吹く音型が続きます。

上の早い音の動きとて勿論、指が回らないといけないですけど、それよりも低音に下がるときに

キチンと鳴らすというのは、ものすごく難しいのです。どんな人でもこの箇所の低音の音色はやや

損なわれる。これは仕方が無いです。マルサリスだろうが、ナカリャコフだろうが、アンドレだろうが

同じです。

神代さんは、ここが明瞭です。この域に到達するためには、

何と言っていいか分からないほど、長い苦しい修練を必要とします。

次の二曲は、クラシックのトランペットを勉強する人間で、

これを勉強しない、ということは絶対にあり得ない。

あまりにも有名なハイドンとフンメル。まずはハイドン。


ハイドン:トランペット協奏曲 (本図智夫編曲) 変ホ長調 第一楽章







どんな楽器でも同じだと思いますが音の「立ち上がり」というか「発音」。

一つ一つの音の頭がくっきりと明瞭であること、しかし、決して乱暴にならないこと。

それが、速い音型においても保たれているということが、美しくきこえるためには

必要ですが、神代さんは私が書くのは僭越ですけど、完璧なんですね。

また、旋律を美しく「歌う」ということ。「歌心」とかいいますが、それがないと、

いくらテクニックがあっても、聴いていてつまらない。神代さんのフレージングや

歌い方はとても美しい。ウィーン・フィルの首席だった、アドルフ・ホラー教授の

お弟子さんということですが、ホラー教授のコンチェルトを聴いたことがないので

これは想像ですが、ウィーン・フィルの金管はヴィブラートをかけません。

オーケストラでかけないのは普通ですが、多分、ソロでもかけないのではないかと。

フランスのモーリスアンドレなんかは、ずっとヴィヴラートを用いますけれども、

ちょっと、振幅が細かすぎるのです。弦楽器ほどではないですが。


神代さんのビブラートは、ご本人の趣味でしょうけれど、ちょうどいいのです。

細かすぎず、ゆったりとしたヴィヴラートが、音の美しさをより一層際立たせています。

カデンツァは、神代さんのオリジナルでしょうか。初めて聞くカデンツァですがとてもいいですね。

最後は、最高音域まで駆け上がって降りて来る。聴いている者にとっても非常に快感です。



最後はフンメルの第三楽章です。これを聴くと上手さ加減が直ぐにわかります。


フンメル:トランペット協奏曲 (本図智夫編曲) 変ホ長調 第三楽章







これは、プロも学生さんも今や当たり前のように吹きますが、

本当に聴いて、「上手いっ!」という本番は、案外少ないものです。

ここでは、軽やかでしかし明確なタンギングがないとリズムが引き立ちません。

馬がパカパカ駆けるような軽やかなリズムですから。


細かいはなしですが、再生開始後1分ちょっとの所。





ここを正しい音程でちゃんと吹くの難しいです。40年前、皆吹けませんでした。


それから、装飾音が細かいこの部分。↓






難しいのですけど、何気無く吹いておられます。

大して難しくなさそうにきこえる。これは本当に上手いからです。



フンメルは最後まで意地悪です。ラッパは「ド・ミ・ソ」そんなことは無いのです。

一番最後です。↓ 上から一気に駆け下りて下の音を十分に響かせるのは大変です。





素晴らしい。

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2011.11.18

ブータン国王の余りにも過分のお言葉に、日本人として恥ずかしく思いました。

◆ジグミ・ケサル、ブータン国王の国会における演説(映像・音声)

衆議院のサイトで確認しましたが、これは、

ブ-タン王国国王陛下及び同王妃陛下歓迎会

で間違いありません。

2011年11月17日 ブ-タン王国国王陛下及び同王妃陛下歓迎会






以下、文字起こし。

天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。このことに対し、感謝いたします。


妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。



ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。



私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。



皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。



このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。



皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。



ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。


ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。



今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。



改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。
「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。

文字起こしここまで。


◆国王陛下は現実の日本を御存知ない訳では、ない、と思います。

ブータン国王陛下の演説は、教育も教養もある実に立派なものでした。

言葉だけではなく、「人品」(じんぴん)というのは一目瞭然ですな。

単なる、美辞麗句ではなく、心からのお言葉だから、

日本の総理大臣や、アメリカ合衆国大統領のスピーチよりも、

聴き手の心の琴線を震わせるのですね。

あまりにも過分なお褒めの言葉がありますね。

ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。

両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、

また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。

とか、国会議員の皆さん。恥ずかしくなかったですか?
他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。

勿論、ブータン国王は、実は震災の後でも国会内で醜い抗争が続いたり、

原発事故への対応が遅れたり、東電がウソの発表をしていることなど全て御存知でしょう。

国賓として来日するのですから、それはそれぐらい事前準備はしていますよ。

数年の間に何度も総理大臣が替わったこと。震災の後ですら、震災対策よりも、

政治家達が政争にばかり時間を費やしていたこと。東京電力が問題を隠して、公表しないこと、

等々、枚挙に暇がないほど問題があることぐらい、ちょっと調べれば分かります。


ブータン国王の演説は、半分以上は本当に日本及び日本人を讃えていますが、

同時に、非常に間接的に、やんわりと、「日本人というのは本来、すぐれた民族なのだから

しっかりして下さいよ。」ということを伝えたかったのではないか、とやや穿ちすぎかも知れませんが、

そう思いました。

要するに、ブータン国王陛下のお言葉に相応しい国にならないといけませんな、

というのが、演説を拝聴した後の私の気持ちです。

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2011.11.17

「福島市のコメ 初の規制値超え」←私は、毎日福島県産のお米を食べています。

◆記事:福島市のコメ、規制値超のセシウム=全国初、市場に流通せず―政府、出荷停止を検討(時事通信 11月17日(木)0時28分配信)

福島県は16日、福島市大波地区で生産されたコメ(玄米)から

国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える630ベクレルの

放射性セシウムを検出したと発表した。

コメのセシウム濃度が規制値を上回ったのは全国で初めて。

コメは出荷されておらず、市場には流通していないという。

政府は、大波地区を含む旧小国村で生産されたコメについて出荷停止の検討を始めた。

県によると、このコメは「コシヒカリ」で、大波地区の農家が26アールの水田で840キロを生産。

全量が自宅とJA新ふくしまの倉庫に保管されている。 10月上旬に刈り取りを終え、

天日で乾燥した後、今月14日に同農協で簡易分析を行った。

ここで規制値を超えるセシウムが検出されたため、15日から県が検査を行っていた。

規制値を上回ったことを受け、県は安全性が確認されるまで生産農家とJAに出荷自粛を要請した。


◆コメント:私は、ずっと福島県産の米を食べている。

私は、震災前から、美味しい福島県産の米を食べている。

震災前は、近所のスーパーとか米屋で買ったのだが、

福島原発事故の実態が明らかになるにつれて、日本のそこここで

「福島県産の農産物は、見るのも嫌だ」などとひどいことを言う人が増えている、

と言う話を何度も読んだり聞いたりした。

さぞや、福島の人々は辛い思いをしているだろうと思ったので、

福島県のお米屋さんに直接電話して、買っている。

その米に基準値を超えるセシウムが含まれていても

別に気にしない。


福島県だけが騒がれているが、小出裕章京都大学原子炉実験所助教がとっくの昔から

本に書き、マスコミのインタビューで何度も繰り返しているとおり、福島第一原発事故後

数日間で、環境に拡散した放射性物質の量はすさまじく、既に地球全体が程度の差こそあれ

汚染されていて、完全に放射能汚染から逃げることが出来る場所はないのだそうだ。

全世界に比べると随分控え目な報道だが15日付のNHKニュース。

◆記事:北海道や中国・四国にも拡散か(NHK 11月15日 5時11分)

東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、北海道や中国・四国地方にまで拡散し、

土壌に沈着した可能性があるとするシミュレーションの結果を名古屋大学などの研究チームがまとめました。

研究チームでは「除染が必要なほどではないものの、全国で土壌調査を行うべきだ」としています。

名古屋大学などの国際研究チームは、原発事故のあとの3月20日から1か月間、

各地で実際に計測された放射性物質のデータを地球全体の大気輸送モデルと組み合わせ、

シミュレーションを行いました。その結果、事故で放出されたセシウム137の一部は、

北海道や中国・四国地方にまで拡散し、雨などの影響で土壌に沈着した可能性があることが

分かったということです。セシウム137は半減期が30年のため、

影響が長く残るとされていますが、土1キログラム当たりの濃度は、高いところで、

北海道東部の一部で250ベクレル、中国・四国地方の山岳部で25ベクレル程度とみられ、

研究チームでは、いずれも除染が必要なほどではないとしています。

シミュレーションを行った名古屋大学の安成哲三教授は

「放射性セシウムが全国的に広がっている可能性があることが分かった。

局地的に放射線量が高いホットスポットが出来ているおそれがあり、

全国で土壌調査を行うべきだ」と話しています。

小出助教の、知りたくないけれど、知っておかねばならない 原発の真実68ページを読むと、

5月初旬に、福島第一原発から290キロ離れた神奈川県南足柄市の「足柄茶」の茶葉から

暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、意外でもなんでもなく、

チェルノブイリ事故の際は、チェルノブイリと日本は8,000キロも離れているのに、

日本中の茶葉が汚染されたというのである。


福島第一原発の核燃料が圧力容器、格納容器の破損により、剥き出しとなり、

環境に大量のセシウムを撒き散らした。事故から8ヶ月以上経つので大気中の放射性物質は

かなり落ちついているが、それは風に乗って飛んでいき、至る所の土壌に堆積している

と考えられる。

そこで栽培された作物には当然放射性物質が含まれる。

最悪の状況を想定するならば、やがて日本中の作物から

放射性物質が検出されるようになるだろう。


だから福島だけを、あたかも「呪われた土地」のように見なすべきではない。

そもそも、福島原発事故が起きたのは、福島県民の責任ではない。

議会制民主主義の原理を考えると、過去約半世紀に日本に54基の原子炉が出来る間、

自民党政権は、原子力発電所の建設を秘密にしていた訳ではない。

原子力政策に関しては、この半世紀の政府の政策に一貫して含まれていたのに、

圧倒的大多数の有権者は、「エネルギー政策」や「原子力政策」に

全く無関心であった。国民が大反対して、原発建設に反対していたら、

今回の事故も起きなかったのであり、その意味では、東電と国家だけではなく

主権者たる国民にも、福島原発事故が起きる責任があることは、論理的に明らかだ。

福島の人々に原発事故に関する直接的な責任はなく、彼らは被災者でタダでさえ困っているのに、

何か汚らわしい場所のように忌み嫌うのはたとえ放射能が強く検出される場所であっても

失礼だ。だから、私は以前と同じように福島県産の米を買うのである。

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2011.11.16

今日は「インチキ更新」です。

◆「今日は更新を休みます」と書くのを私は「インチキ更新」といいます。

世の中を見ておりますと、いくらでも書くことはあるのですが、

どうしても、書く気にならないときがしばしばあります。

そういう場合に無理に書くと、本当に「何かを世間に訴えたい」気持がないのに、

そういうフリをするわけですから、ロクなものになりません。


最近、コメントとか、エンピツへのメール、Twitterにおける私の愚痴を

ご覧になって、ご親切な言葉をメールで頂戴しているのに、なかなかレスが

書けないので、そちらに時間を割きます。


それでも今日中に全ては書けないかも知れませんが、

必ず近日中に、ブログのコメント、及び、メールへのレスは

書かせて頂きますので、少々ご猶予を頂きたく存じます。

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2011.11.15

「TPP決断「評価する」51%…読売世論調査」←分からないことを「評価」するな。

◆記事:TPP決断「評価する」51%…読売世論調査(読売新聞 11月14日(月)21時31分配信)

読売新聞社が12~13日に実施した全国世論調査(電話方式)で、

野田首相が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加方針を決めたことを

「評価する」は51%で、「評価しない」35%を上回った。

政府が貿易自由化に対応し、国内農業の競争力を強化する行動計画を決めたことについても、

「評価する」57%が「評価しない」24%より多かった。

交渉参加方針について支持政党別で見ると、民主支持層は「評価する」が66%に上り、

支持政党のない無党派層でも「評価する」45%が「評価しない」37%より多かった。

自民支持層では「評価する」45%と「評価しない」46%が並んでいる。

野田内閣の支持率は49%(前回55%)、不支持率は38%(同29%)だった。

首相が自らの政策や考えを国民に十分に説明していないと思う人は86%に達した。

首相はTPP交渉など主要政策について、より丁寧な説明が求められているようだ。


◆コメント:内容が分からないのに、何故「評価する」と言えるのか。

上の記事をボンヤリ読んでいると判らないが、

少しばかり、丁寧に読むと、如何に世論調査の結果が矛盾しているかすぐに分かる。

最後の部分を最初に持ってくるべきであったが、そうしないのは読売新聞の狡猾さだろう。

つまり、

首相が自らの政策や考えを国民に十分に説明していないと思う人は86%に達した。

ということは、読売新聞の世論調査に回答した人々の殆どは「TPPで何が起きるか」を

理解していない、と想像される。


農業だけを例にとっても、現在日本は国内農家の保護を目的に、

米には778パーセント、乳製品には360パーセントの高関税をかけているのに、

これらをいきなり撤廃したら、圧倒的に広大な農地を持つ、アメリカやオーストラリアからの

安い農産物にどのように対抗するのか。

農業だけではなく、TPP交渉は関税撤廃に加え、安全基準や越境サービスの活性化、

公共事業の開放など、21の分野で規制緩和や自由化を議論している。
「国益を守る」

を繰り返すが、守りようがないでしょ?

民主党は1年前に菅・元首相がノーテンキにTPP参加、と言ってしまったが、

何も研究していなかったのに、11月12日からAPEC、との日程が決まり、

急にアタフタと検討を始めたのである。

野田首相本人ですら、「全体として何が起きるのか」分かっていないまま、「交渉参加」と

表明してしまったと考えられ、その点だけでも私は「評価できない」。

日本のTPP交渉参加に対し、米通商代表部(USTR)のカーク代表は11日に

米国産牛肉の輸入規制撤廃、日本郵政への優遇措置見直しのほか、自動車市場の開放を

事前協議のテーマとして例示した。

ほら見ろ。BSEに感染している可能性が高く、不味い米国産牛が日本国内に出回るのだ。

保険分野で自由化の邪魔だから国民皆保険制度を撤廃しろと言われて「撤廃しません」とは言えないのである。

枚挙にいとまがない。とんでもない状況を首相も世論調査回答者も、到底理解していると思われない。

分からないことを「評価」するな。無責任だ。

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2011.11.14

22年前(1989年)の11月13日、日本で初めての生体肝移植が行われました。

◆偉大な行為が忘れられてはならない、と思います。

毎年、11月13日は、余程の突発的事態が起きない限り、

1989年11月13日、今は島根大学医学部になってしまいましたが、

島根医科大学、第二外科の永末直文助教授(当時)のチームが

日本で初めての生体部分肝移植手術を行った日です。


日本では、1968年に初めての臓器移植手術が行われました。

それは、札幌医科大学で、故・和田寿郎医師(1922年3月11日 - 2011年2月14日)による心臓移植手術でしたが、

何しろ43年も前のことで、今のように臓器移植コーディネーターなど存在せず、

脳死判定基準も、臓器移植に関する法整備も全然対応出来ていなかった、等の背景があり

また、心臓のドナーが、現在で言う所の臨床的脳死、法的脳死の条件を満たしていたかも

定かではなく、和田医師が殺人罪等で刑事告発されるという大事件になってしまいました。

記述内容の信頼性を私は検証できませんが、事態の概略はWikipediaの

和田心臓移植事件に書かれています。


和田医師の医療行為の医学的妥当性に関しても、当然、私は論評できませんが、

確かに云えることは、この「事件」以来、日本の医学界では

「臓器移植」が完全に「タブー」となってしまい、

その後の日本の臓器移植医療技術の進歩に遅延が生じたことです。


1989年に島根医科大学第二外科が行った生体部分肝移植手術は、

「生体」の二文字でわかるとおり、脳死移植とは異なる手術ですけれども、

とにもかくにも、長い間日本の医学界で最大のタブーであった「移植手術」の

実行を決断した、永末先生と島根医科大学は立派でした。

私は医者ではないけれども、このとき、移植手術を行う決断をする勇気は、

我々の想像を絶するものだったことは想像に難くない。

後述しますが、永末先生は手術が失敗したら勿論、成功しても、医学界や

ロクに勉強していないマスコミや、身勝手で感情的な世論のバッシングを受けて、

大学を去る、つまり、研究活動を諦めることになること、いや、それどころか、

医師免許を剥奪されることすら、覚悟をしていたのでした。


余談ですが、映画化された「孤高のメス」の主人公、当麻鉄彦医師のモデルは、

だそうです。孤高のメスの年代設定をよくご覧頂くとわかりますが、映画の当麻医師が脳死肝移植を行うのは、

歴史的事実である島根医大の生体部分肝移植と同じ1989年です。


兎にも角にも日本人は、良いことも悪いことも直ぐに忘れる。

いつまでもネチネチ人を恨んだりしないのは良いところかもしれませんが、

世の中で為された立派な行為、業績を忘れてはいけないとおもうのです。

だから私は毎年生体肝移植をリマインドするのです。

日本の人口は2010年の国勢調査によると、約1億2千8百万人だそうですが、

こんなことをしているのは、私だけではないか、と思います。


◆そもそもの始まり。

移植手術の患者は、生後間もない杉本裕弥ちゃんでした。生後1ヶ月検診で黄疸がある、と言われました。

山口県玖珂郡和木町、岩国市のすぐ北、広島との県境で開業していた木村直躬医師に、

裕弥ちゃんのおばあさんが、そのことを告げました。1988(昭和63)年12月のことです。

木村先生はエコー(超音波)で、ただちに、杉本裕弥ちゃんが、先天性胆道閉鎖症という病気である、と診断しました。

先天性胆道閉鎖症とは、生まれつき胆汁が流れ出る道がふさがっていて、胆汁が肝臓へ流れていかないので、

黄疸が段々強くなり、しまいには、肝硬変で死に至る病です。


◆杉本裕弥ちゃんは、移植以前に、胆道閉鎖症の専門家による手術をうけましたが、上手く行きませんでした。

この世に生を受けて間もない赤ん坊が、可哀想なことに、何度も手術を受ける運命にあったのです。

木村先生の紹介で、地元山口県の国立岩國病院の小児外科により、胆管を何とか開く手術が行われました。

1度では上手く行かず、2度目の手術も失敗でした。

岩國病院の担当医から、木村先生(最初に裕弥ちゃんを診察した開業医の先生)の元に、手紙が来て、

「この子の予後はホープレス(望みがない)」とのことでした。残酷な宣告です。

それでも、裕弥ちゃんの家族は諦めませんでした。

木村先生に、何とか手段は無いか、と聞きました。先生は肝移植以外に道はない。といいました。

日本では、移植手術はタブーとされていました。

1968年札幌医大で行われた日本初の心臓移植手術の失敗が、その背景にありますが、その説明は省きます。

日本木村先生はオーストラリアの病院に問い合わせましたが、オーストラリアの病院は

「生体肝移植は難しくて無理だ。」という、つれない返事をよこしてきました。

しかし、木村先生も諦めませんでした。


◆木村先生は、「移植手術を頼むなら、島根医大の永末先生しかない」と考えました。

木村先生の頭に浮かんだのは、九州大学医学部の後輩で、広島赤十字病院で同僚だった永末直文医師でした。

木村先生は内科、永末先生は外科ですが、肝臓を専門とすることで共通していました。

木村先生がエコーで肝臓ガンを診断し、永末先生が切除可能な肝ガンの手術を6年間で200例も手がけていました。

木村先生は「生体肝移植を頼むなら、(島根医大に移った)永末君しかいない」と思いました。

永末先生は、最初あまり乗り気ではなく、オーストラリアの病院で手術を受けることを進めました。

これは、前述の通り当時の日本の医学界で「移植」という言葉はタブーだったのです。

このタブーを破った医師は、医師生命を絶たれる危険がありました。ですから、最初に永末先生が積極的ではなかったことも、

無理からぬことだったと言って良いでしょう。

ところが、木村先生は諦めませんでした。講演のため、広島に来た永末先生に会い、

とにかく裕弥ちゃんの診察だけでもしてくれ、と、頼みました。永末先生は引き受けました。

永末医師が初めて診る裕弥ちゃんは、黄疸が強く出ていて、溜まった腹水でおなかがパンパンに膨れて、静脈が浮き出ていました。

既に食道静脈瘤が出来ている可能性があり、これでは、いつ吐血してもおかしくない。

吐血しなくてもあと1ヶ月ほどの命、と永末先生は思いました。まだ、生後一年経っていない赤ん坊が肝硬変です。残酷な現実でした。

裕弥ちゃんの体力が移植手術に耐えられるか、五分五分だと考えました。


◆永末先生は裕弥ちゃんの家族にありのままを話しました。

永末医師は家族に客観的事実を説明しました。それは、


  • 正確なことは精密検査をしないと分からないが、移植手術は出来そうなこと。

  • 但し、島根医大の永末医師のグループでは生体肝移植の経験がないので、上手くいくかどうか保証できないこと。

  • 手術まで持ち込めても、裕弥ちゃんの全身状態があまりにも悪いので、手術に持ちこたえられずに亡くなる可能性も高いこと、


という内容でした。決して楽観出来る話ではありません。しかし、家族は必死でした。

永末医師は特に裕弥ちゃんの祖父政雄さんの言葉を強く覚えています。
このまま裕弥を死なせたら悔いが残ります。明弘(引用者注:裕弥ちゃんの父)の命に別状がないのなら、結果は問いません。是非手術をして下さい。

そして、政雄さんは、裕弥ちゃんの両親に言いました。
「明弘、寿美子さん。お前たちが両親なんだから、お前たちからはっきりお願いしなさい」

15秒ほどの沈黙の後、それまで寡黙だった明弘さん(裕弥ちゃんの父)が永末医師を正面から見つめ、言いました。
「お願いします」

その言葉に永末先生の気持ちが動きました。

「この人達は裕弥ちゃんを助けようと必死になっている。移植手術未経験だというのに、頼むという。

ここで失敗を恐れて背を向けたら、医師として最も大事なものを失ってしまう」と思ったのです。


◆永末先生は、島根医大第二外科全員に「この手術を断るぐらいなら、明日から肝移植の研究など止めてしまおう」と言いました。

永末先生の気持ちは固まりました。

当時永末先生は助教授でしたから、第二外科の部長中村教授の了解も取り付けました。

自分の研究室に戻った永末先生は、肝臓グループの医師たちに、裕弥ちゃんの生体肝移植を引き受けることにした、と言いました。

医師達は全員無言になりました。

「日本で初めての生体肝移植」であることに加え、裕弥ちゃんの症状が悪すぎる、と専門医たちは誰もが思ったのです。

スタッフが躊躇っているのを見て、永末先生は、言いました。

「赤ちゃんは死にかけている。家族は結果は問わないからやってくれという。責任は全て私が取る。目の前の赤ちゃんを救えないような研究なら意味は無い。もしこの移植を拒むなら、明日から移植の研究など止めてしまおう

第二外科の河野講師(当時)はこの言葉を聞いて、身体が震えたといいます。皆同じ心境だったことでしょう。


◆中村教授は「永末君、君は全てを失うかも知れない、本当にそれでいいのか?」と心配しました。

手術を行うことが決まってから、永末先生は、中村教授の部屋で何度も話し合いました。

中村先生は、心配していました。

「永末君。僕はもう13年もここの教授をしていて思い残すことはない。福岡へ帰れば済む。

しかし、君はこの手術で全てを失うかも知れない。僕はそれがいちばん心配だ。本当に君はそうなってもかまわないのか」

その都度、永末先生は答えました。
「先生。大丈夫です。誰かがやらなければならないことを、私たちがやるだけです。これで弾劾されたら、福岡へ帰って開業します」

この言葉は、決断―生体肝移植の軌跡という本(是非、読んでいただきたい)で永末先生自身が書いている言葉です。

しかし、本当はもっと悲痛な覚悟でした。

後年、NHKの「プロジェクトX」に出たとき、永末先生は、医師を辞めることさえ覚悟していた、と話しました。

「私は英語が得意なので、学習塾の英語の先生をすれば、食べていけると思ったのです」

淡々と語る永末先生を見て、私は心の底から、永末先生を尊敬しました。

これほど立派な医師を見たことがありません。

裕弥ちゃんの移植手術そのものは成功しましたが、その後、ありとあらゆる合併症が起きました。

そして、手術から285日後、1990(平成2)年8月24日、午前2時32分、亡くなりました。1歳9ヶ月の生涯でした。

家族は、手術とその後の肝臓チームのすさまじい努力、裕弥ちゃんを救おうとする苦労を目の当たりにしていたので、

チーム全員に丁重にお礼をいいました。後年、裕弥ちゃんの弟が生まれました。

母親の寿美子さんは、永末直文医師の「直」と裕弥ちゃんの「弥」をとり、「直弥」と名付けました。

島根医大第二外科が初めての生体肝移植をしたのを見届けるように、その後、京大、信州大が、数多くの生体肝移植を成功させました。

それはそれで、良いことです。

しかし、何と云っても、「最初にやる」ことを決断する勇気と覚悟は、2番目以降とは比べものになりません。

島根医大第二外科の英断と死にものぐるいの努力がなければ、こうした道は今も開けていなかったでしょう。

島根医大は、今は島根大学医学部になってしまいましたが、それはこの歴史的事実の価値に比べればどうでも良い。

永末先生とそのチームの偉業は、日本の医療の歴史に永遠に刻まれるでしょう。

永末先生が中心となり、当時の移植チームのメンバーが、思いを綴った本、決断―生体肝移植の軌跡を是非、読んで下さい。

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2011.11.13

【音楽・映像】ベルリン・フィルハーモニー 演奏会 ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」より。

◆映像や音楽をブログに掲載する、ということ。

今日ご紹介する映像も、本来おカネを払って見なければならないものですが、

私の過去の経験では、ただ、言葉で、

良い演奏を観て聞けるサイトだから、是非ご覧になることをお薦めします。

といっても、95パーセントぐらいの人は、特に有料の場合、観ないのです。

CDを紹介するときも、同じです。
この演奏・録音は素晴らしいですよ!

と書いても(私の表現能力の貧弱さにも大いに問題がありますが)、

どのように、「素晴らしい」のか、さっぱり分かりません。

それで、ちょうど5年前の今頃から、著作権法に鑑み、望ましい行為でないことを知りつつ、

逃げも隠れもせず、CDやDVDの映像をこのブログに貼り付けています。


但し、このサイトは全く営利を目的としておりません。

アフィリエイトはありませんし、着うたフルを装って、曲をダウンロード販売

していた人とは違います。

タダの1円の収入もありません。

ただただ、音楽に馴染みの無い方にも親しんで頂きたい、という気持で

載せています。


他の方には、私と同じことをお薦めはしませんが、私は

以上のような沿革と信念に基づいて、こういうことをしています。

先日、
これ犯罪でしょ。。

というコメントを頂きましたが、私は分かってやっていますから、

捕まるときは捕まるでしょう。だから放っておいて下さい。


但し・・・。アクセス解析を観ると、このサイトは、

中央官庁(警察庁、財務相、防衛相、農水省等々)やその付属機関、

レコードを発売している大企業さんからもアクセスがあります。

大手マスコミ各社からアクセスがあります。

中央官庁から
「バッハ トランペット ソロ」とか「メサイア ピッコロトランペット」

「ラベル ボレロ、トロンボーン」「ベルリン・フィル コンサートマスター」

など、検索した結果のアクセスが多数あります。

立法府(衆参両議院)、司法(裁判所)からも、同じような検索で

アクセスして下さる方がおられます。

中央官庁のみならず、政府関係機関をも含めると、キリがありません。

これらの方々に、しばしばご覧頂いています。


しかし、今まで一度もファイルの削除依頼を頂いたことはありません。

私が検挙されるなら、とっくにされているのではないか思います。

この日記ブログは完全に世界中にオープンです。

閲覧するのにパスワードも何も必要としません。


要するに何を言いたいか。

繰り返しますが、このサイトと同じことをひと様には勧めませんが、

私は音楽を紹介したいがために、このようなサイトを作っています。

問題の所在は認識しています。

逮捕されるときは私が逮捕され、一生を棒に振ることになるでしょうが、

読者の皆さんにはご迷惑はかけない筈ですから、

先の「犯罪でしょ」などのご忠告は頂かなくて結構です。

但し、音声や映像の知的財産権保有者から、「ファイルを削除せよ」

というご指示があったら、即座に削除します。それは心得ています。


◆デジタル・コンサートホール。

ベルリンフィル公式サイトに、「デジタルコンサートホール」があります。

2日間(48時間)チケットは9.9ユーロ(1ユーロ=106円とすると、約1,000円)ですが、それではあまりにも

慌ただしい。現在のドル安、ユーロ安円高は日本の輸出企業には、大問題ですが、

海外からモノやサービスを輸入するには有利です。

30日チケット(アーカイブとライブ4回まで見放題)が29ユーロ(約3,000円)です。

ベルリン・フィルをたとえ、ネット経由とはいえ、一日100円で観ることが出来るというのは、

私の世代の人間にとっては、夢のような話です。オーケストラは聴くばかりでは無く観るものです。


その一例としてご紹介します。


◆ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』作品55 第一、 第四楽章。

デジタルコンサートホールは、最近の演奏だけではなく、過去の名演が(カラヤン時代はありませんが)

「アーカイブ」として多数保存され、アップされています。これは、

2001年2月にアバドがローマでベートーヴェンの全交響曲演奏会を行ったときに録画・録音されたものです。


前置きが長くなりましたので早速いきましょう。


因みにコンサートマスターに安永徹さん、

ヴィオラのトップに清水直子さん、第1ヴァイオリンに町田琴和さんの姿があります。

第一楽章。

BeethovenSymphonyNo3FirstMovement







第四楽章。フィナーレです。変奏曲形式になります。

最後プレストになったとき、ヴァイオリンやヴィオラはかなり長い間32分音符で

刻みながら弾くので、ものすごく大変だと思います。

BeethovenSymphonyNo3Finale







演奏終了後、日本だと最初から「今日は『ブラボー!』をやるぞ!」と決めて

出て来た人が叫ぶので何かしらけるのです。演奏の良し悪しを判断しないで、

とにかく「ブラボー」ですから。


ローマの聴衆に限らずヨーロッパの聴衆は、最初は反応が控え目なのですが、

時間の経過と共に、次第に興奮が高まり、拍手の音も明らかに強くなり、

ブラボーが飛び、次々に聴衆が立ち上がり、スタンディングオベーションになる。

これが本来の自然なあり方ですよね。


生ではとても高くて聞けないけど、自宅でネットを通してであっても、

365日、24時間、好きな時にベルリン・フィルを見て、聴くことができる

夢のように有難い世の中に感謝します。

極東の国の政治家が無能でも、地震による原発事故で

人間がかつて経験したことがない脅威にさらされていても、

優れた音楽は、常に変わらない美しい光を放っています。

「英雄」は当時の交響曲の伝統的な作風からすると、革新的・斬新な作品です。

ベートヴェンの音楽に対する、火のような情熱が迸っているのを感じます。

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2011.11.12

「野田首相がTPP交渉参加を正式表明」←衆院解散・総選挙すべし。

◆記事:野田首相がTPP交渉参加を正式表明(ロイター 2011年 11月 11日 22:40)

野田佳彦首相は11日夜の記者会見で、あす開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合で、

環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加に向け、関係国と協議に入ることを正式に表明した。


◆コメント:民主党政権奪取時のマニフェストにTPPも関税撤廃も含まれていない。

民主党が政権を獲得したのは2009年8月30日に行われた衆議院議員選挙の結果である。

この時の民主党のマニフェストには、TPPという言葉は全く含まれておらず、

かつ、それに近似する内容、即ち関税・非関税障壁を全ての分野で完全撤廃する

趣旨の文言も含まれていない。

従って、野田首相はTPP交渉に参加する「決意を表明し」た段階で、

国民の審判を受けるべきである。震災からの復興を第一といっても

こうなると、日本がアメリカになってしまうかどうか、という決断であるから

復興対策に遅れが出てもやむを得ない。国家の存亡に関わることなのだ。


2005年9月11日の所謂、「郵政民営化選挙」では、有権者はものの見事に、

あの、天下の大悪人、小泉純一郎のペテン師野郎に騙されたが、

今回、TPPに関する、ネット上の世論を読んでいると、日本国民としては珍しく

これに「反対」という正しい意思表示が目立つ。

これに真っ向から反対の政策を唱える野田首相は、TPP交渉参加決意表明を

行い、実際に交渉に参加する前に、国民の判断を仰ぐべきである。


TPPは、農業ばかりではなく、ありとあらゆる分野にアメリカの干渉を許すことになる。

キリがないが、今まで私が書いていないことから一例を挙げると、

食品の安全に関して、重大な危険が生ずる。

現在の日本の食品安全基準は、概して国際標準よりも厳しい。

BSE(狂牛病)対策として、食肉牛の全頭検査を義務づけている。

厚労省の牛海綿状脳症(BSE)等に関するQ&Aには、

国産牛についてのBSE対策はどのようなものですか?

平成13年9月、国内において初めてBSEの発生を確認しました。厚生労働省は同年9月27日、生後12ヵ月以上の牛の頭蓋(舌、頬肉を除く。)及びせき髄並びにすべての牛の回腸遠位部(盲腸の接続部分から2メートル以上)を除去、焼却するよう指導を開始し、同年10月18日にはと畜場における牛の特定部位(Specified Risk Material:Q2参照)の除去・焼却を法令上義務化しました。また、(1)牛の月齢が必ずしも確認できなかったこと、(2)国内でBSE感染牛が初めて発見され、国民の間に強い不安があったこと等の状況を踏まえて同日、食用として処理されるすべての牛を対象としたBSE検査を全国一斉に開始しました。

 平成16年9月には、食品安全委員会においてBSE国内対策に関する科学的な評価・検証の結果がとりまとめられ、厚生労働省及び農林水産省は、この評価・検証の結果を踏まえ、同年10月15日に国内対策の見直しについて食品安全委員会に諮問しました。平成17年5月6日に答申を受け、これを踏まえて、同年7月1日にと畜場におけるBSEに係る検査の対象となる牛の月齢を規定する厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則第1条を改正し、BSE検査の対象月齢を0ヵ月齢以上から21ヵ月齢以上としました(同年8月1日施行)。

とあるが、国際標準の検査対象は月齢30ヶ月以上で、日本よりも、甘い。


また、日本では、遺伝子組換え食品に関しては表示が義務づけられている。

遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示の義務化についてには、
遺伝子組換え食品の表示については、消費者の選択に資する観点から、農林水産省がJAS法の品質表示基準として、平成13年4月から表示を義務化することとされている。

という文言がある。他国には、ない。


TPPに加わればこれらが「非関税障壁」と見なされ、

他国(アメリカ)から撤廃を要求されるだろうが、それは

なんと、国内法よりも優先されてしまうのである。野田首相は

「守るべきものは守る」というが、原理的に不可能である。

一事が万事で、日本の厳しい食品安全基準はTPP参加他国と同じレベルに

平準化され、それによって全体的に安全性が阻害される可能性が高まる。


何度も書くけれども、様々な分野でこのようなことが起きる。

それを説明しないで、良いところだけを強調するのは、詐欺である。

どうしてもTPP交渉参加するのならば、衆議院の解散・総選挙により、

民意を問うべきである。

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2011.11.10

「首相『公的保険制度守る』TPP交渉巡り」←守れないでしょ?TPP絶対ダメ(その3)。

◆記事:首相「公的保険制度守る」TPP交渉巡り(日本経済新聞 2011/11/9 22:56)

野田佳彦首相は9日の衆院予算委員会でTPPについて「議論が熟した段階で一定の結論を出す必要がある」と強調。

TPP参加で、保険診療と自由診療を併用する混合診療の全面解禁が求められ、

公的医療保険制度に影響が出るとの懸念に関しては

「公的保険制度を壊してまで進めようという気はまったくない。

国益を踏まえて交渉するのが日本の立場だ」と語った。


◆コメント:公的保険制度を壊す気がないと日本が言っても意味がない。

先日から何度も書いている透り、TPPは農業だけではなく、金融や保険その他諸々の分野で

関税や非関税障壁を撤廃して「自由貿易」を可能にするものだ、

とアメリカや、その走狗と化した日本政府、大手メディアは、

国民に都合の悪いことは、説明しない。

いくら野田総理が、

公的保険制度を壊してまで進めようという気はまったくない

と言っても、一旦TPPに参加したら、法律や制度すら、

アメリカに「非関税障壁だ」といわれたら、廃止せざるを得ないのだ。

健康保険の分野にもTPPが適用されたらどうなるか。


アメリカは先進国で唯一公的年金制度を持たない国である。

しかし、医療費そのものは非常に高い。

だから、米国民は民間の保険会社の保険に加入して、

何かあったときには、それを用いるが民間保険は商売だ。

常日頃から高い保険料を納めている人間は、高額医療費も

保険で賄えるが、今のように極端に景気がわるくなって、

失業したり、働いても、所得が少なければ、

保険料の安い保険にしか加入できない。

大病をしても、カネが払え無いから医療を受けられず

我慢するしかなく、そのまま死んでしまう人が珍しく無いのだ。

要するに、TPPが保険の分野にも適用されたら、

アメリカの保険会社を儲けさせるために、アメリカ政府は

日本政府に対して、公的保険制度そのものを「非関税障壁」だから

廃止せよと迫るであろう。


我々は健康保険証を取りあげられ、日本に乗り込むアメリカの

生命保険会社と契約を結ぶように仕向けられるであろう。

金持ちは高い保険料を払い、実質的には、現在と同程度の医療を

受けられるが、一般庶民は、保険料が安い=支払われる保険金額が少ない

保険に入ることしかできず、そんなものでは、ガンになっても、

心臓が変調を来しても、脳溢血になっても病院に行って、

治療費を支払えないと分かったら、追い返されるだろう。

更に民間の保険屋だから、一度保険を利用したら、翌月から

保険料が高くなるし、或いは、ある保険が気に入らなくて、

他の生保に切り替えたくても、一旦病気で入院したことがあると

新しい病院は見つからず、新しい保険契約を結ぶことが難しくなる。

極端な「格差」が生じ兼ねない。


TPPにより、日本がアメリカと同じ医療制度に無理矢理変えられてしまう。

内閣総理大臣がいくら「公的年金を守る」と言っても

アメリカが承知しない。出来る訳がないことを首相は約束している

ことになる。TPPは絶対に、交渉に参加することから禁じるべきだ。

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2011.11.09

「監視委がオリンパスを本格調査、虚偽記載の疑いで=関係筋」←6年前に岩國哲人氏が警告してました。

◆記事:監視委がオリンパスを本格調査、虚偽記載の疑いで=関係筋(ロイター 11月8日(火)13時29分配信)

オリンパス<7733.T>が過去の損失計上を先送りしていたと発表したことに関連し、

金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、

証券取引等監視委員会が本格的な調査に乗り出すことがわかった。

関係筋が8日、明らかにした。監視委は、個別の事案へのコメントは控えるとしている。

複数の関係筋によると、オリンパスが設置した第三者委員会がまとめる調査結果なども踏まえ、

必要に応じて関係者に事情を聴くなどの調査を進める。悪質性が高いと判断すれば、

検察当局への刑事告発を検討する可能性もある。

監視委は夏ごろにはすでにこの問題に関心を寄せており、

金融商品取引法に照らして適切な対応がとられたかどうか、

開示面を軸に検証を進めていたことが明らかになっていた。

オリンパスは同日、不明朗な資金の流れが指摘されていた過去のM&A(買収・合併)に関し、

1990年代ごろから有価証券投資などの含み損を先送りし、

その穴埋めのために買収資金などを利用していたことが判明したと発表した。

森久志副社長執行役員が損失計上先送りに関わっていたとし、同日付けで副社長執行役員を解職した。


◆コメント:元衆議院議員、岩國哲人氏が危惧したとおりです。

オリンパス株式会社は東証一部上場企業です。

東証一部上場企業とは、財務的に信用がおける日本を代表する企業であり、

従って、その企業の株式は安心して取引出来る。

勿論、株式「相場」ですからあがったり下がったりしますが、

一定の基準を満たした、安定した企業の株だから

少なくともある日突然潰れて株券が紙屑同様になることはない、

と皆、思っているのです。だから東証一部上場企業とは一流企業の

代名詞、と長い間、誰もが何も疑いを抱かずにいました。


ところが、7年前。西武鉄道が飛んでもないことをしていたことが発覚しました。

◆記事:西武鉄道 上場廃止 来月17日付(2004年11月17日 読売新聞)

東京証券取引所は16日、西武鉄道の株式を12月17日付で上場廃止にすると発表した。

コクドなど大株主の持ち株比率を有価証券報告書に47年間にわたって虚偽記載し、

「投資家の市場に対する信頼を損ねた」(鶴島琢夫・東証社長)と判断した。

東証では、上場廃止基準のうち、

〈1〉虚偽記載を行い影響が重大

〈2〉公益・投資者保護のために廃止が必要――

の2点に該当すると説明している。

不適切な情報開示を理由とする上場廃止は極めて異例だ。

東証は、投資家に上場廃止決定を知らせるため、

現在、監理ポストに割り当てている西武鉄道株を11月17日に整理ポストに移し、

12月16日までは売買できるようにする。

その後は、同社株は東証を通じた取引ができなくなる。

上場廃止決定を受け、西武鉄道は同日、

新興企業向け市場ジャスダックに上場する準備に入ったと発表した。

また有価証券報告書への虚偽記載問題が相次いでいることを受け、

東証は、全上場企業に親会社の経営に関する情報を適時開示するよう

義務づけるなどの東証規則改正案も正式発表した。

経営トップに財務などに関する公表内容が正確であることを誓約させるほか、

上場廃止となる少数株主の持ち株比率を

現在の80%超から75%超まで下げることなども盛り込み、2005年1月をめどに改正する。

とんでもない話で、上場基準を満たさない株、違法は株が東京市場で取引されていたのです。

既に政界を引退してしまいましたが、私が僭越ながら何度も
「全ての国会議員のなかで最も優秀な人材」

と書いた、元・メリルリンチ(当時世界最大の証券会社)米国本社上級副社長で、

故郷の出雲市に乞われて、出雲市長になり、110の公約を1年で全て実行し、

その後、民主党衆議院議員に当選した、岩國哲人(いわくにてつんど)氏は

何しろ、証券のプロですから、事態を重く見て、当時の伊藤達也金融担当相に

国会で厳しく質問しました。


◆2005年2月7日衆議院予算委員会会議録より抜粋

その時の質疑応答です。

【引用開始】

○岩國委員 総務大臣、厚生大臣、お忙しいでしょうから、どうぞお引き取りいただいて結構でございます。

次に、西武鉄道の株式の問題について質問させていただきます。

西武鉄道の株式取引について、違反状態で長年取引が継続されておったということは大変残念なことであります。

こうした点について、金融庁としては、いつから違反状態が発生し、その結果として不測な損害をこうむった投資家は、投資金額はどれぐらいなのか、徹底的にこれは調査すべきじゃありませんか。

きょうも、この瞬間も、違反状態にある株式が東京証券取引所で取引されているんじゃありませんか。

そういう疑惑の中で、取引所の中で取引されているものには違反状態にあるものはないんだという潔白宣言がいつできるのか。どうぞお答えください。

○伊藤国務大臣 委員が御指摘をされた事例も含めまして、昨年の秋以来、不適切な事例が続いております。

私どもといたしましては、証券市場の信頼性を確保するためには、適切なディスクロージャーが極めて重要であると考えておりまして、

こうした観点から、国民のディスクロージャー制度に対する信頼を確保していくために、その対応策を昨年の十一月、そして十二月に公表をさせていただいたところでございます。

その中の対応策の一つ一つを強力に進めていくことが重要だというふうに考えておりまして、今、その違反状況を是正していくことが重要だというお話がございました。

この対応策の中でも、開示企業すべてに対して、有価証券報告書の正確性、これを自主的に点検をしていただきたい、その要請をさせていただいて、

すべての開示企業から報告をいただいたところでございます。


その報告の内容を私どもとして精査をして、そして適切なディスクロージャーをさらに進めていくための対応策というものをさらに進めていきたいと考えているところでございます。

○岩國委員 私がお伺いしているのは、潔白宣言がいつまでにできるというめどは全くないのかどうかということ。もう一度お答えください。

○伊藤国務大臣 今、答弁をさせていただきましたように、昨年の十一月、そして十二月に公表させていただいたこの対応策、その一つ一つを強力に推進していくことが重要だというふうに考えております。

先ほど来お話をさせていただいているように、まず開示企業の自主的な点検、これを要請させていただいたところでございますし、

また、各取引所においても、その上場のあり方について、これを見直していただくことを要請させていただいて、その要請を踏まえて見直しについて実施をされているところでございます。

そうしたさまざまな施策というものを展開しながら、委員から見ても、そして投資家から見ても、日本の証券市場の信頼性というものは間違いないものである、

そういうふうに信頼性というものを確保できるために、私どもとしても一生懸命努力を続けてまいりたいと考えております。

○岩國委員 私の質問に二度も答えていただけなかったということは、要するに、潔白宣言はきょう現在も出せないし、しばらくの間、疑惑の、違反株式の取引はきょうもあしたも続けられるということですね。

【引用終わり】

岩國議員は、西武鉄道と同じように、本来上場してはいけない株が、

発見されずに売買されているかも知れないのだから、

監督官庁である金融庁(証券取引等監視委員会は金融庁内の機構です)である金融庁が

上場している全ての企業の財務状態その他上場基準を満たしているかどうか、

調査するべきだ、といっているのに、金融相の答弁は唖然とする内容です。

役所が調べるのではなく、株を上場している企業に自分で有価証券報告書を

点検して、ウソ、偽りがないか報告せよ、と命じています、という趣旨でした。


この答弁のバカさ加減は、分かりますよね?

インチキしている企業が、金融庁に「粉飾決算してませんかー?」と尋ねられて

「ハーイ、ウチは、粉飾でーす」って言う訳がないでしょ?

それをしかし、当時の伊藤金融担当相は大真面目に答えて、

岩國哲人議員は、開いた口が塞がらなかったことでしょう。


岩國議員の懸念はやはり、現実化しました。東証一部上場、あのカネボウが

粉飾決算をしていたこと、それに、何と虚偽を指摘すべき会計監査法人、

中央青山という監査法人がインチキに加担していたのです。

粉飾決算を指南していたというのですから、もう眩暈がするほどひどい話でした。

カネボウは当然、上場廃止となり、2007年に会社は解散しました。

今もカネボウという化粧品が存在しますが、あれは「カネボウ」の商標権(ブランド)を引き継いだ

花王株式会社の子会社「株式会社カネボウ化粧品」という、旧カネボウとは別の企業の商品なのです。

日本最大の監査法人だった、中央青山監査法人も、粉飾の手助けをしていたので、

業務停止命令が出され、何処の企業も監査を頼まなくなりました。

このため、中央青山は他の3つの監査法人に監査業務を移管し、解体されました。


◆このような最悪の例が2回もあったのに、総点検していなかった金融庁。

西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載の後、岩國議員が懸念したとおり、

カネボウは違法に上場していました。

それから、また6年も経って、1990年頃からオリンパスがインチキをしていたことが

バレた、と言うわけです。

この他に、粉飾決算、有価証券報告書虚偽記載をしている会社は存在しない、

という証拠はどこにもありません。


こういうことが続くと、東京市場で取引されている株式全体が「怪しい」と

見なされてしまいます。日本人同士はなんとなくインチキ臭くても売買するかも知れませんが

海外投資家が、これに呆れて一斉に日本株を売りに出たら、東京市場は暴落します。

すると、それらの株に投資している投資家に大きな評価損が生じ、最悪それが原因で倒産します。

個人投資家も、勿論、インチキ株が新しく出たら、株券は紙屑になります。

悪夢のような負の連鎖となります。東証一部上場企業の信用が低下・消失したらおしまいです。


やはり、岩國議員の言うとおり、手間がかかっても当局が全部の株を点検するべきでした。

話が逸れますけれども、こういう指摘をした国会議員は岩國議員だけです。

私は2005年郵政民営化選挙のときに、お前はどの政党を支持するのか?と読者に訊かれたので、

岩國議員が党首にした民主党が出来たら、支持しますと答えました。

2005.09.04 「お前はどこの政党の誰を支持するのだ」とのお訊ねがありましたので(既に書いてるんですが)。

今さら書いても詮無いことながら、やはり民主党の最大の失敗は、岩國哲人氏を重用しなかったことです。

岩國さんが内閣総理大臣になっていたら、と思うと、残念です。

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2011.11.08

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(PJBE)の世界。

◆PJBE来日公演時の映像を大量にアップして下さった方、ありがとうございます。

昨日、11月6日はアメリカのマーチ王、ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932)の誕生日でした。

金管アンサンブルの始祖、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(以下、PJBE)の演奏で、

これまでに何度も紹介しましたが、もしかすると、PJBEがマーチを演奏している映像がないかと

探したところ、マーチはありませんでしたが、大量のPJBEの映像をアップして下さったかたが

いらっしゃいます。これは、1970年代来日公演時(東京文化会館)の演奏です。


これはどういう編集か分かりませんが、ラグタイムとかポップス風が

始めに演奏されます(その前にフィリップ・ジョーンズ氏のメッセージがあります)。


Philip Jones Brass Ensemble - PJBE






これは、まあ、サービスですね。


Philip Jones Brass Ensemble - PJBE 0

再生開始後4分あたりから、フランス=ルネサンス舞曲集になります。






Philip Jones Brass Ensemble - PJBE 1

これは、実際のコンサートの演奏順ではないとおもいます。

余りにも早く、アンコールになってしまいます。

再生開始後6分あたりから、「ベニスの謝肉祭変奏曲」というふざけた演奏になります。






この客席に私もいました。我々は皆驚嘆しました。

この映像は軽めのものが多いのですが、勿論本来は、普通に金管アンサンブルの

正統的なレパートリーを演奏するのです。

初めて聞くルネサンス舞曲集の、新鮮なこと。

そしてなによりも、PJBEメンバーが吹くラッパの音の輝かしさ、華やかさ。

それで決して荒々しくならない、品の良さ。絶妙のバランス、際立つテクニック。

金管楽器の表現力の大きさ。

たとえ自分が下手クソでも、これを聞いたラッパ少年が興奮せずにいられるわけがない。

日本中のラッパ少年が、皆、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルを真似したはずです。

フィリップ・ジョーンズ先生とそのアンサンブルがなかったら、

今、金管アンサンブルがこれほど「普通のもの」にはなっていなかったでしょう。

PJBEは金管アンサンブルの始祖であり、神様なのです。

その名は長く歴史に刻まれることでしょう。


◆折角ですから、スーザのマーチをPJBEで。

PJBEは、本国では木管も交えてかなり大編成の演奏をしたのです。

以前は、スーザだけを集めたPJBEのアルバムがあったのですが、現在品切れのようです。

新しいアルバムを取り寄せたら、また、ご紹介します。


最初は「キング・コットン」と何だかよく分からない行進曲ですが、

1895年にアトランタで行われた「国際綿花州博覧会」で「キング・コットン」社が、

自社の展示場で演奏するために、スーザに作曲を委嘱したものです。


キング・コットン







鑑賞のためにマーチを演奏するとき(実際に人が行進するために演奏するのでは無い)、

しかも連続してマーチのときには、テンポを変えないと退屈になります。

次の雷神(The Thundere)ではどうするでしょうか。


雷神







実用には速すぎるかもしれませんが、コンサートではこれぐらいのテンポにすると

ずいぶんと生き生きとした印象を受けます。

最後は、「アメリカの第二の国家」、「星条旗よ永遠なれ」です。

この曲のように爽やかな国でいて欲しいのですけどね。アメリカは。


星条旗よ永遠なれ







これは、かなり上品な演奏です。ご参考までに若い頃のバーンスタインが

ニューヨーク・フィルハーモニックで、如何にも大暴れして振っているのが

目に浮かぶような演奏です。



バーンスタイン=ニューヨーク・フィルハーモニック:星条旗よ永遠なれ







マーチの中間部には必ず、やや静かな「トリオ」という部分があります。

そこでピッコロが華やかなオブリガートを演奏して、最後にもう一度。

ここ、普通はもう少し抑えるのですが、思いっきり吹かせているところが、

如何にも「若気の至り」のバーンスタインです。

ほぼ確実に、指揮台の上でジャンプしていると思います(あの人、よくやるんです)。

それでは、今日はこの辺で。ゲンナリしたら、マーチを聴いて下さい。

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2011.11.06

「中国船長を逮捕 漁業法違反の疑い」←日本政府、今度は絶対、簡単に釈放するなよ。

◆記事:中国船長を逮捕 漁業法違反の疑い(NHK 11月6日 22時46分

6日午前、長崎県五島市の鳥島の沖合で、日本の領海内を航行している中国漁船が見つかり、

長崎海上保安部は停船命令に従わなかったとして、漁船の船長を漁業法違反の疑いで逮捕しました。

長崎海上保安部によりますと、6日午前10時半ごろ、五島市の鳥島の沖合で、

日本の領海内を航行している2隻の船を海上保安部の巡視船が見つけました。

2隻の船は巡視船の停船命令に従わず、領海から排他的経済水域へ航行を続けたため、

巡視船はこのうちの1隻に強行接舷して停船させました。もう1隻はそのまま逃げたということです。

そして午後4時すぎ、停船させた中国漁船「浙岱漁04188」(135トン)の47歳の船長を、

立ち入り検査を拒否した漁業法違反の疑いで逮捕しました。

船には合わせて11人が乗っていたということで、長崎海上保安部では、逮捕した船長から、

日本の領海内を航行した経緯や目的などについて事情を聞いています。

鳥島は、五島列島の南西にある無人島で、長崎の離島の中で、最も西に位置しています。


◆コメント:前回の国辱を忘れるな。

前回とは、尖閣諸島中国漁船衝突事件である。

つまり、

2010年9月7日、尖閣諸島付近の海域をパトロールしていた巡視船「みずき」が、中国籍の不審船を発見し日本領海からの退去を命じるも、それを無視して漁船は違法操業を続行、逃走時に巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突し2隻を破損させた。海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕し、取り調べのため石垣島へ連行し、船長を除く船員も同漁船にて石垣港へ回航、事情聴取を行った。9日に船長は那覇地方検察庁石垣支部に送検された。

どう考えても、この時の中国籍の船舶は日本国の主権を侵害(我が国の領海に許可無く侵入することは紛れもなく主権の侵害である)したのだ。

日本の領海に、無断で入ったからと言ってただちに「領海侵犯」にはならず、これは「領空侵犯」と異なる点である。

しかし、2010年9月の事件は、海上保安庁の巡視船に衝突し、破損させるなどの行為が日本国の法律に置ける、違法行為に該当し、

こうなったら、「領海侵犯」と断定していい。


海上保安庁が中国船の船長を逮捕したのは当然だし、日本政府が、船長に関しては
国内法に基づいて起訴する司法手続きの方針を固め、19日に勾留延長を決定した

のは、当然の法的手続きなのに、中国政府は、

真夜中に丹羽宇一郎駐中国日本大使を、呼び出して抗議したり

フジタ社員の拘束、レアアースの禁輸など、様々の「報復措置」を行った。

この盗っ人猛々しい国家に対して、すっかり弱腰になった我が国は、
9月24日、那覇地方検察庁が勾留延長期限が5日残っている時点で「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮して、船長を処分保留で釈放する」と発表した

のである。仙谷官房長官は「検察独自の判断だ」と述べたが、

政府が司法に命じて解放させたことは誰の目にも明らかである。

要するに世界からは、「日本が中国に土下座した」とバカにされ、

タダでさえ、外交ベタで何でもガイジンの言うことをハイハイ、と受け入れてしまう

日本政府は、ますます、ナメられることになった。TPPに参加しろとアメリカが五月蠅いのは、

昔からアメ公は日本をナメているからだけれども、このようなことが続くから世界中からナメられ

たかられるのだ。


要するにケンカだ。

今回もまた、中国漁船は巡視艇の停戦命令を無視した。公務執行妨害である。

また、立ち入り検査を拒否したことは、日本の領海内であるから日本の漁業法が適用される。

漁業法第百三十四条第一項の文言(もんごん)は、
農林水産大臣又は都道府県知事は、漁業の免許又は許可をし、漁業調整をし、その他この法律又はこの法律に基く命令に規定する事項を処理するために必要があると認めるときは、漁業に関して必要な報告を徴し、又は当該職員をして漁場、船舶、事業場若しくは事務所に臨んでその状況若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができる。

であり、更にこれに従わない者に対する罰則規定が、

同法、第百四十一条 第四号にある。
第百四十一条  次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

一  第二十九条の規定に違反して漁業権を貸付けの目的とした者

二  第七十四条第三項の規定による漁業監督官又は漁業監督吏員の検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又はその質問に対し答弁をせず、若しくは虚偽の陳述をした者

三  第百二十四条第四項の規定に違反した者

四  第百三十四条第一項の規定による報告を怠り、若しくは虚偽の報告をし、又は当該職員の検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
五  第百三十四条第二項の規定による当該職員の測量、検査、移転又は除去を拒み、妨げ、又は忌避した者

記事にある、
47歳の船長を立ち入り検査を拒否した漁業法違反の疑いで逮捕し

た手続きは、事実認定をしっかり行わなければならないが、本当ならば、

完全に正当な司法手続きである。

繰り返すが、これはケンカである。絶対負けない、という気合いが強い方が勝つ。

今年は踏んだり蹴ったり。泣きっ面に蜂の日本である。これ以上国民を落胆させないでくれ。

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インチキ更新ですが、TwitterのTweetを羅列します。

◆金曜日は何だか疲れて寝てしまいました。

木曜日の夜に更新した。

【音楽・映像】モーツァルト「クラリネット五重奏曲」 神に愛された楽器。

は、かなり手間がかかりまして、更新した後、2時間ぐらいしか寝る時間がとれませんでした。

これはNHKBSプレミアムの、クラシック入門番組、クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

本当はいけないのですが、番組を紹介したかったのでそのまま、丸ごとアップしたんです。

てっきり翌日にはNHKさんからYouTubeに削除依頼がいって、見られなくなると思ったのですが

奇跡的に大目に見て下さったのか、2011年11月06日(日)00時09分現在削除されていません。

次の瞬間には削除されるかもしれませんが、今一度お薦めします。


それはさておき、それで殆ど寝る時間が取れず、金曜日の夜は

非常に眠くなりました。週末前は殆ど朝までといって良いほど夜更かしするのが

「趣味」と言っても過言ではない私ですが、最近、寝不足だと、

てきめんに抑うつ状態の思考パターンになるので、早寝しました。

土曜日も、かなりの時間寝ていましたので、かなりエネルギーが回復しました。

そういうときには、自分でもちょっと不気味なぐらい、Twitterで、

思いついたことを片っ端からTweetすることが多いのです。

ああいう短文ばかり書いていると、ダメですが

(長文が書けなくなるだろう、という意味です)、

日頃ブログでは一回分のテーマとしては取りあげるに値しないことまで

色々なことを思いつくままTweetしています。

本来、「インチキ更新ですが、それらを並べ、ブログ記事にすると

案外面白いかも知れない。過去2回ぐらいやりましたけど、

今日もそれを演らせて頂きます。


◆金曜日の午前0時から、日曜日の午前0時までのTweet抜萃。

1回のTweetが1行になります。但し長いものはブラウザ上では複数行に表示される場合があります。

時系列的には、古→新の順番です。

全てのTweetではなく他の方へのレスなど、

それ自体では意味不明なものは、除外させて頂きます。

では、ご覧下さい。

【ブログ更新】【音楽・映像】モーツァルト「クラリネット五重奏曲」 神に愛された楽器。 http://t.co/GGnbnomE

.@amneris84 @elisebeeth ガイライは日本の音楽事務所(通称、「呼び屋」)がアゴ・アシ代(食費=宿泊費と往復航空料金)を持つので、奴らは儲かるから喜んでくるのです。そのコストがあるのであれほどチケットが高いの。

私は、彼らの本拠地ではないけど、感覚としては日本の国内旅行ぐらいでこられるロンドンで、ベルリン・フィルもウィーン・フィルも聴きましたけど、そんなにいつもものすごい名演じゃないですよ。 凡演も多い。

私は桐朋や斎藤秀雄氏に特別な思い入れは全くなくて、サイトウキネンがいつもいいとも思わない。けど、ロンドンで4年間世界中のオケを聴いたのですが、公平に聴いて弦が一番良かったのはサイトウキネン=小澤でした。 はっきり言って、ウィーン、ベルリンより上手い。

40年音楽を聴いて来た経験にかけて申しあげます。

自慢じゃないけど(と言いつつ、自慢だけど)、今年の毎コンホルン部門で優勝した、日橋辰朗(にっぱしたつお)氏は二年前、彼が学生の頃、東京音大で生で聴いてただ者では無いと思い、本人に向かって絶賛しました。それ見ろ。優勝したでしょ?

日橋君と同じ日に、バイエルン放送交響楽団メンバーとドヴォルザークのピアノ五重奏曲で初めて、金子三勇士氏を聴いて、ただ者では無いと思って絶賛しましたけど、その後の金子氏の活躍はご存知のとおり。

バンコクでは水没した工場から引き揚げたいものがある企業が多く、日本でもダイバーを大募集してるそうです。 金型救え ダイバー奮闘 バンコク冠水、被害拡大 日本企業、工場復旧へ総力戦(産経新聞)

ギリシャは無秩序デフォルトの「差し迫った危険」に直面-ソロス氏(ブルームバーグ)(2011/11/04 08:23)ジョージ・ソロスのオッサン、引退したといっていたのに、いつまでも出てくるなあ・・・ 。 http://t.co/uE2sitzj

えーと。ベルリン・フィルは現在、1stVl、1名、第一首席チェロ、ピッコロ奏者(これ、一体何年空席なんでしょうね)、首席ホルンを募集中です。Vacant Positions http://t.co/N2g6RMuW

サティの日課(時間割)表って、思い切りウケるのですよね。 6時34分起床、6時42分まで洗顔・歯磨き、6時44分から7時6分まで朝食・・・とか。そういう感じ。ホントですよ。

げーじつ家に変わり者が多いのは世の常ですけど・・・。サティ級はなかなかですなあ・・・。

「人間、働けるうちは、ずっとはたらくべきだ」とか言う人いるけど、みんな、勤勉ですなー。あたしゃ、もし、大金があったら、一生ゴロゴロしてたいよ。

27年半もサラリーマンやってるけど、いまだに仕事も会社も大嫌いですわ。

それを、周囲にさとられないように、会社にいるときには、やたらと真面目に働いているので、よく働く奴と思われているらしいけど、実際働いてはいるのだけど、こういうのをフロイトが「自我防衛機構」の一つのパターンとして示した「反動形成」っていうのです。

よく、「忙しくて」とか、その他の理由で「発狂しそうだ」などと書くのですけど、発狂できたら、楽なんですよ。社会的規範など無関係に自分のしたい放題に行動するのですから。発狂できないから、鬱になったり躁になったりするんです。

明後日、6日から北米は冬時間。日本よりも14時間遅れになります。東部時間がね。

第1金曜日、米国東部時間午前8時30分に雇用統計の発表があり、ディーリング関係の人間は皆のこるのですが、冬時間になると東京では、22時30分になるので、それまで待つのが結構辛いです。

あまりにも時間が空きすぎるので、若い頃は雇用統計発表前に、サントリーホールで、たまたま、ドレスデン・フィルのコンサートがあり、宮本文昭さんがモーツァルトのオーボエ協奏曲を吹くというので、行ったことがあります。コンサートが終わってからもう一度会社。

日本時間22時半に米国雇用統計の発表があり、それからしばらく相場が動くので帰るのは、夜中の1時半とか2時になるのですが、あんなのよくやっていたな、と思います。

自分はアメリカの男と結婚してアメリカ人になった元日本国籍のつまり日本人女性がアメリカの安全地帯から福島の野菜はどうのこうのとか、偉そうにいうな。アホ。

この、日本という放射能の海に戻ってきてから言え。

海外の日本人、ノーテンキなのが多いな・・・・。ドイツのヴァイオリン留学している女の子が震災直後、あかるく「ニッポン、ガンバレ!」とTweetしたのを見たら、ドイツまで行って殴ってやりたくなった。

はやぶさの映画、3本になったのね。 あの時、みんな、そんなに関心持っていたの?

ダメだよ。フィギュアスケートの採点って恣意的だと思います。全員の採点票の明細を公表せよ。

シャコンヌとはねえ・・・・。

バッハ無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番のシャコンヌですが、あれは、滅多に聴かないですね。余程エネルギーが無いと聴けないです。私は、です。

「弾く」のではなく、「聴く」です。あまり意識されていませんが、弾く人は勿論ですが、音楽を「聴く」ためにも「エネルギー」が必要なのです。

自分がうつ病になってよく分かりました。本当に身体のエネルギーが低下しているときは、音楽なんか全然聴きたくないです。精神科病棟って簡単に見舞いにいけないのですが、仮にそういう機会があってもCDなんか持っていってはいけません。

近ごろ、どの楽器でも背負えるケースがありますね。あの方が楽なのは分かります。使用するのは勿論、結構ですが、あれは多分一般大学の管弦楽部のお嬢さん。担ぐチェロケース、中央線に乗ったら、降ろしなさいよ。

NHKが削除依頼出さないでいてくれるの、奇跡なんですが、ずっと、と言うわけには行かないと思うのです。【再々々掲示】【ブログ更新】【音楽・映像】モーツァルト「クラリネット五重奏曲」 神に愛された楽器。 http://t.co/GGnbnomE

確かに、モーツァルトのクラリネット五重奏曲第一楽章第2主題を、クラリネットがE mollで応えるところ、ぞっとするほど美しいですね。

フンメルはピアノの名手で、ベートーヴェンのライバルだったのですよね。ラッパ吹きとしては、トランペット協奏曲書いてくれて有難いお方でございます。ハイドンとフンメルしかありませんの。

「10月の米失業率9・0%に低下 6カ月ぶり水準」(共同通信 2011/11/04 22:51) http://t.co/S5ZbtT8Y ウソではないが、目の付け所が間違い。非農業部門就業者数(nonfarm payrolls)をみるのです。

非農業部門就業者数で何故、非農業部門をみるかというと、農業に携わる人の数は景気に良し悪しに関係なく大体同じだから。

非農業部門就業者数の今月の予想平均は、前月比プラス9万5千人だったから、それより悪い。決して良い数字ではない。失業率も6ヶ月連続の改善というが、前月からわずか0.1パーセント改善しただけで、失業者数は1390万人ですから非常に悪い。

という説明をするべきなのだが、何故か大手マスコミは悪い材料を何とか誤魔化そうとするのです。マスコミの説明をそのまま信用してはいけません。

ことしは、しかし、自然災害やら財政危機やら、よくもまあ、これだけ悪いことが立て続けに起きますね。殆ど感動的に悪い年ですね。

計量経済学とか、やたら「俺は頭いいぞ」臭がプンプンするのだけど、クソの役にも立たないね。気楽な商売ですな。学者さんってのは。

私は、人間、ずっと、でなくてもいいが、一度は「無条件にただひたすら、いくら理不尽だと思っても」人に頭を下げなければならない仕事に携わってみる「べき」だとおもう。どれほど辛い立場か、よく分かる。

「<東日本大震災>がれき受け入れ苦情 石原知事が批判」(毎日新聞 11月4日(金)20時29分配信) http://t.co/dsdvhihQ 石原は嫌いだが、これは石原慎太郎に賛成だなあ。

もっとひどい話がありましたね。311の直ぐ後、あまりにも多数の津波犠牲者のご遺体を被災地だけでは荼毘にふせないので、東京都が500体を引き受けたのですが、そのときも「放射性核種が飛び散るのでは?」という苦情が来て、

猪瀬さんが、「津波の犠牲になったご遺体ですよ?もうすこし 思いやる気持を持てないのですか?」と批判していたが、正にその通りで、自分さえ安全なら構わないという奴が多すぎる。

これは反対するのが正しい。 RT @47news: 前農相ら街頭でTPP反対訴え 国会議員や有識者 http://t.co/SSIIVmR0

今日のこの時間は、NHKが東野圭吾原作の「使命と魂のリミット」、テレビ朝日では宮部みゆき原作の「火車(かしゃ)」同時に放送してるのです。(11月5日21:32:50)

気が利かないですなあ。そりゃ、録画すれば両方見られますけど。

「使命と魂のリミット」、で相島一之演ずる外科医が言っていた台詞、本音でしょうねえ。医者というのは楽では無い。上手くやって当たり前、失敗すれば恨まれる。

忘れないようにしないといけませんが、11月13日、毎年同じブログ記事を書きます。1989年11月13日、旧島根医科大学(現・島根大学医学部)第二外科が日本初の生体肝移植手術が行われました。

医療ミスかどうかの判定は、本来非常に高度な判断で、本当に医者の怠慢に起因する場合もあるだろうが、患者(の家族、遺族)に医者の説明を理解する能力が無い場合などがある。

要するに、患者に限らず、あらゆる商売にとって客(病院にとって患者は「客」である)とは、実に勝手なことばっかり言う存在なのです。

結果論ですよね。医療に話を戻すと、医者の感じが悪くても、オペに成功して無事退院出来れば何も言わないが、患者が死ねば「医療過誤ではないか」と因縁を付けたがる。

舘ひろしって、名古屋の優秀な子が行く名門、千種高校の卒業生なんですよね。名古屋といえば、旧制愛知一中の旭丘高等学校か千種高校ですよね。

NHKの水野解説委員も千種高校。 卒業生、錚々たる名前が並んでいる。 http://t.co/xgb9JJzo

基本的な「お行儀」として、他人をジロジロ見てはいけない、ということすら躾けられていない、日本人が多くなっている。

電車に乗ったときや喫茶店に入ったときなど、露骨に人の頭のてっぺんからつま先まで観察する奴がいるが、あれは失礼な行為なのですよ。勿論、これは「原則」です。

「原則」の反対語は「例外」です。この場合例外とは何か。例えば、電車の中や何処かの店の中や、路上で急に具合が悪くなった人がいると、今度は最近の日本人は見て見ぬフリをするがそれは、正しくない。

酔っ払ったら、人前でグデングデンになっても良いというのは、多分日本だけで(先進国ではね)、あれを海外でやると、一遍で軽蔑されますから、要注意。

ギリシャ、一回デフォルトして、世界にどれほど迷惑をかけることになるか知るべきだ。こいつら。

ギリシャの一般大衆、「我々の国はプラトン、ソクラテス、アリストテレスを生んだ偉大な国だ。世界が見捨てるはずがない」とかいってる、死んでも治らないバカばかりだ。

世の中は、喫煙者だけを罪人のように扱うが、アルコールは歴とした向精神薬、つまりドラッグです。

私は10年以上、精神科に通院しているし、入院歴もあるけれども、精神科の処方薬で、アルコールほと、瞬時に劇的に人間の精神状態を変える薬はありません。

昨夜、たっぷり寝て、今日も昼寝したのでエネルギーが余っていて、一気呵成にTweetしまくりました。

やってみたいエクササイズですかあ。ないなあ。

但し私は、自分から身体を動かすのは、大嫌いですが、仕事上、通勤・帰宅時他、歩かざるを得ず、普通の人は大抵驚嘆するほど、何でもかんでももちあるくので、信じられないほど重い荷物を持って動き回っているので、あれで十分運動になっている。

のであろう、と思います。だから3月11日に、神田から荻窪まで両手に合計10キロぐらいの荷物を持って、14.3キロを3時間45分かかったけど、歩くことができたし、翌日、全く筋肉痛になりませんでした。

世の中には、「運動しないと健康になれない(又は、健康を維持出来ない)」という、一種の強迫観念がありますが、人によると思います。私は学校の体育の時間が無くなって以来、つまり大学3年以降、タダの一度も所謂「スポーツ」とか「運動」をせずに30年。

太りすぎて、昼飯抜きダイエットしたことはありますが、自発的、意識的な「運動」「エクササイズ」はタダの一度もしませんが、この5年ほど、つまり一度太って痩せてからは、毎年の健康診断。結果を見ると全ての数値が「正常範囲内」「メタボリックシンドロームではありません」

あと13回で、Tweet数の累計が28,000か。

まあ、こんなものです。

明日はまともな更新をしたいと思っています。悪しからず。

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2011.11.04

【音楽・映像】モーツァルト「クラリネット五重奏曲」 神に愛された楽器。

◆NHK BSプレミアムの「クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス」はお薦めです。

このブログで今までに何度も紹介しようと思ったんですが、

テレビ番組、映画、ドラマ、音楽などは、いくら言葉で説明したところで、

興味が無いひとは、見ないし、CDを買うこともないのです。

正に、「百聞は一見にしかず」です。


NHK BSプレミアムに、クラシックミステリー 名曲探偵アマデウスという、

どちらかというと、クラシックに馴染みが無い人を意識しているのでしょうか。

ウェブを見ても派手ですし、番組は俳優の筧利夫が「名曲探偵」で助手が黒川芽以による

「名曲探偵事務所」がクラシックに関わるクライアントの「悩み」を解決する、

というドラマ仕立てで、台本がある。筧利夫のギャグなどが、やや、やり過ぎの感が

ないことも、ないのですが、音楽の解説はかなり、しっかりしています。


放送開始は2008年4月ですから、随分クラシック番組にしては、続いている方です

(題名のない音楽会などを除いて)

それは、取りあげる曲に偏りがなく、また前述のとおり音楽の解説自体は

専門家の監修を経ているので、しっかりしていて、しかし、しちめんどくさい

楽典の説明なども、可能な限り分かり易くしてある。なかなか、担当者は大変だと

思います。


私の音楽紹介などより、曲の本質に迫る、しかし興味深いエピソードや、

簡単な楽曲分析などは、私や結構自分では詳しいつもりのクラシックファンにも

参考になると思います。

番組サイトを見ればわかりますが、

毎週水曜、午後6時~6時44分が本放送。

毎週木曜 正午から午後0時44分までが再放送です。



是非お薦めなのですが、始めに書いた通り、言葉だけでは

「どのように面白いのか?」が分からないので、

ここはひとつ、NHKさんに、削除依頼を出さないようにお願いして

(著作権とは何も関係はないことを承知でかきますが、

私は、来年一年分のNHK受信料25,520円を10月25日を納めたうえ、

NHKオンデマンドの見逃し見放題パックと特選見放題パックの会員です)、

なんとか、掲載をお許し頂きたい。


◆モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 K.518

番組で詳しく説明していますが、

モーツァルトにとって、クラリネットはこの世に誕生したばかりの

「新しい」楽器で、この楽器の名手、アントン・シュタードラーに出逢い、

上手いばかりではなく、楽器の改良を重ねるシュタードラーを、尊敬するのですね。

それがなかったら、モーツァルトのこの天下の名曲は出来なかったと思います。

実際「クラリネット五重奏曲」はシュタードラーに捧げられています。


これはモーツァルトが亡くなる二年前、1789年に作曲されました。

そしてなんと、この「クラリネット五重奏曲」だけでも他の管楽器奏者にとっては

ものすごく羨ましいのに(ホルンも協奏曲が四曲もありますが)、

驚くべきことにモーツァルトは、亡くなる数ヶ月前に、

クラリネット協奏曲を作曲しています。既に自らの死期をしりながら

書いたことは明らかです。


映画「アマデウス」でサリエリが、モーツァルトの楽譜を読んで、

そのあまりの才能に愕然としたことを、回想しながら、まだ嫉妬して

苦しんでいる場面がありました。

「あれは、あの男が書いたのではない。奴の身体を使い、神が作り給うたのだ!」

という意味の台詞でした。本当にそう思います。モーツァルトが神が地上に

遣わした、天才ならば、クラリネットは「神に愛された」楽器です。

誠に羨ましい。

その他、クラリネットの特性、即ち、音域の広さ。どの音域でも音量のコントロールが

可能であること(他の楽器よりもダイナミックレンジを広く取れる、ということ)

それを可能ならしめた楽器構造上のポイント。

などについても説明してます。昔、「オーケストラがやってきた」という番組

(TBSで1972年から10年続いた番組)では、山本直純さんが、そういうことを

とても面白く説明して下さったのですが、最近、なまじ私のような知ったかぶり素人が

増えたせいでしょうか。あまりそういうことを説明してくれる番組がないです。

そういうのが分かると、音楽を聴くのがもっと面白くなるのですが・・・。
それでは番組をどうぞ。長いので3つのファイルに分けました。
NHKさんにお願い。このような良い番組を殆どの人は知りません。削除しないで下さい。

Mozart Clarinet Quintet A Dur K.581(1/3)





Mozart Clarinet Quintet A Dur K.581(2/3)






Mozart Clarinet Quintet A Dur K.581(3/3)





ちょっと台本がどうかな?と、言えないこともありません。

筧利夫のアドリブなのか余計な演技がはいりますけど、

まあ、あまり堅苦しいことを言わなくてもいいでしょう。

この番組はお薦めします。全然音楽の理論的な知識とかなくても構わないですが、

ちょっと知ってると面白いことが、沢山あるのです。

私にはそこまで、説明する知識も能力もありません。この番組は

それを補完してくれるから、おすすめするのです。

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2011.11.02

<個人被ばく線量>最大1.7ミリシーベルト 9月の福島市←本来「年間被曝線量限度」が1ミリシーベルト。

◆記事:<個人被ばく線量>最大1.7ミリシーベルト 9月の福島市(毎日新聞 11月1日(火)20時56分配信)

福島市は1日、妊婦や子供ら3万6989人に配布した個人線量計(ガラスバッジ)で

9月に測定した被ばく線量を公表した。

1カ月の線量は小学3年女児の1.7ミリシーベルトが最大で、

女児の兄弟3人も1.4~1.6ミリシーベルトだった。

自宅近くに高線量スポットがあり、県外に転居したという。

市の担当者は「健康に影響を与える数値ではない」と話している。

市は3万6478人から個人線量計を回収して分析。他に1ミリシーベルトを超えた人はなく、

0.1ミリシーベルト未満16%

▽0.1ミリシーベルト64%

▽0.2ミリシーベルト17%

▽0.3ミリシーベルト2%--で0.3ミリシーベルト以下が99%を占めた。


0.4ミリシーベルト105人

▽0.5ミリシーベルト25人

▽0.6ミリシーベルト6人

▽0.9ミリシーベルト1人--だった。

市は10~11月の積算線量も測定中で、今回を含めた3カ月間の結果を基に影響を評価する。


◆コメント:国際放射線防護委員会(ICRP)は一般人の年間被曝線量限度が1ミリシーベルトと定めている。

この記事を書いたのは毎日新聞である。

同じ「毎日」が付くから、毎日放送は毎日新聞のグループ会社かと思って調べたら、

そうではないようだ(ウィキペディア「毎日放送」)。



何故、そのようなことを書くかというと、毎日放送の良心的報道に比べ、

毎日新聞が、あまりにお粗末だからである。

毎日放送は近畿地方の中波放送ラジオだから、東京では聴けないが、

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめの管理人さんのおかげで、

東京でも放送内容が分かる。毎日、文字起こしまでして下さるから、その労力に脱帽する。


毎日放送の「たね蒔きジャーナル」は、殆ど毎日、福島原発に関係するニュース。

放射線に関する情報について、小出裕章京都大学原子炉実験所助教にインタビューして

コメントを得ている。これこそ、本来のマスコミの仕事である。


それに比べると、毎日新聞の記事は、事実を伝えているのだろうが、

その深刻さを敢えて、分からないように書いている。


小出助教の「たね蒔きジャーナル」における毎日のコメントや、

小出助教の著作を読んだ人はよく分かっているとおり、小出助教によれば、

本来、原子力に携わることがない、一般人の年間被曝線量限度が、

1ミリシーベルトである。


記事は、そういうことを一切書かずに、

1カ月の線量は小学3年女児の1.7ミリシーベルトが最大で

と、何でも無い事のように書いているが、おわかりのとおり、本来1年間で1ミリシーベルトが限度であり

しかも子供は放射線の影響をより受けやすいのに、

小学3年女児は本来の年間被曝限度量の1.7倍の放射線を1ヶ月で浴びている。

それより被曝量が少ない人もまた、1ヶ月0.1ミリシーベルトであっても

単純に12倍したら、1.2ミリシーベルトとなり、「本来の」年間被曝線量限度を超える。

そして、小出助教によれば、被曝量には「しきい値」がない。

「○○以下なら心配はない」という値ではなく、少しでも被曝すれば、それだけ

人体は悪影響を受ける。


小出助教がよく言っているように、こういう所は人が住んでいては

いけない場所なのである。

しかし、福島市のみならず、福島県全体の除染が本来必要だが、表面の土を

削り取る作業を福島県全体で行ったら莫大な費用がかかる。

だから、この国の政府は、福島の人には被曝してもらいましょう。というとんでもない方針を

実は取っているのである。

これは、福島市その他福島県内の高放射線量の地域に暮らす人々の発ガンリスクが

高まることを知っていて、そうなっても仕方がない、という考え方であり、

日本政府には、この地域の人達に対する傷害の「未必の故意」がある、

と表現できる。

ただ、現実には人々がガンや白血病を発症したとしても、

福島原発から放出された放射性物質によるものかどうか、

因果関係が立証できないので、タカを括っている訳だ。

実に非人道的な政策であるにもかかわらず、その点を大新聞は

見て見ぬフリをして報道・解説をせず、毎日放送だけが

ただ、ひたすら真の危険性を訴えている。

恐ろしい国になってしまったものである。

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