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2011.11.28

「大津波あり得ない」東電動かず 原発事故調査委、経緯解明へ←最近、情報が少ないのが不気味です。

◆記事:「大津波あり得ない」東電動かず 原発事故調査委、経緯解明へ(共同通信 2011/11/28 02:00)

2008年に東京電力社内で、福島第1原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、

原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、そうした大津波は現実には「あり得ない」と判断して動かず、

建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。

12月に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、

研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。

関係者によると、新たな津波評価について同管理部は、学術的な性格が強く、

深刻に受け取る必要はないと判断したという。


◆コメント:これはこれで勿論問題なのですが。

共同通信が報じたことが本当ならば、勿論問題なのですが、

東日本大震災以来、東電のあの隠蔽体質を何度見せつけられたか

と考えると、怒る気力がなくなります。


過去の責任は問題ではない、とは言いませんが、

最近、めっきり福島原発に関する新しい情報が無いのが

不気味です。小出助教がしばしば憤慨しておられましたが、

まず、「本当は、今、どういう状況なのか」を東電が隠すので、

論評しても意味が無い、と。言う訳です。


我々が気を付けなければいけないのは、福島原発関連ニュースが減ったことは、

事故が収束に向かっていることを意味するのではなく、

もはや、「何がどうなっているか分からない」という状況なのではないか、

ということです。


1号原子炉の核燃料は、圧力容器、格納容器を溶かし、原子炉建屋の床の

コンクリートも溶かし、今は多分、地中に沈降したのであろう、と。


そこで情報が切れてるのですね。

そうすると、我々日本人の悪い癖で、何でも直ぐに忘れますから、

報道がないと、

何も言わないから、もう落ちついたのではないか。

と考えてしまいますが、

剥き出しになり、溶けて、地中の何処かにある筈の核燃料はどこでとまっているのか。

或いはどんどん、熱で地面をとかして落ち続けていて、地下水脈に触れそうなのか。

分からないなら、分からないで、どうしてわからないのか。

或いは、場所を特定するためにどのような措置を講じようとしているのか。

核燃料が沈んでいった穴の上から水をかけて冷却しようとしているのか。

だとしたら、周りは地面なんですから、上から注いだ水が地中に沈んだ

核燃料に触れていたらその瞬間汚染水になるのですから、それが周囲に拡がっていったら

どういう影響が環境に及ぶのか。


根っからの文科系人間で理論的思考力に欠ける私ですら、それぐらいは

思いつきます。

TPPとか、普天間をどうするとか、欧州経済危機が日本に波及する可能性などは、

いずれも大事な話なのですが、それもこれも、日本の国土が人間が住み続けることが出来る

ことを前提にしていますが、その前提は、今のままでは保証されません。

核燃料は、今も確実に放射性物質を環境に撒き散らしている筈です。

野田政権は、今までよりは落ちついて見えますが、

少し考えれば、本当は、最優先で対処しなければならないのは、

原発事故であるのに、認識が足りないと思います。

国民も同様です。

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