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2012.02.04

「N響アワー」終了について、NHKから返事が来ました。

◆「N響アワー」終了に関するNHKあて「抗議メール」の返事が来ました。

30年続いたN響アワーが3月で終了になると知り、私はNHKに

抗議メールを送りました。そのことに関しては、

「N響アワー、3月末に終了」←NHKに送った「抗議」メール。

に書きましたが、私が書いたNHK宛のメールを再掲します。
毎週楽しみにしていた「N響アワー」が「今年3月に最終回を迎えます。」と知って大変驚いています。

1月29日の放送で黒崎めぐみアナウンサーが仰有っていたとおり、30年も続いた、多くのファンがいる番組を

どうして突然、終えなければならないのか、ご説明いただきたい。

専門家が素人にも分かり易く名曲を解説して下さることは、聴衆の裾野を拡げる意味でも重要ですし、

既にオーケストラを聞き慣れている者にとっても大変興味深いのです。

かつては、他局に「オーケストラがやってきた」「題名のない音楽会」がありましたが、

今やこのような番組は地上波ではN響アワーだけです。

また、様々な事情により生で聴けないN響ファンにとって、

地上波で毎週必ずN響を聴ける場が失われるのは大きな損失です。

存続させて下さい。小説家の音楽談義は、見たくも聞きたくもありません。

何でも「軽く」すれば良いのではない。大衆に迎合すべきではありません。

これに対して、NHKから送られてきた回答は次の通り。
いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、ありがとうございます。

「N響アワー」は30年以上にわたりN響の演奏をわかりやすい解説とともに、ご紹介してきました。

いま視聴者の皆さまのニーズがますます多様化し、

より多くの方にクラシックのすばらしさをお伝えすることが

公共放送として急務となっています。

地上波で唯一のクラシックの定時番組として、N響をはじめとしたオーケストラはもちろん

オペラ、バレエ、ピアノ、吹奏楽、合唱などさまざまなクラシックの魅力をお届けする番組に

生まれ変わることとなりました。


なお、「N響アワー」の後継番組として「ららら♪クラシック」が始まります。

「ららら♪クラシック」では、クラシックのさまざまなジャンルから

魅力ある演奏をご紹介します。

N響の演奏はそのなかでも重要な演奏ソフトとして、指揮者やソリストの情報とともにお伝えしていきます。

番組の概要をご説明しますと、「クラシックを聞いてみたいけど、何から始めたらいいの?」という人へ、

クラシックの魅力を作家の石田衣良と作曲家の加羽沢美濃の軽妙なトークを交えお届けします。

毎回、演奏家や作曲家、そして音楽の生まれた「町」などにスポットをあて、

クラシックの意外な面白さを紹介します。

鑑賞するのはオペラ、バレエ、オーケストラ、ピアノ、吹奏楽、合唱など

クラシックのさまざまなジャンル。

最高のパファーマンスをゆったりと楽しんでいただきます。

また今旬の注目アーティストをスタジオに招き、

トークとともにとっておきの一曲を披露してもらいます。

「ららら♪クラシック」スペシャル版として、スタジオをとび出しオーケストラ・コンサートも行い、

一般のコンサートではめったに聞けない名曲をご紹介したり、

リクエストにもお応えしてまいります。

また、N響のすべての定期公演の模様は FMで生放送するとともに 、

「特選 オーケストラ・ライブ」(BSプレミアム 日曜 午前6:00~)で放送します。

あわせてお楽しみください。

今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。

お便りありがとうございました。

ということですが、意味がわかりません。


◆要するに、N響アワーと、芸術劇場をそのまま残せば良かったのではないか。

NHKの回答の意味がよくわかりません。
いま視聴者の皆さまのニーズがますます多様化し、

より多くの方にクラシックのすばらしさをお伝えすることが公共放送として急務となっています。

どういうこと?
地上波で唯一のクラシックの定時番組として、

N響をはじめとしたオーケストラはもちろん

オペラ、バレエ、ピアノ、吹奏楽、合唱など

さまざまなクラシックの魅力をお届けする番組に生まれ変わることとなりました。

これがニーズの多様化?

ならばますます、後の言葉と、矛盾しますね。
(「ららら♪クラシック」の)番組の概要をご説明しますと、「クラシックを聞いてみたいけど、何から始めたらいいの?」という人へ、

クラシックの魅力を作家の石田衣良と作曲家の加羽沢美濃の軽妙なトークを交えお届けします。

毎回、演奏家や作曲家、そして音楽の生まれた「町」などにスポットをあて、

クラシックの意外な面白さを紹介します。

「クラシックを聞いてみたいけど、何から始めたらいいの?」という人の

「ニーズの多様化」ってなんですねん?

何も知らなかったら、あれも聞きたいこれも聞きたい、になるわけがない。

それに、全然馴染みが無い人にいきなり作曲者や演奏家のプロフィールやエピソードを

解説したところで、音楽好きは増えません。


そして、何より。

NHKの回答によれば、「ららら♪クラシック」では、引き続きN響演奏を重視するけれども、

その他に、オペラ、バレエ、ピアノ、吹奏楽も紹介する、と。

はっきり言って、これ全部説明出来る人、専門家でもいないと思います。

オペラ、バレエ、ピアノ、吹奏楽の音楽の部分だけでも、何がどう違うか、

きちんと素人が興味を持てるように説明できるのは、やはり池辺先生、西村先生クラス。

「ららら♪クラシック」の新司会者の一人、加羽沢美濃さんは、東京芸大大学院作曲科にいたそうですが、

高嶋音楽事務所(社長の高嶋弘之は高嶋ちさ子の父)所属で、

今までの「作曲家」としての仕事を高嶋音楽事務所のウェブ内にある、加羽沢美濃さんのプロフィール

で拝見すると、12人のヴァイオリニストの為の作曲か編曲、

チェリストの向山佳絵子から委嘱された12人のチェリストのための『名もなき風』ということで、

フル・オーケストラの曲を書いたかどうか。

石田衣良に至っては、要するに素人。素人でももの書きで相当詳しいのは、

昔、芥川也寸志氏、木村尚三郎氏とN響アワー3人衆だったなかにし礼氏、

村上春樹氏、また、小説は全然読んだことないけど、小説家の平野啓一郎氏は、

以前、テレビで話していたが、少なくともショパンに関して異常に詳しかったです。

あるいは、マンガの世界での評価は知りませんが、漫画家の砂川しげひさ氏は、

公式サイト「コテン音楽堂」をご覧になると分かるが、

ハイドンの全交響曲を聴いている上、のぼりつめたら大バッハ

は、バッハのカンタータ200曲全曲を聴いた後に書いた本です。

新番組の司会に素人を持ってくるならせめて、こういう人達ではないと、

視聴者にも演奏者にも失礼だと思います。


◆以前のように「N響アワー」と「芸術劇場」にすればいいのです。

NHKは、昨年3月末に「芸術劇場」という番組を廃止しました。

これは、オーケストラだけでなく、

第1週・第3週 : 音楽

第2週 : 演劇

第4週 : 古典芸能

と言う構成で、1982年4月から2011年3月までやはり30年近く続いた人気番組だったのを

潰したのです。これでN響アワーを無くすという必然性がどうしても認められません。

一度変えて具合が悪ければ元に戻せば良いと思います。

番組編成担当者の「メンツ」よりも「顧客」である「視聴者」の希望を優先するべきです。

昨年の3月以前に戻せば、いいのではないでしょうか。

また、
地上波で唯一のクラシックの定時番組として、N響をはじめとしたオーケストラはもちろん

オペラ、バレエ、ピアノ、吹奏楽、合唱などさまざまなクラシックの魅力をお届けする番組に

生まれ変わることとなりました。

と書いておきながら、
また、N響のすべての定期公演の模様は FMで生放送するとともに 、

「特選 オーケストラ・ライブ」(BSプレミアム 日曜 午前6:00~)で放送します。

と書かれると、BS契約を増やす為の「作戦」ですか、と皮肉の一つもいいたくなります。

とにかく、既に決まったことなのでしょうが、雑誌やウェブに載せたのと

ほぼ同じ文章をそのまま、返信してくるということは、

如何にも、視聴者の希望などいちいちまともに聴いていられるかという態度に

見えます。

民放のように、視聴率を稼ぎたいのなら、最初のゲストに奇跡のピアニスト、フジ子・ヘミング女史。

オーケストラの週には、「のだめ・オーケストラ」でベートーヴェンの7番でも演ったら

どうでしょうか?

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