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2012.03.15

311の震源域で今夜、連続的に地震が起きているのに、人々がヘラヘラしている理由。

◆記事1:北海道と東北 一時津波注意報(NHK 3月14日 20時0分)

14日夕方、三陸沖で起きた地震で気象庁は北海道と青森県、それに岩手県の沿岸に一時、津波注意報を出しました。

北海道と青森県の沿岸で最大20センチの津波が観測されましたが、注意報はおよそ1時間半後にすべて解除されました。

14日午後6時9分ごろ、三陸沖でマグニチュード6.8の地震があり、

気象庁は北海道と青森県、それに岩手県の太平洋沿岸に津波注意報を出しました。

その後北海道えりも町や青森県の八戸港でそれぞれ20センチの津波を観測するなど

北海道と青森県の太平洋沿岸で数センチから20センチの津波を観測しました。

気象庁は津波が次第に収まってきたことから、午後7時40分に津波注意報をすべて解除しました。

この地震で、北海道釧路町や青森県八戸市、南部町、それに岩手県普代村で震度4の揺れを観測したほか、

北海道と東北、関東甲信越、それに静岡県の各地で震度3から1の揺れを観測しました。

気象庁の観測によりますと、震源地は三陸沖で震源の深さは10キロと推定されています。

気象庁は、北海道と東北の太平洋沿岸では、14日夜遅くにかけて

潮位の変化が続くおそれがあるとして海岸での作業などの際は注意するよう呼びかけています。


◆記事2:千葉県・茨城県で震度5強(NHK 3月14日 21時26分)

14日午後9時5分ごろ、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.1の地震があり、

▽千葉県銚子市と茨城県神栖市で震度5強を観測したほか、

▽震度5弱を千葉県旭市と茨城県日立市で観測しました。

また、水戸市や千葉市中央区、栃木県真岡市、埼玉県宮代町、それに福島県玉川村などで震度4を観測し、

東京・中央区や品川区、神奈川県横浜市中区、新潟県南魚沼市、それに山梨県忍野村などで震度3を観測しました。

このほか、東北と関東甲信越、静岡県の各地で震度2や1の揺れを観測しました。

この地震で多少の潮位の変化があるかもしれませんが、被害の心配はありません。

気象庁の観測によりますと、震源地は千葉県東方沖で、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されています。

また、気象庁は、観測データを分析した結果、震源の深さを10キロから15キロに修正しました。

気象庁の永井章地震津波監視課長は、午後10時30分から記者会見を開き、

「今回の地震は去年の巨大地震の余震と考えられる。震度5強の揺れを観測した地震のあと、

午後9時50分までに体に感じる地震が5回発生し、余震活動が活発だ」と説明しました。

そのうえで、「今後1週間程度は震度4前後の余震が続くおそれがあり、注意してほしい」と話しました。

さらに永井課長は「巨大地震以降、福島県の沖合や茨城北部から銚子にかけての地域では、

比較的大きな規模の地震が引き続き起きている。この地域では去年の巨大地震の影響で、

今回と同じ程度の規模の地震が起きるおそれがあり、今後も注意してほしい」と話しています。


◆コメント:地震の後、ヘラヘラしている人が多いのはバカなのかと思いましたが・・・。

今日の日本時間18時9分頃、三陸沖を震源として起きた地震(記事1)、

21時5分頃、千葉県東方沖が震源の地震(記事2)が立て続けに起きたが、

まず、三陸沖で地震が起き、しばらくしてからずっと南の千葉東方沖で

別の地震が起きるというのは、パターンとしては、東日本大震災にそっくりであるが、

私は勿論地震学者ではないけれども、震源域が東日本大震災と今日の地震が重なっていて、

専門家が指摘する、311後、日本列島全体で地震活動が活発化しているのだな、と思った。


しかし、この2つの地震の後、世の人々はどのように反応するか、

Twitterを眺めて観察してみたが、イライラするほど平然としている。

あたかも、

このようなときに平然と普段通り過ごすのが大人の態度

或いは、
東日本大震災があったからと言って、震度4ぐらいで騒ぐのはカッコ悪い(若しくは「臆病者」)。

とでも、言いたげに見えた(あくまでも私の「印象」である)。

しかし、数日前にたまたま読んだ、
首都圏に蔓延する地震不安は“知識”では拭えない 釜石市3000人の子どもを救った「避難3原則」に学べ ――片田敏孝・群馬大学大学院教授インタビュー|次世代に引き継ぐ大震災の教訓|ダイヤモンド・オンライン

を思いだした。冒頭だけ転載する。

東日本大震災による津波で甚大な被害を受け、死者・行方不明者が1000人超に上る岩手県釜石市。

だが、同市内の14の学校、約3000人の子どもたちは無事に避難を遂げたことは「釜石の奇跡」と言われ、

震災直後から日本のみならず世界から注目を集めている。そんな「奇跡」の立役者ともいわれるのが、8年前から釜石市の防災・危機管理アドバイザーを務めてきた

群馬大学大学院片田敏孝教授だ。今後数十年の間に首都直下型地震、東海・東南海・南海地震の発生が懸念される日本。

私たちの間には地震への不安ばかりが先行しているが、未来を担う子どもたちが無事に地震災害から生き延びるためには、

いま、どのような防災教育が必要なのだろうか。

片田教授は、NHKの「クローズアップ現代」でも、「釜石の奇跡」をもたらした人として紹介されていた。
2012年 1月17日(火)放送 子どもが語る大震災(2)ぼくらは大津波を生きた

である。これも番組概要を転載すると、
釜石市沿岸部にある釜石小学校。3月11日、年度末の短縮授業で児童はいつもより早く下校し、

家でゲームをしたり、友だちと遊んだりするなど、大人の管理下を離れて自由な時間を過ごしていた。

大津波にのまれる町を目撃した親や教師たちは、「子どもたちはもうだめ・・・」と覚悟を決めた。

しかし子どもたちは大人の予想をはるかにこえる行動をとっていた。防災学習の知識をいかし自力で安全な場所へ避難。

184人の児童は一人の犠牲も出ることなく全員無事だった。

さらに、子どもたちは小さな兄弟の手を引いたり、体の不自由な友人をおぶったり、

大人に避難をよびかけるなど多くの命を救っていた。

番組では当日の避難行動のシミュレーション動画や証言などをもとに、子どもたちがどう巨大津波を生き抜いたのか分析。

あの日の体験を生きる力に変え、未来へ向かって進もうとする子どもたちの姿を伝える。

とある。2012年 1月17日(火)放送 子どもが語る大震災(2)ぼくらは大津波を生きたでは、番組の主な内容を動画で

見ることが出来る。

防災への準備というと「避難訓練」を思い出すが、片田教授は実際、走って逃げる訓練をするのではなく、

災害が起きた時に、どのような原則にのっとって、自分で考えて行動するべきか?を

子供たちに教えただけなのである。片田教授の「避難3原則」とは、
1.想定を信じるな。

2.その状況において最善を尽くせ

3.率先避難者になれ

とある。子供達に対してはもちろん、もっと具体的な例を用いて説明したのであろうが、

これらの原則が「頭の何処かにある」のと無いのとで生死が分かれている。

詳細は、ウェブサイトに載っている間に、首都圏に蔓延する地震不安は“知識”では拭えない-- 釜石市3000人の子どもを救った「避難3原則」に学べ--

を読んで頂きたいが、人々が地震が起きて、北海道・東北の太平洋側には津波注意報が発令されていたのに、

私の言うところの「ヘラヘラ」になってしまったのは、不謹慎でも不真面目でも、バカだからでもないようだ。

片田教授のコメントのこの部分を読んで納得した。
3つ目は、「率先避難者になれ」です。避難という行動は、

とても自分を律するハイインテリジェンスな行動といえます。

たとえば、建物の中で非常ベルが鳴る。非常ベルの意味を分かっていても、

実際には誰も逃げない。なぜ逃げないのか。

それは、「逃げないぞ」と意思決定しているわけではなく、

「逃げる」という意思決定をしないからです。

人間には、「正常性の偏見」という心の特性があって、非常ベルを聞いても

自分が火だるまになっている姿を想像できず、

現実感を持って逃げるという行動に結びつきません。


だからこそ、子どもたちには、自然に向かい合う姿勢と同時に、

人間はみんな災害時はこうなるんだ、だから「最大の敵は自分だ」と教えました。

防災は、敵を知り、己を知って初めてできるものなのです。(注;色太文字は引用者による。)

クローズアップ現代(1月17日放送)の少し前、1月12日に福島県沖震源の地震があった。

結果的には東京は大して揺れなかったのですが、エリアメールが鳴ったので、

私は職場の人に、テレビをつけろとか、ワンセグを見て見ろとか、色々呼びかけたが、

誰も動こうともせず、自分の席でニヤニヤしているだけであった。

あまりにも呆れたので、ブログ記事にしたほどだ。
【地震】緊急地震速報が鳴っても、全く何もしない人々

これも、片田教授がおっしゃる「正常性の偏見」だったのだな、と

今にして思う。皆、自分も含め人間にはそのように思い込む傾向がある、

ということを知り、さらに「避難三原則」を覚えておくと、

大地震に遭遇しても、何とか生き残ることができるのではないかと思う。

ダイヤモンドオンライン「クローズアップ現代」どちらも読んで、

NHKのサイトでは、動画をご覧になることをお薦めする。

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