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2012.03.25

「宮城、福島で震度4」(時事通信 3月25日(日)22時28分配信)←この程度でも4号炉は壊れるかも知れない。

◆記事:宮城、福島で震度4 (時事通信 3月25日(日)22時28分配信)

25日午後10時22分ごろ、東北地方を中心とする地震があり、宮城、福島両県で震度4の揺れを観測した。

気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約50キロ、

地震の規模(マグニチュード)は5.2と推定される。


◆コメント:先ほどの地震で福島第一原発4号炉の使用済み核燃料プールが壊れなかったのは、単なる好運、ですね。

最近続けて書いていますが、

福島第一原発4号炉には、使用済み核燃料プールがあり、そこには、通常に稼働している原子炉圧力容器の

2.8倍、1538本もの使用済み核燃料が水に浸かっている。

今は、使用済み核燃料プールの中で水で冷やされているから安全だが、

大きな余震があったり、或いは大きな余震でなくても、福島第一原発付近は311の後散々大きな余震を

経験しているから、使用済み核燃料プールの壁はすでにかなり傷んでいる、と想像しても不自然では無い。

最悪の事態を想定するなら、今日の震度4程度をきっかけにもしも、一気にプールの壁が崩壊し、

或いは亀裂が入り、冷却水が流出したら、使用済み核燃料を冷やすことはできなくなり、

小出裕章京都大学原子炉実験所助教の想像では、
そうなったら、

使用済み核燃料が多分、全て溶けてしまうだろうと思います。

そうなると、使用済み核燃料に含まれていた放射性物質が何の防壁もない4号炉から外に噴き出してしまう。

横に新しい使用済み核燃料プールを作って、そこに移そうにも、

「使用済み」核燃料といえど、放射能の強さは、もしこれを空気中に持ち上げて、

人間が近寄ったら直ぐに死んでしまうほどである。

地震の前には、4号炉の建屋の天上にはクレーンがついていて、使用済み核燃料プールにでっかい容器を

沈めて、水中で、クレーンによって使用済み核燃料をその「容器」に移し、厳重にフタをしてから

空気中に持ち上げたのであるが、4号炉の建屋が滅茶苦茶に壊れているのでそれはできない。


今からやろうとしていることは、まず、4号機の中の膨大な瓦礫を作業が可能なように片付ける。

外部のクレーンを持って来て(というか現場で組立てて)、容器をなんとかプールに沈めることが

出来るようにし、おそらくは既にあるい程度壊れている、使用済み核燃料プール内の使用済み核燃料を

容器に詰めて、密閉して、外に取り出す。


小出裕章京都大学原子炉実験所助教によれば、これだけのことをするのには、何年という時間が必要で、

その作業が終わる前に再び巨大地震なり、小規模余震で、4号炉の使用済み核燃料プールが壊れたら、

もう日本はおしまいだ。というのである。

先ほどの震度4程度でも、前述の通り福島第一原発付近は何百回という余震を既に経験している筈で、

プールの外壁が脆くなっている可能性はある。

大規模余震で、4号炉使用済み核燃料プールが壊れ、冷却水が流出し、

使用済み核燃料が全部溶けたら近寄ることもできなくなり、東京付近まで避難しなければならなくなるが、

何千万人が急に避難出来るわけはない。

日本は、いつ、おしまいになってもおかしくないというのは、決して大袈裟ではないのである。

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