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2012.05.21

「大阪市音楽団 市議からも「廃止反対」相次ぐ」←橋下市長自ら無給で働いたらどうですか?

◆記事:大阪市音楽団 市議からも「廃止反対」相次ぐ(MBS 2012年05月21日(月) 19時11分)

大阪市の改革プランで廃止の方針が打ち出されている市直営の音楽団について、

21日の市議会で議員から廃止反対の意見が相次ぎました。

大阪市音楽団に対しては市職員である団員の人件費や運営費など、

年間およそ4億6,000万円が支出されていて、市は音楽団を来年度で廃止するという改革案を打ち出し、自立した運営を求めています。

21日の委員会では、議員から「来年度の廃止はあまりに唐突だ」と反対の意見が相次ぎました。



「(レベルの高い)日本の吹奏楽のナンバーワンがシオン(大阪市音楽団)。ということはみなさん、世界で一番でしょ。

そんななかでその音楽団を手放す議論がされている」(自民党 太田晶也市議)

 「世界で一番ということであれば、ぜひ(演奏を)有料化して、チケットを売りまくったらいい」(大阪市 橋下徹市長)

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さらにサックス奏者の女性から市長宛てに届いたFAXの朗読を交え、反論しました。
『私もこの音楽業界で生きていくために莫大な苦労をして、やっと仕事を、自分のポジションを手に入れました』。

そのような形でやっている音楽家は、この大阪市内、府内にはごまんといる」(大阪市 橋下徹市長)

橋下市長はこのように述べ、大阪市音楽団に対してチケット販売を行うなどの自立した運営を促しました。


◆コメント:大阪市音楽団の音楽家をクビにするなら、まず市長が無給で働いて範を垂れたら如何でしょう?

大阪市議会議員の中からも大阪市音楽団の廃止に反対意見が相次ぐというが、どの程度本気なのか。

遙か離れた東京都民である私ですら、ちょっと調べれば、大阪市音楽団が「大阪市芸術文化振興条例」により、

「儲けを目的とすることを制限」されていることが分かる。それは、10日前に書いた。

2012.05.10 大阪市音楽団は条例で収益を上げることが制限されているのに、「儲かってないから潰す」のは明らかな矛盾だろう。

この条例自体が変更されていないのに、何故反対する大阪市議会議員は、この論理的矛盾を指摘しないのか、と思う。

何だかんだいって、橋下大阪市長という人物は行政が文化を支援する必要はない、と思っているのは明らかだが、

今まで、芸術文化を振興することを任務としていた、音楽家という専門技術を持った集団が、音楽を好まない市長の為に、

いきなり路頭に迷わされるのは、あまりにも非人道的である。


同じ事を繰り返すが、橋下は、
「世界で一番ということであれば、ぜひ(演奏を)有料化して、チケットを売りまくったらいい」(大阪市 橋下徹市長)

というが、儲けてはいけないと言い続けてきたのは、政令指定都市、大阪市自身である。

何度読んでも、聞いても納得がいかない。

この他にも、橋下市長の施策は、あの稀代のペテン師、小泉純一郎にそっくりで、

あまりにも強者の論理に立ち、高齢者や、障害者や病人に、今以上の経済的負担を求め、

払え無いなら、勝手に野垂れ死んで下さい、と言わんばかりである。


◆1年半、無給で働いた、元・伊藤忠商事社長、丹羽宇一郎氏(現・駐中国日本大使)を見習ったらどうか。

このブログで過去に何度も書いたが、駐中国日本大使、丹羽宇一郎(にわ ういちろう)氏は、

1998年、経営危機にあった伊藤忠商事の社長に就任し、財務状況を詳しく調べた所、4000億円の不良資産を抱えていることを

発見し、全社員にこれを、次の決算で一括償却する(損失として決算書に計上する)と言った。

つい、先日発表された、今年の3月期のメガバンクの当期純利益が1行で5000億円ぐらいだったから、

どれほど、恐ろしい決断か、想像に難くない。

その状態から経営を立て直し2001年3月度決算では過去最高の705億円の黒字転換に成功した。

丹羽氏は、社長に就任し、経営を立て直す為に社員に奮起を促す代わりに、自分は社長の給料もボーナスも全額返上し、

1年半、無給で働いた。

さらに、日本有数の大商社、天下の伊藤忠商事の社長であるにも関わらず、黒塗りの社長送迎車を廃止して、

平社員と同じように、毎朝、電車通勤した(電車通勤は、経営立て直しに成功してからも続いた)。

昼飯は、伊藤忠商事傘下のファミリーマートのコンビニ弁当や同じく伊藤忠系列の吉野家の牛丼で済ませた。


橋下大阪市長も、弁護士として、また、タレントとしてずいぶんとご活躍であったから、その間

さぞや、稼いだことであろう。


サディスティックなまでに冷酷に大阪市音楽団のプレイヤーをクビにするというのなら、

まず、橋下市長自ら、市長在職中は、給料を大阪市に返納して、範を垂れたら如何だろうか?

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