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2012年8月

2012.08.30

パラリンピック開幕。国際地理五輪で加藤規新さん銅メダル。

◆記事1:<パラリンピック>初日の柔道陣、金メダルへ闘志(毎日新聞 8月29日(水)20時44分配信)

パラリンピックの競技初日となる30日、日本勢は柔道や水泳など計7競技に出場する。

中でも「お家芸」である柔道は、男子が史上初めて金メダルなしに終わった五輪の雪辱戦となり、

60キロ級の平井孝明選手(30)や66キロ級の広瀬誠選手(35)らが初日での金メダル獲得に向け、闘志を燃やす。

柔道は30日から9月1日までの3日間行われ、日本勢は男子6人、女子2人が出場。選手たちは24日にロンドン入りし、

ロンドン東部の選手村近くに道場を確保し、最後の調整に励んできた。

先陣となる男子ベテラン2人のうち、熊本県立盲学校教諭の平井選手は初出場。

柔道部の顧問を務める傍ら、他校への出稽古(でげいこ)や遠征を繰り返してきた。

パラリンピックでの金メダル獲得は高校時代からの目標。

「お世話になった人たちに恩返しがしたい」と意気込む。

同じく愛知県立名古屋盲学校教諭の広瀬選手は初出場の04年アテネ大会で銀メダルを獲得したが、08年北京大会は7位に。

北京大会後は「自分がどこまで通用するか」との思いであえて60キロ級から階級を上げた。

大会では「自分のベストを尽くしたい」と言う。

男子の遠藤義安監督(52)は本番を翌日に控えた29日、

「チーム全体として順調に仕上がっている。五輪では男子は金メダルが取れなかったので、我々が持ち帰りたい」と話した。


◆記事2:国際地理五輪で加藤規新さん銅メダル(読売新聞 8月27日(月)19時59分配信)

文部科学省は27日、同日までドイツで開かれていた国際地理五輪に参加した日本代表4人のうち、

奈良女子大学付属中等教育学校6年の加藤規新(きしん)さん(18)が銅メダルを受賞した、と発表した。

同五輪には33か国・地域から128人の高校生らが参加した。

◆コメント:ロンドン五輪のメダリスト達は勿論立派ですが、勉強の五輪でメダルを獲った人、これから頑張る人がいます。

ロンドン五輪のメダリストの銀座パレードが先週の月曜だった。

銀座1丁目から8丁目までの一キロの沿道に、ほぼ杉並区の人口に匹敵する50万人が集まった。


ロンドン五輪のメダリストは、以前書いたとおり、実によく頑張ってくれて(メダルを逃した選手も含めて)

311以来、何も良い事がないように思えた日本人を喜ばせてくれて、

それはあたかも、私が生まれる前だが、敗戦後の日本人が打ちひしがれているときに、

湯川秀樹博士が日本人として初めてのノーベル物理学賞を受賞し

「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進選手がが次々と世界記録を樹立したことに日本中が沸き立ったという、

エピソードを彷彿させる。偉業である。


しかし、ロンドン五輪メダリストは、既に十分報じられている。

ここでは、地味なパラリンピック。柔道は日本時間、30日(金)早朝4時台から試合だそうだ。


記事2は、今まで何度も取り上げた勉強五輪のメダリストである。

2012.07.17 「国際数学五輪で17位=日本代表の高校生、銀4個」「高校生の生物学五輪、日本代表の4人が銀」←「勉強五輪」の季節です。

2012.07.25 「国際物理五輪、2人が金=日本代表の高校生―文科省」←これが紙面でどのように扱われているか。

2012.08.01 「日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪」←何度も同じ事を書きますが・・・。

どうしても、ロンドン五輪よりも、「地味に」扱われるが、世界の参加者の中でメダルを獲得するという困難さは同じだろう。

一見目立たない、このようなイベントを大きく取り上げないから、ますます、人々の関心を惹きつけることができない。

パラリンピック出場選手の健闘を祈る。

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2012.08.28

【日中関係】本当は、今こそ両国民が、ドキュメンタリー「小さな留学生」を見るといいですね。

◆実は憎しみの連鎖からは何も生じないのですね。

昨日は極論を書きましたが、

「丹羽大使の公用車を襲撃=男が日の丸奪い去る、けが人なし―尖閣対応に不満か・北京」←日本本土攻撃と法的には同様である。

ついに、JIROは気が触れたか?と本気で心配なさる方がいらっしゃるといけませんから、

念のため書きそえますが、私は日本と中国が軍事的交戦状態に入る意味が無いし、

そんなことになりそうになっても、絶対にならない事ぐらいは分かっています。


憎しみの連鎖は何も生産しませんね。戦争になっていいことなど何も無い、ということがまだ分からないのは、

本当にバカな人だけだ、と思います。ただ、2005年、やはり反日デモが極端化したことがありまして、

その時に一度書いたことですが、リマインド(思い出させる)しておきますと、
2005.04.18 過去の日本の行為の如何に関わらず、中国政府はウィーン条約を遵守する義務を負う。

で、要は、外交関係に関するウィーン条約 第29条には、
外交官の身体は、不可侵とする。外交官は、いかなる方法によつても抑留し又は拘禁することができない。

接受国は、相応な敬意をもつて外交官を待遇し、かつ、外交官の身体、自由又は尊厳に対するいかなる侵害をも防止するためすべての適当な措置を執らなければならない。

って、一応「近代国家の常識」ですから、黒塗りのベンツで丹羽大使のクルマを前後で挟むって、あまりにも一般人の行動としては奇異ですから、

まあ、それぐらいの国際法は最低限守って頂きたい、と思います。


◆日中両国民が2000年11月に放送された「小さな留学生」を見るといいですね。

憎しみの連鎖からは、何も生まれませんが、

お互いに、他国にも「善意」が存在する、という余りにも当たり前のことを認識するべきです。

中国人の映像プロデューサー、張麗玲(ちょう れいれい)さん。

この人は元々は、映像とか放送の世界の人ではなくて、戦前の大財閥大倉財閥の流れを汲む大倉商事という、1998年に破産してしまいましたが、

とにかく、その大倉商事のOLだったのですが、何故か自分でカメラを回して、中国からの贈り物というドキュメンタリー番組のシリーズを製作

し始めて、一番最初に撮ったのが、小さな留学生というドキュメンタリーでした。

1996年に9歳で、お父さんが日本で一儲けしようというので、付いて来日し、八王子の公立小学校に入学した張素(ちょうそ)ちゃんという女の子。

結局、オヤジさんの商売が思ったほど上手く行かず、約1年でまた中国に帰国してしまうのですが、

その1年間、日本の小学校の友だちや先生が非常に親切であるようす。

また、張素ちゃんという子は頭が良くて、僅か一年で日本語を習得するばかりか成績もトップクラスになるんです。

中国に帰ってから、元、通っていた学校に戻るのですが、クラスメートに「日本人が如何に親切だったか」を力説します。

その一連の様子を企画し、撮影したのが日本人ではなくて、中国人の張麗玲さんであるところが、大事なのです。


これは中国でも、かなり広範に放映され大評判になり、当時番組のVHS(当時はDVDありません)が飛ぶように売れ、

今、日本のバカ野郎と言っているような中国の一般市民が皆、涙をながして、感動のあまり興奮したオッサンが、

我々は、もっと日本と仲良くすべきなんです!

と叫んでいたんです。


◆YouTubeに「小さな留学生」が、アップされてました。

見た覚えのある方も多いと思いますが。


小さな留学生① Little Exchange Students Part 1







小さな留学生② Little Exchange Students Part 2







小さな留学生③ Little Exchange Students Part 3



担任の先生は、同級生の一人に「毎朝、張素ちゃんを迎えに行くように」とご両親には言わずに指示をしていました。

張素ちゃんのお父さんは「ただの一人の外国人の転校生の為に、こんなに親切にして貰って・・・」と張麗玲さんに語っています。






小さな留学生④ Little Exchange Students Part 4







小さな留学生⑤ Little Exchange Students Part 5







小さな留学生⑥ Little Exchange Students Part 6







小さな留学生⑦Little Exchange Students Part 7







いい話ですよね。こういうのを見ると、日本も中国もへったくれもあるか。

世の中、どこにでも「良い人」や「善意」があるのだ、ということが分かります。


とはいっても、恐らく中国政府は今は、テレビで「小さな留学生」の放送を許さないでしょうから、できれば、ネットにも

規制が入る前に、日本でも中国でも、見る人が拡がるといいですね。

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「丹羽大使の公用車を襲撃=男が日の丸奪い去る、けが人なし―尖閣対応に不満か・北京」←日本本土攻撃と法的には同様である。

◆記事:丹羽大使の公用車を襲撃=男が日の丸奪い去る、けが人なし―尖閣対応に不満か・北京(時事通信 8月27日(月)21時25分配信)

【北京時事】中国駐在の丹羽宇一郎大使(73)の乗った公用車が27日午後4時(日本時間同5時)すぎ、北京市内で、

前方を走行していた車にふさがれ停車させられ、車から降りてきた中国人とみられる男が、車両前方に取り付けられた日の丸を奪い去った。

公用車の国旗を掲げる棒が損傷したが、大使にけがはなかった。北京の日本大使館が発表した。

今月中旬以降、尖閣諸島(中国名・釣魚島)に上陸した香港の活動家らが沖縄県警に逮捕、強制送還されたほか、

日本の地方議員ら10人が尖閣諸島に上陸。尖閣問題をめぐり中国各地で反日デモが相次ぐなど反日感情が高まっている。

今回の襲撃も大使公用車を最初から狙った計画的犯行の可能性があり、

尖閣問題などに対する日本政府の対応に不満を持つ者の仕業との見方も強まっている。

日本大使館によると、襲撃事件は丹羽大使が公用車で中国政府の省庁に行き、大使館に戻る最中、市内の幹線道路「東四環路」で発生。

当時、渋滞しており、前方を走る2台の車が突然止まったため公用車も停車を余儀なくされ、

そのうち1台の車から降りて来た男が日の丸を外して奪い去り、そのまま走り去った。

奪い去った際、男は叫んでいたが、何を言ったかは不明。2台は外国車だった。

公用車には山崎和之公使らが同乗。大使館側は2台の車のナンバーを控えており、北京市公安局に届け出た。

襲撃事件を受け、堀之内秀久次席公使が羅照輝中国外務省アジア局長に「厳正な抗議」を申し入れた。

さらに再発防止とともに、今回の問題を刑事事件として捜査するよう要求した。

これに対し、羅局長は「極めて遺憾だ。中国政府として事件の再発防止に全力を尽くしたい」とした上で

「在留邦人・日本企業の安全も確保し、法に基づき厳正に対処したい」と回答した。


◆コメント:公用車は日本領だから、日本への攻撃と見なすべきである。

どこまで行っても、何をしても、日本は決して手荒い真似をしない、と思うから諸外国はみな、ツケ上がる。

駐中国日本大使の公用車の中は、狭いけれども、法的には日本の領土である。

日本大使の公用車から日の丸を奪うのは、勝手に日本の領土に侵入し、日本国内の器物を破損したのと同様である。

相手が個人であっても、昨今のような危険な状況で、日本では、例えば、東京の中国大使館や、韓国大使館は、

警視庁(だけかどうかわからないが)の警官がきちんと警護しているのに、中国政府はこのような民衆の暴挙を

扇情している気配すら、感じられる。ということは、戦争をしかけてきていると見なしてよい。


中国政府が駐中国日本大使を始め、中国にある日本の在外公館を守らないならば、

日本は個別的自衛権を発動し、急遽、イージス艦を東シナ海に急派し、

今度やったら、北京を砲撃する。

と宣告すると良い。世界は真っ青になり、続いて蜂の巣をつついたような、大騒ぎになるだろう、やむを得ない。

というか、一度、そういうことをした方が良い。これは、憲法に違反していない。繰り返すが先制攻撃ではなく、

個別的自衛権の行使だから、である。


大人しいと思って、いつまでを日本を見くびるとどうなるか、というポーズぐらい取らないとどうしようもない。

外交で、事態を沈静化できるのなら、とっくにやっているはずだ。

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2012.08.27

【音楽】「買える時に買っておきましょう」シリーズ。安永徹さん「デュオ・コンサート」

◆元・ベルリン・フィル第一コンサートマスター、安永徹さんの最初のCDです。

先日、久しぶりにマーケット(流通市場)で見かけたので、御喜美江さんのアコーディオンと

ラベック姉妹のラグタイムを買っておいた方が良いですよ。という話を書きました。

2012.08.19 【音楽】御喜美江「アコーディオン・バッハ」/ラベック姉妹「ラグタイム集」

大袈裟にいうと、こういうものは買える時に買わないと「取り返しが付かない」のです。


今日は今までに何度、ご紹介し、何度お薦めしたか分からない、

元・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスター、安永徹さんと、夫人でピアニスト・市野あゆみさんの、
デュオ・コンサート

毎日チェックしている訳では無いから、いつからあるのか分かりませんが、

一時期ずっと入手不可能になっていたのです。今、念のため、HMVとTowerRecordを確認しましたが、ありません。

Amazonのマーケットプレイス(中古品)だけです。こういうのは、本当に貴重ですから、ある時に買うべきです。

勿論、音楽は各人の好みなのですが、この安永さんのヴァイオリン演奏の録音は、私の独断で書かせて頂くと、

古今東西のあらゆるヴァイオリンのレコードやCDの中でも最も上等な演奏が収録されている。

亡くなった、作曲家の芥川也寸志さんが、「音楽は技術じゃないからね。結局精神の問題だからね」と何度も言われてました。

勿論ヘタクソでは、話にならないのであって、ベルリンフィルのコンサートマスターになるような方は、

そこらのソリストより、余程テクニックもあるのではないか、という位上手な方が就任するのですが、上手いだけではやはり、ダメだ、ということ。

演奏者の教養とか、人品、人格、品性は、音になって、確実に外側に現れるのだ、ということがよく分かります。


◆一部、引用させていただきます。

こと、音楽に関する限りは、言語をいくら連ねるよりも、聴いて頂くに限ります。

いわば、「百語は一聞に如かず」。「デュオ・コンサート」から。


コレルリ ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ヘ長調  作品5 第一楽章 アダージョ



最初の僅か数小節でハッと息を呑むほどの圧倒的な美しさと朗々たる歌い方。輝かしい音色。こんなヴァイオリンを聴いたことがありません。






コレルリ ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ヘ長調  作品5 第二楽章 アレグロ







お聴きの通り、冒頭、ヴァイオリン1本でフーガになります。

コレルリってこれほど綺麗な曲だったのか、と思います。

現在出回っているコレルリのヴァイオリンソナタは

古楽器で、当時の演奏法に近づけたものが殆どですが、私は、絶対に安永さんの演奏の方が好きです。

次はモーツァルトです。

「ある音楽家の教養の程度は、彼のモーツァルトに対する関係で分かる」(カール・フレッシュ「ヴァイオリン演奏の技法」)

という位です。


モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ 第21番 ホ短調 K.304 第一楽章






モーツァルトの作品には短調が少ない。短調には何か特別な思い入れがあるような気がします。

しかし、それを意識し過ぎると、過剰にメランコリックになります。安永さんの解釈はそこが絶妙だと思います。

また、これは、最初のコレルリから一貫していますが、伴奏の市野あゆみさんの美しいピアノの音色と、安永さんのヴァイオリンのそれが

非常に美しく融け合っていることが、よくわかります。


終わりはアンコールピースです。


エデ・ポルディーニ 7つのマリオネット - 第2番 踊る人形(編曲:F. クライスラー)





この編曲者。ヴァイオリニストで作曲家でもあったフリッツ・クライスラーの今年は、没後50年です。クライスラーの小品を上手く

まとめるというのは、意外とプロでも難しいのだそうです。ほど良い「遊び心」が必要です。最初から最後まで、クソ真面目にインテンポで

弾かれては、聴き手は面白くありません。安永さんは、実に心得たものです。

上品なルバートと、アーティキュレーションのメリハリがヴァイオリンとピアノでピタリと合っていて、

聴く者に心地良さをもたらします。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターというのは、オーケストラのスコアを全部、

知っていなければならないし、リヒャルトシュトラウスのように難しいコンサートマスターのソロもありますし、

ベルリン・フィルの場合一年半に一回だか、二年に一回だか、コンサートマスターが、ベルリン・フィルの伴奏で、

ブラームスとか、ベートーヴェンとか、きちんとしたコンチェルトを弾かなければなりません。そのソロの勉強も

日頃から研鑽を積んでいなければなりません。並の人ではないのです。

このCDは是非一人でも多くの方が愛聴盤になさることを切望します。

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2012.08.26

【夏季休暇中】お久しぶりです。寝てばかりです。日々雑感です。

◆今年の夏は、かなり身体に堪えていたようでして。

タイトルに「寝てばかりです」と書きましたが、病気とか体調を崩しているということではありません。

ただ単にくたびれているらしく、いつの間にか寝ているのであります。

朝寝て、昼寝て、夜に寝て、ときどき起きて居眠りをする。

という状況です。

尤も、夏休み1日目の水曜日には、歯医者に行き(ちょっと時間がかかる作業だったので、

以前から、「時間が取れる日を予約して欲しいと言われていたのです)ました。


さらに、24日(金)には、運転免許の更新手続きをいたしました。

東京都の免許更新手続の場所は、これだけあるのですが

私の世代は、昔から西は府中(府中市)、東は鮫洲(品川区)と相場が決まっております。

(但し、都内ならどこで手続きを行ってもかまいません。要件をみたしていれば)。

私は誕生日が8月10日ですから、7月10日から9月10日の間に更新しなければなりません。

府中試験場は受付時間が10時~16時(ゴールド=優良の場合)が受付時間ですが、土曜日が休みなので、

平日に行くに限ると思いました。

予想通り、空いていて、かなりスムーズに手続きが終わりました。


◆夜更かししている訳でも無いのに、いくらでも眠れます。

免許更新手続きは、クルマで行きまして、確かに暑いのですけれども、それだけで

極度に疲労するわけもなく、それでも、やたらとねむれてしまうのは、なんというか疲労の蓄積が原因ではないか、

と思います。

会社の仕事が、特別に多忙を極めていたわけではありませんが、とにかく今年の暑さを湿度は、想像以上に、

我々の身体にとって、物理的ストエスになっているように思います。

去年までは、クールビズの期間も、ずっとネクタイを締めて、スーツを着て、暑いなりに持ちこたえましたが、

今年は、8月上旬でしたか、ちょっとクラッとした時がありまして、「これはあまり我慢をすると、生命の危険があるかもしれない」と

思いました。

以後、不本意ながら、ネクタイは外して(但し、常に携行してます)通勤・帰宅をしています。

不本意ながら、というのは、ネクタイを外して、スーツというのは、どう見ても「だらしない」のですね。私の感覚では。

しかし、無理をしてぶっ倒れても、誰も同情してくれる訳ではありませんので、やむを得ません。


◆こうして見ると、五輪アスリートの「体調管理」に感心します。

五輪が終わって約2週間。まもなくパラリンピックですが、それはさておき、

五輪選手は、それぞれの競技では、しばしば海外の大会・競技会に出場しているので、

時差を含めた、体調管理も「アスリートの能力の一部」なのでしょうけれども、

若くて、日頃から身体を鍛えている人達といえども、帰国後、体調を崩した人をみかけず、

みな、ケロッとしているのは、それぐらい当たり前かもしれませんけど、やはり感心します。


ロンドンに行く前の日本は蒸し暑かったでしょ?

しかし、ロンドンの気温は、五輪期間中ずっと調べてましたが、最高気温20度、最低気温15度とか、

これは、普通の人間なら、風邪をひく人が続出しますが、風邪で体調壊した、という人、いませんでした。


そして、日本に帰国してその足で、記者会見に臨んでいましたが、東から西(東京からロンドン)に飛ぶよりも、

西から東(ロンドンから東京)へ飛んだ後の時差の方が、キツイというのは一般的には多いです。


東から西(東京からロンドン)は「昼を追いかける」状態です。成田を昼頃出発して約12時間後にロンドンにつくと、

体内時計では夜の12時ですが、現地は東京よりも8時間遅れですから、まだ夕方の4時。

ロンドンの夜まで起きていると、徹夜する状態になりますが、これは、沢山寝れば比較的早期に時差を解消できます。


ところが逆、つまり西から東(ロンドンから東京)へ飛んだときというのは、時計を早回しすることになります。

要するに翌日以降、無理や氏早起きさせられる状態になるので、ものすごく眠いのです。少なくとも私はそうでしたが、


五輪出場選手達はそのあたりをとうやって調整しているのか。

また、気温20度のロンドンから、真夏日・熱帯夜の東京に戻っているというのに、帰国後数日で、

あちこちのテレビに生出演したり、20日(月)には、炎天下の銀座のパレードで、なんと2階建てバスの上でブレザーを着たまま

至って元気そうで、体調を崩して気分の悪そうな選手など(いくらめでたい席とはいえ)、一人もいませんでした。


あれは、普通の人間なら、皆、とはいわないまでも、誰かは必ず体調を崩していると思います。

とにかく、メダリストというのは、メダルを獲ったら獲ったで、挨拶廻りなど、色々とメンドクサイことが多いらしいですが、

早く普通の生活に戻してあげたいものです。9月には早くも何とか選手権を控えている競技も多いらしいですから。


◆目に留まったニュース。「台風15号」「福原愛選手、手術」。

まず台風ですが、

◆記事:過去最強クラス台風15号 沖縄は甚大な災害の恐れ(テレビ朝日系(ANN) 8月25日(土)18時47分配信)

過去最強クラスの台風15号が、沖縄本島に接近しています。26日の夕方、非常に強い勢力で沖縄本島を直撃する見込みです。

接近時の中心気圧は920ヘクトパスカル、台風中心の瞬間風速は70メートルにも及びます。

これは2003年の台風14号に匹敵し、この時は突風によって電柱が次々になぎ倒されるなどしました。

25日朝、風速15メートル以上の強風域に入った沖縄本島では風が強まり、海上は高波が押し寄せています。

大東島地方では、30メートルを超える突風も観測しました。沖縄気象台では、異例の会見を開いて警戒を呼びかけています。

沖縄気象台:「甚大な災害が起こる恐れがあります。これまで沖縄気象台で観測した最大瞬間風速1位の記録に匹敵する記録的な暴風が吹く見込みです」

「中心気圧は920ヘクトパスカル」で、十分、勢力の強さが想像できます。最大瞬間風速70メートル/秒は、約時速250キロです。

これは、ただひたすら通り過ぎるのを待つしかない、超弩級の勢力の台風です。

もう一つは、
◆福原愛が右肘を手術 復帰までは2~3カ月(共同通信 2012/08/25 22:40)

ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した福原愛(23)=ANA=が、

痛めていた右肘の手術を24日に東京都内の病院で受けていたことが分かった。関係者が25日、明らかにした。

競技復帰には2~3カ月かかる見通し。

福原は痛みの原因となっていた右肘関節内の滑膜ひだを取り除いた。競技歴20年で手術を受けたのは初めてという。

福原は中国のスーパーリーグに参戦していた昨夏に初めて右肘に痛みを訴え、この1年は治療をしながら競技を行っていた。

ロンドン五輪でも痛み止めの注射を打ちながらプレーを続け、団体で日本初のメダル獲得に貢献した。

先週の日曜日(銀座パレードの前日)、NHKBS1で放送された「五輪に吹いた風」という五輪総集編番組に福原選手が

生出演していましたが、その中で、女子卓球の村上監督は、五輪のかなり前から福原選手から報告を受けていた、と話していました。

つまり「右腕には激痛が走り、最早限界を超えているが、痛み止めを打ちながら試合をしている」という状態だったそうで、

確かに良く見ると、福原選手はちょっと休憩がある度に、右肘を氷で冷やしているのですね。無論、症状の根治にはなりませんが、

束の間でも痛みが、それによって和らいでいたのでしょう。

映像をさらに観察すると、団体準々決勝の対ドイツ戦、準決勝のシンガポール戦では、福原選手

迷うことなく、右腕を思いきり振り切っているのですね。恐らく常人なら気絶するほどの痛みなのでしょう。

手術するほどなのですから、よほど傷んでいたわけで、それでも我慢してメダルを獲得出来たのは良かったと思います。

お大事に。しばらく、ゆっくり静養して下さいといいたいですね。3歳のときから20年、毎日卓球だったのですから。

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2012.08.24

【夏季休暇中】本当のホンネ。

◆夏休み二日目なのですが、瞬間的に学生時代のような怠惰が蘇ります。

昨日(水曜日)から夏休みなのですが、昨日書いた通り旅行にもどこにも行きません。

ただひたすら自宅でゴロゴロしているんですが、

たった一日で、30数年前、学生だった頃と同じぐらい怠惰な生活に戻れてしまう自分に

我ながら呆れております。


◆本当のことを書きますと、私、時事問題なんか完全にどうでもいいのです。

日頃、拙日記・ブログを読んで下さる方には、お叱りを受けそうですが、本当の本音を書きますと、

私は、世の中のことなど、本当はこれっぽっちも関心がありません。


学生時代、遂に、「新聞を読む」という習慣が身に付きませんでした。

しかし、あまりにも何も知らないと就職活動でヤバいので、その時期だけ日経を斜め読みしたように

思います。


学生時代にいくら無関心でも社会人になったら日経を読むものですが、

私は、見出しを眺める位でどうしても関心が湧きませんでした。

こんなことだと、一生なにも知らないまま終わるぞ?と、ちょっと焦りまして、

それがこの日記・ブログを書き始めた理由です。時事問題に関する日記をネット上に

書くことにすれば、否が応でも勉強せざるを得ない。

その意味では正解でした。

何もしなかったら、本心を暴露するなら、私はデフレも原発も、韓国も中国もシリアも

地球温暖化も、犯罪対策も、本当はどうでもいいのです。

ただ、あまりにも「どうでも良すぎ」て、このままでは殆ど人間失格なので、

これからも、また、天下国家について勉強して書くつもりでございます。


◆我が半生で最も至福だったのは・・・・。

ロンドンに駐在していたころ、会社は違うのですが、たまたま、近所の方で、

学生時代に大学(音大ではない、一般の大学)オケで、フルートを吹いていた方がおられまして、

その方もこの世で、一番好きなのは、オーケストラの話でした。


世代も同じなので、話題を共有できるのです。

その方も私と同じように、TBS系列で72年から83年まで放送された「オーケストラがやってきた」で

基礎的な知識を得たといいます。彼は、私のように直ぐ止めてしまったのではなく、何しろずっと

学生オケでフルートを吹いてたんですから、オケの話になったら、もう話がとまりません。

普段、私は週末、自宅に他人が来るのも、他人の家に行くのも嫌いなのですが、この時ばかりは、

あまりにも熱中して話し続けるので、家内が隣で呆気にとられていました。私が、

かつて、ウィーン・フィルが来日したとき「レオノーレ3番」をアンコールで演奏した。

あの、バンダのトランペットファンファーレの後、難しいフルートソロがあり、細かい動きの後、

ロングトーンを18拍伸ばさなくてはいけないだろう?あれは普通は2番が引き継ぐが、あのときには、

一番がそのまま吹いた。ラジオで解説していた、元N響首席の吉田雅夫さんが、

「普通、あそこは2番が1番の様子を見ていて、ブレスが苦しそうだったら咄嗟に引き継ぐ。

あのフルートセクションの1番が息子で2番は1番のオヤジさんだが、オヤジさんは、息子を信頼して、

最初から、まったく「18拍」の準備をしていなかった」という話をしていた。

というと、元フルート吹きさんが、「打てば響く」ように、
それは、○○親子といって、伝説的な存在で、殆ど神様なのだ。

と応じてくれるし、彼は彼で、
自分が今まで聞いた最も理想的なトランペットの音はこれだ。

と、これは私が彼の家を訪問したときですが、かれは小澤征爾指揮ボストン交響楽団でソロは誰かわすれましたが、

ドヴォルザークのチェロ協奏曲のレコードを途中からかけて、
この「シードレ・シーの、下の落ち浮いた「シ」の音。これはチャーリー・シュレーターだが、これ以上の音はない。

などと云います。そういう話を聞くとますます連想が拡がり、無限に話ができます。

私はこういう話なら、3日ぐらい、徹夜で話せるのではないか、と言うくらいで、彼も同じで、

あれほど話が合う人とすきな話をする至福の時を味わったことは空前絶後です。

読んでいる方は、何のことかお分かりにならないでしょう。すっかり幻滅なさったかもしれませんが、

私は、本当は一生働かないで、そんな話をして過ごせたら(勿論無理ですが)一番幸せだろうと思っている人間です。

こういうのは、何と言ったら良いでしょう?愚痴ではないのですが、

私は本来的にはそういう人間なのです。と一度書きたかったのであります。

特別に何かがあったわけではありません。精神状態は普通です。ご安心下さい。

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2012.08.23

夏休みです。/山本美香さん。

◆8/22(水)から8/28(火)まで夏休みです。

ようやく、休みです。

とにかく、私は会社も仕事も大嫌いなので、会社に行かなくて良いというだけで、血圧が下がります。

本当は旅行でも行けばそれなりに楽しいのでしょうが、今年はあまりの暑さで疲れてるから、行きません。


旅行に行くと、ホテルか旅館に泊まりますよね?当たり前ですが。

一泊、一人、一万数千円とか何万円はらうわけですが、チェックインからチェックアウトまで24時間ないじゃないですか?

家族3人で二泊しただけで、すぐ10万円とかになりますね。

なんか癪ですね。だって、要するに夕飯と夜寝るのと、朝飯だけですよね?

しかも、結構時間にうるさくて、夕食、朝食は何時まで。とかいいます。

そして当たり前ですが、旅館やホテルは、自宅じゃないですから、布団も枕も違います。

絶対、自宅ほど熟睡してません。そして休みだというのに、朝食は9時半までにとかいわれるとですね。

私は普通、土日なんか昼頃まで寝てるわけですが、それよりも遙かに「勤勉な行動」を強いられ、

挙げ句に二泊で家族で10何万円て、あほ臭い。結構くたびれます。

3泊4日したら自宅でゆっくりできるのは残り3日か4日です。

子供が小学生ぐらいの頃は、まあ、仕方が無い、というところですが(こちらも若かったし)、

今は、んな、オヤジやお袋とどっか泊まって嬉しいというトシじゃないですから。せがれも。

まあ、少しばかり上等なメシでも食いに行きゃ、いいでしょう。

生来の怠け者の私でございます。


◆銃弾に斃れた山本美香さん。

月並みな表現ですが、大変、ショックです。

BBCは丁寧に報じています。

Japanese journalist killed in the Syrian city of Aleppo

山本美香さんは、テレビで何度も拝見しました。真摯な語り口が印象的です。


世の中には、一回か二回、アレッポに行ったことがあるだけで戦争ジャーナリストを気取る人がいて、

そういうのを「一発屋」と言い、本当の戦争ジャーナリスト達から軽蔑されるそうですが、

勿論、山本さんはそうではなく、長く、危険な戦地を命を賭して歩き、報じ続けた真の戦争報道のプロです。

詳しい事は、軽々しく書けないので、山本さんの著書を読んでからに致します。


日本は、新聞をみても国際面というのは、あまり充実していないし、

一般的日本人の意識は、
シリアで何があっても、別に関係ない。そんな危険な所へ行かなくても・・・

というのが、本音ではないか、と思いますが、

私の想像ですが、正に、だからこそ、多分山本美香さんは、戦地へ向かったのでしょう。

関係が無いことではないのだ、と。

日本はたまたま今は鉄砲玉が飛び交うことも爆撃機の空爆もないけれども、

同じ地球上では、今日も人が銃弾に斃れ、無辜の市民が子供が、爆撃で死んでいる場所があるのだ、

という、誰も「見たくないが、見なくてはいけないこと」を伝えなければならない、

という、使命感で行動なさったのだとおもいます。

さぞや、無念だったでしょうが、最後までカメラを回し、別になんら他人に危害を加えるつもりはない、

ジャーナリストの自分ですら、一瞬の油断で殺される。これが戦争なのだ、

と自らの死を以て、残酷な現実を、日本人に示した。

山本美香さんは、最期まで、ジャーナリストでした。

ご冥福を祈ります。

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2012.08.20

「<五輪メダリスト>銀座を凱旋パレード 沿道に50万人」←ただ素直に、美しい光景だと思いました。

◆記事:<五輪メダリスト>銀座を凱旋パレード 沿道に50万人(毎日新聞 8月20日(月)11時34分配信)

ロンドン五輪日本代表のメダリストらによる凱旋(がいせん)パレードが20日、東京・銀座で行われた。

沿道には徹夜組も含め、約50万人(主催者発表)が詰めかけた。

日本選手団は同五輪で史上最多38個のメダルを獲得。応援してくれたファンに感謝の思いを伝えようと、

日本オリンピック委員会(JOC)が初めて実施した。東京が招致を目指す20年夏季五輪に向け、機運を盛り上げる意図もある。

参加したのは76人のメダリストのうち、負傷療養中の選手などを除く71人。先導するオープンカー2台に、

レスリング女子55キロ級3連覇を果たした吉田沙保里選手(ALSOK)らが乗り込み、

後続のオープンバス5台に体操個人総合優勝の内村航平選手(コナミ)をはじめ、

銀メダルに輝いたサッカー女子「なでしこジャパン」らが分乗。銀座通り口交差点から

銀座8丁目交差点までの約1キロをパレードした。

選手たちは歓声と拍手を受けながら、笑顔で手を振るなどして応えた。

パレードを終えた「なでしこジャパン」の澤穂希選手は「たくさんの人に足を運んでいただいてうれしかったし、

こんなにたくさんの人に応援していただいたんだと思い、こっちが逆に感動した」と感想を語った。


◆コメント:テレビで見ただけですが、とても美しい光景だ、と素直に思いました。

記事にも書いてあるけれども、パレードが行われた場所は銀座1丁目から8丁目にかけて、ほんの1キロ距離だが、

そこに何と、50万人が集まった。映像を見ると、確かにそうかもしれない。

50万人とはは、私が住んでいる、東京都杉並区の平成24年8月1日現在の総人口が、約54万人であることを考えると、

想像に絶する。僅か1キロの道の遙か彼方。絶対に選手を至近距離で見ることが出来ないところまで、人が集まった。


パレードが始まったのは、午前11時だが、その一時間前には、気温は30度に達していたが、

最も混んだ銀座4丁目交差点付近は身動きも出来ないほどだったという。


これは、単なる好奇心、ミーハーでできることではない。

日本は311以来、良い事が無かった。

これでもか、これでもかと自然災害や、事故や犯罪や、政治のゴタゴタが続いた。

悲観的な私のような人間には、もう二度と日本に「良い事」は起きないように思えた。

それが、間違いであったことを今回のロンドン五輪メダリストは、形として証明してくれた。

しかも、それは偶然や好運(もあるだろうが)だけで、得られる物では無い。


毎日、何時間も、厳しい訓練に耐えた者だけが得られる栄光を彼らが実際に手にしてくれた。

体操の内村航平選手などは、金メダル間違い無かろう、と言われ、実際に金メダルを獲得したのである。

私にも、多くの人にも、まず絶対に真似ができないことを多くの選手が実現してくれた。

これで彼らを讃えなくて、誰を讃えるのだろう。


沿道から選手を祝福する一般の人々も、その祝福に答えるメダリストも実に笑顔が美しかった。

こういう嬉しいことは素直に祝福し、お互いに喜べばいいと思うのである。


本当は、このように気持ちが良い所で話を終わりにしたいが、

一言言いたいことがある。私はエンピツだけご覧の方には分からないが、JIROの独断的日記ココログ版は、

記事のカテゴリー分類という一種の「タグ」があり、それは「ニュース」「スポーツ」などデフォルトで

設定されている項目以外に、自分独自の「カテゴリー」を創ることができる。

私のブログには、多分日本で私だけだろうが、「日本人の褒め下手」というカテゴリーがある。

何度も書いているが、実に日本人の悪い癖で、他人を褒めるべき時、感謝するべき時に、しない。


今日も、夕方で、メダリストパレードにかんしてTwitterに思い付いたことを書いていたら、

例によって天の邪鬼がいた。

メダリスト・パレードのニュースを見ていたら、、段々気持ちが冷めてきた。

とか、
こんなの、前にやったことがあるか(JIRO注:初めてだ、とニュースで何度も言っている)?何かウラがあるんじゃないか?

自分はメダルも獲れないし、国民を勇気づける何か、を持っているわけでもないのに、

人が祝福されていると嫉む、と思われても仕方が無い。卑しい考え方だと思う。

今日のような「ハレ」の日には、皆で喜べばいいのである。

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2012.08.19

ロンドン五輪が終わって一週間ですが。所感。「スポーツと知性」。

◆まだ、ロンドン五輪か、というなかれ。

日本人は、いつも書くが、何でもすぐにわすれます。

今は、専ら、韓国大統領の天皇陛下謝罪要求発言や、

中国人による尖閣諸島上陸問題、中国で広範囲に拡がっている、反日デモで、

ネット上の話題は持ちきりですが、要するにマスコミが扇情的に報じることに

すぐに「乗せられて」しまうようです。


その直前まで、「大津市いじめ事件」や「大飯原発再稼働」について騒いでいたことは、

既に忘却の彼方にあるようです。


尖閣諸島や竹島に関わる騒ぎは、2005年、あのときは中国だけでしたが、

やはり同じように、反日デモが激化したことがありますが、その後、米英のメディアが中国批判に転じました。

今回、私はもう少し事態の経過を観察したいと思います。

大津いじめ事件より遙かに近い過去。先週の日曜日まで、ロンドン五輪がおこなわれていたことすら、

早くも日本の人々の記憶から薄れつつあるようですので、私はこれを取り上げます。


◆NHKBS1でメダリストへのインタビュー番組を観ました。選手になる人が昔と違います。

今日(2012年08月19日(日)午後6:00から8:50まで、

「ロンドン五輪総集編「ロンドンに吹いた風 五輪メダリストが語る“勝負の時”」

と言う番組を観ました。

民放の、タレントが司会するいい加減などんちゃん騒ぎではなく、

女子ウェイトリフティングの三宅宏実選手と、お父さんでメキシコ銅メダルの三宅義行氏、

柔道・松本薫選手、競泳・入江陵介選手、卓球・福原愛選手、ボクシング・村田諒太選手に限って

生出演したのですが、彼ら彼女らへのインタビューは今までにも何度か聞いて感じたことがあります。


それは、五輪に出場する選手が昔よりも知的であり、分析的である、ということです。

はっきり言って、昔よりも頭の良い人が多い。

頭の良い子というのは、話し方を聴けば分かります。

今日の番組では生出演はしませんでしたが、体操の内村航平選手も同様です。


◆楽器が上手くなる人と共通する落ち着きがあります。

今回のメダリスト、全ての言葉を聞いたわけではありませんが、今日のNHKBS1に出演した、

三宅宏実選手、入江陵介選手らの話し方を聴き、話しているときの物腰を観ていると、

楽器が上手くなる子と共通する落ち着き、思慮深さを感じます。

実際とくに水泳の入江選手は近畿大学附属高校では、水泳選手でありながら、成績が常にトップクラスで

文武両道の見本であった上に、ピアノも相当の腕前で、進路決定に際して、音大でピアノを専攻するか、

それとも、水泳を選ぶか迷った、というほどだそうですから、ただごとではありません。


三宅宏実選手は、お母さんが音大卒(専攻はわかりません)で、子供の頃からピアノを習い、

中学生の頃、ちょっと挫折を感じたらしいです。それまでスポーツをやったことが無かったのに

いきなり、ウェイトリフティングをやり始め、数ヶ月で頭角を現したというのですから、

お父さん譲りの才能があったのでしょうが、彼女も普段は、競技に於ける気合いの入れ方とは

全く別の、非常に落ちついた佇まいです。

内村航平選手はいうまでもないですし、ボクシング金メダルの村田選手、卓球の福原愛選手。


どの人の話を聞いても、日本語の語法・文法がきちんとしていて、語彙が豊富です。

自分の競技において、何が難しいのかを言葉で説明できる、ということは、当たり前のようですが、

昔のスポーツ選手には、このような言語表現力がありませんでした。

これまでの日本のスポーツ界は、あまりにも精神論重視では無かったか、と思います。

誰とはいいませんが、全然メダルを獲れないどころか五輪出場権さえ得られなかった頃の

女子バレーボールなど「魂を見せろ」などと訳の分からないことばかり叫んでいて、如何にも「ダメだ、こりゃ」でした。


楽器でもスポーツでも上手くなるということは、自分の身体の状態や動きを、可能な限り客観的に認識し、

どのような練習をすればどのような技術を習得出来るか、を自ら考える、論理的思考力と、


その前提条件としての高い知能を必要とします。

今回の選手たちの、日本語を聴いていると、ほぼそのまま文字に起こして原稿に出来るぐらいです。

同じ事を繰り返すようですが、それだけで、今までの日本のアスリートと、違う、ということが分かります。

ロンドン五輪において、競技種目で、悲喜こもごもですが、全体として、過去最多メダル獲得数を実現したことと

このような「知的アスリートの登場」とは、無関係ではない、と想像します。

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【音楽】御喜美江「アコーディオン・バッハ」/ラベック姉妹「ラグタイム集」

◆いずれも既出ですが、しばらくCDが入手出来なかったのです。

クラシックではよくあることですが、もともとさほど売れませんから、

売りに出ているときに買わないと直ぐ廃盤になってしまうのが多いのです。

今日はかつて、ご紹介したのですが、その後、廃盤になっていたのですが、

最近(中古も含めてですが)また、入手可能になった2枚をご紹介します。


◆御喜美江(みきみえ)さん、「アコーディオン・バッハ」

クラシック・アコーディオンの御喜美江さん、知っている方は知っているのですが、

はっきり申しあげて御存知無い方の方が多いでしょう。

しかし、御喜美江さんは、紛れもなく大変な名手です。

サントリーホールの小ホールや、カザルスホールのこけら落としに呼ばれた方です。

しばらく廃盤で、中古市場でも入手出来なかったアコーディオン・バッハ

Amazonでかなり出ています。お薦めです。どれぐらいお薦めか。聴けば分かります。


バッハ:フランス組曲第6番 BWV 817 より、「クーラント」





もう一曲。同じフランス組曲6番ですが。


バッハ:フランス組曲第6番 BWV 817 より、「ジーグ」





アコーディオンというのは、ピアノとは違って、鍵盤のタッチではなく、蛇腹から送り込む空気の圧力によって、

音の強弱を変化させるわけですが、その力加減が音に反映されるまでには、当然「時差」があるはずで、それを

計算してコントロールしていることになります。そのコントロール力がすごいと思います。

このCDはお薦めです。


◆ラベック姉妹「愛のラグタイム」

ラベック姉妹。もう、いい年ですねー。私より年上ですからね。

私が若い頃は、如何にもフランスの美人姉妹でしたが、「姉妹」が売りのチャラチャラではなく、

二人ともパリ音楽院ピアノ科首席の優秀なピアニストです。


ベルリン・フィルが例えば、モーツァルトの「2台のピアノの為の協奏曲」を

プログラムに組み込むときには、しばしばというか、殆どラベック姉妹が呼ばれます。

ベルリンフィルのソリストに呼ばれる、と言うこと自体、ヘタクソでは絶対にあり得ないことです。


定期にも大晦日のジルベスターにも、夏のヴァルトビューネにも呼ばれてます。

いつだったかヴァルトビューネで「動物の謝肉祭」を演ったときに、ラベック姉妹が

呼ばれていました。あの組曲は、まあ、冗談音楽ですけど「ピアニスト」という曲があります。

スコア通りだけなら、たいして難しく無いですが、そのヴァルトビューネでは、せっかく

ラベック姉妹を呼んだので、かなり即興的にいろいろやってくれていいよ、と言ったのでしょう。

二人とも片手でしたけど、凄まじい32分音符の目がまわりそうに速いのが延々と続くのを姉妹が

見事に、全く間違えないのは当たり前で、完璧に合わせて、ベルリン・フィルと聴衆が

拍手喝采していたのを思い出します。


この二人のラグタイム集。TowerRecordにありました。

愛のラグタイム Katia & Marielle Labeque

こういうのは、またすぐなくなりますよ。あるときに買った方が良い。1,300円だし。

2曲、引用します。


The Entertainer







Maple Leaf Rag







本当は、ラベック姉妹のモーツァルトも聴いて頂きたいのですが残念ながら、今は廃盤です。

今回のCDのようにまたマーケットに売りに出て来たらご紹介したいとおもいます。

猛暑がつづいております。

皆様ご自愛ください。

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2012.08.18

「月の魔力」(原題、“HOW THE MOON AFFECTS YOU”=月は貴方にどのように影響を及ぼすか)という本があります。

◆自分の日記の内容と月齢を見比べて驚いたことがあります。

ここでいうところの「日記」とは、このブログと自分の個人的な日記です。

いずれも、仔細に振り返ると、周期的にやたらと悲観的、抑うつ的になっています。

その時にたまたまこの本の存在をしりました。

月の魔力("HOW THE MOON AFFECTS YOU")

邦題が良くないですね。ミスリーディング(誤解をまねきやすい)だと思います。

この本は、アヤシゲな本ではありません。

翻訳者は、「国家の品格」で有名になった数学者の藤原正彦氏と奧さんで心理学者の藤原美子さんです。

著者のアーノルド・L. リーバー はアメリカの精神科医です。


月の引力が地球における海の潮の満ち引き(潮汐)に影響していることは知られています。

人間の身体もその80パーセントは水分ですから、月の引力により人体の内部でも

「潮汐」が生じ、それが精神状態や身体状態に影響しているのではないか、という

仮説が、書かれていますが大変興味深いものです。


これを読んで、改めて自分の日記の内容と月齢を見比べたのです。

すると、驚くなかれ。この仮説は本を読むまで知らなかったのですから、

自己暗示のかけようがないのに、不思議と満月や新月の日、又はその前後数日に

思考が著しく、ネガティブで、抑うつ的な気分であったことがわかりました。

「月の魔力」には、満月・新月に人間が抑うつ的になる、との記述はありませんが、

何か関係しているように思います。


◆今日も、自分の思考が非常にネガティブで、月齢を調べたら土曜日が新月でした。

東京の夏は、昔から蒸し暑いですが、今年は今までとは違う蒸し暑さを感じます。

今週は特に暑い日が続いたので、身体が疲れて、自分の機嫌が悪いのかとおもいましたが、

「月の魔力」を思いだして月齢を調べたら、明日(8月18日)が新月でした。

アーノルド・L. リーバーの本は「仮説」ですが、経験的に殆ど間違い無く、

月の引力と人間の精神・身体状態には、なにか関係があると思います。

全ての人が同じように影響を受けるわけでは無いでしょうが、

私と同じような方で、「月の魔力」を御存知ない方には一読をおすすめします。

科学的に証明されていなくても、何らかの相関関係があることがわかると

たとえば、予め月齢を調べておいて、自分にとっての「特異日」が分かると

あまり物事を考えないようにしようとか、重大な判断をする日ではない、と

いう具合に利用できます。

38万キロも離れているのに月の引力は地球の自転を1年で0.6秒遅らせているそうで、

色々と想像だにしない影響があるようです。

「月の魔力」とは無関係ですが、独立行政法人 防災科学技術研究所は、平成22年1月28日に、

月や太陽の引力が地震の引き金に

という公式の論文を発表しています。

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2012.08.17

【尖閣諸島】領海に侵入し、不法に上陸するのは日本の主権を侵害しているわけです。

◆尖閣諸島が日本領である法的根拠。


国家がある土地に対する領有権を取得するために必要な法律上の根拠を、「領有の権原」といいます。

国際慣習法上、領有の権原には6種類があります。

割譲、先占、時効、併合、征服、添付、です。

割譲というのは、国家間の合意によって、領土を移転することです。例を知りませんが。

「添付」は、自然現象により領土を取得することです。

領海内で海底火山の噴火によって、新しい島が出現したと言う場合が「添付」に該当します。

「併合」と「征服」は、ある国が他国の領土を(大抵は武力を行使して)強引に自国の領土にしてしまうことですが、

今の国際法では、攻撃されてもないのに、武力を行使して他国の領土を奪うことは違法行為ですから、

法的にあってはならないことです。


尖閣諸島に対して日本が領有権を主張する権原は、「先占」です。

「先占」とは、

どの国家の領有にも属していない無主の土地に対し,国家が他の国家に先んじて支配を及ぼすことによって自国の領土とすること。

です。

尖閣諸島は、1895年に日本が、どこかの国に属していないか、領有状況を調べたら、

どの国にも属していないということが明確になったので、沖縄に編入しました。「先占」の典型です。

太平洋戦争後、沖縄がアメリカの占領下におかれたので、尖閣諸島もアメリカ領となりましたが、

1972年の沖縄返還と共に、尖閣諸島も再び日本領になりました。



この間、中国も韓国も全然尖閣諸島など興味が無かったのですが、

1968年に学術調査で、尖閣諸島付近には海底油田があることが判明してから、突然目の色を変えたのです。

そういう経緯があまりにも明らかなのです。

これは議論の余地などありません。


◆昨日の記事では、「殺す」という最も過激な表現を敢えて使いました。

読者の方々には大変失礼しましたが、敢えて、昨日は、

尖閣に上陸した香港の中国人は、事故を装って殺すのがいいと思います。

と、最も過激な表現を故意に用いました。こういう言い回しをすると、

もし、世論にさほど関心が無い場合は、殆ど必ず「見損なった」など、お叱りを頂戴しますが、

私の予想以上に皆さんの怒りは強いようで、ご批判をいただかず、30票以上もエンピツで得票した

ので、これは本気で怒っておられる方が多い、ということです。当然ですが、

このあたり、日本と中国政府に教えてやりたいです。

中国は明らかにあの団体を後押ししていて、強制送還までは予想どおりだったようですね。

起訴、ということになると、前回の漁船の船長のときのように大騒ぎにするつもりだったのでしょう。


◆そもそも上陸を許してはいけないのです。

捕まえた中国人を「殺す」は穏やかでなさすぎますが、

排他的経済水域から日本の領海に入った時点で、本当は海上自衛隊が出て行って威嚇射撃をし、

停船を命じ、それでも尖閣諸島に向かうなら、それは、日本国の主権の侵害ですから、

「個別的自衛権」を発動し、日本が香港船を撃ってもいいのです。

相手が攻撃してこなくても、一般の船と一般人に偽装した、特殊工作員かもしれないです。

そうではないことは、昨日の状況では、香港船は証明できませんから。

ましてや、乗組員が上陸するのを待っているなど、危険すぎます。いきなりズドンとやるかもしれません。

その危険を考慮するのは当然で、過剰防衛では、ありません。


上陸させるから、やれ、強制送還にするか起訴するか、という面倒くさいことになります。

日本政府は、国際社会に対して、

今後、尖閣諸島は専守防衛の自衛隊が警備する。警告を無視して領海に侵入する船舶その他があれば、

日本国は、個別的自衛権の行使としての発砲・防衛。結果的に撃沈も辞さないのでそのつもりで。

とステートメントを発表すればいいのです。別に異常なことではありません。

私は集団的自衛権の行使には絶対に反対だ、と100回以上書きましたが、同時に

個別的自衛権の行使は違憲では無い、と従来から述べております。それは、国民の平和的生存権を守るためだからです。

世界は、日本はどんなに挑発しても絶対に撃ってこないとみなしていて、だからナメてくるわけです。

当たり前のことを発表して、お隣さんを震え上がらせた方が良いでしょう。

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2012.08.16

尖閣に上陸した香港の中国人は、事故を装って殺すのがいいと思います。

◆記事:尖閣 領海侵犯で残る9人も逮捕(NHK 8月15日 21時25分)

沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の沖合で、領海に侵入した船に乗っていた、香港の民間団体のメンバーら9人を、

海上保安本部は不法入国の疑いで逮捕しました。これで、魚釣島に上陸して警察に逮捕された5人と合わせ、

逮捕者は14人となり、警察と海上保安本部は14人全員を沖縄本島に移送し、本格的に取り調べることにしています


◆コメント:ネット上では白熱してますが・・・。

のっけから、こんなことを書くと、白けるのですが、

ネット上では、昨日の韓国大統領の天皇陛下謝罪要求や、今日の香港民間人尖閣諸島上陸に

激怒しているように見えますが、現実世界を落ちついて観察すると、例えば電車の中で

この問題を議論したり、一人で興奮してブツブツ言っている人はただの一人もいませんでした。


もしかすると、こういうニュースはネットで騒ぐ「ネタ」として使える、と喜んでいるのではないか?

とおもいます。


それはさておき、香港からの民間団体が尖閣諸島の魚釣島に上陸した、とのこと。

これは、昨日の韓国、イミョンバク大統領の「天皇陛下謝罪要求」とは次元が違います。

尖閣諸島は日本の領土ですから、そこに正規の入国手続きなしに、侵入したのですから、

出入国管理法違反。つまり違法行為です。

軍隊ではないけれど、正規の手続きなしに日本領に入ることは、日本の主権を

侵害してます。

以前、漁船の船長を捕まえてお気ながら、途中で中国が日本向けのレアアースの輸出を禁止し、

中国に出張中の日本企業社員を人質にとり、中国漁船の船長を解放しろ、といわれ、

日本は、アッというまに屈服し、中国に帰国した、日本の国内法で裁かれる筈だった

船長は、得意満面。あちらでは「英雄」と言われました。


それ以前から日本の外交のヘタクソさは世界が知って今したが、

漁船の船長を解放したとき、世界は日本が中国に土下座した、

と見なしたことでしょう。以前にも増して、他国からはナメられっぱなしです。


◆民主党も日本も、見直されたいなら、逮捕した連中を事故に見せかけて殺せばいいのです。

今、衆議院を解散総選挙しても、民主党に変わる傑出して有能(そう)な政党がないので、

あまり意味がないのですが、民主党はあまりにも政治のセンスがない。

民主党政権は、マニフェストってなんだったのですか?と、誰でも呆れるほど

公約を守らず、殆ど詐欺です。大飯原発、消費税で更に支持を失い、

これ以上失うものがないときです。

今日のように、香港の船が来ると分かっているのに、阻止できなかった

ということで、より一層(少なくともネット上では)、民主党政権に対して

非難ごうごうです。上手く対処すれば、かなり今までの失点を取り戻せた筈です。


但し民主党はどうでもよくて、日本があまりにも国際的にナメられている気がします。

人間は、実に醜い動物で、相手が怒らない。怒っても怖くないと思うと、

どこまでもつけ込んできます。

国際社会における日本の印象を変えるには、とんでもないことを敢えて書きますが、

香港の抗議団体で、逮捕した9人を殺してしまうことが一番有効です。

人一人の生命は全地球より重い、とか、そんなことをしたら、日本は中国韓国以下になる

などと生ぬるいことを言っているからいつまでも変わらないのであって、

遂に日本がキレた、と思わせることが肝心です。


勿論、公然と「捕まえた中国人は殺しました」と言ったら、五月蠅いことになるので、

「9人は護送中の事故で死亡」とか「獄中で自殺」とか見え透いたウソをついて、

しかし、殺す。証拠がのこらないように、「夏は遺体の腐敗が速いので」

といって、荼毘に付して骨だけ駐日本大使を夜中に呼び出して渡します。

あまりにも野蛮ですが、それぐらいしないと、ますます世界各国にナメられて、

国家の安全保障に関わるとおもいます。

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2012.08.15

「天皇訪韓には「謝罪が必要」=竹島訪問への反発に当てつけか―韓国大統領」←茶番です。

◆記事:天皇訪韓には「謝罪が必要」=竹島訪問への反発に当てつけか―韓国大統領(時事通信 8月14日(火)17時41分配信)

韓国の李明博大統領は14日、教育関係者との会合で、天皇陛下の訪韓の可能性について、

「(天皇陛下は)韓国を訪問したいのなら、独立運動で亡くなった方に真の謝罪をするべきだ」と述べ、

実現するには植民地時代の独立運動家への謝罪が必要との考えを示した。

天皇訪韓については、李大統領は記者会見などで前向きな姿勢を示してきたが、計画が具体化しているわけではない。

今回の発言は、10日の竹島(韓国名・独島)訪問に関連して言及された。

反発する日本への当てつけとみられ、日本側のさらなる反感を買いそうだ。

李大統領は「(天皇陛下が表明した)『痛惜の念』などという単語一つを言いに来るのなら、必要ない」と述べた。

天皇陛下は1990年5月、当時の盧泰愚大統領が訪日した際の宮中晩さん会で、日韓の過去に関し、

「痛惜の念を禁じ得ない」との考えを示した。

竹島訪問については、「思い付きではなく、深い配慮をし、副作用を検討した」と説明。

「日本は今や世界最高の国家ではないか。

それなのに加害者と被害者の立場をよく理解できていないので、諭そうとしている」と語った。


◆コメント:韓国も中国も、政治家は国内的に不利になると日本に注意を逸らせようとするのです。

このニュースを聞いて、烈火の如く怒っている方が多いです。

しかし、文字通りに受け取る必要は無い、と思います。

そもそも、イミョンバク大統領のコメント自体、おかしいでしょ?天皇陛下が訪韓したいなんて話どこにもないのに、

いきなり、

(天皇陛下は)韓国を訪問したいのなら、(中略)真の謝罪をするべきだ

だから。天皇陛下は韓国を訪問したいなどと発言なさってません。

こういうときはおかしいと思わなければいけません。


結論は、コメントのタイトルに書いたとおり。

中国や韓国が、何だか知らないけど、急に日本に戦争時の蛮行について謝れ、というのは、

時の政権が国内的に支持や勢力を失いつつあったり、ヤバいときです。

国内問題が山積していて、非難が集中しているときには、日本としては、迷惑ですが、

とにかく「戦争中の日本は何だ!」と叫ぶ訳。そうすると与党内の不満勢力も野党も世論も、

「そうだ!」ということになって、ひとまず時間を稼げるというか、一時的にでも「支持」を得られる。


さらに、日韓両国のマスコミにとっても、「美味しい」ネタなんです。一応一般人は、この話になると

ムキになりますから、テレビは視聴率を稼げる。新聞は売店で買う人が増えて部数が伸びる。雑誌も同じ。

だから、茶番と知っていて、故意に扇情的な報道をするのです。

マスコミの報道をそのまま信じてはいけません。


いつものことですが、一応ウラを取りたいと思いまして、私は自分の会社の韓国駐在と韓国人の現地社員に

話を聞きましたが、全然、興奮してないです。

ソウル市民も、無知な大衆はさておき、ある程度の知性のある人々は「またかよ」とうんざりしています。

彼らは普段から「今の日本人に戦争の時のことを謝れといって、何になる。アホくさ」と言ってます。


以前、愛読していた、日本企業・ソウル駐在員の奧さんが毎日綴る「ソウル日記」というブログがありましたが、

このような、一見「緊迫した日韓関係」をマスコミが煽っているときにも、全く普段と変わらない。

普通に出かけて買い物をしたり。確か5年ぐらい、その方は韓国に駐在なさいましたが、

マスコミ報道に見られるような「戦争ネタ」で、韓国人から嫌がらせを受けたとか、

何処かの店で、物を売って貰えなかったとか、ましてや暴力的な脅威を経験したのは皆無だったとのこと。


分かりますね?これは、政治家とマスコミによって演出された茶番です。

私は、日韓両国政府いずれの中枢にも、勿論情報源があるわけではないので、以下は想像ですが、

多分、今日イミョンバク大統領がこういう発言をすることは、予め日韓外交ルートの事務レベルを通じて

韓国から日本に知らされていた、と思います。


しかし、茶番としても今日は、何しろ天皇陛下に「あやまりなさい」だから相当韓国もビビってる筈です。

イミョンバク大統領なんて、日本生まれで日本語ペラペラですから、自分の言葉が日本人にどのような影響を

与えるか、分からない筈が無い。それでも実行せざるを得ないほど、背水の陣なのでしょうが、

日本に対して「何処かでこの借りは返すから」といって、日本政府もそれで「握った」と思うのです。

そして、日本政府は、これが茶番だと分かっていても、黙っていたら、日本の世論に叩かれますから、

「天皇陛下に謝れとはなんだ!」と激怒するポーズを取っているのだ、ということでほぼ間違いない。

どこの国でも政治家は姑息な手段をつかうし、マスコミは便乗して儲けようとするのです。

単純に騙されては、いけません。

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2012.08.14

誰も「全て」を手に入れることは、できません。

◆皆、何かを得て、何かを犠牲にしている。

仕事だけでは、なくて、人間の営みのあらゆる事に当てはまると思うのですが、

一人の人間が全てを手に入れることは、できない仕組みになっているように思います。

何十年も前に、「お見合い」を何度か、経験しました。


あるとき、私は音楽が好きですから、そういう職業の女性を紹介して欲しいと、頼んでおいたら、

芸大のヴァイオリン科を卒業し、しかし、どこのオーケストラにも所属しない、フリーの方と

会いました。


弊日記・ブログを長年御愛読下さっている方は、覚えてくださっているかもしれませんが、

私は、子供の頃、漠然と「プロのトランペット奏者になりたい」と思っていた時期があります。

それは、本当に「夢」の域を出ませんでした。きちんとプロの先生のレッスンを受けましたが、

間もなく私には、趣味で楽しむ程度ならともかく、ラッパを吹いてメシを食う才能も、

また、絶対にそうなりたい、と頑張る根性もないことがわかりました。


私は普通に大学の法学部を出て、ある程度の規模の会社に入社し、サラリーマンになりました。

サラリーマン、しかも私のように文系を出た人間で最も多い「総合職」という立場は、

要するに「広く浅く」「何でも屋」であり、会社の辞令に対してハンコ一つで、何処へでも行って、

どんな仕事でもしなければなりません。

その結果、偶然、自分と相性の良い仕事に就くこともありますが、数年で異動となります。

皆、同じです。ですからサラリーマン人生をずっと「好きな仕事」をして過ごすことは、

原理的、確率的に殆ど期待できません。

しかし、つまらない仕事でも我慢をして毎日務めていれば、最近は景気が悪くリストラなどという

非人道的な事が平然と行われるようになりましたが、私の頃は原則的によほど不祥事とか大失敗でも

しない限り首になることはない。仕事の楽しさをあきらめ、「安定」を手に入れます。


たまに、私が子供の頃から大好きな「オーケストラ・コンサート」に行くと、

音楽家の皆さんは、美しい音楽を演奏し、ステージで聴衆から拍手や、しばしば「ブラボー」の

称讃を受けます。羨ましいと思いました。


お見合いの話に戻ります。

フリー・ヴァイオリニストの女性にそういう話をしたら、

彼女は逆に「私は、会社員って、とても憧れるのです」といいました。

心底驚きました。こんなつまらない仕事の何に「憧れる」のか?

私をからかっているのか?と思いましたが、そうではありません。

当時はまだ私も若く、(お見合いをするぐらいですから)独身で、

何も世の中というか、人生が分かっていなかった。


音楽家は確かに好きな曲を弾いているときは楽しい。拍手を受ければ誇らしいでしょう。

しかし、プロの音楽家なのですから、どんなプログラム(曲目)であっても、弾けて当たり前。

素人の道楽ではない。「難しいから弾けません」といっていたら、首になるか、彼女のようなフリーだったら

仕事が来なくなります「使えない奴だ」という評判が立ったらおしまいなのです。

上手くて当たり前なのです。間違えないのがあたりまえなんです。

自分が嫌いな曲だって、練習しなければならないのです。

しかも、ヴァイオリニスト。指をクルマのドアに挟んだら終わりです。

将来の保証などどこにもありません。ボーナスも退職金もありません。

彼女は「安定した仕事って、本当に羨ましいのです」といいました。

それは皮肉では無い。心の底からそう思っていたのです。この年になると分かります。


前述しましたが、仕事ばかりではありません。

世の中、一人の人間が、同時に全てを手にいれることはできない。

皆が何かを得る代償に、何かを犠牲にしています。結局全体としては、プラスマイナス、ゼロ、

になっている、と思います。

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2012.08.13

良い事と悪い事と両方あって、書き方が難しいのですが。

◆今日のロンドン五輪だけ見ると、「景気が良い」のですが。

五輪で良いことがありました。

◆記事:レスリング 米満選手が金メダル(8月12日 23時2分)

ロンドンオリンピック、レスリングの男子フリースタイル66キロ級の米満達弘選手が、決勝でインドの選手に勝って金メダルを獲得しました。

レスリングで日本の男子が金メダルを獲得したのは、ソウル大会以来24年ぶりです。

また、今大会、日本が獲得したメダルの数はこれで38個となり、アテネ大会の37個を上回って史上最多となりました。

これは、めでたい。米満選手おめでとうございます。

史上最多メダル数だし、日本がオリンピックに参加し始めてから累計400個目のメダルだそうで、

それが金メダル。と言うのも如何にも、縁起がいい、印象をうけます。

ロンドン五輪はほぼ終わりですが、

メダル数では史上最多ですが、日本人としては初めてのメダルに輝いた競技が幾つもある一方で、

いつもは獲れている競技で殆どとれなかったり、「初めてメダルが全く取れない屈辱」を味わった競技、種目もあり、

つまりそれは、大袈裟に言えば幸福の絶頂にいる人と、不幸のどん底にいる人が隣り合わせなわけです。


私は、「初めて」や「念願の」メダルを獲得した選手は祝福したいですが、

今まで「メダルを獲れて当たり前」だったのに獲れなかった競技・種目の選手を思うと

全体として手放しで喜んで良いのかどうかわからなくなります。


ただ一つ確かなことは、私は五輪の日本代表に選ばれたことも、何かに選ばれるように努力したことも

ないのですから、全ての選手に「お疲れ様」と言いたいです。


◆歴史を見ると悲しいことが多いです。

現在、40代以上の人ならば、はっきり記憶しているでしょう。

言うまでもありません。1985年の今日、日本航空123便が墜落しました。

◆記事:日航機事故27年 慰霊の登山(NHK 8月12日 13時0分)

520人が犠牲となった日航ジャンボ機の墜落事故から、12日で27年となり、墜落現場の群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」では、遺族の人たちが慰霊登山を行っています。

昭和60年8月12日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が、群馬県上野村の山中に墜落し、国内の航空機事故としては最も多い520人が犠牲になりました。

事故から27年の12日、墜落現場の「御巣鷹の尾根」には、朝早くから遺族や関係者が慰霊登山に訪れ、それぞれの墓標に花や線香などを供えました。

午後6時からは、ふもとにある「慰霊の園」で追悼慰霊式が行われ、墜落時刻の午後6時56分に合わせ、空の安全を祈ることになっています。

詳細に関しては過去に何度も書きました。ほんの一部ですが・・・。
2011.08.12 1985年8月12日18時56分28秒、日本航空123便が墜落しました。

2010.08.12 今年も8月12日がやってきました。辛いですが、Flashファイルを載せます。

2008.08.12 また、8月12日がやってきました。

今日は123便だけではなく、
◆記事:拉致から34年 家族が解決訴える(NHK 8月12日 19時46分)

拉致被害者の市川修一さんと増元るみ子さんが、北朝鮮に拉致されてから、12日で34年がたち、2人の家族は、鹿児島と東京の街頭で署名活動を行い、問題の早期解決を訴えました。

市川修一さんと増元るみ子さんは、34年前の昭和53年8月12日、夕日を見に出かけた鹿児島県日置市の海岸から、北朝鮮に拉致されました。

拉致から34年がたった12日、市川修一さんの兄の健一さんは、鹿児島市の中心部で、被害者の早期救出を求める署名活動を行いました。

市川さんは「被害者を助けるために協力をお願いします」と呼びかけ、道行く人たちは足を止めて署名に応じていました。

そういう日でもある、日本人は、無視するつもりでもないのでしょうが、今までに何回も書きましたが、

とにかく、何でも忘れます。だから、「拉致問題」もリマインドする(思い出させる)必要があると思いました。

更に、これは今年の事故ですが、早くも、既に忘れられかけています。
◆記事:<交通事故犠牲者追悼>京都・祇園暴走現場のあんどんに灯(毎日新聞 8月12日(日)20時52分配信)

京都市東山区の祇園で今年4月に軽ワゴン車が暴走し、19人が死傷した事故から4カ月となった12日夕、

現場の四条通大和大路交差点付近で、犠牲者の鎮魂と交通事故根絶を願うあんどんに灯がともされた。

祇園では昨年から、お盆の時期に先祖の供養や願いを記したあんどんを家々の軒先にともし始めた。今年は暴走事故を受けて、

住民や京都府警東山署員らが交通安全をテーマにしたあんどん約50基を手作りした。

「悲しみを増やすな 無謀運転」「安心安全な街に」などの言葉と花や仏像などが描かれている。

白状すると、私もこの記事を読むまでわすれていました。忘れない為に日記を書くわけです。


◆五輪の金メダルを喜ぶのは、勿論、構わないのですが・・・。

世の中には今日はとても悲しい気持ちの人がいる、ということを、同時に意識すべきだと思います。

これは、ちょっと、縁起が悪いたとえ、というか理由付けですが、弔事は全てに優先します。

今日、友人の結婚式があり、出席する予定だったけれども、今日、突然、別の友人に弔事があったら、結婚披露宴を

欠席して、お通夜を優先する、というのが、少なくとも日本の慣例です。


めでたい人は放っておいてもめでたいですが、悪い事はできればみんな避けたい。辛いですからね。

思い出したく無いし、関わり合いになりたくない、というのが「人情」かもしれませんが、

本当は、気の毒な立場の人、をすこし優先して考える位がちょうど良いのではないか、と思います。

ロンドン五輪選手の健闘を讃えると同時に過去の悲劇の犠牲者のご冥福を祈ります。

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2012.08.12

領土問題(尖閣諸島・竹島)の基礎知識。

◆尖閣諸島に関する基礎知識。

8年以上前に、国際法上、尖閣諸島は紛れもなく、日本の領土である理由を書きました。

行間が一定せず、読み難いので、恐縮ですが、

2004年04月16日(金) 尖閣諸島、「領土」として登記=台湾←ドサクサ紛れにひどいね。しかし、国際法に「登記」は無いのです。

国家がある土地に対する領有権を取得するために必要な法律上の根拠を、「領有の権原」といいます。

伝統的には、割譲、先占、時効、併合、征服、添付、の6種類の権原が認められています。

添付は自然現象により領土を取得することで、例えば領海内で海底火山の噴火によって、

新しい島が出現した、というようなケースです。

割譲は複数国家の合意による領土の移転。

併合と征服は、一国が他国の領土を強制的に自国の領土にしてしまうことです。

現代国際世界では、国連憲章により他国を武力攻撃することは許されないから、

併合、征服ということは、原理的にあり得ないことです。

先占というのは、
「どの国家の領有にも属していない無主の土地に対し,国家が他の国家に先んじて支配を及ぼすことによって自国の領土とすること。」

で、尖閣諸島は正に、これに該当します。


◆竹島問題の基礎知識

これは、約6年4ヶ月前に書きました。

2006年04月26日(水) 竹島問題の基礎知識

読んで頂くとわかりますが、戦後、日本は「朝鮮半島の領有権」を放棄し、

サンフランシスコ講和条約(1951年)では、
日本は「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」を放棄する

ことは明記していますが、領有権を放棄する島に「竹島」は含まれていないのです。

現在、竹島は「島根県隠岐郡隠岐」ですが、韓国はなし崩し的に自国領土だと主張していますが、

それを明確に定めた国際法(条約など)はどこにも存在しないので、国際司法裁判所に判定して貰うのが

適当だと日本は、提案してますが、韓国はそれは嫌だ、といいます。

国際司法裁判所の判断に委ねたら不利だ、と思っているのでしょう。


それにしても、日本は主張しなさすぎます。

金曜日に韓国のイミョンバク大統領が竹島上陸に出発する、と分かったいたのですから、

日本は、野田首相及び外務大臣などが先回りして竹島に到着して、イミョンバクが来たら、

「日本へようこそ」とかなんとか横断幕を張って迎えたら、韓国大統領は上陸できたかどうか。


いずれにせよ、竹島自体の面積は0.23平方キロメートルで、これは東京の日比谷公園の面積とほぼ同じです。

国家間のメンツだけの問題で、誠にアホ臭い話です。

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2012.08.11

五輪関係所感。なでしこジャパン、表彰式の態度は何だ?

◆女子サッカー表彰式に於ける、選手の行儀の悪さ。

「終り良ければすべて良し(All's Well That Ends Well」)とは、シェークスピアの戯曲であるが、

この際それは、さておき、昨日の女子サッカー決勝において、なでしこジャパンは逆だった。プレーは良かったが、

表彰式のマナーの悪さは国辱ものだった。


試合に関しては、アメリカのファウルをドイツ人審判が認定しなかった不満は残る。どう見ても「ハンド」や「ホールディング」

(相手チームの選手の腕を掴んだり、身体を押さえたりして動きを封じること)があり、いずれもフリーキックの対象である。

それは、アメリカの選手とドイツ人審判が悪い。


しかし、表彰式の日本チームはひどかった。それは、試合云々とは別だ。

試合終了のホイッスルが鳴り、一度は泣き崩れた「なでしこ」が、表彰式に笑顔で出てきたのはいいが、

「笑顔」と「悪ふざけ」が別物であることなど、言うまでも無い。


表彰式でブラッターFIFA(国際フットボール連盟)会長が選手一人一人に銀メダルを首からかけた後

握手をするのは、どの種目のどの競技でも共通しているのに、なでしこジャパンの複数の選手が、ブラッター会長の握手を

完全に「無視」して、中学生か高校生のサッカー部のガキのように、スタンドに手を振ったり、ふざけた態度を取っていた。

沢選手は、流石に(失礼ながら)年の功できちんとしていたが、多くは「バカ丸出し」だった。

「なでしこ」はどいつもこいつも、私から見れば、年齢的には娘であってもおかしくないが、

歴とした成人、社会人が殆どなのであるし、成人ではなくても国際的な舞台で活躍する機会がある人間は、

テレビを見ている世界中の人々やその場に居合わせる他国の人々にとって、日本人全体とほぼイコールなのだから、

精神的に、大人でなければならない。


彼女ら、彼らが礼儀正しければ、日本人はやはり礼儀正しいと思われるが、アホがいると日本人全体がアホだと思われる。

論理的ではないが、それが人情、印象、というものだ。小学生に向かって言うようなことを言わせないで欲しい。


◆パラリンピックが続く。

ロンドンオリンピックは12日で終わるが、ロンドン・パラリンピックが、8月29日から9月9日まで行われる。

毎度のことだが、あまりにも扱いの差が激しいが、メダル・メダルとあれほど騒ぐならば、

パラリンピック水泳、日本代表の成田真由美選手は、アトランタ、シドニー、アテネ、北京に連続出場し、

なんと、一人で金メダルを15個獲得し、そのうちの13個は世界新記録を伴う、圧倒的な強さを誇る大選手である。

障害者にも優しい世の中、のようなことを普段は口にしているくせに、オリンピックに比べ、テレビは数字を獲れない、

したがって、スポンサーは「費用対効果」が良くないと判断するのだろう。

冷たいものだ。


◆勉強五輪で金メダルを獲ったこともお忘れなく。

7月の出来事で、既に書いたが、ロンドン五輪の開始と共に、いや、多分その前に

既に忘れられているだろう。7月に書いた記事の見出しを並べリンクを貼っておく。

2012.07.17 「国際数学五輪で17位=日本代表の高校生、銀4個」「高校生の生物学五輪、日本代表の4人が銀」←「勉強五輪」の季節です。

2012.07.25 「国際物理五輪、2人が金=日本代表の高校生―文科省」←これが紙面でどのように扱われているか。

2012.08.01 「日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪」←何度も同じ事を書きますが・・・。

ロンドン五輪は「騒ぎすぎ」だが、国際科学五輪はあまりにも扱いが小さい。

最後に。

蛇足ながら、8月10日は誕生日で、52歳になった。流石にこの年になるとどうでも良い。

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2012.08.10

「不祥事」いろいろ。

◆警官とか教師とか色々騒がれていますが、多分ありとあらゆる職場で「不祥事」が起きています。

NHKによると、

◆記事1:警察の不祥事が増加 深刻な事態に(NHK 8月9日 12時1分)

ことし上半期に懲戒処分を受けた警察官や警察職員は、去年の同じ時期より23%増えて205人に上り、

免職となったのは31人と、平成12年の警察改革のあとでは最も多くなったことが分かり、

警察の不祥事が深刻な事態になっています。

警察庁によりますと、ことし6月までの半年間に懲戒処分を受けた警察官や警察職員は205人で、去年の同じ時期より39人、率にして23%増えました。

中でも懲戒免職は31人と、悪質な不祥事が相次いで警察の大幅な改革が行われた平成12年よりあとでは最も多く、神奈川県の警察署の警察官が検挙の実績を挙げるために事件をねつ造するなど公文書の偽造や盗み、横領による免職が大幅に増えています。

また、今月に入っても大阪の警察署の警察官が、海水浴場で少女に酒を飲ませて乱暴したとして逮捕されるなど、不祥事があとを絶ちません。

こうした深刻な事態を受けて、警察庁は、再発防止に向けた新たな対策をまとめ、一つ一つの不祥事の内容や背景を全国の警察で共有するほか、採用時や警察学校での教育の機会に、警察官としての適格性を厳しく見極めるとともに、

使命感や誇りが持てるような評価の仕組みを検討するとしています。

とか、
◆記事2:女性教諭が女子児童盗撮で逮捕(NHK 8月9日 11時43分)

東京・国立市の小学校の女の教諭が、移動教室で訪れたホテルの浴場で、女子児童の裸をビデオカメラで撮影したとして逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・国立市の市立小学校の教諭、山川花織容疑者(25)です。

警視庁によりますと、山川教諭は、ことし6月21日夜、移動教室で訪れていた栃木県日光市のホテルの浴場で、女子児童の裸をビデオカメラで撮影したとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。

これまでの調べによりますと、山川教諭は先月、練馬区の遊園地のプールの女子更衣室でポーチにビデオカメラを隠して盗撮していたところを見つかり、警視庁がカメラを調べたところ、日光のホテルの映像が残っていたということです。山川教諭は、移動教室では女子児童らの入浴の担当をしていたということです。

警視庁によりますと、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

と、どのメディアも鬼の首を取ったかのように騒いでいます。

しかし、マスコミ自信も不祥事を起こしている。NHKには「放火魔」がいました。

◆記事3:放火未遂:NHK記者、容疑で逮捕 大津の連続放火も供述--滋賀県警・大阪府警(毎日新聞 2005年11月6日)

大津市と大阪府岸和田市で今年4~6月、12件の不審火が相次いで起き、滋賀県警と大阪府警の合同捜査本部は5日、岸和田市での火事1件について非現住建造物等放火未遂の疑いでNHK大津放送局記者、笠松裕史(ひろふみ)容疑者(24)=岸和田市磯上町2=を逮捕した。涙を流しながら「誠に申し訳ないことをした。(放火未遂は)ライターで火を付けた。大津の方もやりました」と大津市の連続放火も認める供述をしている。合同捜査本部は同日、NHK大津放送局や笠松容疑者が住んでいたマンション、岸和田市の自宅などを家宅捜索した。

調べでは、笠松容疑者は6月5日午前1時ごろ、自宅近くの住宅建築現場で、玄関付近に置かれた段ボール箱にライターで火を付けた疑い。警戒していた警官が発見、消火した。

大津市内では4月23日~5月15日、週末を中心に不審火が11件、相次いで発生。うち8件が5月15日に集中した。同市朝日が丘1では住宅約120平方メートルが全焼した。

軒下に火をつける手口などが共通しており、県警は連続放火事件として捜査。笠松容疑者は当時、現場近くのマンションに住み、第一発見者となった火事もあったことや、目撃情報などから捜査線上に浮上した。

笠松容疑者はその後、仕事を休んで実家のある岸和田市に移り、6月5日の火事が起きた。笠松容疑者は昨年4月にNHK入り。大津放送局に配属され、主に警察取材を担当。関係者の話によると、同年秋以降、周囲に「仕事がつらい」などと漏らしていたという。火事が頻発する前から体調を崩し、5月16日から仕事を休んでいた。現在は休職扱いとなっている。【深尾昭寛、蒔田備憲】

私はこのときは、NHKの記者が放火魔だったと、

他のメディアがあまりにも「嬉しそうに報道するので、
2005.11.06「<NHK記者逮捕>視聴者の不信感に再び火」←受信料不払いの理由にはなりませんよ。

を書きました。

NHKのみならず、ほぼ全てのメディアが不祥事を起こしています。↑この記事で取り上げた他局の事件だけでも、

  • 【フジ】NEWSメンバー 補導で無期謹慎

  • 【フジ】里谷選手を起訴猶予 暴行事件で東京地検

  • 【フジ】フジ、やらせで情報制作局長ら処分

  • 【フジ】コウノトリの合成写真掲載=「虚偽報道」とおわび-産経新聞

  • 【フジ】<フジテレビ>ドキュメンタリー番組で謝罪

  • 【テレ朝】テレ朝元社員を窃盗と住居侵入で 警視庁

  • 【日テレ】<視聴率工作>日テレの元プロデューサーと賠償で和解

  • 【TBS】ドキュメントに再現映像 TBSの海保“密着”

  • 【テレ東】<テレビ東京>取材メモ流出で記者と報道局長を懲戒処分

  • 【朝日新聞】虚偽取材メモで検証記事 朝日新聞

  • 【地方紙】<虚偽報道>雨で中止の町民体育祭…昨年の写真使い

この他、事件の凶悪製に鑑み、あまりにも小さくしか報道されなかったので、

却って良く覚えているのですが、長崎国際テレビの社員には、強姦魔がいました。
◆記事4:マンションに侵入し女性強姦の民放TV社員、送検(ANN 2008年1月31日)

都内のワンルームタイプのマンションを狙って女性に乱暴したとして逮捕された長崎国際テレビの社員が31日、身柄を東京地検に送られました。

婦女暴行などの疑いで逮捕された長崎国際テレビの社員・栄紀祥容疑者(24)は、おととし9月8日の早朝、

中央区のマンションに住む当時28歳の女性の部屋に侵入し、女性を乱暴した疑いが持たれています。

青いトレーナーを着た栄容疑者は、平然と前を見据えたまま、午前9時ごろ、車に乗せられて警察署を出て、身柄を東京地検に送られました。


どの企業でも、職員を採用する際には人事部の専門の人間が面接します。

あれは、餅は餅屋で、実に人をよく観察していますが、

その彼らを以てしても、、ある人間が将来、違法行為を実行するかどうか、こればかりは分からないと思います。

また、記事2のケースでは、個人の性的嗜好を面接で聴く訳にはいきませんし、興信所で調べるのもどうかと思います。

原則的に、犯罪は犯した本人が悪いと知った上で実行しているのですから、その行為者たる本人が悪いのです。


しかし、警察官の不祥事は、いざというときに頼りにしたい人が実は変態だったというのは如何にも困ります。

風紀が乱れる、最も一般的な要因は、要するに、一生懸命やっているわりに報われないという状況です。

人が減らされ、一人あたりの仕事量が増えているのに、全体としての仕事が増え、余計忙しく、

それでも、昔の高度成長期ならば、頑張れば給料が上がるというインセンティブがあったのですが、今はいくら前の年より頑張っても

所得は減る一方という状態では、いくら「法令遵守を徹底」したところで、不祥事は続くでしょう。

やってらんねえよ。

が多くの場合、不祥事の大きな原因の一つになっていると思います。

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2012.08.09

2005年8月8日、「郵政民営化法案」が参議院で否決されたら、小泉純一郎(当時総理)が、衆議院を解散したのです。

◆日本人はあまりにも簡単に過去のことをわすれるので、しつこいけど、書きます。

タイトルに書いたとおりです。

当時の内閣総理大臣小泉純一郎は、「郵政民営化」法案をさも自分が最も大切に思っている政策のようにアピールしていましたが、

アメリカの、内政干渉文書「年次改革要望書」には、毎年、書かれていたことです。


それはともかく、議会制民主主義国家なんですから、議会の手続きは法律で決まっている通りに

実行しなければいけないのです。衆議院で可決された法案が参議院で否決されたら、まず両院協議会を開き、

それでもどうしてもどちらも譲歩しないなら、衆議院で再度可決すれば、法案として成立する。


しかし、小泉は、参議院で否決されたら、衆議院を解散しました。

解散権の濫用です。


◆「郵政民営化の是非」だけを問う選挙なんだ、と小泉は、百万回繰り返しましたがウソです。

小泉のワンフレーズ政治とやら、に騙された大衆は、稀代のペテン師に騙され続けました。

この選挙では自民党のウェブサイトを見ると明らかなのですが、「郵政民営化法案だけ」どころではなく、

自民党120の約束

が、なんと今でも公然と掲げられており、ここには、2007年に増税することも、後期高齢者医療制度のことも、

障害者自立支援法といいつつ、障害者は勝手にのたれ死んで下さいと言わんばかりの法案、

後の「格差社会」をもたらめる法案が盛り込まれていました。

また、小泉は郵便は独立採算で、郵便局員の給料は税金からではなく、彼ら自身がはがきや切手をうったり、

小包を運んだりするときの手数料や、簡易保険、郵便貯金などから得た収益で賄っていることには触れずに、テレビCMで、
公務員の数を減らさなくて良いのですか?郵便局員は、全警察官や、全自衛官よりも数が多いのですよ?

と、言いました。こんなのは詐欺です。

だから、私は2005年8月8日から投票日の9月11日まで、如何に「小泉改革」がまやかしか

書き続けました。WEB日記エンピツで2002年4月から、今日まで10年4ヶ月、途中からはココログにも同じ文章を載せて

おりますが、この2005年8月から9月にかけての1ヶ月間ほど、必死に書いたことはありません。

これが、2005年8月の日記見出し一覧同9月の一覧です。

しかし、所詮、市井の一般人のブログなど、読む人の数がしれています。


9月11日、国民は小泉純一郎率いる、自由民主党と公明党連立与党に絶対安定多数を与えました。

私は翌日、9月12日の日記で、
2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。JIROの独断的日記ココログ版

と書きました。ものすごい数の嫌がらせが来ました。

約1ヶ月、反小泉の記事を書いている最中にはただの一通の反論メールもコメントもなかったのですよ?

それが選挙結果を見てから、反論が殺到したということは、世間の大多数は自分の頭では考えられず、

「選挙で小泉が大勝したのだから、小泉が正しく、JIROが間違っているに違いない」という思考能力しか無かった証拠です。

はっきりいって、このときから、半分投げやりな気持ちです。

数年後には、私としては「そら、見たことか」と言いたくなるような「格差社会」、

強者の論理にばかりたって、社会的な弱者は消えて下さい。さっさと野垂れ死んで下さい、

と言わんばかりの世の中が問題となりはじめました。

私に嫌がらせメールを送ってきたり、嫌がらせコメントを書き込んだ人で、

「自分が間違っていた」と謝罪してきた人は一人もいません。


◆今、解散なんかしている場合でしょうか?

野党・自民党は与党・民主党に対して衆議院の解散総選挙を要求しています。

世論もマスコミもその方が良い、もう野田政権には任せておけない。

という論調のようですが、今解散して、自民党が、あの頼りない谷垣総裁の下、

絶対安定多数を獲れるのか。という問題があるし、

そもそも与野党ともに、国家が行うべき仕事の優先順位を間違えていると思います。

将来の社会保障費を確保するために消費税を増税するとかしないとか言う前に、

福島第一原発のメルトダウンした核燃料はどこでどういう状態にあるのかわからないまま、

今も環境に、放射性物質を撒き散らしているし、使用済み核燃料プールが崩壊でもしたら、

首都圏まで、ものすごい汚染地帯となり、日本はもう、おしまいであろう、と小出裕章京都大学原子炉実験所助教は

以前から言ってます。他の原発も大地震の予想震源域の真ん中に建っていたり、再稼働した大飯原発の原子炉直下には

活断層があるといいます。

即ち、将来、日本がまだ人が住める場所として存在する保証が無い状態で、他の事を話し合っても意味がない。

今から開始して間に合うかどうかわかりませんが、とにかく収集の目途が全然付いていない福島第一の収束への計画と

残りの原発を順次、廃炉にするその予定を具体的に明確に、しかも何よりも優先する国政の課題である、

と認識できないような政党であるならば、民主だろうが自民だろうが、どこが政権を握っても同じことです。

将来の日本が消えても良い、というのなら、別ですが。

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2012.08.08

五輪における、交渉力・政治力。

◆ロンドン五輪に於ける「史上初めて」。

私にとっては、生まれてから13回目の夏季五輪になります。

とは言っても、東京五輪は、4歳でしたから、後から「歴史」として認識したことが殆どです。

比較的最近では、アテネが日本勢が調子がよくて、かなり熱中した記憶がありますが、

今回のロンドン五輪はそれ以上です。


それはさておき、今大会が五輪史上画期的なのは、すべての国・地域から女性選手が参加できるようになったこと

(今まで、サウジアラビア、カタール、ブルネイがイスラム教の戒律に従って女子を出場させていなかったそうです)、

そして、女子ボクシングの種目の創設により、これも五輪史上初めて全競技で、男女の種目が実施されること、

だそうです。


◆今回は心臓に悪いですな。

別に選手を責めるわけでは勿論ありませんが、

体操で内村選手が最初のあん馬や鉄棒で落下したとき、冷や汗をかきましたが、

その後、個人総合の金メダルは本当に良かったですね。


全部書いてたらキリがありませんが、日本時間7日未明の女子サッカー準決勝日本対フランスは、

本当に心臓に悪かったですね。2点リードされたフランスがこのままな訳がない、と思っていたら、案の定、

スパーン!とシュートを決められて、直後にPKでした。あそこは計測してないけど、多分、見ていた人達全員、

心拍数も血圧も上がっていたことでしょう。

なでしこジャパンは「金」を取る、と公言して五輪に出ているのであって、

それによる、気の遠くなるほどのプレッシャーは、想像に難く有りません。

その中で、最低銀メダルって、「有言実行」の見本で、実に立派です。


8月7日夜の、女子バレー、日本対中国も最後まで、あれほど心臓に悪いのもひさしぶりです。

よくやったけど、日本女子バレーをみてると、勝利への執念を今一つ感じられないのがきになります。

「負けたら、負けたで、しゃあない」に見えてしまうのはわたしだけでしょうか。

それはさておき、今回に限らず、日本にはもっと五輪における「政治力」が必要だと思います。


◆五輪には、はっきり言って作為的な操作が感じられます。

はっきり言うならば日本チーム、日本人が不利になることが多い。

全く証拠はありませんが、今までの五輪の各大会の結果とその後の各競技の採用、廃止、

ルールの改変などを見ると、日本人が金メダルを獲ったり好成績をおさめた競技、種目は、

その後、日本に不利なようにルール改変がなされたり、女子ソフトボールや野球のように、

種目自体が廃止されてしまう。これは、偶然ではないように思います。

柔道、ソフトボール・野球、水泳、バレーボール、そして冬季ですが、フィギュアスケートで

日本人有利となると、ルールが改変されたり、或いは露骨に理不尽な判定が為されます。


こういうことは、選手にはどうしよもなく、日本オリンピック委員会(JOC)や各種目の委員会(日本柔道連盟とか)

の「国際的な政治力」がなさ過ぎる所為だとおもいます。

何だかんだいいながら、世界は白人至上主義だと思います。欧米人は黄色人種に勝たせたくありません。

そして、欧米人の文化というのは、日本的な「以心伝心」は全く通用せず、原則として「パワー全開の自己主張」の世界です。

多分、IOC総会とか世界柔道連盟、水泳連盟、スケート連盟の総会などで、ルールの改変が為されるときに、

日本の役員たちは、黙っているか、モタモタしている間に採決されてしまっているのだと思います。


白人至上主義なら、中国が強いのはどうしてかというと、勝った後の選手の待遇などで、選手のインセンティブ(励み)を

増強しているのと、中国人と接するとわかりますが、彼らの行動様式は、東洋人でありながら「言いたい放題」で、

これが、国際社会において欧米人の「パワー全開の自己主張」に対抗可能な力を持っています。


日本は、五輪のたびに、企業が「公式スポンサー」として莫大な資金を提供してます。

しかし、カネを出しているだけで、自動的に日本に有利なように取りはからって貰う必要はないけれど、

現状では、おカネだけむしり取られて、肝心の競技面のルール・制度などでは、欧米人の好き勝手です。


つまり、日本は良いように「利用され」ているだけです。


このままではダメです。外務官僚の天下り使うとか、とにかく語学力があり、「外人を相手にする」ことに

慣れている人間を登用しないとだめです。元選手で、勉強もできないし、英語も話せないのばっかりが役員じゃだめです。

欧米人を相手にするときには、多少論理が無茶苦茶でも「速く」「強引に」事故に有利なように主張しなければ、

どこまでも、欧米人(白人)に都合がいいように、やられてしまうと思います。


誤解を恐れずにいうならば、多少は汚い手も必要かもしれません。

つまり、「日本の主張を受け入れないのならば、日本企業の五輪への出資を政府として禁止することになるかもしれない」

といったら、欧米人は何しろ今、御存知のように特にヨーロッパは財政危機で、どこもおカネはないのですから、

真っ青になるはずです。

五輪憲章はで、「オリンピックはあくまでも参加する個人または、団体同士の競走だ」と書いていますが、

現実を見てると、そんなのはキレイゴトなんですから。

選手が折角練習しても、途中でルールを変えられて勝てないなどと理不尽なことが現実に起きているのですから、

国家的介入が、必要である、と思料します。

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2012.08.06

遙かなるロンドン。

◆たったの4年間しか住まなかったのに、何故かたまらなく懐かしいのです。

こういうことは、ちょっとキザかな、と思ってあまり書かないのですが、

どうしても書きたくなりました。


と、いうのは、ロンドンに限りませんけど、私と同じような感覚の方がいらっしゃることを

ネットで知ったからです。


私は、大学を卒業して、ある会社に入って、今も同じ会社の従業員です。

たまたま、1993年、ロンドン駐在員を命ぜられました。

特別の語学の達人でも優秀な訳でもありません。その頃は世の中、景気がよくて海外拠点で人員を必要と

していたのです。


この4年間は、楽しい事ばかりだったか?というと、そういうわけでも無いのです。

まず、ロンドン駐在の内示を会社から受け取り、その10日後、父が脳出血で倒れました。

中途半端な脳出血で、即死するほどでもなく、その後何年か寝たきりになりました。


私は私で、英語は好きでしたけれども、恥ずかしながら、海外赴任が決まった時は33歳でしたが、

それまで、一度も海外に行ったことが(プライベートの旅行や会社の出張も含めて)ありません。

言い方を変えると、初めて国際線の飛行機にのって、「出国」したのでした。


ロンドン支店の日本人職員(駐在員)は、私が死にかけた親父を日本に残してやってきたことを知っているくせに、

実に意地悪でしたし、同じチーム(11人)の中で日本人は私だけ。

私の前任者の日本人が、英国人スタッフにやたら厳しかったので、日本人の印象が悪かったのでしょう。

英国人の同僚たちは、特に意地悪ではなかったけど、親身になってくれるというほど親切ではなかった。

家に帰ると家内は全く英語が話せない。4年間イギリスにいて、あれほど全く英語が上達しなかった人も

珍しいのではないか、というぐらい、徹頭徹尾ダメでした。

だから会社にいて、ツレアイから「予定の時間にカーペットのクリーニング屋が来ない」とか、

世話が焼けました。


話が前後しますが、海外に赴任する場合、まず、職員つまり、私だけが先に行って、住む家を探したり、

クルマ(中古車です)を買ったり、住民登録のようなことをしたり、銀行口座を開設したり、

電話・ガス・電気・水道の手配をしたり、面倒が沢山あります。


しかし、何と言っても会社における、「男のヒステリー」みたいな上司が毎日毎日、実に細かいことに

ガミガミと五月蠅かった。今思うと、物凄いストレスだらけだったはずです。


しかし、不思議ですねえ。ロンドン、好きでした。何がどう好きだったのだろう?

「相性」がいい、とでも書くより他に表現がありません。


19年前にロンドンに赴任し、4年間駐在し、日本に帰国してから15年も経つ。

日本に戻ってきたからの方が、職場の人は親切だったし、何しろ母国ですから、

何でも日本語で用が足りる。こちらの方がストレスは少ない筈なのに、

ちょっと慣れない仕事をやらされてうつ病になってしまいました。


どうにも不思議でたまりません。


◆SW19にお住まいの方、いらっしゃいませんか?

私はロンドンで、大家さんの都合で最初のウチから引っ越して2件目がウィンブルドンでした。

テニスには全く関心がないのですが、とにかく「あの」ウィンブルドン、テニスコートの直ぐそば。

367 Wimbledon Park Road, SW19,6PE

という所にすんでました。SWはSouth Westですね。6PEまでを含めて、ZIP CODE(郵便番号みたいなもの)といいます。

先日、Google Mapのストリートビューでみたら、数年前の画像でしょうが、私が借りて住んでいた家が解体されていました。

英国で「家を壊す」というのは、非常に稀なことです。

残念です。何十年経っても変わらないのがイギリスの風景、街並み、というものです。

その付近に住んでおられる方、もしお読みでしたら、367 Wimbledon Park Roadが一体どうなっているのか

教えて頂けないでしょうか?

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2012.08.05

【音楽】1年ぶりの「怒濤のカッチーニ」

◆ときどき、エンドレスで聞きたくなる曲。

カッチーニのアヴェマリアという曲。

あまりにも旋律が美しいので色々な声楽科や、様々な楽器の奏者が、

録音を残しています。探し始めると殆どキリがないです。


以前から何度も「カッチーニ」特集を組みましたが、最近、以前の記事を

見つけて、コメントを書いて下さる方が続きました。

約1年前、昨年の8月10日、私の誕生日に、

【音楽】怒濤のカッチーニ。

をやりまして、そろそろ、また、聞きたくなってきました。

内容は実は、殆ど変わりませんが、これだけ集めているブログは

少ないと思います。


◆順不同です。

特に良いものから、というわけではありません。全く気の赴くままに、

載せました。


順番にお聴き頂いたり、必ずしも全部をお聴き頂く

「必要」はありません(勿論、聴いて頂ければ嬉しいですが)。

お好きなように、お聴き下さい。


最初のこの曲で「おっ!」と思ったのはロシアのカウンターテナー、

スラバ(SLAVA)が、色々な作曲家の「アヴェマリア」だけを集めたCDを

聞いた時だと思います。ave mariaですね。


◆スラバ(カウンター・テナー):カッチーニ: アヴェ・マリア






伴奏がシンセサイザーなのが、うーん。ちょっと残念です(あくまでも私の好みです)。


次は、元・オーボエ奏者(現在は指揮者)宮本文昭さんのお嬢さん、

宮本笑里(えみり)さんのデビューアルバム、smile [Hybrid SACD]に、

当時はまだ、オーボエ奏者を引退していなかった、お父さんが加わった親子共演ですが、それは

本質ではなく、実に美しい演奏です。


◆宮本文昭(オーボエ)・笑里(ヴァイオリン):カッチーニ アヴェ・マリア






綺麗ですね。


この曲は技術的には、難しくありませんので、演奏家の「歌心」がモロに出ます。

こういう誰でも演奏できる曲を歌ったり弾いたりして、なおかつ聴衆を感動させるのは至難の業です。

ただ、「カッチーニのアヴェマリア」の場合、曲そのものが、圧倒的に美しいので、よほど「棒読み」ふうに演奏しない限り

ある程度は必ず綺麗に聞こえる。


後は、その音楽家の好み・センスの問題です。最高音へ向けて盛り上がるところで、

思い切りクレッシェンドして、なおかつヴィヴラート全開にする、という弾き方。

逆にそこで敢えてやや控え目にする演奏というのもあります。それはそれでとても品がある

と思います(クレシェンドが「下品」という意味では、ありません。)


その控え目のほう。英国王立音楽院留学中、175年の歴史の中で二人目の

スペシャル・アーティスト・ステータスという称号を授与された

ヴァイオリンの川畠成道氏。アルバム、美しき夕暮れから。


◆川畠成道:カッチーニ アヴェ・マリア






非常に上品な、控え目でありながら丁寧に旋律を歌っていると思います。


管楽器で、先ほどのオーボエよりと同族ですがコーラングレ(コール・アングレ)という

オーボエよりも完全五度、音域が低い楽器を敢えて選んだ、N響オーボエ奏者、

池田昭子さんの、アヴェ・マリア~オーボエ作品集から。


◆池田昭子(コール・アングレ):カッチーニ: アヴェ・マリア






文句の付けようが、ありません。オーボエ(族)特有の切ない、メランコリックな音色がこの曲にぴったりですね。

やはり控え目でありながら美しく歌う。非常にデリカシーのある名演です。


弦楽器に戻ります。同じ区N響の首席チェロ奏者、藤森亮一氏の「ラルゴ:チェロ小品集Ⅱ」から。


◆藤森亮一(チェロ):カッチーニ:アヴェ・マリア






低音楽器が弱音で演奏したときの独特の美しさ。


さらに低音。元N響コントラバス奏者、池松宏氏の5つのアヴェマリアから。


◆池松宏 (コントラバス):カッチーニ  アヴェ・マリア







いいですね。低音は気持ちがぐっと落ちつきます。テンポをやや遅めに設定して演奏しているので、一層安定感が出ています。


次は、金管楽器です。アメリカ、ミルウォーキー交響楽団 首席トロンボーン奏者、神田めぐみさん。グロリアから。


◆神田めぐみ(トロンボーン):カッチーニ アヴェ・マリア





美しいです。トロンボーンには、他の楽器と同様に、色々な表現の可能性がありますが、柔らかく、朗々と吹くと、

これほど、優しい音がする、ということです。


同じく金管でトランペットです。ガボール・ボルドツキ(Gabor Boldoczki)という、ハンガリーのトランペット奏者です。

グローリア~オルガンとトランペットから。


◆ガボール・ボルドツキ(トランペット):カッチーニ アヴェ・マリア





トランペットは金管セクションで最高音域を担当します。とくにその高音域では、音色が金属的、刺激的になりがちです。

緊張感を持たせないで、柔らかい高音を吹けるか?というのはトランペット奏者共通の課題です。この人は上手いです。


最後は、声楽。以前から何度も何度もご紹介している、日本音楽史上、バスからソプラノまで含めて、最も上手い声楽科だと

私は思っています。ソプラノの森麻季さんのアヴェ・マリアから。


◆森麻季(ソプラノ):カッチーニ アヴェマリア






どう聴いても完璧な演奏ですね。これ以上美しい歌い方が人間に可能であろうか?と思います。


沢山並べました。週末です。ごゆっくり、お楽しみください。

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2012.08.04

【再掲示】人間の才能を見出すむずかしさ。安易にレッテルを貼ることの危険さ。--ENPITU 復旧しました。是非投票お願いします。

◆日本経済新聞「私の履歴書」、今月は君原健二氏です。

日本経済新聞の最終面、「私の履歴書」今月は、マラソンの君原健二氏(1941-)です。

1968年メキシコオリンピックで銀メダル。ご本人はこまめに記録を取る方だそうです。

引用すると、

マメな人間なので、練習や大会で走った距離はずっと書き留めてきた。中学2年で走り始めてからの通算走行距離は昨年、16万キロを超えた。地球を4周した計算になる。

凄まじいです。
私に誇る何かがあるとしたら、フルマラソンの途中棄権が1度もないことかもしれない。73年に引退するまで競技者としては35回のフルマラソンを走り、すべて完走した。

これは、本当に偉大です。多くの人が君原健二氏を尊敬しているのは、

この「一度も棄権しなかった」という点です。


私は、実際にお会いしたことはないですけど、君原健二選手ほど「真面目な人」を

生まれてこの方、見たことがありません。骨の髄から真面目な方です。

聖人君子です。しかし、ご本人の「私の履歴書」によると、小学生の頃はひどい通信簿なんです。

何をやらせても、ダメな子供、と思われていたそうです。
小学校から高校までの通知票はすべて手元にある。2つ折りのわら紙の通知票は、私がどんな子どもだったかを明白にしている。

沢見小(現あやめが丘小)の1、2年生のときの評価は3段階で、体育も含めて「上」は1つもない。

3年生からは5段階評価に変わるが、1番上の「最も優れている」はない。

さらに胸に刺さるのが、担任教師による私の人物評だ。

このころの教師は厳しい評を包み隠さず書いた。1年生の通知票にはこうある。「真面目であるが、あまり向上しない。内気にして意志弱し。積極的に発表することなし」

3年生になると「人と親しまず、自制心が乏しく、常に争いがある。何をやるにもぼんやり外を眺めながらやるので、でたらめになることが多い」とあり、

5年生では「積極的に努力する気が少しもみられず、態度に明るさがない」と書かれている。

劣等感を上塗りされるような言葉ばかりが残っているが、ただ1点、6年生の2学期の通知票に光を放っている部分がある。

例によって「普通」「やや劣っている」「劣っている」がずらりと並ぶ中で、算数の「理解」の項目だけ、

小寺美和子先生が2番目の評価の「優れている」に赤鉛筆で「○」を付けてくれているのだ。

6年間でただ1つだけの「優」。

それがきっかけになったのだと思うが、私は算数、数学に興味を持ち、高校では数学だけはまずまずの成績を収めた。

と、淡々と書いておられます。本日分には、
小学校の運動会では徒競走で1番になった経験はない。たぶん、2番もなかった。運動会は嫌いではないが、好きでもなかった。

そんな私が沢見中(現飛幡中)1年の秋の持久走大会で11番になった。距離は4、5キロだったと思う。男子生徒は1学年で200人はいたのだから、信じられないほどの好成績だった。

私はずっと、勉強も運動もできの悪いダメな人間だと思っていた。常に恥を抱え、その恥を少しでも小さくしたいと思いながら生きていた。

だから、不思議でならなかった。どうして、ダメな人間である自分が、こんな上位に入れたのか。変だぞ、と思った。ダメな人間にも、こういうことがあるのだろうか。

ここでの走りが友人の目に留まったのだろう。中学2年になると、同級生の大野徹君が私を駅伝クラブに誘った。兄同士も同学年で、ともに駅伝クラブで走っていた。

私が入部したのは、別に走りたいと思ったからではない。気が弱く、話すのが苦手だったので、誘いを断れなかっただけだ。断る勇気がなかったのだ。

(中略)
それにしても、あのとき大野君が誘ってくれていなかったら、私は全く別の人生を送っていただろう。五輪に出ることはなかったはずだ。私をマラソンの世界に導いてくれた恩人として、彼に感謝しなければならない。

なにをやらせてもダメな人間と君原選手が思い込んだのは、

教師たちが一見、無口で内向的である生徒をその印象だけで判断して評価をしたからです。

人に安易に「ダメ人間」のレッテルを貼ることの怖さを物語っています。


◆内村選手は小中学校では、いじめられっ子だった。

ロンドン五輪、体操の男子個人総合で金メダルを獲得した、内村航平選手について、

「週刊文春」最新号(8月9日号)32ページから詳しい記事が載っています。

彼の両親は長崎県諫早市で、体操クラブを開いて、内村選手もそこで練習したわけですが、

彼が通っていた小学校や中学校の友達は、マスコミに登場しません。

それは、内村選手がいじめられっ子だったので、加害者の側はさすがに今更、「昔の親友づら」が

できないのでしょう。


特別な理由があったわけではなく、体操をしていると背が伸びないらしいですが、

中学入学時、「内村少年」は身長が140センチぐらいしか無かったそうです。また

元来(今でも)内向的な性格だそうで、田舎では、背が低くて内気という人間はいじめられやすい。

内村選手は高校は東京の東洋高校に入学しますが、

「地元を離れたかったのかもしれない」(地元の知人)

とのこと。枚挙に暇がないので、いちいちかきませんが、スポーツ選手のみならず、

後に毎コンピアノ部門で一位になったあるピアニストは岩手県出身ですが、

田舎では、「男がピアノ」というだけで虐められ、蹴りを入れられて、転倒し小指を突き指して、

その人は、東京の音大附属高校受験前に、ショパンのスケルツォを小指を使わないで弾けるように

フィンガリング(運指)を全て変更しなければならなかった。

最早ベテランの弦楽器のプロとなった、ある女性音楽家は、小学生だか中学生のころ、
ヴァイオリンを習っている

というだけの理由で虐められ、本気で「自殺」を考えたと言います。

芸能人で今、人気がある某J事務所の超有名タレントも、いじめがひどくて転校したことがあるそうです。


◆結論:人を自分の好き嫌いで評価したり、無用な関わりをもってはいけない。

君原健二選手の例と他では、ちょっと違う様に見えますが、

全ての例から、私は、

秀でた才能を持ったひとは、凡人には理解できず、凡人とは違う所だけを見られて不当に評価されたり、虐められる。

という「仮説」を「呈示し」たい。

過去において、何度書いたかわかりませんが、この世の中は、特定の「誰か」の為に存在するのではない。

自分が神様で自分が好きな人間だけ創れるなら、いざしらず、無論、そんなおとぎ話は現実化しません。

だれにとっても、何だか「虫が好かない」「見ていると虐めたくなる」人がいるでしょうが、

自分も誰かから、そう思われているのはほぼ、確実。


君原健二選手や、内村航平選手などは、その後、さいわい、運が開けましたが、

教師や周囲の友人からの不当な評価やいじめによって、類稀なる貴重な才能が、

開花しなかったかもしれないのです。

安易に人を判断、評価してはいけないのだ、ということが、よく分かります。

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2012.08.03

内村航平選手と名演奏家に共通することがあります。「復元力」。

◆音楽家の「復元力」

昨夜、生でロンドン五輪、体操の男子個人総合で内村航平選手の演技と表彰式を

生で見たのですが、まだ、感動が冷めず、今日、録画、とくに「表彰式」を何度も見てウルウルしております。

インタビューを聴いていて、あの冷静な内村選手が「夢のようだ」というのに、驚いた方も多いのではないでしょうか。

彼は、今まで「プレッシャーを感じる、という意味が分からない」と淡々と言っていました。

奇を衒っているのではなく、彼にとっては、体操の演技が呼吸をするように自然なことなのかもしれません。

最新号の週刊文春は、昨夜の金メダルを予めしっていたかのように、大々的に特集を組んで、見事に

優勝した翌朝に、その「週刊文春」が店頭に並んだのですから、大変、タイミングが良かった。


それは、さておき、内村航平選手は、その演技自体素晴らしいのは、ご覧の通り。

お父さんは体操選手ですが、お母さんはバレエをやっていた方なのですね。

彼の「美しい体操を目指す。」「日本の体操は他の何処よりも『美しい」んだ」という言葉は、

少なくとも私は過去の体操選手の発言で聞いた事が無い。

これは、多分お母様の影響が大きいですね。単なる「体育」ではなく「芸術」との中間です。


前置きがながくなりましたが、私が強調したいのは、内村航平選手を見ていると、

音楽に於ける、一流の演奏家を彷彿させられるのです。


音楽家は無論、原則としてまず上手く無ければいけない。間違えて良いと思って弾くプロはいませんが、

それでもやはり人間ですから、稀に間違える。運が悪いと「ここで間違えたら、この曲、終わり」

という箇所で事故が起きます。



私は1993年から約4年間、ロンドンにおりまして、その間、

随分、あちらの一流オーケストラを聴きました。日本では考えられないほど簡単に

ベルリン・フィルやウィーン・フィルが聴けるのですから。


あるとき、ベルリン・フィル=アバドで、マーラーの5番を聴きました。

この曲は冒頭12小節、トランペット一本しか、音を出しません。

音を聴いていただきます。


◆マーラー:交響曲第五番 冒頭






はっきりいって、この冒頭のトランペットが間違えたら、その日の「マーラーの5番」は「おしまい」です。

緊張感がプッツリと切れてしまいます。台無しです。


ところが、なんと、ベルリン・フィルでその「事故」が起きたのです。

こういうのは、聴いている私も心臓が口から飛び出るのではないか?

というほどのショックです。心理的にプレイヤーの気持ちになってるので、

あたかも自分が間違えたようです。本当に冷や汗がでます。


どうなるか、と思いましたが、ミスをしたトランペット奏者は、

致命的なミスにもかかわらず、一瞬で集中力を取り戻し、その後ただの一度もミスをしませんでした。

これは、ものすごいことです。プロとアマチュアで何が違うかというと、ここです。

間違えないほど、練習をするけれども万が一間違えても、直ぐに気を取り直すことができるのが

一流のプロです。私はこれを勝手に「復元力」と呼んでいます。


◆内村航平選手の「復元力」。

ミスをしないので有名な内村選手が、今回の五輪が始まった途端、調子が狂ったように見えました。

団体総合では、あん馬と鉄棒で落下しました。内村選手が鉄棒で落下するのは、

ベルリン・フィルの首席トランペット奏者が、マーラーの5番のソロを間違えるようなものです。

まず、あり得ない。それだけに、ミスがあったときのショックが大きい。


しかし、昨日の個人総合に於ける内村航平選手は、見事に「復元力」を見せました。

あん馬と鉄棒では、絶対に前回の「転落」が脳裏に浮かぶ筈ですが、それでも、

気持ちを切り替えて、成功する。これは音楽家の「復元力」と共通する精神力だとおもうのです。


マスコミは、あまりにも節操がない。

五輪前は、さんざん持ち上げておいて、団体でミスをしたら、「精彩を欠く」などと貶める。

その癖、個人総合で金メダルを獲ったら、前に悪く書いたのを忘れたようなふりをして、絶賛。


現金なものですが、そういう声があるのを認識していて、それでも個人総合で発揮した「復元力」

本当はマスコミも世間もそれに注目するべきなのです。金メダル自体もさることながら、

団体で失敗したときのフラッシュバックで、ガタガタっとならなかった。これこそ偉大なのです。

それが、多分、世の中に認識されていないだろうと思い、筆を執った次第です。

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2012.08.02

「内村が金メダル獲得=田中は6位―体操男子個人総合〔五輪〕」←よかったねえ(泣)

◆記事:内村が金メダル獲得=田中は6位―体操男子個人総合〔五輪・体操〕(時事通信 8月2日(木)3時14分配信)

ロンドン五輪第6日は1日、体操の男子個人総合決勝が行われ、

内村航平(コナミ)が92.690点で優勝し、金メダルを獲得した。

日本選手の個人総合の金メダルは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来28年ぶり。

田中和仁(徳洲会)は89.407点で6位だった。


◆コメント:一番早いブログではないでしょうか。

何と言う偶然でしょう。今日は何となくくたびれて、

ブログ更新はサボって寝ようか?と思っていたまさにその時、スマホのNHKニュース&スポーツから

ニュース速報が届きました。

五輪 体操男子個人総合 内村航平選手が金メダル。

なんと!テレビはつけていましたが、チャンネルが違っていたので、

慌てて、NHKBS1に合わせたところ、正に表彰式の前でした。

内村選手、団体の鞍馬でまさかの失敗がありまして、今回も一番気を付けたそうです。

後は、見事でしたね。特に今日(2日(木))何度も放送すると思いますが、

鉄棒の着地。あの、完全に動かない(足を一歩以上踏み出さない)着地です。

内村選手は団体のときから言ってましたけど、ロンドンの会場は床のしなり具合が

ごく僅か違うとのことでしたが、克服しました。


スポーツ選手でも、私の得意分野、音楽でもそうですが、上手いプレーヤーに共通するのは、

たとえ、途中ですこしばかり失敗しても、そこでガタガタっと崩れないで平静に戻れる能力。

私は勝手に「復元力」と読んでいますが、内村航平選手も、あの団体の後の後味の悪さを

全く感じさせない、躍動感。「人間の身体の動きの美しさ」に感動しました。


団体の後は「何の為の4年間だったのでしょうね」と言っていて、気の毒でしたが、

今日の内村選手は、心底嬉しそうでした。「金」だけの為に4年間、頑張ってきたけれども、

本人ですら、「何だか、夢のようです」と言っていました。

それぐらい、オリンピックとは、特別なものなのでしょう。

表彰式で、君が代が流れる中、日の丸が中央に、美しく掲揚されました。

あれは、いいですねえ。

内村航平選手、おめでとうございます。良かったねえ。

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2012.08.01

「日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪」←何度も同じ事を書きますが・・・。

◆記事:日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪(読売新聞 7月30日(月)18時23分配信)

文部科学省は30日、米国で開かれた国際化学五輪に参加した日本代表の成績を発表した。

72か国・地域の283人が参加、日本代表4人のうち、

副島智大さん(17)(立教池袋高3年=東京都)と山角拓也さん(18)(灘高3年=兵庫県)が金メダル、

加藤雄大さん(17)(筑波大付属駒場高3年=東京都)と渋谷亮太さん(18)(大阪教育大付属高天王寺校舎3年)が銀メダルを受賞した。

「金」は参加者の約1割、「銀」は約2割に授与される。副島さんの「金」は2年連続、山角さんは実験試験で1位の成績だった。


◆コメント:いつも、「勉強五輪」はベタ記事。

ロンドンオリンピックたけなわです。

今回はなかなか金メダルが取れませんが、

毎年書いている通り、そして今年も、既に2回、書きました。

2012.07.17 「国際数学五輪で17位=日本代表の高校生、銀4個」「高校生の生物学五輪、日本代表の4人が銀」←「勉強五輪」の季節です。

2012.07.25 「国際物理五輪、2人が金=日本代表の高校生―文科省」←これが紙面でどのように扱われているか。

今年も、悲しくなるほどのベタ記事で、多分誰も気がつかないと思いました。

だから取り上げます。

何度でも同じ事を書きますが、スポーツの五輪と同じほどの大見出しは、これからも期待出来ないと思いますが、

スポーツは1面トップ「何段抜き」ですが、高校生の科学五輪は、金メダルが1人ではないにしても、何連覇もしている

学生がいるのです。ことさら一番目立たない、社会面にしかもベタ記事で掲載する新聞社の報道姿勢が問題だ、と思います。


話が逸れますが、先週金曜日からずっとサーバーがダウンしていた、WEB日記エンピツが復旧しました。

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