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2012.09.28

【差替】【スポーツ】なでしこジャパン、宮間あや選手の優しさ。/動画を追加しました。

◆週刊新潮最新号で藤原正彦氏が美しいエピソードを取り上げておられます。

数学者・エッセイストの藤原正彦氏が毎週「週刊新潮」に巻頭に「管見妄語」というコラムを

書いておられます。毎回とても楽しかったり、おかしかったり、感動したり、非常に楽しみに読ませて頂いています。


昨日発売の「週刊新潮」最新号(10月4日号)の「管見妄語」のタイトルは、

「やさしき文化の伝道者」です。

なでしこサッカーの宮間あや選手のファンである。

という書き出しです。続いて、
彼女のキックの正確さは、三十メートル以内の距離なら男女を含めて日本一かもしれない。

など、アスリートとしての能力の高さを挙げておられますが、

藤原氏の今回のコラムの本質はそこにはありません。

日本でテレビを見ている間には気がつきませんでしたが、
2011年のワールドカップ決勝戦後、、宮間選手は躍り上がって歓喜する仲間に加わらず、

悔しさと無念さでうなだれているアメリカの選手団の所へ直ちに行き、

各選手を抱きしめることで敗戦チームに敬意を表したのである。

このシーンがテレビで繰り返し放送され絶賛されていたと、当地にいた息子が教えてくれた。

という逸話。さらに、今回のロンドン五輪でも。準決勝でフランスに勝った後、
日本との準決勝で二対一で敗れたフランスチームのアビリー選手は、全てが終わったことに虚脱したのか

芝生にへたりこみ泣いていた。そこに仲間から離れた宮間選手が行き、頭をそっと抱いたうえ

そのすぐ前に腰を下ろしたのである。しばらくやさしい言葉で慰めたのだろう、アビリー選手は自ら

手を伸ばし宮間選手の手を握り腕をさすった。膝をついた宮間選手はアビリー選手と再び抱き合った。

この出来事も海外で話題となり感動を呼んだ。敗者に対するやさしさは日本の文化というコメントさえなされた。

ことを紹介し、宮間あや選手は、
卓越した技術、なでしこサッカー主将としての理論的および精神的支柱ばかりでなく、

日本の良き文化の伝道者でもあるのだ。

と絶賛しておられます。

先に書いたとおり、テレビでは宮間選手の行動に気がつかなかったので、

先ほどネット上を検索したら、このことを五輪の後にブログに取り上げている方がいらっしゃいました。


roosterさんの「ひと休みちょいっといっぷくしましょう -y(^o^)..oO○」というブログです。

8月21日付、宮間あや選手!ダイヤモンドメダル!というエントリーで

米国NBCニュースのマルチメディア担当ナタリア・ジメニーズ氏が、宮間選手のやさしい振る舞いをブログで

とりあげ、これが「米国のネット掲示板などで話題となっている。」と。


写真を転載するわけにはいかないのでリンクを貼らせて頂きますが、宮間選手とともに、

彼女の優しい「敗者をいたわる心」に注目した、藤原正彦氏、roosterさん、ナタリア・ジメニーズ氏の

「優しさ」もまた、同様に讃えられるべきです。


藤原正彦氏は「国家の品格」で「惻隠の情」を強調されていました。

そのとおりです。


宮間選手の試合後の様子をYouTubeで見つけたので追加します。


宮間あや ロンドン五輪サッカー女子準決勝3 日本VSフランス 試合終了




今の世の中は、本来そうでは無かった日本まで、なんでもかんでも強者、勝者の論理に立ち、

あたかも「弱者は勝手に野垂れ死んで下さい」と言わんばかりの冷酷さが充満しています。

宮間選手、藤原正彦氏、roosterさん、ナタリア・ジメニーズ氏が示す優しさを思い出すべきです。

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