« 何も本気で書く気力が起きません。 | トップページ | 「オバマ米大統領再選」←彼の違法行為をどうして誰も、問題と思わないのでしょうか。 »

2012.11.07

「振り込め詐欺被害、過去最悪11億円 都内10月」←あまりにも情報を遮断するのは危険です。

◆記事:振り込め詐欺被害、過去最悪11億円 都内10月(日本経済新聞 2012/11/7 0:40)

10月の都内の振り込め詐欺の被害額が約11億円に達し、単月としては過去最悪となったことが6日、

警視庁への取材で分かった。同庁は被害の急増を受けて11月を「振り込め詐欺撲滅月間」と位置付け、

被害防止に向けた取り組みを強化している。

警視庁犯罪抑止対策本部によると、都内の10月の振り込め詐欺被害件数は約280件(未遂含む)、被害額は約11億円。

現在の方法で統計を取り始めた2010年2月以降、1カ月の被害としては件数、金額ともに最悪を更新した。

1~10月の累計は被害件数約1770件(同)、被害額約65億5千万円で、前年同期に比べ約400件、

約29億7千万円増加している。被害額は6月以降、5カ月連続で7億円を超え、増加傾向に歯止めがかからない。

6日、東京都品川区で開催された「振り込め詐欺ゼロキャンペーン」で樋口建史警視総監は

「家族の絆がカギ。息子や孫とのコミュニケーションを大事にしてほしい」と参加した地域住民ら約350人に呼びかけた。


◆コメント:まず、「だます」奴が悪いのですが、こうなると程度問題です。

以前、書いたことがあります。

振り込め詐欺の問題に関して、多くの世論は「これだけ騒がれているのに騙される方が悪い」という

意見の人が多いので、私は、

だます人間とだまされる人間がいたら、まず「だます人間」が悪いのだ。

と主張しました。

基本的見解は今も同じです。逆の考え方、つまり「だまされる人が悪いのだ」という意見は、

「折あらば、人をだましてやろう」という意識の持ち主の意見ではないか、と思います。


しかしながら、前回その話を書いたのが何年前か。調べたら、「振り込め詐欺」についてではありませんでした。

7年10ヶ月前。
2005.01.20 「偽造カード被害(スキミング)防止、金融庁と警察庁が初協議へ。 現時点におけるスキミング対策について。

改行の仕方も行間もバラバラで読みづらいことこの上(;.;)、お恥ずかしいのですが、この当時は基本的なHTMLタグさえ、

覚えようとしていなかったのですね。すみません。

それはさておき、繰り返しますが、「他人のカネをだまし取ろう」という人間がいる、ということが、まず問題です。

しかし、振り込め詐欺、当初「おれおれ詐欺」と言われていましたが、電話を用いた一番古い例は、1986(昭和61)年に

確認されています。急激に増えたのは21世紀に入ってからだ、とWikipediaに書いてありましたが、

それが事実であると仮定すると、すでに今世紀に入ってから12年近くの時間が経過しており、

この間、警察もマスコミもさかんに、この犯罪手法について注意を喚起していますが、まだ、だまされる人がいる。

しかも先月(2012年10月)が被害額が過去最悪だというのには、さすがに驚きますし、はっきり言ってあきれます。

まず、犯人が悪いのですが、ここまでくると確かに被害者にも「責任の一端」はある、と思います。


◆極端に情報を減らすのは、危険だと思います。

どうして、これほど騒がれているのに、今だに振り込め詐欺にだまされるのか?

理由・事情は色々で、知っていても「まさか自分が『振り込め詐欺』の標的になるはずがない」という思い込み

による場合もあるでしょうが、私はブログを書いていたり、最近ですと、Twitterというので世間の人々の「つぶやき」を見ていると、

情報が不足しているのではないか、と思います。

こう言っては、世の人々に失礼ですが、かなり多くの人には、大事なことは繰り返し強調しないと伝わりません。

自分にとっては、興味深かったり、意味があったり、大事な情報だからといって、他人がその認識を共有していることは、

むしろ、稀である、と考えた方がいいです。


私は会社でも、世の中の情報をなるべく早く伝えることを仕事にしてますが、

はっきりいって、人々は、唖然とするほど、読んでいません。

ずっと前に、かなり注意を喚起するつもりで伝えた情報を、全然読んでなくて、はるか後に質問され、

がっかりすることがしばしばあります。

殆どの人間は1日の99パーセントは、自分のこと「だけ」を考えて生きている

と、言った人がいますが、かなり真実に近いのでは無いかと思います。

そういう「心がけ」の修正も必要ですし、最近、新聞を購読せず、自宅にテレビがない、と言って得意そうな若い方がいますが、

よほど、ネットで情報収集の技術にたけているのであれば、別ですが、新聞を取らないし、テレビも無いというひとは、

そもそも「情報に対する執着心」があまり無い人だから、ネットうんぬんは、関係ないと思います。

あまりにも情報が無いと、自分や家族の健康・生命に危険が及ぶ場合さえあります。


これは、ご自身が著書に書いておられるので紹介させて頂きますが、

一昨年、NHKの朝ドラになった、「ゲゲゲの女房」という水木しげる夫人、武良 布枝さんの本があります。

ドラマと原作が違うのは当然ですが、原作には、流石にドラマの脚本で取り上げられなかった、驚くべき歴史的事実が書かれております。

失礼ながら、売れない頃の水木しげるさんは、とにかく殆ど「極貧」だったので、新聞を購読していなかったので

(無論、テレビなど、もっと無理です)、世の中で問題になっていることを知らず、眠れないという夫人に、

睡眠薬「サリドマイド」を薦めて、実際に夫人も妊娠中に飲んだことがあるそうです。サリドマイド禍はあまりにも有名です。

たまたま、東京に住んでいた、武良布枝さんのお姉さんが訪ねて来たときに、それを知り驚いて、服用を止めさせ、

ことなきを得たのだそうです。「情報がない」「知らない」ということは、ときとしてこれほど危険なのです。

日本人の悪い癖で「おカネを出して情報を買うのは勿体無い」と考える傾向がありますが、価値のある情報はそれだけの労力を

費やして、得られているのですから、商品の一種であり、それを得るには対価を払うのが当然です。

新聞は紙の新聞を読んだ方がいいです。比べるとわかりますが、いくらタブレットが便利といっても、

紙の新聞は、一覧性(ひと目で大量の情報を見られる、ということ)において、断然すぐれています。

NHKの受信料が勿体無い、と言う人が多いですが、東日本大震災の後、結局みんなが一番頼りにしたのはNHKニュースであることが

分かっています。

あまりにも「知らない」ことは、様々な不利益を被る危険があります。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

« 何も本気で書く気力が起きません。 | トップページ | 「オバマ米大統領再選」←彼の違法行為をどうして誰も、問題と思わないのでしょうか。 »

ニュース」カテゴリの記事

情報管理」カテゴリの記事

犯罪」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事