« 「時論公論:問われる原子力政策」NHK水野解説委員 | トップページ | 【衆議院選挙】安倍晋三「元内閣総理大臣」が実行した教育基本法改悪。 »

2012.12.08

【衆議院選挙】自民党新憲法草案の危険度。

◆根拠となる資料、「自民党新憲法草案」の在処。

安倍晋三氏の公式サイト基本政策憲法改正

を見ると、本人が

今後も憲法改正に向けて全力で取り組みます。

とかいてますが、それは分かっています。

この場合、何を念頭に置いているか確認すると、彼の言葉のすぐ下に、関連資料 自由民主党 新憲法草案

がありますから、こういう新憲法を制定従っている、と判断してよいでしょう。


◆第二章「安全保障」だけで、十分危険です。

まず、復習をします。

私は二日前の記事、

「自民、単独過半数の勢い」(各紙)←いいのですか?

で、

  1. 現行憲法は96条で国会議員の憲法改正発議権を認めているが、新憲法を制定することは、現法憲法を否定するのだから現行憲法99条の、国会議員、国家公務員の憲法擁護義務に明らかに違反している。

  2. 憲法改正発議権を与えられているのは「国会」であり、行政府である「内閣」に発議権はみとめられていない。

と書きました。本来この時点で、これ以上検討するのは無駄ですが、安倍晋三総裁が目論む

新憲法が、どれほど危険なものか、を説明します。キリがないのですが、

「第二章 安全保障」だけで、十分過ぎるほど危険です。

新憲法草案の、第二章「安全保障」の(自衛軍)第九条の二は、
第一項 我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する。

第二項 自衛軍は、前項の規定による任務を遂行するための活動を行うにつき、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。

内閣総理大臣を最高司令官とするのは自衛隊も同じですけれども第二項には自衛軍が任務を遂行するための活動を

行う時には、国会の承認、その他の統制に服する、ということは国会の承認が絶対必要ではない、

ということです。「その他」が自衛隊最高幹部だったら、もはや自衛軍は、文民統制下には、ない、ということです。

たった一言ですが、狡猾に軍隊がやりたいほうだいにできるようにしてあります。


さらに、第九条の二の 第三項です。
第三項 自衛軍は、第1項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、

国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における

公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。

とあります。「公の秩序」はあいまいです。国民に武力を行使してはいけないという但し書きがありません。

ということは、
自衛軍は国民に銃口をむけることができる。

という意味です。安倍晋三氏の従来からの、独裁者嗜好性が良く表れていると思います。

人類の歴史を見ても、不況が長く続いて、国民が殺伐としてくると、政治家は、外国と戦争して

誤魔化そうか、ということの繰り返しで、これもその典型に思われます。

これだけでも、安倍総裁が理想とする日本がどれほど危ないものか、お分かり頂けると思います。

他にいくらでも指摘することはありますが、今日はここまでにします。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

« 「時論公論:問われる原子力政策」NHK水野解説委員 | トップページ | 【衆議院選挙】安倍晋三「元内閣総理大臣」が実行した教育基本法改悪。 »

2012年衆議院選挙」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

国会・国会議員」カテゴリの記事

安倍政権批判」カテゴリの記事

憲法改正」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

自民党批判」カテゴリの記事

選挙」カテゴリの記事