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2013.01.09

「<大阪・高2自殺>「最悪の大失態」橋下市長」←大阪市立の高校で起きた事件ですから、究極の責任は市長にあります。

◆記事:<大阪・高2自殺>「最悪の大失態」橋下市長(毎日新聞 1月8日(火)21時4分配信)

大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)が、主将を務めるバスケットボール部の顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、

橋下徹大阪市長は8日、記者団に対し、「きちんとした対応が取られなかった。教育現場の最悪の大失態だ」と高校側の対応を批判した。

「教育委員会に任せておけない。僕が責任をもって引っ張っていく」と話し、事実関係の解明について積極的に関与する意向を表明した。

橋下市長は、自殺をまねいた背景として「子どものSOSをきっちり受け止めるチャンネルが整備されていない」と指摘。

一方で、「僕が(子どもに)手を上げることもある。親がそうだから学校現場でも(体罰は)ある。

そうなったときに事後フォローをどうしないといけないのかだ」と話し、体罰が存在するとの前提をもとに、

体罰が起きた後の生徒への対処方法が重要との認識を示した。

また、いじめや体罰などの問題が起きた際に、市長が教育委員会に

指揮命令を出せるような条例案を検討するよう指示したことも明らかにした。


◆橋下市長が体罰を容認したか否か、は、問題の本質ではありません。

Twitterを読んでいると、多くのかたが、

橋下(市長)は体罰を容認(JIRO注:「奨励」と書く人もいます)しておいて、今更なんだ!

という趣旨のことをおっしゃっていますが、「橋下市長が体罰を容認(奨励?)していたか、否か」は、問題の本質ではありません。


この事件において、男性教諭の「体罰」と高校二年生の男子生徒の自殺に、因果関係があるかどうか、厳密には完全には

まだ、断定できないと思いますが(注:客観性を維持するために、敢えてこのような書き方をしています)、

仮定上の問題として、どう考えても体罰が自殺の原因(引き金)になっていたとしても、

橋下市長がそれを「現場の責任」にしようとしていることが問題です。


大阪市長は、大阪市行政(教育行政も、もちろん含まれます)の最高責任者ですから、

橋下市長が、(再び、「仮に」)体罰反対論者だったとしても、大阪市立の高校で起きた事件です。

大阪市の管轄下にある施設で起きた事件なのですから、市長の思想がどうであれ、

究極の責任は、市長にある。

極めて単純な理屈です。


◆人が死んだのですから、まずは弔意を表するのが常識です。

冒頭の毎日新聞の記事を読む限りでは、橋下市長は、事件が起きた責任は自分ではなくて

現場や教育委員会にある、と「憤りを隠せない」ような態度ですが、誤解を恐れずに書くならば、とても「嬉しそう」です。

本来は、常識として、「誰の責任か」と騒ぐ前に、まず、

自殺した生徒や遺族に対してお悔やみ申しあげる、

という意味の発言をするべきです。

毎日新聞の記事には、そのような橋下市長の発言は書かれていません。

橋下という人は、理由、きっかけは何でも良いから、他人を糾弾する理由が

出来ると、俄然張り切るようです。しかしこれは他人を糾弾する前に自らが最高責任者として謝罪するべきです。

まとめます。
1.弔事が全てに優先する。まず、なによりも先に、亡くなられた生徒さんとご遺族にお悔やみを申しあげるべきである。

2.橋下市長は事件の責任を、教育の現場にいる教師や大阪市教育委員会に押しつけようとしていますが、彼らは市長の「部下」だから最終責任は市長にある。

ということになります。責任者というのはどのような組織でもそう言うことでしょう。結果に対して全て責任を負う。

そのような基本的原則を無視して、徒に言辞を弄し、あたかも自分は、関係無い、とでも言いたげな、

橋下徹大阪市長の見識を疑います。

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