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2013.02.11

「『慎重に調べて』遠隔操作で誤認逮捕の北村さん」←この言葉が全てですね。

◆記事:「慎重に調べて」遠隔操作で誤認逮捕の北村さん(読売新聞 2月11日(月)17時23分配信)

パソコン遠隔操作事件に絡み、大阪府警は11日、昨年8月に誤認逮捕したアニメ演出家の北村真咲さん(43)に対し、

府警などの合同捜査本部が、事件に関与したとみられるIT関連会社社員片山祐輔容疑者を逮捕したことを報告した、と明らかにした。

府警によると、この日午後2時頃、事件を担当する捜査1課の警部が、北村さんに電話で

「容疑者を逮捕しました。これからも協力をお願いします」と伝えると、

北村さんは「(容疑者が)否認しているのであれば、慎重に調べてください。同じ過ちを繰り返さないでください」と話したという。


◆コメント:北村さんの言葉が問題の所在を一言で表現してますね。

「パソコン遠隔操作事件」を、警察庁も、メディアも「サイバー犯罪捜査」の課題として扱って誤魔化そうとしていますが、

サイバーうんぬんは、問題の本質では、ありません。

先の事件で、北村さんを含む、誤認逮捕された4人のうち、少なくとも2人が

実際には、実行していないことを「やりました」と「自白」している、ということ。

つまり、警察権力により、取り調べの過程で、自白の強要があったことが、明らかになった。


そして、メディアは、かつて松本サリン事件で警察発表を鵜呑みにして無辜の人を殆ど犯人確定のように

報道してしまった、という苦い歴史的教訓から何も学んでいない。それが問題なのです。

今回の遠隔操作事件でも、最初に誤認逮捕された4人を、やはり犯人と決まったように扱っていた

その間違って報道した人に感想を訊きに行く、新聞・テレビの神経を疑うけれど、

話がそれるので、書きません。


今回も、真実が何か?は、まだわからないのに、メディア各社は警察に逮捕された、IT関連会社社員が

ほぼ、真犯人に決まり、という印象を、国民に与える報道を、全然懲りないで、行っています。

誤認逮捕され、メディアから犯人扱いされた、アニメ演出家の北村さんはよく怒鳴らなかったとおもいます。

読売の記事にあることが本当ならば、北村さんの言葉が警察とメディアと世論に注意を喚起しています。

(容疑者が)否認しているのであれば、慎重に調べてください。同じ過ちを繰り返さないでください

正に、それが全てです。メディアの過剰な犯人断定報道を見る限り、過去から何も学習していないように

思われます。刑事捜査・裁判では、「本当は何があったのか?」、つまり

「事実認定」を証拠を元に注意深く行わねばならない、という鉄則があります。これを無視してはなりません。

メディアも、国民の印象を徒に誘導するべきではありません。

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