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2013.05.06

【連休明け】ウォームアップとクールダウン。

◆何故、休み明けがこれほど憂鬱なのか?

先日から、一般的な「仕事」関係の記事を二度、書いております。

2013.03.25 あと一週間で社会人という方が多いと思います。

2013.05.01 メディアが「五月病」と言い始める時期ですね。

両方とも「仕事というものは、凡そ面白くも楽しくもない」「憂鬱になるのは当然だ」という事をかいてます。

私は社会人になって30年目ですが、今だに会社も仕事も嫌いです。

今日で、ゴールデンウィークが終わるのですから、愉快な訳がありませんが、それで当たり前だと開き直る

という知恵はつきました。


それにしても、これほど長い間勤め人をやっていても、何故これほどまでに憂鬱なのか、考えると、

勿論、私自身の怠惰な性格(GWは、殆どずっと寝てました)にも起因するでしょうが、

日本人の「強迫的(脅迫ではありません)な生真面目さ」も一因ではないか、ということです。

強迫的とは読んで字の如し。「強く」「迫る」。「こうなければならない」と自分に言い聞かせる傾向のことです。


◆ウォーミングアップなしの全力疾走。

これは、私の務め先が特別なのか、一般的な傾向なのか確信がないのですけれども、

私の会社では、今は「現場」ではないので、さほどではありませんが、現場、即ち営業活動の最前線では、

月曜日の朝8時から「打ち合わせ」が始まり、今週の営業(セールス)目標を営業担当者が1人ずつ「具体的に」

即ち、Aさんでいくら、B社でこれだけの契約を取る予定だ、というような発表をします。言ったからには、

一週間後にはその実績の報告をするわけです。


それだけが打ち合わせの議題ではないのですが、月曜日の朝は、はっきり言って、皆、面倒くさくて憂鬱で

あまり、機嫌が良くないのです。

それでも、このような打ち合わせを月曜日の朝一番から「やらなければならない」と思い込むのが、

「日本人の強迫的勤勉性」だと思うのです。

こういうことをするから、月曜の朝の鉄道の人身事故が絶えないのではないかとすら思います。


ロンドン駐在員だった頃、イギリス人の行動を見ていて気がつきましたが、「月曜日の朝はかったるいものだ」

という気分を、そのまま自然に共有しているので、いきなり働き始めるというよりも「週末はどうだった」の類の

雑談から始まります。これがウォーミングアップになって、「さて、面倒くさいけれど、仕方が無いから働くか」

という雰囲気に徐々に変化します。

これに比べると日本人の社会は、いきなりウォーミングアップなしで、100メートルを全力疾走しているように見えます。


◆クールダウンするべきときに、「もう一仕事」。

これも日本特有ではないかと思うのです。

前段同様、イギリス人と比較します。

彼らは、金曜日の午後になると、既に半分週末モードです。休みはどうする?なんて話をしていて、

日本人にとっては、普通のことですが、「金曜日の夕方の会議」など、大袈裟にいうと、

イギリス人には「正気の沙汰とは思えない」のです。つまり、彼らにとっては金曜日の午後は、一週間のクールダウン時間に相当する。


これに対して、日本人は「月曜の朝から金曜日の退社まで、全力で働くことが勤勉(=美徳)」という意識があるようです。

官公庁の通達や、会社内の本部からの指示事項、通達などもまた、ほとんど「意識的に」金曜の夕方から夜に集中するのです。

こういうことをすると、その時間からどうしようもないので、何らかの課題、「宿題」を出され、なんとなくすっきりしない気分のまま

週末になります。

これもまた、月曜の朝と同じように、日本人を必要以上に憂鬱にさせる一因となっているように思います。


◆結論:会議は火曜日。金曜の午後には通達を出さない。

スポーツと同様、仕事においても、というか、肉体と同様に精神にも「ウォーミングアップ」と「クールダウン」が必要だ、

というのが、私の結論です。

月曜日は「ならし」の日ということにし、ダラダラ働けということではありませんが、

いきなり全力疾走しない。少し調子が出てきた火曜日の朝に「打ち合わせ」を行うと、だいぶ雰囲気が違うと思います。

そして、週末の午後。これもどうせ日本人は、ほうっておいても真面目に働いてしまうのですから、

そこに「これでもか」とばかり懸案事項を追加するような「通達」は、役所も会社も出さない。クールダウンに当てる。

これによって、少しは気分にゆとりが生まれ、それでも日曜の夜や月曜日の朝が憂鬱でなくなる、ということは、

少なくとも、怠惰な私の場合は、永遠にないでしょうが、今よりは若干、マシになると思います。

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