« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »

2013年9月

2013.09.28

本も、音楽も、映画も、ドラマも、好きなら繰り返し鑑賞するのです。

◆「あまちゃん」は終わりましたが、ここからが「始まり」です。

NHK朝ドラ「あまちゃん」は、少なくとも私が感じる限りにおいては、脚本、キャスティング、音楽、演出、演技など

どれをとっても、文句が付けないようがない、稀代の名作です。これほど、多くの人に好かれて「アンチ」の声が

殆ど聞こえないドラマは珍しいと思います。


今日(2013年09月28日土曜日)に、最終回の放送がおわりました。

全く寂しくないといえば、ウソになりますが、週刊誌などで、「あまちゃん・ロス」症候群が心配だという声を

意識的にあつめていて、実際そういう方が多いのかもしれませんが、

一応、物語は、完結したけれど、作品そのものは媒体に記録されて残るのですから、それほど寂しがることは無いと思います。

以前、書いたことがありますが、私は、音楽でも本でも、映画でもドラマで、本当に気に言ったら、

何回、どころではなく、何十回でも何百回でも繰り返し鑑賞します。

本は、繰り返し読むもので、年を取ってから読むとまた、新しい発見がある、ということは昔からよく言われますが、

その他の芸術・娯楽作品でも同じ事だと思います。


◆クラシック音楽など、その典型です。

テレビドラマが終わって寂しいという心理からは、いささか見当違いかもしれませんが、

クラシック音楽などは、私達が聴き始めたときには、全ての作曲家は亡くなっています。

バッハなど300年も前の人です。当然、バッハの「新作」を期待することはできませんが、

だから「悲しい」という人はいません。既に残って、演奏され、それが何千回も繰り返されています。

そして、それを聴いても飽きません。本当に優れた作品はそういうものです。


◆テレビドラマとて、同じ事だと思います。

今は、殆どの人気作品はDVDやブルーレイ・ディスクとして発売されますから、何度でも繰り返し鑑賞できるのです。

昔、私が、無我夢中になって観た、毎週日曜日、TBSで山本直純さんの企画、司会による、

「オーケストラがやってきた」というクラシック音楽入門番組がありました。私が小学校5年のころから10年続きましたが、

その当時は録画装置など、この世にありませんし、人気の無いクラシック音楽の番組ですから再放送もありません。

一度見逃したら、永久に観られません。

現在、私がクラシック音楽、特にオーケストラに関して、自分が弾いているわけでもないのに知ったかぶりする知識の

殆どは、実はこの番組で得たものです。二度と見られないから、多分物凄い集中力で、観ていたとおもいます。

しかし、それでも絶対に記憶違いがあるはずで、DVDなどに記録されているのなら、もう一度見たいのですが、

できません。


それに比べたら、「あまちゃん」に限らず、最近の人は恵まれています。気に入った、そして世間でも評判の良い番組は

すぐに、DVDとして発売されます。買わなくても全話、最近のBDレコーダーなら余裕で保存出来ることでしょう。

最終回が終わったのは、事実ですが、既にあまちゃん 完全版 DVD-BOX1は、昨日自宅にとどきました。

11月8日にはあまちゃん 完全版 DVD-BOX 2が、

来年1月10日には、あまちゃん 完全版 DVD-BOX3が発売されます。


今の人にとっては、あまりにも当たり前のことで、有り難みが分からないでしょうが、

DVDやBDやHDDや、VHSや、とにかく「家庭で番組を録画し」たり、「ドラマ全体を収録した媒体で繰り返し見」たりすることが

出来なかった時代を経ている私共の世代からみると、ものすごく恵まれた、便利な世の中です。

好きな作品を(多少、おカネはかかりますが)、何百回でも繰り返し鑑賞できることは、素晴らしいことです。

本と同様に、映画でもドラマでも繰り返し見ると、絶対になにか新しい発見があります。

既に忘れている、最初の頃のセリフがずっと後で再現されていたり、既に他の方が、だいぶ発見なさっていますが、

藥師丸さんや、それぞれに役者さんの台詞の中には、彼らがかつて何らかの映画やドラマで発した台詞をそのまま用いていたり、

ひっかけているもの、様々です。「あまちゃん」の中で「分かる奴だけ、分かればいい」というのがありますが、

宮藤官九郎さんの脚本自体が、そのように出来ています。

ですから、むしろ、感情の高ぶりに流されているいまよりも、繰り返し見ることによって、一層多くの発見が出来る可能性があります。

とにかく、一回見たら、終わりだ。オンエアが終わりだ、というところだけを意識するから、ガックリするのです。

結論として繰り返しますが、全ての分野の優れた(好きな)作品は、何十回、何百回も見るものです。

それをしらないひとがあまりにも多いように感じます。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.25

【朝ドラ】「あまちゃん」における驚くべき発見と感動。

◆本日(2013年09月25日(水))放送分「あまちゃん」は良かったですね。

ご覧になっていない方にはもうしわけありませんが、このドラマは今週いっぱいで終了ですので

最初からストーリーを説明することはできません。


最終回がどうなるか?が最大の関心事ですが、もう一つ。

薬師丸ひろ子さん演ずる、女優鈴鹿ひろ美は、若い頃主演した映画「潮騒のメモリー」のラストで流れる歌(「潮騒のメモリー」)を

歌った、と世間では信じられているけれども、実は超弩級の音痴という設定です。

若い頃は、実は「影武者」として、小泉今日子さん演ずるアイドル歌手志望の女の子、「天野春子」(ヒロインの母親)が

レコーディングを行い、生の歌番組では、音痴の本人の音声は消して、隣のスタジオで、天野春子が歌っていた

というインチキで世間を欺いていたけれども、311の後、鈴鹿ひろ美は、

自らの歌で被災地の人々を慰問したいと、勝手にリサイタルの予定を組んでしまいました。

「下手でもいいから、インチキはもう嫌だ」というのですが、何しろ並外れた音痴なので、

とんでもないことになる。周囲は何とか翻意させようとしますが、無駄でした。


そして今日、ついに、岩手県の架空の街「北三陸市」で歌ってしまう。


◆鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)が見事に歌うということは、実はとっくに暗示されていました。

私の世代は32年前、1981年公開の「セーラー服と機関銃」(原作:赤川次郎氏の角川映画)のラストで

薬師丸ひろ子さんが、来生たかお作曲、来生えつ子作詞の「セーラー服と機関銃」(作曲者自作自演の際は「夢の途中」)で

上手に歌うことをしっていますが、若い人は藥師丸さんの歌を聴いたことがないでしょうから、音痴のまま、「あまちゃん」の

最終回を迎える、というひどい脚本に宮藤官九郎氏がしないだろう、という「状況からの推測」はできましたが。

どういう演出、又は伏線があるのか見当がつきませんでした。


あくまで、ドラマでの設定では、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)は、自分の発する声の音程が正しいのかどうか分からない、

というひとですから、理屈を言えば、そういう人は絶対に上手く歌えないのですが、「あまちゃん」は音楽がテーマではありません。


本番で、鈴鹿ひろ美は「一体今までの音痴は何だったのだ?」というぐらい上手に「潮騒のメモリー」を歌唱するのですが、

そうなるヒントは既に出ていました。脚本の宮藤さんが、作詞もしたのですが、2番の冒頭は次の通り。

置いていくのね。さよならも言わずに 再び会うための約束もしないで

迂闊でしたが、今日、初めて気がつきました。1981年に薬師丸ひろ子さんが主演してエンディングで歌った「セーラー服と機関銃」の冒頭は
さよならは別れの言葉じゃなくて 再び会うまでの遠い約束

です。宮藤官九郎さんが意識的に同じ言葉を使ったのは明らか。

この点に気がつけば、セーラー服と機関銃の藥師丸さんの歌は上手いのですから、非常に婉曲に「大丈夫ですよ」という暗示を

脚本家が出していたのでした。


さきほども書きましたが、本来は、自分の声が合っているのか間違っているのか分からないほどの音痴の人が

突然上手に歌える訳はないのですが、ここで、そのような「音楽学的正当性」を主張するのは野暮というものです。

藥師丸さんが演じる、鈴鹿ひろ美さんの執念が「奇跡を起こした」というドラマ・ストーリーだった、と解釈するべきでしょう。


それにしても藥師丸さんは、このために勿論、練習したでしょうが、元来都立高校の合唱部ですから、上手いのです。

実は「セーラー服と機関銃」はいい歌ですが、音域が、ちょうど1オクターブに収まっています。

「潮騒のメモリー」の方が「セーラー服と機関銃」よりも音域が広く、特に高音を綺麗に発するのは、難しいものですが、

素晴らしかったと思います。なんだか色々な意味で感動しました。ストーリーそのもの。藥師丸さんの歌唱。

そして、なによりも脚本の宮藤官九郎さんの、全体を俯瞰する壮大な構想力、創造力。

つくづく「才能」の存在を痛感しました。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.24

「五輪テロ警戒 「共謀罪」創設、再提出を検討 政府、来年通常国会」←とんでもない法律です。

◆記事:五輪テロ警戒 「共謀罪」創設、再提出を検討 政府、来年通常国会で(産経新聞 9月24日(火)7時55分配信)

政府は23日、暴力団やマフィア、テロリスト集団による組織犯罪の未然防止に向けた「共謀罪」を創設するため、

組織犯罪処罰法の改正案を来年の通常国会に再提出する検討に入った。

国際テロ組織が重大犯罪を実行する前の計画・準備に加担した段階で共謀罪に問えるようにする。

国際犯罪を防止するための条約に日本は署名、承認していることや、2020年夏季五輪の東京開催が決定し

国際テロ対策の必要性が強まったことなどから、法整備を急ぐことにした。

共謀罪をめぐっては、平成12年の国連総会で、国際テロや麻薬・武器の密輸など国境を越えた犯罪を取り締まることを目指した

「国際組織犯罪防止条約」が採択された。

ただ日本国内には「組織的な犯罪集団が関与する重大犯罪の共謀行為を処罰する罪がない」(法務省)ため、

政府は15年、組織的犯罪に加わったときの処罰規定を新設する組織犯罪処罰法改正案を国会に提出した。

改正案は「死刑、無期、4年以上の自由を剥奪する懲役、あるいは禁錮の刑にあたる犯罪」を共謀罪適用の対象にしている。


しかし、計画段階で摘発されることについて、民主党など当時の野党が「捜査当局の運用次第では、『集まった』という理由だけで

罪のない一般人まで罪に問われ、人権侵害につながる恐れがある」などと激しく反発した。

日弁連なども反対し、改正案は廃案となった。16年と17年にも提出したが、いずれも廃案となっている。

民主党政権では改正案の提出はなかった。


◆コメント:犯罪の相談を(冗談でも)しただけで、それ自体が犯罪となります。

これは、恐ろしい法律というか無茶苦茶なのです、

記事にもありますが、本来は、国連が2000年に採択した、「越境組織犯罪防止条約」の批准の為に必要とされる立法だ、

と法務省は言い訳しています。

つまり、マフィアとか、アルカイーダとか国境を越えて縦横無尽活動する「組織的犯罪集団」による犯罪を未然に防ぐために、

怪しい奴は見張っておけるような法律(というか、罪名ですね)を作る、というのが、「大義名分」なのです。

しかし、国家権力とは、誠に恐ろしいもので、法務省案では「国際的・組織的」犯罪ではなくても、

「死刑、無期、4年以上の刑に相当する犯罪を、団体で遂行することを共謀した者」

を共謀罪の適用範囲とする、というのですが、懲役4年以上ならば、600以上に及ぶのです。

しかも、それを既遂・未遂は愚か、準備すらしていない、共謀、つまり「相談した」だけで、それ自体が犯罪と見なされるのです。

例えば、CDやDVDの違法コピーによる著作権侵害は「五年以下の懲役」ですから、

実際にコピーしなくても「しようか?」と誰かに持ちかけ相手が、その計画に乗ってきたら、その時点で共謀罪の既遂となるのです。

この法律でおかしいのは、犯罪行為の計画・計画までして、しかし、未遂に終わったことは、罰せられない行為まで、

共謀すると罰せられる例が多数生じるということです。


さらに嫌らしいのは、共謀罪は他人を貶めることに使えるのです。つまり、

誰かに、「CDコピーしようか?」と話しを持ちかけて相手が乗ってきた。これで共謀罪なんですが、

その時点で、貴方が、こんなことを共謀している奴がいますよ?と警察に密告すると貴方は罪を免れ

後から話に乗って来た人が捕まるのです。

こんなこと、いくらでも悪意を以て、人の人生をぶっ壊す為に悪用出来ます。


少し興奮気味で説明が上手くありません。すみません。

私は今までに18回、共謀罪に関する記事を書いてます。このリンクでご覧下さい。


安倍首相は、実に独裁的、専制的な嗜好、危険な思想の持ち主だと思います。

この調子でいくと、治安維持法とか、国家総動員法などと言い出すのでは無いか、心配です。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.23

「半沢直樹」の最終回に激怒する人が多いとは、本当ですかね。

◆あまりにも「上」の顔色ばかりを観る会社員が多いのは困りものですが

これは今にはじまったことではないし、銀行特有の現象でもないとおもいます。

私が会社員になってしばらくして、親切で、割となんでも話してくれる先輩が、

本当に「部下思いの上司」なんて、100人中2人か3人いればいい方だよ。

といいました。そのころは、社会人になって数年目ですから、あまり関心がなかったのですが、

30年近くサラリーマンを続けてきて、その先輩の言葉が正しかったことがわかりました。

何も、部下を貶めようという上司はいませんけれど、たとえ係長であっても人の上に立つためにはそれなりの「徳」がひつようですが、

会社の人事異動や、昇格は、そのようなことを勘案しません。その結果能力的に自分のことで、精一杯になってしまう「上司」が非常に

多いのです。「部下」を「思う」ためには、当然、自分のことは余裕でこなせるぐらいでなければなりません。

だから、あの中間管理職というのは気の毒なのですが、何十年も観ていて思うのは、あまりにも上を見すぎている。


「上を見る」とは上司やさらにその上、担当役員の顔色ばかりを気にしていて、本来自分の会社が社会で果たすべき役割は何なのか?

という、大袈裟に言えば「哲学的・倫理的考察」が全くないのです。

上ばかりを見て、アタフタと毎日を過ごしているひとは、はっきり言って滑稽ですが、そういう人がとても多いのです。


◆それにしても(劇中の)半沢直樹は、あり得ません。

17年前に死んだ父が実際に銀行員で、銀行員にしては、歯に衣着せぬ言葉をお客さんや上司に向けるので、

かなり、「有名人」だったらしいです。私は遅い子供で、父は大正14年生まれで、何しろ学徒動員で

にわか、海軍少尉になった人間です。出征前に祖父母と撮った写真があります。「凛々しい」いい顔と言えばそうなのですが、

出征するということは、死ぬ覚悟をするのですから、あまりいいものでもありません。


それはさておき、要するに戦争に行って、死ぬかも知れないという体験をした父は、元来の気の強さも作用して、

死の恐怖に比べれば、会社で少々上司に楯突いたり、我が儘なお客とケンカして問題になったとしても

それが、どうした?

という開き直りがあったことは、容易に想像できますが、それにしても組織人としての最低限の常識があります。

ヒラが、役員に大勢の前で「土下座しろ」(半沢直樹でそういうのありましたよね?)などと云うこと自体、

事情がどうであれ、言語道断(恨みは恨みを買うだけなのです)。最終回で出向は当たり前ですし、別に出向=悪いことではありません。

メディアは騒いでいますが、普通の勤め人を長く続けている人で、

あの結末に本当に「がっかり」したり「驚いた」人がいたとしたら、

私はむしろ、その事実に驚きます。今まで、勤め人を長い事やって、何を観てきたの?といいたいです。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.22

挨拶ぐらいしましょうよ。いい大人が。

◆最近、コメント欄を閉じています。

新しい記事に関しては、勝手ながらコメントを受け付けておりませんが、

過去の記事では、まだ開きっぱなしにしているものが多いのです。


ここ数日の間にも何件か、コメントを頂きまして、一つは、私がN響に子供の頃から親しんできた、という趣旨の記事に

「50年間、検証してきましたが、N響はやはり2軍です」と仰有る方。

もう一件は、数学オリンピックとか科学オリンピックで金メダルを獲った高校生を大きく取り上げないのはおかしい、という

趣旨の記事に対して、「あんなのは高校生の交流の場であって、お遊びだ」という方。


ご意見を述べられるのは結構なこと、と言いたいところですが、こういう反論に限らず、何度コメント欄に書いても

無駄なので、ここに書きますが、このブログはネット上で、私が謂わば「占有し」ている「私の空間」であります。

2ちゃんねるのような、掲示版ではありません。現実世界で、他人の家を訪ねて、何の挨拶もしない人はいないでしょうし、

道端で、いきなり初対面の人に、何の前置きも挨拶も無く話しかける人はいないと思います。

いうまでもなく、それは、非常識かつ無礼な行為です。


それはインターネット上でも同じだと思います。

コメント欄で、まともにレスを書くときには、そういうことを毎回書いておりましたが、

初めてこのブログにアクセスした方は、他の記事に対するコメントとレスなどは、いちいち読まないので、

いつまで経っても、挨拶無しのコメントが書き込まれます。腹が立つので承認しません。表示もしません。

もう、無駄なので、コメント欄を閉じることにした次第です。


◆現実世界でも挨拶が出来ない人が増えています。

人間、年齢を重ねると、エラそうに振る舞いたくなる人が多いようですが、

だからと言って、挨拶をしないで構わないという、常識を、少なくとも私は知りません。

目上が目下に挨拶しなくて良い、という習慣も、その逆もありませんが、

ここもと、社会全体を見回すと、基本的な挨拶やちょっとした一言が、咄嗟に出ない人が多いのです。

混んだ電車から降りるときには、肩で人を押しのけるのでは無くて、「すみません、降ります」といえばいいのに、

何も言わない。挨拶ではありませんが、混雑する駅では、ドア付近の人は、一旦ホームに降りるのが常識ですが、

そういうことも出来ない.。

信じられないことに新宿駅に車両が停止してもドアの前に突っ立ったまま、スマホを眺めてる人を

しばしば目にするようになりました。一層信じられないのは、こちらが「済みません、降ります」といってもまだ、空間を作らない人がいる。

日本人は段々バカになってきたのか、とにかく、昔ならば、子供の頃に既に身につけておくべき「お行儀」をしらない。

現実世界でできないから、ネットで「挨拶」するべきだ、等と主張する私のような生物が棲息することは、想像だにできないのでしょう。

しかし、いくら何でも動物ではない。人間ですから、最低限の礼儀は心得ましょう。

それが出来ない人ばかりで、いちいち注意するのが面倒くさくなりました。

今日もコメント欄は閉じたままにさせて頂きます。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.19

【音楽】仲秋の名月恒例、"Fly Me To The Moon "

◆毎年同じ時に同じことをやるのも、良いのではないか、と。

勝手にそう思っております。

最近数年、ちょっと、トシでくたびれてサボりがちなのですが、他には、

モーリス・ラベルの「ボレロ」が初演された11月22日の「ボレロ記念日」、

12月5日、モーツァルトの命日に、ほぼ毎年特集を組むことが多いのです。


仲秋の名月は旧暦から来ているので、去年ですと10月1日でしたり、日付は変わるのですが、

この日は、"Fly Me To The Moon "を載せることに決めています。


◆非常に多くの歌手などがカバーしている曲ですが、いつも同じになります。

Wikipediaかなんかで検索なさるとお分かりになりますが、を"Fly Me To The Moon"をカバーしている歌手は、

非常に多いのです。毎年違う人を、お聴かせしようか、と最初は思っていたのですが、

自分の好みもあり、結局毎年大体同じことになります。それはそれで安心感があります。


歌詞の原語(英語)と邦訳を引用させて頂きます。

本来序奏部(ヴァース)から歌うのでしょうが、そこを省略して、いきなり、

Fly me to the moon

と、歌い出す人も多いです。どちらも良いとおもいます。

Fly me to the moon 作詞:Bart Howard 訳詞:橘 結希

(注:ここからヴァース。)

Poets often use many words to say a simple thing.

簡単なことを伝えるために、詩人はいろいろな言葉を使う

It takes thought and time and rhyme to make a poem sing.

その詩を囁くために、思案して、時間をかけて、音を乗せる

With music and words I've been playing.

音楽と言葉を添えて、私はそうしよう

For you I have written a song

あなたのために私は歌を書いた

To be sure that you'll know what I'm saying,

私が何を言いたいのか、わかってくれると信じてる

I'll translate as I go along.

進むにつれて、解き明かしていくでしょう

(注:ヴァース(Verse)の終わり、です)


Fly me to the moon

私を月へ連れてって

Let me sing among those stars

星々の間で歌わせて

Let me see what spring is like

On Jupiter and Mars

木星や火星の春がどんな様子か私に見せて

In other words, hold my hand

つまりね・・・手をつないで

In other words, darling(baby) kiss me

つまりね・・・ねぇキスして

Fill my heart with song

歌が私の心を満たす

Let me sing for ever more

ずっと、もっと歌わせて

You are all I long for

あなただけが私にとって何ものにも代えられない、

All I worship and adore

あなただけが大切で尊いもの

In other words, please be true

つまり、「真実(ほんとう)にしてほしい」ってこと

In other words, I love you

言い換えると・・・「愛しています」


誠にロマンティックです。いい歌です。


◆フランク・シナトラ、アストラッド・ジルベルト、他でどうぞ。

この曲が有名になったのは、やはりこの人が歌ってから、ではないかと思います。ヴァース省略。専属ビッグバンド。


◆フランク・シナトラ Frank Sinatra “Fly Me to the Moon”





いいですね。華やかですね。


正反対。アストラッド・ジルベルト(Astrud Gilberto)。ボサノヴァです。「イパネマの娘」で有名です。


◆アストラッド・ジルベルト:"Fly Me To The Moon"





これはこれで非常に有名です。


今の日本では、宇多田ヒカルさんがヴァースから歌って、本来の部分も非常にサマになります。


◆宇多田ヒカル:"Fly Me To The Moon"





次は、この特集で、数年前に初めて知ったのですが、女性だけのビッグバンド(10名)東京ブラススタイル


◆東京ブラススタイル:Fly Me To The Moon





かなり、良い感じだと思います。とにかくビッグバンド、少なくなってしまいました。


最後は前田憲男さんのピアノで。この型、ピアノ、作曲・編曲、独学だというのですが、

だとしたら、とてつもない天才です。


◆前田憲男:"Fly Me To The Moon"





秋の夜長に、ゆっくりお楽しみ下さい。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.18

最近、何も書く気がしません。

◆世の中では、ブログを書く人は減って猫も杓子もSNSです。

TwitterとFacebook、どちらの利用者が多いのでしょう?

多分、後者は実名を顔写真を載せることになってますから、余りにも危険なので、Twitterの利用者が

爆発的に増えているのでしょう。


前にも何度か、書きましたが、ブログである程度の長さの文章を書く事と(それがこのような駄文であっても)、

それは、やはり大変なのです。ブログを更新出来ない日でもTwitterなら簡単に打てます。

Twitterで、思い付いたことを片端から140文字いないの「つぶやき」にするのでは、似ているようで、全く

頭の使い方が違います。両方経験して、Twitterが流行る理由が、よくわかりました。


考えなくて良いのです。物事を述べる順番、つまり「構成」を考えなくて済むというのは

(ブログではどうしてもこのプロセスが必要です)、大変に、楽なことです。

Twitterは、今、頭の中で考えていることを文字という媒介を通じて言語化すればいいのですから。

考えているウチにはいりません。


◆今まで、私が、繰り返し、ブログで書いたことより、有名人がTwitterでつぶやいた方が遙かによまれるのです。

市井の一般人である私と、メディアに登場するなどして広く世間に知られている人の影響度が違うのは当たり前なのですが、

これまで私はたとえば、「集団的自衛権の行使は違憲である」ことを182回、書きました。


しかし、そんなのは誰も読んでいない。


ところがちょっと「有名な」人物がTwitterで、

集団的自衛権行使など認めたら、とたんにアメリカの戦争に巻き込まれるぞ

と、つぶやくと、「そうだ、そうだ」とあっというまに何百人ものひとがリツイートします。

なんだかばかばかしくなりました(僻みとお考え頂いても結構です)。

そんなことは私は11年前いから行っていることです。毎日原稿用紙4枚から5枚分の文章をかいて、訴えてきたことは

要するに誰も知らない、読んでいない。何の影響も世の中に及ぼさない。

安倍自民党は、前政権のときから憲法の附属法である教育基本法の改正(改悪)や、憲法改正の手続きのひとつ、

国民投票法を、まだ野党が議論したいといっているのに、強行採決した政権です。


自民党改正憲法草案では、なんと、第21条、「表現の自由」に但書がついています。

秘密保全法ぐらい、当然、安倍なら言い出すことでしょう。


つまりですね・・・・。

私の見るところ、安倍は好戦的、封建的・独裁的な志向があり、かつ小泉の「改革路線」をのこしていて、

「弱者は勝手に野垂れ死んで下さい」という政権です。強者の論理にたった政権です。

ですから、そんなこと、私が昔から、散々書いてるじゃないですか。と言いたくなるわけです。

Twitterに参加する人々はしかし、こんな長文は面倒臭がって読みません。

今まで11年間繰り返し訴えてきたことばかり、今頃になって大衆がTwitterで騒いでいる。

とても虚しい気分です。

無理矢理更新するのは止めて、体調が良いときか、何か本当に訴えたいことがあるときだけ更新することに

させていただきます。悪しからず。

また、こう言う文章、コメント欄を開いていおくと絶対に嫌がらせがくるので閉じたままにさせて頂きます。
【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.14

9月16日 午前11時00分~11時54分、NHK「解説スタジアム 集団的自衛権」への投稿

◆明日(月曜日)の午前中の番組です。

今は15日(日)の午前3時半です。

土曜日の昼間は、殆ど寝ていて、夜の方が調子が良いので、いつも夜更かしになります。


それはさておき、NHKが月に一回放送する解説スタジアムという番組があります。

解説委員が議論する番組です。生放送で、番組中にメールなどで意見を募集します。

前回が8月10日の深夜で、そのときには参院選後の総合的な議論でしたが、

原発問題に関して私がメールで送った意見が番組中で読まれた、という話をこのブログでも

記事にしました。

2013.08.12 「経済や社会保障を論ずる大前提は国民が安全の居住出来る国土・・・。」←NHK「解説委員スタジアム」で読まれました。

それに味をしめて・・・というのも、正直にいうと、ありますが、

16日放送「解説スタジアム」のテーマは、
「集団的自衛権 世界の中の日本は」

です。

このブログでは、ウェブ日記時代を含め、約11年半に、私は約180回、集団的自衛権に言及していますので、

回数が多いからといって必ず死も深い、或いは的確な思考が為されているとは限りませんが、

自分の意識としては「一家言ある」のです。ですから、ご意見募集に投稿しておきました。


◆読まれるかどうかわかりませんけど。NHKの投稿欄の質問と私の記述。

NHK「解説スタジアム」に番組へのご意見、ご質問を投稿するフォームがあります。

既に私は意見を送りました。それが番組で読まれるかどうかわかりませんが、

いつもの意見のまとめにもなるので、NHKの設定した質問と共に載せておきます。

Q1  日本と密接な関係にある国が武力攻撃を受けた場合、日本が共同して防衛にあたる権利である「集団的自衛権」について、憲法解釈を見直して行使を容認することをどう考えますか?※80字以内

密接な関係にある国とは要するに米国。現在集団的自衛権行使は違憲であるのに、イラク戦争で、日本は米国の後方支援を実質的に強制された。解釈を変更すべきでは無い。



Q2 集団的自衛権の行使を容認した場合、日本の外交に与える影響をどう考えますか?※80字以内

中東の人々は在日米軍基地から飛び立った米軍機から爆撃されたことを知っていて、それを不愉快に思っている。武力行使に参加し、大切な原油輸入先を失うべきではない。



Q3 集団的自衛権の行使を容認する手続きは、憲法解釈を変更するか、憲法を改正するか、どちらで行うべきと考えますか?※80字以内

いずれも行うべきではない。集団的自衛権行使を容認する必然性がない。



Q4 世界の中で日本はどういう存在であるべきだと考えますか?※80字以内

米国の退役軍人が「地球憲法第9条」という本で、戦争放棄を世界中の国が宣言するべきだ、と憲法9条を絶賛している。日本は絶対に武力行使をしない国であり続けるべきだ。



Q5 今回のテーマをめぐって解説委員に質問したいことをお書き下さい。

日本が集団的自衛権の行使に関して解釈を変更するメリットはなにか?

あまり、一般人で普段から集団的自衛権に関して考えている人はいないようですが、

私はしつこいようですが、過去10年以上ずっと考えているので、投稿しないではいられませんでした。

読まれるときには、「東京、50代、男性です」となると思います(HNは前回、よまれませんでした)。

一つぐらい読んで貰えるといいのですがね。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.11

NHK 9月11日時論公論 「コントロールされている」のか 原発汚染水--水野倫之解説委員 文字起こし

◆「コントロールされている」のか 原発汚染水。

こんばんは。時論公論です。


福島第一原発の事故から今日で2年半になりますが、現場では汚染水の流出が止まらない非常事態がつづいており、国際的にも懸念が高まっています。

これに対して安倍総理大臣は、オリンピックの総会の場で、「状況はコントロールされている」と、説明しました。


しかし、漏洩は続いている上に、対策に技術的な裏付けがあるわけではなく、違和感を持たざるを得ません。

政府が打ち出す汚染水対策は、本当に実効性があるものなのか、今夜は汚染水問題の課題を考えます。



これは、先週公表された、1号機のタービン建屋地下の様子です。

地下トンネルと壁との接合部から、地下水が音を立てて、建屋内に流れ込んでいるのがわかります。

地震で壁にヒビが入ったとみられ、毎日400トンの地下水が流れ込んで汚染水となっています。

汚染水はタンクに保管されてきましたが、既に1,000基にものぼり設置場所も切迫しています。 

これに対する東電の対策はことごとく問題が発生しました。

建屋に入り込む前の地下水を井戸で汲み上げて、海に放出することを計画しましたが、

基準以下とはいえ、トリチウムが検出されて漁業者の理解が得られず、実現の時期は見通せていません。



また、汚染水から殆どの放射性物質を取り除くことができる装置も開発しましたが、

機器の腐食が見つかり、運転は止まったままです。そして7月に地下のトンネルの汚染水が、

地下水に混じって海に毎日300トン流出していることが判明し、追い討ちを掛けるように、

地上のタンクからも300トンの汚染水が漏れました。



こうした状況に対して国際社会は強い懸念を示しました。

韓国は、国民の不安が大きいとして、福島県など8県の水産物の輸入を全面禁止にしました。


これに対して安倍総理大臣は、IOCの総会の場で

「状況はコントロールされている。汚染水の影響は原発の港湾内で完全にブロックされている」、と説明して理解を求めました。



しかし、本当に「コントロールされている」と言えるのでしょうか?

福島県の人たちからは、「汚染水の問題は、まだ、コントロール下ではないと思う」という受けとめも聞かれます。



現場の状況ですが、タンクからの漏洩については、まだ原因が分からず、近くの井戸からは、

1リットルあたり3,200ベクレルのストロンチウムが検出され、汚染水が地下水に拡がった恐れが出ています。

また、地下からの汚染水漏れでは、これまでに港にセシウム137が20兆ベクレル、

ストロンチウム90が10兆ベクレルもれたと、見積もられています。 



東電は地下水を遮る土の壁を造りましたが、港湾内の放射能濃度は低くならず、汚染水は漏れ続けていると見られます。

ただ、港の外ではいまのところ放射能は検出限界値以下となっており、汚染拡大防止のため、

港湾内にはカーテン状の特殊な布が張られています。

しかし東電は、これで完全に遮断出来ているわけではない、と説明しています。



また、水の流れを止めるための鋼鉄製の壁も、まだ建設途中で、東電は港とその外側は、水が行き来している、としています。

こうしたことから、今後も漏れ続ければ、港の外への影響も否定できないわけで、「コントロールされている」とは言いがたいと思います。



確かに政府は、汚染水対策に総額470億円の国費を投入することを決め、関係閣僚会議を設置したり、

現地に政府の事務所を置くなど、積極的に対応する姿勢を示してはいます。 

「東電まかせ」から脱却し、ようやく政府が前面に出て来たことは評価できます。



しかし、国費投入の目玉となる、地下の土を凍らせて地下水を遮断する「凍土壁」の工事は、

1年前倒しして来年度末までに完成させる方針ですが、技術的な目途は立っているわけではありません。 

1.6㎞にも及ぶ凍土壁は、世界でも例がなく、耐久性の検証が必要です。



また、もう一つの目玉の、汚染水から放射性物質を除去する装置も、トリチウムだけは、取り除くことができず、

そのまま海に放出することはできません。しかも、いずれも完成には1年以上かかります。



一方で、今すぐやらなければならない緊急の対策への踏みこんだ対応は示されていません。 

政府はタンクの漏洩対策として、洩れやすいボルト締め型を、全て洩れにくい溶接型へ変更することは指示しましたが、

特別な支援策はありません。政府は東電への支援を技術的に難しいものに絞っているためです。


確かに、「凍土壁」に比べれば「タンク」の難易度は高くないかも知れません。

しかし溶接型の製造には時間がかかります。 暫くはボルト締め型も使わざるを得ず、

東電は見回りの作業員を60人増やしたほか、洩れないよう、シーリングするなど、今後、対策にもコストがかかります。



政府が汚染水対策の全てに責任をもって対応する形を取らなければ、漏洩は止まらないと思います。

国費の投入も含め、タンクにも、より踏みこんだ対応を検討して欲しいと思います。



また、政府の体制についても、強化はされていますが、もっと東電と一体になった体制が求められます。 

今回のタンクからの漏洩の規模について、東電は放射性物質の量を表す「ベクレル」ではなく、人体への影響を示す

「シーベルト」で発表してきました。

これについて(原子力)規制委員会の田中委員長は、「国際社会に間違った発信をしており、怒りを感じる」と延べ、

東電を指導する考えを示しました。



タンク内の放射性物質の多くが出す放射線は透過力が弱いベータ線で、少し離れれば、影響は弱まることから、

「シーベルト」では誤解を招く恐れがあり、放射能の量を表す「ベクレル」で発表すべき、というものです。

また、田中委員長は、漏洩量など、ほかにも東電の発表には曖昧な点が多い、と指摘しています。

こうした問題は東電と政府が一体となっておらず、情報発信も一元化できていないことが背景にあります。


世界で高まる不安に説明を尽くすためにも、政府は事故直後のように、汚染水問題を専門に担当する閣僚を置き、

その下に東電と関係省庁、それに規制委員会や専門家も含めた、合同の対策本部を設置して、政府が強い権限で東電を指導し、

日本政府としての統一見解を発信する体制をとらなければならないとおもいます。



このように体制を強化した上で、国費を投入していくことはやむを得ないと思います。

そうしなければ、立ちゆかないところまで来ているからです。 

しかし国費は税金ですので私企業に多額の税金を投入することに、国民の合意が得られているわけではありません。



事故後、当時の民主党政権は、東電を潰さず、東電の責任で事故処理を行う仕組みをつくりました。

国が責任を負うことを避けたかったからです。

政府は「原子力損額賠償支援機構」をつくって5兆円の資金を用意し、東電に貸付けて、事故処理をさせてきました。

しかしその後も赤字続きで、安全にコストをかける余裕がなくなりつつあり、

東電は賠償や除染、廃炉に10兆円を超える費用がかかるとして、更なる支援を求めています。



これは現在の支援の枠の二倍で、今後追加で国費の投入をせざるを得ない局面が出てくると思います。

政府は東電の支援のあり方についても改めて検討し、

国費投入に国民の理解が得られるような仕組みを作ってゆく必要があると思います。



安倍総理大臣は、汚染水問題に責任をもって対応する、と国際社会に向けて約束しました。

日本の危機管理能力が問われています。

早急に汚染水の漏洩を食い止める対策に目途をつけて、原発をコントロール下に置くことが、求められます。(了)

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.10

【音楽】ベルリン・フィルの第一コンサートマスターを四半世紀、務めた日本人がおられます。

◆安永徹さんです。

安永徹さんは、1977年、ベルリンの音楽院に留学中、師匠であり、当時のベルリン・フィルのコンサートマスターだった、

ミシェル・シュバルベ先生や、日本人として初めてベルリン・フィルの団員になったヴィオラ奏者の土屋邦雄さんにも薦められ、

1977年、ベルリン・フィル第一ヴァイオリン・テュッティ奏者(1番指揮者寄りがコンサートマスター。2列目以降)になり、

83年にまた、薦められ、ベルリン・フィル、第一コンサートマスターのオーディションに合格し、

それからが大変なんですが、1年半の試用期間の後、全オーケストラメンバーの議論と投票を経て、1985年に正式にコンサートマスターに

就任なさいました。今年は試用期間の開始から30年目になります。


その前後の様子は、音楽って何だろう―安永徹対談集での石井真木氏との対談に詳しいので、

私が書き写しました。安永さんがコンマスを辞めたのが4年前ですが、そのときに書いた記事です。

2009.02.22 安永さんベルリン・フィルと別れ コンサートマスター25年」←、せ、先週終わってたの?/安永さんがコンマスになった頃の対談。

安永さん、現役時代の映像。音楽監督を辞めた後のアバドだとおもいますが、ヨーロッパ公演で、

ベートーヴェン交響曲全曲チクルスの一つ。


◆ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」変ホ長調 作品55 第1楽章 Allegro con brio







もう一つ。これは、すごいですね。カラヤンとキーシンとの一期一会。

カラヤンが亡くなる年の前年のジルベスター・コンサート。円熟した巨匠とこれから羽ばたく若い才能の一度限りの共演。


◆チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23 第3楽章 Allegro con fuoco






感動的です。


最近のクラシック・ファンも学生さんも音楽家も、カラヤン=安永さん=ベルリン・フィルを実際に見たことがないですから

語り続けないといけません。こういう偉大な方への尊敬を忘れてはならないのです。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.08

2020年五輪東京開催に関して、反対意見を一切報じない不健全さ。

◆メディアは「祝!2020年五輪東京開催決定」一色ですが、

ネット、特にTwitter等SNSで世の人々の意見をご覧の方は、如何に、

「東京五輪歓迎ムード一色」がウソか、よくお分かりと思います。

開催地決定前から、「東京のような不確実要素の多い危険な場所に五輪を招致するべきではない」

という趣旨の意見が、数多く見られました。というかTwitterにおける、私のタイムラインでは、

五輪招致反対の意見の方の方が多かったと思います。


しかし、テレビや新聞を見ると、あたかも日本人全員が、東京で五輪が開催されることを心の底から祝っているような

報道、つまり、反対意見が存在することを知りながら、完全に無視して、あたかも存在しないように見せかけること。

これこそ、「報道の偏向」で北朝鮮や中国と、変わりません。社会として不健全です。

ジャーナリズムとして、致命的な誤りです。


◆安倍首相は悪運の強い人ですね。

日本にある54基の原発は、全て自民党長期政権時代に「絶対安全だ」といって作ったものです。

地震が起きたとき、処理の不味さを問われたのは、自民党にとっては幸い、当時の与党、民主党でした。

安倍首相が2回目の政権を取り、その間に「汚染水は完全に遮断されている」とウソを付いて、東京への五輪招致に成功しましたが、

開催されるのは2020年。そのときに何か問題が起きようとも、安倍首相は既に首相ではなく、

責任を取るのは、7年後の首相、東京都知事です。

美味しいところだけを、適当な事を言って、つまみ食いして、自分の名前は歴史に残ると思っているのでしょう。

安倍首相はご満悦です。

国の中枢にいるひとたちは、自分が如何に偉そうにできるか。歴史に名を刻むか。美味しい思いをするか、

に血道を上げていて、実は「国民など、どうでも良い」と思っていることが大変よく分かりました。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.07

「暦の上ではディセンバー」。いるだけで、周囲を明るくする人々。

◆完全に朝ドラ「あまちゃん」にハマっています。

NHKの朝ドラ、宮藤官九郎さん脚本の「あまちゃん」が、平均して20パーセント台の視聴率を取っているそうで、

岩手県でも、実際は、ごく一部でしか使われない間投詞の方言「じぇ!」がもはや殆ど「標準語化」しつつあります。

(となりまちでは「じぇ」とは言わないそうです)。


宮藤官九郎さんの脚本が、抜群に面白いという話は、情報としてはしたけれども、今回は、その殆ど天才的な才能を

心の底から痛感しました。朝から笑うことは、すこしも悪いことではない。放射能や被災地のことを忘れてはいけませんが、

楽しくて笑って行けない理由はない。朝楽しいと一日が楽しい。など、当たり前のことを教えて頂きました。


勿論、単なる、悪ふざけとか、「ウケ狙い」ドタバタならば、これほど人々の心を掴まなかったことでしょう。

宮藤さんは、とことん、笑いのツボを心得ながら、一方で人間の心の色々な面をよく御存知です。

喜怒哀楽、嫉み、絶望、コンプレックス、狡猾さが、笑いの中に、ちりばめられています。


朝ドラを見るのはこれが初めてではありませんけれども、毎日15分をこれほど短く感じたのは、私は初めてです。

早く明日を見たい。15分は短すぎる、と今回ほど感じたことは、ありません。


2013年上半期の朝ドラが、クドカン氏の脚本によるもので、「アイドル」が漠然tとして、テーマだと発表され、

宮藤氏が、テレビで視聴者に「貴方にとって『アイドル』とは何ですか?」と問いかけてきたときには、私は、

正直にいって、興味がありませねしたが、今回「あまちゃん」を見続けて、ドラマのセリフにも何度も使われますが、

歌って、踊るだけではなく、存在するだけで周囲を笑顔に、楽しい気持ちにさせる才能を持った人

が、アイドルなのだ、というのが宮藤官九郎氏がこの作品で表現したかったこと(の一つ)です。

誠にそう思います。「あまちゃん」のヒロイン、能年玲奈が演ずる「天野アキ」が劇中でそういう存在ですが、

同時に現実世界の我々にとっても、その天野アキを演ずる能年玲奈さんが、まさに「アイドル」です。


なにがアイドルを形成するのか、細かく「分析」するのは、ヤボの骨頂ですが、

私が知る限り、少なくとも二人の専門家が、表現は違っても同じ所に言及していました。

それは、「輝く、黒い瞳」です。

指摘していた一人目は、亀和田武氏です。週刊文春8月3日号101ページ、「テレビ健康診断」で、
二〇一三年、黒い瞳の奇跡の少女がいた年

と、この方としては、珍しいと思うのですが、「あまちゃん」を大絶賛し、
2013年は、能年玲奈と「あまちゃん」の年として、長く私達の記憶に残るにちがいない。(中略)

能年玲奈はこれからも個性と演技力で活躍するだろう。しかし少女の輝く季節はほんの一瞬だ。「あまちゃん」が終わると、黒い瞳の透明感あふれる猫背の少女は消える。

残酷だけど、奇跡の少女に会えたことを誰も忘れない。

と結んでおられます。失礼ですが、多分、我々素人よりも「業界」の裏を知り尽くした方がここまで感動を露わにすることは

大変珍しいのではないかと思います。


もう一人の専門家は、自らもバリバリのアイドル、SKE48の松井玲奈さんです。

これは、ラジオ番組の一部でしょうか。YouTubeに音声がアップされています。

◆SKE48松井玲奈のあまちゃんレポート。暦の上ではディセンバー!





やはり、餅は餅屋。目の付け所。一瞬で天野アキ=能年玲奈の魅力を「輝く瞳」見出しています。


私は、教養人気取りで、アイドルなどくだらん、と思っていましたが、

あれは、あれで仕事として大変でしょう。今回、朝ドラ「あまちゃん」では多くの女優が本業ではない、

「アイドル歌手」役を演じた訳ですが、一般人よりは同じ芸能界にいて事情が分かっているはずの、若い女優たちが、

「いつも、ニコニコ笑顔で歌って踊ることが、これほど大変だとは、思っていなかった」といいます。


◆クラシックの音楽家も「芸人」として「アイドル」を見習え。

クラシック音楽の深さは今でもよく分かっていますが、それを演奏する人達は、芸術家である前に、まず、

エンターテイナーであって、高いチケットを買って聴きに来てくれた客への敬意がたりません。

私は、たまたまですけど、この10年で、昔から憧れ続けてきたオーケストラ・プレイヤーに2回(楽器は違いますが)

ひどいことを言われたり、されたりしてひどく傷つきました。傷ついたどころではなく、実はちょうど1年前は、警察と弁護士の

世話になったほどです。何十年も憧れてきた「音楽家」も実は、タダの醜い心を持った人間だったということを嫌というほど思い知らされました。


ですから、どんなことをいわれても、ひたすらニコニコと笑顔を絶やさず、歌って踊る、自分の子供の年ごとのアイドルに、むしろ惹かれます。

AKBグループやももクロは既に有名ですが、朝ドラ「あまちゃん」における架空アイドルグループ「アメ横女学園」の

ミリオンヒットという設定になっている暦の上ではディセンバーは、劇中の歌でもあり、クドカン氏の作詞なので、

普通のアイドルの歌では絶対にあり得ない言葉(「暗躍」とか「鬼も笑うわ」とか「喪中なんだから」等々)が使われているし、

非常に印象的です。実際に歌っているのは、当初、明らかにされませんでしたが、ベイビーレイズであることが

発表され、一躍注目を浴び、劇中の歌だった、「暦の上ではディセンバー」のCD+DVDが11日に発売されます

(iTunes Storeで曲だけのダウンロード購入は6月下旬から始まっています)。

私はとっくに予約しました。

若い人の迸るエネルギーは、やはり気持ちの良いものです。

いい大人が、AKB総選挙を熱心に論じているのを見て、何を、とバカにしていましたが、

今は、私にもだいぶ、その気持ちが分かるようになりました。

笑わば笑え。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.05

「タンク汚染水、地下水混入か=放射性物質を検出―福島第1」←「シリアとTPPでアメリカと連携」どころではない。

◆記事1:タンク汚染水、地下水混入か=放射性物質を検出―福島第1(時事通信 9月5日(木)17時48分配信)

東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が大量に漏れた問題で、東電は5日、

タンク南側の観測用井戸で4日に採取した地下水からストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が

1リットル当たり650ベクレル検出されたと発表した。

東電は「汚染水が土壌に浸透し、地下水に混じっている可能性がある」と説明している。

東電はこれまでに、タンクから漏れた汚染水の一部が側溝から海に流出した可能性を認めているが、

地下水を通じて海に到達する恐れが出てきた。


◆記事2:シリア情勢、改善へ連携=安倍首相「大統領の努力評価」―日米首脳会談(時事通信 9月5日(木)21時13分配信)

安倍晋三首相は5日午後(日本時間同日夜)、ロシアのサンクトペテルブルクでオバマ米大統領と約1時間会談した。

両首脳はシリア情勢について、事態の改善を図るため連携していく方針を確認。国際的な強い対応が必要との認識で一致した。

首相は「国際社会の幅広いコンセンサスを得ようとする大統領の努力を評価する」と表明した。

首相は、米国の軍事介入を念頭に「大統領の考えは十分理解している。重い決意と受け止めている。

米国こそ非人道的行為を食い止める責任を有するという強い責任感に対して、心から敬意を表したい」と伝えた。

人道支援を拡大する方針も示した。

大統領は「化学兵器が使用されたことは悲劇というだけでなく、対処しなければならない国際法違反という認識だ」

と述べ、軍事介入への理解を暗に求めた。


◆コメント:安倍の馬鹿野郎。アメリカに敬意を表している場合じゃねえだろう!

問題の本質から目を逸らす安倍政権、それをそのまま論評を加えずに報ずるマスコミ、

そしてこれらを読んでも事の重大さに気がつかない世論。どれを見ても私は、腹が立って発狂しそうです。


福島第一の放射性物質が、いずれ地下水に達したら、地下水脈を伝わって広範囲に拡散する可能性は、

地震の直後から小出裕章京都大学原子炉実験所助教は指摘してきました。

地下の水脈が、日本中全部繋がっているとは思えませんが、地下水が汚染されたら、

その上の土壌で栽培された農作物が当然、放射性物質を吸い上げながら育つわけで、

そのうち、日本人は「放射性物質入り野菜」しか食べられなくなるかも知れない。

国家緊急事態です。


安倍首相はG20で、オバマ大統領とシリア問題に関して話し、

米国こそ非人道的行為を食い止める責任を有するという強い責任感に対して、心から敬意を表したい

と、伝えた、との報道です。シリアがどうなっても良いとは言いませんが、先日説明したとおり

国連憲章は、安保理決議がない、武力行使を違法行為と見なしています。

違法行為を支持してはいけないのです。

そして、化学兵器の使用は非人道的行為で、それを食い止めようとしているアメリカの責任感に、

「敬意を表する」そうですが、バカもほどほどにして頂きたい。

化学兵器が非人道的なら、アメリカが日本に原爆を落としたのは人道的なのか。

また、化学兵器が非人道的なら、アメリカはベトナム戦争で、大量の枯れ葉剤を散布しました。

名目はマラリア予防とかなんとかいいますが、実はベトコンが隠れ蓑とする草むらを無くして、

攻撃しやすくするためでした。この枯れ葉剤が原因で、ベトナムでは奇形児が大量に生まれました。

また、枯れ葉剤散布に従事した元米兵自身の健康にも害をもたらし、米国内で大問題になりました。


シリアであろうがどこであろうが、化学兵器に限らず武器は「非人道的」に決まっているし、

アメリカは他国を非難する資格はない。それに敬意を表する安倍首相はバカです。

明日以降、これを批判しなかったら、メディアも同じぐらいバカだし、そのニュースを聞いたり読んだりして

何も感じないとしたら、世論(国民)もバかです。問題外です。

安倍首相は、サンクトペテルブルクでガイジンと握手してはしゃいでいる場合では無く、

国家緊急事態である、汚染水の地下水汚染に対処することに全力を傾注するべきです。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.04

人間の身体なんて、わからないことだらけのようですね。

◆会社の定期健診で、空腹時血糖値が基準値を超えましたが・・・。

昨年よりも体重を意識して減らして、他の数値は全て正常範囲内なのに、空腹時血糖値(基準値70-109)が

116mg/dlと出たのですね。そのため、グリコヘモグロビン(HbA1c)を測ったのです。

血糖値は正常な人でも食事の直後は130を超えたり、変動が激しいが、HbA1cは飲食にかかわらず、血中濃度が安定しているので、

これを知ることにより、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を知ることができます。

これは、比較的最近、基準値が変わったらしく、以前は4.3~5.8%とありますが、今は4.6~6.2と健診結果表に書いてありまして

いずれにせよ、私は5.5%でした。

しかし、近所の開業医に見せたら、念のためもう一回空腹時を測りましょうというので、先月下旬、

8月23日、これは私の夏休み最初の日でしたが、もう一度はかりました。

寝不足だと、血糖値が高く出てしまうことがあるというので、前日は珍しく早寝しました。


今週の月余日に結果を聞きにいったら、空腹時血糖値は92mg/dlと、まるっきり正常範囲内。

さらに、採血次いでに念のため、インスリンがちゃんと出てるか調べるためにCペプチドという物質の濃度を調べました。

血中のブドウ糖の濃度を調整するホルモンがインスリンで、これが生まれつき十分に作られなかったり、或いは、

後天的に不具合で、十分でなくなると、糖尿病になります。

インスリンの濃度を直接測ることもできるけれど、結構、濃度が乱高下するそうです。

そこで、インスリンが生成される前の物質(前駆体)であるプロインスリンの構成成分

のひとつ、Cペプチド(この方が値が一定しているそうです)の量を調べると、インスリンが十分に膵臓から出ているか、

分かる。というので、この正常範囲が、0.6~1.8ng/ml(ng=ナノグラム=10億分の1グラム)で、出来たら1.0以上が良いそうで、

私は、1.2ng/mlでしたので、結論として問題なし。無罪放免となりました。

会社の定期健診時に、空腹時血糖値が、116と高く出た原因の本当のところは誰にも分からず、

とにかく、再検査の結果大丈夫ということだけわかりました。


◆18時間だけ続いた血尿。

もう一つ。

20年前の7月のある日、午後3時頃、トイレに行ったら、ギョッとするほどの血尿が出たことがあります。

尿に赤い血が混じっているなんてものではなく、会社の診療センターに行って検尿コップに採尿したら、

ナースが思わず悲鳴を上げる(「ワーッ!真っ赤ですね!」と。)ほどの、赤ワインというかトマトジュースというか

それぐらいのものすごい色でした。

痛みがあれば、尿管結石などの疑いが極めて高いから、むしろ安心なのですが、

私は、痛くも痒くもない、というと、最悪膀胱癌が疑われます。ドクター、ナース全員無言になりました。


今思い出しても、腹が立つのですが、採った尿の色が真っ赤だからと言って悲鳴を挙げたナースにせよ。

「痛みがない」を聴いた後の沈黙も医療従事者としては、本当はダメだと思います。

患者の恐怖はたまったものではありません。物凄く不安になりました。



兎にも角にも翌朝、提携している大学病院の泌尿器科にいって、

ここで、もう一度採尿したのですが、不思議なことに普通の尿にもどっています。

精密の分析すると、ごく僅かに血液が混じっているが、騒ぐほどではない、といいます。

それでも、一応あらゆる可能性を考えるといい、尿道口から膀胱鏡をいれて、膀胱の表面にガンがないか

みたり、これでもかと、何日かに分けて、あらゆる検査をしたのですが、結局、原因はわかりませんでした。

大学病院の泌尿器科のドクターは仕方が無いから「突発性腎出血」という診断名を書いていましたが、

本当に腎臓から出血したのかわかりません。

それからもう20年以上経ちますが、全くその時だけ。18時間だけ、恐ろしいほどの血尿が出たのです。

何故、あのとき突然血尿になったのか、専門家ですら、全く分かりません。


ですから、一回の検査結果で何らかの異常値がでたり、或いは私の血尿のように、一見絶望的に恐怖心を覚える、

「赤ワインのような血尿」が18時間だけ出ても、それっきり何ともないという例もあります。


明らかに何か自分でも具合が悪いのに無理をするのは良くないことでしょうが、

一方で、健康診断でたまたま、異常値がでたり、私の血尿のケースのように、

一見、最悪の状況を想像してしまうような症状が出ても、それきり何ともない

という場合も有ります。要するに人の身体は、分からないことが、今だに非常に多いのだろうと思います

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.03

【音楽】9月1日は「奇跡のホルン」、デニスブレインの命日でした。

◆毎年、書いていますが、名曲の名演は何百回聴いても飽きないのがクラシックでしょ?

毎年、9月1日前後に同じようにデニス・ブレインを特集します。


デニス・ブレインは、若くして亡くなった英国のホルン奏者です。Wikipedia「デニス・ブレイン」には、

死後の今に至るも世界中で最も卓越したホルン奏者のひとりとして知られる。

と、ありますが、全面的に同意いたします。

以前から、読んで下さっている方は、「またか」と思われるかもしれませんが、名曲の名演は何百回聴いても色褪せない。

クラシック音楽の驚嘆すべき力、だと思います。

今まで、クラシックや、ホルン、ましてや、デニス・ブレインなんて、聴いたことがない、若い方の人生が、

これで変わるかもしれません。とにかく演奏を聴いて下さい。

今でも、元ベルリン・フィルのバボラークとか、確かにものすごく上手いけど、デニス・ブレインの

音のコントロールは、次元が違います。


まず、あまりにも有名なモーツァルトホルン協奏曲全曲より。


◆モーツァルト::ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495 第1楽章:アレグロ・モデラート






ホルンは、管が大変長く、その割にはマウスピースの口径が小さく、それだけ音がひっくり返り易いのですが、全く間違えそうな気配すら、

微塵も感じられない。同じ言葉を繰り返しますが、このコントロール力は空前絶後だと思うのです。


もう一曲。もっと難しい、リヒャルト・シュトラウス(オヤジさんがホルン吹きだったんです)は2曲のホルン協奏曲を残してます。

一番は18歳の時の作品ですが、大変ホルンの特性が良く生かされた曲だと思います。


これは、私の尊敬する、ウォルフガング・サヴァリッシュ先生の伴奏です。R.シュトラウス/ホルン協奏曲集。


この曲は3つの楽章から構成されていますが、演奏するときには、連続して(楽章の間で休まないで)演奏します。

CDでは3つのトラックに分かれているので、繋げました。


◆R.シュトラウス: ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11





冒頭、アルペン・ホルンをイメージするようなソロから、圧倒的な技量と音楽性。文句の付けようがありません。

完璧な演奏などない、といいますが、これは「完璧な演奏」としか形容出来ないと思います。

デニス・ブレインの演奏は、永遠に語り継がれることでしょう。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.09.01

物事の軽重を考えろ。外交も経済も憲法も、国民が住める国土が存続することが大前提だ。

◆此許(ここもと)、歯がゆくてなりません。

アメリカがシリアは化学兵器を保有している確証を得ているといって、武力攻撃を正当化しようとしてますが、

それが愚の骨頂であることは、前回書きました。イラク戦争と全く同じです。

2013.08.30「シリア化学兵器で新証拠公表へ=米」←たとえ、それが本当でも米国が勝手に武力行使をすることは違法です。



安倍政権が、憲法解釈を変えて、集団的自衛権の行使を合憲にしようとしています。

私は、今までに181回、それはまかりならぬと書きました。
私の日記を「集団的自衛権」で検索した結果です。

無名な市井の一市民の悲しさ。私が10年前から言ってる(アメリカの武力行使とか、集団的自衛権)とか、

全然見向きもされなかったのに、

今頃になって、特に「有名人」が得意気にあたかも、自説・新説のようにTweetするとそちらのほうが読まれる。

何だかバカバカしくなります。

そして、福島第一原発事故。消費税も物価も外交も憲法も、それらを議論する上での大前提は安全な国土の存続です。

それも前から言ってます。
2013.08.12「経済や社会保障を論ずる大前提は国民が安全の居住出来る国土・・・。」←NHK「解説委員スタジアム」で読まれました。

今頃になって、Twitterなんかでチマチマ発言しても仕方が無い。


◆大騒ぎして、全世界を(福一処理に)巻き込め。

こうなったら、日本は国家非常事態を宣言して世界を巻き込むべきです。

今の状態が続いたら、日本は、猛烈な放射能汚染で人間が住める国土を失う。

猛烈な被曝環境だが、なんとかしないと、世界に汚染が拡がる、世界のあらゆる叡智の提案を求める、と

日本政府は、世界に向かって大声で叫ぶべきです。

このままでは、人類が無毒化する技術を持たない、放射能が世界中に広まる。

申し訳ないが、シリアも財政の健全化も憲法改正も、デフレもへったくれもない。

福島第一原発事故の処理以外の課題は全て後回しにする。

と喚き、世界を真っ青にすること。とりあえずは、そこから始まります。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

« 2013年8月 | トップページ | 2013年10月 »