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2014年7月

2014.07.28

【音楽】7月28日は、バッハとヴィヴァルディの命日です。

◆殆ど同じ時期を生きた二人でございます。

J.S.バッハが1685年-1750年。ヴィヴァルディが1678年-1741年ですから、ちょっとだけヴィヴァルディが生まれるのも

亡くなるのも早くて、しかし、まあ、ほぼ一緒ですよね。


なんとなく音楽史上、バッハは「音楽の父」とか何とか言われて、ヴィヴァルディは「四季」ばっかりイムジチが弾くから

損した感じがします。「あー、あの『四季』の人ね」とか「同じ協奏曲を600回書いた人」ね。とか。


しかし、過去何度も7月28日(あるいはその前後)で取り上げて、書いたように、バッハはヴェネツィア風の

作曲技法を積極的に勉強しようとした気配が濃厚でありまして、

ヴィヴァルディの曲をそのまま自分の曲の一部に用いたり、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲を

チェンバロ協奏曲または独奏曲にしてます。全く興味がなかったら、そんなことをしないか、しても一度で終わると思います。

探せば色々あるでしょうが、私の大好きなのを紹介したいので、毎年同じ記事になります。


◆ヴァイヴァルディのヴァイオリン協奏曲、RV 230をバッハがチェンバロ独奏曲にし、さらに金管アンサンブルで演奏されてます。

まず、ヴィヴァルディの原曲です。

Vivaldi - Concerto in D-Major, "L'estro Armonico", Op. 3 No. 9, RV 230







それをバッハがチェンバロ独奏曲に編曲してあたかもバッハの曲のように作品番号BWV 972になってます。

これはピアノで弾いてます。


(BWV 972) Vivaldi/Bach: Concerto in D major (complete)






それを、ジャーマンブラスが金管アンサンブルで演奏してます。編曲したのは一番右端で、

トランペットを吹いている、マティアス・ヘフスという人です。


Bach BWV 972 after Vivaldi Violin Concerto RV 230






これをアップしたのは私ですが、日本の方よりも世界中からコメントを寄せられてます。

有難いのですが、何語かすら分からない場合がありまして、ちょっと困る場合もあります。

いずれにせよ。欧米語同士なら機械翻訳で英語には訳せるので、英語にしてます。

それはさておき、一番最後が、原曲はヴァイオリン協奏曲であるにも関わらず一番、華やかで音楽として

出来が良いと思います。これは、『バッハ・フォー・ブラス』 ジャーマン・ブラスの映像です。

演奏場所は、バッハの勤め先だったし、今はお墓がある、ライプツィッヒの聖トーマス教会です。

まさにバッハづくしの場所ですが、音楽は、今風にいうならまさに「バッハとヴィヴァルディの見事なコラボ」です。

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2014.07.27

【書評】憲法主義:条文には書かれていない本質--本当は皆これぐらい知っていないといけない。

◆「憲法主義:条文には書かれていない本質」(南野森 九州大学法学部准教授 内山奈月 AKB48)

出版社による内容紹介。「憲法主義:条文には書かれていない本質」

日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生(当時)アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!

とはいえ、「人権論」から「統治機構論」へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。

さらには、今夏、国内外で注視されている「集団的自衛権」の問題についても、ガチンコで議論を戦わせている大注目の1冊です。

「基本を理解し、守り、発展させることの重要性を学びました」(内山)

目次

第1講「憲法とは何か?」――憲法は他の法律と比べて何が違うのか

第2講「人権と立憲主義」――アイドルの「恋愛禁止」は憲法違反か

第3講「国民主権と選挙」――質の高い代表を選出するための工夫

第4講「内閣と違憲審査制」――国会・内閣・裁判所の民主的正統性について

第5講「憲法の変化と未来」――憲法が変化する場合とその手続きについて


◆憲法について論じるならば、これぐらいの基礎知識を前提条件にすべきです。

南野森(みなみのしげる)九大法学部准教授は当然、憲法学者です。

内山奈月という子は、紛れもない。あの秋葉原のAKB48で歌ったり踊ったりしている「アイドル」なのですが、

多分附属の慶応三田からでしょうけど、慶應義塾大学経済学部の学生なのですね。

この本を作るために南野教授の集中講義を今年の2月、二日間に亘って受けたそうですが、

どうしてそういうことになったか、というと元来、憲法全文を暗唱出来るそうです。

法律の条文を丸暗記していることと、法律の理解とは別問題ですが、法学部の学生でも法曹のプロでも

国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である、国会のメンバー、すなわち国会議員のセンセーがたも

多少は見習ってほしい。


この内山さんという人が、この本を作るために南野教授の講義を受けているPVがYouTubeで「憲法主義」と

検索すると、すぐに見つかりますが、単なる丸暗記少女ではなく、確かに知能が高く非常に理解力があります。

「法律とはなにか」即座にこたえられますか?

「ねじれ国会とはどういう状況なのか」(南野准教授)の質問に、これは私も驚きましたが、

内山奈月さんは、

参議院と衆議院で第一党が違うから、いつも議決が異なった議決になっちゃって、参議院で否決されても衆議院に戻って、

衆議院の優越で全てが可決されてしまう・・・・。

と、読めば簡単でしょうが、私の経験では、相当頭の良いつもりの大人でもこういうことは』簡単に説明できない。

そこまでかなり冷静だった、南野准教授が思わず、
すげえ!

と感嘆の声を上げています。

私もいくらなんでもAKBのアイドルでそこまで熟知している子がいるとは想像しませんでした。

しかし、そういうDVDがついているわけではありません。あくまでも本ですが、法的なものの考え方(リーガル・マインドといいます)や、

フランス革命にはじまる「人権」思想。憲法が国家権力に対する規制、リミットである、ということ。

法律が有効なのは、憲法に違反していない限り、という条件付きであることなど、ごく基本的なモノの考え方が良く分かります。


こういう本を褒めると、「生徒がアイドルである必要があるのか?」とケチを付けたがる人がいるでしょうが、一般人だったら、

誰がこんなつまらなそうな本を読みますか?興味のとっかかりとしてアイドルを使ったのは正しく、しかも並外れて、

普通の学生や大人よりも出来のいい娘が、AKB48にいる、というのは、実は私も不思議なのです。

これほど頭脳明晰な娘が、「アイドル」になりたがるというのが。しかし、それこそ憲法で保障された、職業選択の自由でしょう。

とにかくこれぐらいを知った上で、憲法を論じて頂きたい。


因みに今、大問題の「集団的自衛権」に関して南野准教授は
集団的自衛権行使容認に何が何でも絶対反対というわけではないが、少なくともそれをするならば憲法改正によるべきで

閣議決定で可能(解釈改憲)と解釈するべきではない。

という、趣旨を述べています。

私は個人的には、常連さんは御存知の通り、集団的自衛権絶対反対なので、南野准教授にもその旨明言して頂きたかったけれども、

解釈改憲で扱う問題としては重大すぎるという南野さんの意見は正しいと思います。

閣議決定といいますが、国務大臣内閣総理大臣が任命するのであり、自分と意見の違う大臣は罷免出来るのです。

つまり、閣議決定で解釈改憲ということは、実質安倍首相一人がこうと決めたら何でも決まってしまうのですから

立憲政治とはいえません。


「憲法主義:条文には書かれていない本質」

一番最初にレビューを書いた「N響マニア」が私です。とTwitterでつぶやいたのが失敗だったのか、

世の中には嫌な奴がいて、「参考になった」率が多いレビューを見つけては、わざと「参考にならなかった」に

投票する奴がいるんですね。

最初に書くってのは大変なのですが、
41 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

で、11人は参考にならなかったそうです。好き嫌いと参考になる、ならないを区別しない人がいてこまります。

是非(本当に参考にならないなら仕方ないけど)、「参考になった」に投票してください。賛成か反対かじゃないすよ?

本の概要を知る上で参考になったかならないか、なんですから、普通参考になる、と思います。

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2014.07.20

「科学五輪、日本の高校生がメダルラッシュ」←数学、生物学、情報、物理が終わりました。

◆記事1:数学と生物学で金5個=国際五輪で日本代表高校生(時事通信 2014/07/13-03:08)

文部科学省は12日、南アフリカで開かれた国際数学オリンピックとインドネシアで開かれた

国際生物学オリンピックの日本代表高校生らの成績を発表した。

数学の6人は金4、銀1、銅1のメダルを獲得。

生物学の4人は金1、銀3のメダルを得た。

メダルは成績上位者の一定割合ごとに配分され、数学の金は参加者560人の上位12分の1、

生物学の金は同239人の上位1割の者に授与された。

日本代表の成績は次の通り。

【数学】

金=早稲田高(東京)3年上苙隆宏さん(17)、筑波大付属駒場高(東京)3年隈部壮さん(17)、洛星高(京都)3年早川知志さん(18)、東海高(愛知)3年山本悠時さん(17)

▽銀=筑波大付属駒場高3年大場亮俊さん(18)

▽銅=開成高(東京)1年井上卓哉さん(16)



【生物学】

金=静岡県立浜松北高3年那須田桂さん(17)

▽銀=筑波大付属駒場高3年石田秀さん(17)、同2年今野直輝さん(16)、広島学院高3年蔵田展洋さん(18)。


◆記事2:開成中3年が金メダル=国際情報五輪、銀2銅1も(時事通信 2014/07/19-23:09)

文部科学省は19日、台湾で開かれた国際情報オリンピックに日本代表4人が参加し、

開成中学校(東京)3年の高谷悠太さん(15)が金メダルを獲得したと発表した。

開成高校1年伊佐碩恭さん(16)と灘高校(兵庫)3年小倉拳さん(18)が銀、

大阪府立茨木高校3年佐藤竜馬さん(17)が銅を獲得した。


◆記事3:物理五輪で4人が銀、1人が銅 日本代表の高校生(共同通信 2014/07/20 20:00)

文部科学省は20日、カザフスタンで開かれた国際物理オリンピックで、

日本の高校生4人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得したと発表した。

銀メダルは、大阪星光学院高3年の親川晃一さん(18)、開成高(東京)3年の杉浦康仁さん(17)、県立岐阜北高3年の林達也さん(17)、県立宮崎西高3年の丸山義輝さん(17)。

銅メダルは、灘高(兵庫)2年の浜田一樹さん(16)。

参加した5人全員がメダルを獲得した。

国際物理オリンピックは1967年にポーランドで第1回大会が開かれ、今回は45回目。


◆コメント:毎年同じ事をいいますが、「良いことを小さく取り上げる」のはよくありません。

大変、おこがましいのですが、時事問題全般を扱っている一般人で、毎年、世界の高校生が参加する

国際科学五輪をブログで取り上げるのは、日本で私ぐらいではないか、と思います。


採点方法などを読みますと、スポーツの五輪のメダルとは授与基準が違いますが、日本人の高校生(中学生もいます)

は毎年、数学、生物学、情報、物理、化学、地理学、地学の科学五輪で、必ずメダルを獲得しますが、

殆どの日本人は知りません。紙の新聞ですと、社会面のベタ記事なのです。


これも毎年、書きます。世の中悪いことばかりが起きているように思えますが、

それは、ひとつには、

悪いニュースばかりを小さく取り上げ、良い(めでたい)ニュースを小さく取り上げるから、

だろうとおもいます。レッテル貼りの一種です。印象の問題です。探せば良いニュースも沢山あるはずです。

国際科学五輪は毎年、7月から9月にかけて開催され、教科ごとに開催地も日程も異なります。

今年の開催地とスケジュールは、
数学 南アフリカ 7月3日~13日

生物学 インドネシア 7月6日~13日

情報 台湾 7月13日~20日

物理学  カザフスタン 7月13日~21日

化学  ベトナム 7月20日~29日

地理  ポーラン 8月12日~18日

地学  スペイン 9月22日~28日

という次第。



物理学までで一区切りで、化学がおわるのが29日ですので、

一旦弊日記でも取り上げます。

スポーツの五輪より人々の関心が無いことなど分かりきっていますが、

大衆は安易にながれるのだから、本来ジャーナリズムは、それに迎合してはダメなのであって、

特に昨今、日本の学生の基礎学力が下がっているというなか、

毎年、大体同じ、優秀な子供が行く学校の生徒ではありますが、

兎にも角にも、絶対にメダルを獲る子がいると、それ以前に毎年参加するこどもがいる、

ということをベタ記事でしかとりあげないのは、間違っていると思います。

しかし、メディアが小さくしかとりあげないのは、我々にも責任があるのであって、

最近の子供はバカでこまる、とかいいながら「勉強五輪」でメダルを獲った子供を世の中が賞賛しようという

文化が醸成されていない。つまりおとなの無教育・無教養にも問題があるということでしょう。

とにもかくにも、メダルを獲得した学生諸君。

おめでとうございます。

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2014.07.17

【解釈改憲】武力行使の為の「新・3要件」のデタラメ。

◆資料:閣議決定された集団的自衛権行使に伴う武力行使に必要な「新・3要件」

7月1日の記者会見で安倍首相が用いたパネルに書かれていた「新・3要件」

(1)日本、または密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある

(2)国の存立を全うし国民を守るために他に手段がない

(3)必要最小限度の実力行使

(安倍首相発言)
今回の閣議決定は、現実に起こり得る事態において、国民の命と平和な暮らしを守ることを目的としたものであります。武力行使が許されるのは、自衛のための必要最小限度でなければならない。このような従来の憲法解釈の基本的考え方は、何ら変わるところはありません。したがって、憲法の規範性を何ら変更するものではなく、新三要件は憲法上の明確な歯止めとなっています。


◆コメント:あまりにも腹が立ち、今まで書きませんでしたが・・・。

これまで、散々集団的自衛権行使容認反対と書いてきた以上、書きます。

そもそも、憲法の解釈を変えることによって、今まで禁止されていた武力行使が可能になる、

ということ自体が危険すぎます。

私は、集団的自衛権の行使容認は、気が狂わない限り反対ですが、

百歩譲って、仮に集団的自衛権行使を可能にするとしても、それは、何十年も前から内閣法制局長官が明言し、

歴代内閣が同意していたように、集団的自衛権の行使を可能にするためには、憲法を変えるべきです。

解釈改憲というのは、閣議決定ですから大変簡単です。閣議決定というと行政府である内閣全員の同意がある

ということになりますが、それは「見せかけ」です。何故なら、

行政権は内閣に属し(憲法65条)、内閣は、内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する(憲法66条)のです。

そして、国務大臣を任命するのは、内閣総理大臣なのです。

日本国憲法第68条には、こう書いてある。

第六十八条  内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。

2  内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

ですから、先日は妥協してしまいましたが、仮に公明党が反対し続けていたとしても、

そんなことは、首相にとっては痛くも痒くもありません。

集団的自衛権行使容認に反対する閣僚を罷免し、賛成する奴にかえれば良いからです。

つまり、解釈によって憲法を実質的に変えてしまうということは、内閣総理大臣1人の判断で、

可能な訳です。日本が戦争に加わるかも知れないというような、それこそ国家の存亡に関わる問題を

このような安易な方法で、決めるべきではありません。あまりにも無責任・独裁的です。


◆武力行使の新・3要件は、実質的に無意味です。

何故なら、どうにでも解釈できるからです。もう一度掲げますが、

(1)日本、または密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある

(2)国の存立を全うし国民を守るために他に手段がない

(3)必要最小限度の実力行使

こういう制限があるから、
「政府の憲法解釈の基本的な考え方は、何ら変わるところはありません。」

と安倍首相は、訴えていましたが、こういうのを「ペテン」というのです。

憲法解釈を何ら変えないなら、何も閣議決定する必要はないのです。

集団的自衛権に伴う、武力行使の新・3要件。どうにでも拡大解釈が可能です。
日本、または密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある。

アメリカが、また勝手に戦争を始めて、日本に「手伝え」と言ってきた、と。

このアメリカの要求を突っぱねたら「日米関係に亀裂が生じて、日本国の安全保障に問題が発生して、国民の権利が

根底から覆される可能性がある」のだ!、と言えば、良いだけです。
国の存立を全うし国民を守るために他に手段がない

他に手段があっても、「他に手段がないのだ!」と言えば良いだけです。

どんなに派手に武力行使をしても、それが、
必要最小限度の実力行使

なのだ!といえば、いい。どうにでも言い訳出来る。こんなのは制約にはならない。

安倍首相のやりたいほうだいになってしまいます。

これから関連法案を整備していく段階で、これでもかと詰め寄って、

安倍内閣総辞職に持ち込まないと、それこそ、国家存亡の危機ではないか、と思います。

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2014.07.15

最近、日記を更新しない理由。

◆要するに、「呆れてものが言えない」「愛想が尽きた」のです。

安倍晋三は、首相になる前から、自分は改憲論者である。と自らのホームページで公言してましたし、

少し注意して彼の言動を観察していれば、それを察知することは十分できました。

改憲論者。日本を戦争が出来る国にしようという人間なのですから、当然、集団的自衛権の行使容認を言い出すのです。

また、彼は、311の後だというのに、衆院選前にも参院選前にも「安全と認められた原発(?!)は再稼働する」といい、

原発を使い続ける意思を明らかにしていました。


その安倍晋三が総裁となった自民党を有権者は2012年の衆議院選挙、2013年の参議院選挙で大勝させたのです。

議会制民主主義かつ代議制民主主義(間接民主主義)の論理からして、多数党の政策は主権者の意思を反映しているのです。

それにたいして、今頃になって、国会前でのデモを行っても、

Tweetなどインターネット上で、「集団的自衛権の行使容認反対」「原発反対」と言葉で書いても、

じゃ、どうして、自民党を勝たせたのか?といいたいのです。

意味がありません。遅すぎます。

当面、国政選挙はないんですよ?クーデターでも起きない限り安倍政権が続くのです。

政権交替はないのですから、今のまま、安倍は突っ走るに決まってます。

彼にすれば突然思想を変える理由がない。

しつこくて申しわけありませんが、

何故、選挙のときに、「憲法改正(集団的自衛権行使容認)反対」「原発存続反対」と言わなかったのですか。

と、特に憲法、集団的自衛権に関しては、2003年から今までに200回以上も説明してきた私は、

もう全身から力が抜けていくような気持ちになります。さすがに書き続ける気力が失せます。

そういう次第です。

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2014.07.12

ゲリラ雷雨被害その後。とにかく危険です。

◆先月、三鷹・調布に「ひょうが積もった」翌日のことです。

このところブログの更新をサボりましたが、一番大きな理由は単純です。

エアコンが壊れまして、暑すぎて、ブログどころでは無かったのです。

6月24日(火)東京の三鷹市と調布市でひょうが降り、降るだけなならまだしも、

それが低地に溜まり、翌日まで融けない、ということがありました。その件も含めて、

2014.06.25 「大気不安定 関東甲信中心に猛烈な雨」←本当に異常な気象です。要注意。

この時に、拙宅の至近距離、高台でもなく、高い建物構築物もない、単なる住宅地の電柱に落雷があった、

という話を書きました。その中で、
幸い、電器製品その他は、無事でしたが

と、書きましたが、その後「無事ではなかった」ことが分かりました。至近距離に落雷し、

地面を伝わってきた電流が、通常は電器製品の帯電を防ぐ為のアースが逆に禍して、

アースから、エアコン室外機の一台に電流が入ったのでした。

幸い、エアコン全てではなく、3系統のウチの1系統を制御する室外機がこわれたのでした。

これは、やや特殊で1つの室外機で息子、私、家内の個室の室内機3台を動かしている、

「マルチ・エアコン」というシステムです。

最初はメーカーのサービスセンターの技術の人がきてくれましたが、

それが、落雷の週の土曜日。6月28日。


室外機の部品の多くが落雷で壊れている。落雷の被害というのはどこまで達しているのかわからないので、

明らかに、見て、壊れている部品を取り寄せて交換しても、他が壊れている、というケースがよくある。

多分、室外機も室内機も丸ごと全部新しいのにした方がいい。その場合、家電量販店は、マルチエアコンには

対応していないので、東京ならば、エアコン・パークという会社が個人のマルチ・エアコンも販売して取り付けているので

連絡するといい。とアドヴァイスをしてくれました。自分のメーカーの製品を敢えて薦めないのですから、

これは本当であろうとおもって、その日(6月28日)にエアコンパークに電話したら、

まず、様子をみて見積もりに来てくれるのが、こういう時期だから、同様の依頼がたてこんでいて、

最も早くて、7月1日(火)。でその日に来てくれました。やはりこれは全部取り換えた方が、

確実だし、時間も短くて済むし、これは何とも言えないが費用も安くなるかもしれない、

というので、なるべく早く作業して欲しい、と、その場で発注したのです。


当然予想される状況ですが、なにしろこの時期ですし、こういう天候ですから、忙しい。

もしかすると、7月1日(火)から、2週間後になるかも知れないといわれたのですが、結果的には、

7月9日(水)つまり今週の水曜日に作業が終わりました。しかし、その間、落雷(6月25日(水))から2週間、

エアコンが、このPCがある自室で全く使えない。扇風機でなんとか凌ぎましたが、とにかく蒸し暑くて参りました。


◆新しいのに取り換えた直後から猛暑日だったので、それはツイているのです。

今の居所に半世紀以上住んでおりますが(結婚後しばらくは、他所に行きましたが)、

このような住宅地に落雷があり、それで電化製品が壊れるなど、全く予想だにしていなかったので、

そんなことが起きるのはツイていないのですが、新しいエアコンを設置した直後に台風8号が通過して、

東京は、11日(金)、12日(土)、最高気温が30度を超える真夏日となり、湿度も高いので、

このときに、まだエアコンが壊れていたら、やや大袈裟に言うと、生命の問題だったかもしれませんが、

その直前に新しい機械の設置が済んでいたということは、思いがけない出費は痛いのですが、

全体としてはツイていた、と考えるしかない。しかし、そんなことは私事です。

強調したいのは、先日申し上げたように、昨今のカミナリは本当に危険だ、ということです。


◆カミナリが好きで「鑑賞する」趣味の方、危険です。今までのカミナリと違います。

6月25日の記事にも書いたのですが、注意を喚起するために繰り返します。

昨今のカミナリは、過去の経験の延長上で考えると危険です。

上述したとおり、私が住んでいる住宅街で、私が生まれてこのかた50余年落ちたことがない

住宅街の電柱にいきなり雷が落ちたのです。たまたま、モノに落ちましたが、

そのそばを、人が歩いていたら、感電死した可能性が非常に高かったとおもいます。


「タカがカミナリ」ではありません。


また、落ちるタイミングが、「従来のカミナリ」と異なります。

今までならば、カミナリが次第に近づいてきて、「近いな」という、十分な予知可能性の後に

落雷がありましたが、今回、至近距離への落雷は、上空で少しカミナリがゴロゴロとなっているな、

と思っていたところに、いきなり
ドッカーン!

と来たのです。至近距離への落雷はかつても経験がありますが、これほどの

エネルギーがあったか。建物全体が反動で数センチ、ジャンプしたような感覚、と、

特にカミナリが嫌いでも怖くもない、家内が証言したので、本当だと思います。


私は子供の頃から、恥ずかしながら今に至るまで、カミナリが「怖い」人間です。

どうもあの音が至近距離で鳴ると、身がすくみます。

しかし、世の中には積極的にカミナリ好きという方がいて、こういう人は「派手な」カミナリほど

喜び、わざわざ屋外に飛び出して、稲妻や雷鳴を「鑑賞する」そうですが、今のカミナリで、

それを実行すると、冗談ではなく、「生命の危険」があるとおもいます。

何でもない、ごくありふれた平地の電信柱に前触れもなく落雷した、という一例だけからもそれは、

十分に推察できます。

昨今の気象現象は、昔の日本のそれとは違うことがあまりにも多いので、

今までの経験から類推しないこと。「タカが・・・」と考えないことを、おすすめします。

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2014.07.05

NHK「週刊 ニュース深読み 成長戦略のカギは学童保育!?」の間違い。

◆記事:(NHKのサイトから番組概要)「成長戦略のカギは学童保育」

共働き世帯などの小学生を放課後に預かる学童保育。 共働きやひとり親の増加によりニーズが高まり、

潜在的な待機児童は30万人ともいわれています。 そうした中、女性の就労拡大を掲げる安倍政権は成長戦略で、

学童保育の受け皿を「5年で30万人」増やす方針を打ち出しました。

新設のための場所や指導員の確保も容易ではない中、本当に学童保育を拡充できるのか?

子どもがより良い放課後を過ごすには、行政や地域はどうすればよいか?深読みします。


◆コメント:学童保育に子供を預けられれば、何が何でも母親は働いた方が良い、というものではない。

自分の息子が小学生だった頃を思い出すのです。

ここは、誤解を招かないように書くのが難しいのですが、落ちついて読んで頂きたい。

学童保育に預けられている子供が全員、イジメの加害者になるわけではないけれども、

私が見た限りにおいては、小学生で同級生のイジメの加害者になるのは、ほぼ100%、

学童保育に預けられている子供でした。


何が何でも女性が働かなければならず、その為には学童保育を充実させることが必要だ、とか、

学童保育にさえ、預けておけば安心だ、といいたげな、安倍首相ですが、これは子供がいない人の

観念的な発想です。


◆子供がいない人間が内閣総理大臣になるべきではない。

安倍首相は子供がいないから、簡単に日本を「戦争する国」に変えようとしたり、

働く女性がふえれば、経済にとってプラスだし、女性は輝くなどというのです。

学童保育に預けられている子供の多くが、学校で乱暴だったりイジメに走ります。

人間は、幼い頃はやはり、学校から自宅に帰ったら、お母さんに「お帰りなさい」と迎えてほしいのです。

お母さんが用意してくれた(作ってくれた)おやつを食べたいのです。赤の他人の集まり「学童保育」は

絶対に母親の完全な代替物には、なり得ません。

十分な愛情を幼少時に注がれないから、構って欲しいから、それを意識的、無意識的に外部に表現しようとして、

イジメなどの問題を引き起こすのだとおもいます。

子供が出来ない方には申し訳ないのですが、

少なくとも、子供がいない人は、内閣総理大臣になるべきではない、と思います。

人生には、子供ができて初めてわかることが、沢山あります。

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2014.07.03

行方不明認知症が年間1万人って、何かヘンだと思いませんか?

◆記事:行政が新たな対策乗り出す(NHK 6月12日)

警察庁のまとめによりますと、認知症やその疑いがあり徘徊するなどして行方不明になったとして去年、

警察に届けられた人はのべ1万322人と、統計を取り始めたおととしより715人、率にして7%余り増えました。


◆コメント:本当に「見つからない」と思います?

書こうか、書くまいか、迷ったのですが、あまりにも世間がわかっていないようなので。

結論を先に書きます。経験者として申し上げると、

認知症の老人の面倒を見るというのは、地獄の苦しみなのです。

「1年も見つからない」っておかしいと思いませんか?

認知症の老人ですよ?松本清張の推理小説じゃないですから、

トリックを用いて、自ら姿をくらます訳が無いでしょ?おカネもないし、呆けてる。

そんな遠くへ行ける訳が無い。


絶対とは言えませんが、私はほぼ、断言します。

これはですね。家族がわざと、本気で探していないのです。

そして、それは、無理もないことなのです。本音を言えば行方不明になったまま、何処かで

行き倒れになって死んでいて欲しい。外聞もあるから「探すフリ」はしますけど、

本音は、「どうかみつかりませんように」ということです。

このところ、これからの成長産業などといって、介護とかケアとかいいますが、

言い方が甘い。「ボケ老人の世話」です。要するに。


あれは本当に地獄です。

自分が発狂するか、自分がうつ病になるか、自殺するか、ボケ老人を殺しそうになるか、ホントに殺してしまうか、

必ずどれかを経験することになる。

安易にあれを職業に選んではいけません。

世の中の大部分の人は分かっていないのです。

ウソだとおもうのなら、ボケ老人を自宅にひきとって1ヶ月、いや、1週間世話をしてごらんなさい。

「発狂するか~」の意味がよーくお分かりになる、と思います。

キレイゴトではないのです。それが現実です。

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2014.07.02

【集団的自衛権】腹立たしいこと。

◆選挙で騒がず、デモで騒いでも無駄でしょ?

ネット上の諸々の意見を拝読してますが。

集団的自衛権の限定的行使容認が「閣議決定」されても関連法が整備されるまで行使は可能にはならない、

というのは、それは間違いでは、ありませんが、単なる時間の問題です。

関連法を成立させるには衆参の委員会・本会議で可決するのですが、両院で自公連立与党が過半数なのですから

自民党、公明党から大量の離反議員が出て、関連法案が可決できなくなる、というような、

非常に想像しにくいことが起きない限り、遅かれ早かれ、関連法案は全て成立するでしょう。

問題を正面から見なければいけません。

だから両院で与党に過半数なんか獲らせてはいかん、と特に参院選の前には書きましたがね・・・。


◆実質的に憲法が変えられようとしているのに、真面目に考えようとしない、大多数の国民。

私の勤務先の同僚を見ていると、いい歳したおっさんで、それぞれ、それなりの大学を出ている。

今、何が起きようとしているか、理解出来ない訳が無いのに、あたかも、

こういうことに、いちいち騒がないのが、おとなだ。

とでも言いたげ。誰も憲法の「け」の字も口にしない。

そんなの、大人じゃない。現実に起きつつある、ものすごく重要な問題を

考えないことは、泰然自若としているわけではない。「面倒くさいことを考えるのを放棄してる」だけ。

これは、安倍晋三をはじめ、政治家はやりやすいですよね。国民全員が立ち上がったら、

本当に衆議院を解散するまで許して貰えない、ということになるでしょうが、

日本の政治家は、日本人の「面倒臭さからの逃避」という、まあ、日本人に限りませんか。

「庶民」の従順な態度。これこそ「演りたい放題」の温床です。

黙っていることは、安倍方針を容認している、と受け取られても仕方が無い。

本当に自分の子供が戦争にかり出され、他国の人を殺すかも知れない。

そう言う場面をリアルに想像しないから、ダメなんです。

私は、この問題に関して思想を抱こうとしない、或いは、表明しようとしない日本人は

日本の破壊者、安倍の共犯者だと思うのです。

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2014.07.01

集団的自衛権デモも結構ですが、大事なのは「忘れない」ことです。

◆昨日も書きましたが・・・・。

今日もテレビは殆ど報じませんが、午後から夕方にかけては、国会議事堂とか

首相官邸前では、「解釈改憲反対デモ」に、大変な数の人が集まったようです。

もちろん、無関心よりは、いいのですが、デモに参加している最中は流石にアドレナリンが分泌され、

一種の興奮状態でしょうが、問題は日本人の天下に名だたる「忘れっぽさ」です。

つい、先週は、都議会での「セクハラ野次」で大騒ぎしていたことを覚えていますか?

その前から、まだ、片付いてませんが、オボカタさんのSTAP細胞論文捏造問題が話題になっていたの、

覚えていますか?


5月の終わりにはAKB48の握手会で、のこぎり男が暴れたことを覚えていますか?

4月から消費税率が3%引き上げられ、その直前駆け込み買い占めで、品物によっては、

大騒ぎだったのを覚えていますか?


サムラゴウチさんの作曲が実は別人の作品だったこと、覚えてますか?

2月の大雪では特に2回目。最後の孤立世帯がなくなるまで3週間かかったのを覚えていますか?

一時が万事です。「人の噂も七十五日」が日本の諺ですが、私は実際には、日本人は、

人のうわさも75時間。

だと思います。このまま梅雨が明けて暑くなると多分来週の今頃、誰も「集団的自衛権」の、

「しゅ」の字もいわなくなります。

それでは、いくらデモをしても意味がない。政治家に訴えるには世論を維持して、

憲法解釈を元に戻すといわないと、自民党は惨敗するぞというぐらいの雰囲気を醸成することが大切です。

そしてその気分を次の国政選挙まで維持する。政治家はプラカードの浪花節なんか、何もこわくありません。

彼らが、怖いのは、選挙で落選して「コッカイギイン」の美味しい特権を享受できなくなることです。

集団的自衛権行使容認を維持したら、そうなるぞ?と思わせましょうよ。

紋切り型の発想しか出来ないバカがいて、反戦というと「左翼」だそうですが、

関係ないでしょう。実際には、資本主義者で、日本国は愛するが、戦争なんかまっぴらご免というのが

大多数だとおもうのです。

前回の参院選の前に書きました。
政治家に「あ、国民が、本気で怒っている」と思わせるには共産党に入れることだ、

と。参院選では実際増えました。地方議会選挙でもなんでもとにかく自民党を片端から落とす。

当面、これでいきましょう。

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