カテゴリー「スポーツ」の記事

2014.02.14

「フィギュア男子 羽生が金メダル」←町田、高橋選手も立派です。プルシェンコ選手の賛辞が泣けます。

◆記事1:フィギュア男子 羽生が金メダル(NHK 2月15日 4時18分)

ソチオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで、羽生結弦選手が金メダルを獲得しました。

この種目で日本選手が金メダルを獲得したのは、羽生選手が初めてで、今大会の日本選手では、初の金メダル獲得です。

また、オリンピック初出場の町田樹選手は5位、前回バンクーバー大会で銅メダルの高橋大輔選手は6位でした。


◆記事2:プルシェンコ「今は羽生結弦が私のヒーロー」負傷で引退も賛辞送る。(The Huffington Post 2014年02月14日 15時54分 JST)

2月14日未明に行われたソチオリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムで、

過去3大会でメダルを獲得している、ロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手が腰の負傷で棄権。

会見で「引退する」と語った。

そのショートプログラムで史上初の100点超えを記録した日本の羽生結弦選手が、

プルシェンコ選手を尊敬していることをインタビューで伝えられると、

「私は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローだ」と答え、若いライバルに賛辞を送った。

(全文はこちら、ウェブキャッシュ保存サービス「ウェブ魚拓」に保管しました)


◆コメント:町田・高橋両選手も立派です。「帝王」プルシェンコ選手の言葉の潔さに感動します。

羽生結弦選手の金メダル獲得は、大変な偉業です。

ショート・プログラムにおいて、史上初めての100点超えを達成しましたが、

フィギュアスケート、ショート・プログラムの採点法をWikipediaで調べると、公平性の確保から

減点法が採用されていて、それは勿論、詳細が規定されています(ショートプログラムの技術点の減点規定)。

これで100点を超える、ということは、素人の知ったかぶりですが、

要するにほぼ「減点しようがない」つまり「完璧である」ということであり、

いずれの審判員もなんとか減点理由を見つけようとしているのですから、ものすごいことです。


その場、その時、一人しか獲れない、金メダルを獲得した羽生選手は、勿論立派ですが

5位の町田選手と、6位の高橋大輔選手とて、何しろ「世界の5位、6位」なのですから、

一昨日、弊ブログ、

2014.02.12 高梨沙羅選手がメダルを逃したというが、17歳で初めてオリンピックに出て4位だったんですよ?

で書いたとおり、メダル云々にかかわらず、その健闘が賞賛されるべきです。


「帝王」と書きましたが、プルシェンコ選手。スケートリンクに現れただけで、

周囲の空気が一変するような、ものすごい威厳です。さぞや無念でしょうに、

かつて自分に憧れ、尊敬してフィギュアスケートを始めて、続けた羽生選手への最大級の賛辞には、

羽生選手はもとより、我々も感動し、忝く思います。

また、客観的・合理的な人物で、浅田真央選手が技術的にキムヨナ選手よりも高度な技を決めているのに

順位が逆であることは、納得しかねる、という意味の発言をしてくれたことも印象的です。

何しろ自らが競技者でしかも「帝王」なのですから、ジャッジの判定よりも重みがある、と思います。

プルシェンコ選手に、お礼を申し上げます。

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2013.11.03

「東北の悲願 楽天が初の日本一」←休みの日に私を「早起き」させた楽天。おめでとうございます。

◆記事:東北の悲願 楽天が初の日本一(NHK 11月3日 23時13分)

プロ野球の日本シリーズ第7戦は、楽天が3対0で巨人に勝って球団創設9年目で初めての日本一に輝きました。

両チーム3勝ずつで迎えた第7戦は3日夜、楽天の本拠地、仙台市のクリネックススタジアム宮城で行われました。

楽天は、2回までに2点を取って巨人の先発、杉内投手をマウンドから降ろすと、4回には2人目の澤村投手から9番の牧田選手がホームランを打ってリードを3点に広げました。

先発した3年目の美馬投手は、緩急をうまく使った投球で6回までヒット1本に抑え、

7回からは第1戦で先発し第5戦でもリリーフで5イニングを投げた

ルーキーの則本投手が2イニングを抑えました。

そして9回は、前日の第6戦で160球を投げて負け投手となったエースの田中将大投手がマウンドに上がり、

楽天ファンで埋まった球場の雰囲気は最高潮に達しました。

田中投手は、ランナー2人を出しましたが、最後のバッターを空振り三振に取って楽天が3対0で勝ち、

満員の本拠地のファンの前で星野仙一監督が胴上げされました。

楽天は球団創設9年目で初めての日本一で、

星野監督も監督として4回目の挑戦で初めて日本シリーズを制しました。


◆コメント:こういうのは、ゴタゴタとした理屈は要らないと思います。

私は、過去に何度もかいておりますが、多分、日本で私だけではないかと思いますが、

ブログの「独自カテゴリー」に「日本人の褒め下手」を設けております。


「日本人の褒め下手」について書く、多くの場合は、日本人はスポーツは良く知ってるが、

芸術のことは何も分からない。役者なんぞばかりが文化勲章だったりするのに、

ベルリン・フィルのコンマスを25年務め、ドイツ政府から勲章を授与されている安永徹さんに

文化勲章どころか紫綬褒章も授与されていないのは、間違っている、という文脈で、使います。


しかし、今回は星野仙一監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一を褒めないのは、

逆に不公平だと思います。

前書きがながくなりましたが、理屈は要らないのであります。

「『被災地の人々に夢と勇気』は聴き飽きた」という似非インテリがいることでしょうが、

実際に喜んでるんだから、いいじゃないすか?

そういうことは、あるのです。

ものすごく古い話になりますが、戦後まもなく、日本人が「敗戦国」となりひじょうに惨めな気分でいた頃、

その頃を私は、直接知りませんが、とにかく当時、湯川秀樹博士のノーベル物理学賞と、

「フジヤマのトビウオ」、こと水泳の古橋廣之進選手の世界一記録(五輪には敗戦国なので出られませんでした)が

日本人を大いに鼓舞したのは、有名な「歴史的事実」です。


今回も同じことだとおもいます。被災地以外の(今のところ)安全地帯に住む人間が、
野球で日本一になったからといって、復興が進むわけでも放射能が消えるわけでもなかろう。

としたり顔で屁理屈をこね回すべきではありません。

楽天が出来たのは2004年で、同年11月2日のプロ野球オーナー会議で、楽天という球団の新規参入が認可されたのだそうで、

星野監督は、その記念すべき日に優勝出来なかったのは残念、という意味のことをいってましたが、

まあ、いいじゃないですか。

星野監督は過去三度日本シリーズで、日本一を逃し、漸く、昨日優勝したことを訊かれて
「私の事なんか、どうでもいいけど」

といってましたが、泣いてましたね。星野さんが怒るところは何度見たことかわかりませんが、

あんなに泣いた星野監督を見ると、こちらまでなけてきます。


◆久しぶりに「野球」に関心を持ちました。

私がロンドン駐在中、16年前に72歳で死んだ父は、生前無類の野球好きでした。

息子の私が言うのもなんですが、かなりの教養人でもある父でしたが、結局この世で一番好きだったのは

野球だったのではないか、と思います。父がテレビで野球ばかり見るので、

私は自分が見たいテレビ番組を見ることができず(昔はテレビは一家に一台でした)、

そのせいで、野球を恨んだこともありますが、門前の小僧、で親父に付き合って見ていたので、

実は、ひととおり、野球のことはわかります。但し、この目で「本物」の

「3番・ファースト・王」「4番・サード・長嶋」を「後楽園球場」(現・東京ドーム)で要するにV9時代の

巨人をこの目で見た人間ですから、その頃に比べるとなんだか、最近の野球というのは「普通の人」野球みたいな

気がして、はっきり言って球団名もましてや、楽天のメンバーなんか、昨年まで全然知りませんでした。


今シーズンは、何故か知りませんが意外に野球好きの家内が、田中というものすごいピッチャーがいることを

話すので、興味を持ち始め、田中将大投手がなんとあの「神様仏様稲尾様」の稲尾投手の連勝記録を更新したという

あたりから急激に、その興味が強まりました。今年、数十年ぶりに野球に関心が向いたのは好運でした。


◆田中投手はあたかも「昔のピッチャー」のようです。

日本シリーズの放送中に各局持ち回りで中継していて、何戦目でしたか、

元・広島の衣笠氏が「すごい選手ですね。なんだか昔のピッチャーみたいですね」といっていました。

全くそのとおりで、ああいう、物凄いガタイと馬力と精神力と、勝負師の目をした、

「こんちくしょう」という闘志剥き出しのピッチャーは、まさに星野さんの現役の頃には、

むしろそれが普通だった、昔のピッチャーです。


シーズン中無敗だったのに、よりによって、日本シリーズ第6戦で今シーズン初めて負けて、

悔しくて、眠れなかったに違いない。メディアが散々かいたり、言ったりしてますが、160球投げた翌日に

投げるということは常識を逸脱してますが、田中投手は一昨日負けたときから、昨日の最終戦でも投げるつもりでいた

といいます。あのままでは、終われなかったのでしょう。そういう気持ちは同じピッチャーの星野監督が

一番わかるのでしょう。私は「分かる」などという僭越なことは言えません。


◆私が3連休最終日に早起きしてスポーツ新聞を買いに行くのは、空前のことです。

昨夜は、かなり興奮しまして、3時頃まで起きていて、今朝も比較的早く目が覚めましたが、

それは、今日ばかりは、いつもバカにして、殆ど絶対に買わないスポーツ紙全紙をコンビニに買いに行くためでした。

休みの日は、昼まで寝るのが普通の私としては、ものすごく例外的なことです。

そこまで、久々に野球に熱中させてくれた、星野監督と楽天の選手の面々。

そして、負けたけれども、相手の勝利をたたえた巨人軍の原監督のフェアな態度に

お祝いとお礼を申しあげます。

素晴らしい試合を、ありがとうございました。数十年ぶりに野球の楽しさを思い出しました。



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2013.02.14

「危機感不足が要因=日本協会の福田会長―レスリング除外問題」←ガイジン相手の交渉が出来ない日本。

◆記事:危機感不足が要因=日本協会の福田会長―レスリング除外問題(時事通信 2月13日(水)19時56分配信)

日本レスリング協会の福田富昭会長は13日、国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で

レスリングが五輪競技から除外候補となったことを受けて記者会見し、

「(残るために)それほど力を入れて努力していなかった」と、当事者に危機感が不足していたという認識を示した。

福田会長は国際レスリング連盟(FILA)の副会長も務めているが、「IOC理事の中の情報がなかなか取れなかった」と、

事前に情報をつかめなかった事情も明かした。

その一方で、「第1回から続く伝統的な五輪競技。なぜ外れたのか」と話し、「中核競技」となった25競技の中に、

観客数や競技人口などの数値でレスリングを下回るものがあることなどを把握していたと指摘した。

今後の対応については、5月のIOC理事会までさほど時間がないこともあり、

福田会長は実施競技に残れるかどうかについて、「半々より厳しいのではないか。

相当努力しないといけない」との見方を示した。

FILAは今月16、17日にタイのプーケットで開く理事会で今後の対策を議論することになっている。


◆コメント:レスリングが除外されて、テコンドが残るのは何故か?

はっきり言って、誠心誠意韓国がロゲ会長を説得したからとは到底思えません。

余りにも不自然です。多分、「袖の下」を使ったのでしょう。


もっとも、袖の下「だけ」ではダメでしょう。

日本人の大部分は、今だにガイジンとの交渉で一番大事なことがわかっていない。

それは、「黙っていたら、認めた事になってしまう」ということです。


ガイジンを見ているとわかりますが、本当は自分に落ち度がある、と分かっているときですら、

色々と言い訳をします。彼らの中では、そのようにして自己主張し、自分を守ることが容認されています。


それから、国際レスリング連盟からはIOC理事を送り出していないそうです。

他の国が出さないなら日本から出せばいい。

レスリングが廃止になるとか、東京五輪招致などは、私は正直言って余り関心がありません。

ただ、今のオリンピック運営を見ていると、日本人がメダルを多く獲った種目はしばしばルールが変更になったり

競技自体が廃止になったり(ソフトボール等)、IOCが決める時に多分JOCの人間は何だから分からなくてだまっているのでは

ないでしょうか?

それで、ルールはガイジン(特に白人)に有利なように変更されたり、競技の廃止が決められて

日本人は、IOCにとって、

カネだけ出させておけ

という所ではないか、と思います。

差別は良くないのですが、はっきり言って現在も白人は黄色を馬鹿にしてます。

多分、それは、未来永劫なくならないと思いますが。

余りにも癪ではないですか?

天下りは大抵腹が立ちますが、語学は、「出来る」か「できない」か、

ですからどうしようもない、

外務省の役人の天下り先をJOCにしましょう。流石に普通の日本人よりは

ガイジン相手の交渉になれているでしょう。

とにかくガイジンを相手にするときに肝心なのは、パワー全開の自己主張を続けるということです。

日本式の「謙譲の美徳」など一切通じない、ということが分かっている人が、JOCに来ないとだめです。

それから、本気でレスリングを残したいなら、汚い手もいとわないこと。

ロゲ会長をこれでもか、と接待しまくる。存続した競技関係者は絶対にやっているとおもいます。

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2012.10.16

「五輪メダリストら招き茶会=皇居」←当然だと思います。

◆記事:五輪メダリストら招き茶会=皇居(時事通信 10月15日(月)19時40分配信)

天皇、皇后両陛下は15日、ロンドン五輪のメダリストや入賞選手ら188人を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。

皇太子さまや秋篠宮ご夫妻、常陸宮さまも出席し、選手らと1時間にわたって和やかに歓談した。

天皇陛下はあいさつで「皆さんは日々努力を重ねここに一つの大きな目的を達成されました。

その姿は多くの人々に深い感動や励ましを与えたことと思います」と述べ、選手団をねぎらった。

卓球女子団体銀メダルの福原愛選手(23)は「両陛下にお目にかかれてとても光栄でした。

たくさん温かい声を掛けていただいてすごく感動しました」と話した。

体操男子個人総合金メダルの内村航平選手(23)は「北京の時も会うことができて、

4年後にこうして金メダルを取ることができた。リオにもつながるすごく良い機会だったと思います」と気持ちを新たにしていた。


◆コメント:天皇陛下のおっしゃる通りであります。

最近、インターネット上で、

ロンドン五輪関連の番組、もういい加減にして欲しい。

とおっしゃる方がいました。

Twitterだったので、文脈の前後が分かりませんので何とも難しいのですが、

善意的に解釈すれば、「五輪選手をアスリートの本分とは別のバラエティー番組に

視聴率稼ぎを目的に引っ張り出すべきではない」という意味だと思います。


それならば、私も同感ですが、恣意的に解釈して、
ロンドン五輪の話は、もうたくさん。

という意味だと仮定するならば、私は、そうは思いません。


ロンドン五輪が終わったのが8月12日。僅か2ヶ月前です。そして、日付が変わっていますが、

10月15日の8週間前、8月20日(月)銀座中央通りを、メダリストたちが、銀座一丁目から七丁目までの

わずか1キロをパレードするときに、沿道には、なんと50万人もの日本人が駆けつけました。あの炎天下に。


これは、何故かと言うと、皆、本当に嬉しく、選手達に感謝していたからだと思います。

東日本大震災以降、日本には「良い事」は少なくて、気が滅入るような出来事が続きました。

そのように、皆が「参っ」ていたとき、五輪アスリートは史上最多メダルを獲得するなど、

見ている私達(普段はスポーツに全くと言っていいほど関心がないわたしですら)に、大きな感激を与えてくれました。


体操の内村航平選手は、NHKのインタビューに答えて、
自分が金メダルを獲ったことは嬉しいが、それよりも、自分が勝つことによって周囲の人が喜んでくれたり元気になってくれた

ことの方が嬉しかった。これからは、そういうことを第一に考えて体操に臨みたい。

という趣旨の話をしていました。


天皇陛下と内村選手がおっしゃるとおり、我々は確かに、五輪アスリート達から「元気」という「気」をもらいました。

日本人は、心から喜びたかった、喜ぶことに飢えていた、と言ってもいいでしょう。その期待に応えてくれたのが五輪の

選手達です。


今更言うまでもありませんが、日本人は悪いことも良いこともすぐに忘れすぎるのです。

元気をもらったということは、我々は選手達に感謝すべきで、その気持ちをたかだか2ヶ月で忘れていいとは

到底思えません。この慶びは、私達はいつまでも覚えているべきだとおもいます。

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2012.09.28

【差替】【スポーツ】なでしこジャパン、宮間あや選手の優しさ。/動画を追加しました。

◆週刊新潮最新号で藤原正彦氏が美しいエピソードを取り上げておられます。

数学者・エッセイストの藤原正彦氏が毎週「週刊新潮」に巻頭に「管見妄語」というコラムを

書いておられます。毎回とても楽しかったり、おかしかったり、感動したり、非常に楽しみに読ませて頂いています。


昨日発売の「週刊新潮」最新号(10月4日号)の「管見妄語」のタイトルは、

「やさしき文化の伝道者」です。

なでしこサッカーの宮間あや選手のファンである。

という書き出しです。続いて、
彼女のキックの正確さは、三十メートル以内の距離なら男女を含めて日本一かもしれない。

など、アスリートとしての能力の高さを挙げておられますが、

藤原氏の今回のコラムの本質はそこにはありません。

日本でテレビを見ている間には気がつきませんでしたが、
2011年のワールドカップ決勝戦後、、宮間選手は躍り上がって歓喜する仲間に加わらず、

悔しさと無念さでうなだれているアメリカの選手団の所へ直ちに行き、

各選手を抱きしめることで敗戦チームに敬意を表したのである。

このシーンがテレビで繰り返し放送され絶賛されていたと、当地にいた息子が教えてくれた。

という逸話。さらに、今回のロンドン五輪でも。準決勝でフランスに勝った後、
日本との準決勝で二対一で敗れたフランスチームのアビリー選手は、全てが終わったことに虚脱したのか

芝生にへたりこみ泣いていた。そこに仲間から離れた宮間選手が行き、頭をそっと抱いたうえ

そのすぐ前に腰を下ろしたのである。しばらくやさしい言葉で慰めたのだろう、アビリー選手は自ら

手を伸ばし宮間選手の手を握り腕をさすった。膝をついた宮間選手はアビリー選手と再び抱き合った。

この出来事も海外で話題となり感動を呼んだ。敗者に対するやさしさは日本の文化というコメントさえなされた。

ことを紹介し、宮間あや選手は、
卓越した技術、なでしこサッカー主将としての理論的および精神的支柱ばかりでなく、

日本の良き文化の伝道者でもあるのだ。

と絶賛しておられます。

先に書いたとおり、テレビでは宮間選手の行動に気がつかなかったので、

先ほどネット上を検索したら、このことを五輪の後にブログに取り上げている方がいらっしゃいました。


roosterさんの「ひと休みちょいっといっぷくしましょう -y(^o^)..oO○」というブログです。

8月21日付、宮間あや選手!ダイヤモンドメダル!というエントリーで

米国NBCニュースのマルチメディア担当ナタリア・ジメニーズ氏が、宮間選手のやさしい振る舞いをブログで

とりあげ、これが「米国のネット掲示板などで話題となっている。」と。


写真を転載するわけにはいかないのでリンクを貼らせて頂きますが、宮間選手とともに、

彼女の優しい「敗者をいたわる心」に注目した、藤原正彦氏、roosterさん、ナタリア・ジメニーズ氏の

「優しさ」もまた、同様に讃えられるべきです。


藤原正彦氏は「国家の品格」で「惻隠の情」を強調されていました。

そのとおりです。


宮間選手の試合後の様子をYouTubeで見つけたので追加します。


宮間あや ロンドン五輪サッカー女子準決勝3 日本VSフランス 試合終了




今の世の中は、本来そうでは無かった日本まで、なんでもかんでも強者、勝者の論理に立ち、

あたかも「弱者は勝手に野垂れ死んで下さい」と言わんばかりの冷酷さが充満しています。

宮間選手、藤原正彦氏、roosterさん、ナタリア・ジメニーズ氏が示す優しさを思い出すべきです。

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2012.09.08

【パラリンピック】田中(競泳男子100メートル平泳ぎ)金メダル、ゴールボール女子、金メダル。

◆記事:男子100平、田中が世界新で金 パラリンピック 木村は2つ目のメダル(日経電子版)(2012/9/7 6:18更新)

ロンドン・パラリンピック第9日は6日、水泳センターで行われた男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で、

田中康大(22)=千葉県=が、予選で自らがマークした世界記録を更新し、1分6秒69で金メダルを獲得した。

同男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)では、開会式で旗手を務めた木村敬一(21)=東京都=が、1分4秒70で「銅」に輝いた。

木村は100メートル平泳ぎ(同SB11)の「銀」に続き、二つ目のメダル。

ゴールボール女子の日本は準決勝でスウェーデンを下して決勝進出を決め、

2004年アテネ大会の「銅」以来となるメダルが確定した。。


◆記事:ゴールボール日本女子が初の金 パラリンピック(日経電子版)(2012/9/8 0:02)

ロンドン・パラリンピック第10日は7日、五輪公園のコッパーボックスで

ゴールボール女子の決勝が行われ、日本が中国に1―0で勝ち、同種目で初の金メダルを獲得した。

ゴールボール女子の日本がメダルを獲得するのは、2004年のアテネ大会の「銅」以来で2個目。

日本は前半に先制し、無失点で逃げ切った。


◆コメント:ここに引用したのは一部で、ロンドンパラリンピックで既に日本は金3、銀3、銅4を獲得。

3日前に、

2012.09.04 【パラリンピック】競泳秋山が大会新で金、鈴木は銅 パラリンピック第5日←金メダルでもニュース速報にしないメディアの見識を疑う。

を書いたばかりだが、世間は一向に関心が無いようなので、繰り返す。

ロンドン五輪の最中は、金メダル獲得の際は勿論、銀メダル、銅メダル獲得時、また、ある競技で、

日本の初めてのメダル獲得確定や、何十年ぶりのメダル獲得確定の度に

昼夜を問わず、ニュース速報を知らせる通知メールが何度も鳴った。

ロンドンパラリンピックでは、日本は既に金・銀・銅、10個のメダルを獲得しているが、

一度も、ニュース速報として報じられたことがない。

理由を教えていただきたい。

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2012.09.04

【パラリンピック】競泳秋山が大会新で金、鈴木は銅 パラリンピック第5日←金メダルでもニュース速報にしないメディアの見識を疑う。

◆記事:競泳秋山が大会新で金、鈴木は銅 パラリンピック第5日(共同通信 2012/09/03 10:33)

ロンドン・パラリンピック第5日の2日、競泳の女子100メートル背泳ぎ(視覚障害S11)で

秋山里奈(神奈川県)が1分19秒50の大会新で制し、金メダルを獲得した。

男子150メートル個人メドレー決勝(運動機能障害SM4)では鈴木孝幸(東京都)が銅メダルだった。

競泳男子100メートル背泳ぎ(視覚障害S11)決勝で河合純一(静岡県)が4位。

陸上男子100メートル(車いすT52)決勝では伊藤智也(三重県)が5位だった。

ロンドン五輪にも出場したオスカー・ピストリウス(南アフリカ)は同200メートル(切断などT44)で2位だった。


◆コメント:パラリンピックだと、金メダルはニュース速報にしないのか。

NHKのスマートフォン用アプリ、NHKニュース&スポーツを使用している。

設定に仕方にもよるが、自分が指定した分野のニュース速報や気象情報がいち早く送られてくる。

テレビでNHKを見ていてニュース速報が表示される場合、ほぼ同時に、スマートフォンでも

ニュース速報メールが届く。


ロンドン・オリンピックの最中は、各競技・種目でメダル獲得・確定の度に速報が入るし、

なでしこジャパンの試合など、準決勝あたりからは、「前半、日本が先制点を獲得」で

速報となる。終盤、何十年ぶりメダル。ある競技で日本としては初めてのメダル確定、獲得

と、殆どひっきりなしに、ニュース速報が届いたのである。


パラリンピックが始まる前、NHKのみならず、各メディアは、オリンピックと同じように

報道する、というようなことを(しかし、完全に確約しない、あいまいな表現で)のべていた。


しかし、実際には、柔道・正木選手が金メダルを獲得し、しかもそれは、今大会での日本人初めてのメダルだったのに、

ニュース速報にならなかった。

冒頭に引用した秋山選手が背泳ぎで大会新記録で金メダルを獲得したときもやはり、速報扱いにならなかった。

この記事を書いている最中、

◆記事:木村敬一も「銀」…男子100m平泳ぎ(読売新聞 9月4日(火)3時26分配信)

ロンドンパラリンピックは3日夜(日本時間4日未明)、競泳男子100メートル平泳ぎ(視覚障害1)で木村敬一選手(21)が銀メダルを獲得した。

との記事がネットに載っているが、依然としてNHKは無反応である。

NHKだけではなく、全ての日本のメディアが同様だ。

表向きには、綺麗事を並べておいて、実際には、明らかに五輪よりもパラリンピックを軽んじている。

そう解釈されても仕方が無い。

マスコミ各社の見識を疑う。

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2012.09.03

8月の日経「私の履歴書」は君原健二氏でした。

◆日本経済新聞の文化面に「私の履歴書」というコーナーがあります。

日本経済新聞の文化面というのは要するに最後のページですが、株の記事なんかよりも、

私は先に、文化面に目を通します。

文化面には「私の履歴書」という、多くの場合は、日本有数の大企業トップの半生記が

多いのですが、それよりも、芸術家とか、その他の分野の方の話の方が大抵面白いのです。


◆8月はメキシコ五輪マラソン銀メダリスト、君原健二選手でした。

思わず「選手」と書きましたが、1941年生まれの君原さんは、1968年のメキシコ五輪のマラソンで銀メダルを獲り、

ミュンヘン五輪の翌年、1973年、32歳で現役を引退しておられます。


君原さんは、現役時代にフル・マラソンを35回走りましたが、ただの一度も途中棄権したことがない、

という事実で有名です。何十年も前ですが、ある大企業の社長がインタビューで尊敬する人として、

君原選手を挙げていたのを良く覚えています。


今回、1ヶ月間連載された「私の履歴書」を読んで更に驚いたのは、君原さんは、71歳の今もまだ、

あちこちのマラソンに、ある時は自ら応募して、また、しばしば「ゲストランナー」として、フルマラソンを

走っているのです。今年マラソンが何と通算61回目のフルマラソンで、勿論タイムは、今は競技者ではないし、

失礼ながらお年がお年ですから、3時間30分台ですが、ざっと計算すると時速12キロという自転車並の速度です。

今でもそれだけの走力を維持し、引退後も一度も途中棄権がないそうです。

こまめに記録を書き留める方で、中学2年で走り始め、去年の終わりで通算走行距離は16万キロに達したそうです。

地球(赤道)を4周したことになります。いくら現役を退いたあとは、タイムを競う必要が無いといっても、

ものすごい事だと思います。私は普段スポーツにあまり関心がありませんが、

君原選手は、その「棄権したことがない」歴史的事実と、テレビでしか拝見したことがありませんが

とにかく真面目な方なのは、よく分かります。私も尊敬しています。


◆「君子」とは君原選手の為の言葉ではないかと思います。

夏目漱石の「坊っちゃん」で、主人公坊っちゃんは赴任先の中学の同僚、

「うらなり先生」をみて、

おれは君子という言葉を書物の上で知ってるが、これは字引にあるばかりで、

生きてるものではないと思ってたが、うらなり君に逢ってから始めて、やっぱり正体のある文字だと感心したくらいだ。

そうですが、私がテレビで小学生の質問に答えている君原選手を見ていて、全く同じ事を思いました。

子供達が「どうやったら、途中棄権しないで、マラソンを走ることができるのですか?」と尋ねると、

君原選手は半分当惑したような表情で、
(途中棄権したことがないことについて)よく聴かれるのですが、自分では棄権したことがない、いうのが本当に競技者として、

良い事だったのか?と疑問に思うことがあります。棄権したことがないというのは、ウラを返せば本当に苦しくなるまで

速度を出していない、「楽をしている」ということであって、陸上競技の競技者としては、勝つために、無理してでも

速くはしるべきだったのではないかとおもいます。

という趣旨を、小学生を相手に、本当にこれぐらい丁寧な言葉で真面目に話す方です。

こんな五輪メダリストを他に知りません。


◆とても気持ちの優しい方だと思います。

ご自分が、現役時代はもとより、引退後もトレーニングを続け、70歳を過ぎても、フルマラソンを完走する

というほどの方でしたら、他の人に対して、

自分も苦しくて耐えたのであるから、皆辛くても我慢しろ。

という「根性論」になりそうですが、君原選手は決してそういう言葉を発しないのです。

8月の下旬、つまり間もなく1ヶ月の「私の履歴書」が終わりに近づいたときに

次の言葉を書いておられます。
競技者時代、私はマラソンを楽しい、面白いと感じたことはなかった。競技としてのマラソンはつらいものでしかなかった。

走るのがつらくなると、私は目標を小さくする。ゴールまでは遠すぎる。だから、とりあえず、「あと5キロ頑張ろう」と自分に言い聞かせる。

それでもつらければ、「あと1キロ頑張ろう」「あの電柱まで頑張ろう」と目標を身近なところに置いて走った。肝心なのは、最後まであきらめないことだ。

その考え方は、1979年の公共広告機構の自殺防止キャンペーンで紹介された。テレビCMの中に、私のセリフが挿入されている。
「私は苦しくなると、よくやめたくなるんです。そんなとき、あの街角まで、あの電柱まで、あと100メートルだけ走ろう、そう自分に言い聞かせながら走るんです。」

新聞の広告にもなり、広く人の目に触れた。あの広告で自殺を思いとどまった若者がいたと後に聞いた。

これは、素晴らしいですね。最近、政府は自殺対策といい、内閣府のサイトには自殺防止ホームページがありますが、

何故、君原選手の言葉をまた使わないのかと思います。

よく、うつ病への対処で「頑張る」は言わないというのがあります。君原選手の言葉には「頑張る」という単語が出て来ます。

しかし、叱咤激励する感じがまったくないのですね。頑張るのですけれども、なるべく小さく頑張る。

もしも自殺したいという人なら、あと3日生きてみよう。それが辛かったら、あと1日だけ生きる。

それもいやだったら、あと6時間だけ生きてみる。だめなら3時間だけでも、いや1時間、30分だけ、

と言う風にうんと小さな「目標」をたてて、それを乗り切ったら自分を褒め、もう30分だけ・・・・

という具合に思うことで、楽になるように思うのです。

君原選手の私の履歴書は、自殺防止のことではなく、みずからのマラソン人生を回顧するものですが、

私は、引用した部分がとても優しい言葉だ、と感じました。

君原選手は、頭のてっぺんからつま先まで、紳士で真摯で、真面目な方で、メダリストだから偉いだろう

ということは、全然ないのです。真面目過ぎるぐらい、謙虚すぎるぐらいです。

世知辛い、今の世の中では、他人を出し抜いて「勝ち組」になるにはどうすれば良いか、

というような考え方や、それを文字にした本が人気ですが、君原選手のように、自らを誇示することもなく、

ただ、ただ、控えめな方が、見直されるべきだと思います。

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2012.08.30

パラリンピック開幕。国際地理五輪で加藤規新さん銅メダル。

◆記事1:<パラリンピック>初日の柔道陣、金メダルへ闘志(毎日新聞 8月29日(水)20時44分配信)

パラリンピックの競技初日となる30日、日本勢は柔道や水泳など計7競技に出場する。

中でも「お家芸」である柔道は、男子が史上初めて金メダルなしに終わった五輪の雪辱戦となり、

60キロ級の平井孝明選手(30)や66キロ級の広瀬誠選手(35)らが初日での金メダル獲得に向け、闘志を燃やす。

柔道は30日から9月1日までの3日間行われ、日本勢は男子6人、女子2人が出場。選手たちは24日にロンドン入りし、

ロンドン東部の選手村近くに道場を確保し、最後の調整に励んできた。

先陣となる男子ベテラン2人のうち、熊本県立盲学校教諭の平井選手は初出場。

柔道部の顧問を務める傍ら、他校への出稽古(でげいこ)や遠征を繰り返してきた。

パラリンピックでの金メダル獲得は高校時代からの目標。

「お世話になった人たちに恩返しがしたい」と意気込む。

同じく愛知県立名古屋盲学校教諭の広瀬選手は初出場の04年アテネ大会で銀メダルを獲得したが、08年北京大会は7位に。

北京大会後は「自分がどこまで通用するか」との思いであえて60キロ級から階級を上げた。

大会では「自分のベストを尽くしたい」と言う。

男子の遠藤義安監督(52)は本番を翌日に控えた29日、

「チーム全体として順調に仕上がっている。五輪では男子は金メダルが取れなかったので、我々が持ち帰りたい」と話した。


◆記事2:国際地理五輪で加藤規新さん銅メダル(読売新聞 8月27日(月)19時59分配信)

文部科学省は27日、同日までドイツで開かれていた国際地理五輪に参加した日本代表4人のうち、

奈良女子大学付属中等教育学校6年の加藤規新(きしん)さん(18)が銅メダルを受賞した、と発表した。

同五輪には33か国・地域から128人の高校生らが参加した。

◆コメント:ロンドン五輪のメダリスト達は勿論立派ですが、勉強の五輪でメダルを獲った人、これから頑張る人がいます。

ロンドン五輪のメダリストの銀座パレードが先週の月曜だった。

銀座1丁目から8丁目までの一キロの沿道に、ほぼ杉並区の人口に匹敵する50万人が集まった。


ロンドン五輪のメダリストは、以前書いたとおり、実によく頑張ってくれて(メダルを逃した選手も含めて)

311以来、何も良い事がないように思えた日本人を喜ばせてくれて、

それはあたかも、私が生まれる前だが、敗戦後の日本人が打ちひしがれているときに、

湯川秀樹博士が日本人として初めてのノーベル物理学賞を受賞し

「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進選手がが次々と世界記録を樹立したことに日本中が沸き立ったという、

エピソードを彷彿させる。偉業である。


しかし、ロンドン五輪メダリストは、既に十分報じられている。

ここでは、地味なパラリンピック。柔道は日本時間、30日(金)早朝4時台から試合だそうだ。


記事2は、今まで何度も取り上げた勉強五輪のメダリストである。

2012.07.17 「国際数学五輪で17位=日本代表の高校生、銀4個」「高校生の生物学五輪、日本代表の4人が銀」←「勉強五輪」の季節です。

2012.07.25 「国際物理五輪、2人が金=日本代表の高校生―文科省」←これが紙面でどのように扱われているか。

2012.08.01 「日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪」←何度も同じ事を書きますが・・・。

どうしても、ロンドン五輪よりも、「地味に」扱われるが、世界の参加者の中でメダルを獲得するという困難さは同じだろう。

一見目立たない、このようなイベントを大きく取り上げないから、ますます、人々の関心を惹きつけることができない。

パラリンピック出場選手の健闘を祈る。

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2012.08.20

「<五輪メダリスト>銀座を凱旋パレード 沿道に50万人」←ただ素直に、美しい光景だと思いました。

◆記事:<五輪メダリスト>銀座を凱旋パレード 沿道に50万人(毎日新聞 8月20日(月)11時34分配信)

ロンドン五輪日本代表のメダリストらによる凱旋(がいせん)パレードが20日、東京・銀座で行われた。

沿道には徹夜組も含め、約50万人(主催者発表)が詰めかけた。

日本選手団は同五輪で史上最多38個のメダルを獲得。応援してくれたファンに感謝の思いを伝えようと、

日本オリンピック委員会(JOC)が初めて実施した。東京が招致を目指す20年夏季五輪に向け、機運を盛り上げる意図もある。

参加したのは76人のメダリストのうち、負傷療養中の選手などを除く71人。先導するオープンカー2台に、

レスリング女子55キロ級3連覇を果たした吉田沙保里選手(ALSOK)らが乗り込み、

後続のオープンバス5台に体操個人総合優勝の内村航平選手(コナミ)をはじめ、

銀メダルに輝いたサッカー女子「なでしこジャパン」らが分乗。銀座通り口交差点から

銀座8丁目交差点までの約1キロをパレードした。

選手たちは歓声と拍手を受けながら、笑顔で手を振るなどして応えた。

パレードを終えた「なでしこジャパン」の澤穂希選手は「たくさんの人に足を運んでいただいてうれしかったし、

こんなにたくさんの人に応援していただいたんだと思い、こっちが逆に感動した」と感想を語った。


◆コメント:テレビで見ただけですが、とても美しい光景だ、と素直に思いました。

記事にも書いてあるけれども、パレードが行われた場所は銀座1丁目から8丁目にかけて、ほんの1キロ距離だが、

そこに何と、50万人が集まった。映像を見ると、確かにそうかもしれない。

50万人とはは、私が住んでいる、東京都杉並区の平成24年8月1日現在の総人口が、約54万人であることを考えると、

想像に絶する。僅か1キロの道の遙か彼方。絶対に選手を至近距離で見ることが出来ないところまで、人が集まった。


パレードが始まったのは、午前11時だが、その一時間前には、気温は30度に達していたが、

最も混んだ銀座4丁目交差点付近は身動きも出来ないほどだったという。


これは、単なる好奇心、ミーハーでできることではない。

日本は311以来、良い事が無かった。

これでもか、これでもかと自然災害や、事故や犯罪や、政治のゴタゴタが続いた。

悲観的な私のような人間には、もう二度と日本に「良い事」は起きないように思えた。

それが、間違いであったことを今回のロンドン五輪メダリストは、形として証明してくれた。

しかも、それは偶然や好運(もあるだろうが)だけで、得られる物では無い。


毎日、何時間も、厳しい訓練に耐えた者だけが得られる栄光を彼らが実際に手にしてくれた。

体操の内村航平選手などは、金メダル間違い無かろう、と言われ、実際に金メダルを獲得したのである。

私にも、多くの人にも、まず絶対に真似ができないことを多くの選手が実現してくれた。

これで彼らを讃えなくて、誰を讃えるのだろう。


沿道から選手を祝福する一般の人々も、その祝福に答えるメダリストも実に笑顔が美しかった。

こういう嬉しいことは素直に祝福し、お互いに喜べばいいと思うのである。


本当は、このように気持ちが良い所で話を終わりにしたいが、

一言言いたいことがある。私はエンピツだけご覧の方には分からないが、JIROの独断的日記ココログ版は、

記事のカテゴリー分類という一種の「タグ」があり、それは「ニュース」「スポーツ」などデフォルトで

設定されている項目以外に、自分独自の「カテゴリー」を創ることができる。

私のブログには、多分日本で私だけだろうが、「日本人の褒め下手」というカテゴリーがある。

何度も書いているが、実に日本人の悪い癖で、他人を褒めるべき時、感謝するべき時に、しない。


今日も、夕方で、メダリストパレードにかんしてTwitterに思い付いたことを書いていたら、

例によって天の邪鬼がいた。

メダリスト・パレードのニュースを見ていたら、、段々気持ちが冷めてきた。

とか、
こんなの、前にやったことがあるか(JIRO注:初めてだ、とニュースで何度も言っている)?何かウラがあるんじゃないか?

自分はメダルも獲れないし、国民を勇気づける何か、を持っているわけでもないのに、

人が祝福されていると嫉む、と思われても仕方が無い。卑しい考え方だと思う。

今日のような「ハレ」の日には、皆で喜べばいいのである。

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