カテゴリー「麻生政権批判」の記事

2011.06.27

【福島原発】考えるのは憂鬱だが、考え続けなければいけないのだ。

◆「慣れる」というか「馴れ」たり「狎れ」てはいけないのである。

最近、福島原発に関するニュースに、人々が鈍感になっている。

度々耳にするので「慣れ」(あるいは「馴れ」「狎れ」)てしまった、ということもあろうが

一番の理由は、考えるのが面倒臭いからであろう。

確かに私も、地震の後、福島原発の事故を知り、初めて分からない乍らも

調べたり本を読んで、ここに記事を書いている人間で、

原子力の仕組みや、放射線、放射性物質の種類、その環境、人体への影響を

専門家のようには理解していないけれども、少なくとも、考えることを止めてはいけない、

と思っている。


考えないで、「とりあえずの日常」を取り戻したように見える東京の生活に埋没してしまえば

クヨクヨと悩まずに済む。世の多くの人々は、私の見る限りそれを選択している。

しかし、それは楽天的でもプラス思考でもなくて、私がかつて書いた

無思考をプラス思考と称する欺瞞

であろう。


◆小出裕章京都大学原子炉実験所助教のコメントを(ほぼ)毎日聴くことが出来る。

大阪の毎日放送では、毎日、Radio News『たね蒔(ま)きジャーナル』小出裕章京都大学原子炉実験所助教にインタビューしている。

福島原発に近い東京のキー局は何もしないのに、大阪の放送局の方が熱心に情報を提供してくれている。

誠に有難い。その他、様々なメディアに於ける小出裕章京都大学原子炉実験所助教のコメントをまとめてくださっているのが、

小出裕章非公式まとめ

と言うブログで、これはTwitterアカウントもある。
小出裕章非公式まとめ更新情報

さらに、ビデオニュース・ドットコムは、本来有料の会員制だが、

小出先生へのインタビューが、随所で聴ける。これは、月に500円払っても十分に聴く価値がある。


一般論としては、自分の思考を構築するための参考として、1人の意見だけを参考にするのは

望ましい形ではないが、

今回に関しては、私は自分の直感で、小出先生だけを信頼すればいい、と考えている。

小出助教の発言が冷静、客観的、合理的、論理的であり、主張に一貫性がある。

そして福島原発の事故の後、小出助教が予想したことは、ほとんど全てその通りになっている。

小出助教が恐れていたが、幸い実際には起こらなかったのは、「水蒸気爆発」


◆6月に放送(ネットやラジオ)された小出助教のコメントから私が選んだもの。

まず、

ビデオニュース・ドットコム、スペシャルリポート (2011年06月09日)IAEA報告書は原発を継続するためのもの








小出先生の調査によると、福島は既に広範囲で放射能物質に汚染されていて、

こんな所に子供を残しておいて良いのか、というレベルだそうです。

また、原子炉圧力容器と格納容器が全て溶融しているとおもわれるため、

今後は、以前恐れていた水蒸気爆発は無くなったけれど、汚染は地下水から海に達するであろうとのこと

、28項目に及ぶ安全強化策などを含む福島原子力発電所の事故に関する報告書を、

7日、国際原子力機関(IAEA)に提出したが、そもそもIAEAは原子力推進のための機関だから、

報告書も実は茶番であり、日本は最初から原発を何とか存続させようとしていること、

等が明らかにされている。


先週はあまりにもひどいので、呆れてものが言えないのであるが、

20110620 【1/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章







20110620 【2/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章





20110620 【3/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章







20110620 【4/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章







国会議員達が全く何も考えていない事がよく分かる。こんな連中と話す為に、小出助教の貴重な時間を割いてはもったいない。



最後にもう一つ。汚染水浄化装置について報じられているが、既に6月上旬で11万トンもの汚染水がたまっている。

とてもじゃないが、除染など間に合わない。

小出助教は冷却水がどんどんトレンチにたまっていくときからずっと提案しているが、巨大タンカーを用いて、汚染水を

柏崎に運んだ方が速いらしい。

原子力の専門家ですら、一体この事故をどうやって収束させるべきか途方に暮れているという。

それぐらい深刻な状況が続いていること。しかも、放射性物質、今この瞬間も福島原発から大気や地中に

拡がっていること。

日本という国が建ち行かなくなるかも知れない、というぐらい深刻な状態が続いていることを、

考えたくないが、わすれてはいけないのである。

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2011.05.26

<年金記録漏れ>全件照合、断念へ…厚労省検討←こういう時、「どうせ駄目だろうと思った」と言ってはいけません。

◆記事:<年金記録漏れ>全件照合、断念へ…厚労省検討(毎日新聞 5月26日(木)2時34分配信)

厚生労働省は25日、年金記録漏れ問題をめぐり、

コンピューター上の記録と7億2000万件の紙台帳の全件照合を断念する方向で検討に入った。

費用対効果を踏まえた判断で、65歳以上の厚生年金受給者分のみ照合を続ける意向を民主党側に伝えた。

しかし、全件照合は同党マニフェスト(政権公約)の柱で、党内から反発も出ており、調整が難航する可能性もある。

日本年金機構は昨年10月、持ち主が判明している6億件(約8700万人分)の紙台帳から照合を始め、

今年3月末で約220万人分の作業を終えた。11年度予算は736億円。

13年度までに全件を終える目標だが、総額で3000億円程度かかるとされる。

しかし、同機構の抽出調査によると、65歳未満や国民年金のみの加入者の場合、

照合して記録訂正をしても、死亡までの平均の年金増加額が500~3000円にとどまり、

1人分の照合費用約3400円を下回った。

一方、65歳以上の厚生年金受給者は、平均で生涯2万2000~7万円増加する。

このため、厚労省は65歳以上の厚生年金受給者分(2000万人)に限り、照合を続ける意向だ。


◆コメント:安倍晋三が2007年5月30日、「1年で全件照合する」と言ったのです。

この話は地震があろうがなかろうが、いずれ言い出すだろうと思ってました。

話が逸れますが、現在の福島原発の問題でも初期対応が遅れたのは誰の責任か、と

野党が与党を追及し、ネット上においても一般人もそれに乗じています。

無論、そういう歴史的検証はいずれ必要でしょうが、今はそれどころじゃないでしょう。

原子炉1号機の核燃料は、圧力容器も格納容器も突き破り、原子炉建屋の床に「あんパン状」に

なって、そこに水が少しある状態なのでは無いかと「言われている」けれども目視できてません。

つまり、核燃料が大気に直接触れている可能性もある。これにどのように対処するのかを

まず考えるべきで、「こうなったのはだれの所為だ?」を「今」話しても、放射能は消えない。

その意味では無駄な議論で、原発事故を政争の具としている。


話を元に戻すと、年金台帳の記録・保管が問題外なほど滅茶苦茶だ、と指摘したのは当時野党だった

民主党の長妻昭衆議院議員でした。


私の2007年12月11日の日記に書きましたが、

2007年5月30日、当時の安倍内閣総理大臣と野党・民主党、小沢一郎代表との

党首討論で、安倍晋三内閣総理大臣(当時)は、

宙に浮いた年金記録5000万件(JIRO注:これが、名義不明の全てではないのだが)を1年で照合する。

といいました。その年の9月安倍首相は辞任し、福田首相となり、翌2008年5月、

「照合が困難で、まだ、終了していない。」と言い、福田首相も1年で首相を辞め、

麻生首相となったのが、ちょうどリーマン・ショックが起きた頃、2008年9月でした。

2009年5月になってもやはり、「まだ、終わっていない」といいました。


この年、2009年8月30日の衆議院選挙で民主党が政権を獲ったのです。

今までは与党で、文句を言っていれば良かったけれども、与党になってしまったので

年金照合作業は民主党政権の仕事になりました。


だから、元来は自民党時代の監督不行届で、旧社会保険庁がデタラメな事務処理を何十年も続けて、

何が何だか訳が分からない状態になってしまったのですが、それは、原発問題と同じく、

問題の「本質」ではない。

問題は、日本国政府が(どの政党であろうが国民にとっては知ったこっちゃないのです)、

国民から、税金を徴収するのは絶対に漏らさない癖に、預かる方の年金はドンブリ勘定だったということです。

問題発覚後、民間の感覚ならば、社会保険庁は年中無休、不眠不休で照合作業を続けるべきですが、

どうせ、チンタラ、45分働いては15分休憩をとり、大量のパートを雇い、毎日夕方5時には帰っていたのでしょう。

そして、ずるずると照合に時間をかけ、やがて国民が、
もう、いいや。どうせ、駄目だろうと思っていた。

というのを厚労省も政府も期待していたことでしょう。

私は、きっとこの「断念」を言い出すだろうと危惧していましたが、地震騒ぎで国民は年金騒ぎを

全くではないでしょうが、「過去のこと」としてわすれつつあります。それが日本人の悪い癖です。

そして、「どうせ・・・」という妙に大人しい所も日本人の悪いところです。

今年は電力が足りないから、エアコンを使わずに扇風機にしてくれ、というと、

素直に従い、今年の扇風機の売上げは、例年の何倍だとかいっているでしょ?


国家権力からみれば、これほど御しやすい国民はないのです。


だから、年金照合断念に対しては、全国民が首相官邸でも厚労省でも民主党本部でもいいですから、

「絶対に断念するな」と猛烈に抗議しなければいけません。暴力は無論いけませんが、

言論で冷静に抗議するのは、納税者として、また年金受給権者として当然の権利です。


今一度繰り返します。

絶対に、「どうせ、こうなるだろうと思っていた」と言ってはいけません。

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2010.10.26

「首相 審判真摯に受け止める」←主権者は誰か。

◆記事:首相 審判真摯に受け止める(NHK 10月25日 20時2分)

菅総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、衆議院北海道5区の補欠選挙で民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい」と述べたうえで、民主党の小沢元代表の国会招致について

「小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう形で説明するのが適切か、国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

この中で菅総理大臣は、24日に投票が行われた衆議院北海道5区の補欠選挙で、民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい。敗因として、候補者の知名度不足や厳しい経済への対応の不十分さもあるが

『政治とカネ』の問題も影響があったと見ることができる。そういうことをすべてしんしに受け止めて、今後の対応に当たりたい」と述べました。

そのうえで菅総理大臣は、小沢元代表の国会招致について「小沢氏自身が『国会の決定にはいつでも従う』と言っており、

小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう場でどういう形で説明するのが適切かは国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

また菅総理大臣は小沢氏に証人喚問に応じるよう指示すべきだと指摘されたことに対し、

「わたしがあらゆることを1人でやっているのではなく、それぞれの党のメンバーがどういう仕事をやっているか、中身で判断をいただきたい」

と答弁し、声を荒らげる場面もありました。(注:以下省略)


◆コメント:議会制民主主義なんですから、権力の正当性の根拠は国民の意思を反映しているということです。

ここ数年、毎年総理大臣が交替しているが、小泉の悪党は当然として、その後の安倍、福田、麻生、鳩山、菅、

を見ていると、やはり政治家になるような人間は神経の在処が違う、と思う。

別に褒めているわけではないが、普通の人間なら、これだけ毎日、マスコミを通じて国民に顔を見られて、

「バカだ、マヌケだ、無能だ、腰抜けだ」と書かれたり言われたりしたら、とっくに神経が参るはずである。

しかし、彼等を見ていると分かるとおり、誰もげっそり痩せ細ったり、眠れずに目の下にクマが出来ている事もない。

つまり、あれほど叩かれても、普通にメシが食えるし、眠れているのである。あまりの図々しさに感動する。


それはさておき、民主党政権がこれほど、ダメだとは、私も予想外であるけれど、

議会制民主主義である。権力の正当性の根拠は「国民の意思を反映している」ということによる。

つまり、今の政府は、どう見ても有能とは思えないが、この政党に権力を取らせたのは我々国民である。

今のような状況が予想できたら、投票しなかっただろうが、小泉以降、あまりにも日本がぶっ壊れてしまったので、

自民党はもうダメだ。民主党にやらせてみようと決断したのは(無論、民主党以外に投票した人、投票しなかった人もいるが)、

多数決の原理により、「国民の意思を反映している」ことになるのである。

確かに、尖閣諸島など実にみっともなかったし、菅政権をアホだ、無能だ、というのも

北朝鮮や中国じゃないから許されるが、全く他人事のように考えるのは正しくない。

主権者である我々国民に、先見の明がなかったのである(他に選択肢もなかったが)、ということは

自覚すべきである。

そして、何故民主党に政権を取らせたかというと、小泉が「自民党をぶっ壊す」と言いつつ、実は、

従来、平穏だった日本をぶっ壊し、一億総中流だったはずが、とんでもない格差社会となり、

弱者はとっとと野垂れ死んで下さい、というひどい世の中になったからである。

つまり溯れば、あのヘラヘラ小泉に絶対安定多数を取らせた2005年9月11日の「郵政民営化選挙」に於ける

投票において、有権者が致命的な判断ミスを犯したのである。

結果論ではない。

あの時私は、選挙前の1ヶ月、如何に小泉のいっていることが、いい加減か、ずっと書き続けた。

2005年8月9月の日記を読まれたい。

選挙の翌日、

2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。ココログ

と書いたら、物凄い嫌がらせが来た。

あの時、投票行動において選択を誤ったのが、そもそもの始まりである。

だから、現状を全て認めろとは言わないが、今のような日本になった責任の一端は、代議制民主主義の原理から言って、

我々有権者にもある、という認識を持つべきである。バカだ、無能だ、を繰り返しても、何も起きない。

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2010.07.21

「金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会」←拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

◆記事:金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会(7月20日22時8分配信 毎日新聞)

初来日した北朝鮮の元工作員、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(48)が20日、拉致被害者の田口八重子さん

(行方不明時22歳)の長男、飯塚耕一郎さん(33)と兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(72)と、

長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘で面会した。昨年3月に韓国で初めて会って以来の再会。

繁雄さんは会見で「金さんは改めて『(田口さんは)絶対生きている。そのうち帰ってくる』と言ってくれた。

大事な生き証人として今後も(交流を)つなげていきたい」と述べた。

耕一郎さんと繁雄さんによると、面会は午後3時45分から夕食をはさみ約2時間。

白いブラウスと黒のスラックス姿の金元死刑囚は、前回同様に健康そうだったが

「23年ぶりの国外に気持ちが高ぶって前夜は眠れなかった」と話し、少し疲れた様子だったという。

金元死刑囚は「この席に八重子さんがいたらどんなにいいか」と話し、さらに「八重子さんは帰ってくる」と繰り返し、

励ましたという。繁雄さんが持参した田口さんの兄弟らの写真を見て「目が八重子さんにそっくり」と目を真っ赤にする場面もあったという。

繁雄さんは「北朝鮮のやり方を知っている人がそうはっきり発言したことに、改めて強い期待を感じた」と語った。

耕一郎さんは「初めて会った時より大分穏やかな形で話ができた。今後も話をしながら交流を深めたい」と期待を込めた。

また金元死刑囚は北朝鮮との交渉について

「北朝鮮の意思を尊重した上で、プライドを傷つけないよう話をしていかないと解決にはつながらない」などと考えを語ったという。

(引用者注:以下省略)。


◆コメント:拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

金賢姫元死刑囚(このタイトル、何だか気に入らないので、以下本稿では「金賢姫元工作員」と記す)が20日早朝

来日して、向かった先は、鳩山由紀夫の軽井沢の別荘だという。あまりに広大な敷地で、門から屋内を見ることが

出来ず、報道陣をシャット・アウトするには、ちょうど良いらしい。鳩山由紀夫が初めて役に立った訳である。


そんなことはどうでも良い。

田口八重子さんの消息は無論重要だが、横田めぐみさんが無事なのかどうか、早く話せと言いたい。

無論、金元工作員が死刑判決後特赦を受けたのが20年前で、北朝鮮で最後に横田めぐみさんを見かけてから

あまりにも時間が経っているが、めぐみさんのご両親は、一秒でも早く話を聴きたいだろう。


日本政府は拉致問題を本気で解決する気があるのか、甚だ疑問である。

小泉の時に北朝鮮を訪問して5人が帰ってきて、それはそれで良かったが、あれを以て

はい、北朝鮮(による拉致)問題は、これで一応終わりで良いでしょ?

という態度に見える。

もっとはっきり書くならば、横田めぐみさんのご両親はご高齢なので、このままズルズルと問題を

解決するフリだけをしていれば、やがてご両親は他界するだろう。そうすれば政府にとって「五月蠅い」ことを

云う人がいなくなる。日本政府は、その時を待っているように見えるのは、私だけであろうか?


政府がそうなったのは、我々有権者にも責任がある。

先の参議院選挙で問題となったのは、要するに「消費税率の引き上げ」だけであった。

与党・民主党も、大きく議席を伸ばした自民党も、いきなり予想以上の議席を獲得した「みんなの党」も、

拉致問題解決を政策の重要課題として掲げていなかった。そして我々有権者はそれを問題視しなかった。

昨年、民主党が政権を獲ったとき、マニフェストに北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関して、

確かにすこしばかり記述があったが、それで、政権を獲得したわけではない。

拉致問題とは、北朝鮮の拉致工作員が、日本国の主権を侵害して違法に我が国の領土に侵入し、我が国の

国民をさらっていった、というとんでもない話で、国連憲章など出来る前なら、それだけで日本が北朝鮮に

宣戦布告し、戦争になってもおかしくないほどの大問題なのに、あまりにも長い間事態が膠着したままのため、

日本国民は無関心になっている。

だから、どの政党も北朝鮮による日本人拉致問題の解決を政策の筆頭に掲げない。そうさせたのは我々の責任である。

拉致問題に重大な関心を持ち、この解決の為の具体策を提示出来ない政党には、票を投じない、という世論が形成されれば

政治家は動く。今は、何度も書くがその反対の状態で、有権者が無関心だから、政治家も「どうでも良い」と考えている。


横田めぐみさんのご両親の気持ちを想像する能力ぐらい、特に子供を持つ人なら、有るだろう。

横田さんご夫妻は、何十年も、いつ、めぐみさんから連絡があるか分からないからといって、外出もましてや旅行も

控えていたのである。悲惨すぎる。ひとごとだと思って、無関心でいてはいけないのだ。

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2009.12.31

【御愛読御礼】本年も駄文を御愛読頂き、誠にありがとうございました。

◆今年は怠けてしまいまして・・・。

いつも、拙日記・ブログを御愛読頂きまして、ありがとうございます。

また、あっと言う間に一年経ってしまいましたね。


たった今調べてみたのですが、昨年、2008年は、エンピツの目次ページベースで数えますと、

359本の記事を書いておりますが、今年は、前回(12月29日付)までで、350本しか書いておりません。

2007年以前を数えると怖いので(笑)、数えておりませんが、多分毎年少しずつ減っているのではないか、

と思います。昨夜もサボってしまいましたが、実は昨日が私は仕事納めでしたので、

年末年始無関係に働いておられる方が大勢おられることは、勿論認識しておりますが、

個人的に、非常な開放感がありまして、遊んでしまいました。

即ち、夜、テレビで「男はつらいよ」第25作を見まして(何故、第25作かというと、多分、マドンナが、

今年亡くなられた大原麗子さんだからだと思います)、その後、一昨日テレビで途中から見て非常に興味を持った

「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」という番組を、NHKオンデマンドという

ネット配信で見たりしておりました。そのうちに眠くなり、寝てしまいました。失礼しました。


話が逸れますけれども「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」は、リンク先に表示されていますが、

総合テレビ 1月3日(日)午前2:00~2:45に再放送の予定だそうです。好き好きですが、

私は、ご覧になることをお奨めします。

「文藝春秋」に「田中角栄研究」という記事を載せ、金脈政治を一人で暴き、

故・田中角栄元首相を、結果的には辞任に追い込んだ、ジャーナリストの立花隆氏と、

ヤクザ映画「仁義なき戦い」を真っ先に連想する(私は、です)俳優の梅宮辰夫氏。


あまりにも別世界の人なのに、なんと、番組紹介ページによると、

実は、戦後まもない茨城県水戸市で6年間、同じ町内に住み、同じ小・中学校に通い、同じ陸上部で汗を流し

ていたそうです。当時から仲が良かったようです。55年ぶりの再会。あまり書くとネタバレになりますが、

一点だけ。驚くべき事に、と書いては本当は失礼なのですが、二人が所属していた陸上部の顧問の先生が

まだ、ご健在なんです。立花・梅宮両氏が、グラウンドを訪ねたら、ひと目で先生は二人とわかり、

「梅宮、お前は・・・」「立花。お前は・・・」(これ以上書きませんが、褒めるんです。このあと)

とかおっしゃるのですね。


しかし、何が微笑ましいって、あまりにも別の世界を歩んできたかつての同級生が55年ぶりに会った

というのに、実に、気が合うんです(失礼だけど、合いそうに無いでしょ?)。

まあ、この辺にしておきましょう(笑)


◆すっかり話が逸れてしまいましたが、御愛読御礼です。

今年は、どうも去年よりも体調が悪い(因みに私の場合「体調」とはうつ病の状態、ということです)

ことが多く、サボり気味になりました。とは言っても主治医の先生によれば、非常に緩慢なペースで

治っているようですので、このまま、ガタガタっとなることは、まずありません。

個人的な話が続いて恐縮ですが、愚息が高校三年でして、つまり受験生なのですが、

私が客観的に観察するかぎり、どう考えても現役で、ある程度の大学に合格するのは無理で、

浪人必至です。しかし、私も浪人しましたし、こういうことは、オヤジが怒鳴っても、本人が

「危機感」を持たないと、結局、どうにもなりませんので、「勉強しなくて良い」とはさすがに言いませんが

静観しております。

今と昔では事情が違うでしょうし、私の場合は、たまたま運が良かったのですが、浪人したが為に、

今月他界された、平山郁夫先生にお目にかかることが出来ました。
2009年12月02日(水) 平山郁夫画伯、ご逝去。30年前に予備校で「特別講座」を拝聴しました。ココログ

何が幸いするか、わかりませんから、まあ、仕方がないか、と。

但し、浪人したら、1年後の今頃、「今度落ちたら・・・」ですから、当分安心できません。

来年はそれを(絶えず、頭の片隅で心配するであろうことを)覚悟しなければなりせんが、仕方ないですね。


◆天下国家を論じるには、あまりにも頼りないというか・・・・。

自分のことは、なかなか客観視出来ませんので、ひと様が、弊日記にたいしてどのように

お感じか、分かりませんが、自分としては「JIROの独断的日記」が時事問題、天下国家を論じる

(出来は悪いですが)日記として、勢いを持っていたのは、小泉政権、安倍政権の頃だったか、

と感じます。小泉の郵政民営化選挙はあまりにも詐欺的だったし、竹中の経済政策も誤っていた。

格差社会の元凶です。

また、小泉元首相は、ブッシュ前大統領の「下僕」のようで、明らかに国際法的にも人道的にも間違っているイラク戦争を支持し、

自衛隊をイラクに派遣(何十回も書いたので詳しく書きませんが、私は違憲だと考えています)を実行した

(他にいくらでも書くことありますが省略します)。


安倍政権は1年の短命(その後も、短命政権が続きましたが)政権でしたが、

小泉時代の「郵政民営化選挙」で得た、絶対安定多数をいいことに、国民投票法案や

憲法の付属法といわれる教育基本法改正法案を、強行採決しました。

特に国民投票法案は、要するに憲法第9条を変更(一般的に、マスコミは「改正」とかきますが、

「改正」とは、読んで字の如く「正しく改める」ことをいうのです)して、

日本を再び「戦争が出来る国」にしようと本気で考えていました。

ですから、私は、市井の一個人がこんなところでいくらかいても、世の中の及ぼす影響など

皆無であることなど、当然分かっていますが、「書かないではいられなかった」のです。


その後、福田、麻生の両元首相は、確かに積極的に評価は出来なかったけれど、元凶は、

自民党をぶっ壊すといいながら、「日本をぶっ壊し」た小泉純一郎にあるわけで、

二人はその失敗の「残務処理」が出来なかった。出来なかったのは無能だけど、もともとぶっ壊した奴が

一番悪いので、小泉時代ほど、本気で批判する気がおきませんでした。


麻生前首相は、失言が多いとか漢字が読めないとか、要するに無策であるという批判の集中砲火を

浴びましたが、如何にも、首相になったタイミングが、運が、悪かった。

麻生太郎内閣総理大臣が誕生する前の週(2008年9月15日)に、リーマン・ブラザーズが破綻し、

それ以来、世界中の景気が、今生きている人々が、かつて見たことのないような勢いで後退しました。

リーマンショック後の景気後退は、仮に他の誰が首相になったとしても、

絶対に食い止められなかったと思います。それは、間違いないです。

そして、景気が急激に悪化しているときに、支持率が上昇する政権(内閣)は、

原則的に、ありません。だから、私は、小泉のときほど本格的に

「麻生批判」を書く気になりませんでした。書いても仕方がない、という状態でした。


◆政権交代は果たしたものの、民主党は、何が何だか分からない。

鳩山首相は、母親からカネを貰ったとかなんとか、どうでも良いことで騒がれています。

唯一、無理矢理褒めるなら「正直」ということでしょうか。

しかし、あの人の「無表情」や彼が育った恵まれた環境を考慮すると、

彼は「人が経済的に困窮する」、ということが本当に理解出来ると、到底思えません。


また、民需がだめなら、財政がたとえ、一時悪化しても、国が需要を創出すべきなのに、

事業仕分けに夢中になっているのが、鳩山首相が率いる民主党です。

そんなに無駄を省くというのなら、まず民主党議員は全員、ボーナスや文書交通費を返上する

というぐらい、率先垂範するべきだと思いますが、自分たちのおカネが減らされるのは嫌だ、

というのだから、話にならない。真面目に叩く気になりません。


◆音楽記事が多いことに関して。

「JIROの独断的日記」は、二箇所に載っています。そもそも書き始めたのは、

ウェブ日記エンピツです。2002年4月に書き始めましたが、

当時の日本では、まだ、「ブログ」という言葉すら殆ど知られていなかったと思います。

私の印象では、2003年頃から流行り始め、やがて爆発的に「ブロガー」が増えました。

そこで、私も使ってみたくなり、2004年にJIROの独断的日記ココログ版を開きました。


言うまでも無く、ブログは何を書こうが自由で、カテゴリーすら自分で「創る」ことが可能です。

ところが、エンピツでは、登録時、得票ランキングに参加したければ、

予め用意されたこれらの「ジャンル」からどれか選ばなければなりません。

音楽というジャンルもありますが、わざわざ読む人が少ない。

それに最初は、これほど音楽記事を書くことになり、しかもそれが喜んで頂けると思わなかったので、

時事・社会のジャンルに登録してあるのです。

複数のアカウントを開くためには今は有料版しかありませんので、おカネが要ります。

まあ、それは永久会員登録しても数千円ですけど、完全に別のアドレスになります。

普段、時事問題を読んで下さっている方で、今まで音楽にあまり関心が無かった、という方にも

クラシック音楽を、紹介したい。そのためには、「いつもと同じアドレスに」音楽記事が載っていなければなりません。

音楽記事をエンピツの時事・社会に書くのは、そういう事情があります。


◆書き続けられるのは、読者の皆様のおかげです。

エンピツに登録した当初は、何を書いたらよいか分からず、身辺雑記みたいな下らんことばかりで、

しかもサボることが多かったのですが、兎にも角にも7年8ヶ月、止めずに書いています。

さきほど、総記事数をエンピツの最初から数えたら、前回までで、2,570本でした。

この記事が、「第2,571号」です。これは驚異的で、私は子供の頃から、

あの紙の日記、「当用日記」が一週間続いたことがないのです。何度やっても三日坊主でした。

ですから、途中サボりながらも7年8ヶ月書き続けているのは、私としては奇跡的なことです。


理由は簡単で、「読んで下さる方がいらっしゃるから」です。それ以外にありません。

手前味噌になりますが、先日、ある読者の方から、大変嬉しいお便り(メール)を頂きました。

転載のお許しを得ていないので、要旨を書かせて頂きますと、

今年は忘れがたい年になった。たまたま、JIROの独断的日記を読み、音楽に興味を持った。

紹介されている曲を聴いているうちに、音楽にもっと深くかかわりたいと思うようになり、

6月からピアノを習い始めた(JIRO注:大人の方です)。今、モーツァルトをさらっていて、

大変楽しい。

との非常にご丁寧なメールでこちらが恐縮しました。

皆さんが想像なさるほど、メールを頂戴することはありませんし、勿論、

仲には嫌がらせもありまして、
お前の日記は、他人を口汚く罵り、何かと言えばうつ病自慢、自殺未遂自慢だ。

死に損ないとして生き恥をさらしているくせに、本当に自己愛の強い異常なやつだな。

というような、これも原文そのままではありませんが、殆どこの調子でして、こういうのは、

何度も来たことがあります。


しかし、やはり、励まして頂いたことの方が遙かに多いですし、読んで頂けるだけでも有難い。

図々しく「是非、エンピツの投票ボタンをクリックしてください」などとお願いしておりまして、

皆様面倒臭いだろうと思いますが、お時間を割いてクリックして下さる、

という事実が、本当に美辞麗句ではなく、書き続ける原動力になっています。
皆様、本年も、「JIROの独断的日記」を御愛読頂きありがとうございました。

来年も、浅学にして非才、また、野卑極まりない言辞を弄することがあるかと思いますが、

拙日記・ブログにお付き合い頂きますようお願い申し上げます。

どうか、皆様、ご家族の皆様共に、

よいお年をお迎えください。

本年は、これにて失礼をいたします。

【読者の皆様にお願い】

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2009.08.16

麻生首相式辞 戦没者追悼式「本日ここに我が国は不戦の誓いを新たにし」←自民党新憲法草案では第9条第2項が削除されているが。

◆記事1:<終戦記念日>麻生首相式辞 戦没者追悼式(8月15日12時39分配信 毎日新聞)

麻生太郎首相の式辞(全文)は次の通り。

天皇皇后両陛下の御臨席をかたじけなくし、戦没者の御遺族及び各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式をここに挙行いたします。

先の大戦では、300万余の方々が、祖国を思い、愛する家族を案じつつ、亡くなられました。

戦場に倒れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異境の地において亡くなられました。また、我が国は

、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。

国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。

終戦から64年の歳月が過ぎ去りましたが、今日の日本の平和と繁栄は、戦争によって、

命を落とされた方々の尊い犠牲と、戦後の国民の、たゆまぬ努力の上に築かれております。

世界中の国々や各地域との友好関係が、戦後の日本の安定を支えていることも、忘れてはなりません。

私達は、過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、次の世代に継承していかなければなりません。

本日、ここに、我が国は、不戦の誓いを新たにし、世界の恒久平和の確立に向けて、積極的に貢献していくことを誓います。

国際平和を誠実に希求する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります。

戦没者の御霊(みたま)の安らかならんことを、そして御遺族の皆様の御健勝をお祈りして、式辞とさせていただきます。


記事2:<麻生首相>集団的自衛権行使「可能にすべきだ」(8月13日21時23分配信 毎日新聞)

麻生太郎首相は13日、TBSの報道番組で、集団的自衛権の行使を禁じている憲法解釈について

「日本を守る同盟国のアメリカの艦船が北朝鮮から攻撃を受けたとすれば、自衛艦がそれを防護することを可能にしておくことは大事だ」

と述べ、行使を可能にするよう見直すべきだとの考えを示した。

そのうえで首相は「北朝鮮による侵略、北朝鮮による脅威というものは20年前、30年前は考えられなかったと思う。

国民の安全を守るのが政府としての当然の義務で、その一環として考えるべきだ」と述べた。


◆コメント:戦没者追悼式における麻生首相の発言は、矛盾している。

終戦記念日、戦没者追悼式の式辞で首相は太文字で強調したとおり「不戦の誓いを新たにする」と述べている。

ウソだ。

自民党の政策PDFを見る。一番最後に、

自主憲法の制定

とかいてある。自民党サイト内に、新憲法草案がある。

新憲法では、現行憲法第9条第2項
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

を「削る」となっている。国の交戦権を認めない、という文言を削除するのは、国の交戦権を認めようという意味である。

自民党は、日本を戦争が出来る国にしようとしていることを選挙公約で明言しているのである。

だから、戦没者追悼式に於ける麻生発言は、ウソだ。


さらに、記事2では、麻生首相は
集団的自衛権の行使を可能にすべきだ

と発言したと報じられている。

集団的自衛権とは、自国が他国の侵略・攻撃を受けていなくても、密接な関係にある同盟国(要するにアメリカ)が、

攻撃されたら、日本への攻撃と見なし、武力を用いて反撃するということである。

北朝鮮云々が問題ではない。一旦集団的自衛権の行使を可能にしたら、アメリカにいくらでも引きずられ、戦争に巻き込まれる。

首相は、
日本を守る同盟国のアメリカの艦船が北朝鮮から攻撃を受けたとすれば、自衛艦がそれを防護することを可能にしておくことは大事だ

というが、その必要はない。日米安全保障条約は1960年1月19日に署名され、同年6月23日に発効した。

その時点で日本国憲法は当然、既に施行され、米国は日本国憲法第9条第2項の存在を認識していたし、

今も認識している。また、政府の公式見解
「集団的自衛権の行使は違憲である」

も当然認識していながら、安保条約を保持している。安保条約はその条件での「契約」である。

欧米人を相手にするときに下手に遠慮してはいけない。
安保条約を締結していたときにアメリカは日本国憲法をよく知っていただろう。集団的自衛権が違憲であることもしっているだろう。

今更内容の変更など要求するな。

と言わなくてはいけない。日本は税金から在日米軍基地の維持費(職員の給料も含めて)莫大な予算を投じている。

アメリカはその対価として、日本が攻撃されたら、反撃する。謂わば用心棒契約である。

それを妙に遠慮するからいけないのである。
こっちは、やることをやっているのだから、アメリカは有事になったら、日本を守れ。

と、でかい顔をして言えばいいのである。

「遠慮」とか「気がね」という精神性は日本人独自のものだ。欧米人は決してそんなものを持っていない。

言った者勝ちなのだ。

選挙で自民党が勝ったら、憲法を改正し、日本が戦争を出来る国にすることに有権者は同意したことになる。

これを忘れてはならぬ。2005年には無かった、極めて重要なポイントである。


そして、民主党に対しては、「はっきりしろ」、と言いたい。憲法はどうするのか。集団的自衛権の行使を可能にするのかしないのか。

今の民主党の政策集では、専守防衛に限るといいつつ、
従来の個別的・集団的自衛権という概念上の枠組みにこだわらず、

と訳の分からないことを書いている。専守防衛に限るならば、集団的自衛権は必要ない。

日本を戦争が出来る国にはしない、とはっきり言えないのであれば、私は民主党も信用できない。

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2009.07.06

体調が悪くて、どうしても大したことが書けません。/ミロスラフ・ケイマル氏のトランペット。

◆以前はこんなコト無かったのですけどね。

トシの所為でしょうか。気力が無くなってきました。

今日は、本当は衆院選の前哨戦と言われる、静岡県知事選挙の結果が未明には分かる、

とのことですから、それを見てから何か書くとか、来週に迫った東京都議会選挙に関して何か書くとか、

すべきなのでしょうが、何だか、どうでも良いのです。

どうも調子が悪いんです。


◆最早過去の話ですが、一つだけ書くなら・・・・。

東国原宮崎県知事に自民党が出馬要請し、東国原氏は、総裁候補になることを交換条件に出した、というのが、

全くの冗談ではなかった、と知った時の驚きです。

東国原知事は、きちんと職務を遂行しているか、というと、そう思えません。

宮崎県の経済成長率が特に著しく伸びたわけではない。他の都道府県と同様に不況にあえいでいます。

他県からの観光客は増えたけど、宮崎に泊まらず、鹿児島から来た観光客が宮崎を見物して、大分や熊本で泊まる。

宮崎の観光業は悲鳴を上げている。雇用者数も増えていない。

本気で財政改革をやろうとしたら、議会も県庁のヤクニンも大反対するだろうから、

あれほどチャラチャラ東京のクイズ番組に出ている筈は無い、と思うのだが、今でも彼はよく働いている知事だ、

と思っている日本人がいるらしく、驚く。


日本人が何でも直ぐに忘れてしまうのは、良く知られていることだが、東国原知事は、

「フライデー編集部襲撃事件」時の「たけし軍団」の筆頭格で、現行犯逮捕、書類送検され(結果は不起訴だったが)、

性風俗店での未成年淫行疑惑では、「未成年とは知らなかった」と見え透いたウソをつき、警察で事情聴取を受け、

後輩芸人への暴行事件では、頭部を蹴り上げ全治1年の重症を負わせ、略式起訴で罰金刑に処せられている。


過去の事とはいえ、若気の至りでは済まない。


仮定上の話として、東国原が内閣総理大臣になったら、海外のメディアは、

「日本人は過去に未成年との淫行疑惑で警察の取り調べを受け、暴行事件を起こした人間を国政の最高責任者に選んだ」

と書くだろう。言い訳のしようがない。事実なのだから。

国辱以外の何ものでもない。

自民党も日本人もそれぐらいのことが分からなくなってしまったのか、と思い、全身の力が脱けていくような

絶望感を味わった。

それぐらいですかね。書くことがあるとすれば。


◆チェコ・フィル元主席トランペット奏者、ミロスラフ・ケイマル氏の美しい音。

約2年前に初めてご紹介してから、何度も載せています。

GLORIA-トランペット名曲集です。

このアルバムのすごいところは、全て、テンポの遅い、たっぷりと歌うような曲、或いは楽章だけ、で構成されていることです。

適度な速さの音楽が、演奏は一番易しい。ラルゴ、アダージョ、レント、アンダンテなど、テンポの遅い音楽は、

素早いフィンガリング(指使い)や、派手なテクニックはありませんが、演奏者の音楽性がモロに出ます。

「遅い」わけですから、誤魔化しようがない。

そういう曲だけで、1枚のアルバムを、トランペット(や、同属楽器のフリューゲル・ホーンなど)で録れるのは、

かなりの英断だと思います。


その中から、最も分かり易い3曲。


ヘンデル:「オンブラ・マイ・フ」


ダウンロード OnbramaifubyTrp.mp3 (2779.3K)


これは、弊ブログを読んで下さっているプロのクラリネット奏者、Nべさんから言われて気が付きました(恥ずかしながら)が、

フリューゲルホーンという、元々トランペットよりも柔らかい音がする楽器で演奏しているものと思われます(アルバムのライナーノーツには

何も記述がありません)が、あの一番高い音、何の緊張感、耳障りな音色、鋭角的な音色が無いでしょ?

あの境地に至るだけで、大変なことだと思います。そして、お聴き頂くと分かるように、

繰り返し書きますが、テンポが遅いですよね?ひとつでも音がひっくり返ったら、一瞬でバレますよね?

ものすごく速い16分音符を吹いていて、1つの音を半音間違えても、多分、素人の我々は気が付きませんが、

この曲で一箇所でも間違えよう物なら、「何、やってんの?」といわれるのが、プロです。だから、難しいのです。


2曲目。マルティーニという作曲家の、「愛の喜び」。これも同じ難しさです。


ダウンロード JoyofLoveMartini.mp3 (3880.5K)



金管楽器はビブラートをかけるものではない、と頑なに言い張る人がいますが、それほど杓子定規に規定することはない。

ケイマルの、緩やかなビブラートは、明らかに、音を、音楽をより一層美しくしていると思います。


最後。元来、J.S.バッハのチェンバロ協奏曲ヘ短調、BWV1056の第2楽章「ラルゴ」なのですが、あまりにも美しいので、

色々な楽器や演奏形態で、演奏されます。通称、「バッハのアリオーソ」。


ダウンロード BWV1056byTrp.mp3 (2596.5K)



これは、多分、トランペットで吹いていますが、やはり高音域が伸びやかで、刺激的になりません。厳かでありながら、

輝かしい。素晴らしい。大変音楽的な演奏だと思います。ミロスラフ・ケイマル氏、間違いなく名人です。

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2009.06.28

「エコポイント」の矛盾。

◆エコポイントとは。

環境省のエコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業の実施についてによれば、

5月15日から、グリーン家電製品を購入された方々は、様々な商品・サービスと交換可能なエコポイントが取得できます。

この事業は、地球温暖化対策の推進、経済の活性化及び地上デジタル放送対応テレビの普及を図ることを目的として実施するものです。

ということだそうだ。


◆エコポイントが取得できる「グリーン家電製品」と商品別の「エコポイント数」

これに関しては、グリーン家電普及促進事業 エコポイントに詳しく載っている。

エコポイント対象商品一覧表。これを見ると、ヘンですよね。

グリーン家電製品と言いながら、勿論全然電力を消費しない訳ではない。

ところが、エアコンも、冷蔵庫も、テレビも、消費電力が多いものを買った方が、エコポイント数が多い。

これ、おかしくない?

最初に載せた、環境省の説明によると、

この事業は、地球温暖化対策の推進、経済の活性化及び地上デジタル放送対応テレビの普及を図ることを目的として実施するものです。

地球温暖化の推進というのは、現在日本ではまだ、電力の3分の1は火力発電。

化石燃料を燃やして発電するのが地球温暖化の原因となる(と言われているCO2)と言われているのに、

エコポイント制度を導入して、「省エネ家電の売り上げが大幅に増えているらしい。
◆エコポイントで省エネ家電好調、薄型テレビは4割増(6月23日19時54分配信 読売新聞)

調査会社GfKジャパンが全国の家電量販店(約4500店)を対象に調査した15~21日の省エネ家電の販売状況によると、

薄型テレビは前年同期比43・7%増と前週(8~14日)の36・4%増より伸び率が約7ポイント上昇した。

冷蔵庫は3・4%増と約8ポイント上昇、昨年に比べて気温が低く販売不振が続くエアコンは10・9%減とマイナスだったものの、

減少率は約5ポイント改善した。

今回の調査期間は、省エネ家電の購入者に価格の一定割合を還元するエコポイント制度の交換商品・サービスが

19日に発表されて最初の週末だったため、エコポイント効果が改めて消費意欲を刺激したとみられる。

エコポイントの対象商品のうち、薄型テレビは5月15日の制度開始から、地上デジタル放送完全移行による買い替え需要もあり、

好調に売り上げを伸ばしてきた。一方、冷蔵庫とエアコンは前年実績を下回る週も多く、息切れ感が出ていた。

家電業界では「交換商品の発表がボーナス商戦を後押しするきっかけになってほしい」(大手家電量販店)と期待感が高まっている。

個人消費が増えることは、景気の回復には有効だが、「エコ・ポイント制度」の主目的が、

「地球温暖化対策の推進」、即ち省エネだとしたら、消費電力が多い製品ほど高いエコ・ポイントを付加したのでは、

いくら省エネ家電とはいえ、結局、却って消費電力が増えることにならないのだろうか。

つまり、本当に省エネ=温暖化対策になるのだろうか?

家電メーカーから多額の政治献金を受けている与党が、メーカーから頼まれて、

こういう制度を作っただけで、本当はまず、景気で、温暖化云々は後付けの理由ではないだろうか、

と勘ぐられても仕方がない。


◆エコポイントでガソリンが買えるってのはどういうこと?

先日、「キャンドルナイト 各地で消灯、地球に優しく」←「地球温暖化を防止するのはおそらく手遅れ」(「地球環境概況2000」)

という記事を書いたところ、ココログに読者の方からコメントを頂戴した(コメントに対するレスはまだ書いてなくて、済みません)。

この方は、

空気の構成成分の0.05%にも満たないものが急激な温度上昇の原因となるとは少し考えにくいです。

と書いておられる。その辺の感覚は正直に言って、骨の髄から「文科系」の私には、感覚的・直感的には、

分からない。確かに温暖化と人間の活動により発生するCO2に因果関係があるのか、本当には科学的に証明出来ていないらしい。

しかし、私がこれから1から勉強して、自分でその因果関係を証明することは出来ないので、

ウィキペディアの記述、
2007年2月には国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が発行した第4次評価報告書(以下、AR4と表記)によって

膨大な量の学術的(科学的)知見が集約された結果、人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は9割を超えると報告された。

という状況が真実である、という仮定に立って述べるならば、CO2は、クルマの排気ガスにも含まれている。

ということは、出来るだけクルマ(ガソリンエンジンの自動車)に乗らないこと、

が「温暖化対策」として奨励されるべきなのに、エコポイント交換商品情報を見ると、

事業者コードA048に、ガソリンサービスステーションプリペイドカードが含まれているのは、おかしくありませんか?


◆高速道路の休日割引

「エコポイント」から話が逸れる。

地球温暖化対策を真剣に政府が考えているのであれば、4月から高速道路の休日割引を実施したのも、

むしろ、自動車で出かける人が増えることは明らかで(実際、GWの高速の渋滞はすさまじかった)

全然「エコ」ではない。逆行しているではないか。


◆結論:エコポイントの「エコ効果」は期待出来ない。

前述の通り、お題目は「地球温暖化対策の推進」を含んでいるものの、

エコポイント制度による、「エコ効果」は期待出来ない。

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2009.06.15

鳩山総務相辞任問題の本質。郵政民営化を推進するかどうか、与党内で議論したらどうですか?

◆どの新聞を読んでも本質を捉えていない。

全国紙の社説を一通り読んだが、問題の本質を敢えて誤魔化している。

私が、鳩山批判の記事を書いたら、

お前は、郵政民営化に反対だ、と散々書いているのに、鳩山を批判するのは矛盾しているのではないか?

と言うコメントを頂戴した。

矛盾していない。

私自身は今でも郵政民営化に反対である。

しかし、現在、自民・公明連立与党が、衆議院において、絶対安定多数を確保しているのは、

2005年9月11日の所謂「郵政民営化」選挙で、当時の小泉首相が、

この選挙は、郵政民営化の是非だけを問う選挙なんです。

と百万遍も繰り返し、それに有権者が示した判断の結果である。

実際には、小選挙区制の欠点がモロに現れ、死票が非常に多かったが、

有権者の下した判断、即ち民意は、「郵政民営化に賛成」だったのである。

議会制民主主義の原理からして、政府は郵政民営化を推進することが求められた(くどいが、私は反対だが)。

その実行を委託され、政府から三顧の礼を以て迎えられたのが西川・元・三井住友銀行頭取だった。

西川氏に与えられた職務は従って、郵政民営化のスムーズな移行を実現することであった。


◆鳩山氏の真意が郵政民営化反対ならば、国会で再度討議するべきだった。

ぶっちゃけた話、自民党内部でも、郵政民営化の是非に関しては意見がいまだに分かれている。

何しろ、麻生太郎内閣総理大臣が、一時「本当は郵政民営化に反対だったが閣僚の1人として反対できなかった」

というぐらいである。鳩山邦夫氏も同じ思想的傾向を持っている。

ならば、政権が替わったのだから(今は小泉政権ではないのだから)、民営化に不同意であるならば、

政府内で再度この問題を討議し、実際には民営化は始まってしまったので、これを元に戻すとなると、

大混乱は予想されるが、本当に民営化を止めるべきだ、と考えるなら、そのような動議を国会に提出するべきなのである。


今回、私が鳩山氏の西川社長続投反対を批判したのは、

政府が郵政民営化を正面から見直す手続きを踏まず、政府方針が固まらないのに、

鳩山氏は、かんぽの宿のオリックスへの一括売却は正義に反する、とか西川氏に因縁を付けて、

小泉路線の転換を図ろうとしたことである(表向きにはそこまではっきり言わないが)。


民営化を推進してくれ、と政府から頼まれたからなるべく迅速にそれを実現しようとする

西川社長をクビにして、郵政民営化を遅らせようという姑息な手段に出たのである。


◆結論:郵政民営化を引き続き推進するのかしないのか政府の意思を明らかにすることだ。

内容が重複するが、もう一度、まとめる。

要するに、鳩山邦夫も麻生太郎も、民営化はどうかな?と思っている。

おもっているなら、国会で再度話し合えば良いのに、その度胸は無い。

3年前の大勝利で示された「民意」に正面から背くことになるからだ。


だからといって、西川氏に「辞めろ」、と迫るのは、お門違いだ。

謂わば「郵政民営化請負職人」である西川氏にしてみれば、

政府は何を今更、ごちゃごちゃいうのだ。民営化が本気じゃなかったのなら、俺に依頼などするな。

と言いたいであろう。

民営化を見直すのかどうかはっきりしないまま、民営化を遅らせようと、西川氏を虐めるのは、正規のやり方ではない。

政府・与党は、「やっぱり民営化止めます」、と言いたいのなら、はっきりと、そう宣言した上で解散総選挙をして、改めて民意を

問うべきである。

「事務方」の西川氏のやり方が郵政民営化の問題の所在であるかのように「偽装する」のは、正しくない。

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2009.06.13

<鳩山総務相更迭>自らの正当性強調…「正しいこと通らぬ」←これは大笑いですね。

◆記事:<鳩山総務相更迭>自らの正当性強調…「正しいこと通らぬ」(6月12日20時58分配信 毎日新聞)

「今の政治は正しいことを言っても認められない」。日本郵政の社長人事を巡る混乱は12日、

自説を曲げない鳩山邦夫総務相の更迭で収束した。国民の圧倒的支持を得たはずだった小泉改革の象徴「郵政民営化」。

それが、次期衆院選を控えた時期に、麻生太郎首相の指導力に疑問符がつく結果につながった。

小泉チルドレンからは、更迭を歓迎する声がある一方、総選挙を前に危機感をにじませる意見も出た。

午後2時過ぎ、首相に辞表を提出した鳩山氏は、首相官邸で報道陣に囲まれた。

鳩山氏に対しては政府・与党内から「スタンドプレー」との批判もあったが

「世の中、正しいことが通らないことがあるんだな」と自らの正当性を強調した。

また明治初期の征韓論をめぐる対立を例に

「西郷隆盛翁は『(征韓論に反対だった)岩倉(具視)公、あやまてり』と言って政府を離れた」

と、明治維新の立役者の一人に自らをなぞらえた。

首相からは「一番厳しい時代に自民党総裁選で選対本部長をやっていただいた。そういう関係だけに悲しくて残念」

と伝えられたことを明かす一方で「今回の総理の判断は間違っている。

(自分の主張の正しさは)50年、100年先ではなく1年以内に証明される」と断言した。


◆コメント:茶番というか、噴飯ものというか・・・・。

鳩山邦夫氏の発言のようなのを、「噴飯もの」という。メシを食っているときに聞いたら、

思わず、食べているものを吹き出してしまうほど、滑稽だという意味の日本語である。

彼の発言を読み、ツッコミどころ満載で、笑いが止まらなくなった。

日本郵政の話は後で書くが、最高傑作は、

「世の中、正しいことが通らないことがあるんだな」

であろう。

文字通り解釈すると、鳩山氏は、「世の中では、常に正しいことが通る」と考えていたことになる。

こういうのを「カマトト」というのである(本当は女性に対して「カマトトぶるんじゃねえよ!」という風に使うのだが)。

「カマトト」の意味が分からない方は国語辞典を引いて下さい。少なくとも、広辞苑、大辞林、大辞泉には詳しい説明がある。

鳩山邦夫氏のプロフィールを見ると、初当選は1976年である。

33年間もの長きに亘り、権謀術数の渦巻く、うす汚い政界で生き延びてきた人物が、本気で、「世の中では、常に正しいことが通る」

と思っているなら、バカに相違ない。


嫌味はこの辺にして、彼のいうことは正しい。世の中、正しいことが通らないことがある。

むしろ、正しいことが通らないことの方が多いのではないか、というぐらいだ。ただ、それを政治家が口にするとは。

臍が茶を沸かす。


2005年の郵政民営化選挙の際、衆議院で民営化法案が可決され、8月8日参議院で否決された。

両院の決議が異なるときには、両院協議会を開き、それでも意見がまとまらなければ、衆議院で

3分の2以上で再可決すれば、その法案は成立する。これが法律で定められた正しい、日本における法案決議の手続きである。

ところが、時の内閣総理大臣、小泉純一郎は、参議院で否決されたら、いきなり、衆議院を解散した。

国法で定められた手続きを無視した解散権の濫用であった。あれは、「正しいこと」だったのか。

また、解散総選挙となったら、衆議院で民営化に反対した自民党議員は小泉によって公認をはずされ、

刺客を立てられて、多くが落選した。

郵政民営化造反議員はその後、反省文を書き、以後、党の決定には逆らわないという「誓約書」を書いて、

自民党に復党した。有権者をバカにするにもほどがあるし、造反議員の基本的人権、「思想・信条の自由」を侵している。

あれが「正しいことがとおる世の中」なのか。バカも休み休み言え。


◆自分は正しい、という人が何故、正しさを証明出来ないのか。

鳩山総務相は、日本郵政の西川社長の続投に反対し続けた。色々な理由があるが、

言うまでもなく、彼が最も重大視したのは、日本郵政がかんぽの宿をオリックスに一括売却したことである。

「正義に反する」

という。そして、
「(自分の主張の正しさは)50年、100年先ではなく1年以内に証明される」

と、豪語する。それほど、この取引がはっきりと「正義に反する」のならば、一体何が問題なのか、

国民に説明出来るはずだし、すべきだったが、鳩山総務相は遂に最後まで、しなかった。

何故しないか?出来ないからである。鳩山氏が指示した総務省の調査でも、明確に不正と判断されるような証拠は出てこなかった。

更に、日本郵政が設置した専門家による第三者委員会は、報告や記録にいくつかの問題があったと指摘したものの、

売却の決定自体が「不適切なものとは考えない」と総括した。


鳩山総務相は「正義に反する」「信念は曲げられない」を繰り返すばかりだ。辞任が決まってからも、
「(自分の主張の正しさは)50年、100年先ではなく1年以内に証明される」と断言した。

何を自己陶酔しているのだ。こんな話、100後には忘れ去られている。

そして、「1年以内に証明される」というなら、1年と言わずに、今すぐ、鳩山氏自身が「正義に反する」証拠を呈示し、

国民に説明すればよいではないか。結局、不正が立証できないから、言を左右にして誤魔化しているだけではないか。

また、鳩山氏は、続出する日本郵政の不祥事(障害者団体向け割引制度の悪用による郵便法違反事件など)の責任をも、

西川氏に転嫁しようとしているが、西川氏が日本郵政の社長に就任したのは約3年半前であり、

一連の構造的不祥事は、その前からずっと続いていたことはほぼ明らかで、それが西川氏の責任だというのは、

論理的に納得できない。


要するに、鳩山邦夫総務省は、自分が正しいことを言っているのに、「世の中で通らず」に

罷免された、と、今でも言っているようだが、そうではない。

間違ったことを言い続けるから、罷免されたのだ、ということに気づいていない。

駄々をこねる子供と、ほぼ同じだ。

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