カテゴリー「犯罪」の記事

2014.08.03

「<高1同級生殺害>父親への暴力で別居 代理人が説明」←この少女は「治療」不可能です。

◆記事:<高1同級生殺害>父親への暴力で別居 代理人が説明(毎日新聞 8月3日(日)19時33分配信)

長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、少女(16)が殺人容疑で逮捕されて1週間となった3日、

少女の父親の代理人弁護士が報道陣の取材に応じた。

代理人は少女が今年4月から1人暮らしを始めたきっかけが、少女による父親への暴力だったと説明した。

代理人によると、父親は50代。少女は今年3月、寝ていた父親の頭部を金属バットで殴り、負傷させた。

この後、少女は二つの精神科にかかり、医師が「同じ屋根の下で寝ていると(父の)命の危険がある」と助言したという。

父親の再婚は少女が1人暮らしを始めた後の5月で、

少女は実家で新しい母親と料理を作ったり、ピアノを演奏したりしたこともあったという。

代理人は「父親は再婚した妻と共に、医師、カウンセラーなどの指導に基づく対処をしてきた」と述べた。

関係者によると、少女を診察した精神科医は事件前の6月、県佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)に

「人を殺しかねない」という趣旨の相談をした。

センターの助言を受け、7月に少女の入院や警察への相談について、両親と協議していたという。

また、少女が小学校6年生の時、同級生の給食に洗剤などを薄めた液を混入させた件で、

当時市教委がスクールカウンセラーを学校に派遣し、カウンセラーが少女の両親に

継続的なカウンセリングを勧めていたことが関係者への取材で分かった。

父親は「子供のいたずらだから」と拒んだという。


◆コメント:「病気」なら「治療」できますが、この少女は「人格」に問題があります。

この女子高校生が、「仲が良かった」友人と一緒に出かけた後、殺害して死体を切断したり、

猟奇的な事件として、世の好奇心を煽っておりますが、いくら考えてもこの子の行動の「理由」は多分分からないと

推察します。

「人を殺してみたかった」という言葉を口にした犯罪者は過去にも例がありますが、今回は

特にそれが、16歳の少女によるものであることで、俄然、世間が無責任な好奇の目を向けて、

いろいろ、原因をこじつけようとしていますが、無駄だと思います。

生育環境が正確を歪ませたとか、精神状態を異常にしたとかいう、ありふれた想像は、

この少女が小学生の頃から、学校給食にベンジンなど有害物質を混入していたとか、

小動物を殺していたとかいう、常軌を逸した行動様式からみて、当てはまらない。


昨年10月に母親が死んで、いくら父親が、早くも再婚しようとしていたからといって、

金属バットで、寝ていた父親の頭部を殴り負傷させたというのは、「殺人の未必の故意」があった訳です。

普通はそこまでエスカレートしません。

精神科医が、この少女を観察して治療の余地があると判断したならば、精神科に入院させたはずであり、

児童相談所に、

「人を殺しかねない」という趣旨の相談をした。

のは、多分、この精神科医は、この少女の行動が、精神の病気が原因とみなしていなかった。

つまり、生来の人格。この16歳の処女の「人」と「成り」がおかしい。敢えて言えば、

「人格に障害がある」と考えていたことを示唆しています。

即ち、生来、異常な人間。人間として出来損ない。危険な凶器のような生物です。

現行法では、未成年ですし、実際の殺人も被害者が一人ですから、現実問題としては死刑は無理なのですが、

この少女は、気の毒ですが、どうしようもない。つまり、放っておけば、危険なだけで、

多分一生治らない。そういう「人格」なのですから。

ひどいことをいうようですが、本当は殺した方が良いです。

そうしないと周囲の人達の命がずっと危険に晒される、と思います。

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2014.06.06

PTSDの患者は急増しているのですから、一層の啓蒙が必要だと思います。

◆先日無差別殺人未遂とPTSDに関して書いた続き。

前回は、AKB握手会での無差別殺人未遂事件の直後で、

人々は被害者が「アイドル」であるためが、反応が冷ややかです。アイドルだろうがなんだろうが、

あんなのは、「誰でも良かった。人を殺したかった」とほざく小僧の被害者でしか無い。

被害者が責められる理由は、ありません。

誰にでも同じようなことは起こり得る。


原因が犯罪ではなく、東日本大震災の被災者に、実際、PTSDを発症している患者さんも

多い。PTSD患者は日本で急増しているのです。


私は今でも2ヶ月に1度遷延性うつ病の診察・治療の為、大学病院の精神科に通院してます。

今日が通院日でした。主治医の専門はうつ病ですが、

「PTSDになりそうなトラウマを抱えた人を事前にケアすることはできないものか」質問しました。


ドクターによると、

強いトラウマを抱えて既に急性ストレス障害(ASD)の症状を呈するなど、

時間を経てPTSDに移行する可能性が高い場合は、精神医学的介入が必要である。

他の精神的疾患、障害と同様に「これで確実」という単一の治療法があるわけではないが、

薬物療法と行動療法の併用などが、近年試行されている。

薬は抗うつ薬の一種、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)がPTSDの治療(予防)に

有効である、という報告がある。

行動療法とは、「怖い記憶を抑圧してしまい、それが突如フラッシュバックとして噴出する」のが

典型的なPTSDの症状の1つであるから、敢えてその恐怖体験を抑圧せずに

PTSD治療を専門とする精神科医やカウンセラーの同席の場所で、

トラウマの原因となった状況を言葉にだして再現(説明・描写)してみるという方法がある。

というわけで、特に東日本大震災ほどのものすごい恐怖の体験の後だけに、

PTSD対策が急務である、ということは、専門家は、十分承知しているのでした。

PTSDを放置すると、再び、トラウマとなるような事件・事故に遭遇するのを恐れるあまり、

それまで、完全に精神的に健康だった人でも、「引きこもり」になってしまうことがあるそうです。


いつも同じことを書きますが、ちょっと考えれば分かる通り、

東日本大震災ほどの強烈な自然災害や、事故・犯罪の被害者となる、

あるいは、それらを目撃することにより、あなたも私も明日、大変なトラウマを

抱えてしまう可能性がある。もしも、あなたが、
自分は、強靱な精神力を持っている。精神科の世話になるような「弱い」人間ではない。

と、本気で思っているとしたら、バカです。それはあたかも、
自分は毎日ランニングをし、筋力トレーニングをし、身体を鍛えているからガンになることはない。

と言っているようなものです。関係無い。

誰にでもどのような不幸が何時襲うかわからない。その結果、

医学的対応の世話になることは全く恥ではないのです。しかし特に精神科に関しては、

いつの時代になっても偏見が残る。だから、こうして私は何度も、

それは別に特別のことではないのだ、と書き続けるのです。

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2013.10.11

「女子高生ストーカー殺人」←犯行の手口を詳細に報じてはいけない。

◆犯行の詳細報道は模倣犯を生む可能性があります。

前回と同様、記事を載せると、以下に述べる内容と矛盾してしまうので、メディアの報道内容は転載せずに

コメントだけを書きます。

そもそも、先日の女子高生ストーカー殺人事件に関して、メディアはあまりにも殺人実行まで犯人の手口を

詳しく報道しすぎです。


前回の記事でとおり、それをしったから、国民にとってメリットがあるか。あるいは知らないことによるデメリットが

あるか、は考えるまでもなく、明らかです。


むしろ、容疑者が驚くほど計画的に、確信的に女子高生を殺すことを目論んで、行動していたことが明らかで、

その用意周到な犯行内容は、報道することにより、模倣犯を生む可能性があります。


◆殺人に限らず、特異な犯罪や自殺がセンセーショナルに報道されると、真似る人が出ます。

統計的に証明は出来ませんが、私は11年半、時事問題日記を書いているので、普通の方よりも記憶に残っていると思いますが、

池田小や秋葉原ほどではなくても、何処かの駅前で、刃物を振り回して、他人を殺傷するという事件が、過去数年で何度も起きています。

そういうときには、テレビや新聞が大騒ぎするのですが、それによって「刺激」されるのか、ほぼ必ずと言って良いほど、同様の事件が

後に続きます。


また、自殺にも、同様の傾向があります。

以前、インターネットで知り合った赤の他人数人が、ワンボックスのレンタカーを人目に付かないところに停めて、

中で七輪を焚いて、一酸化炭素中毒で死ぬ、という自殺が連続したことがあります。


また、それから暫く経ち、今度は入浴剤を用いた、硫化水素自殺が続きました。

それまでは誰も実行しなかった方法による自殺を、偶然、日本のあちこちで同時に思い付く訳はない。

報道により、そういう死に方があったのか、と知ってしまうのです。


WHOの「自殺予防の手引き」というガイドラインがあり、その中には、

わざわざ、「マス・メディアの為の手引き」という項目があり、

「自殺の方法を具体的に書かない」と明記してあります。多分、日本のマスコミは

知らないのでしょう。


とにかく。

ストーカー殺人にせよ、無差別殺傷にせよ、自殺にせよ、特異な方法を報道した場合、

真似る人が出る、というデメリットばかりが目立ちます。

例外的な場合、たとえば、通り魔が人ひとりを殺して逃走中である、という場合は、

現場付近に住む人々には、知らせておくべきでしょうが、

日本中の人が知る必要はない、ということは、明らかだと思います。

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2013.10.09

東京・三鷹女子高生殺害事件。被害者の名前などをみだりに報じるべきではありません。

◆記事を引用すると、主旨に反する為、敢えてコメントだけ書きます。

10月8日に東京都三鷹市の自宅前と自宅敷地内で刺された女子高生が亡くなりました。

大変悲惨な事件なのですが、話題性が大きい、はっきり言ってエゲツないのですが、

民放テレビ各局は「数字が取れる」ニュースだというので、被害者の名前であるとか、

女優志望で、既に端役でドラマに出演したことがある、といい、そのドラマで被害者が

映っている場面を流す。

さらに、殺人容疑の男が、被害者と以前「交際し」ていたことがある、と供述している、などと

報じていますが、死者は抗弁できませんし、親御さんもそういう状態ではないでしょうから、

みだりに報じるべきではありません。そういうことを知ることのメリット、知らない事のデメリットを

考えて見ると、別に殺されるに至る詳細を全国民が知る必要は無いのです。


◆なんと、被害者や遺族が嫌がらせを受けるのです。「公平な世界の信念」という錯覚です。

もう一つ、事件の詳細を報じるべきではない、という理由はこのような、女性が男性に襲われた事件では、

殺害されるに至らなかった場合は、被害者自身、今回の如く被害者が死亡した場合は遺族に嫌がらせが

為されることがあるのです。


人間は、「公平な世界の信念」という錯覚にすがりたがるそうです。

つまり、真面目に、清く正しく生きていれば、この事件のように突然、襲われて殺されることなどあり得ない。

と信じたがるのです。そう信じないと、自分自身、通り魔などの犠牲者になるかも知れない(実際、その可能性は誰にもありますが)

ということを認めなければならない。それが、怖くて仕方が無いのです。


ですから、今回の事件のようなケースが報じられると、殺された女子高生に落ち度があったにちがいない、と

思い込もうとする。報道によると、そういう理由付けをする要因が見つかってしまいます。Facebookを通じて

被害者と男性が知り合っていた。容疑者が「一時被害者と交際したいた」と供述している。

被害者は女優志望で既にテレビに出るなど、「派手な」嗜好を持っていたと言う点に着目して、

真実はどうなのか、わからないのに、下手をすると親御さんの所に嫌がらせが来る可能性があります。

過去に同様の事件では実際に嫌がらせが起きています。つまり、

お前(の子供)が不埒で、男と付き合い、芸能界を目指すなど、軽率な生き方が悲劇を呼んだのだろう。

という輩がいるのです。

何も報じなければいいのです。被害者の名前や顔を日本中に電波を通じてバラ撒く必要もなければ、

殺されたときの悲惨な様子をクドクドと追加的に報じるマスコミは、人の不幸に乗じて数字を稼ごうとする卑しさがあります。

そんなことをしても誰も幸福にならないし、誰の不幸も減少することはありません。

また「公平な世界の信念」は錯覚であることを、世の人々は自覚するべきです。

この世は不条理で、いい人が何も死ぬ理由がないのに、突然事故や事件に巻き込まれて亡くなるという悲しい出来事は

後を絶ちません。残念ながら、貴方も私もそのような不幸な最期を遂げる可能性は、ゼロではありません。

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2013.07.03

「怖い」「また小学校か」=おののく近隣住民ら―埼玉・坂戸市←通り魔や無差別殺傷事件(未遂)は敢えて報道しない方が良い。

◆記事:「怖い」「また小学校か」=おののく近隣住民ら―埼玉・坂戸市(時事通信 7月2日(火)20時40分配信)

「怖い」「またか」。2日午後、埼玉県坂戸市の市立千代田小学校近くで遊んでいた児童が刃物男に襲われた。

現場周辺ではパトカーのサイレンが響き、ヘリコプターが上空を旋回。

東京都練馬区の小学校前で男児3人が切り付けられる事件が起きたばかりでの出来事に、

近隣住民らは恐怖を隠せない様子だった。


◆コメント:何度も繰り返し書いていますが、このような特異な犯罪は無視するべきだと思います。

練馬区の小学校で、先週の金曜日、6月28日に男が刃物を振り回す事件がありました。

◆記事:男刃物で小1児童3人襲う=軽傷、東京・練馬の学校付近―埼玉で逃走車確保・警視庁(時事通信 6月28日(金)14時13分配信)

28日午後1時40分ごろ、東京都練馬区大泉の区立大泉第一小学校付近の路上で、「3人が刺された」と119番があった。

警視庁石神井署によると、下校途中の小学1年の男子児童3人が30歳ぐらいの男に刃物で襲われ、首や腕に切り傷を負った。

児童はいずれも軽傷という。同署は傷害容疑で捜査している。

同署によると、男は身長約175センチで黒色の長袖シャツ姿。紺色の乗用車に乗り、現場から東方向に逃走した。

埼玉県警によると、午後2時すぎ、現場から約15キロ離れた埼玉県内で同県警の警察官が、現場から逃走した車と同じナンバーの

普通乗用車を発見し停車を求めたという。警視庁などは運転していた男から事情を聴いており、容疑が固まり次第、傷害の疑いで逮捕する方針。

この事件の当日はブログには何も書きませんでしたが、Twitterで、私は次の発言をしました。
こういう事件(犯罪)が起きる度にTwitterやブログに書くのですが、事件当時、近所の人や生徒の親は事実を知った方が良いけど、全国的に報道しない方が良いです。

統計的に証明はできないのですが、長年、時事問題日記(ブログ)を書いているので、こういうことがあると、その後しばらく世の中の様子を意識して見ると、同種事件が起きることが多い。明らかに報道に「触発され」て、模倣してます。

このような無差別傷害事件に限らず、何らかの「犯罪」は毎日日本の何処かで起きているはずですが、大部分を我々は知りません。知ることのメリット・知らない事のデメリット、両方ともありません。近所のひとは別として。

更に、弊日記・ブログでは、同じ趣旨の記事を何度となく書きました。そのごく一部です。
2005.11.04 特異な犯罪は無視するのが正しい。

2008.03.27 衝動的、単独的な「通り魔」若しくはそれに類する犯罪は、報道されることにより、次の犯行を惹起しているのではないか

2012.06.12 「特異な方法による自殺」や「無差別殺人」は報道するべきでは無い。

2013.06.09 無差別殺人報道に関する考察

今まで、そのような例はありませんが、仮定上の話として、もしも、あるとき、全国各地で同時にこのような無差別傷害又は殺人事件が起きたならば、

悪質な集団による、一種のテロ行為かもしれないので、日本全国に報道を通じて周知徹底する必要があるかもしれませんが、

練馬のような事件、あるいは過去の悲惨な、池田小、秋葉原無差別殺人はいずれも、単独の犯人による犯行です。

しかし、一旦それが全国に報道されると、ほぼ必ず、数日内に同種の犯罪やその未遂が起きます。

引用したブログ記事に詳しく書いているので、簡単に述べるに留めますが、

こういう犯罪に関する情報は、事件が起きて犯人が捕まるまで、現場付近の人は、安全確保のために知る必要があるでしょうが、

日本全国に、マスメディアが伝えることによる「デメリット」即ち、模倣犯を生む、という副作用の方が大きいというのです。

東京の小学校で男が刃物を振り回した、という事実を、遠く離れた人々が知らなくてもそれによる不利益はありませんが、

メディアが報じることにより、潜在的に同種犯罪を目論む人間を、実際の犯行に走らせてしまう可能性は、毎回生じるのです。

結論として、再び繰り返しますが、無差別殺傷事件、それも愉快犯のような事件は、敢えて報道しない方が、

同種犯罪の連続的な発生を防ぐ事になる、と思います。

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2012.11.07

「振り込め詐欺被害、過去最悪11億円 都内10月」←あまりにも情報を遮断するのは危険です。

◆記事:振り込め詐欺被害、過去最悪11億円 都内10月(日本経済新聞 2012/11/7 0:40)

10月の都内の振り込め詐欺の被害額が約11億円に達し、単月としては過去最悪となったことが6日、

警視庁への取材で分かった。同庁は被害の急増を受けて11月を「振り込め詐欺撲滅月間」と位置付け、

被害防止に向けた取り組みを強化している。

警視庁犯罪抑止対策本部によると、都内の10月の振り込め詐欺被害件数は約280件(未遂含む)、被害額は約11億円。

現在の方法で統計を取り始めた2010年2月以降、1カ月の被害としては件数、金額ともに最悪を更新した。

1~10月の累計は被害件数約1770件(同)、被害額約65億5千万円で、前年同期に比べ約400件、

約29億7千万円増加している。被害額は6月以降、5カ月連続で7億円を超え、増加傾向に歯止めがかからない。

6日、東京都品川区で開催された「振り込め詐欺ゼロキャンペーン」で樋口建史警視総監は

「家族の絆がカギ。息子や孫とのコミュニケーションを大事にしてほしい」と参加した地域住民ら約350人に呼びかけた。


◆コメント:まず、「だます」奴が悪いのですが、こうなると程度問題です。

以前、書いたことがあります。

振り込め詐欺の問題に関して、多くの世論は「これだけ騒がれているのに騙される方が悪い」という

意見の人が多いので、私は、

だます人間とだまされる人間がいたら、まず「だます人間」が悪いのだ。

と主張しました。

基本的見解は今も同じです。逆の考え方、つまり「だまされる人が悪いのだ」という意見は、

「折あらば、人をだましてやろう」という意識の持ち主の意見ではないか、と思います。


しかしながら、前回その話を書いたのが何年前か。調べたら、「振り込め詐欺」についてではありませんでした。

7年10ヶ月前。
2005.01.20 「偽造カード被害(スキミング)防止、金融庁と警察庁が初協議へ。 現時点におけるスキミング対策について。

改行の仕方も行間もバラバラで読みづらいことこの上(;.;)、お恥ずかしいのですが、この当時は基本的なHTMLタグさえ、

覚えようとしていなかったのですね。すみません。

それはさておき、繰り返しますが、「他人のカネをだまし取ろう」という人間がいる、ということが、まず問題です。

しかし、振り込め詐欺、当初「おれおれ詐欺」と言われていましたが、電話を用いた一番古い例は、1986(昭和61)年に

確認されています。急激に増えたのは21世紀に入ってからだ、とWikipediaに書いてありましたが、

それが事実であると仮定すると、すでに今世紀に入ってから12年近くの時間が経過しており、

この間、警察もマスコミもさかんに、この犯罪手法について注意を喚起していますが、まだ、だまされる人がいる。

しかも先月(2012年10月)が被害額が過去最悪だというのには、さすがに驚きますし、はっきり言ってあきれます。

まず、犯人が悪いのですが、ここまでくると確かに被害者にも「責任の一端」はある、と思います。


◆極端に情報を減らすのは、危険だと思います。

どうして、これほど騒がれているのに、今だに振り込め詐欺にだまされるのか?

理由・事情は色々で、知っていても「まさか自分が『振り込め詐欺』の標的になるはずがない」という思い込み

による場合もあるでしょうが、私はブログを書いていたり、最近ですと、Twitterというので世間の人々の「つぶやき」を見ていると、

情報が不足しているのではないか、と思います。

こう言っては、世の人々に失礼ですが、かなり多くの人には、大事なことは繰り返し強調しないと伝わりません。

自分にとっては、興味深かったり、意味があったり、大事な情報だからといって、他人がその認識を共有していることは、

むしろ、稀である、と考えた方がいいです。


私は会社でも、世の中の情報をなるべく早く伝えることを仕事にしてますが、

はっきりいって、人々は、唖然とするほど、読んでいません。

ずっと前に、かなり注意を喚起するつもりで伝えた情報を、全然読んでなくて、はるか後に質問され、

がっかりすることがしばしばあります。

殆どの人間は1日の99パーセントは、自分のこと「だけ」を考えて生きている

と、言った人がいますが、かなり真実に近いのでは無いかと思います。

そういう「心がけ」の修正も必要ですし、最近、新聞を購読せず、自宅にテレビがない、と言って得意そうな若い方がいますが、

よほど、ネットで情報収集の技術にたけているのであれば、別ですが、新聞を取らないし、テレビも無いというひとは、

そもそも「情報に対する執着心」があまり無い人だから、ネットうんぬんは、関係ないと思います。

あまりにも情報が無いと、自分や家族の健康・生命に危険が及ぶ場合さえあります。


これは、ご自身が著書に書いておられるので紹介させて頂きますが、

一昨年、NHKの朝ドラになった、「ゲゲゲの女房」という水木しげる夫人、武良 布枝さんの本があります。

ドラマと原作が違うのは当然ですが、原作には、流石にドラマの脚本で取り上げられなかった、驚くべき歴史的事実が書かれております。

失礼ながら、売れない頃の水木しげるさんは、とにかく殆ど「極貧」だったので、新聞を購読していなかったので

(無論、テレビなど、もっと無理です)、世の中で問題になっていることを知らず、眠れないという夫人に、

睡眠薬「サリドマイド」を薦めて、実際に夫人も妊娠中に飲んだことがあるそうです。サリドマイド禍はあまりにも有名です。

たまたま、東京に住んでいた、武良布枝さんのお姉さんが訪ねて来たときに、それを知り驚いて、服用を止めさせ、

ことなきを得たのだそうです。「情報がない」「知らない」ということは、ときとしてこれほど危険なのです。

日本人の悪い癖で「おカネを出して情報を買うのは勿体無い」と考える傾向がありますが、価値のある情報はそれだけの労力を

費やして、得られているのですから、商品の一種であり、それを得るには対価を払うのが当然です。

新聞は紙の新聞を読んだ方がいいです。比べるとわかりますが、いくらタブレットが便利といっても、

紙の新聞は、一覧性(ひと目で大量の情報を見られる、ということ)において、断然すぐれています。

NHKの受信料が勿体無い、と言う人が多いですが、東日本大震災の後、結局みんなが一番頼りにしたのはNHKニュースであることが

分かっています。

あまりにも「知らない」ことは、様々な不利益を被る危険があります。

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2012.07.08

現実的な対処--大津の暴行、傷害、自殺教唆事件に関連して。

◆どいつもこいつも責任逃れ。

大津市に於ける中学生の犯罪に関して、次第に詳細が明らかになり、

要するに地域ぐるみで事件を隠蔽しようとしていたこと。

市長はそれをしっていたくせに、わざとらしく記者会見で涙を流し、

より一層のヒンシュクを買っていること、周知のとおりで、

敢えて記事を掲載する気にならない。

本件は犯罪だが、なんと、被害者の親が警察に3度も出向いたが、

警察が被害届の受理を拒否したというから、呆れてものが言えない。

同種事件は、恐らく日本の他の場所でも進行しつつあるのだろう。

それでは、現実には、どのように対処するべきか。

今の所、アゴラという雑誌の記事が1番有用性が高いと思うので、

今日は私の意見(は既に書いた)より、危機管理の専門家の意見を

そのまま引用したい。「参考資料」とされたい。

全文を載せないと、執筆者の意図が誤解される可能性があるので、

いつもより少々長いが、引用させて頂く。


◆記事:子供を学校に殺されない為に親は何をすべきか? - 山口 巌(アゴラ 7月7日(土)18時50分配信)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120707-00000302-agora-soci

朝日新聞の伝える所では、いじめ「先生は知っていた」 大津・中2自殺との事である。

“大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、学校側が生徒の自殺後に全校生徒を対象に実施したアンケートに対し、15人が「(いじめの事実を)先生は知っていた」と回答していたことが分かった。 生徒の回答には「先生も見て見ぬふりをしていた」「一度、先生は注意したけど、その後は一緒に笑っていた」などとあった。”

「先生」と言うのは担任の教師を意味するのであろうか? 仮にそうであれば、「クラス運営」が全く出来ていない事になる。「クラス運営」に於ける管理者不在である。これではクラスが無秩序、無規律となり今回の如き痛ましい事件の温床となってしまう。

しかしながら、教師も人間であり、得て、不得手があるのは止むを得ない。担当教科を教える事は得意でも、暴行、傷害、恐喝と言った、とても「虐め」とは言えない「犯罪」を常習的に犯す不良生徒の指導が苦手と言う場合もあるに違いない。

こう言った場合、「生活指導」を専門とする教師や、学年主任、或いは教頭、校長等のマネージメントラインがしっかり状況を把握した上で担任の手に余る様であれば、問題処理を巻き取るべきであったと思う。

どうも、学校としての危機対応のシステムが不在の如く見受けられる。或いは関係者の当事者意識の希薄さ(要は無責任)から来る謂わば人災の結果なのかも知れない。

教育委員会もどうも機能不全の様である。所詮官僚組織であり、縦割りで以て権益の及ぶ領域を確定し、教育現場を「聖域」化して来た訳である。

しかしながら、福島原発国会事故調読めば一目瞭然であるが、官僚は平時に仕事を回す事は得意でもイレギュラー対応は苦手であり、極めて無力である。

教育委員会であれ、学校であれ、本来問題がここ迄悪質化しておれば警察に通報し対応を協議すべきであった。そうすれば、生徒の自殺は防げた筈である。

教育関係者は教育現場を「聖域」等と思い込んでいる様であるが、実態は毒蛇がひしめく熱帯のジャングルの如く、子供達に取って危険極りのない場所なのである。これでは、北朝鮮政府関係者が自国を「地上の楽園」と称しているのと大差ない。

さて、問題はこの危険極りのない学校からどうやって我子を守るかである。

第一に、先ず子供に学校は危険極りのない場所である事を教える事である。

第二は、「虐め」は常態化しており、被害者になる事も充分に有り得、「特殊」な事でも「恥ずかしい」事でもなく、先ず親に報告する事を口を酸っぱくして教え込む事である。

最後は、今回の様に「暴行」、「傷害」の被害者となったら、何をさておいても病院に直行し医師の診断を受けた後、「診断書」を作成して貰う事である。そして、被害に至った経緯と「暴行」、「傷害」の具体的な内容を纏めた文章と共に被害届として警察に提出するのである。

念の為、コピーを準備しておき、今回の様に所轄が被害届を受理しないと言う事であれば、弁護士に付き添って貰い県警本部を訪問すれば良い。

大事なのは、「学校」や「教育委員会」と言った、保身に捉われまるで張りぼての如く機能しない組織に相談し、時間を浪費している間に子供が自殺してしまう事を回避する為、「診断書」の如き客観的正当性のある「証拠」を警察に提出し、後は「司法」の判断に委ねる事である。

山口巌 ファーイーストコンサルティングファーム代表取締役

警察は物的証拠がない事を理由に(面倒なので、というのが真相だろう)、

被害届の受理を拒んだ。ならば、傷害の診断署を医師に作成して貰い、

顧問料はかかるが、法律のプロである弁護士を雇って対処する。

と言うぐらい本気にならなければならない状況だったのである。

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2012.07.07

「イジメ」ではない。自殺教唆事件。「犯罪」である。

◆「イジメ」というと「大人が出て行くほどでは」という印象になる。これは犯罪である。

滋賀県の事件は「イジメを苦に自殺」と犠牲者を主語にするから印象があまくなる。

容疑者を主語にして、

中学生による、同級生への自殺教唆事件が発生した。

と、報ずるべきだ。何らウソではない。

自殺の練習をさせていたかは、自殺教唆の構成要件該当性に影響しない。

ある人間が他人に向かって、しつこく「自殺しろ」といい、その結果自殺したら、自殺教唆であり、

自殺しようとしているものを目の当たりにして自殺の実行を助けたら自殺幇助(ほうじょ)である。

刑法第202条 人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、六月以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。

我が国には、少年法という悪法があり、根っからのワルは、たとえ人を殺しても「少年」なら死刑にならないことを知っている。

この自殺教唆犯の中学生もイジメの首謀者などと生っちょろい言葉を使うから、本質がみえなくなる。

少年法とて、少年は「犯罪を侵さない」とは考えていない。犯罪者であっても、

未成年なら刑罰を軽くしろと言っているだけだが、

少年に対して刑罰が軽いのは、「犯人はまだ少年で将来があるから」という論理であるなら、

そんなことを考える意味はない。


人1人を自殺に追い込むほどの人間は、根っからのワルだ。

親が言い訳しているところから見ると、こいつら親も犯人も本当は悪い事をした

と知っていて、なんとか罪から逃れようとしている。出来損ない。神様が人間を作るとしたら、

失敗作である。

出来損ないの人間の「将来」などを考慮する必要は無い。


13歳だろうが何歳であろうが、或る行為が「悪い事」だと知っているのに、それを実行したのだから

社会が悪いとか環境がどうのとか、関係ない。

自殺教唆犯たる本人が悪いのである。

それだけのことだ。

こんなのは、本当は死刑で良いと思うが罪刑法定主義が近代刑法の原則で、

自殺教唆は、7年以下の懲役だというから、懲役七年の実刑に処すればいいのである。

虐められた側も黙っていてはダメだ。

私なら、もしも我が子がこのような目に遭って自殺させられ、

犯人が少年法により、直ぐにシャバに出て来たら、

24時間つきまとい、メガホンで
見て下さい。これが人ひとりを自殺に追い込んだ悪魔の顔です。

と責め続ける、犯人の家族にもやってやる。自殺するまで続けて復讐する。


しかし、子供が犠牲になってからでは、本来、遅い。


親は、子供が死ぬほどいじめられているときには、、ガキのケンカの域を逸脱しているのだから、

本来、もっと早く、この自殺教唆犯を半殺しにすべきだった。これは、動物として当然だ。

動物は我が子を襲う敵がいたら、親が敵を襲い、子供を守る。そのレベルだ。


◆親が出ていって、相手のガキを張り倒せ。

私の子どもは幼少期、ちょうど、日本語を習得する時期に私の仕事の都合でロンドンにいて、

小学校入学の9ヶ月前に帰国したが、日本語の語学力の発達が遅れていた。

このため、小学校入学してしばらくすると「キチガイ」などといって虐められていることが分かった。

ただ我が子の場合、ケロッとしているので、他の情報経路で確認した。

私は、会社を休んで学校の職員室と校長室に向かい、

生徒の1人がキチガイと言われているのを放置するのは何ごとか!

と怒鳴り、さらに息子をイジメていたガキを見つけて、腕がへし折れる寸前の力で掴み、
お前。今度やったら、殺すぞ。

と脅迫した。この行為自体、歴とした脅迫罪の構成要件に該当するがそんなことは構わない。

それ以後、「イジメ」はなくなった。


なにより大事なのは、自分の命にかえても、子供の命を守る、尊厳を守る、という親の、大人の本当の気迫を、相手のガキに叩き込むことだ。


なんど滋賀県のような悲劇を繰り返しても、「話し合えば、分かり筈」などと悠長な事をいう人がいる。

甘い。

「話し合い」でイジメがなくなるなら、1,000年も前にこの世からイジメは消滅している筈だ。

肝心なのは、他人に嫌な思い、痛い思いをさせて歓んでいるガキには、
そう言うことをしたら、自分も死ぬほど痛い目に遭う

ことだ。

「有識者」が何十時間離しても、無駄であることは間違いない。100%確かだ。

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2012.06.21

6年前にひどい事件がありました。列車内で女性が乱暴されてるのに、乗客が全員見て見ぬフリ。

◆以前の日記を読んでいて思い出しました。繰り返す価値がある、と思います。

2007年4月に書いた記事なのですが、事件そのものは2006年に起きました。

ひどい話で、JR北陸線特急電車内で、21歳の女性が、凶暴な男に身体を触られ、

挙げ句にトイレで乱暴されたのを、なんと列車は満員だったのに、全ての乗客が

「見て見ぬフリ」をした、という情けない事件です。

この件については、

2007年04月23日(月) 「特急車内で女性暴行=誰も通報せず、36歳男逮捕-大阪」←対処法がある。JIROの独断的日記ココログ版

に、一度書きましたが、随分前だし、今もなお正しい主張だと思うので、再び書きます。


◆記事:特急車内で女性暴行=誰も通報せず、36歳男逮捕-大阪(2007年 4月22日2時0分配信 時事通信)

特急電車内で女性に暴行したとして、大阪府警淀川署は21日、強姦(ごうかん)容疑で、

滋賀県湖南市石部南、解体作業員、植園貴光容疑者(36)=別の強姦事件で公判中=を再逮捕した。

容疑を認めている。犯行の一部は乗客の目の前で行われていたが、誰も制止したり通報したりしなかった。

調べでは、植園容疑者は昨年8月3日午後9時20分ごろから1時間以上にわたり、

JR北陸線の富山発大阪行き特急電車「サンダーバード」車内で21歳の女性会社員の隣に座り、

「大声出すな、殺すぞ。警察に言ったら、どこまでもストーカーするぞ」と脅迫。

胸などをさわった後、車内の洗面所とトイレで乱暴した疑い。


◆コメント:この報道の後、ブログは卑怯な意見で満ちあふれました。

この事件に遭遇したJR北陸線特急車内の乗客は、被害者の女性と同じように、

このケダモノのような男から、「警察に通報したら復讐する」ようなことを言われてすっかり怖じ気づいたそうですが、

更に、一層情けないことに、一連の出来事が報道された後、当時ちょうど「ブログ」の全盛期だったのですが、

半分以上の意見は、

「この場合、見て見ぬフリをするのが正しい。」

「その通り。脊髄反射的に正義漢ぶろうとする奴が多いが、こんな奴に恨まれたり、刺されたりしたらどうする」

という趣旨だったので、私は呆れました。

21歳の女性が暴行されている。犯人はいくら凶暴とはいえ、たった1人の男。

これに対処しないというのは、老若男女を問わず非倫理的であり、

とにかくまず、「卑怯」です。


◆ドラマや映画の二枚目風を想像するから、何もできないのです。

この場合に、何もしないのが正しい、と自分の卑怯さを必死に正当化していた人たちは、多分、

ベタな(月並みな、の意)テレビドラマのシーンを想像したのでしょう。つまり、

自分が犯人に近寄り、後から男の肩をポンポンと叩く。男が振り返り、

犯人:「何だ、テメエは!」(すごい形相)

自分:(余裕の口調で)「おい、痛い目に遭いたくなかったら、今すぐ止めて、この子に謝れ。おう!」

犯人:「何だと!この野郎!」(自分に殴りかかってくる、あるいは刃物を振りかざす)

自分:(その犯人の攻撃を軽くかわし、みぞおちに強烈な一発を食らわし)「だから、止めろ言ったんだよ」

犯人:(うずくまったまま)「うう・・・」

被害者の女性:「有難うございました」

自分:「いいってことよ」

被害者の女性:「せめてお名前でも」

自分:「名乗るほどのもんじゃねえよ。姉ちゃん大丈夫かい?」

(以下、省略)

ふざけているのではなく、何もしなかった大勢の客、特に男性は上のようなシーンを一瞬想像し、

現実に立ち返りあまりにも怖くて出来ない、という理由を一生懸命に考えたのでしょう。

私は、この時の記事に書いたのですが、こういう記事を読んだら自分なら、どうするか、

を日頃から、頭の中でシミュレーションしておくと、動けると思います。


◆本件の対処法のシミュレーション。

独りで、この凶暴な男に対処するのは誰でも怖い。

力で取り押さえるのは、確かに、刃物を持っているかも知れません。女性は余計怖いでしょう。

だから、皆で「知恵」で乗り切るのです。

誰かが言い出さないと誰も動かない。その為にシミューレーションしておいて、

まず自分が呼びかける。周囲の人に。この場合、

「みなさん」

と言ってはいけません。皆、目を逸らします。具体的に、
そこの青いTシャツの男の方。

メガネをかけて、黒いスマートフォンをいじっている貴女

という具合に、「指名」すると逃げられないのです。そしてできるだけ大勢をこうして巻き込んで、

「青いシャツの学生さんと、グレーのスーツの男性、犯行の写真を携帯(スマホ)で撮ってください。」

「赤いバッグのOL風の女性、そうあなた。犯人の声をスマホか携帯の録音機能で録音。出来ればビデオ」

(指をさして)「貴方と貴方と、貴女と貴女。私と110番に電話して同じことを言って下さい」

(小さい声で)「出来ないならフリだけもいいから」


その上で、自分はなるべくなら本当に警察に電話しますが、時間が無かったら演技でも良いですから、

犯人に聞こえるように「警察に通報し」ます。こんな感じが適当です。
もしもし、新宿警察ですか? 私○○といいます。今中央線快速下り四ッ谷、新宿間ですが、

男が女性の胸を触ったり、猥褻な行為を公然とおこなっています。女性が怪我をしたようです。

周囲の客も殴られて怪我しました(注:うそでも構いません)。

これ、強制わいせつ罪は10年以下の懲役ですよね? 傷害罪は15年以下の懲役ですよね。

合計で25年の懲役ですよね?

はあ、そのとおり?そうですか、分かりました。じゃ、新宿駅で捕まえときますから早く逮捕して下さいねー。

勿論、実際には110番した所で受け付けセンターは事実認定が出来ないのだから、犯人が何の罪でどれぐらいの刑を科せられるか

そもそも、起訴出来るかどうかも判断できない。

それを決めるのは検察や裁判所の仕事ですが、そんな「本当のこと」はこの場合どうでも良いのです。

電車内で女性に暴行するようなバカな男に、そんなことは分かりはしない。犯人に聞こえるように演技を続けます。
あなた、録画しましたね? あなた、犯人の言葉、録音しましたね?

あなた、犯行の写真撮りましたね? あなた、容疑者の顔写真、撮りましたね?

あ、そう。皆取れた?これで証拠万全と。貴方も110番した?貴方は新宿署に直接電話、あ、そう。はい。

これによって、ドラマの二枚目風に犯人を一発でノックアウトできなくても、

すくなくとも2006年、JR北陸線特急のような悲劇は避けられるはずです。

頭を使う、シミュレーションする。後は実行する少しの勇気。皆でやれば出来るはずです。

頭の悪い私ですら、これぐらいのことは思いつくのですから、もっと名案があったら、

是非、教えて下さい。北陸線で被害に遭った女性は余りにも気の毒です。

下手をすると一生結婚できなくなってしまったかもしれません。

私や、あなたがちょっと知恵を絞れば悲劇を避けられるかも知れない。

その為に、事件、事故のたび、「自分がその場にいたら、どのように動くか」を

シミューレーションしておくことは無駄では無い。災害も同様でしょう。

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2012.06.12

「特異な方法による自殺」や「無差別殺人」は報道するべきでは無い。

◆この10年間、私は何度も、繰り返し書いている。まず、自殺。

私が最初に「自殺」や「通り魔」(若しくは特異な犯罪)は、

マスメディアが、それを大きく取り上げることによって、連鎖的に発生するのではないか、と

最初に考えて書いたのは、9年前である。この当時は、HTMLのタグも知らず、

改行の位置も行間も出鱈目で読み難いこと、この上ないが、ご容赦。

2003年05月24日(土)「集団自殺」と「通り魔」は報道しない方がよいのではないか。

この後、ネットで知り合った、赤の他人が何人か集まり、クルマの中で練炭を焚き、

一酸化炭素中毒自殺する、という自体が続いた。

それまでの日本では、このような自殺方法は見られなかったのに、

同じ方法による、特異な集団自殺が増えた。
2003年06月06日(金) <集団自殺>車の中で男性4人死亡 車内に練炭コンロ 静岡・・・・いい加減にしろよ・・・

この見出しは今読むと曖昧だが、「いい加減に・・・」は自殺者に向けた言葉である。

これは、配慮が足りなかったと、反省している。


その後、2006年、いじめを苦に自殺する中学生が連続的に現れた。

これは、自殺をすることにより、本人がメディアにに大きく取り上げられることにより、

死んだ後とはいえ、自分が世間から注目される。自分が苦しんでいたことを世間に訴えられる。

さらに、自分を虐めた人間への復讐になる、という思考が関係したと思われた。

そこで、
2006.11.16「小中学生の自殺連鎖止まらず」←お前ら(マスコミ)がいちいち報道するのも一因だぞ

を書いたところ、約1ヶ月後、自殺予防の専門家が同様の指摘をした。
2006.12.26 「いじめ自殺報道」が「自殺連鎖」を誘発した可能性あり。専門家の指摘←私は、先月同じ事を書きました。

メディアが自殺方法を具体的に書いたり、自殺した人を特別な存在として扱ってはいけない、ということは、
WHO による自殺予防の手引き

の中で、とくに【マスメディアのための手引き】という項があり、極めて詳しく

自殺報道において、してはならないことを書いてある。その中には特異な自殺方法を詳しく書かないことが含まれている。


確かに硫化水素自殺など、化学など、きれいさっぱり忘れてしまった一般人が、突然思いつく訳がない。

あれが続いたのは明らかにマスコミにも責任がある。


◆通り魔、無差別殺人も同様である。

6月8日は11年前に池田小事件が起き、4年前には秋葉原の無差別殺傷事件があった。

この日付が同じなのは、偶然か。そしてその2日後の昨日大阪で通り魔が会ったのも偶然か。

この種の犯人は、極めて単純化して括るならば「構ってちゃん」であり、同時に破滅を望んでいる。

同じような人間がまだ日本の何処かには、いるに違いない。

そういう人間は、「あのように『誰でも良いから殺したかった』といえば、とにかく世間に知られる」という

こと自体が犯行動機になり得る。


多くの人はわすれているだろうが、2008年3月23日から25日に通り魔若しくはそれに準ずる犯罪が

連続的に起きたことがある。

2008.03.27 衝動的、単独的な「通り魔」若しくはそれに類する犯罪は、報道されることにより、次の犯行を惹起しているのではないか

に当時の記事を転載してあるが、

  1. 2008年3月23日(日)午前11時ごろ、茨城県土浦市荒川沖東2のJR常磐線荒川沖駅付近で、若い男が男女8人の頭や首などを次々に刺し、1人死亡。

  2. 翌24日(月)午前6時20分ごろ千葉市若葉区桜木のアパートの敷地内で、このアパートに住む会社員男性(22)が、後ろから来た男に「おい」と声を掛けられ、振り向いたところ、いきなり刃物のようなもので腹部を刺された。

  3. 同じ24日午前3時ごろ、名古屋市中区新栄1の路上で、緑区有松町桶狭間の36歳の女性店員が、突然、男に果物ナイフのような刃物で背中を刺された。

  4. 25日午後11時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の路上で、女性が男に刃物で切りつけられた。

  5. 25日午後11時7分ごろ、岡山市駅元町のJR岡山駅で、列車を待っていた38歳の男性が、見知らぬ男に突き飛ばされ線路に転落し、列車に轢かれた死亡した。
僅か2日間で5回の無差別的殺人や傷害事件が発生している。

2~5は、1.の犯行がトリガー(引き金)になっている可能性が高い、と私は思った。


◆事件を報道することによるメリットよりもデメリットの方が多い場合は、敢えて報道しないほうがいい。

全ての事故・事件を報道するな、とは言わない。

過失事故が連続した場合は報道するメリットがあるだろう。

あくまでも仮定上の話だが、カーブの多い、狭い道でスピードを出し過ぎた自動車が、

学校に向かう(学校から帰る)子供の列に突っ込んだ、という事故が連続した場合、

これは「過失」であり、「過失」を模倣しようとする人間はいない。

従って、改めて、広く、運転免許保持者の注意を喚起するために事故を報じることには、

メリットがある。


だが、日曜日に大阪で起きた通り魔は、明らかに「故意」に「無差別」に他人を殺したのであり、

行為としては確かに腹が立つが、これを日本国民全体に知らしめる事による「メリット」があるだろうか?

これを知ったところで、潜在的な通り魔は突如刃物を振りかざして襲ってくるのだから、

刺されないように注意しろ、と言われても、それは無理である。

また、日本全体を考えた場合、毎日、誰かが交通事故で亡くなっている。

人の死の重みは、その原因が事故だろうが、通り魔による犯行だろうが、

同じ筈である、事故死した人の命は、通り魔の犠牲者の命よりも軽いだろうか?

答は明らかだ。しかし、日本中の事故死が毎日報道されることはなく、

それをいちいち気に留める人はいない。


断っておくが、大阪の通り魔の犠牲者は勿論お気の毒である。

しかし、このような「明らかな故意犯」の存在を日本中に知らしめることは、

前段で私が推測したとおり、自暴自棄になっている人間を同種犯行に駆り立てる

引き金になるかもしれない。

だから、徒に事件をメディアが大きく取りあげるべきでは無い、

と思料する。

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