カテゴリー「鳩山政権批判」の記事

2011.01.13

「タイガーマスク 「社会現象」の様相 全都道府県で確認」←良いことですが、継続した方が良いですよね。

◆記事:タイガーマスク 「社会現象」の様相 全都道府県で確認(毎日新聞 1月12日(水)13時23分配信)

漫画タイガーマスクの主人公・伊達直人を名乗る贈り物が昨年末以降、全国の児童養護施設などに相次いで届けられ、

「社会現象」の様相を帯びてきた。今月に入り、漫画あしたのジョーの主人公・矢吹丈なども贈り主として登場。

贈り物もランドセルのほか現金などバリエーションが拡大している。

1日は男性から千葉県君津市の児童相談所にランドセル代100万円

▽桃太郎名で岡山市の施設にランドセルときびだんご

▽伊達直人名で熊本市の「赤ちゃんポスト」に紙おむつ約1000枚--などが届いた。

12日には全都道府県、約100カ所で贈り物が確認された。

これまでの贈り主にはテレビドラマから引用したとみられる

「肝っ玉かあさん」などの名も使われ、贈り物には米やネギ、白菜なども出てきた。

「第1号」は昨年のクリスマスの朝、群馬県中央児童相談所(前橋市)に届いた。

玄関前に、包装紙にくるまれたランドセル10個(計30万円相当)が積まれていた。

「伊達直人」という差出人名を聞き、「タイガーマスクでは」と気づいたのが職員の滝沢邦行さん(36)だ。

「小学生の頃、タイガーマスクのテレビアニメにくぎ付けだった。

素性を隠して孤児にファイトマネーを寄付する主人公がかっこ良く、憧れだった」と言う滝沢さんは、

「(善意を)一過性で終わらせず、困っている子どもたちに寄付する文化が根付いてほしい」と期待する。


◆コメント:金額が大きくなくてもいいから、1回ではなくて続けた方が良いですよね。

これは、多分私(1960年生まれ)と同じぐらいの大人が、

一番「ハッ」としたのではないだろうか。

今、試しにATOKで「だてなおと」を変換したら、出ない。「伊達な音」になってしまう。

このマンガが漫画雑誌に連載されたのは、1968年から1971年。

アニメ化されて放送されたのが、1969年から1971年である。

私と同い年の人なら、小学校2年から5年にかけてのことである。


若い人は、最初、このニュースを知っても「伊達直人?????」状態だったのではないか。


ネタバレになってしまうが、どういうストーリーか知りたかったら、ウィキペディアに書いてある。

今回の一連の「タイガーマスク」。最初は記事に書かれているとおり、

昨年のクリスマスの朝、群馬県中央児童相談所(前橋市)の玄関前に、包装紙にくるまれたランドセル10個(計30万円相当)が積まれていた。

のだそうだ。それがこれほど、連鎖反応を引き起こすとは意外であった。

良いことだが、懸念もある。

最初の「タイガーマスク」が全都道府県に同じ事をしたとは到底思えず、

多くの人が想像するとおり、多分、「善の連鎖」ということであろう。

行い自体は悪いことではないが、最初が「タイガーマスク」だったからと言って、

次から次へと「伊達直人」を名乗るとは・・・・。他の人と横並びなのが大好きな日本人特有の現象であろう。


たった今、テレビ朝日系列の「報道ステーション」を見たら、全国の養護施設で3万5千人を超える児童が生活している

という。今年学齢期を迎える子供が何人いるか知らないが、全員に「ランドセル」が行き渡るのであろうか?

「タイガーマスク」がプレゼントしなくても、ランドセルぐらいは支給されるのだろうか。


いずれにせよ、「タイガーマスク現象」が、もしも、一過性のブームで終わったら、今年、ランドセルを

タイガーマスクからプレゼントされた子は良いが、来年の子は貰えない。寂しいだろう。


◆「タイガーマスク」方式ではなくても、いくらでも方法はある。

誤解を避けるために断っておくが、私は、「タイガーマスク現象」自体、

つまり、「反対給付を求めない、匿名の善意の存在」を嬉しく思っている。

だが、こういうことは続いた方が良い。社会的慣習として根付いた方が良い。

毎年、ランドセル10個を今年と同じようにこの先ずっとプレゼントする人ばかりとは限らない。

何しろ、何でもすぐに熱し、すぐに冷める日本人である。

下手をすると、数週間後には、既に「タイガーマスク現象」のことはきれいさっぱりと忘れられている

かもしれない。


それに、伊達直人を名乗り、黙ってランドセルを置く、

というやり方を皆が皆、右へならえで実行するのも何だかおかしい。

善意が全体的に拡大しているのであれば、各種募金が急に増えてもよさそうだが、

赤い羽根共同募金(1年中、ネットから寄付が可能である)などで、特に変化は無いそうだ。

このようなことを書くと、

偉そうなことを書きやがって。テメエは何かしているのか?

と思う方がおられるかも知れないので、書くが、私は、国境なき医師団日本に、

クレジットカードを通じて、1日50円を寄付している(自分で書いても、私はどこの誰だかわからないから、

まあ、ご容赦くださいな)。

「50円ぐらいで、得意そうに書くな!」と言われそうだ。

そのとおり。タカが1日50円で偉そうなことは言えない。1ヶ月、1,500円だ。

しかし、仮に、1億人が実行したら1ヶ月で1500億円。1年で1兆8,000億円となる。


その他、募金先はいくらでもある。過去何度も書いたが、貴方もカードがあれば、今すぐに

目の前のパソコンや携帯から募金が可能である。


様々な募金やボランティアへのリンク集としては、

Yahoo!ボランティア募金はこちら

但し、私は、「ワンクリック募金」というのは、どうも気に入らない。自分が一円もカネを出さずに

他人に払わせて募金した気分になったのでは意味がない(私の考え方では、である)。

思い付くままに他に挙げるならば、国連のプラン・スポンサーシップ盲導犬協会

その他いくらでもある。逆に言うと、この「いくらでもある」のが困った所なのだ。

今の世界の募金のシステムは、あくまでも個人が募金先を選択するシステムなので、

募金額に偏りが生じているであろうこと。かといって、一箇所に一切の募金原資をプールして、

それを配分するとなると、「誰が一番困っているか」を誰が、どのように判断するのか。

揉め事になってしまう可能性が高い。


◆本来、政治家のやることではないのか。

「タイガーマスク現象」は心温まる出来事だ。

しかし、本来これは、民間人の善意に頼るべき事なのか。

菅直人内閣総理大臣が言っている。

◆記事:タイガーマスク現象に首相「本当に心温まる」(読売新聞 1月12日(水)19時5分配信)

菅首相は12日、漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人を名乗る人物などから児童養護施設などへのプレゼントが全国で相次いでいることについて、「本当に心温まる活動だな、と思って見ている。共助の精神を大切にしたいなと改めて思った」と述べた。

「心温まる」のは結構だが、民主党が政権を取った時に、当時の鳩山首相は

所信表明演説で次のように述べている。
(友愛政治の原点)

私もまた、この夏の選挙戦では、日本列島を北から南まで訪ね、多くの国民の皆様の期待と悲痛な叫びを耳にしてきました。

青森県に遊説に参った際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうとしない、1人のおばあさんがいらっしゃいました。息子さんが職に就けず、自らの命を断つしか道がなかった、その悲しみを、そのおばあさんは私に対して切々と訴えられたのです。毎年3万人以上の方々の命が、絶望の中で断たれているのに、私も含め、政治にはその実感が乏しかったのではないか。おばあさんのその手の感触。その目の中の悲しみ。私には忘れることができませんし、断じて忘れてはならない。社会の中に自らのささやかな「居場所」すら見つけることができず、命を断つ人が後を絶たない、しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている、そのことの異常を正し、支え合いという日本の伝統を現代にふさわしい形で立て直すことが、私の第一の任務です。

かつて、多くの政治家は、「政治は弱者のためにある」と断言してまいりました。大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。今回の選挙の結果は、このような「最も大切なこと」をおろそかにし続けてきた政治と行政に対する痛烈な批判であり、私どもはその声に謙虚に耳を傾け、真摯(しんし)に取り組まなければならないと、決意を新たにしております。

そうでしたねえ。

民主党政権のモットーは「友愛政治」。弱者が尊重されるべきである、と。

本当は、だから、民主党政権が「タイガーマスク」になるべきところ、

官房長官をどうするとか、小沢一郎をどうするとか、そんなことばかりですったもんだの

大騒ぎ、が現状である。「友愛政治」はどうなったのだろうか。


2005年に無くなった、元・官房長官、故・後藤田正晴氏の、「日本への遺言」という本に

後藤田氏の次の言葉が載っている。
小泉政権は「強者の論理」が強すぎる。

やはりどんな時代になっても、立場の弱い人、気の毒な人は出ている。

ならば、そういう人に対して政治の光をどう当てるかということは、

政治を担当する者の、大きな責任だと思う。

全く同感である。これは、時の小泉政権を批判した言葉だが、

今、何か、変わっているだろうか。

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2010.10.26

「首相 審判真摯に受け止める」←主権者は誰か。

◆記事:首相 審判真摯に受け止める(NHK 10月25日 20時2分)

菅総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、衆議院北海道5区の補欠選挙で民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい」と述べたうえで、民主党の小沢元代表の国会招致について

「小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう形で説明するのが適切か、国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

この中で菅総理大臣は、24日に投票が行われた衆議院北海道5区の補欠選挙で、民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい。敗因として、候補者の知名度不足や厳しい経済への対応の不十分さもあるが

『政治とカネ』の問題も影響があったと見ることができる。そういうことをすべてしんしに受け止めて、今後の対応に当たりたい」と述べました。

そのうえで菅総理大臣は、小沢元代表の国会招致について「小沢氏自身が『国会の決定にはいつでも従う』と言っており、

小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう場でどういう形で説明するのが適切かは国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

また菅総理大臣は小沢氏に証人喚問に応じるよう指示すべきだと指摘されたことに対し、

「わたしがあらゆることを1人でやっているのではなく、それぞれの党のメンバーがどういう仕事をやっているか、中身で判断をいただきたい」

と答弁し、声を荒らげる場面もありました。(注:以下省略)


◆コメント:議会制民主主義なんですから、権力の正当性の根拠は国民の意思を反映しているということです。

ここ数年、毎年総理大臣が交替しているが、小泉の悪党は当然として、その後の安倍、福田、麻生、鳩山、菅、

を見ていると、やはり政治家になるような人間は神経の在処が違う、と思う。

別に褒めているわけではないが、普通の人間なら、これだけ毎日、マスコミを通じて国民に顔を見られて、

「バカだ、マヌケだ、無能だ、腰抜けだ」と書かれたり言われたりしたら、とっくに神経が参るはずである。

しかし、彼等を見ていると分かるとおり、誰もげっそり痩せ細ったり、眠れずに目の下にクマが出来ている事もない。

つまり、あれほど叩かれても、普通にメシが食えるし、眠れているのである。あまりの図々しさに感動する。


それはさておき、民主党政権がこれほど、ダメだとは、私も予想外であるけれど、

議会制民主主義である。権力の正当性の根拠は「国民の意思を反映している」ということによる。

つまり、今の政府は、どう見ても有能とは思えないが、この政党に権力を取らせたのは我々国民である。

今のような状況が予想できたら、投票しなかっただろうが、小泉以降、あまりにも日本がぶっ壊れてしまったので、

自民党はもうダメだ。民主党にやらせてみようと決断したのは(無論、民主党以外に投票した人、投票しなかった人もいるが)、

多数決の原理により、「国民の意思を反映している」ことになるのである。

確かに、尖閣諸島など実にみっともなかったし、菅政権をアホだ、無能だ、というのも

北朝鮮や中国じゃないから許されるが、全く他人事のように考えるのは正しくない。

主権者である我々国民に、先見の明がなかったのである(他に選択肢もなかったが)、ということは

自覚すべきである。

そして、何故民主党に政権を取らせたかというと、小泉が「自民党をぶっ壊す」と言いつつ、実は、

従来、平穏だった日本をぶっ壊し、一億総中流だったはずが、とんでもない格差社会となり、

弱者はとっとと野垂れ死んで下さい、というひどい世の中になったからである。

つまり溯れば、あのヘラヘラ小泉に絶対安定多数を取らせた2005年9月11日の「郵政民営化選挙」に於ける

投票において、有権者が致命的な判断ミスを犯したのである。

結果論ではない。

あの時私は、選挙前の1ヶ月、如何に小泉のいっていることが、いい加減か、ずっと書き続けた。

2005年8月9月の日記を読まれたい。

選挙の翌日、

2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。ココログ

と書いたら、物凄い嫌がらせが来た。

あの時、投票行動において選択を誤ったのが、そもそもの始まりである。

だから、現状を全て認めろとは言わないが、今のような日本になった責任の一端は、代議制民主主義の原理から言って、

我々有権者にもある、という認識を持つべきである。バカだ、無能だ、を繰り返しても、何も起きない。

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2010.07.21

「金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会」←拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

◆記事:金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会(7月20日22時8分配信 毎日新聞)

初来日した北朝鮮の元工作員、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(48)が20日、拉致被害者の田口八重子さん

(行方不明時22歳)の長男、飯塚耕一郎さん(33)と兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(72)と、

長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘で面会した。昨年3月に韓国で初めて会って以来の再会。

繁雄さんは会見で「金さんは改めて『(田口さんは)絶対生きている。そのうち帰ってくる』と言ってくれた。

大事な生き証人として今後も(交流を)つなげていきたい」と述べた。

耕一郎さんと繁雄さんによると、面会は午後3時45分から夕食をはさみ約2時間。

白いブラウスと黒のスラックス姿の金元死刑囚は、前回同様に健康そうだったが

「23年ぶりの国外に気持ちが高ぶって前夜は眠れなかった」と話し、少し疲れた様子だったという。

金元死刑囚は「この席に八重子さんがいたらどんなにいいか」と話し、さらに「八重子さんは帰ってくる」と繰り返し、

励ましたという。繁雄さんが持参した田口さんの兄弟らの写真を見て「目が八重子さんにそっくり」と目を真っ赤にする場面もあったという。

繁雄さんは「北朝鮮のやり方を知っている人がそうはっきり発言したことに、改めて強い期待を感じた」と語った。

耕一郎さんは「初めて会った時より大分穏やかな形で話ができた。今後も話をしながら交流を深めたい」と期待を込めた。

また金元死刑囚は北朝鮮との交渉について

「北朝鮮の意思を尊重した上で、プライドを傷つけないよう話をしていかないと解決にはつながらない」などと考えを語ったという。

(引用者注:以下省略)。


◆コメント:拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

金賢姫元死刑囚(このタイトル、何だか気に入らないので、以下本稿では「金賢姫元工作員」と記す)が20日早朝

来日して、向かった先は、鳩山由紀夫の軽井沢の別荘だという。あまりに広大な敷地で、門から屋内を見ることが

出来ず、報道陣をシャット・アウトするには、ちょうど良いらしい。鳩山由紀夫が初めて役に立った訳である。


そんなことはどうでも良い。

田口八重子さんの消息は無論重要だが、横田めぐみさんが無事なのかどうか、早く話せと言いたい。

無論、金元工作員が死刑判決後特赦を受けたのが20年前で、北朝鮮で最後に横田めぐみさんを見かけてから

あまりにも時間が経っているが、めぐみさんのご両親は、一秒でも早く話を聴きたいだろう。


日本政府は拉致問題を本気で解決する気があるのか、甚だ疑問である。

小泉の時に北朝鮮を訪問して5人が帰ってきて、それはそれで良かったが、あれを以て

はい、北朝鮮(による拉致)問題は、これで一応終わりで良いでしょ?

という態度に見える。

もっとはっきり書くならば、横田めぐみさんのご両親はご高齢なので、このままズルズルと問題を

解決するフリだけをしていれば、やがてご両親は他界するだろう。そうすれば政府にとって「五月蠅い」ことを

云う人がいなくなる。日本政府は、その時を待っているように見えるのは、私だけであろうか?


政府がそうなったのは、我々有権者にも責任がある。

先の参議院選挙で問題となったのは、要するに「消費税率の引き上げ」だけであった。

与党・民主党も、大きく議席を伸ばした自民党も、いきなり予想以上の議席を獲得した「みんなの党」も、

拉致問題解決を政策の重要課題として掲げていなかった。そして我々有権者はそれを問題視しなかった。

昨年、民主党が政権を獲ったとき、マニフェストに北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関して、

確かにすこしばかり記述があったが、それで、政権を獲得したわけではない。

拉致問題とは、北朝鮮の拉致工作員が、日本国の主権を侵害して違法に我が国の領土に侵入し、我が国の

国民をさらっていった、というとんでもない話で、国連憲章など出来る前なら、それだけで日本が北朝鮮に

宣戦布告し、戦争になってもおかしくないほどの大問題なのに、あまりにも長い間事態が膠着したままのため、

日本国民は無関心になっている。

だから、どの政党も北朝鮮による日本人拉致問題の解決を政策の筆頭に掲げない。そうさせたのは我々の責任である。

拉致問題に重大な関心を持ち、この解決の為の具体策を提示出来ない政党には、票を投じない、という世論が形成されれば

政治家は動く。今は、何度も書くがその反対の状態で、有権者が無関心だから、政治家も「どうでも良い」と考えている。


横田めぐみさんのご両親の気持ちを想像する能力ぐらい、特に子供を持つ人なら、有るだろう。

横田さんご夫妻は、何十年も、いつ、めぐみさんから連絡があるか分からないからといって、外出もましてや旅行も

控えていたのである。悲惨すぎる。ひとごとだと思って、無関心でいてはいけないのだ。

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2010.06.05

菅直人内閣総理大臣就任。新政権に関する考察1。小沢一郎は引退するべきだ。

◆記事:民主党代表選出馬会見より、(2010年6月4日 2:17 日本テレビ)

(http://www.news24.jp/articles/2010/06/04/04160405.html#)

菅副総理(63)は3日夕方、鳩山首相の辞任を受けて行われる民主党代表選への出馬会見を行い、

鳩山首相の思いを受け継いで改革を進めたいと述べた。

菅副総理は会見で「(鳩山政権の)色々な活動が、残念ながら“普天間”と“政治とカネ”の問題の中で、

十分に国民の皆さんに伝えきれなかった。

その2つの大きな、ある意味での重荷を、鳩山首相・代表に自らが辞めるということで取り除いていただいた。

日本の経済・財政・社会の改革を本格的に推し進める時が来た。その先頭に立たせていただきたい。

こういった思いで、今回、代表選の立候補を決意したところであります」と述べた。

小沢幹事長との関係については、「昨日の段階、今日の段階でも『ごあいさつにうかがいたい』

と申し上げておりますけれど、まだ小沢幹事長の方から『いつであればいい』というご連絡をいただけておりません」と述べた上で、

「小沢幹事長についても、ある意味では、しばらく国民の皆さんにとってのある種の不信を招いたことについて、

少なくともしばらくは静かにしていただいたほうが、ご本人にとっても、民主党にとっても、

日本の政治にとってもいいのではないか」と述べ、小沢幹事長を主要ポストには起用しない意向を示した。


◆コメント:小沢がいる限り、民主党の胡散臭さが消えない。

新政権が抱える課題は山積しているから、一遍に述べるのは無理である。

始めに民主党内の問題。

記事で菅新首相(この会見を行った時点では副総理)が、

「(鳩山政権の)色々な活動が、残念ながら“普天間”と“政治とカネ”の問題の中で、

十分に国民の皆さんに伝えきれなかった。

その2つの大きな、ある意味での重荷を、鳩山首相・代表に自らが辞めるということで取り除いていただいた。

と述べている。普天間の問題は、簡単には片付かないだろうが、「政治とカネ」の問題を

鳩山前首相が、小沢一郎幹事長を道連れに、表現は悪いが「無理心中」することにより、

少しでも民主党のクリーンなイメージを取り戻したいと考えていたかどうかしらないが、

少なくとも菅直人内閣総理大臣は、このまま小沢が党内で、権力を保持したら、

ただでさえ、民主党が国民に与えた「政権担当『無』能力感」が有る上に、


小沢一郎がまだ、裏から、国民からよく見えないやり方で権力を持ちづけたら、

民主党への不信感は絶対に払拭できない、と考えているのだろう。それは正しい。


民主党のイメージ(だけでは困るが)を改善しようとするなら、小沢がいる限りだめだ。

そもそも、この男(小沢)は何をしようとしているのか、さっぱり分からない。


小沢一郎は、1989年、47歳の若さで自民党の幹事長となった。4年後の

1993年、自民党を離党し、新生党を結成し、代表幹事に就任。以降、

1994年、新進党幹事長。1995年、新進党党首。

1998年、自由党を結成し、党首。

2003年、自由党と民主党が合併。

2006年、3月、民主党代表に選ばれる。(前原民主党代表が「堀江メール事件」で引責辞任したため。)

2009年 鳩山首相の依頼により、民主党幹事長。

つごう7回、五つの政党の党首かナンバー2を歴任し、7回辞任してきた。


今までは自らの意思による辞任だったが、今回は、鳩山首相に引導を渡され、

初めて「他人によって辞任させられ」たのである。


鳩山前首相は次の衆院選では立候補せず、政界を引退するというが、小沢は、

まだ、民主党内の巨大な支持勢力を取り巻きにして、次の民主党代表選では、

子飼いから、独自候補を擁立するつもりらしい。


小沢の持論は、

国民のために政治がある。権力闘争は国民のための政治を実現する手段だ。

というが、国民のために一体どういう政治をしたいのか分からない。

徒に、民主党内で二重権力構造を構築し、中で何をひそひそ、党首と相談しているのか、

国民には分からない。この状態では、既に国民に愛想を尽かされている民主党が、人気を取り戻すのは無理だ。

菅直人首相は、
「少なくともしばらくは静かにしていただいたほうが、ご本人にとっても、民主党にとっても、

日本の政治にとってもいいのではないか」と述べ、小沢幹事長を主要ポストには起用しない意向を示した。

「少なくとも」が冒頭にある。多くの民主党員と国民は、いい加減小沢は政界を引退すべきだ。

とおもっているのではないか。

少なくとも私は、そう思う。小沢がいる限り、民主党の「怪しげ」な印象は抜けない。

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2010.06.02

「<鳩山首相>両院議員総会で辞任表明 小沢幹事長も引責」←辞めれば責任を取ったことになる人はいいですな。

◆記事1:<鳩山首相>両院議員総会で辞任表明 小沢幹事長も引責(6月2日9時47分配信 毎日新聞)

鳩山由紀夫首相(民主党代表)は2日午前、国会内で開いた民主党の両院議員総会で

「社民党を政権離脱という厳しい道に追い込んだ責任を取らねばならない。政治とカネに決別する民主党を取り戻したい。

このことで私自身も、この職務を引かせていただくことになる」と述べ、辞任を表明した。

小沢一郎幹事長にも資金管理団体による政治資金規正法違反事件を指摘して辞任を求めたことを明らかにし、

小沢氏も幹事長辞任を正式に表明した。同党は常任幹事会で役員の総退陣を決定。4日に両院議員総会で新代表を選出する。

小沢氏は幹事会で「組閣は7日になる」との見通しを示した。後継首相には即戦力となる人材を軸に調整する方針で、

菅直人副総理兼財務相らの名が挙がっている。昨年9月に政権交代を果たした鳩山政権は、

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の迷走を機に8カ月半で崩壊した。

普天間問題を巡る社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相の罷免と社民党の連立離脱、

首相の偽装献金問題で支持率が低下し、政権の求心力が低下していた。

党内でも「このままでは夏の参院選を乗り切れない」との意見が大勢を占め、これ以上の政権維持は困難と判断した。

首相周辺は2日、「首相が辞意を固めたのはおととい(31日)。総合的に考え、

(参院選で改選される)仲間を落選させたくない、という気持ちだった」と明らかにした。

首相は両院議員総会でのあいさつで、5月31日と1日の小沢氏と輿石東参院議員会長との会談で

「私も引きます。しかし、幹事長も恐縮だが職を引いていただきたい。そのことによって、新しい、

よりクリーンな民主党を作り上げることができる」と要請し、小沢氏が「わかった」と応じたと述べた。

小沢氏は2日の党常任幹事会で「私自身も首相と同じように(辞任し)役員も総辞職する」と語った。

首相は民主党の小林千代美衆院議員にも、北海道教職員組合の不正献金事件を念頭に

「ぜひその責めを負っていただきたい」と、議員辞職など責任を取るよう求めた。

普天間問題について首相は「沖縄の外に米軍基地を移すために努力しなきゃいけない、との思いで半年間、

努力してきたが、結果として県外には届かなかった」と説明。偽装献金問題に関しては

「自民党を飛び出し、クリーンな政治を取り戻そう、との思いだったが、

政治資金規正法違反の元秘書を抱えていたなど想像だにしていなかった」と述べた上で

「さぞご苦労され、お怒りになったと思う」と出席議員に陳謝した。

09年6月、鳩山首相の資金管理団体の収支報告書で、故人から献金を受けたとする偽装献金疑惑が発覚。

東京地検特捜部は09年12月、元公設第1秘書を政治資金規正法違反で在宅起訴。有罪判決が確定している。

首相自身は不起訴となり、検察審査会も「不起訴相当」を議決していた。

平野博文官房長官は2日午前、鳩山首相の辞意を同日午前9時ごろに直接伝えられたことを明らかにした。

両院議員総会は首相の指示で午前10時に招集され、同時刻から予定されていた参院本会議は流会になった。

首相は2日午後に臨時閣議を開き、新首相選出まで職務に取り組むよう求める。


記事2:次期衆院選に出馬せず=鳩山首相(6月2日18時31分配信 時事通信)

鳩山由紀夫首相は2日夕、「次の総選挙には出馬しない」と記者団に述べた。


◆コメント:辞めるべきだ。と先週の金曜日に書いたが・・・・。

鳩山首相は先週の金曜日(5月28日)、米軍普天間飛行場移設問題への対処方針(辺野古へ移設)を閣議決定後、

首相官邸で記者会見を開き、

「今後も命懸けで(基地問題に)取り組む」と述べ、首相続投を明言した。

ので、私は、普天間基地を最低でも県外へと、公の場で発言して首相になり、それと全く違う結果をもたらしたのだから

これは公約違反で、内閣総辞職、若しくは衆院解散、総選挙を行うべきだ、と書いた。
2010年05月28日(金) 「政府方針「小さな半歩」=続投を明言―鳩山首相」←直ちに内閣総辞職か衆議院を解散するべきでしょう。ココログ

そこで、私は「鳩山首相は辞めるべきなのだ」と述べ、今日、その通りになったのだから、論理的には、
それでよし。

と書くべきなのだが、釈然としない思いが残る。


これは、今日の鳩山首相辞任固有の問題ではく、一般論。

民間企業でも政治家でも「エラい人」はいいなあ、と思う。

組織の長が「責任を取る」=「辞める」のは今に始まったことではないが、

私はいつも、「狡いなあ、と思う。私はしがない勤め人で、それもヒラの兵隊だ。

何か仕事で失敗したときに、「辞めて責任を取る」ことは可能であるが、それは同時に失業することを意味する。

民間企業の社長や内閣総理大臣が「責任を取る」といって職を辞しても、会社を辞める訳ではないし、鳩山首相は

記事2で報じられたところによれば、次の衆院選には出ないそうだが、元々金持ちだから、

生活に困ることはない。

「責任を取って辞める」のは一見潔い行為だが、要するにその時点で責任を放棄する訳で、

鳩山首相は内閣総理大臣の担うプレッシャーから解放され、

しかも生活には一切困らない。こういうことって、本当に「責任を取る」事になるのだろうか。

先日の記事と矛盾するようだが、記事1の中で、

首相周辺は2日、「首相が辞意を固めたのはおととい(31日)。

総合的に考え、(参院選で改選される)仲間を落選させたくない、という気持ちだった」

という部分が引っかかる。鳩山首相が辞めても、本質的に民主党の政権担当能力が問われているのだから、

首相が辞めたところで、民主党支持率が(多少は変化するだろうが)急回復する訳はない。

参院選での民主党は、多くの議席を失うだろう。そうなれば、民主党の衆参議員総会で、
こうなったのは、鳩山の所為だ。

と罵声を浴び、民主党代表の座から引きずり下ろされるのは必至である。

鳩山首相はそうなる前に、
「政治とカネに決別する民主党を取り戻したい(から、首相を自分から辞める)」

と言えば、さすがに民主党員は、鳩山首相を攻撃出来なくなる。その辺りが辞意を固めた本当の気持ちではないか

と想像せざるを得ない。


◆野党は総選挙を求めているが、政権を任せられる党が存在しない。

前段で書いたが、鳩山首相が辞任しても、そもそも民主党の政権担当「無」能力が露呈したことに、

国民は落胆しているのである。昨年8月の衆院選は、国民の1票の積み重ねで、遂に政権交替を実現した

という点で歴史に残るだろうが、国民の期待と民主党の実際の能力の乖離があまりにも大きかったことが

呆れるというよりも、多くの有権者を絶望的な気分にしている。

今日の首相辞意表明を受けて、野党各党は解散・総選挙をすべし、と訴えているが、

どの政党も単独で政権を担えるとは到底思えない。


過去、何度も書いたし、国会議員を辞めてしまった人なので、言っても仕方がないが、

民主党の最大の失敗は、元衆議院議員、岩國哲人氏を重用しなかったことである。

結果論ではなく、私は郵政民営化選挙(2005年9月11日)の前に、

「岩國哲人氏が民主党党首となり、その民主党が政権を取り、岩國氏が内閣総理大臣になるのが理想だ」と書いた。

2005年09月03日(土) 「お前はどこの政党の誰を支持するのだ」とのお訊ねがありましたので(既に書いてるんですが)。 ココログ

どうしようもないが、誠に残念である。

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「クールビズの季節、政府も自民も『かりゆし』」←「クールビズ」の無意味さ。

◆記事:クールビズの季節、政府も自民も「かりゆし」(6月1日21時18分配信 読売新聞)

政府の「クールビズ」期間が1日に始まり、鳩山首相や閣僚が沖縄県特有の「かりゆしウエア」を着て閣議に臨んだ。

ただ、米軍普天間飛行場の移設問題が地元の期待を裏切る結果になった直後だけに微妙な空気が漂い、

スーツ姿の“造反者”も出て、足並みの乱れをここでも露呈した。

スーツだったのは、亀井金融相と北沢防衛相。北沢氏はネクタイははずし、閣議後の記者会見で「風邪気味だから」と説明した。

一方、亀井氏は「公務の時はずっと背広を着ている。人と会う時に急に背広に着替えるなんて、着せ替え人形じゃあるまいし」と、

小泉元首相が始めたクールビズ自体を否定した。

「かりゆし」は「めでたい」という意味。前原沖縄相は記者会見で、「『最低でも県外』ができなかった後で、

かりゆしウエアを着て閣議に臨むのはいかがなものかという議論があったのは事実だ」と語った。


◆コメント:私もクールビズを無視している。

閣議のニュースは、一例であり、「かりゆし」云々は、本日の問題の主題ではない。

私の勤め先も、お客さんに直接接することがない本店各部は6月1日から9月30日まで、

クールビズを「可」とする。

という通達が発せられている。今年で3回目か4回目だが、「クールビズを『可』とする」

だから、クールビスは"may"であり、"must"ではない。私の部署はかなりの大所帯で、

周囲を見ると99%は毎年素直に「クールビズ」で会社に来るが、私は一度も実践したことがない。

周りの人達は、わざわざ暑い格好をして物好きな奴と思っているかも知れないが、一向に構わない。

来年も再来年も私は同じことをするだろう。


理由のひとつは、個人的かつ感情的なものである。

14年前に他界した父は30数年、サラリーマンとして働き続けた。

私は子供の頃からずっと、どんなに暑い日でもネクタイを締め、スーツを着て仕事に行く父の姿を見ていた。

無論、クールビズなどという概念が無かったから、それは、あまりにも当たり前のことだった。

そんな父を見て育った私の頭の中には、
勤め人は、真夏のどんなに暑いときでもネクタイを締めて、スーツを着るものだ。

という、甚だ融通の利かない(今の人から見れば古くさいかもしれないが)強固な固定観念がある。

仕事に行くときには、ネクタイを締めて、スーツを着ないと気持ちが「臨戦態勢」にならない。

「暑くても、スーツを着て平然として家を出て、仕事をする。これぞ『勤め人の心意気』」と思っている。


記事によれば、閣僚では亀井金融相だけが、スーツにネクタイだそうで、新聞は、

それは、クールビズを言いだしたのが亀井氏のかつての盟友、今は仇敵の小泉純一郎だからだろう、

と見ているようだ。それもあるかも知れないが、それだけでは無かろう。私と同じような気持があるような

気がする(私が勝手に想像しているだけだ)。


国会議員を辞めてしまったが、元民主党衆議院議員の岩國哲人氏が、やはりクールビスを無視して、

夏の間もスーツにネクタイだったのを思い出す。

東大を卒業してから日興証券に入社し、やがて外資系証券会社に転職し、

最後は、世界有数の証券会社、メリルリンチ本社の上級副社長まで務めた

根っからの「元・務め人」である岩國氏もやはり、仕事をするときにスーツを着ないことに

心理的抵抗があったのだろう、と想像している。

以上は、始めに書いたとおり、クールビズを実践しない、「情緒的」な理由だ。

しかし、理由はそれだけではない。


◆クールビズの本来の目的は、地球温暖化対策ではないのか。

「クールビズ」を提唱し、実行したのは小泉純一郎で、あれも軽い奴だから、

どこまで意識していたか、甚だ疑問であるが、クールビズは、本来、夏の暑い時期、

エアコン使用による電気消費量が、著しく増大する。すると化石燃料を燃やしてタービンを動かす

火力発電所から排出されるCO2が増える。完全に証明されていないが、地球温暖化の最大の原因は、

人間の活動が元で発生するCO2が「温室効果」を持つ為だ、との仮説が殆ど常識となっている。

従って、電力消費量を抑えることが温暖化の進行を抑制することに貢献する。


だから、夏の暑い時期は薄着をしても良いことにして、エアコンの消費電力を減らそう。

これが、クールビズを採用した理由だった筈だ。


だが、実際はどうだ。

「クールビズ」と称する「薄着」を採用しながら、内閣も国会も民間企業も、

エアコンを引き続き使用している。それは、国会の様子を見ても閣議の様子を見ても明らかである。

エアコンを止めたら、みんな、大汗をかいているはずだが、そんな人はいない。

薄着をしても、エアコンの使用を止めるか、使用時間を限定するなど、電力消費を減らさなければ、

何の意味もない。それは官民ともに分かっている筈だ。

単に「クールビズ」という薄着をし、

地球環境に配慮しています。

というポーズを取っているだけだ。何の実質も伴わない。

これが形式主義でなくてなんであろう。



日本の夏は、蒸し暑い。どうせエアコンを止めたら、暑くて何もできないのだから、

ある程度使わざるを得ない。

電気を使用すること自体が温暖化の原因なのではなく、化石燃料を燃やす発電方法が問題なのである。

企業の利権が絡むので、火力発電に代わる方法として、原子力発電ばかりが重視されるが、

安全性に大いに不安がある。つい先ほども美浜原発から放射能漏れ、とのニュースが流れた。
◆記事:美浜原発2号機、燃料集合体から放射能漏れ 管に傷(朝日新聞)(2010年6月2日0時20分)

関西電力は1日、福井県美浜町の美浜原発2号機(50万キロワット)で燃料集合体2体から放射能漏れを確認した、と発表した。

核燃料を入れるジルコニウム合金製の被覆管(長さ4メートル、直径11ミリ、肉厚0.6ミリ)に傷が見つかった。

同県内の原発ではこの2年で、今回を含めて燃料集合体計9体に穴や傷ができるトラブルが起きている。 (以下略)

こういうことが何度も起きるのでは、原子力発電は安全だ、と言われても、

それをそのまま信じろというほうが無理だ。

照明器具やエアコンや、パソコンが二酸化炭素を排出しているのではない。

風力発電、地熱発電、潮汐発電など、所謂クリーンエネルギーで電力需要を満たせれば、

電気を使うこと自体は問題ではない。これらの実用化に注力すべきなのに、

クールビズで「かりゆし」を着て「環境に貢献する」と称する。

バカという他に言葉を知らない。

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2010.05.29

「政府方針「小さな半歩」=続投を明言―鳩山首相」←直ちに内閣総辞職か衆議院を解散するべきでしょう。/音楽。

◆記事1:政府方針「小さな半歩」=続投を明言―鳩山首相(5月28日21時34分配信 時事通信)

鳩山由紀夫首相は28日夜、米軍普天間飛行場移設問題への対処方針を閣議決定した後、首相官邸で記者会見した。

首相は「当初思い描いていた沖縄県民の負担や危険性の抜本的軽減に比較すれば、この決定は最初の一歩、

小さな半歩にすぎないかもしれない」との認識を示した。

その上で「この一歩を一つの出発点に粘り強く基地問題の解決に取り組み続けることが自分の使命だ。

今後も命懸け取り組む」と述べ、首相続投を明言した。

一方で、首相は「最低でも県外(移設)」との自らの発言を念頭に、「自分の言葉を守れなかった。沖縄県民を傷つけたことを心からおわびする」

と表明、鹿児島県・徳之島の住民にも陳謝した。「実行力が示されていないと思われても仕方ない」とも語った。

米国との合意を優先した理由について、首相は「日米の信頼関係の維持が最大の抑止力」と考えたと説明。

決着期限を5月末としたことに関しては、「参院選前に決着しなければ最大の争点になる可能性があった」とし、

「(11月ごろの)沖縄県知事選前に結論を出すのが責務と考えた」と語った。

社民党の福島瑞穂党首の罷免については「根本的な部分で基地問題の考え方に違いがあった」と説明する一方、

「社民党が望むなら新たな閣僚に入ってもらうことも視野にある」と述べた。

(注:色太文字は引用者による)


◆記事2:iPad発売、直営店に行列 品切れ店舗は少なく (日経電子版 )(2010/5/28 20:32)

米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」が28日発売された。

一部アップル直営店には早朝1000人規模の行列ができる一方、郊外の家電量販店では少人数しか並ばなかったところも多かった。

夕刻時点でも販売を続けている店が目立ち、全機種品切れになった店は少ないとみられる。

大手家電量販店のうちビックカメラは取り扱い11店のうち、午後5時時点で完全に在庫切れとなった店舗はゼロ。

29日以降も複数の店舗で販売する見通しだ。18店で販売したヨドバシカメラでも午後5時時点で完売したのは

「一部の店舗で、一部のモデル」(渡辺哲也ハード・関連機器商品事業部長)に限られた。

全57店で取り扱ったヤマダ電機も、一部店舗で在庫が残っているという。

アップル日本法人や一部機種の発売元であるソフトバンクモバイルは、在庫量や初日の販売台数を明らかにしていない。

iPadは米国で4月3日に発売されて以来、世界的に品薄状態が続いている。


◆コメント:記事1と記事2を比較した場合、どちらが重要な情報か。

読者諸氏を小馬鹿にしたような小見出しを付けてしまったが、理由がある。


先日も少し書いたが、私は、近ごろ流行りのTwitter(ツイッター)にアカウントを持っている。

どんなものなのか、という好奇心からである。

最初の頃は勘違いしていて、10年ほど前、私が初めてPCを買い、インターネットに接続した頃盛んだった、

「チャット」と同一視した。が、御存知の通り「Twitter」は各自が一回140文字以内で勝手に好きなことを呟く、

「落書き」のようなものである(結果的に誰かと「チャット状態」になることはあるが、それは本来の使い方ではない)。

各自が勝手なことを書いていて、あまり面白いものではない。

しかし、Twitterを「観察し」ていると、人々が何に関心を持っているか、は、

リアルタイムで分かる。そこから有益な情報が得られる訳ではないが、

現実として、市井の人々の関心が何に向いているか、その傾向を知るための道具として

使えないこともない。


前置きが長くなったが、今夜(5月28日の夜)、Twitterにおける人々の話題を観察していたら、

「iPad」の話題が、「普天間」よりも明らかに多かったのである。

iPadも結構だが、今日の鳩山首相の記者会見を見て、全身から力が抜けるほどの絶望感を覚えないのであろうか。

或いは、最初から関心がなく、記者会見など見なかったのであろうか。


今更言うまでもなく、物事の軽重、即ち、重要なことと、さほどでもないことに区別が付くのが

大人であるが、iPadの話ばかりをして

「眠い、おやすみー」

と何事も無かったように、寝てしまう大人が多いと言う状況が、鳩山をして、今だ宰相たらしめている背景かもしれない。

巷のブログには「こんな奴が総理でいることが信じられない。」とか、「これほど、人に殺意を覚えたのは初めてだ」とか、

色々書かれているが、

そもそも民主党に政権を取らせ、やらせてみよう、という選択をしたのは我々有権者である。


◆しかし、「最低でも県外に移転」と公の場で口にしていながら、出来なかったのだから、辞めて、民意を問うべきだ。

今、テレ朝で「朝まで生テレビ」を放送している。田原総一朗がコメンテーターのひとり、

自称精神科医の香山リカに「後で鳩山さんの精神分析をお願いしたい」などと冒頭で言っていたが、

精神科医の治療に精神分析など使わないし、あの香山リカというのも随分前からテレビに出てばかりいて、

臨床経験が豊富とは思えない。つまり「医師国家免許」を持ったタレント、というほうが実情に近いであろう。


話が逸れたが、私は田原総一朗というのは大嫌いだが、こと、鳩山に関する発言には賛成である。

鳩山首相の「精神分析」というか「精神鑑定」が必要なのではないか、とすら思えるほどの超弩級の無感情人間だ。

不気味である。


兎に角これほど、コロコロ言うことが変わる内閣総理大臣は見たことがない。

小泉純一郎は、自民党をぶっ壊すといい、実際道路族、郵政族議員をつぶしたが、

一政党(自民党)だけではなく、日本をぶっ壊してしまった。いまだにそれが分からない人がいるが、

小泉は万死に値する悪党で、私は小泉は日本史上、最悪・最低の内閣総理大臣だったと思うが、

その小泉にすら、少なくとも言うことに一貫性があった、と、相対的に肯定的評価を付与したくなるほど、

鳩山は発言を変える。そして結局、86年の自民党案に戻ってきた。


尤も、普天間の移転に手こずったのは、鳩山の優柔不断もあるが、

沖縄は利権の巣窟(野中広務が週刊現代で立花隆との対談で口にした言葉)だからである。

週刊現代6月5日号、69ページの記事によると、今日、タモリの音楽番組で歌っていた、

沖縄出身の美貌のタレント(女優)、K.M.は、渦中の辺野古地区で生まれ育っている。

このタレントの昨年亡くなった父親は、地元(名護市)企業の元幹部で、

熱心な基地移設賛成者として知られていた。生前は、辺野古沖への基地移設を実現するために、

防衛省の出先機関や市役所などを積極的に回っていたという(タレントK.M.本人は関係ない)。

こういうことが絡んでいることは容易に想像が付く。


しかし、そういう「プロセス」は関係なく、大人なら誰でも知っているとおり、如何なる職業でも、

仕事は結果だけで評価されるのである。「努力する過程が大事」のキレイゴトが通用するのは学生だけだ。


鳩山首相は野党時代、もし政権を取ったら、普天間基地は「最低でも県外」と公言していて、

それが、政権交替を有権者が選んだ理由の全てではないが、極めて重大な約束をしながら、

その約束を実現出来なかったのである。

即ち、結果において、重大な公約違反なのだから、辞めるべきなのだ。

内閣総辞職か、衆参同時などと言わずにすぐにでも衆院解散・総選挙で

民意を問うべきである。


あまりにも毎度の口先発言でなれてしまって大して驚きはしないが、記者会見で鳩山首相は、

今後も命懸けで(基地問題の解決に)取り組む。

と発言した。日本語の文法に鑑み、「今後も」と言ったのは、
今までも「命懸け」で取り組んでいた。

ことを意味するが、その割には、全然憔悴した様子がない。痩せ細りもしないし、顔色もいい。

つまり、これだけ日本国内のみならず、アメリカの新聞でも「アホだ、無能だ、ウソツキだ」と

言われ続けても、平気でメシを食って、ぐっすり眠れていることを、示している。

そして、今までの発言の変化のものすごさを考慮すると、今日の「命懸けで取り組む」発言すら、

いずれ、「あれは、比喩として用いたのであり、命を賭するつもりはない」とかなんとか

言い出しそうだ。


私は、社会人に成り立ての頃、上司や先輩から、
「怒られているうちは、まだ、いいんだ。『伸びる見込みがある』と思うから叱るんだ。

失敗しても叱られなくなったら、『こいつは何を言っても無駄だ』と見放されたと思え」

と言われたものだ。今、私は鳩山首相に腹が立たない。

無論、私は、内閣総理大臣の上司ではないが、同じ原理で腹が立たないのだろう。


◆【音楽】ユージン・オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団のポピュラー名曲集

折角週末なので、CDをご紹介したい。ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の

オーケストラ・ヒット・パレード

タイトル通り、ポピュラー名曲集で、1,020円と安い。

他は既にお持ちの方が多いだろうが、2曲目の「草競馬」。

あのフォスターの草競馬を金管とパーカッション用にアレンジしている。編曲者が不明なのが残念だが

かなりユニークで「斬新な」アレンジである。


この一曲だけは他のCDでは聴けないのだが、独立した一本の記事にするほどではないので

こういう形で載せることにした。こういうのも良いかなと思って。「今日の一曲」形式、とでもいおうか。


ユージン・オーマンディ=フィラデルフィア管弦楽団、フォスター「草競馬」







ちょっと面白いでしょ?

それでは皆様良い週末をお過ごし下さい。

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2010.05.12

「谷亮子氏 参院選に民主から出馬表明 『五輪は金目指す』」←国会議員1人には年間約3,400万円もの税金が使われます。

◆記事:谷亮子氏 参院選に民主から出馬表明 「五輪は金目指す」(5月10日18時26分配信 毎日新聞)

柔道の女子48キロ級でシドニー、アテネ五輪で金メダルを獲得した谷亮子氏(34)は10日、

東京・永田町の民主党本部で小沢一郎幹事長とともに会見を開き、

夏の参院選に同党比例代表で立候補することを表明した。

その一方、現役続行する考えも明らかにした。また、所属していたトヨタ自動車は3月末で退社したという。

会見で谷氏は「現役はもちろん続けます。(12年の)ロンドン(五輪)では金を目指し、政治の方でも一生懸命がんばりたい」と述べ、

小沢幹事長も「百万、千万の味方を得たような気持ちだ。大変うれしく、心強く思っている」と話した。

谷氏は08年の北京五輪で銅メダルを獲得した後、競技活動を休養。昨年10月には次男を出産した。


◆コメント:ナメんじゃねえよ。馬鹿野郎。

このニュースは勿論、昨夜、知っていたが、記事にしなかったのは、

あまりに腹が立って、文章をまとめる自信がなかったからである。

しかし、それは、あまり意味がなかった。今も私の腸は煮えくりかえっている。


担ぎだす、小沢も小沢だ。今更なにをしても、有権者は民主党の無能ぶりに

呆れ果てている。その上に、「有名柔道選手」だが、政治のことなど知らないに決まっている

ド素人の谷亮子を担ぎだして、税金を無駄遣いするのか。


◆谷亮子氏への質問。

いやしくも政治家を目指す谷亮子氏に対して、誠に失礼だが、

いくつか、質問したい。


  • 国会とは、なんですか?

  • 国会議員の仕事はなんですか?

  • 貴女は国会議員の仕事をするだけの知識をお持ちですか。

  • 柔道の練習の片手間に、国会議員の仕事が出来ると本気で思っているのですか?

  • 国会議員にはサラリーマンの給料に相当する歳費その他、色々なおカネが支給されることを知ってますか?

  • その給料その他のおカネは誰が払ったお金で賄われている(←まさか読めない、なんてこと、無いですよね?)のですか?

貴女はきっとひとつも答えられない。


◆教えてあげます。

上の質問に谷亮子センセーは一つも答えられないでしょうから、

僭越ですが、お教えします。

国会は「国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関です。(日本国憲法第41条)

国会議員の仕事は、本来、「法律を作ること」です。

従って国会議員は「法律」に関する該博な知識を要求されます。

また、国会では国の予算、安全保障、外交、社会福祉、などについて議論します。

だから、国会議員はこれらに関して勉強しなければなりません。

谷さんがこれらに関して十分な知識があるとは、思えません。猛烈に勉強して貰う必要がある。

だから、現役の柔道選手として練習をしながら、片手間に務まるような仕事ではないのです。

国会議員の給料などに関しては、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律で定められています。

それによれば、

第一条  各議院の議長は二百十七万五千円を、副議長は百五十八万八千円を、議員は百二十九万七千円を、それぞれ歳費月額として受ける。

第九条  各議院の議長、副議長及び議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として月額百万円を受ける

第十条  各議院の議長、副議長及び議員は、その職務の遂行に資するため、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律 (昭和六十一年法律第八十八号)第一条第一項 に規定する旅客会社及び旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律 の一部を改正する法律(平成十三年法律第六十一号)附則第二条第一項 に規定する新会社の鉄道及び自動車に運賃及び料金を支払うことなく乗ることができる特殊乗車券の交付を受け、又はこれに代えて若しくはこれと併せて両議院の議長が協議して定める航空法 (昭和二十七年法律第二百三十一号)第百二条第一項 に規定する本邦航空運送事業者が経営する同法第二条第二十項 に規定する国内定期航空運送事業に係る航空券の交付を受ける。

この他に「期末手当」、つまりボーナスを年間約700万円受け取ります。

毎月の給料が約130万円。毎月の文書通信交通滞在費が100万円。これだけで年間2,760万円。

更に年間約700万円のボーナス。つまり国会議員になるだけで年間約3,400万円ものおカネが貰えます

これらは、不景気で生活が苦しくても真面目に国民が納めている税金から支払われます。

これほどの大金を公然と受け取るのです。柔道の片手間に、議員バッジをして国会議事堂にはいり、居眠りをされては

税金をドブに捨てるようなものなのです。


それでも、谷亮子氏は自分が国会議員になる資格があると思いますか。

柔道を続け、「オリンピックでの金メダルを目指しながら」、国会議員として法律を作るだけの知識を持つべく、

死にものぐるいで勉強する、と国民に誓い、実行できますか。


「答弁」をお聞かせ頂きたい。

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2010.05.06

「行政刷新会議事務局」は、机が余っているのに、新しいデスクと椅子を82セットを1362万9630円で購入したそうですよ。

◆はじめに:昨日の記事に対してコメントを書いて下さった方のおかげで知りました。

昨日、日記・ブログで、

「抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない」←ウソではないけど、情けない。ココログ

を書きましたが、ココログにコメントを書いて下さった、HN、tabitさんのおかげ様で、本件を知るに至りました。

私自身は、見逃しておりました。本日の記事はtabitさんのコメントを元にしていることを予め記し、

貴重な情報に御礼を申し上げる次第です。


記事:[民主イズム]「らしさ」って何?(5)「形が大事」かさむ費用(読売新聞 2010.04.17 東京朝刊1面

◇第5部

内閣府の行政刷新会議事務局の部屋には、ちょっと変わった机が並んでいる。120度の角度が付いた「ブーメラン」形で、

3台の頂点を合わせてつけると「Y」の字のようになる。

テレビの報道番組のキャスター席にも使われるような机で、価格はいすとのセットで16万6215円だ。

購入に際し、財務省から「刷新会議設置の趣旨に反するのではないか。各省庁に余った机もいすもある」という声が出たが

会議側は「スタッフ同士のコミュニケーションがとりやすい」と反論。

結局、隣室の国家戦略室の分も含め、計82セットを1362万9630円で購入した。

「机が特殊な形状なので目隠しのついたても高く、全体で普通の倍近くのお金がかかった」(内閣府)という。

刷新会議を担当する古川元久内閣府副大臣は就任直後から、「新しい政権で新しい組織を作るんだ。まずは形が大事だ」

と号令をかけていた。オフィスデザインのコンテストで受賞経験がある会社を、スタッフに何度も視察させたほどだ。

「予算を削る刷新会議が高い買い物にお金を使う。本末転倒もいいところだ」政府内では、こんな声が上がっている

行政刷新会議は昨年、2010年度予算の概算要求の無駄を洗い出す第1弾の事業仕分けを行った。

予算削減額は約6770億円にとどまったが、民主党の蓮舫参院議員が官僚をやりこめる様子などに注目が集まり、

内閣支持率の低下も一時、ペースダウンした。23日からは、独立行政法人などを対象に第2弾が始まる。

政府本体ではないため、大幅な歳出削減にはつながらないとみられるが、

鳩山首相自身が「国民から大きな喝采(かっさい)を与えていただけると思う」と語るように、

支持回復のきっかけとなることへの期待は強い。刷新会議も「ショーアップ」の準備を着々と進めている。

前回の会場は独法所有の体育館だったが、300席だった傍聴席を倍近くに増やしたり、

テレビ局の中継車の駐車場所を確保したりという理由で、今回は民間の会場を使う予定だ。

19日に入札を行うが、9日間で約50万円だった会場代は大幅にふくれあがる見通しだ。

仕分けの資料を公表するための専用サーバーも設けることにしている。

より国民にアピールできる環境を整え、「2匹目のドジョウ」を狙う鳩山政権。内閣官房の職員は嘆く。

「大事なのはテレビ映りや見栄えばかり。財源難の深刻さを真剣に考えているとは思えない」

(注:色太文字は引用者による)。


◆コメント:これは、コメントするまでもないでしょう。

民主党政権が唯一国民に、パフォーマンスとして公開できる「事業仕分け」。

具体的には、内閣府行政刷新会議事務局が運営を司る。

行政刷新会議が全て無駄とは云わない。先日、理化学研究所の無駄な人件費に付いて私も記事にした。

「理研、配偶者を秘書に雇用=組織管理改善を-仕分け2日目」←真面目に税金払うのがバカバカしくなりますね。ココログ

ここで書いたことに関しては今でも、私の考えは変わらない。


しかし。


記事の最後に載っている、内閣官房職員の言葉
「大事なのはテレビ映りや見栄えばかり。財源難の深刻さを真剣に考えているとは思えない」

は、正鵠を射ている。

私が「天下国家をまともに論じる気がしない。」と言って怠け、4月18日付読売新聞の記事に気が付かなかったのは迂闊だった。

問題の所在は色太文字で強調した部分だけを読んでも明らかであろう。

税金の無駄遣いを削るために始められた「事業仕分け」用に、

1,362万9,630円の「税金」で、わざわざ新しい机と椅子、合計82セット購入を購入した、という。


先日、「理研、配偶者を秘書に雇用=組織管理改善を-仕分け2日目」←真面目に税金払うのがバカバカしくなりますね。

にも記したが、

平成20年における日本の全てのサラリーマン男女併せての平均手取り額(年間)は、365万円である。

行政刷新会議のセンセー方がお使いになるため新しくお求めになったデスクと椅子の購入金額、約1,363万円は、

サラリーマンの年間手取り額の3.7倍である。

年収(税金など控除前の平均給与)430万円の庶民が納めた税金で、1,363万円のデスクと椅子を買う。

財務省の役人が「椅子や机は余っている」と進言しているにもかかわらずである。

机と椅子など、一番安い事務机と、パイプ椅子で良いだろう。そんなことにカネを使い、

オーケストラへの助成金を減らす「事業仕分け」。

こういうのを日本語で「茶番」という。

ここまで来ると、「『論ずる』に値しない」。

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2010.05.05

「抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない」←ウソではないけど、情けない。

◆記事:抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない(5月4日19時7分配信 時事通信)

米軍普天間飛行場移設問題で迷走を重ねた末、沖縄県民を前に全面的な県外移設の断念を表明した鳩山由紀夫首相。

その理由として首相は、沖縄の海兵隊を日本を守る「抑止力」と位置付け、繰り返し沖縄側に理解を求めた。

ただ、こうした論理は当初から米国や外務・防衛当局者が展開していたもの。最終局面で急に海兵隊の抑止力を持ち出し、

「県外移設」の約束をほごにした首相の「言葉の軽さ」が改めて浮き彫りとなった。

「学べば学ぶほど、沖縄の米軍の存在全体の中での海兵隊の役割を考えたとき、すべて連携している。その中で抑止力が維持できるという思いに至った」。

一連の沖縄での日程を終えた首相は4日夜、名護市内で記者団にこう語り、在沖縄海兵隊の重要性を強調した。

昨年の衆院選で普天間移設に関し、「最低でも県外」と訴えた首相だが、同日は「(民主)党の考え方ではなく、私自身の代表としての発言だ

と正式な公約ではなかったと釈明。さらに

「当時は(海兵隊の抑止力は)必ずしも沖縄に存在しなければならない理由にはならないと思っていた」と語り、

「浅かったと言われればそうかもしれない」と安全保障に関する認識不足をあっさりと認めた。

名護市の稲嶺進市長との会談では「将来的にはグアム、テニアンへの完全な移転もあり得る話かと思っている」とも語り、

理解を求めた首相だが、沖縄の不信感は増幅するばかり。稲嶺市長は「選挙で公約したことを実現できるよう、

決断をお願いしたい」と首相に一歩も譲らない姿勢を示していた。


◆記事2:選挙:衆院選 主要6政党・党首討論会(2009.08.18 毎日新聞 東京朝刊 10面より)

◆外交・安全保障

◇米大統領と信頼構築--鳩山氏

 <討論>

福島氏 非核三原則の堅持と法制化は重要だ。

鳩山氏 オバマ大統領が演説をしたのだから、もっと日本がその先に出て行かなければならなかった。非核三原則は堅持する。ある意味で国是のようなものなので、その方が強い影響力を持ちうるとも思っていたが、法制化も検討はしたい。
福島氏 集団的自衛権の行使を憲法解釈で認めるのは看過できない。自衛隊の海外派遣もすべきではない。

麻生氏 北朝鮮は核実験をやり、中距離弾道ミサイルも持っていて、拉致も認めている。そういう国が隣にあるという現実を踏まえ、どう日本を守るか考えるべきだ。少なくとも同盟国の米国の船が攻撃を受けた時に、日本の自衛権が防護することを可能にすることは考えるべきだ。



<質疑>
――オバマ米大統領はイラク戦争に反対だった。麻生氏は認識が違うのか。

麻生氏 戦争というのは後になってどちらからでも理屈が付くので、なんとも答えることはできない。しかし私どもの対応は間違っていなかった。


――民主党は対等な日米関係というスローガンだ。在日米軍基地、地位協定の見直しを提起して日本の安全は大丈夫なのか。

鳩山氏 オバマ大統領との間で信頼関係を構築することが必要だ。

いますぐに信頼がないまま、無理に言ってもなかなか解決は難しいということは理解をしている。

包括的なレビューを行って解決することが十分にできるテーマだ。


――普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移転のめどは。

鳩山氏 最低でも県外移設が期待される。政権をとった直後に交渉してすぐに解決できるものではないし、

この問題は沖縄県民の思いも十分に理解していかないといけない。包括的なレビューを行って最終的な結論を得ていきたい。


◆コメント:確かに民主党の「マニフェスト」とか「政策集」に「最低でも県外移転」という文言は無いのです。

これだから、最近、天下国家を論じる気にならないのですよ。

結論を先に書きます。

日本は、滅びるのではないでしょうか。

どいつもこいつも問題外でしょう。参院選への有権者の関心が高いっていうけど、

民主党がダメなことははっきりしたが、自民党に政権戻せば何とかなるの?

他の政党に至っては問題外でしょう。泡沫政党が乱立したって、政権担当能力なんかないのですから。

国民新党に、「みんなの党」に、「立ち上がれ日本」に、社民党に、共産党に何が出来るんですか?

最早日本には、政権を担当できる能力のある政治家の集団(政党)が存在しないのですよ。

何を論じろと言うんだ?

というのが結論です。


もう、どうでもいいけど、鳩山が「県外移設、公約ではない」というのは、まるっきりウソではない。

記事2、衆院選前の党首討論で、鳩山が

(普天間飛行場は)最低でも県外移設が期待される。

と発言したのは、皆覚えている。今頃になって「公約ではなかった」というのは、確かに文字では公約として残っていないからです。
民主党の政権政策マニフェスト(2009)

を開いて、WindowsならCtrl+Fでページ内を「県外」で検索してみると、

確かに何処にも書いて無い。鳩山が公約じゃないというのはそういうことですが、

公約じゃないなら、約束も出来ないことを党首討論で口にするな、と云いたい。

公式の場で
「最低でも県外移設が期待される」

と発言したら、民主党に政権を取らせたら、アメリカを説き伏せる覚悟なのか、と思いますよ。

非常に難しいことは、想像に難くないけど。


それを、結局、普天間を「最低でも県外」どころか、以前からの「辺野古案」にしたら、

もう、ウソツキですよ。政治家じゃないですよ。ただちに衆院解散すべきだけど、

先ほど書いたように、私の目には政権を任せられる政党がありません。絶望的な気分です。

ネット上の色々なブログとかmixiとか、Twitterとか眺めていると、皆、よく平気でいられるな、

と思います。

鳩山首相は、どうせ無茶苦茶なら、

アメリカには同盟解消と云われるかも知れないが、いつまでもアメリカのいうなりになるぐらいなら、

「普天間は日本から出て行け。それが民主党の公約で、その民主党が政権をとれたのは、それが日本国民の希望だからだ。

公約だったのだから、自民党政権時代の約束がどうであろうが、民主党は、国民との約束を曲げる訳にはいかない。」と

云うつもりだ。民主党に政権を任せた有権者の皆さんも肚を括って欲しい。

と、国民に説明し、その通り実行すべきでした。それならば、筋が通っている。

鳩山の駄目なところは一貫性が無いこと。つまり「スジ」が通っておらず、場当たり的に言い逃れをすること。

本来政治家になるべきではない人間です。

以下は蛇足。どうでもよいことですが、政治家になる野郎ってのは、神経の在処が違うのか、神経の出来方自体が違うのか。

鳩山見てるけど、全然やつれないでしょ? 眠れなくて目が真っ赤なんて様子もないでしょ?

要するに、これだけ叩かれても普通にメシを食って、眠れているわけだ。

普通の人間ならあの立場に置かれたら、ノイローゼになるよ。政治家なんてのは、別の生物だな、ありゃ。

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