カテゴリー「ジャズ」の記事

2013.12.02

【音楽】サクソフォン。ポール・ブローディ(ソプラノ・サックス。ハープ伴奏)とサクソフォン5重奏「バッハ:小フーガ」

◆土曜日のSKEの古畑さんの演奏で連想しました。

前回の記事の終わりにSKE48の古畑奈和さんという人のアルト・サックスが上手くて驚いた、

と書きました。

サクソフォーンは1840年代にベルギーの楽器製作者、アドルフ・サックスが発明した楽器なので

サクソフォーンというのですが、19世紀ですからね。昔の大作曲家はサクソフォーンという楽器を知らない。

サクソフォーンの為の音楽はその後現代の作曲家まで書いてますけど正直言って、大して名曲じゃないです。

どうしても、編曲ものになります。

それなら、もう亡くなりましたが、カナダのサックス奏者、ポール・ブローディ(Paul Brodie)(1934-2007)という人が

上手いです。ソプラノサックスをハープの伴奏で吹いてます。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーで発見したのはいいのですが、何処にもCDがない。

iTunes Storeにもない。探しに探して、やっとみつけました。


クラシック・オンラインというダウンロード販売でやっと。


今は、ベンジャミンという人の作品であることが判明したそうですが、

長い事、チマローザのオーボエ協奏曲だと信じられていた、この作品。

とにかく綺麗ですから、お聴き下さい。

ポール・ブローディ(Paul Brodie S.Sax.) エリカ・グッドマン(Erica Goodman Harp)


◆チマローザ オーボエ協奏曲 第一楽章 ラルゲット





綺麗でしょ?

第2楽章はアレグロで少し弾む感じです。


◆チマローザ オーボエ協奏曲 第二楽章 アレグロ





次がシチリアーノで何とも切ない。


◆チマローザ オーボエ協奏曲 第三楽章 シチリアーノ






これは、本当に綺麗ですね。管楽器は、管長が短いほど、音が柔らかくなりにくいし、音程も

狂いやすくなりますが、この人、完璧ですね。

もうひとつだけ。あまりにも有名なラフマニノフのヴォカリーズ。


◆ラフマニノフ:ヴォカリーズ





非常に落ちついた、良い演奏です。


◆クインテセンス・サクソフォン五重奏団:バッハ「小フーガ」をスウィングします。

iTunes Storeで、Quintessence Saxophone Quintet(クインテセンス・サクソフォン・クインテット)を

検索すれば直ぐ見つかります。

バッハのオルガン曲「小フーガ」BWV578をジャズ風にスイングしながら吹いてしまいます。


◆バッハ:小フーガ BWV578






私は、面白い、と思いました。

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2013.02.14

【音楽】ピアノのはなし。

◆【ピアノ】先日見た興味深い例。

家内がピアノ教師をしています。

先日、ある高校1年の男子生徒さんが、なにやら学校の行事でコーラスの伴奏を引き受けてしまった。

中学の途中までピアノを習っていたけど、受験で中断している。3週間で何とかして欲しい。

というような、依頼でお母さんと来た男の子は、しばらく遠ざかっていたけど、弾けると思ってたら、

全然弾けない。それでも頭がいいのでしょうね。一晩でとりあえず、全部暗譜してきました。

しかし、指が動かないし、しばらくやってないから、音が鳴らない。家内はその合唱伴奏の譜面だけでなく

ハノンで指の訓練も毎日やれ、といったそうです。結局本人もかなり努力したので、本番でも上手く弾けたらしい。


ただ、その男の子はコーラス伴奏が終わったら、またピアノはやめるつもりだったらしいのです。当初は。

ところがですね。家内が見ると、明らかに才能がある。折角ピアノが自宅にあるし、才能があるのに

勿体ない。そこで続けたくなるような曲を見つけたのですね。


テレビ朝日系列のニュース番組「情報ステーション」のテーマ曲。

森田真奈美さん作曲の、"I am"というのです。


I am






基礎は出来ている生徒さんです。別に音大を受験してプロになろうというのではないから、

堅苦しい、純クラシックでなくてもいい。本人が楽しいことが第一だ、と家内は考えたそうです。

そしたら、高校生男子くん、すっかり「このカッコイイ曲を弾きたい」気持ちになり、

引き続きピアノを習うことに決めたと。いま一生懸命、“I am”を練習しているはずです。

楽譜はAmazonで簡単に買えます。

テレビ朝日系「報道ステーション」オープニングテーマ I am [楽譜]

音楽には、聴いた印象よりも難しいのとその逆がありますが、“I am”は「その逆」のほう。

つまり聴いて受ける印象ほど、ややこしくないそうです。

なるほどな。と思いまして。何しろカミさんの話なんで、身内が書くのもなんですが、

なかなか上手い、興味のもたせ方だな、と思いました。

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2012.01.30

【音楽】父の命日に、ディキシーランド・ジャズを載せる理由。

◆私事で恐縮です。

私の父は16年前、1996年1月29日に他界しました。

今日が命日です。命日といっても特別にしんみり、と言うわけではありません。

こちらも50歳を過ぎてますから、同年代を見ると少なくともどちらかの親は既に、

あの世に逝ったという人が全然珍しく無い。既に両親とも鬼籍に入っているという人も多い。


但し、私の場合、親の死に目に遭えなかったのがちょっと悔しいのです。

父は急死したわけではないのです。

1993年8月20日にロンドン赴任の内示が出て、父は喜んでいたのですが、その10日後、

父は脳出血で、かなり危険な状態に陥りましたが、一命を取り留めた。意識はあるけど、

口は利けない、という寝たきりになりました。これは元気な頃の父が1番「こうなりたくない」と

思っていた状態でしたので、それが気の毒でした。

口が利けませんから、ひらがな五十音の板を動く方の指で差して、言語を発するのですが、

(一息に)死ぬチャンスを逃したのが無念だ。

と言っておりました。動けなくなりましたが、意識、思考は働いていたので、寝たまま

オムツを当てられる自分が屈辱的だったのです。


私はロンドン転勤の内示を辞退しようか、と考えましたが、父は

そんなことでは、ダメだ。構わないから、行けと申します。

後ろ髪を引かれる思いで、同年10月に私はロンドン行きの全日空機にのりましたが、

その数日前、もう会えないかも知れないと思い、妻子を連れて、父を見舞いに行きました。

父は当時2歳だった孫、つまり私の息子を大層可愛がっておりました。

最後に部屋を出るとき、息子はまだ何もわかりませんが、父は、もう二度と私や息子に

会うことはないだろう、と覚悟したのでしょう。何も言いませんでしたが、うっすらと涙をにじませていた

あの表情が忘れられません。

約2年後、東京から連絡があり、寝たままで安静にしているのに、また脳出血を起こしたというので、

私は急遽帰国しました。2年ぶりの日本でしたが、ICUに簡易ベッドを置き、

一週間、病院に泊まりました。このときも父の思い通りにはならず、一気に死ぬことができず、

もはや、意思の疎通もできず、こちらを認識しているのか分からない状態で、痰が詰まるといけないので、

気道確保のため、気管切開されて、管を固定されて、ただ横たわる父でした。

小康状態に戻ったため、仕方なく、私は再びロンドンに戻りました。

しかしそれから約3ヶ月後、1996年1月29日、父は他界しました。


◆私ほど、ではありませんが、父は音楽が好きでした。

私ほど、熱中した時代があったわけではなさそうですが、父は少しばかりクラシック・レコードを

持っていました。所謂泰西名曲ですけれども、今思いだしても、誰か詳しい人に訊いた訳でも無いのに

妙にツボを押さえておりました。



トスカニーニ指揮、NBC交響楽団の「運命」、フルトヴェングラー、ベルリン・フィルの「英雄」、

ジノ・フランチェスカッティ、ソロのメンデルスゾーン:「ヴィオリン協奏曲」、

エミール・ギレリス(ピアノ):フリッツ・ライナー指揮:シカゴ交響楽団による、

「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第一番」、デニス・ブレイン、カラヤン、フィルハーモニアによる

モーツァルト「ホルン協奏曲全集」、ジャック・ランスロ、ソロのモーツァルト「クラリネット協奏曲」

ジェラール・スゼー(バリトン)の「シューベルト歌曲集」等々、まるっきり泰西名曲ではありますが、

どこでどうやって上手い具合に見つけて来るのか不思議でした。


◆そんな父がアメリカ・ニューオルリンズで、ディキシーランドジャズで盛り上がったらしいのです。

父は(私もその遺伝子を確実に受け継いでいますが)、とにかく基本的に面倒臭がりの出不精で、

若い頃は「日本野鳥の会」会員で山に登っては野鳥の分布など調べて「論文」まで書いていましたが、

銀行員として忙しい毎日を何十年も過ごし、すっかり出不精になりました。

本来、海外旅行など絶対に面倒臭くて行かない人間なのですが、勤続何年とかで、

海外旅行に行くことになりました。何処に寄ったのか、手許に資料がないので正確なことは

わからないのですが、1つ、私は母が大変驚いたことがあります。

ニューオルリンズといえば、ジャズ発祥の地です。今でも黒人のオジサンたちのバンドが

ディキシーランド・ジャズを演奏する、クラブというのでしょうかイギリス風に言えばパブですが、

要するにそういう所にふらりと入った父と父に同行して下さった方が、

ディキシーランドですっかり楽しく盛り上がったらしいのです。いや、「らしい」ではない。

確実にそうなのです。父は文章を書かせるとなかなか上手かったのですが、これも「不精」が祟って

普段、規則的に日記をしたためる、というようなことはしない人でしたが、この夜のことは

余程嬉しかったらしく、手帳にその感激を丁寧に文章として書き残しています。

バンドの面々と意気投合する。一期一会の音だな、と思う。

(一言一句このままでは無いのですが、ほぼそういうセンテンスです)などと書いてある。

自分の父ながら、こういう一面があるとはそれまで思っておりませんでした。

後に母と私とで大変、驚き、かつたった一度の海外だったけど、それほど楽しかったのなら、

良いことだ、と思ったものです。


◆ベニー・グッドマン。"That's a Plenty."、"The World is waiting for the Sunrise"

父が聴いたのは、こんなにゴージャスな演奏では無かったと思いますが、

まあ、ジャズの中でもディキシーランド(風)なナンバーですね。

1980年から何度か、オーレックス・ジャズ・フェスティバルが東京や横浜で行われ、

スウィング・ジャズの神様、ベニー・グッドマンが来日しました。この武道館でのコンサートの模様は

NHKでも放送されたほどです。

オーレックスというのは当時存在した、東芝のオーディオ製品のブランド名です。

それでは早速。文字通りだと「もうたくさんだ」という意味になりますが、That's A Plenty。


That's A Plenty - Benny Goodman 1980







ベニー・グッドマンは勿論いいんですが、トランペットのトニー・テランとトロンボーンのディック・ナッシュ。

この二人のラッパの吹き方が大変すきです。

なんと正しい、トランペットの吹き方。真摯な態度、見事なアドリブ。流石はベニー・グッドマンが選んだ

演奏家です。もう一曲、"The World is waiting for the Sunrise"(世界は日の出を待っている)。

今の世界にぴったりですなあ。


The World is waiting for the Sunrise - Benny Goodman 1980







とりとめの無い、私事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2011.08.26

【音楽】久しぶりにジャーマン・ブラスです。

◆世界最高の金管アンサンブルです。

私がこの団体を知ったのは4年前で、随分ハマりました。

次々にCDをご紹介したのですが、その後すっかり品薄になり

廃盤になってしまったものも多かったのでもうダメかと思いましたが、

今年が創立30周年らしく、かなりの数のCDと数は少ないけどDVDがあります。

この団体は、皆、クラシックのオーケストラで首席奏者クラスの名人ばかり。

当然、クラシックはまともに演奏出来るのです。


いや、まともにというか、唖然とするほどの上手さです。

多分、金管楽器による演奏で、世界最高のレベルだと思います。

DVDがあります。Bach for Brass

HMVにもあります。同じものです。『バッハ・フォー・ブラス』 ジャーマン・ブラスです。

バッハが音楽監督を務め、バッハのお墓があるライプツィッヒ、聖トーマス教会での演奏です。



7月28日、バッハとヴィヴァルディの共通の命日にご紹介しましたが、

ヴィヴァルディのソロ・ヴァイオリン・コンチェルト、RV 230をバッハが

チェンバロ独奏曲に編曲した、BWV 972。それを一番活躍するトランペット奏者で、

かつ、ジャーマン・ブラスの編曲を担当する、マティアス・ヘフス氏が

ジャーマン・ブラス、オリジナルのアレンジを施しました。



Bach BWV 972 after Vivaldi Violin Conceto RV 230







大変上手いことはおわかり頂けたかと思います。

もう一曲。バッハのオルガン曲で、冒頭だけは、皆知っている

「トッカータとフーガ」です。これは、合奏技術がすさまじいです。


J.S.Bach Toccata and Fugue BWV 565







トランペットを吹いていたマティアス・ヘフスがはじめの方でホルンみたいな楽器を

吹いていますが、コルノ・ダ・カッチャ(狩りのホルン)という楽器です。似たような形の

ポスト・ホルンはまた別です。あれは「郵便が届きましたよ」という合図に使った楽器です。


◆これだけだと、クソ真面目に見えますが・・・。

実際はこの人達は音楽は何でもやるのです。

ディキシーランドから、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」から

ラテンだろうが、ボサノバだろうが、何でもありです。

おまけにJourney Through 3 Decades of B [DVD] (2005) というDVDでは

まあ、ふざけるふざける。全員ど派手な衣装に着替えて、サーカス小屋で演奏したり。

その一曲。これは音だけですけど、ディキシーランドのノリです。


Bourbon Street Parade







ドイツ人というと、堅苦しいと思われがちですが、まるっきり偏見ですね。

これは、残念ながら日本国内では品切れなのです。

ジャーマン・ブラスのサイトでネット販売している、German Brass - Essentialsには

クラシックもジャズもラテンも収録されています。12.90ユーロということは今、ユーロ安で111円だとして、

送料別ですが、1,400円ぐらいです。



次にYouTubeで見つけた、ジャーマンブラスの映像ですが、

これは、驚きました。トランペット奏者が、普通のトロンボーンよりオクターブ又は2オクターブ高い、

ピッコロ・トロンボーンという楽器を演奏しています。
German Brass







これは、難しいですよ。トランペット吹きはスライドの練習なんか

したことがないのですから。


次も偶然発見した、Sing,Sing,Sing,です。


Sing, Sing, Sing







バッハを吹いていたのと同じメンバーです。
(共同通信)g

最後にYouTubeのGermanBrass公式サイトに載っていたから、いいでしょう。


EL PASODOBLE Y OLE'







このように、あらゆる音楽に対応出来る柔軟性と、それは各プレーヤーが

本当に上手いからこそ、なのですが、ジャーマンブラス以外に知りません。

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2011.07.13

<警視庁音楽隊>「水コン」1000回、ギネス申請へ←ギネスはさておき、続いているのが素晴らしい。

◆記事:<警視庁音楽隊>「水コン」1000回、ギネス申請へ(毎日新聞 7月12日(火)15時1分配信)

昼休みのひととき、東京・日比谷公園で生演奏を聴かせてくれる

警視庁音楽隊の「水曜コンサート」(水コン、毎日新聞社など主催)が13日、1000回を迎える。

戦争の傷痕が残る1949年、市民の心を音楽で癒やそうとスタートし、

春と秋の水曜日、都心の空にさわやかな音色を響かせてきた。

同一の曜日・時間・場所で長期間続くコンサートは世界にも例がないとされ、

関係者は近くギネス世界記録に申請する方針だ。



第1回の水コンは、音楽隊創設翌年の49年6月1日。

きっかけは約2カ月前、隊員の研究発表の場として、

昼休みに日比谷公園小音楽堂で始めた「公開練習」だった。

山口常光・初代隊長は「練習だから気軽に聴いて」

と破れたモンペ姿の聴衆らに呼びかけ、メガホンで曲目を紹介したという。

ところが回数を重ねるうち、生演奏が無料で聴けると評判になり、練習は演奏会に「昇格」。

以来62年、警察官約40人のメンバーが正午からの1時間、

年間約20回開催というスタイルで、999回の演奏を重ねてきた。

86年から歴代最長の14年間隊長を務めた第5代隊長の牟田久寿さん(73)は

「年間のプログラムで同じ曲は演奏しないのを信条にしていた。就任時に比べたらレベルが高くなった」と話す。

かいわいの会社員中心だった聴衆は今、

水コン目当てに電車を乗り継いで駆けつける常連の中高年層が大半を占める。

最大のピンチは95年。春のシーズンを控えた3月20日、

地下鉄サリン事件が発生した。現場は目と鼻の先だ。

世論を考慮して中断も検討された。

「こういう時だからこそやるんだ」と押し切ったのは、当時の井上幸彦総監だった。

意気に感じた隊員らは、徹夜の張り込みの翌日に演奏に臨んだという。

東日本大震災後の自粛ムードが強かった4月。開催の決断を後押ししたのも、

音楽の力を信じる水コンの原点の精神だった。


◆コメント:ギネスブック云々はどうでもよくて、ただ、素晴らしい。

「どうでもよくて」、は失礼かもしれません。

私が言いたいのはギネスブックに載るか否かではなく、

こういう演奏会をずっと続けてきた警察の音楽隊があり、その演奏を心から

聴きたいと思う、聴衆がいる、という事実そのものが美しいと思うのです。

演奏そのもの(後でYouTubeで発見したのをご覧に入れます)は勿論すばらしいけど、

屋外で演奏する音楽隊と、それを嬉しそうに聴く聴衆全体を見ると、

その光景自体が実に、美しいのです。文化、平和、幸福、の象徴のように見えるのです。


◆実際の演奏

これは素人が家庭用ビデオカメラで撮影したものではないでしょうか。

音質も画質も悪いのですが、そんなことは、今回はどうでもよろしい。

「水曜コンサート」の「美しさ」を観て、聴いて下さい。

最初はオーソドックスにスーザのマーチ「雷神」です。





次は、「埋め込み不可」なので、リンクを貼らせてもらいますが、

グレンミラーのスタンダードナンバーですね。


YouTube -吹奏楽「イン・ザ・ムード」 (警視庁音楽隊・水曜コンサート110525)



各都道府県警の音楽隊は、カラーガード隊という、フラッグ(旗)を用いた演技を行う女性ばかりの隊員で

構成された組織を持っています(まだ全都道府県ではないようですが)。

水曜コンサートではありませんが、警視庁カラーガード隊の演技をどうぞ。


ウエルカムけいしちょう2011 警視庁カラーガード隊演技







華やかでいいですね。


◆警察の音楽隊は勿論、警視庁のみならず、全国各地にあります。

全都道府県に存在するのかどうかはわかりませんが、

かなりの自治体の警察本部が音楽隊(とカラーガード隊)をもっています。

キリが無いので一つだけ。千葉県警察音楽隊による、Take The ''A'' Train (A列車で行こう )。


Take The ''A'' Train A列車で行こう 千葉県警察音楽隊







上手いものです。


◆無駄なものを大切にできるかどうか。

警視庁音楽隊や、各都道府県の警察音楽隊、消防音楽隊、陸海空・各自衛隊の音楽隊

など、数え切れないほどありますが、音楽は直接的には、犯罪防止したり、火事を防いだり、

国家の安全保障を強固にする機能はありませんが、日本国民はこれらを無駄だから無くせとは言わない。

これが日本人の民度の高さだと敢えて信じます。

芸術や学問などカネの無駄だから圧倒的に減らそうとした元クラリオンガールの大臣がいました。

ああいうのを「無教養な輩」というのです。

警察や消防や自衛隊の音楽隊が全国にあり、催し物で演奏をする。

人々はプロの音楽家の演奏を、無料で生で聴くことができるのです。

これは、人々が考えている以上にものすごく大切なことです。


とくに子供たち。

初めて、クラリネットやフルート、トランペットやトロンボーン、ティンパニと他の打楽器などの

音に接すると子供は強烈な印象を受けます。それぞれの楽器を訓練した人が演奏したときにしか聴けない、

本当の音楽。こういうものに子供の頃に接したことがあるかないか、でその後の人生は大分変わります。

たまたまお母さんに手を引かれて通りかかった所で聴いた、警察音楽隊のトランペットに感動して、

本気でトランペットを志す子が、確率としては低いでしょうが、必ずいます。

水曜コンサート1,000回の警視庁音楽隊には、心からお祝いを申しあげます。

同時に、皆あまり意識していないかもしれないけど、全国音楽隊に所属する、

あるいは、オーケストラの音楽家の皆さんに御礼を言いたい。

同時に、「あなたの今日の演奏を聴いて人生が変わる子供がいるかも知れない」ことを

どうか、お忘れなきように、お願い致します。

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2011.07.10

【音楽】「ヨー・ヨー・マ プレイズ・ジャズ」←2度目の紹介です

◆ちょうど1年前にご紹介したのですが。意外に読まれていなかったので。

自分では、「一度取りあげたから」という意識がありますし、

大変有難いことにこのような日記・ブログでも、御常連の読者がいらっしゃって、

前回お薦めしたときに、既にCDを買った、という方もおられるのですが、

毎日、一見さんがいらっしゃいますし、ここ一年はTwitter経由で読んで下さる方が

かなりいらっしゃるので、再び紹介します。

ヨーヨーマが、ジャズを弾いているCDです。

Amazonならば、Amazon.co.jp: Suite for Cello Jazz Trio: Claude Bolling, Yo-Yo Ma

HMVならば、Suite For Cello & Jazz Trio

TOWER RECORDSならば、ボリング:チェロとジャズトリオの組曲

これは、ほぼ確実に誰でも楽しいのではないか、と思います。


◆要するに、チェロとジャズのピアノ・トリオです。

ピアノトリオというのは、ジャズの室内楽というか、ジャズの最も基本的な編成、

ピアノとベースとドラムス(で演奏されるジャズ)のことですが、そこに、

チェロが加わった演奏です。


これは、非常に愉快な気分になるCDです。

あの温和なヨー・ヨー・マが、さぞやニコニコと楽しそうにチェロを弾いているのだろうな、

と、その表情が目に浮かぶようです。

ほとんどオリジナルなのかなあ。ジャズに疎いからわからないけど、

まず、そうでしょうね。1984年のCDですから、若い方は却って御存知無いでしょうね。

まあ、一曲どうぞ。


バロック・イン・リズム(Baroque In Rhythm)







ヨー・ヨー・マは何も特別に「ジャズ風」に弾き方はしていないのですね。

それが上手くいっている理由で、チェロで普段スウィングしていない人が

無理にスウィング・ジャズっぽく弾いたら、上手く行かなかったと思います。

チェロはクラシックと同じように旋律を弾きますが、回りの本職がちゃんと

スウィングしてくれています。


もう一曲だけ。これはもっと楽しいですよ。


チェロ・ファン(Cello Fan)







楽しいでしょ?

お薦めです。演奏者が演奏を楽しんでいる感覚が、音だけを聴いて、

これほど手に取るように分かるというのは、いいですね。珍しいと思います。

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2011.05.25

【音楽】「あれ?似てない?」シリーズ。

◆シリーズと言っても、九年間で二度目なんですが・・・。

前回は、これは、明らか何ですけども、モーツァルトの「魔笛」序曲と

同時代のピアニスト・作曲家クレメンティのピアノソナタが非常に似ているという話です。

似ているというか、明らかにモーツァルトがクレメンティから「拝借し」ています。

2006.12.10 モーツァルトとクレメンティ

その後、ずっと忘れていたのですが、クラシックでも、余りにも似ている例は沢山ありますが

それより、もうちょっと面白い例をご紹介します。


◆何となく(或いは明らかに)似ている曲。

誤解を招かないように書き記しますが、今日は「冗談企画」ですからね?

「盗作疑惑を暴く」なんて週刊誌風記事ではありません。


さて。


えー、ピアノを子供の頃、ちょこっと習ってバイエルの下巻ぐらいまで

弾けたことがある、という方、多いと思います。そのとき「あれ?」ということが

あったと思います。

まず、バイエル88番の始めを聴いて下さい。


バイエル88番







うーん。ちょっと指が流れてますね。最後の音階的なところ。

こういうところは、ゆっくり確実に弾けるテンポから、少しずつ上げて行くのです。

まあいいや。本題ではないですね。

そして、これ。別に、最後まで聴かなくても構いません。


雪(唱歌) - 杉並児童合唱団







私は、バイエル88番を弾いたとき「あっ!」と思いました。




次ですが、大変分かりやすい。


上を向いて歩こう(坂本九)

これは、「埋め込み不可」なので、リンク先でお聴き下さい。

上を向いて歩こう



そして、ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。オーケストラの和音の後、

いきなりピアノのカデンツァ風の独奏になりますが、それは序奏でして、

第一主題はオーケストラが弾きます。それが、どう考えても、似てます。


ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第一楽章。(ピアノ:クラウディオ・アラウ、指揮=コリン・デイヴィス)

これも埋め込み不可、なので、リンク先をご覧下さい。


Beethoven - Piano Concerto no.5 by Claudio Arrau 1



これは、似てますよね?

冒頭に書いたとおり、良いとか悪いとかじゃないです。

オモロイな、というだけの話。


さて、次は1969年。42年前の歌謡曲なので、私と同年配以上の方は

御存知でしょうが、若い方は知らないでしょう。

「悲しみは駆け足でやってくる 」という歌があったのです。

明日という字は明るい日と書くのね

と歌い始めます。その「音型」を覚えておいて下さい。


アン真理子 悲しみは駆け足でやってくる







どこかで聴いたことがあるなー、と思ったら、これでした。


モーツァルト交響曲第40番 第一楽章 演奏:ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団



モーツァルト 交響曲 第40番 第1楽章



よく似た音の動きです。

次は、有名な話なのですが、まず、歌謡曲から。


北の宿から (都はるみ)






この歌の最初が、ショパンにそっくりなのです。


ショパン ピアノ協奏曲 第一番(アルゲリッチ=デュトワ、N響)

ソロ・ピアノが弾き始めるまで、かなり時間がかかります。4分42秒付近をよーく聴いて下さい。


Martha Argerich Chopin Piano Concerto1 -1/4







都はるみ(作曲は小林亜星氏)とショパンが似ている、と結構これは「有名」です。


最後です。これも相当古いですね。1984年ですから27年前にヒットした、

中原めいこという人に「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね」というラテンっぽい

歌があるのですが、歌そのものではなくて、バックバンド(この人はブラス(金管)が多い)

のイントロが他の曲に似ているのです。まずは、「君たち~」をどうぞ。

金管のイントロを良く聴いておいてくださいね?


君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね(中原めいこ)







これは、ディキシーランドから来た、ジャズのスタンダード・ナンバーに

とても似ているのです。晩年のベニー・グッドマンが来日したときの演奏です


That's A Plenty - Benny Goodman 1980






イントロ部分、ほぼ同じでしょ?


今日は別に何かを「訴え」る為の日記ではありません。

「だからどうした?」というような内容ですが、

毎日々々、原発のことを考えていると、余りにも憂鬱になるのです。

たまにはふざけても良いかと。

ご容赦のほど。

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2010.09.24

【暫定版・音楽】毎年恒例の Fly Me To The Moon なのですが、明日追加します。

◆恒例の音楽記事というのがございまして・・・・。

えー。時事問題を書くのを止めた訳ではございません。

尖閣諸島問題に関しましては、論ずるのもアホらしい。全銀協の会長が商売に差し支えるから、

速く何とか解決して欲しいと政府に要望していましたけれども、関係無いですね。

そういうことで、速く片付けないと不味いから(内閣支持率が下がるから)中国に謝って終わらせちゃおう

というのは、絶対にダメです。それをやったらお仕舞いですが、クリントン国務長官は尖閣諸島の領有権が

どの国にあるか、アメリカは態度を明確にしないけれど、前原外相によると

(クリントン国務長官は)尖閣諸島が米側の日本防衛の義務を定めた日米安保条約第5条の適用対象になるとの見解を表明した。

といいます。矛盾するんですけど、もう少し様子を見ましょう。


それは、さておき私のブログには毎年、この日にはこれを取りあげないと、どうも気持悪い、というのが

ありまして、音楽ですと、3月31日のハイドンの誕生日とか、12月5日のモーツァルトの命日とか、

例によって、クラシックが殆どなんですけど。例外的に中秋の名月の前後は、ここ数年、

"Fly Me To The Moon"特集をやらないと、どうにも落ち着かないのです。

ところが、先ほど驚いたのですが、iTunes Storeで、"Fly Me To The Moon"を検索したら、

昨年比、爆発的に増えてまして、ちょっとどれを取りあげるか判断に迷っています。

で本格的にやり出すと朝になってしまいそうなのですが、考えてみたら、今日、金曜は会社が

あるのですね。


というわけで、あまり拙速にまとめたくないので、明日差し替えますが、毎年定番の二人を

載せます(明日は、これにもう少し加える、ということです)。


私が気に入ってるのは、この曲を一挙に有名にした、フランク・シナトラと、日本人では宇多田ヒカルさんなのです。

明日はもう少し上等の音質のを載せますが、今日は暫定的にYouTubeで見つけたのを貼り付けます。


Frank Sinatra - Fly Me To The Moon Lyrics







いいでしょ? 宇多田ヒカルさんは、ヴァース(Verse)と呼ばれる序奏部分から歌っています。


Utada Hikaru - Hikki - Fly Me to the Moon







同じ曲ですけど、見事なまでに独自の解釈ですね。

原曲の歌詞と邦訳は、ますます恐縮乍ら、今日は、昨年の記事をご覧下さい。

検索すると分かりますが、この歌をカヴァーしている歌手は内外に驚くほど大勢いるのです。

また、ピアノ独奏もありますし、金管アンサンブルもありますし、ビッグバンドとヴォーカル(シナトラもそうですけど)、

或いはボサノバ、とものすごく、演奏者によって違うのです。

すいません。あした、まともにもう一度取りあげます。

いい歌ですよね。何だか、昔からとても好きなんですよ。

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2010.08.08

映画「スウィングガールズ」を覚えていますか?

◆わずか6年前に公開された映画なんですけど、皆、忘れてますね。

世の中の動きは誠に慌ただしく、制作されてからわずか6年の映画が、どんどん「古い映画」になってしまいます。

矢口史靖監督の映画作品、「ウォーターボーイズ」に続いて制作されたのは「スウィングガールズ」で、2004年9月11日公開です。

この映画は確か、かなりヒットして、映画公開後、俄に管楽器を始める少年少女が増えたそうですが、

多分、大多数は既に楽器がホコリを被っているのではないでしょうか。

しかし、この映画がきっかけで、本気で正式にトロンボーンのレッスンを受け始めたお子さんが少なくとも1人はいます。



それはさておき、私はこの映画が公開されたときには映画館では見ることがなく、後にDVDで

初めて観たのですが、それは劇中の演奏は全て本当に出演者自身によるもの(吹き替えではない)と

いう話に興味を抱いたからです。

3年前の2月。かなり詳しくブログに書きました。

記事にした時点で、世間の熱はとっくに冷めていたわけですが、遅れてこの映画にハマッた私は、

数年遅れで、かなり気に入りました。DVDは最初最も安いのを買ったのですが、

それではどうしても満足できずに、最も高いプレミアムエディションを買い足したほどです。


◆映画本編の演奏シーン。

映画本編は、「東北音楽祭」での「スウィングガールズ」たちの演奏がクライマックスとなります。

そのシーンをご覧下さい。






これは、2003年8月中旬から撮影されたのですが、主な出演者は5月に楽器を始めたばかりで、

わずか三ヶ月では、本来むりです。が、世間の、「音楽」や「楽器演奏」に対する認識は

この程度なのか、この映画のプロデューサーは、最初楽器指導の先生に、どれぐらいの時間があれば、

演奏可能になるか?と尋ね、東京音大トランペット科卒でN響の津堅直弘さんの弟子、山口れお(本名)氏は、

1年ぐらいあればどうにかなるんじゃないですか?

と、至極当然の返事をしたそうです。ところがプロデューサーは
「冗談じゃない。演奏団体を結成するわけではなくて、映画の演技の一部として、楽器を演奏するだけだ。3ヶ月で何とかならないか」

といったそうです。映画の為だろうが、何だろうが、楽器をキチンを吹けるようになるためには、

本当は1年でもまだ早いぐらいなのですが。

しかし、どうしようもないので三ヶ月で何とかしてしまったのです。

尤も、全員が初めて楽器を持つわけではなく、演技は素人だけれども楽器は吹ける、という子を確保しています。

それでなければ、あまりにも非道い。但し主演の上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ、平岡祐太は、

本当にゼロからの出発だったのです。


◆特典映像のウチ、興味深いもの。

まず矢口史靖監督が、何故、「ビッグバンドと女の子」をテーマに映画を撮ろうとしたか、

について述べているインタビュー映像です。

ヘラヘラしたプロデューサーが「1年なんてとんでもない。3ヶ月で何とか」という場面も含まれています。

映画の始まり





楽器練習

最初は、「上手い、下手」以前の状態です。






演奏シーン

5月に練習を始めて、8月には映画のラストシーンを含む演奏シーンを撮ってしまったのです。






この映画は五月蠅いことを言えば、ツッコミどころ満載なのですが、

まあ、楽しいから大目に見ることにしましょう。

ただ、日本人はあまりにも、忙しなく、忘れっぽいので、この映画のことなど、

当時の観客はもとより、出演者たちも忘れているのではないか、と思い、唐突ですが、

映像を載せました。


◆キャンペーンツアーの映像


これはプレミアム・エディション固有の映像でしょうか。

「スウィング・ガールズ」たちは、映画の封切り前も後も、東京のみならず、映画の舞台となった、

東北各地で「街頭ライブ」をおこなっています。映画どおりには行かず、ソロの子が見事に失敗したり、

悲喜こもごもです。







渋谷パルコ前。






東北で特に盛り上がった青森県南郷村での演奏(1/2)。






東北で特に盛り上がった青森県南郷村での演奏(2/2)






まあ、ヘタクソですけど、時に妙に心の琴線に触れる、ということがあります。

皆様が同じ感想をお持ちになるかは分かりませんが、私はいまだにこの映画が、気に入っています。

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2010.07.02

【音楽】「ヨー・ヨー・マ プレイズ・ジャズ」←ほぼ「絶対に」楽しいです。

◆ヨーヨーマがジャズのピアノ・トリオと共演したアルバムです

今まで、ヨーヨーマのバッハは取りあげたことがありますが、どうしてこのアルバムを

紹介しなかったか不思議です。


これは、フランスのジャズピアニスト、作曲家、クロード・ボーリングを中心に、ベースとドラムスを加えた、

「ジャズの室内楽」の基本編成、ピアノ・トリオとチェリストのヨー・ヨー・マが共演した、

大変楽しいアルバムです。ジャケットを見たら1984年になってまして、私が社会人になった年、

26年前に発売されてすぐ買った、古いCDなので、わすれていたのでしょう。

しかし、大変人気があります。今でも普通に買えます。

Amazon:Suite for Cello & Jazz Trio

HMV:Suite For Cello & Jazz Trio

TOWER RECORDS:Bolling: Suite for Cello & Jazz Piano Trio / Ma, Bolling

慌てなくても大丈夫です。


◆全部で6曲なんですが、とにかく楽しいのです。

音楽を聴いているだけで、ヨー・ヨー・マの、あの笑顔が目に浮かぶようです。

へえ、ピアノ・トリオとチェロがこんなに合うとは・・・。

全部で6曲なのです。本当は全部載せてしまいたいけど、それは無理。でも2曲で十分楽しさが

お分かり頂けると思います。


まず、CDの最初に録れてある、「バロック・イン・リズム」


バロック・イン・リズム(Baroque In Rhythm)







いいでしょ?

次は最後の曲、「チェロ・ファン」(Cello Fan)



チェロ・ファン(Cello Fan)







楽しいでしょ?ヨーヨーマは、不自然にジャズっぽくスウィングして弾こうとしてないのに、

全体としては、楽しい音楽になっています。こういうのは

(こういうのでなくても、普段ご紹介している、純クラシックだってそうなのですが)、

聴いて楽しむのに、「勉強」することないですね。和声進行がどうだとか、主題呈示部がどうで展開部が、再現部が・・・、

というような理屈を、「お勉強し」て知っていないと、音楽(特にクラシックはそういう誤解を受けてますが)

を本当に「理解」したとは言えない、とか、大きなお世話なのです。最大の誤解です。


それは、音楽でメシを食う人々は分かっていないと困る(特に作曲家や編曲者や指揮者になりたかったら絶対です)。

しかし、お客さんが、音楽を聴くのに「理屈」は全く必要ない。それは、間違いない。

もしも、興味が出て知りたくなって、本を読みたい、と思ったらそれは勿論良いのです。

「必要」はない、と、私は言っているのです。

このCDで演奏しているヨー・ヨー・マもお客さんに全くそんなことは求めていません。

会ったことはありませんけど、訊かなくても100%わかります。


とにかく、このCDは特に「理屈抜きで」楽しい。

週末に向けてお薦めです。

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