カテゴリー「受験・試験」の記事

2012.01.15

【私事】身辺雑記。

今日はセンター試験だったのですね。昔から東京ではセンター試験の日は雪、と相場が決まっていたのですが、

この数年、全然降りませんね。因みに私は「第1回 『共通1次試験』」の受験生でした(落ちましたが)。

共通一次というのは国公立大学だけが対象でした。

センター試験というのは、愚息が受けるまでよく仕組みが分かりませんでした。

愚息は一昨年の3月に高校を卒業し、現役受験に失敗し、

予備校に一年間通わせて、昨年、二度目の受験でしたが、再び失敗しました。

昨年は一浪後、私と同じ程度の大学(私はバカで、成蹊なんです。私の世代で成蹊ってバカの証拠です。コンプレクスです)

には合格すると思いましたが、成蹊どころか、滑り止めの一番バカ大学にまで不合格となり、

あまりの情けなさに(私が)死にたくなりましたが、持って生まれた知能だからどうしようもない。

知能だけではないですね。試験というのは「合格するぞ!」という切迫感というか「気合い」が必要です。

息子の目に、最後までそのような「気」を感じることができなかったんで、嫌な予感がしたのです。


もう、大学は無理だと諦めました(ものすごく辛かったです。「自分の子供が大学に合格する知能と気力がない」

という事実を認めることは)。


ただし、愚息は、カネが入るなら、朝4時に起きて働くのです。

これは、とにかく「何か」ベクトルが定まれば、その何かをするエネルギーはある、

ということですから、何もしないで閉じこもっているよりはいいと思います。


だから、今は仕方が無いから色々とバイトやらパートやらで働かせてます。も

う成人ですから後は自分で仕事を決めるべきでしょう。

今の不景気で仕事はないでしょうが、震災でいきなり天涯孤独になった、同世代の若者が大勢います。

彼らの苦労に比べるべきではな意かも知れないけれど、両親がまだ生きているだけで、愚息は十分幸せです。

もうしばらくしたら、ここ(実家)から放り出すつもりです。



家内は、いまだにアメリカに留学なんて、夢みたいな事をいっていますが、

日本語で勉強して日本語で試験を受けて、日本の、最アホ大学すら合格できなかった人間が、

「外国へ行って」、「外国語を学んで」、「外国語で学問を受けられるようになる」はずがない。

もしも、愚息が他の勉強はダメだが、英語だけは好き、又は得意だ、というのならば考えても良いですが

別に英語が特別に特別に好きな様子も欧米文化に興味がある様子でもないのです。

私が息子の頃は、浪人時代に出会った一冊の本、アポロの同時通訳のお一人、

國弘正雄先生の「英語の話し方」という本で「只管朗読」(しかんろうどく)

といって、意味の分かった英文を正しい発音をテープで聴きながらただひたすら

音読する。半端な回数ではなく、500回音読する、という勉強に夢中だったものです。

本当に英語がすきならそう言うことがいくらでもできる。ネット上には英文が溢れています。

勉強の材料のカタマリです。英会話学校など全く不要です。


すみません。話がそれましたが、要するにそれぐらい、英語でも他の言語でも

構いませんが、興味を示しているなら、息子を「留学」させることを考えても

いいですが、全然そうではないのです。残念です。


意味がありません。家内が倅を「留学」させたいというのは、

視界(身の回り)からストレス源を消したいのだと思います。

本人は強く否定するでしょうが、無意識にそう考えているのだと思われます。

しかし、「日本で日雇い労働者」では、外聞が悪いので、見栄で、「アメリカに留学させているの。」と

言いたいからだとおもいます。要するに自分の虚栄心のためです。無駄です。

こんな事書かれてもレスのしようがないでしょうが、どこかで吐き出さないと気が狂いそうなのです。

私はなにも悪いことをしないで28年間真面目に働いてきた。50年まっとうに生きて来た。

どうしてこのような「天罰」を受けなければいけないのか?と神を呪いたい気持です。

あー、やだやだ。だから去年、マヤ暦の預言通り、10月末で世界が終わりにならないか、

と願っていたんですけどね(笑)。そういう人間に限って死なせて貰えないのですね。


と、こういうことをブログに書くと、追い討ちをかけるような、コメントが来るのです。

親切をよそおっていますが、優越感に満ちあふれたコメントが。

子は親の背中を見て育ちます。息子さんがそうなった原因は、あなたの生き方にあるのです。

まず、あなたが生き方を変えることです。お気に障ったらすみません。当方、子供達はそれなりに独立し

隠居の身で、ヒマなのです。

原文が見つからないのですが、そのような趣旨のコメントを下さった読者が

おられます。私がどういう人間か知らないで、「生き方を変えるべきだ」とか

「ヒマだから」って、他人の子供の一生に関することを暇つぶしでコメントする

って、無礼、失礼、無神経、無責任、だと思います。


人間はいやな生きもので、自分より弱っている人間を見て、余計に叩きのめしたくなる

人が結構存在するんですね。だからこの日記・ブログはコメント、メール受け付けません。

悪しからず。

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2011.07.26

「<国際成人力調査>8月から実施…文科省など発表」←まず、文科省役人の学力を公表してくれよ。

◆記事:<国際成人力調査>8月から実施…文科省など発表(毎日新聞 7月25日(月)19時40分配信)

文部科学省などは25日、大人に日常生活や職場で必要とされる技能

「成人力」を調べる「国際成人力調査」(PIAAC)を8月から実施すると発表した。

経済協力開発機構(OECD)が提唱する国際比較調査として初めて実施され、

26カ国が参加。

調査は来年1月まで続き、結果は13年度に公表される。OECDはこれとは別に、

15歳の男女(日本の高校1年相当)を対象にした学習到達度調査(PISA)を

00年から3年おきに実施しており、大人版のPISAといえそうだ。

対象は住民基本台帳から無作為に抽出された16~65歳の男女で、

調査員が訪問し5000人分の回答を集める。

調査項目は、

読解力

▽数的思考力

▽IT(情報技術)を活用した問題解決能力--

となっている。


◆コメント:まず、文科省のお役人サマの学力を発表して頂けませんか?

あのねえ。

文科省のお役人さん、一般国民の学力(成人力というのだそうだが)

を調査する前に、自分達が試験を受けて、全員の成績を官報か何かで発表したらどうですか?


昔からよく言われることだが、今の国家公務員第一種試験、(昔の国家公務員上級試験)という

各省庁の所謂「キャリア組」、幹部候補生になるための試験があります。


各省の役人で一番偉いのを事務次官といいますね。昔なら大蔵省、今の財務省の事務次官が

東大法学部を出ていて一番頭が良いことになっている。

そしてそれは、学歴(東大法学部を優秀な成績で卒業していること)と、

国家公務員上級試験で、トップクラスだった人が大蔵事務次官になることに決まってます。


逆にこの試験で一番成績の悪い連中が皆、旧文部省(現・文科省)に配属される。

これも有名な話。単なる噂かと思っていましたが、

あの天下の大失敗、「ゆとり教育」を始め、公立学校を週休2日にして、

かつ、普通の授業を削って、「総合」という何をやったら良いか現場の教師も混乱する、

まあ、要するに昔の「自習時間」みたいなものですよ。これを週に4時間もいれたので、

子供がどんどんバカになっている。6年生になっても九九を覚えていないとか、

キリが無いけど、今、少なくとも東京の小学校ではローマ字教えないのですよ。

私の息子が小学生だったのは10年ほど前ですが、その頃は少なくともそうでした。

そう言う子供たちはパソコンでもローマ字変換が出来ないはずです。


更に、日本語の読み書きの能力が著しく減衰し、計算も出来ない

(二桁かけ算の筆算ができない、など。)現状で、小学校から英語を教えるという。


無茶ですよね?

小学校の先生は、英語を教える技能(専門的技能です)の訓練を受けていない。

付け焼き刃で英語を教えて、何の意味があるのでしょう?


それは、例えばですよ。

私(JIRO)はフランス語を全く知りませんが、アテネ・フランセか何処か、

フランス語を教える語学教室に今から通い始め、自宅に

JIRO仏語教室--基礎から応用まで

と看板をだし、生徒を集めて、昨日私がアテネ・フランセで習ったことだけを

翌日自宅で、生徒に教えるのと、大差ありません。詐欺といっていい。


要するにですね。ことほど左様に、ありとあらゆるアホな教育政策を考え出す

文科省のお役人様が、まず、学力(成人力)テストを受けた方が良いだろうと

思うのです。その結果は、納税者たる国民は知る権利がある。

是非とも、公表して頂きたいですね。

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2011.03.04

「入試問題投稿 予備校生を逮捕」偽計業務妨害に該当するか否かとカンニングの是非は別。

◆記事:入試問題投稿 予備校生を逮捕(NHK 3月3日 16時10)

大学入試の問題が試験中にインターネットの質問サイトに投稿された事件で、

京都府警察本部は、仙台市の19歳の男子予備校生を京都大学の入学試験で

業務を妨害した偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。

調べに対し、予備校生は「自分1人で携帯電話を使い、質問サイトに投稿した」

と供述しているということで、警察は、単独で投稿したものとみて、

方法や動機などについて調べを進めることにしています。

京都大学や同志社大学、早稲田大学、それに立教大学の入学試験の問題の一部が試験中に

インターネットの質問サイトに投稿され、4つの大学は、業務を妨害されたなどとして

京都府警察本部と警視庁に被害を届け出ています。

警察は、すべての投稿に使われた携帯電話について捜査を進めた結果、

携帯電話の名義人の息子で仙台市の予備校に通う19歳の男子予備校生が投稿に関わった疑いが強まりました。

予備校生は2日から所在が分からなくなり、警察で行方を捜していましたが、

3日昼前、仙台市内で見つけて取り調べ、京都大学の入学試験で業務を妨害した

偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。

調べに対し、予備校生は「自分1人で携帯電話を使い、質問サイトに投稿した」

と供述しているということです。

警察は、予備校生が単独で問題を投稿したものとみて、

方法や動機などについて調べを進めることにしています。


◆コメント:偽計業務妨害罪適用は拡大解釈だが、とにかくカンニングは悪い。

この「事件」については、日曜日に書いた。

2011年02月27日(日) 「入試投稿で被害届提出へ=不正判明に合格取り消しも―京都大」←「真理」に関わる問題なのです。ココログ

この記事は、エンピツの「時事・社会ジャンル」で、筆者が思ったほど

得票できず、「あれ?」という印象であった。

今日の逮捕理由は、「偽計業務妨害罪容疑」ということである。

或る行為を犯罪として定める場合、それによって守ろうとする国民(個人・法人など)の

利益があり、これを「保護法益」という。

例えば、殺人罪の保護法益は、国民の生命であり、

窃盗罪の保護法益は国民の財産・財産権である。

「偽計業務妨害罪」の保護法益は「人の業務の平穏」だそうだ。刑法第233条。
第二百三十三条  虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

「偽計を用いる」とは、判例によると
「人の業務を妨害するために他人の不知又は錯誤を利用する意図をもって錯誤を生じさせる手段を施すこと」(大阪高裁昭和29年11月12日判決)

であり、入試事務は大学という国立大学法人(みなし公務員)の「非権力的公務」

で、偽計業務妨害罪における「業務」に該当するそうだ(京都地裁昭和44年8月30日判決)。

ここまで調べると「うーん」と考え込む。この受験生に「偽計を用いて大学の業務の平穏を妨害する故意」が

あった、と言えるのか。刑法では「拡大解釈の禁止」という原則がある。

罪刑法定主義の一要素である。

携帯電話を用いたカンニングが「偽計業務妨害」なら、古典的なカンニングペーパーを

しようしたり、他人の答案を盗み見した者(過去に大勢いるであろう)は何故同罪に問われないのか。

社会的影響(話題になったということ)は、違法性を高める理由になるのか。

と考えると、疑問が残る。


その点を指摘する意見には同感だが、ネットで目立つのは、何だか妙に

「カンニング」という行為に対して寛容な世論の傾向である。

偽計業務妨害罪を適用するのは、大袈裟ではないか、ということは、

「カンニングくらい、大した事ではないではないか」という話とは別である。

犯罪に問われなくとも、前回書いた通り、不正に受験して合格しようという魂胆が

よろしくない。犯罪者と見なしてこの受験生を起訴するか否かは、専門家でも意見が分かれる

だろうが、不正を働いて大学に合格しようとした人間は、その記録が永久に残るような

システムにして欲しい。例えば企業が人を採用するときに、こういう人間は信用出来ないから

採用しないはずである。平気で採用するようでは、その企業自体、信用出来ない。

それぐらい、倫理的には重大な「真理に対する罪」であると思料する。

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2011.02.27

「入試投稿で被害届提出へ=不正判明に合格取り消しも―京都大」←「真理」に関わる問題なのです。

◆記事:入試投稿で被害届提出へ=不正判明に合格取り消しも―京都大(時事通信 2月27日(日)20時40分配信)

京都大の入学試験問題が試験時間中にインターネット上の掲示板に投稿された問題で、

同大は27日夜、記者会見し、偽計業務妨害の疑いがあるとして、

京都府警川端署に被害届を出す方針を明らかにした。

合格者の不正行為が判明した場合、合格を取り消すなどの措置を取るという。


◆コメント:不正行為を行った者は、永久に大学受験資格を剥奪すべし。

最初から話がそれる。

コメントの見出しに「~永久に大学受験資格を剥奪すべし。」と書いた。

マスコミの世論調査などを見るとしばしば、正しくない日本語を用いている。

例えば、質問事項に、

衆議院は、即刻解散すべき。

などと書かれている。全てのメディアがこの初歩的文法上の誤りに気が付かない。

「すべき」でセンテンスが終わる日本語は、文法的に正しくない。

「べき」は助動詞「べし」の連用形である。終止形は「べし」である。

「べき」を使いたいならば、「~す(る)べきである。」との質問文にしなければならぬ。

つまり、「べし」を使うなら、正しい表現は
衆議院は、即刻解散すべし。

又は

衆議院は、即刻解散す(る)べきである。

のいずれかである。


さて、本題である。京大のみならず、いくつかの大学入試で、

インターネットを利用した不正行為が発覚したという。

不正行為者が特定され、その者が仮に合格していた場合、

合格を取り消すのは、あまりにも当然であるが、手ぬるい。


ある受験生が、合格と認めるに足る点数を取ったか否か、は

大袈裟と思われるかも知れないが、「真理」に関わる問題である。


大学時代に民法の教授が、試験後の講義で、
何人かの学生から「『不可』だったが、大目にみて『可』にして頂きたい」

という趣旨のメール手紙を貰ったが、それは出来ない。何故なら、それは真理を偽る行為だからである。

と言った。

更に、法学部法律学科であったので、教授は、
諸君も知っているとおり、哲学にSein(~である)とSollen(~であるべきである)という概念がある。

法律学が経済学や社会学と異なるのは、Sollenを探求する学問だ、という点にある。

「世の中は如何にあるべきか」を法を通じて考えるのが、諸君に課せられた課題である。

その法律を学ぶものが、不正が許されるべきだ、と考える事自体が、間違っている。

と、容赦が無かった。私は正にその通りだと、一種の感動を覚えた。

(因みに"Sein" と"Sollen"はドイツ語で、英語でこれに相当する表現は、"be"と"ought to"だそうだ。)

だから30年経っても覚えている。


これは、法律学に限ったことでは無い。学問は真理を探究するのである。

不正行為を用いて、大学入試に合格しようとする者は、その根本を認識していない。

不正行為者には、学問をする資格が無いのである。よって、合格取消は当然であり、

さらに、この先も永久に大学を受験する資格を剥奪するべきである。

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2011.01.17

「センター試験、終了=雪などで17大学が繰り下げ措置」←愚息は失敗しました。もうダメです。

◆センター試験、終了=雪などで17大学が繰り下げ措置(時事通信 1月16日(日)20時58分配信)

大学入試センター試験は16日、理科と数学が行われ、2日間の日程が終わった。

強い冬型の気圧配置に伴う雪の影響などで北海道、茨城、新潟、長野、愛知、岐阜、三重、鳥取

各道県の17大学20会場で開始時間を15分~1時間繰り下げた。

受験者数と、志願者全体に占める受験者数の割合は、理科(1)21万1372人(37.8%)▽理科(2)25万1498人(45.0%)

▽理科 (3)17万9372人(32.1%)▽数学(1)38万6325人(69.1%)▽数学(2)34万9908人(62.6%)だった。


◆コメント:恥ずかしながら、愚息は失敗しました。結構辛いです。

愚息は一浪ののち1日目だけ、センター試験を受験しました。

文系ですから、国語、英語、世界史Bです。

自己採点の結果は惨憺たるもの。もうダメでしょう。多分。

なんというのかな。「死にものぐるいになる」ことが出来ないのです。

愚息は。


たったの3教科。こんなの、死ぬ気で勉強したら、ほぼ満点が取れるはずですが

数百万(は大袈裟か。100数十万)円、私が必死で働いて、予備校に納めた金は

ドブに捨てたようなものです。


ただ、私が怒ると本当に恐いのです。

本当はカミナリのような大声で、愚息を

怒鳴りたい気分ですが、それをやったら、

多分、怠け者のクセに度胸がない息子は萎縮してしまい、

まだ残っている受験機会(各学校・学部独自の試験)もダメになりそうなので、

何とか飲み込み、5分で夕飯を書き込み、自室に戻りました。

夕食の間、愚息はシュンとしていましたが、

それは自分の不甲斐なさに落ちこんでいるのではなく、

私が必死に、怒りを抑えているのが、流石に分かり、

怒鳴られるのが恐いから、シュンとしているだけなのです。

そういう問題じゃないですよね。自分の人生の問題ですよね。

この年になってもそれが分からない愚息が情けない。

一言も発しない私を、家内は快く思っていないようです。


何だか情けなくて、またうつ病が再発しそうです。

しかし、そんなことは私事ですから、明日からも会社へ行って、

何事も無かったかのような顔をして働かなければなりません。

人生というのは、なかなか辛いものです。


私と同じように家内もショックを受けていますが、

同じようなダメ息子を持った、自分の学生時代の友だちに電話して、

大笑いしています。その声がどれほど、私を苛立たせるか、

家内にとってはどうでも良いのでしょう。


何だか、みっともないですが、これを書きながら惨めで涙がこぼれてきました。


こいつら、私が電車にでも飛び込まないと真剣にならないのかも知れません。

辛い・・・です。

嫌がらせのコメントは書かないでください。

嫌がらせのコメントの例です(HN「二度目」という奴。)

今回ばかりは、本気で怒ります。

日記・ブログ、暫く書けないかもしれません。わかりません。

とんだお目汚しで失礼しました。

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2011.01.14

「<センター試験>55万8984人が志願 15日から」←私は共通1次試験第1回目の受験生なんです。

◆記事:<センター試験>55万8984人が志願 15日から(毎日新聞 1月13日(木)18時55分配信)

11年度の大学入試センター試験が15、16の両日、全国706会場で行われる。

志願者数は前年度比5616人(1.0%)増の55万8984人で、3年連続の増加。

内訳は現役生44万2421人、既卒者11万211人、その他(高卒認定試験合格者など)6352人で、

現役比率は前年度より0.4ポイント低い79.1%となった。

センター試験を利用するのは、全国公立大161大学と私立504大学、短大163大学の計828大学。

私大や短大の利用が年々増え、過去最多となった。

10年は新型インフルエンザ対応で追試会場を全都道府県に設置したが、

今年は流行が拡大していないため東京海洋大と京都大の全国2カ所に戻す。


◆コメント:本当はあまり考えたくないのですが・・・。

何故、考えたくないかというと、私の息子も受験するからです。


以前、書きましたが、私は大学共通第1次学力試験(1979年~1989年)の、

第一回目の受験生なのです。

第一回目ですから、過去問が無い訳で、一体どの程度の難易度の問題が出るのか、分からない。

一応は、「学校の授業をきちんと受けていれば、解答できるレベル」という建て前になっていましたが、

やはり不安ですよね(いつの時代も大なり小なり受験生に不安はつきものですが)。


本当は親切なんですが、一見、意地の悪いことをいう予備校の漢文の先生に、

諸君は、史上初めての試験の年に当たってしまって、誠に運の悪い人たちですな。よく言えば「モルモット」あるいは「実験台」、悪く言えば「生け贄」と、まあこういうことですな。

どちらも良く無いじゃないか、と思いつつ、この先生ならではの気遣いなんですね。

我々受験生をリラックスさせよう、という気持がわかりましたから、

我々は他人事(ひとごと)のように、笑っていました。が、やはり不安でした。


しかしそれから30年経って、「自分の子供が受験する」という立場になると、親はもっと心配なのだ、

ということが身に沁みます。受験生諸君はお父さん、お母さんに何か言われるのが、鬱陶しいでしょうが、

そりゃ、心配なんです。それは分かってあげてくださいな。


他人様(ひとさま)のことを心配する以前に、実は我が子が心配なのですが。

一つだけ。

私が受験生の時、母親に予め頼んだのは、受験当日、「頑張って」と言わないで欲しい、

ということでした。気の弱い私は、そう言われると緊張してしまうからです。


あとは、偉そうな事は何も言えません。自分自身ロクな受験生ではなかったから。

ただ一つ言えること。

「縁起」というのは、関係ありません。

私は「科学的に証明出来ないことは信じない」というたぐいの石頭ではありませんが、

「縁起」に関しては、経験的に、結果と無関係である、と断言します。

試験前に「落ちた」とか「滑った」とかは縁起が悪いというのは、関係無いです。

一浪した後の二度目の受験の際、某大学・某学部の受験番号は、
26464(二浪しろよ)

でした。感動的な「縁起の悪さ」です。おまけに、昔から共通一次、センター試験の日は雪、という

偶然が重なることが多いですね。明日もそうらしいけど、私の年も雪でした。

受験会場のすぐ近くまで来て、私は滑って転びました。縁起の悪さが徹底しています。

しかし、二浪はしないで済みました。

それだけのお話。

受験というのは、正当に受験し、受かれば良いのです。かっこよく受かる必要は無い。

最後の最後、試験官が「筆記用具と受験票以外の物はしまってください」という直前まで、

英単語集とか歴史用語集とか、見ていて良いのです。そうすることをむしろ薦める。

最後の数秒で見た、1単語、1用語が試験に出たりすることは、あるものです。

あまり参考にならなくて、すいません。

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2011.01.09

息子の2度目の受験が迫ってましてね。ちょっと愚痴をこぼします。

◆一浪中の愚息。今度は何処かに合格して欲しいのですけど。

一人息子が浪人中で予備校に通っています。現役当時よりは、勉強していることは、

間違いないのですが、今一つ(他の親御さんに聴いても同じような現象があるそうですが)

本人に、危機感(切迫感・焦燥感)がないのです。

私たちの頃、共通1次試験世代ですが、後1週間でしょ?もっと神経がピリピリしてました。

リラックスも良いけど、緊張がなさ過ぎるのも困ります。


◆「何が何でも」っていうのが、無いのです。

息子をみていて歯がゆいのは、

「何が何でも早稲田の法学部に(例えばです。何でもいいんですけど)に合格してみせる」

という気概がない。それが見ていて情けない。

しかし、私が怒ると、本当に怖いので萎縮してしまう可能性があるのです。

お恥ずかしい話ですが。それなら、もっと必死にやれといいたいです。


出来の良いお子さんをお持ちの方、ホントに羨ましいです。

昨年、色々な方のブログを拝見していたら、
「娘が早稲田と慶應の法学部(学部の詳細はうろ覚えです)に現役合格した。」

というようなことをさらりと書いている方がいらっしゃって、本当に

羨ましかった。私が悔しいのは、息子は決して知能は低くないのですが、

前述の通り「何が何でも・・・」がない。国立は愚か早慶上智は無理。絶対無理。

その下のランクを、今はMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)というのですね。

息子はこれらもダメだと思います。

次が日東駒専(日大、東洋大、駒澤大、専修大)

就職には、不利でしょうね。

括られていませんが、私の母校、成蹊大学法学部法律学科は今では、

結構「難しい」大学になっているそうですが、まあ、それはさておき

せめてこの辺に入ってくれないかな。

本当に恥ずかしいけど、そういうレベルなんです。


◆にわかに浮上した「東京経済大学」

昔風の思想で「一流企業に就職するのが幸福への近道」的短絡的思考に基づくなら、

私の息子は絶望的ですが、私は四半世紀サラリーマンをやってます。

同期には、灘→東大、筑波大駒場→東大など見事な学歴の持ち主が

大勢います。では、彼らが全員順調かというと、世の中それほど単純では

ありません。

息子に一流大学合格を期待するのは、酷。

ふと考えました。

息子はカネ勘定にはうるさい。割と几帳面。

計算など間違えない。税理士事務所をやっている遠い親戚がいます。

そこで急に名前が出たのが東京経済大学。

この大学は、在学中、別に専門学校に行かなくても税理士の試験対策をしてくれる。


◆思い込むと視野狭窄になる家内。

この話を知って、ここ数日家内の頭は「税理士」という文字で一杯のようです。

どうも女性に多いのですが、一面的というか、一度ある思考に嵌ると、他の事を

考えない。家内は税理士の仕事を正確に理解していないはず。

幾ら東京経済大学に入れたとしても、税理士の勉強をサポートしてくれるとしても

職業を選択するのは、息子でなければなりません。

税理士試験は、さほど簡単ではない。

息子が、仮に本当に税理士を志したとしても税理士試験に受かるか分からない。



それ以前に、そもそも東京経済大学をこれから受験するのです。

その息子は、母親から「税理士がいいんじゃない?」といわれ、半ば生返事で、

「いいかもしれない」とか何とか言ったらしいのです。


税理士になったって、開業して新規顧客を獲るのは至難の業。

税務事務だって、最近ネットで出来るようになって税理士の需要は減っているはず。

万が一、何処かの大学に息子が合格したら、4年後に税理士以外になりたいものが

出てくるかも知れない。


そういうことを考える余裕が無くなる。普段は偉そうな事を言ってますが、

すぐにこのような短絡的・パニック的思考に陥るのが、家内の悪い癖です。

先ほども私の部屋にいきなり入って来て、

「インターネットで税理士の体験談を調べてくれた?Twitterどころじゃないでしょ?」

とのたまう。

私は、とにかく、落ち着けと。

まず、本人が本当に何を考えて税理士と言っているのか不明。

税理士を目指すとして、その為に有利だと言われてる東京経済大学の

受験はこれから。合格が決まった訳でも何でも無い。


何も、今日の今日から、現役税理士の体験談をネットでかき集めても、

数年後、息子が大学を卒業できたとして、その頃、日本がどういう状態か

分からない。税理士がどんなものか知りたいなら、税理士に直接あって話を聴くべきで、

父親が、今、ネットで税理士の体験談を検索しても、あまり意味がない。


冷静になり、少し考えればわかることなのですが、それが

出来ないのが、家内の悪い癖なんです。


この人、音大ピアノ科を出て、演奏家になるほどの才能はないので、

自宅でピアノ教師をずっとやっています。

シャバに出た事がない。勤め人になったことがない。

他人に頭を下げたことがない。世間知らずなんですな。


受験から話が逸れますが、この人、私が27年間、どれほど我慢して

勤め人を続けてきたか、きっと一生分からないだろうと思います。

そう思ったら、ふと、寂しいというか情けないというか、

空しい気分になりまして、

とんだお目汚しですが、久しぶりに愚痴を延々と書いてしまいました。

ご容赦のほど。

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2010.11.15

切迫感の無い浪人中の愚息。因果は巡る、か。

◆私事で恐縮です。

浪人中の愚息は、あと2ヶ月で大学入試センター試験である、というのに、切迫感・悲壮感がないのが先日から気になっていたところ、

本日、予備校の保護者会に家内が行ったら、やはりその点を指摘されたそうだ。

客観的に冷静に観察すると、倅は本気になれば、相当の理解力と、時に驚異的な記憶力を発揮するが、

精神的に未熟で、自分の置かれている立場が認識出来ていない。

私は

「やれやれ、因果は巡る」か。

と思った。自らの恥を晒すことになるが、以下、その理由を記す。

息子に少し、恫喝的言辞を用いて、刺激を与えようか、と思うこともあるが、萎縮する逆効果もあり得るし、

何よりも、自分が大学に合格するまでの、あまりにもみっともない過程を思い出すと、

偉そうなことが言えなくなってしまう のである。


◆私の最終学歴は「成蹊大学法学部法律学科卒業」である。

初めて書くが、私の最終学歴は成蹊大学法学部法律学科卒、である。

はっきり言って、四半世紀前には三流、若しくは四流大学である。

私はこの学歴自体は恥ずかしくないが、受験の事を思い出すと。非常に恥ずかしい。


私は成蹊高校に通っていたので、成蹊大学ならば、普通の成績を取り、

殆ど形式的な推薦試験を受ければ、浪人などしなくても成蹊大学法学部法律学科に入学できたのである。

当時の自分の事を考えると、あまりに恥ずかしさに顔が赤らむ。


私は全然、勉強家でも秀才でもないのに、オヤジが東大(経)、兄貴が一橋(法)だったので、

自分もそれぐらいのレベルへ行けるのだろう、と、とてつもなくノーテンキに構え、

何と高校在学中には何の受験勉強もしなかったのである。

成蹊高校という学校は素晴らしい先生が揃っていたが、成蹊大学へ進学することを前提としていたので、

外部の大学を受験する生徒は、自分で入試の為の勉強をしなさいということだったのだが、

そんなことにすら気が付いていなかったほど、私はバカなのである。


私の同級生には小学校や中学校から成蹊で、「もうこの学校には飽きた」と外部の大学を目指す者や、

私と同じように高校から成蹊に入り、しかし、大学はより高いレベルを狙っていた者がいた。

彼等は、高校1年、2年から代ゼミなどに通って着々と準備を進めていたのである(そのことも後で知った)。

「何も受験勉強しないで、親・兄弟と同じような、旧・国立一期校に入学出来るだろう」と根拠もなく考えていた私は、

信じがたいほど世間知らずのバカ、以外の何物でもない。

しかし、親も暢気で、

「一回全滅(全て不合格を経験)したら、世の中そんなものではない、ということがわかるだろう」

と考えていたそうだ。何も五月蠅いことを言わなかった。

何の準備もしていない、ノーテンキでは国立は愚か、私立とて、勿論何処にもカスりもしない。

実は「滑り止め」のつもりで、外部から成蹊大学法学部を受験したが、見事に落ちた。

余りにも当たり前の結果なのに、何とその時、私は全て不合格であったことに「落ちこんだ」のである。


救いようがないほどの馬鹿さ加減で、今でも思い出すと情けない。


◆予備校時代

浪人が決定して、代々木ゼミナールに通うことにしたが、

国立コース(これは予備校といえども試験に合格しないと入れないコースである)を選択した。

1年で一橋ぐらい受かると思っていたのである。この時点でまだ分かっていなかったのだ。


予備校の授業が始まって間もなく、世の受験生が如何に必死に勉強しているか、を知った。

志望校の過去問題を入念に調べ対策を立てること。

受験とて、基礎学力が基本だが、一種のテクニックがあることなど、

普通の受験生なら高校1年から心得ている事を、私はなんと、浪人して初めて知ったのである。

自分を息子と比べても仕方がないが、少なくとも私は、それからは、相当「青くなって」勉強した。

通学の電車の中でも参考書を読んだり、予備校の英語の先生に教わった「ただひたすら朗読する」方法も実行した。



話が少し逸れる。



私は全く怠惰な高校生だったが、何故か英語には興味を持ち、これはかなり一生懸命に勉強した。

「つまらない」という人が多い英文法すら、「面白い。」と思った。

だから、英文を読んで、構文を把握し、内容を理解すると言う点に関しては、基礎学力ができていたようである。

但し、高校時代の私は、声に出して英語(外国語)を読むことの大切さを認識していなかった。

予備校の英語の先生を通して國弘正雄先生の「只管朗読法」を知ったのは、浪人したおかげであった。

それから、英語力は更に伸びた。だが、英語だけ出来ても受験生としては、話にならぬ。


そもそも、浪人生になってから「受験勉強のやり方が分かった」などと言っているようでは論外である。

それは、ようやく「スタート地点に立った」というだけである。

余程死にものぐるいで勉強しないと、国立はおろか、早慶も到底無理だったのである。

私は分かっていなかった。

それでも、遅まきながら、あの1年間は、私としては、かなり「必死に勉強し」た部類に入るのだ。


夏休みも暮れも正月も無かった。

1月2日には、自宅にいたらテレビなどを見てしまいそうなので、代ゼミの自習室に行ったら、

既に大勢の仲間が同じことを考えたのか、脇目もふらずに勉強していて、これは大変だ、と思った。


予備校の1年間は相当一生懸命に勉強し、着実に学力が伸びて行くのが嬉しかったが、

受験相談のとき、進路指導の人に予備校生活の「楽しさ」という言葉を口にしたら、

「甘い。」という意味のことを言われた。

本気で東大なり国立一期校を狙うなら、かなりの秀才でも、やはり相当「しんどいなー」と感じるぐらい

必死に勉強しなければならない。

「楽しい」などと余裕があるようでは、到底国立など無理だ。と言われた。

ちょっとショックだったが、尤もだとも思った。

本当に勉強している仲間の姿には鬼気迫るものがあり、自分は、あれほど一生懸命ではない、

ということはうすうす感じていたのである。


◆結局、「出戻り」。

恥ずかしいので、一挙に結果を書いてしまいたい。

一年間浪人したが、その所為で、私は偶然だが、「共通1次試験元年」の受験生となった。

過去問が無い。だが、それは関係ない。要するに私の努力が足りなかった。

国立は愚か、早慶上智、それぞれいくつかの学部を受けたが、全滅であった。



そして、なんということであろう。

唯一受かったのが、本来ならば黙っていても行けた、成蹊大学法学部法律学科なのである。

ここに行かないなら2浪するしかないが、そこまでする意義は認められなかった。

所詮、努力が足りなった。

世の中、甘くない、ということもよく分かった(社会人になってからは、もっとよく分かる事になる)。


客観的に、これほどみっともない受験歴、学歴は、あまり無いだろう。

黙っていても進学出来た学校の学部への推薦を蹴って、他の大学に行くのだと志した(つもりだった)が、

結局「出戻り」である。

推薦入学で進学した高校の同級生が、「先輩」になるのだ。

しかし、それでも私は、正直に書くならば、成蹊大学法学部法律学科の合格発表当日、

自分の受験番号を見つけたとき、素直に

嬉しい。

と感じた。

その気持ちは、はっきり覚えている。

形式的には前述のとおり、何とも世間知らずのバカが、オメオメと元の学校に戻ってきたのであるが、

「恥ずかしい。」とは思わなかった。受験生としては、失敗だったかもしれないが、

私のそれまでの人生では、最も一生懸命に勉強した結果がこれなのであるから、その結果を甘受するしかない。

推薦試験でエスカレーター式に進学した同級生と、進む大学と学部が同じでも、

浪人した1年の経験は、決して無駄では無かった。

書き忘れたが、代ゼミは意外と教養を重んじて、受験には直接何の関係も無い先生方の特別講義を実施する。

平山郁夫先生、桑原武夫先生の講義に接することができたのは、浪人したおかげである。平山先生に関しては、別に書いた。
平山郁夫画伯、ご逝去。30年前に予備校で「特別講座」を拝聴しました。

親も何も言わずに喜んでくれた。

親父は東大を戦前と戦後、2回出ているし、お袋は東京女子大国史科(現・現代教養学部(2009年度新設) 、人文学科、史学専攻)で

兄貴は秀才だが、私に関しては、「鷹がトンビを産ん」でしまったのであるが、

不思議な事にこの両親は私に、「東大に行け」とか「せめて慶応に行け」とかそういうことは一切要求したことがないのである。

それは、ありがたかった。とんでもない親不孝を、黙認してくれたのである。

これで、親から、自分の出来の悪さを責められていたら、そうとう歪んだ人格になっていただろう(そうでなくても歪んでいるが)。


◆大学入学後。

かつての同級生が2年生だったが、私が見栄でもなんでもなく、普通にしていたので、別にイヤミも言われなかった。

もともとお坊ちゃん学校で育ちが良い奴が多い。育ちの良い奴は、そういうことは、言わないのである。


それはありがたかったが、私の大学受験を総括すると、本来望んでいた結果とは、かなり違う。

親に無駄なカネを使わせてもいる。

だから大学に入ってからはかなり一生懸命に勉強した。

他の学生、特に地方から出て来て下宿している連中の中には、

親の目が届かないのをいいことに、講義をさぼり、試験の直前だけ

講義に出ている私にノートを見せてくれというので、見せてやったが、

自分にしか分からない記号などを多用していたので、参考にならなかったと思うのだが、

それでも、しつこく四年まで「ノートをコピーさせてくれ」があまりに多い。

これは、理不尽である。

私は吝嗇(りんしょく。ケチのこと)ではないが、こちらが講義を聴き一生懸命ノートを取り、

更にそれをまとめた「情報」を、学校に来ないで遊んでいた奴に無料で見せるのが悔しくなり、

最後は一冊500円を徴収したのを覚えている。

成蹊大学法学部には、優秀な先生が多かった。

私は法曹界に進むのは無理だと思ったが、あの時習ったことや、ものの考え方が、今でも役に立っている。


死にものぐるい、とまでは行かないが、真面目に勉強したから、

法学部法律学科単体では、卒業時に首席だった

(成蹊大学法学部には政治学科と法律学科がある。事実はどうか分からないし、比較は本来不可能だが、

法律学科の方が良い成績をとるのが困難だと言われていたが、

学部内での順位は政治学科と法律学科両方を併せて決まるので、卒業式では法学部総代になれなかった。

総代は政治学科の学生だった)。



世間の私の年代の方には、すっかりバカにされたかも知れない。

「何だJIROは成蹊だったのか。バカ大学じゃねえか」と思われたことであろう。

何しろ、世間ではお坊ちゃん学校と呼ばれ、名前が似ている世田谷の成城学園大とよく間違われるし、

図らずも私は、安倍晋三、元・内閣総理大臣の後輩(彼は政治学科だ)ということになる。忸怩たるものがある。

安倍政権当時、同窓であるとか何とか関係なく彼の改憲論や好戦的な思想を批判した。

あの頃、読者の方から、

所詮、成蹊大学のお坊ちゃんの根性無しのバカには何もできないってことですよね。

というコメントを頂戴したが、答えに窮した為、ボツにさせて頂いた。

先日、
気軽に他人に訊いてはいけないこと。言ってはいけないこと。

という記事を書いたのは、自分の経験によるものである。

愚息が受験が迫っているにもかかわらず、切迫感がないのは、

私の怠惰な遺伝子を持っているためではないか、という気がして、長々と自分のことを書いてしまった。

とんだお目汚しで、失礼しました。

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