カテゴリー「ヴァイオリン」の記事

2012.08.05

【音楽】1年ぶりの「怒濤のカッチーニ」

◆ときどき、エンドレスで聞きたくなる曲。

カッチーニのアヴェマリアという曲。

あまりにも旋律が美しいので色々な声楽科や、様々な楽器の奏者が、

録音を残しています。探し始めると殆どキリがないです。


以前から何度も「カッチーニ」特集を組みましたが、最近、以前の記事を

見つけて、コメントを書いて下さる方が続きました。

約1年前、昨年の8月10日、私の誕生日に、

【音楽】怒濤のカッチーニ。

をやりまして、そろそろ、また、聞きたくなってきました。

内容は実は、殆ど変わりませんが、これだけ集めているブログは

少ないと思います。


◆順不同です。

特に良いものから、というわけではありません。全く気の赴くままに、

載せました。


順番にお聴き頂いたり、必ずしも全部をお聴き頂く

「必要」はありません(勿論、聴いて頂ければ嬉しいですが)。

お好きなように、お聴き下さい。


最初のこの曲で「おっ!」と思ったのはロシアのカウンターテナー、

スラバ(SLAVA)が、色々な作曲家の「アヴェマリア」だけを集めたCDを

聞いた時だと思います。ave mariaですね。


◆スラバ(カウンター・テナー):カッチーニ: アヴェ・マリア






伴奏がシンセサイザーなのが、うーん。ちょっと残念です(あくまでも私の好みです)。


次は、元・オーボエ奏者(現在は指揮者)宮本文昭さんのお嬢さん、

宮本笑里(えみり)さんのデビューアルバム、smile [Hybrid SACD]に、

当時はまだ、オーボエ奏者を引退していなかった、お父さんが加わった親子共演ですが、それは

本質ではなく、実に美しい演奏です。


◆宮本文昭(オーボエ)・笑里(ヴァイオリン):カッチーニ アヴェ・マリア






綺麗ですね。


この曲は技術的には、難しくありませんので、演奏家の「歌心」がモロに出ます。

こういう誰でも演奏できる曲を歌ったり弾いたりして、なおかつ聴衆を感動させるのは至難の業です。

ただ、「カッチーニのアヴェマリア」の場合、曲そのものが、圧倒的に美しいので、よほど「棒読み」ふうに演奏しない限り

ある程度は必ず綺麗に聞こえる。


後は、その音楽家の好み・センスの問題です。最高音へ向けて盛り上がるところで、

思い切りクレッシェンドして、なおかつヴィヴラート全開にする、という弾き方。

逆にそこで敢えてやや控え目にする演奏というのもあります。それはそれでとても品がある

と思います(クレシェンドが「下品」という意味では、ありません。)


その控え目のほう。英国王立音楽院留学中、175年の歴史の中で二人目の

スペシャル・アーティスト・ステータスという称号を授与された

ヴァイオリンの川畠成道氏。アルバム、美しき夕暮れから。


◆川畠成道:カッチーニ アヴェ・マリア






非常に上品な、控え目でありながら丁寧に旋律を歌っていると思います。


管楽器で、先ほどのオーボエよりと同族ですがコーラングレ(コール・アングレ)という

オーボエよりも完全五度、音域が低い楽器を敢えて選んだ、N響オーボエ奏者、

池田昭子さんの、アヴェ・マリア~オーボエ作品集から。


◆池田昭子(コール・アングレ):カッチーニ: アヴェ・マリア






文句の付けようが、ありません。オーボエ(族)特有の切ない、メランコリックな音色がこの曲にぴったりですね。

やはり控え目でありながら美しく歌う。非常にデリカシーのある名演です。


弦楽器に戻ります。同じ区N響の首席チェロ奏者、藤森亮一氏の「ラルゴ:チェロ小品集Ⅱ」から。


◆藤森亮一(チェロ):カッチーニ:アヴェ・マリア






低音楽器が弱音で演奏したときの独特の美しさ。


さらに低音。元N響コントラバス奏者、池松宏氏の5つのアヴェマリアから。


◆池松宏 (コントラバス):カッチーニ  アヴェ・マリア







いいですね。低音は気持ちがぐっと落ちつきます。テンポをやや遅めに設定して演奏しているので、一層安定感が出ています。


次は、金管楽器です。アメリカ、ミルウォーキー交響楽団 首席トロンボーン奏者、神田めぐみさん。グロリアから。


◆神田めぐみ(トロンボーン):カッチーニ アヴェ・マリア





美しいです。トロンボーンには、他の楽器と同様に、色々な表現の可能性がありますが、柔らかく、朗々と吹くと、

これほど、優しい音がする、ということです。


同じく金管でトランペットです。ガボール・ボルドツキ(Gabor Boldoczki)という、ハンガリーのトランペット奏者です。

グローリア~オルガンとトランペットから。


◆ガボール・ボルドツキ(トランペット):カッチーニ アヴェ・マリア





トランペットは金管セクションで最高音域を担当します。とくにその高音域では、音色が金属的、刺激的になりがちです。

緊張感を持たせないで、柔らかい高音を吹けるか?というのはトランペット奏者共通の課題です。この人は上手いです。


最後は、声楽。以前から何度も何度もご紹介している、日本音楽史上、バスからソプラノまで含めて、最も上手い声楽科だと

私は思っています。ソプラノの森麻季さんのアヴェ・マリアから。


◆森麻季(ソプラノ):カッチーニ アヴェマリア






どう聴いても完璧な演奏ですね。これ以上美しい歌い方が人間に可能であろうか?と思います。


沢山並べました。週末です。ごゆっくり、お楽しみください。

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2012.06.03

【音楽】パガニーニの予習というか、復習というか。

◆今週、3回目になりますけど

今週すでに、「パガニー二」が出てくる記事を2回書いています。

エリザベート王妃国際音楽コンクールのバイオリン部門で2位を受賞した、

成田達輝氏の記事の中で。

本選課題曲がパガニーニのヴァイオリン協奏曲第一番だったからです。

2012.05.28「バイオリン:成田さんが2位入賞…エリザベートコンクール」←良いニュースを大きく伝えましょうね。

2012.05.29 【音楽】エリザベート王妃国際音楽コンクールのサイトで成田達輝氏の本選全てを見て、聴けます。天才だと思います。

そして、今日で3回目、というわけです。

上の記事でも書きましたが、こう短期間に同じ作曲家に関わる音楽記事を3度も書くのは、

弊日記・ブログでは、かつて無かったことです。


◆パガニーニについては今までにも書きましたが、今一度。

今日の記事のタイトルは

パガニーニの予習というか、復習というか。

ですが、これはどういう意味かというと、エリザベート2位の成田氏の演奏は、

遅かれ早かれ、日本でも聴く機会がきっとあるでしょう。

今まで知らなかった方の為には「予習」です。


予習と云う言葉を使いましたが、音楽を聞くのは決して「お勉強」ではない。

しかし、パガニーニのヴァイオリン曲を全然知らないで、

いきなり、成田氏の演奏を聴いても、果たしてそれがどの程度のものか、

見当がつかない、と思うのです。


これからパガニーニが作曲した曲の演奏をいくつか載せますが、

その人達と比べて上手い下手とかいうことではなくて、まず、どんなものか知っておくと

いきなりパガニーニを聞くよりも面白いのではないか、と思います。


◆ウンチクを書くほど詳しい訳ではありませんが。

わたしは、パガニーニ研究家でもないし、自分でヴァイオリンを弾く訳でもないので、

以下は、知ったかぶりです。パガニーニに関する基本的なことはウィキペディアをどうぞ。


音楽というのは、技術的な難易度、つまり「難しさ」がその作品の、芸術的な価値と

相関関係にあるとは限りません。

演奏者にとっては「勉強になる」ものすごく高度なテクニックを必要とする曲でも、

聴く側には、全然、感動的でも面白くもない、むしろ退屈な音楽、が存在します。


しかし、ヴァイオリンで言えばパガニーニとか、ヴィエニャフスキ-などは、やはり作曲者の才能でしょうね。

高度な技術そのものが、芸術になっている、という気がします。あまり上手く言葉で表現できません。

本当は、このような作曲家の演奏は、音だけではなく、実際の演奏を「観る」と、一層感銘を受けます。

よくもまあ、ここまで難しい曲を書いた人間がいて、弾ける人間がいるものだ、と思います。

ピアノだったら、リスト(リストはパガニーニの演奏を聴いて音楽かになろう、と決心したのですね。

だから、リストのラ・カンパネラは、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番、第三楽章のテーマを使っています)や

ラフマニノフなどの、無茶苦茶難しい曲に、パガニーニのような「技術=芸術」を感じます。


私が上手く自分で表現できなかったことを、音楽ジャーナリストが書いてくれてます。

日本の新聞記者でまともにクラシックについて書ける唯一の人だと思いますが、

毎日新聞の音楽記者(今は文化部の音楽専門編集委員)の梅津時比古(うめづ ときひこ)氏が、

著書、「音をはこぶ風―クラシック談義」に書いています。

毎月一回、梅津氏が毎日新聞に書いているコラム「音のかなたへ」を本にしたものです。

随分前だとおもいますが、パガニーニについて。「音をはこぶ風」68ページから。

超絶技巧に込められたもの

パガニーニがヴァイオリン曲に刻み込んだ超絶技巧には、安易なものへの拒絶のにおいがする。

適当な技巧で美しく聞こえるような曲など望むな!弾けもしないのにツベコベ言う批評家もどきが多すぎる!と、たたきつけているよう。

実際、彼の曲を完璧なテクニックで弾かれると、黙らざるを得ない。ピチカート、フラジョレット、独自の運弓法などが輻湊(ふくそう)し、

ヴァイオリンの表現の幅を恐ろしいほどに広げている。(以下略)。

そういうことですね。

「音楽はテクニックではない。精神の問題だ」「心だ」「機械のような演奏が面白いのか」という人々に対して、

あたかも、
黙れ!そういうことは、上手く弾けるようになってから言え!

と、音楽でパガニーニが訴えているような迫力を感じます。


◆【音楽】カプリース第24番、無窮動。ヴァイオリン協奏曲第1番より。

パガニーニは無伴奏ヴァイオリンの為の「24のカプリース」という曲集をかいています。

どれもこれも、演奏を聴いて、観ているだけで、目が回りそうな難しさ。

それが24曲もあるのですが、最後の24番。変奏曲になっていますが冒頭の主題が

何故か色々な作曲家のインスピレーションを刺激するらしく、ラフマニノフを始め、色々な他の作曲家が

この主題を元に作曲していることでも有名です。

音源は、私の好きな、カナダのヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスです。

「カプリース」は1995年2009年、2回録音してます。

私は2009年を持ってます、


◆パガニーニ:24のカプリース Op. 1より第24曲







次は「無窮動」という曲で、カプリースとか、後でご紹介するコンチェルトのような、

左手ピチカートとか、オクターブの重音とか、フラジオレットとか難しい技術はないのですが、

とにかく16分音符で、一体、いつまで弾かせるんだ、というぐらい延々と続く曲です。

音質が悪くてすいませんが、今、ドミトリー・シトコヴェツキー(1954-)というヴァイオリニストがいるのですが、

その親父さんで、ロシアのヴァイオリニスト、ユリアン・シトコヴェツキー(1925-1958)の演奏です。

音源は、Art of Yulian4。上手いです。


◆パガニーニ:無窮動 ハ長調 Op.11/MS72






最後に、エリザベート・コンクールで成田達輝氏が本選で演奏し、大変な名演だった、

ヴァイオリン協奏曲を聴いて頂きます。

上手いし美人で有名なアメリカのヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンのCD。

パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ヒラリー・ハーンが引用元です。

全曲だと長すぎるから第三楽章だけ。


◆パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 第三楽章






こういう曲の名演は、本当に興奮します。

パガニーニ先生で感心するのは、伴奏のオーケストラの書き方が上手いことです。

ヴァイオリン・ソロは、絶対に埋もれないようにしながら、オケは結構大編成で、オーケストラだけが

弾く所はかなり分厚い響きがするのです。それが曲全体の印象を壮大にしています。


同じ事を繰り返しますが、音楽=技術ではなく、バッハやモーツァルトのヴァイオリン協奏曲も

ベートーヴェンもメンデルスゾーンも、チャイコフスキーもブラームスもシベリウスも

どの作曲家のヴァイオリン協奏曲も優劣を付けがたいですが、

パガニーニはパガニーニで、彼がこの世に現れなかったら、ヴァイオリンってこれほど難しい

技術が開発されなかったかもしれない。その意味でやはり大変貴重な作曲家だし、作品だと思います。

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2012.05.29

【音楽】エリザベート王妃国際音楽コンクールのサイトで成田達輝氏の本選全てを見て、聴けます。天才だと思います。

◆記事:<バイオリン>成田さん2位 新しい個性派世代の登場(毎日新聞 5月27日(日)19時27分配信)

バイオリン部門の世界最難関のエリザベート王妃国際音楽コンクール2位に入った成田達輝さん(20)の朗報に

「日本の新しい個性派世代の登場だ」と、音楽関係者からは日本の演奏界の新たな発展を確信する声が相次いだ。

繊細を極めた感受性と超越的なテクニックを持つ成田さんは、本選でも演奏したパガニーニのバイオリン協奏曲第1番が十八番。

光がはじけるような表現で、粋を極め、品格に満ち、すでに「名演奏家の芸風」を持つと評される。

3月末にフランス・ドゥエでこの曲を弾いた際には新聞批評に「偉大なパガニーニ自身だけがライバルの天才」と激賞された。【梅津時比古】

(以下省略)。(駐:色太文字は引用者による)


◆コメント:2日連続してどうしても書きたくなるほどの物凄い才能です。

拙日記・ブログは、10年続いていますが、二日連続で音楽記事。しかも同じ話題、というのは、

多分初めてです。


何故、このようなことをするかというと、成田達輝氏の才能があまりにも素晴らしく、

昨日の文章では、書き足りないからです。それぐらい、物凄い才能だと思います。

記事で色太文字で強調した部分。フランスの新聞が、

「偉大なパガニーニ自身だけがライバルの天才」

と激賞した、とありますが、確かにこれほどの大絶賛を読んだことは、ありません。


◆エリザベート・コンクールの公式サイトは良心的で、ファイナル全員の演奏全てを聴けます。

他の音楽コンクールのウェブを全部確かめた訳では無いので(何しろ、コンクールの長い歴史を考えると、

コンクールの様子をネットで世界中に配信するなどというのは「ごく最近始まったこと」なのです)、

もしかするとエリザベート王妃国際音楽コンクールだけでは無いかも知れませんが、

悪いけど、毎コン(日本音楽コンクール)の公式サイトなど、翌年になって漸く前年の各部門の

優勝者の演奏の、それもほんの一部を載せるだけなので、それと比較すると、

エリザベート・コンクールの公式サイトは、

本選に残った12人(ヴァイオリン部門だけについて書いています)全員の本選に於ける全演奏を

視聴出来る、非常に良心的で有難いサイトです。


これ↓が成田さんの本選演奏全てを1時間20分全部視聴できるページです。

Final 2012: Tatsuki Narita

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ3番。

このエリザベートの作曲部門でグランプリを獲った酒井健治氏の「バイオリンとオーケストラのための協奏曲」。

最後がパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番。

なんですが、フランスの新聞が、「作曲者自身(パガニーニ)だけがライバル」と絶賛↓理由がよく分かります。

ご覧頂くしかないですね(なお、コンクールの公式サイトではヴァイオリン部門のCDを売ってます)。


音楽の演奏が上手いか下手か、というのは演奏スタイルの好みは別としても客観的に、

「どう聴いても『上手い』と言わざるを得ない。文句の付けようがない」

というレベルがあります(成田氏の演奏スタイルが私の好みではない、と言っているのではありません。

誤解なさらないようにお願いします)。

それは、数多くの演奏に接して、「耳が肥え」てくればわかるようになりますが、

まだ、あまり聴いたことがなくて分からないと言う場合、伴奏したオーケストラ・プレイヤー達の反応を見ることです。

お客よりも、何しろオーケストラの音楽家はプロで、今までに色々なソリストの伴奏をしているので、

実はソリストにとって最も「恐い」存在です。


成田氏がパガニーニを弾き終えた瞬間、聴衆からは、殆ど満場のブラボー(これも、珍しい)と、スタンディングオベーション

が起きますが、確かにコンクールでここまで、客が興奮するのは、あまり見たことがありません。


更に、前述したオーケストラ。この伴奏はベルギー国立管弦楽団(National Orchestra of Belgium)ですが、

オーケストラというのは、ソリストが「普通」だと、ヴァイオリン、ヴィオラ奏者は楽器と弓を持ったまま、

右手の指で、左手に持っている楽器の胴体のウラの部分をパラパラとたたく「疑似拍手」になります。

「下手じゃ無いけど、特別、上手くもないね。ソリストなら、これぐらい普通だね。」という意味です。

ところが、専門家である彼らですら、本当に感心すると、ヴァイオリン、ヴィオラ奏者や管楽器の奏者が皆、

膝に楽器(と弓)を置いて、両手で客席のお客さんと同じように「本当の拍手」をします。

これは、
この人、本当に上手いな

と、プロの集団に認められている。これは本当に上手い人とみて間違いありません。

成田氏の演奏の後、ベルギー国立管弦楽団と指揮者が盛大に拍手しています。

「天才」という言葉を安易に使うと安っぽくなりますが、成田氏の場合はこの言葉を使っていい、

と思います。それぐらいのヴァイオリニストです。今後が楽しみです。

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2012.05.28

「バイオリン:成田さんが2位入賞…エリザベートコンクール」←良いニュースを大きく伝えましょうね。

◆記事:バイオリン:成田さんが2位入賞…エリザベートコンクール(毎日新聞 最終更新 05月27日 20時36分)

ブリュッセルで開かれていたエリザベート王妃国際音楽コンクールのバイオリン部門で26日、

結果発表があり、日本の 成田達輝さん(20)が2位に入った。

バイオリンでは世界最難関のコンクール。

成田さんは札幌市出身。桐朋女子高音楽科(男女共学)を経て、パリ国立高等音楽院に留学中。

全日本学生音楽コンクール中学の部全国1位、

日本音楽コンクール2位、

一昨年のロン=ティボー国際音楽コンクール2位と、

実力は早くから注目されていた。

パガニーニのバイオリン協奏曲第1番を弾いた今回の本選で、

コンクールでは珍しい「ブラボー」の渦と聴衆総立ちの喝采を浴びた。

成田さんは

「とてもうれしいです。大勢の方にお世話になったので、これからの演奏活動が少しでも恩返しになればいいと思います」

と語った。

日本人はこれまでバイオリン部門で堀米ゆず子さん(1980年)、

戸田弥生さん(93年)が優勝している。【梅津時比古、ブリュッセル斎藤義彦】


◆エリザベート2部門ですね。

約1週間前に、金環日食の原稿を書き上げて、日記とブログを更新しようとしていた矢先、

NHKが、エリザベート・コンクール作曲部門で

酒井健治さんがグランプリ、と報じたので、急いで書き直しました。

2012.05.19【速報】エリザベート・コンクール作曲部門、日本人グランプリ。/金環日食。直接太陽の方向を見るのは危険(国立天文台)

この時点で、バイオリン部門も始まっていて、今日報道された成田達輝さんが、

ファイナリスト12人に残っていると時事通信が伝えていて、ただしその時点では

ヴァイオリン部門の最終結果がいつ出るか書かれていなかったので、

毎日、読み逃さないように、私は気を付けておりました。その甲斐ありました。

エリザベートコンクールの公式サイト、現在、日本時間5月27日23時17分ですが、

ほんの少し前まではアクセス出来たのですが、どうも(多分日本から)アクセスが殺到しサーバーに負荷が

かかり過ぎているようで、一時的にアクセス出来ないのですが、

暫く経てばアクセスが可能になるでしょうから、リンクを張っておきます。
Queen Elisabeth International Music Competition

このサイトでちょこっと見たところによると今は何しろアクセスできないので記憶が

間違っていたらすみませんが、6月の始め(つまりコンクールの一週間後)に受賞者による

ガラ・コンサートがあり、ネットで中継するような話が書いて有りました。

さらに、アクセスが殺到したのは、ファイナリストの映像がこの公式サイトで見られるようになっているのです。

一部じゃないですよ。これはセミ・ファイナルかな。ブラームスのソナタなど80分の映像と音声を試聴できます。

非常に知的なヴァイオリンです。パガニーニまで聴いていたら、間に合わないので、途中で書いています。


成田達輝氏の受賞歴は記事に書いて有るとおり、毎コン2位、2010年のロン・ティボー2位、エリザベート2位ですが、

こうなると1位でも2位でも大変なことです。もんのすごいレベルの高いコンクールですから、ファイナル(本選)に3回とも

残る、というだけで、大変なことです。


この、今年のエリザベート・コンクール、ヴァイオリン部門の審査員の中には、かつて

自分がやはり2位の諏訪内晶子さんが審査員としてよばれてます。諏訪内晶子さんは、最後の1990年、

チャコフスキー・コンクール優勝から、プロフィールに書いてあることが多いですが、エリザベート2位で、

その前もロン・ティボーじゃなかったと思いますが、他のコンクール2位が続いていましたが、

繰り返しますが、このレベルのコンクールは、ファイナルに残った時点で既に十分、才能を証明されています。

コンクールは瞬間最大風速みたいなものですから、本選の日が1日ずれていたら、成田さんが優勝だったかもしれません。

いずれにせよ。ローザンヌの菅井さんといい、エリザベート作曲部門の酒井さん、ヴァイオリン部門の成田さん、といい

世間は、オリンピックばかり騒いでいますが、芸術の分野、これは本来「勝ち負け」を競うものではないけど、

どれもこれも、本当に世界の最も優れた才能が集まってくるわけで、

その中で落ちついた演奏で上位入賞を果たしている、日本の若い人達をもっと大きく取り上げて

讃えて欲しいものです。

「良い事」(スポーツ以外の)を大きく報じないのは、日本のメディアの悪い癖ですし、

日本社会の悪い癖です。無教養です。

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2012.04.29

【音楽】バッハ:「二つのヴァイオリンのための協奏曲」 を、初めて生で聴きました。

◆ものすごく久しぶりに生の音楽を聴きました。

過去に何度か書きましたが、音楽は演奏する側は勿論、体調と何よりも「表現する為のエネルギー」が

身体に満ちていないとダメですが、音楽を聴く為にも絶対に「エネルギー」が必要なのです。

私は、遷延性のうつ病患者ですが、うつ病の「症状」の根本は「身体のエネルギーが極端に低下すること」

です。

ですから、うつ病の症状が重いときはもとより、ある程度軽くなってからも音楽を聴きに出かける

気分になりません。10年ぐらい「コンサート」へ行く気がしませんでした。

数年前から、少しずつですが、たまに行けるようになり、28日(土)、非常に久しぶりに、

少なくとも311の後は、初めて行って来ました。


一般に公開されていないコンサートだったので、演奏者などに関して詳しく書けないのを

ご了承下さい。


◆初めて「ドッペル」を生で聴きました。

我ながら、今頃気がついて驚いているのですが、録音では何百回聴いたか分からない、

バッハ:「二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043」(通称、「ドッペル」)

を初めて生で聴きました。


私は26歳からヴァイオリンを習っていた時期がありますが、最後には「ドッペル」の第2ソロ・ヴァイオリンを

辛うじて、なんとか「弾いた」といってもいいかな?というぐらいになりました。


私の「努力自慢」ではありません。つまり、純粋に技術的にはそれぐらいだ、ということです。

プロになるような方は、多分、小学校に入学する前には弾けていただろう、と。

純粋に「テクニック」というか「メカニック」というか、その点では

プロにとっては、チャイコフスキーとかパガニーニとか、ヴィエニアフスキーとか

などとは比べものにならないぐらい「易しい」曲のはずなのです。



その所為かどうか分かりませんが、オーケストラ・コンサートのプログラムに

バッハ:「二つのヴァイオリンのための協奏曲

が載ることは、滅多にありません。ですから私は、いつも、
クラシックを聴き始めて40年になる。

などと自慢げに偉そうに書いていますが「ドッペル」を生で聴いたのは今夜が

生まれて初めてです。


それで分かりましたが、この曲はCDでばかり聴いているので、ソロが聞こえて当然ですが、

生だと、ソロがオーケストラに「埋もれる」つまり得てして聞こえないのです。

今日のソリスト。ソロの第一ヴァイオリンは外人さんで、ベルリン・フィルや、ロイヤル・コンセルトヘボウ

といった超一流のオーケストラに何度も呼ばれた方ですし、ソロの第二ヴァイオリンは

日本人で、やはり、長くソリストとして活躍しておられる方です。


しかし、驚きました。意外なほど、ソロ二人が聞こえないのです。

伴奏のオーケストラはこれ以上小編成に出来ないほど。つまり、

第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスがそれぞれ、
5人、4人、3人、2人、1人です。

バッハのソロ・パートの書き方にも原因がありまして、ソロ・ヴァイオリンが

後年の、例えばメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のように高音域で弾けば

聞こえやすいけど、バッハの「ドッペル」はD線といって、低い方から2番目の弦の

第2ポジションとか(良く覚えてませんが)、とにかく「楽器を鳴らし難い」音域なんです。

(私の知ったかぶりではなく、現役のオーケストラプレイヤーであるヴァイオリンの師匠が

やはりそのようにおっしゃていました。)


◆「感想文」ですから、「結論」はありません。

今日は、音楽を聴いた「感想」を文章にしているのですから、天下国家を論評する時にような

「結論」は、ありません。あえて結論らしきものを付け加えるなら、

普段は、なかなか聴きに行けませんが、生で演奏を聴いてみるのは

やはり、面白いし、大事だな、ということになりましょうか。


折角ですから演奏を載せましょう。第一楽章と第二楽章だけ載せます。


音源は、ヒラリー・ハーン(Hilary Hahn 1979-)のCD、バッハ:ヴァイオリン協奏曲集です。


バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第1楽章 : Vivace







バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第2楽章 : Largo ma non tanto








非常にテンポが速いです。ヒラリー;ハーンは1979年生まれだそうですが、

そのずっと前に全盛期を誇った名手で、ジノ・フランチェスカッティ(Zino Francescatti 1902-1991)というフランスのヴァイオリニストがいます。

フランチェスカッティも、難しいのを弾きましたが、バッハの録音を残しています。

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲(ジノ・フランチェスカッティ)
です。

第一楽章だけですが、お聴き下さい。


バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第1楽章 (フランチェスカッティ)







当然のことですが、テンポの設定により、同じ曲でも聴いた時の印象がこれほど変わります。

これは、これで、テンポは遅いけれども間延びした感じは受けません。知的で上品な演奏だと思います。


バッハは、少なくとも、私にとっては特別な存在です。別格です。

プロを目指している、生意気盛りのヴァイオリンの学生さんは
「ドッペル」なんか幼稚園で弾いたわい。

と思うかも知れません。確かに、パガニーニや、ヴィエニャフスキ作品のように(これはこれで素晴らしい作品ですが、)、

聴き手が「アッ」と驚くような派手なテクニックはありません。

音楽は、私ごとき素人がいまさら言うまでも無く「技術的に難しい作品ほど名作」ではありません。


私は、バッハのドッペル・コンチェルトや、バッハの他のソロ・ヴァイオリン・コンチェルトもそうですけど、

人生の何かを物語っている。悲しく、切ない。悲しいけれど、美しい。


そういうものを感じます。

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2012.01.29

【音楽】1月27日はモーツァルトの誕生日。ディヴェルティメント K.334

◆お詫び:最近、サボってばかりですみません。

特別に何か身内で不幸があったとか、私が寝込んだ、というようなことは

ないのですが、何だか最近、やや、エネルギー・レベルが下がっていまして、

更新する気力がないのです。

先週の水曜、木曜と、家内が風邪(インフルエンザではありませんでした)をひいて

寝込んだのですが、私はどうということはありません。

ただ、あそこから何となく日常のリズムが狂いまして、完全に戻っていないのです。

それから、世の中に問題が多すぎて、しかもいくら書いてもどうしようも無い。

それは、今までと同じなのですが、何だかちょっと疲れてきたのです。

そういう「疲れた」気分の時に記事を書くと、後から読み返すと恥ずかしいぐらい

事実の認知が歪んでいて、過度に悲観的だったり、そうかと思うと、その翌日は

やや躁状態だったりすることが多いのです。

どうしても書きたい何か、が無い時には無理して更新しないことにしました。


◆長く読んで下さっている方にはもうしわけありませんが、既出です。

アクセス解析を見ると、毎日々々、弊日記・ブログにアクセスして下さる方の約7割は

初めてのアクセスなのです。(もっとも、他は知りませんが、今使っている今年の5月12日で廃止になる、

「インフォシーク・アクセス解析有料版」は、Java Script Offだと何回目でも初回アクセスとして

認識するので、本当の所は分かりませんが)。

それに、何百回目のアクセスという有難い読者の方々も以前の私の記事を

全部覚えておられる訳がありませんから、ときどきリマインドするのも悪く無いと思います。

という訳で、全然新しいCDではありませんが、敢えてご紹介します。


◆モーツァルト:ディヴェルティメント第17番・第1番(ウィーン室内合奏団 )

モーツァルトのディヴェルティメントと呼ばれる比較的自由な形式の音楽の分野ですが、

この第17番、K.334、第三楽章のメヌエットは、俗に「モーツァルトのメヌエット」として

ヴァイオリンとピアノ用に編曲されたりして有名ですが、

他の楽章(全部で6つの楽章で構成されています)は、一般(クラシック・ファン以外)には

余り知られていないと思います。

色々な団体が演奏していますが、ウィーン・フィルのメンバーばかりの

ウィーン室内合奏団がによる、

モーツァルト:ディヴェルティメント第17番・第1番

が最も優れた演奏だと思います。


この曲は第1ヴァイオリンがやたらと活躍するというか、第1ヴァイオリンだけが

ずっと旋律を弾き続けて、他は全員ずっと伴奏といっても過言ではありません。

カラヤンなど、オーケストラの弦楽器セクション全員で演奏させてますが、

やはりどちらかというとここでご紹介する演奏のように室内楽、

つまり原則として、1つのパートを一人の奏者が弾く形式のほうが

合っていると思います。

但し、そうなると、第一ヴァイオリンにとっては「独演会」みたいなもので

かなり上手い人でなければ、聴き手にたちまちばれます。

この録音では、ウィーン・フィルのコンサートマスター、故・ゲアハルト・ヘッツェル氏が

弾いています。この方は世界中のオーケストラにコンサートマスターの神様のような方でしたが

誠に残念ながら1992年、登山中に滑落死してしまい、世界がその死を惜しみました。

それでは、音楽を。


ディヴェルティメント(第17番) ニ長調 K.334 第一楽章 アレグロ。






同・第三楽章 メヌエット







何も変わったことはしていないのに、全く文句の付けようがない流麗な、ヘッツェル先生のヴァイオリン。

聴くたびに驚嘆します。

それでは。

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2011.08.11

【音楽】怒濤のカッチーニ。

◆カッチーニの「アヴェ・マリア」だけの日です。

昨年の5月に初めて取り上げてから、これでもかこれでもか、と、様々な楽器や

歌手、或いはコーラス(アカペラ)による、カッチーニの「アヴェ・マリア」を

集めました。いい加減にしろ、と言われそうですが、たまに無性に聴きたくなります。

昨夜も書いて、しつこいのですけど、8月10日は私の誕生日なので、まぁ、

赦しておくんなさい。順不同。思いつくまま。


◆色々な演奏家による、とにかく、カッチーニのアヴェ・マリア。

近年の音楽学者の研究によると、これはカッチーニの作品ではない、とのことですが、

これは、論文じゃないから、「カッチーニのアヴェマリア」のままにします。


宮本文昭(オーボエ)・笑里(ヴァイオリン)



お嬢さんの笑里さんのデビュー・アルバム、smile [Hybrid SACD]での父娘共演。






いいですねえ。実に実に美しい。


同じオーボエ族ですが、N響オーボエ奏者の池田昭子(いけだ しょうこ)さんのアルバム、

アヴェ・マリア~オーボエ作品集から。


池田昭子(コール・アングレ=イングリッシュ・ホルン)






音域が低くなる事によって、派手さは無くなりますが、物凄く心を慰められる音で演奏なさってますね。


次はヴァイオリンです。川畠成道さん。この人は、デビューして十数年たちますけど、

学生の頃から、圧倒的に美しい音に、ハッとしたのを良く覚えています。

英国王立音楽院に留学し、首席で卒業しただけではなく、同音楽院175年の歴史で

二人目となる、スペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を授与されたすごい人です。


2007年に発売された、8枚目のアルバム、美しき夕暮れ Beau Soir から。


川畠成道氏(ヴァイオリン):カッチーニ: アヴェ・マリア







思い切り弾かないというか、控え目な弾き方の美しさが、如何にも英国風だと思います。

非常に上品だ。


同じ弦楽器群で、音域が下がります。チェロ。

N響首席チェロ奏者、藤森亮一氏の、ラルゴ--チェロ小品集IIから。


藤森亮一氏(チェロ):カッチーニ「アヴェ・マリア」







低音で演奏されると、グッと落ちつきます。どうやっても綺麗ですね。


もっと音域を下げましょう。コントラバス。元N響コントラバス奏者、池松宏氏の

5つのアヴェマリア

コントラバスで、美しい曲ばかり。お薦めです。


池松宏 (コントラバス):カッチーニ: アヴェ・マリア







しみじみと美しい。余韻に浸りますね。伴奏のハープが見事でした。同じN響の早川りさ子さんでした。


歌にします。

最初にカッチーニを取りあげたきっかけはこの人。ロシアのカウンターテナー、スラヴァ。

アヴェマリアだけを集めたアルバム、ave mariaから。

スラバ(カウンター・テナー):カッチーニ: アヴェ・マリア






男の声です。これぐらい綺麗だと、もう、性別なんか関係ないですね。

シンセサイザー伴奏なのが、ちょっと勿体無い気もしますが、まあ、面白い。

このアルバムにはストラヴィンスキーのアヴェマリアとか、ブルックナーのアヴェマリアとか色々。

面白いですよ。


次は、故・本田美奈子さん(1967-2005)。

残念なことに30代で白血病で夭逝なさいましたが、本田美奈子さんは、

アイドル歌手→ミュージカルを経て、クラシックにたどり着き

「(自分が探していたのは)これだ!」

と直感なさったそうです。既に歌謡曲やミュージカルでは地声で歌うクセが付いていますから

それを一度、全部取り払って改めて、ファルセット(裏声)で歌う声楽の勉強をしたのですから

絶対に大変だったと思いますが、驚くほどの努力をなさった。そして明らかにクラシックに相応しい

感性と声質をお持ちでした。このまま研鑽を積んでいたら、音色、音量、技術、全てにおいて、

どんどん向上なさったと思います。アルバム AVE MARIAから。


本田美奈子(ソプラノ):アヴェ・マリア







非常に上品なセンスの良い演奏だと思います。

全くの蛇足ながら、先ほど載せた、N響首席チェロの藤森さんは、本田美奈子さんの

大ファンだそうです。



楽器に戻ります。


金管楽器。トロンボーンです。アメリカ、ミルウォーキー交響楽団首席トロンボーン奏者、

神田めぐみさんのグロリア。



残念ながら、国内盤は廃盤のようですが、アメリカのAmazonにはあります。



神田めぐみ(トロンボーン):カッチーニ: アヴェ・マリア







実にふくよかな、美しい本来のトロンボーンの特性を生かしている。

トロンボーンの音は、勘違いしている方がいらっしゃいます。本来、柔らかいのです。


もうひとつ、金管。

先日、
【音楽】新しい才能の発見。ガボール・ボルドツキ(トランペット奏者)。非常に上手いです。

でご紹介したばかり。余りにも、皆さん、無反応だったので、

お気に召さなかったのかも知れませんが、これほど上手い人は最近珍しい。


ガボール・ボルドツキ(トランペット):カッチーニ: アヴェ・マリア







高音で音が堅くならないというのが、トランペットでは肝心です。上手い。


最後です。今日は完全に順不同です。私が日本音楽史上最高の声楽家と信じて疑わない

ソプラノの森麻季さんの最新アルバム、アヴェ・マリアから。


森麻季(ソプラノ):カッチーニ:アヴェ・マリア







音楽家は、自分の演奏に100%満足することは無い、といいます。

しかし、私には森さんの演奏には、「完璧」という形容詞しか該当する表現がない、と思います。

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2011.07.30

【音楽】7月28日はバッハとヴィヴァルディの命日。BWV 972=RV 230。

◆毎年同じ話、同じ曲で能が無いですが。

毎年同じで恐縮です。

これしか、思いつかないのです。

バロックの巨匠、バッハ(1685~1750)とヴィヴァルディ(1678~1741)2人の

生涯はほとんど重なっています。命日が同じ7月28日です。


バッハもヴィヴァルディも膨大な作品を残していますから、

それぞれの「代表作」を選ぶのは容易ではありません。


◆バッハは、同時代の他人の作品をかなり編曲してます。

バッハの作品番号、“BWV”(ベー・ヴェー・ファウ。Bach Werke Verzeichnis。バッハ作品主題目録番号。)

が付いていても、実は、編曲というのが、結構あります。

ヴェネツィアの作曲家、ヴィヴァルディやマルチェルロ、

同じドイツ人ですが、当時はバッハよりも人気があったテレマンらが、

他の楽器の為に書いた協奏曲を、チェンバロ独奏曲にした例が多いです。

その一つがBWV972で、原曲はヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV 230です。


本音を書くと、毎回これを取りあげるのは、このBWV 972を更に金管アンサンブル用に

編曲して、演奏している。最後のジャーマン・ブラスを聴いて頂きたいのです。

それだけだと間が保たないので、原曲→バッハチェンバロ独奏曲版を載せます。


◆ヴィヴァルディ「調和の幻想」からソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230

何度も書きましたが、CDが発明される以前、何十年にも亘って、

日本でのクラシック(厳密にはバロックですが)レコード売上げ1位は、

イ・ムジチ室内合奏団による、ヴィヴァルディの「四季」でした。

あまりにも「四季」が有名ですが、私の趣味としては「四季」(因みに「四季」は別の協奏曲集、「和声と創意への試み」

1番から12番で、「和声と創意への試み」には、その他にも多くの協奏曲が含まれています。)よりも、

この「調和の幻想」の方が良いと思います。

最近では、ヴィヴァルディなど、古楽器による、昔風の演奏が多いですが、

私は、別にわざわざそうする必要は無く、現代の楽器による「普通の」演奏の方が好きです。

引用元は、調和の幻想 サー・ネヴィル・マリナー=アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。


ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第一楽章






ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第二楽章






ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第三楽章






◆【番外】ソロ・ヴァイオリン・パートをチェロで弾いた録音。シュタルケル。

ヤーノシュ・シュタルケルという、上手いチェリストがいるのですが、

RV 230をチェロで弾いてます。他にも色々。このCDは面白いです。

Concerto Collection



ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第一楽章(チェロ版)






ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第二楽章(チェロ版)






ヴィヴァルディ:ソロ・ヴァイオリンの為の協奏曲 第9番 ニ長調 RV 230 第三楽章(チェロ版)






上手いですね。


◆バッハがチェンバロ独奏曲に編曲した、BWV 972。

はじめに書いたとおり、バッハは、他の作曲家の作品をチェンバロ独奏用に編曲していますが、

そういう作品ばかりを録音したCDがあります。

J.S. バッハ:チェンバロ協奏曲集(ヴィヴァルディ/テレマン/マルチェロによる)(セベスティエン)です。


Concerto in D major BWV 972 (after Vivaldi): I. Without tempo indication







Concerto in D major BWV 972 (after Vivaldi): II. Larghetto







Concerto in D major BWV 972 (after Vivaldi): III. Allegro







このBWV 972をチェンバロで弾いた録音は沢山ありますが、何だかやたらとテンポを落とした、

もったりとした演奏が多いのです。好みですが、私はそれらは何だか間延びしてきこえます。

この演奏はちょうど良いと思います。


◆ジャーマン・ブラス(金管アンサンブル)版、BWV 972

これは、CDもあるのですが、DVDで観て、聴いた方が面白いと思います。

Bach for Brass というDVDですが、AmazonTOWER RECORDSHMV

全てにありました。

その中からBWV 972全曲です。

演奏しているのは、ライプツィッヒの聖トーマス教会。バッハが長くここで音楽監督を務め、

バッハの墓がある所です。



Bach BWV 972 after Vivaldi Violin Conceto RV 230







一番右端で、ピッコロ・トランペットを吹いている、マティアス・ヘフス氏が、編曲もしています。

金管楽器だけによる演奏ですから当然と言えば当然ですが、原曲やバッハのチェンバロ用編曲と

比較にならないほど、音に華やかさと厚みが加わります。原曲より、こちらの方が良いぐらいの、

名編曲・名演奏です。

この他、勿論、バッハ自身の作品も沢山含まれています。

イタリア協奏曲第一楽章、「主よ、人の望みの喜びよ」「トッカータとフーガ」等々。

今まで、「所詮ラッパなんて」と思っている方にこそお薦めします。

金管楽器の表現力の大きさを知って頂きたい、と思います。

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2011.05.28

【いい話】震災2日後に「ノーギャラでも良いから、被災地で演奏したい」と言ってくれたヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス氏

◆「週刊新潮」最新号(6月2日号)に載っていました。27日(金)来日している筈。

のっけから、話が逸れて恐縮ですが、週刊新潮の全てが良いとは言いませんけれども、

多分、今の編集部には、誰か一人、クラシックにかなり詳しい人がいるはずです。

地味な欄なのですが、毎週、非常に「通好み」のコンサートの案内が書かれていたり、

通り一遍ではなくて、「あ、この人、長年クラシック聴いているな」と想像するに足る

記事なのです。


それはさておき。


今週の木曜に出たばかりの「週刊新潮」6月2日号によれば、今までに何度もしている

現役最高齢、89歳、イスラエルのソロ・ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス氏が、

今日(27日)来日したはずです。

地震と原発を恐れて、来日をキャンセルする海外の音楽家が多い中で、ギトリス氏は、

日本で演奏会を開くのに全く支障がないことを私が証明する。

と、急遽、来日を決めたそうです。東日本大震災の翌々日、いつも招聘する音楽事務所に

「大丈夫ですか?」とFAXを送ってきて、その後電話で
ギャラは要らないから日本で演奏したい。状況が許せば被災地を訪れ、音楽を届けたい。

と言ってくれたそうです。


ギトリス氏は、「そこらの」ヴァイオリニストではありません。

13歳でパリ音楽院で「1等賞」(パリ音楽院は試験で「1等賞」を獲らないと卒業できない)を獲得し、

もうベテランなんてものではないですね。文字通り世界的なヴァイオリンのソリストで、

ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、

N響、イスラエル・フィルなど、一流オーケストラにソリストとして呼ばれる名人です。

そういう芸術家がノーギャラで良いから被災地で演奏したいと。

何とも嬉しく、有難い話です。


◆確定情報不明ながら、6月1日には被災地、石巻市で弾くはずです。

これは、無料コンサートなので、普通のコンサート検索では分からないのですが、

週刊新潮によると、

6月1日に、避難所になっている宮城県石巻市立女子高を訪れ、無伴奏で演奏の予定です。

とのこと。

その後、「6日に名古屋、10日では東京でチャリティー・コンサートを開く」とありますが、

「ぶらあぼ」のコンサート検索では、今のところ、東京だけ表示されます。
イヴリー・ギトリス ヴァイオリン<イヴリー・ギトリス&フレンズ 東日本大震災・復興支援のためのチャリティーコンサート>

公 演 日 2011/06/10(金) 前売開始日---

地域・会場 東京/ 浜離宮朝日ホール 19:00

内 容



共/木野雅之vn 大倉正之助(太鼓) イタマール・ゴランp アンサンブル“フレンズ・オブ・イヴリー”

※被災者の方々を無料招待有

曲/J.S.バッハ:G線上のアリア/モンティ:チャールダーシュ 他

料金/¥5500

問/テンポプリモ03-5810-7772

ということですが、詳細は、ご確認下さい。


◆昨年12月に「ギトリス特集」記事を書いたのです。

最初にこれを書くと、本記事の主旨から外れるので一番後にしましたが、

私は、以前からギトリス氏のヴァイオリンが非常に好きでして、生で聴いたこともあります。

日記では昨年12月。半年前に記事を書きました。

2010.12.19 【音楽】イヴリー・ギトリスというヴァイオリニストの小品集です。

そこに何曲か載せてあります。

とにかく、個性的というか「個性的」を通り越してまして、今の若いヴァイオリニストの演奏では絶対に聴けない

演奏です。ちょっと聴くと分かりますが、常にテンポ伸び縮みするのです。

奇を衒っているのではなく、ギトリス氏にとっての「自然な歌い方、弾き方」をすると

どうしてもこうなってしまうのでしょう。

だから、伴奏のピアニストは大変です。余程馴染みか、天才的に勘が良い人でないと

ギトリスの伴奏はできないと思います。

引用元のCDは、プレミアム・ツイン・ベスト チゴイネルワイゼン~ギトリス~ヴァイオリン名曲の至芸です。


エルガー:愛の挨拶







余りにも有名ですけど、これほど、テンポが変わる人いないですね。

次も非常に有名なクライスラーの「美しきロスマリン」ですが・・・・。


クライスラー:美しきロスマリン







最後は前回も載せたのですが、極限的なテクニックです。


バッジーニ:妖精の踊り







ギトリス氏のヴァイオリンはこのように、個性的=ものすごくクセのある演奏で、

人によって、好みがわかれるところだとは思いますが、これほどの演奏家が、自ら、

ノーギャラで良いから日本へ行き、危険があるかもしれない被災地で弾きたい、

チャリティー・コンサートを開きたいと申し出てくださるのは、

まことに有難いことで、それはクラシック音楽がすきだろうが、なかろうが、

日本人として感謝すべきなのです。

石巻の被災者の方々が、ギトリス氏のヴァイオリン演奏を楽しまれることを

祈って止みません。

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2011.03.06

NHKは客(視聴者)のニーズを把握せよ。

◆芸術劇場という番組が3月で終わりになるそうなのです。

NHKが毎週金曜日の夜に放送していた「芸術劇場」という番組があり、

クラシックだけでは無く日本の伝統芸能など色々多岐にわたる内容だった。

私はもっぱらクラシックの時に見ていたのであるけれども、かなり「通」ごのみ

(私が「通」とは言わないが)のコンサート、リサイタルの録画などがあり

楽しみにしていて、ネット上で、Twitterの発言を見ていても、若い人にもファンが多かった。

これが終わるそうだ。


色々事情はあるだろうが、NHKは、今更言うまでもなく、スポンサーの広告収入で

経営が成り立っているのではなく、私たち「真面目な」視聴者が1年で25,000円以上もの

受信料を払っている。このため、民放のように、スポンサーの顔色を見ながら

どんなに低俗でも良いから、とにかく数字(視聴率)を取らなければならない、

と血眼になる必要はない。だから、クラシックなどという、一番人気の無い分野でも

質の高い番組を作ることができる。

こういう番組を一方的に終わりにしますから、と言われると腹が立つ。


◆NHKのYouTube監視は非常に厳しいが、視聴者(=顧客のニーズ)を認識するべきだ。

NHKには「YouTube監視担当者」がいるのではないか。

YouTubeに、しばしば、過去の貴重な映像がアップロードされる。

色々な分野に話を広げるとややこしくなるから、私の得意分野、

クラシック音楽に限って見てもそうなのである。


例えば、私の敬愛する桂冠名誉指揮者・ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏は、

フル・オーケストラを指揮するばかりではなく、自らピアノの名手だったので、

N響メンバーと室内楽の演奏を行った。

ある時期、そのような演奏のひとつ、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の

有名な第四楽章(歌曲「ます」を主題とした変奏曲になっている)の動画がアップされていたが

ほどなく、「NHKから、著作権侵害により、削除依頼があった」という趣旨のコメント

が現れ、この演奏は見て、聴くことが出来なくなった。

「クラシック音楽」という最も人気の無い分野ですら、NHKの監視は見落とさない。

他にも、アルゲリッチが別府音楽祭で弾いた、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とか

ベルリン・フィルがサイモンラトルと来日し、R・シュトラウスの「英雄の生涯」を

演奏した。英雄の生涯では全曲にわたって、コンサート・マスターのソロがあり、

東京公演の際、安永徹さんがソロを弾いた。それも全部無くなっている。


純粋に法的見地からはNHKの主張は正しい。

それは百も承知だが、NHKはこの種の「違法アップロード」が後を絶たない理由を

考えているだろうか。

こと、クラシック音楽の番組は、民放には殆どなく

(もちろん、その理由は「視聴率が取れないから」である)、

NHKだけに極めて興味深い、貴重な番組が集中しているからである。

NHKは著作権を主張する権利がある。それは認めるが「権利」ばかりを

喚くのではなく、「違法アップロード」には視聴者(=顧客)のニーズが

現れていることに気が付くべきだ。


◆NHKの著作権は分かったから、NHKアーカイブズのネット配信などサービスを向上させろ

NHKのデジタル放送のCPRMという、コピーガードを解除し、YouTubeなどにアップロードする行為は

違法である。それは分かった。分かったから、顧客(視聴者)の利便性にNHKは配慮するべきだ。


話を引き続き、クラシック音楽番組に限定するが、

前段に書いた、サヴァリッシュ氏とN響メンバーによる室内楽はほんの一例だ。


1950年代にカラヤンが一ヶ月半日本に滞在しN響を指導・指揮したことがある。

ストラヴィンスキーが、N響で自作「火の鳥」を指揮した映像がある。

これはDVD化されている。

コンサートの映像ばかりだけではない。

ある時、サヴァリッシュ氏が教育テレビの番組で、

ベートーヴェンの全ての交響曲をスコアを自らピアノで弾きながら解説する

という、企画があった。今みたら、一層興味深いであろう。


更に、以前、教育テレビでは、月曜日から木曜日まで、夕方、

ピアノ、ヴァイオリン、フルート、ギターのレッスン番組を長い間放送していた。

どの楽器も、当代きっての大先生ばかりを講師として迎えた。

ヴァイオリンでは、自らが優れたソリストであるばかりではなく、

数多くの優秀な弟子を輩出した、江藤俊哉先生が講師を務めた時期があった。

ピアノで良く覚えているのは井上直幸氏、宮沢明子氏、松浦豊明氏、中村紘子氏。

フルートは吉田雅夫氏、小出信也氏(両氏ともに、元N響首席フルート奏者)

ギターは荘村清志氏、という錚々たる顔ぶれである。


これらの映像は、東京ならば、埼玉県の川口にある「NHKアーカイブ」という

建物に行くと、見ることが出来るが、いちいち面倒で行っていられない。

こちらは(しつこいが、)1年に2万5千円もの受信料を払っている。

NHKが視聴者のリクエストに応じて、アーカイブズから昔の番組を放送するとか

ネットで、別料金を徴収しても構わないから、こちらが自由に検索して

番組を丸ごとダウンロード出来るようにする、

(現在のNHKオンデマンドは、最近の番組が多く、

しかもダウンロードは出来ず、1回315円支払って24時間しか見られない)など、

その為には様々なテクニカルな、或いは制度的、法的課題があるだろうが、

それを何とかクリアして、カスタマーのニーズに応えるのが「商売」である。

YouTubeにアップされた画像に対して「著作権侵害」を申し立てるのなら、

こちらがNHKの著作権を侵害しなくても、過去の貴重な映像を自由に見られる方法を

確立するべきだ。

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